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Title
両室造影法による肥大心の心室中隔像左室壁動態に関する臨床的研
究 : 高血圧性肥大心を中心として
Author(s)
多賀, 邦章
Citation
金沢大学十全医学会雑誌, 92(3): 500-517
Issue Date
1983-06
Type
Departmental Bulletin Paper
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/2297/9078
Right
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，各著作権等管理事業者に確認してください。
http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/
第9 2 巻
金 沢大 学 十 全 医学 会 雑誌
500
両室造影法 に よ る 肥 大心
第3 号
50 0
-
517
( 1 9 83)
心 室 中 隔像
の
左 室 壁動 態 に 関 す る 臨 床 的研 究
:
高 血圧 性 肥大 心 を中心 と し て
金沢 大 学 医 学部 第 2 内 科 学 教 室 ( 指 導 : 竹 田 亮 祐 教 授)
邦
賀
多
章
( 昭 和5 8 年 5 月2 0 日 受付)
高 血 圧症 に み ら れ る 非対 称 性 中 隔肥 厚 の 成 因 を 知 る 目 的 で
症 群 ( 対 称性 高 血圧 症 群)
対照群
,
対 称 性 中 隔肥 厚 を 示 す 高血 圧
,
非対 称 性 中 隔肥 厚 を 示 す 高 血圧 症 群 ( 非対 称 性 高 血 圧 症群)
,
症 群 患者 を 対 象 に 両室 造 影 を 実施 し た
よ び 肥 大 型 心筋
お
心室 中隔 像 は 拡 張 末 期 で の 造 影 所 見 か ら 4 塾 に 分類 さ れ
.
対 称性
,
高 血圧 症 群 は 中隔 が 肥 厚 し て い る 以 外形 態 的 に 対 照 群 と 差 の な い 正 常 形 態肥 厚 塾 を 示 し た 肥 大 型 心 筋症
.
,
群は
中隔 左 車両 が 左 室腔 に 平 担 な い し 凸 な 三 角 形 型 も し く は 砲 弾形 型 ( 三 角砲 弾型) あ る い は 紡 錘 形塾
,
を示 し
対 照群 お よ び 対 称 性 高 血 圧 症 群 の 中 隔像 と は 明 む か
,
区別さ れ た
に
性 高 血 圧症 群 の 中隔 像 と し て 特 徴 的 な 正 常 形 態肥 厚 型 を 示 す 群 と
角砲 弾 型 あ る い は 紡 錘 型 を 示 す 群 に 分類 さ れ た
型 で あ る非 対 称性 高 血 圧 症 群 は
厚,
に
中 隔 後 壁 厚比 が 有 意 に 大
っ
中 隔 の % ･ S y S t Oli c t hi c k
圧 症群 と 善 が な か
s y st oli c
th i c k
en
群 で の 中隔 %
enin
L
,
形 態肥 厚 型 を示 す 非対 称 性 高血 圧 症 群 は
っ
たが
症 群 よ り 高 値 で あ り, %
中隔凰
,
s y st oli c
中隔
th i c k
中隔%
,
enin
s y st o li c
g
th i c k
e ninfの
および%
g
た
っ
le
後壁厚比 は血圧
･
低値 に は
,
sh o rt e n i n
gth
n
s y st oli c
en
に お い
g
性高 血 圧症 群 は
左 室 圧 負荷
,
つ
,
e
w o r
y
ds
H yp
e rt e n siv e
tr o p h y
H yp
,
こと
が 示 さ れ たが
e rt r o
心 筋 に お け る 収 縮期 圧 張 力 を 正 常 心 と 同
く 為 の 代 償機 転 の 結果 と さ れ て お り
レ
ベ
心室壁が
,
e rt r o
c a rd
io
p h ic
hy p
剖検 心 に て 心 室 中隔 厚
｡
Cli n i c a l S t u di e s
tr o ph y
H yp
T
a
by
e rt r o
k e d a)
,
B iv
ph y
S ch
.
e n
K
o ol
o n
M
,
一
左 室後壁厚比 を検討 した
S
e
p t a l C o n fi g u r a ti o n
of
M
a
g
a
,
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,
D
e
K
a n a z a w a
p
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A
,
s
y
,
m e
m
Si m
t ri c s e p t a l h y p e r
ult a n e o u s
bi v
e n
t
a rt m e n
g
e s
ら の 成 績l ) で も
正 常 者群 0 9 5
･
,
-
-
,
高血 圧 症 を 含
,
^ 方肥 大型 心 筋 症 は
一
来
a n
d
W
in S p
U ni v
,
T
e a r e
と を示 して
こ
肥 大様 式 が 対 称性 肥 大 で あ る
の
of
t
e n
.
様に
,
ki T
し は 先 天性 素因 に 圧 負荷 が 加 わ り 肥 大型
い
む 2 次性 心 肥 大 群 0 9 8 と 両 群 間 に 差 が な く 高 血 圧 症
ル に お
t ric ul a r C in e a n g l O g r a P h y :
u ni a
三 角砲 弾 型 あ る い は 紡 錘 型 の 中隔
1 乱
y o p at h y
m
肥 厚 す る 対 称 性 中 隔肥 厚 が 特 徴 で あ る と い わ れ て い
る
肥 大 型 心筋 症群
,
以 上 の 成績 よ り 高
.
gi o g r a ph y
高血 圧性 心 肥 大 は 圧 負荷 に 対 す る 適応 現 象 で あ り
一
た
っ
.
c a rd ia c
ci n e a n
ri c u l a r
対 称 性 高血
中 隔像 が 正 常 形 態肥 厚 型 を 示 す 非対 称
.
心の
像 を 示 す 非対 称 性高 血 圧 症 群 は , 肥 大 型心 筋 症 の 高血 圧 合併 な
E
て対照 猟
,
の成因が 考 えら れ る
心筋 症 と 全 く 同 様 の 肥 大 を 生 じ た 群 と 推定 さ れ る
が 有意
g
正 常 形 態 肥厚 型 の 中隔 像 を示 す 非 対 称性 高血 圧 症
過 大 反 応 を 示 す 高血 圧 性 肥大
に
sh o r t e ni n
対 照 瓢 対 称 性 高血 圧 症 群 の 両群 に て %
.
お よ び 中 隔像 が 三 角 砲 弾 型 あ る い は紡 錘 型 の 非対 称 性 高血 圧 症 群 で は 無 関係 で あ
血 圧 症 に み ら れ る 非 対 称 性 中 隔肥 厚 に は 2
gth
高 血 圧 重症 度 で 差 の な い 対 称 性 高 血圧
中隔 肥厚 が 関 与 し て い る
,
l
中隔 像 が 対 称 性 高 血 圧 症 群 と 同 様 の 正 常
.
レ ベ ル
は逆 に低値で あっ た
in g と 中 隔厚 と の 間 に 逆 相 関 が 認 め ら れ
s y st olib
,
中隔 像 が 肥 大 型 心 筋 症 と 同様 の 三 角砲 弾 型 あ る い は 紡 錘
.
肥 大 型 心 筋 症 群 と は全 く 有 意羞 が な か
たが,
対称
,
肥 大 型 心 筋 症 群 の 中隔 像 に 特 徴 的 な 三
対 称性 高 血 圧症 群 お よ び 正 常 形 態 肥 厚 些 の 非 対 称 性 高血 圧 症 群 よ り 中隔
,
･
低値 で あ
非 対 称性 高 血 圧症 群 は
.
,
B
r o ck
い
る
.
ら の 報告
2)3)
以
剖検 上 心 室 中 隔 が 左 室自 由 壁 に 比 し著 し く 肥 厚し
,
a ll
Dy
e c ifi c
I n te r
n al
er s i t y
･
n a
R ef
M
e
m
ic
ere
in L eft V
s
c e
n
dici n
e
en
t ri c u l a r H y p e r
t o H y p e r t e n si v e
( ⅠⅠ) ( D i r
,
ec
-
C a r dia c
t o r : P r of
･
R
･
両 室 造 影 法 に よ る 肥 大 心 の 臨 床 的研 究
て い る 点 に 特徴 が あ る と さ れ た
開 発に 伴 い
の
4r5)
能とな り
的に
エ コ
心
,
ー
図
撮影)
非観血 的に 壁厚の 観察 を行う こ とが 可
,
H
,
その後
.
e n re
6)
ら
y
A b
,
ら7 ) は 心
a s si
エ
コ
も 剖検 所 見 と 同 様 に 心室 中 隔 が 著 し く 肥 厚 し
対象と した
心
･
歳
1 の 如く
1
とが 肥 大型 心 筋症 の 特 徴 で あ る と 報 告 し
にお
心
,
コ
ー
図
け る 非 対 称性 中 隔 肥 厚 の 所 見 に よ り 肥 大 型 心 筋 症
可能で あ る と した
の 診 断は
及 と共に
正 常 乳幼 児
,
,
に
血 圧 性心 疾 患
図法の 普
ー
更に は虚血 性心 疾患
も肥大型心 筋症 と同様
や高
っ
た
し て は4 %
4
∼
5 % と 諸 家1 4
卜1 別
に
そ の 成区
l に 関 して も種々 の 議論が な され
に お
け る 特 異 な 圧 負荷 適 応 と 考 え 高 血 圧 性 心 肥 大 の 1
型とす る意見
20) 21)
と
,
見解 に
い
至
,
る と は 言えな
て い
っ
卜 2 6)
い
.
が
,
今日 な お
一
c a rd i o m
c
o
y
高血 圧 症
,
対
ab l e
c o n t r ol
H g
m
定の
,
al
pt
se
h yp
.
M
圧 症 群 (h y p
t
ro
p
10
m
H g
2
.
-
H T
-
H g
m
年齢47 1
wi t h
a s
y
m
e t ri c
m
pt
se
.
al
w
o od
2 9)
ら の 方 法 を 改 変 し被 検
60 度と し
石室 に N I H 7 号 も し く
.
法
∼
,
両カ テ
,
テ
ー
,
ル
テル を挿入 し た
ー
テ )L を
ー
/
斜位 の 徴調 節 を 行 い 至 適 斜 位
を Y 字 管 で 注 入 器 に 連 結, 約
m
m
H g)
D B P
8
46 0 士 9 7
128 ± 10
76 ± 7
S I1
3 9
3 0
9
47 1 士 9 O
168 士 27
9 8 士 14
A S H
1 7
1 4
3
52 9 ± 7 4
159 士 16
91 士 10
2 5
21
4
45 7 士 9 2
125 士18
75 士13
C
C O n t r Ol
=
,
H T-S H
=
h y p e rt e
.
.
.
.
.
n si o n
w
ith
s
m
ym
et ri c
h y p e r t e n si o n w it h a s y m m e t ri c s e p t a l h y p e rt r o p h y
H C M
O p a th y
M ニ m al e F = f e m al e B P = bl o o d p r e s s u r e ( m m H g) S B P
( r n m H g) D B P = di a st o li c b l o o d p r e s s u r e ( m m H g)
V a ltl e S a r e m e a n ± S D
=
,
,
,
,
.
,
.
se
=
=
,
少量の 造
.
1 6
.
-
た
S B P
.
e r
っ
(y r 由
.
h yp
.
比 較検 討 を 行
,
e
0 歳) と
A S H 群) 1 7 名 ( 血圧 1 5 9 ±1 6/ 9 1 ±
2 4
,
.
