安全のために必ずお守りください。 ご使用方法 SI-26N0A-002 警告 ● ダウンヒルあるいはフリーライド走行は走行自体に危険が伴います。 したがって予期しない転倒により重傷を負ったり死亡事故につながる 場合があります。 走行時には頭部保護具等の装着はもちろんのこと、走行前の車両点検 も十分に行ってください。また走行は自己の責任のもとにご自身の経験 と技量に合わせて行ってください。 ● HB-M810フロントハブはダウンヒル、フリーライド用に設計していま すが、走行状況によりハブ取付軸に亀裂が入り結果、軸が折れて転倒 し重傷を負ったり死亡事故につながる恐れがあります。 乗車前にハブ取付け軸に亀裂が無いかどうか十分確認し不具合を発見 した時は使用を中止してください。 ● 前車輪の固定方法と固定トルクはそれぞれの前サスペンションフォーク によって異なります。前車輪を前サスペンションフォークに取付ける 際は必ず前サスペンションフォークの取扱い説明書に示している指示 を守ってください。取扱いが適切でないと前車輪が脱落して重傷を負う 恐れがあります。前サスペンションフォークの取扱い説明書の前車輪 の固定トルクにしたがって締め付けると車輪の回転が重たくなること がありますが、前サスペンションフォークの取扱い説明書の指示にした がってください。 ● 乗車前に車輪が固定されていることを確認してください。転倒して 大怪我をすることがあります。 ● 製品を取付ける際は、必ず取扱い説明書等に示している指示を守って ください。またその際、シマノ純正部品の使用をお勧めします。 ボルト、ナット等が緩んだり、製品が破損しますと、突然に転倒して 重傷を負う場合があります。 ● 取扱い説明書はよくお読みになった後、大切に保管してください。 注意 ● 専用工具(TL-FC36) でローター取付けリング脱着時、手がローター外周 部に触れないよう注意してください。手を切る恐れがありますので保護 手袋を着用してください。 HB-M810 フロントハブ 〈組立〉 図のように軸パイプを取付け専用工具(TL-HS23とTL-FC31)を使用してロック ナットを締め付けダブルロックしてください。 TL-HB15を使用して玉当たり調整してください。 TL-FC31 軸パイプ 締付け 機能を充分に発揮させるために、次のラインナップによる使用を推奨いたします。 SAINT シリーズ TL-HS23 BR-M810 キャリパー BL-M810 ブレーキレバー 締め付けトルク : 30 - 35 N・m {300 - 350 kgf・cm} SM-RT79(M、L) ローター ブレーキパッドユニット D02S メタルパッド 車輪のスポークの編み方 スポークが図のように組まれている 車輪回転方向 ことを確認してください。 前左 ラジアル組は不可。 仕様 前右 フロントハブ モデルナンバー HB-M810 36 / 32 スポーク穴数 メンテナンス ローターの取付け 図のように分解できます。 定期的に各部のグリスアップをしてください。 注意 ご注意: ハブ体右側のカバーは 分解できません。 使用上の注意 ● HB-M810フロントハブを振れ取り台にセットするときはTL-HB15を 使用してください。 ● 車輪の回転が重たくなった場合はグリスアップを行ってください。 ● ハブの内部には注油は行わないでください。グリスが流れ出します。 ● ブレーキキャリパーの取付け台座とエンドが平行でない場合、ローター とキャリパーの接触のもとになります。 ● ローターが摩耗した場合あるいは割れ、ひずみが生じた時にはローター を交換してください。 ● 材料及び製造において生じた不具合以外の、走行中のジャンプあるいは 転倒等で発生した製品の損傷は保証しません。 ● 通常の使用において自然に生じた摩耗及び品質の劣化は保証いたしま せん。 専用工具(TL-FC36)でローター取付けリング脱着時、手がローター外周部に触 れないよう注意してください。手を切る恐れがありますので保護手袋を着用し てください。 TL-FC36 ローター取付け用ロックリング 締め付けトルク: 40 N・m {400 kgf・cm} グリス塗布 DURA-ACEグリス (Y-04110000) 製品改良のため、仕様の一部を予告なく変更することがあります。
© Copyright 2024