新冷媒 GF-08 による 空調機器節電化プロジェクト

JUL. 2014
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新冷媒 GF-08 による 空調機器節電化プロジェクト
特許取得冷媒
特許第5536270号
対応冷媒:代替フロンR-410A・R-407C
製品元:株式会社ジャペックスエネルギー
販売施工総代理:丸八空調工業株式会社
株式会社ビスコアドバンストシステム
冷媒の変遷
CO2
地球温暖化
問題
オゾン層
破壊問題
1928年位~
現状90%以上が
空調にこの冷媒を使用している。
1995年位~
第1世代
第2世代
第2.5世代
新世代の自然冷媒
(炭化水素混合冷媒)
R32
GF-08
冷媒名
R22
R134a
R407
R404a
オゾン破壊
あり
なし
なし
なし
なし
なし
なし
大気中寿命(100年)
12
14
不明
11以上
不明
4.9
1以下
地球温暖化係数(100年)
1810
1430
1770
3920
2090
675
最大3
潤滑剤互換性
ミネラルオイル
化学合成オイル
化学合成オイル
化学合成オイル
化学合成オイル
化学合成オイル
化学合成オイル
ミネラルオイル
化学合成オイル
構成部品
リング交換
必要なし
必要あり
必要あり
必要あり
必要あり
必要あり
必要なし
腐食の可能性
あり
あり
あり
あり
あり
あり
なし
加熱時の化合物
水素/フッ化物
水素/フッ化物
水素/フッ化物
水素/フッ化物
水素/フッ化物
水素/フッ化物
なし
漏出検知
ハロゲン
ハロゲン
ハロゲン
ハロゲン
ハロゲン
ハロゲン
炭化水素
発火温度(0kg/㎠G)
不明
不明
不明
不明
不明
不明
460℃
R410a
※日本フルオロカーボン協会(安全データ)調べ
◇ 電力使用量の 約50% を既存空調機が占めている
1:オフィスビル・店舗での消費電力の現状と課題
1
空調機が電力コスト全体の約50%を占める
店舗の電力使用量の実に約50%を既存の空調機が占めており、
OA機器の16%、照明機器の24%の2つを合わせても1.2倍に迫る
コストを負担していることになります。
2
OA機器
16%
その他
12%
空調機のコストコントロールは難しい
空調機は営業終了後も稼働していることが多く、また、従業員の体感
温度により温度設定がされているので、もっともコストコントロールが行き
届きにくいため、経費を圧迫している最大の要因となっています。
3
【平均的なオフィスビルにおける
用途別電力消費比率】
代替エネルギーで空調機コストの圧縮
電力使用量の約50%を占める空調機のコストを圧迫することができれば
店舗の収益率UPに効果が期待できます。
照明
24%
空調機
48%
経済産業省HP内 出展:資源エネルギー庁推計
「オフィスビル節電行動計画フォーマットより」
http://www.seti.go.jp/setsuden/20110513taisaku/07.pdf
2:「新自然冷媒ガス」が電力コストの削減を可能にする
◇「新自然冷媒ガス」導入のメリット
1
消費電力を大幅に削減
コンプレッサー圧力が現在の50~70%程度で運転するため、省電力での稼働が可能に。電力も大幅に削減されます。
電力の節減により経費の節減が図れ、さらには削減した消費電力1kWh当たり0.4kgのCO2削減が適いますので、
地球温暖化への社会貢献にも直結します。
また、国や市町村に対しても温暖化対策の取り組みの一環として提出できます。
2
新規設備投資が不要
使用中の空調機のフロンを「新自然冷媒ガス」に入れ替えるだけ。新たな設備投資は必要ありません。
大幅な機器の工事が必要なく、短期・低予算で地球温暖化制御に寄与できます。
3
機器の静音と長寿命化
コンプレッサー圧力が低い状態で作動するため、機械への負担も軽減。稼働音も静かで、機械寿命が延びます。
電気料金の削減
CO2の削減
温室効果ガスの削減
地球環境の保護
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■GF-08とR410A,R32の比較
冷媒量
空調10馬力(7.5kw)例
R410A
R32
機器通常圧力
冷房時室外機
GF-08
重量比
100%
同体積
80%
60%
40%
20%
0%
10kg
8kg
3.5kg
GF-08はR410A比45%程度の重量で動作可能で、
R32に比べても半分の量になる。
※可燃リスクの低減
R410A比でR32は1割程度の動作圧力が上がる。
GF-08はその半分の圧力で通常運転が可能な為、漏
洩リスクは遥かに少ない。
※可燃リスクの低減。
※高圧カットの低減。
R410Aは過去の冷媒に比べても圧力が非常に高い冷媒である。
R32が登場する事によって、更に圧力が高い冷媒が採用される事になった。
しかも、可燃性でありながら、動作圧力が上がった事により、漏洩リスクは高くなったと考えられる。
GF-08は冷媒量を少なく、しかも圧力を半分で動作させるため、特に漏洩による可燃リスクは低減できる可能性が高い。
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