年 齢 5 2 9 ± 7 4 歳) の 2 群 に 分 類, 計 4 群
,
方
と した後
-
非 対 称 性 中 隔肥 厚 を 示 す 高 血
の
両 室 同時 造 影 は R e d
右冠動脈 2 方向
sy m
群) 39 名
±9
.
,
F
r e vi a ti o n :
AS H
wi t h
M
H C M
A bb
e rt e n si o n
h y : 以下 H T S H
BP (
-
± 1 0/
高 血圧 症 群
.
a t e ri al s
C
-
.
-
m
e r t e sti o n
h y ; 以下 H T
m
に つ い て
A g
H T
.
.
ert r op
影 剤 を 用 手 法 で 注入 し
l
e r
群 と 略) 2 5 名
以下 C 群) 2 4 名 ( 血 圧 12 8
;
左 室 に p i g t a i1 8 号 カ テ
,
,
年 齢 4 5 7 ±9 7 歳) ,
,
は 石 室 造 影 用 に 試 作 し た p i g t ai1 7 号 カ テ
5 方向
∼
H g
m
.
者 を 左前 斜 位 4 0
.
; 以下 H C M
y
m
年 齢 4 6 0 ±9 7 歳) で あ る
.
象
冠 動脈 造 影 ( 左 冠 動脈 3
T
m
中 隔/ 後 壁 厚 比 ≧1 3
み ら れ る 非 対称 性 中隔肥
に
a th
p
± 13
( 血 圧 1 6 8 ±2 7/ 9 8 ±14
対 象お よ び方法
.
hi
et ri c
m
著 者 は 両室 同時 造 影
厚の 成 因 な ら び に そ の 意義 に 閲 し 考 察 し た
1
p
隔肥 厚 を 示 す 高血 圧 症 群 ( h y p
心 室 中隔 を 含 む 心 室 の 肥 厚 形 式 お よ び 左 室 局
る 成績 と 比 較 し
.
よ び 心 疾 患 を 疑 い 諸検 査 を 行 い 心 機能 正 常 と 判 定 さ
対 称 性肥 厚 を 示 す 高血 圧 症 や 肥 大 型 心 筋 症 に お け
,
.
.
所 壁 動 態 よ り 非 対称 性 中隔肥 厚 を 示 す 高 血圧 症 を検 討
し
年 齢 4 9 0 ± 8 8 歳)
,
を 両 室 造 影 所 見 よ り 中 隔/ 後 壁 厚比 < 1 3 の 対 称 性 中
多岐に わ
,
テ ル 検査
.
れ た 対 照 群(
非 対称 性 中 隔肥 厚 が 肥 大 型 心 筋
2D ほ l) 24
た る 検討 が な さ れ て い る
を用
o
76 ± 7
症 に 特異 的所 見 で あ る と の 従 来の 立 場 を 重 視 し 肥 大 型
2 2 2 3)
心 崩症 の 高血 圧 合併 と す る 意 見 ) が あ り
高血圧
,
ー
非 対 称 性 肥 厚 を 認 め る 肥 大 型 心 筋 症 群 (h y p
お
高血 圧
,
H g
m
拡 張期 9 0
,
を満た し
既 往 歴 を 有 す る 高 血圧 症 群 56 名( 心 力 テ
tr
ま
.
H g
m
の
m
.
,
そ の 頻度 に 関
,
よ り 様々 で あ る
た
.
H g 以 上 の W H O 高血 圧基準
( 血 圧 1 2 5 ±1 8/ 7 5
3)
らの 最初の 報告 か ら認め ら れ
m
2 7)
m
.
r o ck
.
m
の
井 対称性中 隔肥厚 を 示 す 高 血圧 症 患 者 の 記 載 は
B
外 来 時血 圧 が 収 縮 期 1 6 0
,
平 均 4 7 7 ±9 2
,
疾患 別 内 訳 は , 表
.
症 と 診 断 な お か つ 両室 造 影 に て 中 隔/ 後 壁 厚比 ≧1 3
性中 隔肥 厚 を 示 す 症 例 の あ る こ と が 報 告 さ れ る よ う に
な
女性24 名で ある
,
わ が 国の 特 発性 心 筋 症 診 断の 手 引2 8 ) に 基 き 肥 大 型 心 筋
非対称
の
年 齢 は 24 歳 か ら 6 7 歳
.
時血 圧 1 6 4 ±2 1/ 9 5 ±1 1
各種 の 先 天 性 な
,
1 2) 13)
ら び に 後天 性 疾 患
1 4 卜 16)
エ コ
9)
,
1 0)1 1)
しか し心
｡
運動選 手
8)
両室
,
男性 81 名
,
室中隔/ 左 室 後 壁 比 1 3 以 上 の 非対 称 性 肥 厚 を 示 す こ
エ
冠 動脈 病 変 の 存 在 を 否定 し た 上
,
造影 を 実施 , 解 析 可能 な 両 室造 影 が 得 ら れ た 1 05 名 を
図学
ー
を行い
501
pt a l
h y p e r tr
o p hi c
h y p e rt r
S y St Oli c
bl
o
o od
ph y
,
H T
c a r di o m
p
-
-
y
re s su r e
502
50
∼
60
l の 造影 剤を 20
m
l/ 秒 に て 両 室 に 注 入
m
メ ン ス 社製 シ ネ ア ン ジ オ 装置 C
35
m
l シ ネ フ イ ル ム 60
コ
a rd o sk o
-
p
U
を用
/ 秒 に て掘 影 し た
マ
両 室 造影 像 の 検 討 は( 図 1 )
シ
,
ー
e r v e n t ri c u l a r
t
sep
u
以 下 I V S)
:
m
左室後壁
,
隔
Se
l eft
v e n t ri cl e
1/3
点 を 左 室 後壁
; 以下P W )
また
.
とし
,
心 室中
,
A- B 問 を 心室 中 隔 の 長 軸 方 向 の 長 さ (以 下
の
pt
all o f
w
収縮末期 に壁 厚を測定 した
拡張末 乳
.
交 叉 点 A と 両 室 心 尖端 部 2 等 分点 B 間 の 中 点 を 心 室
中隔(i n t
st e ri o r
(po
心 室 中隔 の 両室 流 出 路
,
僧 帽 弁 輪下 緑 と 左 童 心 尖部 の
の
い
all e n
定 を行
g t h)
た
っ
と考 え
拡張
,
収縮 両末 期 に お
,
い て測
.
心 収 縮 に お け る 左 室 壁 の 局 所 壁 動 態指 標 と し て 壁厚
の
収 縮 期 に お け る 増 加 量 ( 以 下 s y s t o k i c t hi c k e ni n g)
お
よ び増加率 ( p
S ep
t
all e n
Sh o rt e nin
i n g)
1
d i a st o li
p
S
R
.
e
C ula r
in t e
p
r es e
p
n
ci n e a n
t a ti o
gi o g
r v e n t ri c ul a r
o s t e ri o r
V e n t ri cl e
Fi g 2
,
w
PM L
,
A
.
f
o r m
f
o r m
a ll
=
,
n
r a
pt u
s e
=
ra
al
r m
m
ri
=
p
f
,
=
S
p
m
=
1 e ft
i rt al l
c o n
,
r e v i a ti o n
N H
o n
=
r m
.
,
e af
l et
fi g u r a ti
fo r m
in d l e f o
b i v e n t ri
s : ⅠV S
･
y
n es s
s y st oli c
e nin
y st
g/
oli c
S t Oli c
4) p
th i c k
l
e r c e n t s y s t oli c s h o rt e n
-
m
)
m
(m
g
S y St Oli c
=
e ni n
d i a s t oli c t h i c k
m
(%)
g
=
di
S
=
kn
ess
y St
Olic
lOO
n e ss X
)
th i c
a st oli c
le
n
g th
-
gth
s y st oli c
t
e rc e n
並びに
.
th i c k
sh o rt e nin
e n
(
g
g)
e nin
s h o rt e n i n
g
(% )
=
S y S t Olic
=
v e n
v e n t ri cl e
t
gh
hic
o r m
u lt a n e o u s
A bb
P W
.
O St e ri o r
p
gi o g
si m
hy
p
RV
,
n O r m
S fo
of
n
s
e nin
e rc e nt
th i c k
3)
c
th i c k
th i c k
け る 短 縮 量 ( 以 下 s y st oli c
お
よ び短縮 率 ( p
お
s y st oli c
)
2)
.
g)
s y s t oli c
er c e nt
収縮期に
の
を次式の 如く算出 した
-
Fi g 1
g th
t ri c
L V
.
of
n O r m
=
ula r
1 e ft
Sh
g/d i a
o rt e n i n
心臓 カ テ
ー
テ
ル
( 右 前 斜位 30 度
i n t e r v e n t ri c ul a r s e p t u m
al f o r m
w it h s e p t al h y p
a
t
st oli c
検査時
l
,
en
gth X l
OO
両 室 造 影 と と も に 左 室 造影
左 前 斜位 6 0 度) を 行 い
,
e nd
ert r op
hy
- d i a s t ol e
,
TS f
o r m
.
A bb
=
t
,
右前 斜位
r e v i a ti o n s :
ri a n
gl e
o r
N
s h ell
両室 造 影 法 に よ る 肥大 心 の 臨床 的 研 究
健か ら K
e n n ed
らの
y
-
a re a
1
e n
3 O)
g th
法
収縮 末 期 で の 左 室容 積 を 算 出
瓢
また
.
キ
,
した
心 拍 出係 数
,
ト法 に よ る 色
ッ
2)
績
特徴か ら 4 型 に 分 類 さ れ た ( 図 2)
e rt r o
3)
拡張 末 期 の 中隔 像 は 形態 的
,
ab l e
2
A
.
gi
n
o
v e n t ri c ul a r
g
ph i c
r a
s ep
t
: 以下 N H
ph y
m
f
c o n fi g u r a ti o n
of
in t er
拡 張末 期
:
心 室中隔の
f
o r m
it h
w
s ep
形態的に N 型
,
.
三 角 形 塾 な い し砲 弾 形 塾 ( t ri a
gl e
n
o r
s h ell
; 以 下 T S 型) : 中隔 肥 厚 が 顕 著 で 肥 厚 部 位 が 中
o r m
全体の形が三 角形な い し砲
,
前 2 型 と 異 な り 左右 中隔面 が 平行 せ ず
,
中 隔左 室 面 が 左 室 腔 に 対 し平 坦 な い し 凸 を な す も の
-
4 ) 紡 錘 形 塾 (s pi n d l e f o
u rn
al
t
型) : 拡 張 末 期 に お け る 中 隔
隔 の 中部 か ら 下部 に あ り
.
al
o r m
以上 と肥厚 して い る以外
m
弾形 を 示 し
T
型)
以 下 と 薄 く,
.
と差 の ない も の
て 心 室 中 隔 は 両 心 室 間 に 細 長 い 陰影
お い
両室造 影 に
欠 損と し て 描 出さ れ た が
; 以下 N
m
m
正 常 形 態肥 厚 型 ( n
摩が 10
両 室造 影 に よ る 心 室 中 隔像 の 検 討結 果
.
fo
In
中 隔左 童 画 が 左 室腱 に 凹 を な し て
,
るもの
い
h yp
1
al
m
し軽度な凸 をな し
.
成
o
右 童 画 と 左 室 面 が 平 行 し 中隔 が 全体 と し て 右 室腔 に 対
,
回 心 拍 出係 数 を 算 出
一
,
正 常型 ( n
中隔中部壁厚が 10
で の
の値 を体表面積
こ
,
心拍 数 で 補 正 し
ベ
ュ
素希 釈法 を 用 い 心 拍 出量 を 測 定
1)
両 末期 で の 容 積 よ
,
り駆 出 分画 を算 定 し た
従 い 拡張 末
に
503
,
.
