近藤 康博 副学術部会長(次期学術部会長)候補者

近藤
康博
副学術部会長(次期学術部会長)候補者
学術部会名:びまん性肺疾患 学術部会
氏名:近藤 康博(こんどう やすひろ)
会員番号:01778
所属:公立陶生病院呼吸器・アレルギー内科
年齢:54 才
役職:主任部長
(1)写真
(2)略歴
1985 年 3 月
1985 年 4 月
1989 年 4 月
1992 年 4 月
1993 年 4 月
名古屋大学医学部卒業
公立陶生病院研修医
名古屋大学医学部内科学第二講座
公立陶生病院呼吸器・アレルギー内科医長
ARDS 症例における BALF 中 7S コラーゲンの検討にて第 6 回内科学
会奨励賞受賞。
1994 年 11 月 上記テーマにて学位取得
1995 年 4 月 公立陶生病院呼吸器・アレルギー内科第二部長
2002 年 10 月 名古屋大学医学部臨床准教授
2004 年 10 月 英国王立心肺研究所・ブロンプトン病院(びまん性肺疾患部門)
2005 年 1 月 公立陶生病院呼吸器・アレルギー内科第二部長
2008 年 4 月 公立陶生病院呼吸器・アレルギー内科主任部長
近藤
康博
(3)主要文献
1. Kondoh Y, Taniguchi H, Kawabata Y, Yokoi T, Suzuki K, Takagi K. .Acute
exacerbation in idiopathic pulmonary fibrosis. Analysis of clinical and pathologic
findings in three cases. Chest. 1993 ;103(6):1808-12.
2. Kondoh Y, Taniguchi H, Yokoi T, Nishiyama O, Ohishi T, Kato T, Suzuki K, Suzuki R.
Cyclophosphamide and low-dose prednisolone in idiopathic pulmonary fibrosis and
fibrosing nonspecific interstitial pneumonia. Eur Respir J. 2005 ;25(3):528-33.
3. Kondoh Y, Taniguchi H, Kitaichi M, Yokoi T, Johkoh T, Oishi T, Kimura T,
Nishiyama O, Kato K, du Bois RM. Acute exacerbation of interstitial pneumonia
following surgical lung biopsy. Respir Med. 2006 ;100(10):1753-9.
4. Taniguchi H, Ebina M, Kondoh Y, Ogura T, Azuma A, Suga M, Taguchi Y, Takahashi
H, Nakata K, Sato A, Takeuchi M, Raghu G, Kudoh S, Nukiwa T; Pirfenidone
Clinical Study Group in Japan. Pirfenidone in idiopathic pulmonary fibrosis. Eur
Respir J. 2010; 35: 821-9.
5. Raghu G, Collard HR, Egan JJ, Martinez FJ, Behr J, Brown KK, Colby TV, Cordier
JF, Flaherty KR, Lasky JA, Lynch DA, Ryu JH, Swigris JJ, Wells AU, Ancochea J,
Bouros D, Carvalho C, Costabel U, Ebina M, Hansell DM, Johkoh T, Kim DS, King
TE Jr, Kondoh Y, Myers J, Müller NL, Nicholson AG, Richeldi L, Selman M, Dudden
RF, Griss BS, Protzko SL, Schünemann HJ; on behalf of the ATS/ERS/JRS/ALAT
Committee on Idiopathic Pulmonary Fibrosis. An Official ATS/ERS/JRS/ALAT
Statement: Idiopathic Pulmonary Fibrosis: Evidence-based Guidelines for Diagnosis
and Management. Am J Respir Crit Care Med. 2011;183(6):788-824.
(4)主要呼吸器学会実務歴
・サルコイドーシスの診断・治療ガイドライン作成委員会 委員 (2003/06~2009/06)
・代議員 (2006/06~)
・第50回プログラム委員会 委員 (2008/06~2010/04)
・臨床諸問題学術部会 副部会長 (2008/06~2009/06)
・ガイドライン施行管理委員会 委員 (2008/06~2012/06)
・雑誌編集委員会 委員 (2008/06~2010/04)
・臨床諸問題学術部会 部会長 (2009/06~2011/06)
・50 周年記念誌作成ワーキンググループ 委員 (2009/11~2011/06)
・第51回プログラム委員会 委員 (2010/04~2011/04)
・将来計画委員会 委員 (2010/04~2012/06)
・第53回プログラム委員会 委員 (2012/04~2013/04)
・ガイドライン施行管理委員会 委員 (2012/06~)
近藤
康博
・将来計画委員会 委員 (2012/06~)
・第54回プログラム委員会 委員 (2013/04~)
・肺移植検討委員会 委員 (2013/07~)
(5)抱負
このたび、日本呼吸器学会びまん性肺疾患学術部会の副部会長に立候補させ
ていただきます。
私は、日本呼吸器学会に昭和 61 年に入会し、現在まで一貫して一般病院で臨
床と臨床研究を調和した仕事を続けてまいりました。この間に、上記のような
数々の学会活動も行ってまいりました。特に間質性肺炎に関しては、本邦でも
有数の症例数を誇る公立陶生病院に長年勤務しており、特発性肺線維症を中心
として間質性肺炎に関する種々の臨床研究を行うとともに臨床治験にも参加し
数々の実績をあげてまいりました。ガイドライン関連でも、
「日本呼吸器学会び
まん性肺疾患診断・治療ガイドライン作成委員会:特発性間質性肺炎 診断と
治療の手引き」や、特発性肺線維症の国際ガイドラインである「An Official
ATS/ERS/JRS/ALAT Statement: Idiopathic Pulmonary Fibrosis: Evidence-based
Guidelines for Diagnosis and Management」 の作成委員を務め、この分野に
おける経験を積み上げてまいりました。また、
「日本呼吸器学会 気管支肺胞洗
浄法の手引き」の執筆者や、
「日本呼吸ケア・リハビリテーション学会・日本呼
吸器学会 呼吸リハビリテーションマニュアル−患者教育の考え方と実践−」の
執筆協力者も務めました。
びまん性肺疾患の分野には数多くの難病が含まれておりますが、歴代の学術
部会長を中心とした諸先生方のご尽力で国内のみならず国外との連携を強め着
実な発展を遂げてまいりました。私は、本分野における今までの経験と実績を
生かし、学術部会を通じて国内共同研究や班研究との連携を行い、国際的視点
を踏まえ国際協調とともに本邦の国際競争力を高めることに微力ながら尽力し
たいと考えております。皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。