: 以 下 S 型) : T S 型 と
r m
同様 中 隔 左 室 蘭 が 左 室 腔 に 対 し 平 坦 な い し 凸 で あ る
N
N H
TS
S
24)
24
0
0
0
の
3 9)
6
33
0
0
の
1 7)
0
7
9
1
が 肥 厚 部位 が T S 型 と 異 な り
,
C
H T
S H
H T
-
(
n
(
n
A S H (
-
=
=
=
n
.
各疾患群
た
H C M
(
2 5)
=
n
0
0
22
3
に
fo
e vi a ti o n s :
w it h
r m
S h ell
f
T
or m
N
s ep
,
S
a bl e
al
t
.
al
fo
A
r m
h y p e r tr o ph y
dl e f o r m
S pi n
=
3
n O r m
=
6 例が N 型
TS
N H
=
n O r m
=
t ri
an
gl
e
al
H T
,
33 名が N H 型 と
C
,
,
o r
た
方 H C M 群 ( 2 5 名) は
一
.
22 名 が T S 型
,
o
g
r ap
hi
c
m
v al u e s
e nt
e a su r e m
i
4 gr
n
o u
p
D i a s t o li c t h ic k n e s s ( m m )
王V S
P W
S y s t olic t h ic k n e s s ( m m )
ⅠV S
P W
D i a s t oli c t h ic k n e s s r a ti o
I VS / P W
S y s t olic t h i c k e n i n g ( m m )
ⅠV S
P W
% s y s t olic t h ic k e n i n g ( % )
ⅠV S
P W
S y s t olic s h o r t e n i n g ( m m )
S e p t al l e n g th
% sy s t olic s h o r t e ni n g ( %)
S e P t al l e n g th
r e v i a ti o n s :
V al u
e s
in d l e f
a r e
の両群で
3 名が
,
s
H T
⊥
SH
H T
r
AS H
A S H
-
H C M
N H
Sp
群 ( 3 9 名) は
S H
-
は 全例 心 室 中 隔 の 左 室 面 が 左 董 腔 に 凹 な 中隔 像 を 示 し
H T
O r
S H
H T
S 型 と 全例 左 室 中 隔面 が 左 室腫 に 対 し平 担 な い し 凸 で
C
Abb
-
.
gi
n
,
,
お け る拡 張末期中隋形態 を表 2 に 示 し
C 群 ( 2 4 名) は 全 例 N 型
.
,
Ab br
中隔 中部 に 限局 し中 隔
,
下 部 が 中部 に 比 較 し薄 く 全体 の 形 が 紡 錘形 を 示 す も
o r m
m e a n
±
S D
.
S
o r
8 1±1 1
臥7 士 0 8
1 1 6 士1 8
1 0 7 ±1 3
1 9 9 ±3 1
1 2 3 士1 3
2 0 0 士2 9
1 0 8 士1 5
1 7 3 士0 9
1 2 0 士0 6
21 9 士2 5
1 2 5 土1 6
13 1±1 8
1 4 8 ±1 8
1 7 6 ±3 3
1 8 4 士2 9
2 3 2 士2 9
2 1 9 士3 3
2 1 2 士1 4
1 8 5 士2 5
2 2 4 士2 2
2 2 4 士3 2
23 9 士 3 2
21 6 士 3 4
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
0 9 3 士 0 1 0 1 0 8 ±0 1 0
.
.
.
,
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
6 3 土1 6
7 2 土2 0
53 士1 5
72 ± 20
1 9 ±1 4
7 9 ±2 0
7 士6
7 2 士1 8
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
1 0 0 士3 3
1 5 8 士5 9
2 8 ±7
26 士9
20 ±8
18 ±6
2 6 士5
pt
se
se
.
al
pt u
m
.
.
h y p ert r op h y
P W = 1 eft
,
.
.
.
.
T S
,
.
or
S
.
=
v e n t ri c u l a r
t ri
p
a n
.
.
1 0士 9
74 士 2 3
9 7士 4 5
.
gl
e
.
1 9 士 乙2
9 1 士 乙8
3 1 士1 0
8 5 士2 0
1 2 2 士5 8
.
.
.
5 1 士1 4
1 0 5 士3 0
1 5 2 ±6 2
.
.
.
.
1 6 8 士5 5
.
.
.
1 3 士1 4
7 7 ±1 8
.
.
.
3 2 士2 0
9 7 ±2 9
.
.
.
.
.
6 0 ±2 0
7 6 士2 2
.
.
1 6 1 士0 2 0 1 8 7 士0 3 3 1 4 3 士0 0 7 1 7 2 士 0 1 6
5 1士1 2
6 1±1 6
N H = n O r m al f o r m w it h
I V S = i n t e r v e n t ri c u l a r
,
TS
.
.
1 6士7
s h ell
o r
o s t e ri o r
w
all
fo
r m
,
504
lVS Td
* *
*
■ ｢■
■
■
｢
(
m
｢
)
m
C
H
T
H
S
-
P
N
NS
*
* *
NS
l
ll
｢
H T
A S H
H
N
H C M
H T
Fi g 3
･
Di
･
a st o li c
( P W T d) i n 4
Th
e
*
* *
b
A bb
a r
g
th i c k
r o u
=
n
=
.
of
n e ss
s
T S o
A S H
-
i nt e
rv e n
a rd
d
rS
C
ri c ul a r
se
pt
ul
ti o
th
e
m
t
H T
( ⅠV S T d)
S H
-
a nd
C
l e ft
d
st a n
e
e via
of
n
v al u e
e a n
･
N
H C rV I
A S H
v e n t ri c u l a r
S t a ti sti c al d iff e
,
C O n t r Ol ･
H T-S H
wi t h
m
o n
wi t h
a sy m
s ep
t
al
h yp
=
et ri c
h y p e rt r
o
p
e r t e n si o n
pt a l
se
hy
,
hy p
TS o
wi t h
S
r
s
ph y
ert r o
ri a n
t
=
y
m
H
H T
･
o st e ri o r
p
r en c e
*
;
*
TS o
A S H
s
r
w a 11
p <
e t ri c
m
H CM
,
0 02
.
gl
s ep t al
h y p e r t r o ph y
H T
h y p e rt r o p h i c c a r d i o m y o p a t h y
O r S pi n d l e f o r m
s h e11 f o r m
e
=
o r
,
H T
群( 17 名) は
H T S H
-
,
●● ●
■
l l
■
,
.
lV S Td/ P W
N H 型 中隔 像 を 示 す 症 例 は
AS H
-
,
,
●●■
.
-
.
th
=
h y p e rt e n si
O rm
al f o r m
認 め られ な か っ た
H T
｢
.
左 室腔 に 凹 な N 型
,
p
r es e nt s
p
0 01
r e vi a ti o n s :
A S H
N H
-
あり
re
p <
Td
W
S
■
れl
■
■
l l
■ ■■
l
1
1
群 の 中隔 像 と し て 特 徴 的 な N H 型 中 隔 像 を 示 す 7 名
と
H C M
,
群 に 特異な中隔像で ある T S 型申隔像 を示
･
す 9 名
H T
-
S 型 中隔 像 を 示 す 1 名 に 分 類 さ れ た
,
A S H 群 に つ い ては
そこで
.
像 の 群( N H 型 H T A S H 群) と
H CM
-
,
型 H T A S H 群) と に 分 類 し
,
左室後壁 ( P W )
,
の
C
心 室 中隔 中郡 お よ び 左 室 後 壁 の 拡 張
･
収縮両
Fi g 4
･
-
k
A S H
あ
っ
がなく
た
,
H T
H T
-
-
H T
,
,
また
両群 は H T S H 群 に よ り 有 意 に 大
-
A S H 群と H CM
,
T S
o r
群 との 間 に は有意羞
o r
S
型群 に 分
S 型群が 有意に 大で あ り
その 値はH C M 群 と差が な か
っ
た
,
P W ; 以 下 P W T d) は
,
,
O
l eft
c
t
SH
hi c k
H C M
n e s s r a ti o
v e n t ri c u l a r
of
T S
rv
e n t ri c ul a r
i nt e
o st e ri o r
p
N H
a Il
w
or
S
(I V S T d/
.
c e
;
*
*
p <
=
0 02
.
*
,
*
*
=
.
,
H C M
の
H C M
-A
両群 に 比 較 し て も 大 で あ
た
っ
H TLS H 群 と
.
群 と の 間 に は 有意差 を 認め ず
S H
群と T S
,
N H 型 H T
S 型 H T- A S H 群 と の 比 較で も TS
o r
S 型 群 が 大 な る 傾 向 を 示 し た が 統 計 学 的 に は 差が
O r
なか
た
っ
3)
.
拡 張末 期 心 室 中隔/ 左 室後 壁 厚 比 ( 図 4 )
P W T d) は , C 群 0 9 3 ± 0 1 0
.
st oli c
図 3 右 の 如 く}
が C 群 よ り有 意 に 大 で あ り H T
t
日 m
拡 張 末 期 で の 心 室 中 隔 中部/ 左 室後 壁 厚比 (ⅠV S T d/
.
拡張 末期 左室 後 壁 群 ( 図 3 右)
左 室 後壁 ( P W ) の 拡 張 末期 壁 厚 ( d i a
Of
･
a st o li c
H T- S H
A S H 群 を N H 型群 と T S
類して の 比較 では
2)
,
3 群 が C 群 よ り有意に 大 で あ り
H C M
,
.
の
は
S 日
D i a st oli
m
.
で の 拡 張 末 期 壁 厚 ( di
I V S : 以 下ⅠV S T d )
H CM
,
H T- A S H
で
of
n es s
･
P W T d) i n 4 g r o u p s
S t a ti s ti c a l d i f e r e n
p < 0 01
､
J
H T
,
pt u
S e
拡 張 末期 L 室 中隔 厚 ( 図 3 左)
心 室 中隔 中 部 (ⅠV S )
th i c
T
壁厚 お よ
.
1)
･
S
o r
末 期 で の 壁 厚並 び に 拡 張 末期 で の 中隔/ 後 壁 厚 比 を 示
した
む
●
び 壁 厚比 に 関 す る 検 討結 果
に
⊥
十
.
心 室 中 隔 ( ⅠV S)
表3
T
両型 の 比 較検 討 も 合 わ
-
.
′
群 と 同様 の 中
隔 像 で あ る T S 型 も し く は S 型 中隔 像 の 群 ( T S
2
T
r
-
同 様 正 常 形 態 の ま ま 中 隔 肥 厚 を 来 た し た N H 型 中隔
せ 行っ た
ヰ
･
中 隔像 に 従 い H T S H 群 と
,
-
AS H
,
th i k
n e ss
肥 大心 3 群
群 は H T-S H
H T
A S H
あり
-
.
,
H T - S H 群 1 08 ± 0 10
.
群 1 6 1 ±0 2 0 H C M
.
.
,
群 1 87
.
±0
33 の 順で
各群間 に は有意差が認 め られ H T- A S H
,
両群 は
,
C
,
H T-S H
群 に比
べ
有意 に 大で あ
,
.
.
っ
,
た
H CM
,
H T
両 室 造 影 法 に よ る 肥 大 心 の 臨 床 的研 究
←
AS H
両群 問 の 比 較 で は
H C M
,
群が 有 意に 大 で あ
N H 型群と T S
.
た
T S
,
I V S T d/ P W T d は
有意 に 大
3
.
S 型 H T
o r
-
H
血圧
A S H 群の
群に
た
表4 は
関係に つ い
a bl e
4
･
C
C O n t r Ol
o r r el a ti o n
a n
d
b et
H T-S H
g
Ⅹ
w e e n
r o u
P W T d)
,
bl
D BP
M B P
A bb
o od
p
A S H
-
置し て い た
H T
-
o od
両者は C
,
0 66
=
.
AS H
p
,
,
0 0 1)
p <
H CM
,
r ess u re
.
a nd
w
all
t hi
E q
u a
.
以下
:
H T
-
SH
と 有意
両群に お ける各
H T S E 群 に て 求め た 回
-
,
群 の 各 症例 は
,
中 隔像 が N H 型 を 示 し
,
回 帰 直線 の 最も 近 く に 位
.
P W T d と S B P と の 関係 で も 図 6 右 に 示 す 如 く
r e ss u r e
R
e
g
IVS Td
Y
=
P W Td
Y
=
I VS T d / P W T d
Y
=
I VS Td
Y
=
P W Td
Y
=
I VS Td / P W T d
Y
=
I VS Td
Y
=
P W Td
Y
=
I VS T d / P W T d
Y
=
kn
c
e ss
a n
d t hi
kn
c
e s s
r a ti o
i
,
C
n
,
r e s si o n
0 0 50 Ⅹ +
ti o
n
2 6
r
v al u e
P
0 66
< 0 01
0 0 29 Ⅹ + 5 5
0 60
く0 0 1
0 0 02 1 X + 0 7 1
0 52
< 0 01
0 090 X + 2 2
0 66
< 0 01
0 067 X + 3 9
0 71
<
0 0036 Ⅹ+ 0 71
0 5 3
< 0 01
0 077 Ⅹ+ 1 8
0 67
< 0 01
0 044 Ⅹ+ 5 1
0 61
< 0 01
0 0031 Ⅹ+ 0 68
0 53
< 0 01
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
0 01
.
.
.
S B P
S y St Oli c bl o o d
D B P = di a s t o li c bl o o d p r e s s u r e
p r e s s u r e ( rn m H g)
H g) I V S T d = di a s t oli c th i c k n e s s of i n t e r v e n t ri c ul a r s e p t um ( m m ) P W T d = di a st oli c
th i c k
n e s s of l e ft v e n t ri c u l a r p o st e ri o r w all ( m m )
(
r e vi a ti o n s ‥
.
,
拡 張期
s
p
Y
S BP
･
帰直 線 よ り 上 方 に 位 置 し た が
た H T
よ び 壁厚 比 (ⅠV S T d/ P W T d) と 血 圧 と の 関 係 を 表 わ
T
･
症 例 の 測 定値 は い ず れ も C
.
の
拡 張末 期 に お け る 壁 厚(ⅠV S T d
,
0 0 50 Ⅹ 十2 6 ( r
=
正 相関を示 した
の
て の 検 討結 果
お
Y
て
,
ず れ も 有意の 正 相 関を 示 し た
い
S B P ) と の 関 係 を み る と( 図 5 左)
-
っ
平均血 圧 の
,
I V S T d と 収 縮 期 血 圧 ( s y s t oli c bl
o r
群 は H T S H 群より
血圧 と 拡 張末 期 壁 厚 お よ び 壁 厚比
H T-S H 群 に お け るI V S T d
,
,
群 の I V S T d/ P W T d と 有 意
-AS
C
.
P W T d お よ び I V S T d/ P W T d は 収縮 期血 圧
N H
,
.
群よ り有意に 小 で あ
H CM
,
T S
H C M
,
N H 型 H T
,
群 を 中隔像 か ら
.
,
した 成績 で あ る
.
S 型 群 1 7 2 ±0 1 6 と T S
o r
S 型 群が 有 意 に 大 で あ り
差 を認 め ず
0 02 に て H C M
p <
,
H T- A S H
.
S 型群と に 分 けて検討 する と
o r
型群 1 4 3 ± 0 0 7
.
っ
5 05
m
m
=
,
,
,
.
lV S Td
●
∴
●
･
･
.
100
Fi g 5
･
Sep
b et w
▲
,
150
C
･
t
▲
▲
u m
e en
2
o r r el a ti o n
b et
(ⅠV S T d)
a nd
th
e m
in
H T- A S H ( T S
c o
o
S B P
( n w H g)
0
s y st o li c
1 00
加0
1 50
bl
S B P
( m m H 9)
o o d p r e s s u r e ( S B P) a n d d i a st oli c t hi c k n e s s of i n t e r v e n t r
i c ula r
( P W T d) S olid li n e r e p r e s e n t s t h e li n e r r e g r e s si o n a n a l y si s
n t r ol a n d
H T - S H g r o u p s 0 C O n t r Ol ; △ H T - S H ; 奥 H T A S H ( N H f o r m ) ;
r S f o r m ); ●
H C M
w
ee n
p
o s t e ri o r
all
w
.
-
.
,
.
,
,
,
506
-
･
ぼ
致 ない しやや上方
一
H CM
位 置 し, ⅠV S T d で 見 ら れ
に
群 と 差が な く
th i c k
っ
th i c
た
c k e ni n
は
g
N H
,
-
,
た 如 く 回 帰 直 線 か ら 大 き く 偏位 す る 症 例 は 少 な か
t hi
型中隔像の H T A S H 群 よ り有意に 低値 であり
-
,
s y st oli c
型を 示 す H T - A S H 群の
S H 群 に お い て 両者 は 有意 の 正 相 関 を示 した
H T A S H
H C M 両 群 の 各測 定 値 は こ の 直線 上 に ほ
H T
H T
,
S H 群 と差が な か
g
e nin
2 5 ± 15 2 %
g ( 図 7 右 上) は C 群 6
,
-
っ
s y st oli c
.
･
,
S y St Oli c
た %
e nin
k
は
N H 塾 H T- A S H 群 の
H T S H
-
■
,
,
.
C
H T
,
P W T d と の 関係 を 同
の 勾酉
己よ り 大 で あ り
で は ⅠV S T d
して
い
た
グ ラ フ 上 に 表 わ す( 図 6 左) と
一
.
S B P 14 0
,
m
.
,
H T
0 0 0 2 1 Ⅹ + 0 2 1 (r
=
N H 型 H T, A S H 群 は H T
,
.
0 0 1)
p <
,
左 室後 壁 ( P W ) の
の
･
各 症例 の 測 定値 は
H T
.
AS H
-
H C M
,
は
中 隔像 が N H 塾 を 示 す H T - A S H
,
局所 壁 動 態 に つ
に両室造影に
動態を示 した
( 図 7 左 下)
g
肥 大心 3 群 問 の 比 較 で は H T A S H
群が H T
-
両群 よ り 大 で あ っ た
H C M
,
oli c
s y st
.
c k e ni n g
th i
c
s y s t oli c
t hi
た
っ
て 計 測 し た 各 部位 の 収 縮 期壁
.
3)
se
s e
pt
al
pt a l
le
le
n
の 収 縮 期 変化 ( 図 8)
gt h
n
gth
の
s y s t oli c
sh o r t e n i n
g
7 左上 の 如く H T
-
AS H
の
s
y st
oli c
s h o rt e n i n
t hi
0 0 5 に て 低値 で あ っ た
.
は,
g
H T
,
-
S H 群 15 2 ± 6 2
5 8
.
m
m
,
で あ り
.
2 0 ±8 %
,
C 群 1 6 8 ±5 5
･
,
m
m
26 ± 9 %
,
H CM
m
m
H T - A S H 群 12 2 ±
,
m
･
群と の 間
m
18 6 ±6 %
･
,
H T
,
AS H 群と
-
たが
っ
Y
0
左
C
.
o r r el a t i o n
t
u m
re :
A
r ep re se n
(I V S T d) i n
t
o
p w T d in
H T
-
c o n
A S H (T S
ol
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o r
th
s
c o n t r ol
S B P a n d d i a st oli c t h i c k
Ri g
h t fi g u r e : S Olid li n e
t
s y st o li c
w e en
blo
od
p
re ss u r e
( S B P)
a n
t hi
a st oli c
.
･
妄砧
商
d di
X 十 0 71
0 01
ck n e s s
諾昆
,
d th i c k
a n
n e ss
.
L eft fi g u
s ep
b et
00 2 1
0 52
HT
,
.
<
P
.
.
三
r
100
H T
,
･
.
-
2 8 ±7 %
,
群 1 0 0 ±3 3
C 群と H T S H
,
･
H C M 群 と の 間 に は 有 意差 を認 め な か
S
o r
は各々
g
.
AS H
中 隔像 が T S
.
図
-
S H 両
-
群は H T
また H C M
,
c k e ni n
両群 が C
H CM
,
群よ り有意に 低値で あり
r a ti o
s y st oli c
%
,
.
心 室 中隔 中部 (ⅠV S )
Fig 6
e ni n g
k
.
て の検討
1 ) 心 室 中 隔 の 収縮 期 動 態 ( 図 7 上)
p <
eni n
は図 7 右下 に 示 す 如 く 4 群 間で 全 く 有意差 が なかっ
い
よ
th i c k
s y st oli c
を拡 張末 期 壁 厚 で 補 正 し た %
鮮 の 数 値 が 直線 の や や 上 方 に 位 置 す る 以 外 大 き く 上 方
偏任 す る も の が 大 半 で あ っ た
,
S H
-
.
壁厚 の厚 い 肥大心 3 群 が C 群 よ り有 意 に大であ
り,
両群 に お け る
た
っ
左 室 後 壁 の 収 縮 期 壁 動 態 ( 図 7 下)
2)
S B P の 上 昇 に つ れ ⅠV S T d/ P W T d が
大な る傾向に あっ た
群よ り
･
よ り有 意 に 低値 であり
.
H 群 と H C M 群 との 中間に あ
-S
,
0 52
=
.
.
正 相関 が あ り,
表3
.
S 型中隔
o r
･
士 7 0% )
群の値 と善が な く
H C M
,
.
H CM
,
.
おい て Y
4
■
S 型 群 (1 0 2 ± 4 3 % ) は
o r
,
q
に
･
群 を N H 型 中隔像 の 群 と T S
A S H
.
拡 張末 期 に お け る 中 隔/ 後 壁 厚比 (ⅠV S T d / P W T d)
H T S H 群
と S B P と の 関係 は図6 右 に示 す如 く C
に
-
N H 型群 ( 29 5 %
直線 が P W T d の 直 線 よ り 上 方 に 位置
の
群 1 8 2 ±1 2 5 %
S H
-A
H T
,
.
像の 群と に 分け る と T S
H g 以上 の 血圧域
m
.
群 7 2 ±5 6 % で あ り 各 群 間 に は 有 意 差 が 認 め ら れ た
と の 関係 を 示 す 直 線 の 勾 配 は P W T d
と ⅠV S T d
S B P
群 5 3 9 士1 6 5 %
S H 群 に て 求 め た S B P と ⅠV T S d お よ び
-
a n
S fo
e
an
n e s s
re
p
e a r r e
d H T
of
p
r e se n
d H T
r m
li n
-
r e s si o n
g
S H g ro
); ● H C M
u
.
w
li n
e
p
s
p
s
b
.
et w
e nt s
SB P
e e n
th
li n
e
d d i a s t oli c t h i c k
a n
e a r
re
g
r e s si o n
a n al
y
n es s
si s
b
of
et w
th
e
e en
.
e a
.
a n al y si s
B r ep r es
all ( P W T d)
r r e g r e s si o n
r o u
o s t e ri o r
ts th
-
,
g
S H
0
,
C O n
t
rOl;
a n a l y si s
△
b et
H T S H ;
-
,
w
S B P a n d r a ti o of I V S T d
H T - A S H (N H f o r m ) ; ▲
e e n
L
&
,
,
両 室 造影 法 に よ る 肥 大 心 の 臨 床 的研 究
S
(
m
両
NS
二
｢
S t O li c
y
* * *
⊥⊥⊥
r
e ni n
th i c k
(
g
%
S)
N
*
r
r
* ⇒
l
r
r
m
m
li c
1
1
｢
e ni n
g( P W
T S o
A S H
-
H T
S
-
日
日T
-
A S 日
■
｢
l
N H
日C M
T S
o r
*
N S
N
thi
k
c
e n
h
g (P W
t
T S
N H
H T
-
o r
AS H
)
S
NS
t
[
｢
■
t
S
A S H
-
s y s t oli c
th i c k
e ni n
of
th
e
m e a n
C
H T
-
S
H
b
* * *
a r
=
H T
-
A S H
o
h
of
g
in t er
v al u e
.
v e n t ri c u l a r
S t a ti s ti c a l diff
in g
e n
%
0 01
.
(
H C M
sh o rt enin
r ep re s en
p <
h
】
ll
S y s t oli c
･
s
N S
ll
e
n
* *
∵
N S
｢
･
｢
H C M
s y s t o li c
* *
l
se
pt
u m
(ⅠV S)
a nd
er e n c e
*
;
p <
=
0 05
.
,
.
y S t O li c
S
Th
AS H
NS
[
l
.
,
l
Fig 8
-
*
I
=
.
)
H T
S)
*
*
■
in g (tV
e n
.
=
m
S H
S
N
.
o st e
-
th i c k
*
l
%
S y st oli c t h i c k e ni n g a n d p e r c e n t ( % )
ri o r w all ( P W )
T h e b a r r e p r e s e n t s t h e s t a n d a r d d e iv a ti o
* *
* * *
p < 0 02
p < 0 n l
,
p
H T
( %)
Fi g 7
m
C
NS
H T
(
S
r
〉
C
*
l l
)
* * *
｢
｢
* *
I
7 0
th i c k
申 串 司:
｢
(
S tO
y
S
:真
s y s t o li c
* 準
(叫
｢
N H
H T
* *
507
.
ts th
e
N H
H T
g
a n
d p
-
T S
A S H
e rc e nt
st a n d a r d
d
o r
(%)
e v i a ti o n
%
)
*
N S
l
lI
s
y s t o li c
* *
s
h
o r( e n i n
g
N S
■
t
l
* *
*
】
l
l
S
sh o rt e n i n
s y s t oli c
of
th
e
m
e a n
of
g
v alu e
.
s ep
t
al
S t a ti sti
le
c al
n
in 4 g
g th
d iff
er en ce
;
ro u
*
p
=
s
･
p <
0 05
･
,
S
50 8
-
AS H
H CM
,
の 両群 は
意 に低値で あっ た
T S
m
26 ±5 % ) は
,
7 %)
T S
,
T S
の 両群 に 比 し 有
H T S H
-
,
A S H 群 を N H 型 中 隔像 群 と
-
S 中 隔像 群 に 分 け る と
o r
m
H T
.
C
,
型群 ( 15 8
N H
,
.
よ り有意 に 高値で あり H T
-
±5
.
型群( 9 7 ± 4 5
S
o r
m
.
m
9
･
16 士
,
S H 群 と差 が な く
鳩
仙
に
心 室 中 隔 お よ び 左 室 後 壁 の 拡 張 末期 壁 厚
,
P W T d) と壁動態( %
,
s y s t o li c
s y st o li c
間に は有 意の 関係 を 認め な か
S y S t Oli c
H T
-
t hi
S H
c k e ni n
群に お
と の 間に は
g
い
て Y
図9
,
s y st oli c
た
H T
.
-
.
a nd
C
.
o r r el a
p tu
se
S olid li n
e
b et
th
w e e rl
c o t r ol
A
.
H T
-
di
et w e e n
s y st o li c
th i c k
th i c k
a st o li c
e ni n
of
g
rv e nt
in t e
i
H T
e m
th
rol
t
c o n
n
li n
e
a n
e r
re
d
H T
g
r e s si o n
S H
-
5
a n a l y si s
r o u
g
p
S H ; ▲
H T A S H ( N H -f
A S H (T S o r S f o r m ) ; ● H C M
,
く 下方に 偏位 して い た
-
s
,
H C M
.
5
C
.
o r r el a ti o n
c o n tr o l
a n
d
H T
-
b et
S H
IV S T d
%
th i c
P W T d
%
t
T
r ev
i
a bl e
d i a s t oli
e en
a ti o ns
c
w
6
R
in g
Y
h ic k
e n
in g
Y
e ni n
n
s
g
t hi
3 群間
ck n e ss
e g r e s si o n
e n
C li n i c al fi n di
.
all
k
th i c k
%
:
g
in
=
e rC e nt
p
H T- S H
a nd
p
y St
S
a nd
=
e
b
m
blo o d
d
e r
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ag e
u ra
p
)
r s
(
S BP
D BP
ti o n o f
H T
m
m
(y
S e V e rit y
of
二= ‥
q
∼
(
r e v i a ti o n s :
I m
n
H g)
,
,
t hi c k
e ni n
g
H T
S BP
=
=
S
h y p e r te
y St
,
H T-S H
in
u a ti o n
r
･ -
Oli c
v alu
P
e
< 0 01
1 2 X
0 08
NS
-
+
all
w
th i c k
H T- A S H
g
.
8 2
e ni n
.
.
g
.
r o up s
-
A S H
al
N H
TS
S
o r
52 9 士 7 4
7
52 4 士6 0
1 0
53 3 士8 5
168 士27
98 ±14
159 士16
91 ±10
162 土15
9 1 土 11
156 士16
91 ±9
0 2 ｢ > 40
2 4 ( 62 % )
0 6
35
1 1 ( 6 5 %)
5
25
10
4
∼
∼
Abb
,
0 37
.
1 7
.
1
e a n
SD
ild (
6)
m od e r at e ( 7
10)
s e v e r e ( 11
)
m
たが C
.
.
.
.
.
.
∼
1
1 0
6 ( 86 % )
0 6
35
5 ( 50 % )
4
14
5 9 ±3 7
5 ( 71 % )
1 (1 4 % )
1 ( 14 % )
5
7
3
0
∼
.
∼
.
H T
±
m
っ
3 9
4 7 1 士 9 0
S C O re
Oli c
n si o n
.
14
8
3 1
( 6 4 %)
( 26 %)
(1 0 % )
blo
･
3
′
-
士
o
S
5
12
4
1
.
d pr
e s s ur
e
(m
.
14
2 7
8
( 7 1 %)
(2 3 %)
( 6 %)
∼
士
m
H g)
,
3
∼
.
.
D B P
=
,
H T →A S H 群 の N H 型 中
)
r s
y
高齢で あ
s y s t o li c
t
e rc e n
.
.
> 5
or
年齢はH T
.
H g)
r s
,
検 討結果
て の
い
S H
-
.
r e s s u r e
つ
2 2 X + 79
-
t ot
n n
べ
は 差が な く
に
H T
HT
て
.
s
p
Y
Ⅹ
A bb
w
r o u
g
い
群 と 同様直線 か ら大き
臨床 所 見 を 表 わ し た
に
S H 群 が他 3 群に 比
-A
-
able
,
p <
,
,
,
T
C
,
.
と の 関係 に お
g
血 行動 態 諸 指標 に
,
表1 並びに表6
0
);
.
o r m
-
-
臨床 所 見
.
0 37
は や や,F 方 に 位 置 し た が T S
い
型中隔像 を 示 す 症例 は H C M
n es s
.
r ep r es e nt s
△
;
m
b
n
(%)
e rc e nt
p
ri c u l a r
ti o
=
A S Ii 群 の 各 症 例 は N H 型 中 隔 像 を 示 す 症
例 が 直線 上 あ る
Fi g 9
と
B C M 群 の 各 測定値
.
e ni n
g)
g
群 で 求 め た 直線 か ら 大 き く 下 方 に 偏位 し
H T-S H
,
th i c k
e nin
示 す如く
に
･
･
は ⅠV S T d と %
ck e ni n
ⅠV S T d と%
,
2 2 Ⅹ + 79 (r
-
=
t hi
th i c k
たが
っ
0 0 1) と 疎 な 逆 相 関 が 認 め ら れ た
C
.
表5
.
咄
た
っ
局 所壁 動態 と 壁 厚 と の 関 係 に つ い て の 検討 結果
と の 関係 を示 した P W T d と %
,
群 と差が なか
4)
(I V S T d
の
%
S 型 H T- A S H 群 は H C M
o r
.
d i a s t oli c b l o
od
p
.
10
8 士1 9
( 70 % )
( 30 % )
( 0 %)
∼
re ss u r e
.
両室 造 影 法 に よ る 肥 大心 の 臨 床 的研 究
T
able
7
H
.
od
e m
y
n a m
ic
v a ri a b l e s
H T
S H
H T
(
t
N 月[ f
T S
o
S f
o
48
71 士 8
3 1 士0 7
71 土 8
E D V I
L VE D P
61 土1 6
8 6 士1 8
108 土38
45土9
74 土17
91 士2 0
1 4 8 士4 6
3 1 士09
4 7 士1 5
75 土29
8 7 士1 6
1 6 4 士5 5
71 士 9
3 2 士0 9
5 2 士1 9
85 士36
93 士 8
1 5 4 士5 6
72 ± 8
3 1 士09
4 4 士13
69 士24
84
士19
1 7 0 士5 6
70士9
2 9 士05
49士9
61 土1 3
8 2 士2 0
1 9 6 士5 7
rm
H C M
r e vi a ti o n s :
A bb
EF
j
s
CI
m
o r
p
3 3 士0 6
A S H
-
o u
70士 6
也1)
o
4 gr
n
E F
C
-
i
509
e cti o n
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
r a ct i o n
.
(% )
e
CI
S WI
士1
C a rdi a c
0
( L / m i n/ M 2 ) S I =
2
2
( m l/ b e a t/ M ) S W I = St r O k e w o r k i n d e x ( g m / b e a t/ M ) E D V I = e n d di a s t oli c
2
( m l / M ) L V E D P = 1 eft v e n t ri c u l a r e n d di st oli c p r e s s u r e ( m m H g)一
Ⅴal u e s a r e a r e m e a n ± S D
=
f
SI
.
,
=
ind
e x
.
.
.
.
.
.
.
.
v ol
-
,
.
.
St r O k e
,
･
,
.
um
.
e
ni d
ind
e x
e x
-
,
.
.
io
Ej
NS
( %)
S
N
-r
■
e ct
r
F ra
n
型群 と T S
c ti o n
S 塾群 と の 比較 で も 同様 で あ っ た
o r
NS
r
r
考
肥 大 心 の 診 断,
察
研 究 に は,
心
エ コ
臓 断層 図 法が 現 在 繁 用 さ れ て い る
.
図 法, 超 音 波 心
ー
心エ
コ
ビ
ビ
ー
と心臓 と の 位置関係 の把握 が 不可能 で あ り
や 壁 同定 上 の 問 題 も あ り 3 4 )
.
C
Th
m
H T
b
e
S H
-
Ej e c ti
.
a r
re
re se n
p
v al u e
a en
H T
fr
o n
t
-
A S H
H C M
a c ti o n
s
th
H
N
T S
in 4 g r o u p s
st a n d a r d d e vi a ti
厚 の 程 度 並 び に 中隔 の 形 態
た
血圧 レ
.
e
o n
of
th
e
能であり
が C
,
,
H CM
S 型 中隔 像群 と の 問 に も 差 が な か
は H T-S H
ル
期血 圧 が 1 80
なか
の
た
っ
,
H T- A S H
両群 よ り 有 意 に 高値 で あ
H T- A S H 両 群の 比 較 で は
値の 傾 向 に あ り
m
,
H T
m
6)
,
H g を越 す H T- A S H
比 較 で は 両型 群 間 の 血 圧 に 差 が な か
病期 軌
H TMS H
.
,
で
も 収縮
っ
東 大 3 内 科 高血 圧 重 症 度 基 準 川
た
.
よ る 重症 度
に
高 血 圧 症 患 者並 び に 肥 大 型 心
,
群) 患 者 に 両 室 造 影 を 行 い
高血 圧 症 患 者
,
S H 群 と 非 対 称 性 中 隔肥 厚 を 示 す H T - A S H
け
これ
,
ら肥 大 心 3 群 に つ い て
中 隔像
,
左 室局 所 壁 動態 の 対 比 検 討 を 実施 し た
1
S 型群 と
高血圧確
そ こ で 著者 は
.
心 室 中 隔形 態 に つ
.
今 回 の 中 隔形 態 に つ
形 態 的特 徴 か ら 4 型
す 高血 圧 症 は
,
に
い
い
分類 さ れ
い
表7
に
っ
た
S 型 群 と の 間 で い ず れ も 有意
,
中隔 像 は
群) は
を,
肥大型 心
,
全 症 例 で 中隔 左重 商 が 左 室 脛 に
凸 な い し 平 担 な 三 角 形 な い し砲 弾 形 型 ( T S 型) あ る い
.
血 行 動 態諸 指 標 を 示 し た
あ る 左室 駆出 分 画( 図 1 0)
て
正 常 形態 ( N 型) も し く は 正 常形 態 の
筋 症群 ( H C M
o r
,
対 称性 中 隔肥 厚 を 示
,
群の N H 型群 と T S
,
,
て
ての 検討 に お
ま ま 肥 厚 し た 正 常 形 態肥 厚 型 ( N H 型)
,
群に 分
左室壁厚
.
指数 は H T- S H 群 と H T L A S H 群 と の 間 H T - A S H
差が な か
中隔 形 態
,
を 中隔 厚 と 後 壁 厚 と の 関係 か ら 対 称 性肥 厚 を 示 す H T
群は 認 め ら れ
o r
える
筋症( H C M
-
,
群の 血 圧 が低
各症 例 の 検 討 ( 図 5
,
た
っ
A S H
-
っ
高血 圧 2 群
の
H T- A S H 群 の N H 型群 と T S
.
動態 な ど の 同 時検 討 が 可
,
観 血 的検 査法 で あ る 点 を 除 け ば
お よ び 動 態 の 臨 床 研 究法 と し て 最 も 優 れ た検 査 手 技 と
.
o r
ベ
心
,
中隔肥
,
.
い
隔像群 と T S
定 量 的解 析 に は 難 が あ
,
室 中隔 が 両心 室 間 に 陰影 欠 損 と し て 描 出さ れ
S
o r
比 較的 広 い 範 囲 で 心
,
ら の 詳 細 な 報 告3 5 ) に 始 ま る 両 室造 影 は
e sil e t s
.
,
更には
,
え な い と い う 最 大 の 欠点 が あ
方超 音 波 心 臓 断層 図 法 は
一
る D
･
ー
入射角
3 2) 3 3)
,
コ
ム
臓 の 形 態 的観 察 を 行 な え る が
Fig 10
エ
,
ム
心臓全体の 観 察が 行な
る
図法 は
ー
心機 能の 定量 的解析が 比 較的容易 で あ るが
ー
.
,
.
左 室 収 縮 性 指標 で
心 拍出係 数
数は い ず れ も 4 群 間 で 差 が な く
,
一
回 心 拍 出係
H T- A S H 群 の N H
は 紡錘 形 型( S 型) を 示 し た
て
は
ed
t
肥 大 心 の 中隔形 態 に
.
両 室造 影 法 に よ る も の 3 5)
,
o m
o
g
r a
ph y
3 9)
40)
,
剖検心
,
∼
3 8)
の他
,
心臓
c o m
つ い
p
ut
-
超 音波 心 臓断 層 図 法4 1 )
5 10
に よる検討が な され て い るが
い
,
成 績 と 同様 の 所 見 を 示 し て い る
る成績か ら
ら れ る S 型 中隔 像 を 示 す H T - A S H 群 の 1 例 が
以上 の 中 隔像 に 関 す
に
即 ち著者
り
正 常形 態 を維 持 し た 中 隔肥 厚
,
の N H 型 中 隔像 は
,
,
,
中隔 左 童 画 が 左 室 腔 に 対 し
平 担 な い し 凸 な 中 隔形 態 は, 肥 大 型 心 筋症 に 特 徴 的 で
あ る と 思わ れ る
-
ろう
.
即ち著者の
,
5 )3 6)
の報智
瑚
にも認 め ら れ ず
4 2)
3 8)
ユ7 )
行 っ た もの
名の検討で は
が唯
E T
,
で ある
一
-
,
著者 らが 先 に
一
も
H C M
A S H 群 が 中 隔像 の 立場 か ら
-
H T
,
-
m
,
-
群 は▼
H T
,
AS H
-
ても H T
S H 群 と 同様
A S H 群 は,
-
中隔 形態 に
お い
入院時心電 図に 著明な S T
し か し,
.
A; Y
.
Y
【
Ⅰ
8 ; Y
.
Y
30 y
.
r
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
40 y
.
.
r
ⅠⅠ
.
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
･
と を裏付け て い る
.
しか し
S BP
,
娘
以 上 の成績 は
.
,
圧 負荷 に 対
左 室後 壁 の 反 応 性 に 差 が あ り 中 隔の 反
と を示 唆 して お り
こ
一
,
高 血 圧 性 心 肥 大が
様 に 肥 厚 す る 対 称性壁
.
,
,
血 圧 と 中隔 厚
比 と の関係 にお い て も C
,
H T S H
-
,
大き く上 方 に偏位 して お り
B CM
,
,
中 隔/ 後 壁厚
群 の 回 帰直 線 か ら
群 の 中隔 肥 厚 に は
圧 負 荷 以外 の 因子 の 関 与が 推 定 さ れ る
.
姐
2 1 / 2 / 丁了
溝
拡
.
淋
Ⅵ
e m
b
e r
22
,
.
-
-
-
.
,
と 中 隔/ 後壁 犀 比 と の 関 係 に お い て
2 2 ′9 ′￠丁
El e ct r o c a r di o g r a m s t a k e n o n S e p t
Fig 11
w in g S f o r m ( ca se Y
p a ti e n t i n H T A S H s h o
T c h a n g e s a p p e r d u ri n g l O y e a r s
.
こ
で の 壁 厚 を み る と 収 縮 期血 圧 ( S B P) 1 40
ル
群 よ り有意 に大 で あ り
変化が み
T
-
群 は 中隔 厚, 中 隔/ 後 壁 厚 比 が 共 に C H T - S H
H CM
別不 可能 で あ り 肥 大 型 心筋 症 の 高 血 圧合 併 と 考 え ら れ
よう
ベ
と を示 して い る
群 と全 く鑑
て H CM
,
H T S H 群 の 壁 厚 の 決 定に
,
従来指摘さ れ て い た左室壁が
即ち T S 型あ る い は S 型 中隔像 を 示 す
坦 な 中隔 胤
H T
S H 群 に て 中 隔 厚 後 壁 厚 は い ず れ も血 圧
H g 以上 で は中隔厚の 直線が 後壁厚の 直線よ り上
m
方 中 隔 左 室 面 が 左 室 腔 に 凸 な い し平
.
圧
レ
著者の 成績に お い て
称性 肥 厚 で そ の 程 度 が 圧 負 荷 の 程 度 と よ く 相関 す る こ
即 ち 高血 圧 性 心 肥 大 と 考 え る の が 妥
当であ ろう
一
.
左 重圧 負
荷 に よる心肥 丸
一
て
い
慢 性 的 な 圧 負荷 に 対 す る 心臓の
,
厚 で な く 心 室 中 隔 が 左 室 後 壁 よ り や や 厚 い 軽度 の 非対
,
い
,
H T
,
応性が 大な る
隔肥 厚 の 成 因 に つ
-
先天
中
てお り
っ
C
,
-
,
S H 群 と 同 様 正 常 形 態 を維 持 した ま
ま 中隔が 肥 厚 し非 対 称性 肥 厚 の 状 態 と な
,
圧 負 荷 の 程 度 と 心肥 大 の 程 度 は 良好
,
す る心室中隔
中 隔像 が N H 型 で あ る H T
.
壁 厚比 に つ
,
も 両者は正 相関 を示 した
両
型 で の 非 対称 性 中 剛 巴厚 の 成 因が 異 な る 可能 性 を 強 く
示 唆す る も の で あ る
左室壁厚
方に 位置 し
S H 群 に 類似す る
群 と H C M 群 に 類似す る群 と に 区分で き た こ と ほ
図 11
.
.
同
H T
.
ら4 2 ) が 指摘 す る 如 く
a
血 圧 が 重 要 な 国子 で あ る
群 と 同様
を 示 す 10 名 に 分類 さ れ た
g
,
左 室 中隔 面 が 左 室 腔 に 対 し 平 担 な い し凸 な 中 隔像( T S
型 も し く は S 型)
o
と良好な正 相関 を示 し C
S E 群 と 同様 中隔 左 室 蘭 が 左室
,
K
,
4 3 ト 4 5)
な相関 を示 す と さ れ てい る
部
今 回の H T A S H 群 1 7
腔 に 凹な N H 型 中隔像 を 示 す 7 名 と
ら 1 4)
a
適応現象で あ り
-
.
o sh i m
高 血 圧性 心 肥 大 は
A S H 群 の 中 隔形 態 に 関 す る 記載 は 前 述 の い ずれ
∼
T
,
2
非 対 称性 中隔肥 厚 を 示 す 高 血 圧 症 患者
H T
,
示 す 如 く 1 0 年 前 の 30 歳 時 に 正 常 心電 図 を 示 し て お
性 素 因 に 高血 圧 と い う 後 天 性 負荷 が 加 わ り 肥 大 型 心筋
症 と 全 く 鑑 別 不能 な 肥 大 を 生 じ た と の 推 定 も 可 能 で あ
圧 負 荷 に 伴 う 左 室肥 大 ( 高血 圧 性
に 特徴 的 で あ り
心肥 大)
.
ずれ も 今 回 の 著 者 の
･
Y
･
,
40 y e
Ⅵ
Ⅵ
19 6 7
a rs
,
f
( A)
e m
d
a n
F eb
) H i gh
al e
▼
r u a r
21
y
v alt a
g
e
･
1 9 7 7 (B ) f r o m a
p r o m i n e nt S T
a nd
両室 造 影 法 に よ る 肥 大 心 の 臨 床 的研 究
H T- A S Il 群 は
中 隔厚
,
中隔/ 後壁 厚 比 が い ず れ も
,
群 と の 間に 位置 した
H T S H 群と H C M
-AS
H T
H
S y S t Oli c
th i c k
51 1
e nin
は
群 と 他群 間で 差 が な く ,
H C M
,
コ
群を 中隔 像 か ら N H 型 群 と T S o r S 型 群 と に 分 け る
T S o r S 群は N H 型 群よ り中隔厚
中隔/ 後壁 厚
が
両検 査 法 で の 後 壁測 定 部位 の 相 異 や
血 圧 と の 関係
エ
と
,
,
比が 明 ら か に 大 で H C M
に備位した
示す H T
,
AS H 群は
-
壁厚 比 お よ び
こ
,
如 く T S 型 あ る い は S 型 中隔 像 を
の
以上
.
群と差が な く
群 と 同様 回帰直線 か ら大 き く 上 位
おい ても H C M
に
.
中 隔形 態 に お け る と 同様
,
壁厚
,
壁厚
,
型心筋症 の 高血 圧 合 併 あ る い は 先天 性 素 因 に 圧 負 荷 が
加わ り
肥 大 型心 筋 症 と 同程 度 の 肥 大 を 生 じ て 来 た も
,
のと推定され る
群は
方 N H 型 中隔 像 を 示 す H T A S H
一
H T - S H 群 と 同様 正 常 中 隔形 態 を 維 持
,
しか し
.
で
な H T S H 群よ り壁厚
一
46)
ら
a r
o m u r a
コ
ル
,
は 境 界 型 高血 圧 症 患 者 に 非 対 称 性 中 隔
,
と か ら 交 感神 経 系 の 冗進 が
こ
ア ミ ン に 対 す る 心筋 の 反応 性 冗 進 が
い
る と各 々述
者 の N H 型 中 隔像 を 示 す H T - A S H 群 に
負荷 の 程度 に 比 し 壁 厚 が 大 な る
とから
こ
てい る
い
つ
著
.
ても
圧
,
何ら かの 原
,
因 で 圧 負荷 に 対 す る 心 筋 の 反 応 性 完進 状 態 を 備 え て
るもの と推定さ れ る
3
左 室 壁 動態 に
エ
3 7) 3 8)
者ら
コ
い て
した心
エ
4 9)
ては
5 2)
∼
B
,
コ
ー
y st
s
oli c
th i c k
図 法 の 成績 に よ れ ば
,
,
o u
D eli u
,
両室 造 影 に よ る 報 告 が み ら れ る
の
よ び 左 室後 壁 動 態 を %
お
い
つ
図を も ち い た報告
ー
い
.
肥 大型 心筋症の 左 室壁動態 に
ら4 8) 等 の
n er
ら5 3 ) 著
s
,
心 室 中隔
.
e nin
gb
に て
g
検討
g
は こ れ に 対 す る代償機 序 を示 唆 す る 如 く
の
が 多い と して い る
両 室造 影 法
l e n g th
s h o rt e ni n
Sy S t Oli c
th i c k
に
e ni n
検討 し 心
g の
の 低値 で
th i c k
あり
enin
,
g
心エ
.
方 D eli u s ら
て い
べ
ー
oli c
図に よ る中隔%
ー
る 今回 の 検討
.
s t oli c
は共 に C
コ
コ
y st
s
53)
成 績 と 同様 肥 大 型 心 筋 症 は低 値
群 の 中 隔 中 部 sy
Sy St oli c
エ
,
を示 す も の が 多い と 述
HC M
一
よ り 中 隔 長 軸 動 態 を%
で
g
5 8)
,
t hi c
H T
k
q
enin
に お い
て
よ び%
g お
図 に よ る 成績 と
一
致し
群で の 中隔 短軸 動態 の 障害 が 示 唆 さ れ る
.
H CM
,
s y s t oli c
い
後壁 %
th i c k
中隔
,
p
e ni n
o c o n
g)
牲が あ る
′
一
r a c til e ,
t
.
の規 定 因 子 と
2 ) 左 室 収 縮 性 5 6 ) 5 7)
,
る 今回
.
3 )壁
,
著 者 が 対 象 と した 症例
,
回 心拍 係 数等 の左 室 収 縮指
一
局 所 冠循 環
,
古川 ら
,
お い て壁厚と %
e nin
g
e nin
中隔%
s y s t o li c
られ
中隔%
コ
th i c k
enin
との 間に 有意の
g
肥 大型 心筋症 の %
,
th i c k
壁 厚 と%
.
い て
s y st o li c
g
t hi
と の間 に疎な逆相関が認 め
ck e ni n
g
は 壁 厚が わ ず か な
に
が ら 影響 を お よ ぽ し て い る も の と 推 測 さ れ る
,
く 下方 に 偏位 し
H T
-
関係 が み ら れ ず 同
y st
s
oli c
t hi c k
e ni n
g
と の間
中 隔厚 を有 す る N H 型 中 隔像
一
,
H CM
.
S H 群 で の 回 帰 直線 か ら 大 き
壁厚と%
,
り
,
oli c
中隋厚と
,
e nin
y st
は 両者 間 に 有 意 の 相
心 室中隔に お い て は
,
s
両群 で 検 討 し た 著
H T S H
-
,
後壁 に お
,
たが
群 の 各 測 定値 は C
い
図をも ち い た検討
ー
と除べ て い る
い
と の 関係 を C
っ
心エ
,
低 下 も 肥 大 の 原則 上 に あ り 特 異 な
g
者の 成績 をみ る と
,
は
と を指摘 し
こ
左 室収 縮 性 の 両
,
壁 厚 と 壁 動態 の 関係 に つ
.
s y s t oli c
みられる
th i c k
所見 と は い え な
H T - A S Ii 群 症 例 と の 比 較 で も 明 ら か な 低 値 で あ
,
H CM
群 に お け る 著 し い 中 隔動 態 の 低下 は 壁 厚 で
規定され な い 特異な も の と考えら れ る
に み
ら れ る 中 隔動 態 の 障 害 は
,
.
肥 大 型 心 筋症
肥 大型 心 筋 症 の 中 隔 に
認 め ら れ る 病 理 組 織 学 的 異常 6 0 ) 6 1 ) や 形態 学的 異 常 4 0 ) ヰ1 )
等 が 関与 す る も の と 推定 さ れ て い る
.
高血 圧 症 の 左 室 壁 動態 に 関 す る 報告 は 少 な く
,
S H 両 群 よ り有 意
かか わ ら ず
群 の 中隔 は h y
5 9)
園谷 ら
,
t hi c k
の
ck e n i n
s y s t o li c
.
に
な状態に あるも の と思われ る
c
肥大型
,
%
,
致 した 以 上 の 如 く H C M
一
,
S y S t Oli c
oli c
y st
H CM
,
ま た 左 室駆 出分 画
,
逆相関の
s
thi
,
mi
n a
g
S H 両 群 よ り 有意 に 低 値 で
-
と
s h o rt e n i n
の 壁 動 態指 標 が い ず れ も 有 意 の
で
標も 4 群間に 差 が なく
中隔%
は著 しい 低値 を示 す が
は
り
後 壁%
g
心
,
は い ずれ も 有 意 の 冠 動脈 病 変 の な い こ と を確 認 し て お
に
ck e n i n
.
と等が 関与 して
こ
心 室 壁 各部 で の 収縮 性 に 不 均
,
厚5 8) 5 9 ) 等 が 知 ら れ て
s y st oli c
thi
高値 を 示 す も
長 軸両 方向
関を認 めな か
つ
5 3)
因 子 の 影 響 は 除外 し う る
,
非対称性
,
べ
短軌
局所 壁 動態 ( %
に
ル
ー
H T
,
ら の結果
s
gt h
n
後壁動態が他群と差が な い
,
h y p od y
ア ミ ン が 低値 で あ る こ と か ら カ テ
コ
le
は共に C
g
もの と推定さ れ
て
中隔肥 厚 の 成 因 に 関 与 し て
.
群は
と
こ
中 隔長 軸 動態 の 検 討 で は
.
oli c
y st
s
,
ら4 7 は 非対 称 性 中 隔肥 厚 を 示 す 高 血 圧 症 患者
の尿中カ テ
ー
後
壁厚比が大
-
肥厚 を 多く 認 め る
N
,
,
る と考 え られ る
あ り D eli u
の
部位 で 成 し得 て い な い
一
し て 1 ) 局 所 冠 循 環5 4 )S 5 )
H T S H
,
圧負荷の み で 壁肥厚を説明す る こ と は で き な
S af
.
同
ベ ル の
あ り,
い
の 群は C
こ
,
て 求 め た 回 帰直 線 の や や 上 方 に 位 置 し て お り
負荷 レ
い
両 室造 影 の
,
部を含ん で い る
一
図 に よ る 壁 厚 測 定が 心 周期 で の 心 臓 の 動 き の 影
ー
響 を受 け 同
中 隔犀 お よ び 中 隔/ 後
,
壁厚比 と 血 圧 と の 関 係 に お い て
群に
非
り 中隔 形 態 の 面 か ら は 高血 圧 性
て お
対称性 肥厚 と な っ
心 肥 大と 考 え ら れ た
しつ つ
コ
低値であ り
-
.
け る成績 と若 干異 な る も の で あっ た
お
計 測 が 心 外膜 や 左 室 肉柱 の
Sh o rt e n i n
壁厚比 面か ら も肥大
,
ー
心 筋症 の
,
れ ら と 血圧 の 関係 に お い て も H C M
群に 極 め て 類似 し て お り
,
図に
g
心エ
-
,
非 対称 性 中 隔肥 厚 を 示 す 高 血圧 症 患者 で の 検 討 は
者ら
水
21)
37) 38)
が心
が 先 に 両室 造影 で
エ
コ
ー
著者 の H T -S H
一
部行 っ たも の
,
殊に
,
図法 で 行 っ た も の を み る に と ど ま る
,
H T
-
著
教室 の 清
.
A S H 両 群 の 左室 壁 動 態 に 関 す
512
る 成績 で は
H T S H 群 は 中隔 %
d
,
が C 群 に 比 べ や や 低値 で あ
は全 く C 群と 差がな か
短軸
の
た
っ
,
T S
H T
.
-
っ
は
中隔長 軸 動態 を 表 わ す
一
.
s y st oli c
は H T
sh o r t e n i n
ck e nin
t hi
g
お
,
は H T
g
-
か
y
ck enin
oli c
y st
s
は C
g
,
th i c k
e ni n
や 下 方 に あ り
,
t hi
-
A S H
群の %
えな れ る
し
H T
,
中 隔%
th i c k
en
s y st oli c
を 示 す 以外壁 動 態面 で も 善 が な か
っ
･
中隔像
の
山
S 型 H T- A S H 群
o r
壁 厚比 で 示 す 左室肥大
群 に 極め
T 変化 を示 した H T- A S H 群
一
.
方 H T
た N H 型 中隔 像 の 群 は
っ
あり
が
中隔%
,
先天 性素因
,
AS H
-
群中 H T S H
-
th i c k
た 左室 壁 動態 面 か
.
心 と考 えられ る
負荷
中隔の長軸動態が正常で
,
e ni n
g
が 低 下傾 向 に あ っ た
れ に は壁 肥 厚 が 大 き く 関 与 し て お り 中 隔形 態お
こ
,
s y st oli c
よ び 壁 動態 面 で は H T
g が低値
e ni n
入 院 時著 明 な S T
,
群
群 と 同様 正 常 形 態 を 保 っ た ま ま 非 対 称 性 中 隔 肥 厚と
群 に 極 め て 類似
th i c k
H CM
,
圧 負荷 が 加 わ り 肥 大 型 心 筋症 と 同 様 の 肥 大 を 生 じた
な
-
群 の 中 隔像 に 類 似 し た H T - A S H 群 は 壁
SH
拡張
肥 大 型 心 筋症 の 高 血 圧合 併 と 思わ れ
,
と の推定 も可能で ある
中 隔像 が E C M 群 に 類 似 し た
,
影響さ れ た中隔%
厚増 大 に
に
ると考
い
即ち TS
,
群 と同
1 例 で 1 0 年 前 正 常 心 電 図 を認 め て お り
の
.
の 群
s y st oli c
H CM
.
中 隔 形 態 の み な ら ず壁 厚,
,
るが
の 関係 を 示 す 直線 上 あ る い は や
景 は, 壁 動 態面 で も H C M
-
g
g
の
A S H 群
-
て類似 して お り
こ
以上 の 如く
.
AS H
-
は
s y st o li c
i n g の 低 値 に は 壁厚 の増 大 が 大 き く 関 与 し て
H T
を示 す H T
群 に お け る 中隔 厚 と 中隔 %
SH
-
るい は S 塾と に 分類さ れ た
oli c
y st
s
,
し平担 な T S 型 あ
い
の程 度並 び に 左 室壁動態 が い ず れ も H C M
ck enin
中 隔%
,
g
た N Il 型 と
っ
と 同様 中隔 左 室 面 が 左 室腔 に 凸 な
%
,
S H 群 よ り明 らか に 低値 で あっ た
H T
,
s y st oli c
た が
っ
し か し N H 型 中 隔像 を 示 す H T
t hi
ま ま 肥 厚 し非 対 称 性肥 厚 と な
群と善が
sh o rt e n i n
A S H 群 の 検討で は
-
-
群におい て
AS H
-
s t oli c
よび 中隔
群 と 差 が な
SH
-
s
H C M
,
即 ち 著者 の H T
,
末期 中隔像が H T S H 群 と同様正 常 形態 を維持した
A S H 群 を 中 隔像 の
方 N H 型 中隔 像 の H T
なか
た
高血圧 症
壁 動 轡指標 が い ずれ
,
.
今 回 の 両 室 造 影 を も ち い た 非 対 称 性 中 隔肥 厚 を 示 す
S 型群 に 分け て検討す
o r
S 型 中 隔像 の 群 は
o T
推測 し てい る
g
群と
-
も N H 型 中隔 像 の 群 よ り 低 値 で あ り
,
e ni n
H T - A S H 群 は 心 室 中隔
.
類似 性 か ら N H 型 群 と T S
,
th i c k
他 の 壁 動態 指 標
,
長軸 両 方 向 で の 収 縮 性 が 共 に H T S H
H C M 群 と の 中間 に あ っ た
ると
oli c
y st
s
た 以外
っ
レ
ベ
-
群 に 顆似 し
S H
しか し
.
壁厚
,
の H T- S H 群 よ り大 で あり
ル
み で 肥 大 を説 明 す る こ と は で き ず
の
圧 負 荷 肥大
,
壁厚 比が 同
,
一
左
単 純 に 圧 負荷
,
圧 負荷 に 対 し過
,
高 血 圧 性 心肥
大 反 応 を 示 す 高 血 圧性 肥 大 心 の 1 型 と 推 定 さ れ る
AS H 群は 肥
上 の 如く
,
両 室造 影 に よ る 中 隔形 態 お よ び 壁動 態の 観
大 型心 筋 症 の 高血 圧症 合 併 な い し先 天 性 素 因 に 圧 負荷
察により
,
高 血 圧症 に み ら れ る 非 対 称 性 中 隔肥 厚の 成
が 加 わ り 肥 大 型心 筋 症 と 同
因の 検索が可能で あ り
ら も N H 型 中隔 像 を 示 す E T
大の
型 T S
一
,
え られ る
4
A S H 群は
-
,
S 型 中隔 像 を 示 す H T
o r
一
-
,
の 肥大を生 じた もの と考
,
高血 圧 症 に み ら れ る 非 対 称 性 中 隔肥 厚 の 成 因
.
両 室 造影 法 は 非 対 称性 中隔肥
,
厚 を示 す高血 圧 症の 診断
.
法 とい える
以
.
治 療 面 で 極 め て 有用 な 検査
.
関 す る 総合 的 検 討
結
高 血 圧症 は 日 常臨 床 上 極 め て よ く 遭遇 す る 疾 患 で あ
り
肥 大型 心 筋症 と 高 血 圧症 と の 合 併 は 充分 に 考 え ら
,
れる
事実 M
,
.
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肥大型 心筋症と
M
y
ら
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22)
,
H
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は 高血 圧 症 と
2 3)
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合併例 を報 告 して
の
る
い
一
.
方
ら 2 0 ) は 非 対称 性 中 隔 肥 厚 を 示 す 高 血 圧 症 剖 検
a r o n
群) 25 名
肥 大 型 心 筋 症 ( ⅢC M
高血 圧症 群56 私
,
対 照 群 ( C 群) 2 4 名 の 計 1 0 5 名 を 対 象 に 両 室 同 時造影
を実施 し
,
高血 圧 症 を 中 隔 / 後 壁 厚 比 か ら 対 称 性中隔
肥 厚 の 群 冊 T S H 群) 3 9 名 と 非 対 称 性 中 隔肥 厚の 群
-
(H T
A S H 群) 17 名 に 分 け
群につ
い
て
拡張末
,
4
,
左室 局 所 壁 動 態 お よ び
例 の 心室
中隔 に
られず
同胞 に も非対 称性中隔肥厚 を 示 す 例 が い な
期中隔凰
左室壁厚
た こ と か ら 非対 称 性 中 隔肥 厚 を 示 す 高 血 圧 症 は
臨床所 見
心血行動態を検討 し以 下の 結果 を得た
,
か
っ
肥 大 型心 筋 症
特徴的な組織所見がみ
論
高血 圧 性肥 大 心 の
圧症 に 併 う
に
おいて
-
に
4 2)
塑で ある と した 古賀 ら
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は
,
高血
h y の 検討
心臓 動 態 が 肥 大 型 心 筋 症 に 類似 す る も の の
,
,
1 ) 中隔 像 は
型)
腔
型)
る こ と か ら 先天 性 素 因 の 関 与 を 推 定 し て い る
群
田 原 ら6 2) も
い
て
,
,
.
非 対称 性 中 隔肥 厚 を 示 す 高血 圧 症 例 に お
肥 大 型 心 筋症 に 特徴 的 な 心 筋 の 錯 綜 配 列 を 中隔
に 認 め,
同胞 に も 同様 の 症例 を 認 め る
こ
とか ら
型心 筋 症 の 素因 が 何 ら か の役 割 を は た し て
い
,
肥大
るも の と
,
に
肥 大 型心 筋 症 に 比 較 し軽 症 で あ り 年 齢 的 に も 高 齢 で あ
また 小
-
,
,
壁厚比
い
しS 型
,
H T
-S H 群 は N
N H 型 ( 7 名)
分類さ れ る
2) C
群はTS
H C M
.
H T- A S H 群は
あ るい は S 型 ( T S
o r
S
,
,
10 名)
.
H T S H
-
,
と TS
.
型 な い し N H 型と 両
群間 に は大 き な相異 が認 み られ た
に
中 隔 左 室 面 が 左宴
,
し平担 な 三 角形 型 な い し砲 弾形型 ( TS
紡 錘 形 型( S 型) と に 分類 さ れ た
ない
.
中 隔 左室 面 が 左 室 腔 に 凹 な正 常 型( N
,
正 常 形 態肥 厚 型 ( N Il 型) と
凸な
,
群 に て壁厚
,
壁 厚 比 と 血圧 と の 間 に
両 室 造影 法 に よ る 肥 大 心 の 臨 床 的研 究
5 13
は有意 の 正 相 関 が 認 め ら れ た が H C M 群 は 壁 厚 壁 厚
,
比が C
H T-S H
,
,
関係 を 表 わ す グ ラ フ 上 C
圧の
厚比 と血
,
の 直線 か ら 大 き く 上 方 に 偏 位 し た
を示す H T- A S H 群の 壁厚
なか
た
っ
厚, 壁厚 比 が T S
が
同
,
一
圧レ
H T
,
o r
S H
-
s y st o li c
%
H CM
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s
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められ
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たが
っ
た
っ
は
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そ の 程度 は
,
-
AS H
th i c k
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H T S H
in g は
群に
q
,
て
中
,
sy st o
-
1i c t hi c k ei n g の 低 値 に は 中 隔 肥 厚 が 関 与 し て い る こ
とが示さ れ たが
H C M 群
,
TS
,
o r
Ci r
S 型 中 隔像 を 示 す
H T- A S I l 群 で は こ の よ う な 関 係 は 認 め ら れ な か
っ
た
-
群と H T A S H 群 と の間 H T- A S H 群
S H
-
,
の N H 型と T S
o r
S 型 と の 間で
度指数等 に 善 が な く
がなか
っ
た
,
H
s
y
い
,
,
駆 出 分 画等 に も 差
T S 型も し く は S 型中隔像 を示 ま
中隔 形 態 の み な ら ず壁 厚 壁 厚 比
,
,
ずれ に
お い
ても H C M
,
4)
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,
5)
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左
群 に 極 め て類 似
肥 大 型 心 筋症 の 高 血 圧 合 併 な い し は 先 天 性
P
さり
群 と 鑑別 不 能 で
-
,
左 室壁 動態 も H T - S H
,
方 N H 型 中 隔像 を 示 す
中隔 形 態が H T S H
群に 近
い
こ
,
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厚比 が大なる こ と か ら
圧 負荷に 対 す る心筋の 反応性
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C O n
多 大 な 御 協 力 を頂 き ま し た 金 沢 大 学 第 二 内 科 循 環
プの 各位に 深く感謝 い た し ま す
な お 本論文の 要 旨は 第 4 3 回日 本
循環 器学 会総 会 で発 表
,
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した
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,
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比 し壁 厚
稿を終 る に 臨 み 御 指 導 御 校 閲 を 賜 っ た恩 師 竹 田 亮 祐 教 授
に深甚の謝意を表します
また 終始 御 指導 御教示を頂 い
た元 田憲 講 師 に 心 か ら 感 謝 い た し ま す 併 せ て 本 研 究 遂 行
L
L
A
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,
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,
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.
以 上 の 成績 か ら
H T- A S H
また 心係数
,
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,
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.
-
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,
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.
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.
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,
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3)
.
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,
壁
,
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が 共 に 低値 で あ り
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た
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,
H T- S H 群 よ り 低 値 で あ
隔厚 と 中 隔 %
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群は %
sh o r t e n i n
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なく正常であ
群 と善 が
群よ り 大で あ
sh o r t e n i n
A S H
-
群 と羞が な か
群の %
,
両群 よ り 有 意 に 低 値 で あ
S 型中 隔像 の H T
,
H CM
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S 型群の それ らよ り低値 で あっ た
の H T-S E
ル
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in g ) 長 軸 ( %
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壁厚 比 は N H 型 中 隔像 の
,
群 の 中隔 動 態 は 短 軸 ( %
3) H C M
S 型 中隔 像
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型 中 隔像 を 示 す H T - A S H 群 で は
N H
.
-
,
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,
H T S Ⅲ 両群
TS
.
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H T- A S H
文
両群よ り有意に 大 で あ り 壁厚 壁
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