2014年(平成26年)3月期 決算 及び 長期ビジョン ・中期経営計画 説明会 2014年5月23日 住友精密工業株式会社 本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、潜 在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている将来見通 しとは異なる結果となる可能性があることをご承知おきください。 2014年3月期決算 ー 実績のハイライト 売上高 450億円 (対前年度 +49億円) 営業利益 9.6億円 (対前年度 +5.3億円) 経常利益 13.8億円 (対前年度 +5.3億円) 当期純利益 5.8億円 (対前年度 +3.2億円) 総資産 799億円 (前期末 756億円) 有利子負債残高 284億円 (前期末 272億円) 純資産 332億円 (前期末 336億円) 自己資本比率 41.0% (前期末 44.1%) D/Eレシオ 配当 0.85 年 7円配当 (前期末 0.81) (中間3.5円、期末3.5円) Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 1 2014年3月期決算 ー 売上高 (億円) 事業分野 2013年 2014年3月期 3月期 上期 下期 ● 航空宇宙関連 218 114 152 ● 熱交換器 123 49 74 ● その他産業機器等 60 19 42 33 8 22 マイクロテクノロジー 18 7 11 環境システム 6 2 3 液晶製造装置 3 2 6 新規事業 計 401 182 268 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 中間期 対前期 計 266 123 61 <参考> 増 減 48 22% 0 0% 1 2% 通期 予想 273 125 77 30 -3 -9% 35 18 0 0% 28 5 -1 -17% 4 8 5 167% 10 450 49 12% 475 2 2014年3月期決算 ー 業績 (億円) 2013年 3月期 売上高 (航空宇宙関連) (産業機器) 営業利益 (航空宇宙関連) (産業機器) 経常利益 当期純利益 2014年3月期 対前期 増減 <参考> 中間期 通期 予想 475 401 上期 182 下期 268 計 450 49 218 114 152 266 48 273 183 68 116 184 1 202 4.3 -9.1 18.7 9.6 5.3 15.0 5.9 -1.4 9.4 8.0 2.1 9.7 -1.6 -7.7 9.3 1.6 3.2 5.3 8.5 2.6 -7.3 -6.7 21.1 12.5 13.8 5.8 5.3 3.2 13.5 5.0 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 3 2020年度 長期ビジョン、並びに 2014~2016年度 中期経営計画 ー グローバル成長分野で、 顧客とともに価値を創出する住友精密工業 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 4 前回 中期経営計画(2011~2013年度)レビュー 成長に向けての施策(成長基盤の整備)は着実に進展 主要な製品開発・設備投資の実行 グローバル展開の布石 選択と集中の制度整備 売上高・営業利益の目標値は未達 2013年度 (億円) 中期計画 新製品・新市場に係る 推進力・成長力の不足 海外での事業環境認識不足 実績 売上高 800 450 営業利益 83.0 9.6 外部環境変化と案件の遅れ Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 5 2014年~2020年の事業環境認識 グローバルなヒト・モノ・カネの 新興国の 地球環境への 移動の拡大 都市化と産業化 関心の高まり <市場の機会> モビリティ 熱・エネルギー 環境・ECO 情報化・ICT 民間航空機・鉄道市場等 中長期的に拡大 シェールガス/オイル革命 天然ガスシフト 分散型エネルギーシステム <当社分野> 航空機器 油圧制御機器 熱交換器 環境システム 新興国環境意識の高まり 低炭素・ECO意識拡大 マイクロテクノロジー 情報量・通信量 の増大 メディアの高度化 センサネットワーク Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 燃料電池 MEMSセンサ 6 2014~2020年度 中長期計画 -「ありたい姿」に向けた道筋の確立 <質と量の両輪の成長モデル> 価値 <差別化の源泉> 顧客視線で『光る』技術開発・商品化、コスト競争力 社会貢献と成長を続ける 企業基盤・理念の確立 住友精密工業 市場・顧客 <全社> : 経営基盤強化 経営資源投入の全体最適化 <個別事業> : 事業基盤強化 必要に応じた ・選択と集中 ・ビジネス・ポートフォリオ の再構築 技術開発・商品化のスピードアップ 市場開拓力・マーケティング力 新たなビジネススキームの構築 コスト改善 生産性の向上 信頼 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 7 2020年長期ビジョン 「ありたい姿」 「グローバル成長分野で、顧客とともに価値を創出する住友精密工業」 売上高営業利益率8%以上 今回 中期経営計画 連結売上高 1000億円規模 -2020年のありたい姿に 向けての道筋確立 1000 800 100.0 その他産業機器 熱交換器 80.0 航空宇宙 600 <「質」・「量」共 の 成長のエンジン> 営業利益 60.0 ・差別化技術 ・市場開拓力 ・コスト競争力 ・生産能力 ・新たなビジネススキーム 400 200 40.0 20.0 0 売上高 0.0 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 2020年度 営業利益 8 2020年長期ビジョン <前回中期計画迄> (航空宇宙) SPPCA 設立 MRO体制 整備 Trent1000 / XWB 開発 HS / CXポンプ 開発 他 (熱交換器) 高温熱交新工場 建設 新規海外マーケティング 他 (その他産機) 新深堀装置 開発 環境 中国 技術 承認 SOFC等諸案件 開発 他 <今中期計画での成長シナリオ> (航空宇宙) MRJ・HJ 立上 海外 新規Tier2 案件 Trent1000 / XWB 量販 HS / CXポンプ 拡販 他 (熱交換器) C-GTL触媒反応器 商用案件 海外案件 拡販 他 (その他産機) MT アプリケーション 拡大 環境 中国・新規装置 拡販 他 -「ありたい姿」への成長シナリオ 今回中期経営計画 主 要 施 策 前回中期計画施策 の刈り取り 2020年に向けて の種蒔き 1,000 売上高 (億円) 680 <2020への成長シナリオ> (航空宇宙) 新規Tier1 量販 等 (その他産機) SOFC 金属充填装置 ・ミニマルファブ装置 等 450 2013年度 2016年度 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 2020年度 9 2014~2016年度 中期経営計画 -「質」の成長 2020年のありたい姿へと成長するための、着実な基盤構築を目指した実行計画 <経営基盤強化> ・事業領域の最適化 事業実態に即したマネージメント (事業ポートフォリオ R&D) ・グローバル経営の充実 (2016年度 海外売上高比率50%) グローバルな感度を高めた最適マネージメント グループ間での効率化・最適化推進 ・経営資源の最大活用 財務体質強化 ( 2016年度 D/Eレシオ 0.83 見えない資産(人材・知財 他)の有効活用 ) ・コーポレートガバナンスの充実 コンプライアンス、リスクマネジメントの強化 CSRの推進 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 10 2014~2016年度 中期経営計画 -「質」の成長 2020年のありたい姿へと成長するための、着実な基盤構築を目指した実行計画 <事業基盤強化> R&D スピードアップ 事 業 価 値 の 創 出 ・ 向 上 生産性向上 QCD改善 サプライチェーン 強化 アフターサービス 充実 顧客価値・収益性 強化 <航空宇宙関連事業> 航空機関連産業の グローバルな飛躍に貢献 <熱交換器事業> 省エネルギーで低環境負荷な 社会の実現に貢献 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. <その他産業機器事業> 豊かな未来社会の創造に 独自のアプローチで貢献 11 2014~2016年度 中期経営計画 -「量」の成長 2020年のありたい姿へと成長するための、着実な基盤構築を目指した実行計画 <2020年への通過点としての2016年度目標> 売上高 680億円 (2013年度実績 450億円) 営業利益 54億円 (2013年度実績 9.6億円) 2013→2016年度にかけて 既存事業分野における 新製品・新市場での増加 +240億円 グローバル展開強化: 2016年度での 海外売上高比率 約50% (340億円) (対2013年度比) (2013年度実績45%) Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 12 航空宇宙関連事業 億円 売上高推移 民需 500 66% 官需 69% 民需比率 71% 500 - 中期経営計画主要施策 - 44% 300 -拡大するモビリティ各分野での 主導的地位確保 59% 59% 400 67% - 2014~2016年度 中期経営計画 200 176 205 225 250 117 120 128 95 85 90 90 100 100 100 11.3 12.3 13.3 14.3 15.3予 16.3予 17.3 予 <脚システム> Global Tier 1サプライヤーへの 成長戦略 100 0 2020 ありたい姿 <航空機用熱制御システム> 開発~量産サイクルの加速化 <油圧制御機器> HS/CXポンプの拡販強化 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 13 航空宇宙関連事業 - 中期経営計画主要施策 <航空機用脚システム> Global Tier 1サプライヤーへの課題と成長戦略 課題 前中期 今中期 2020年 ありたい姿 (2011~13) (2014~16) (2017~) Tier-1 技術開発力 MRJ/HJ量産開始 MRJ / H J 開発 新世代技術開発 ビジネス ・リージョナル MRO体制 航空機用脚の SPP NECO 買収 MRO事業拡大 Lufthansa Tech 提携 海外体制 SPPCA設立 グローバル 海外展開推進 (Tier 2→Tier 1) Tier 1 サプライヤー CFN買収 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 14 航空宇宙関連事業 - 中期経営計画主要施策 脚システム事業 住友精密工業グループの Global Tier 1体制 国内外 顧客 <体制の構築> 2012年4月: SPPCA設立 2013年5月: CFN買収 2014年4月: SPPNECO設立 顧客に貢献し、信頼を勝ち取り、 ステップアップ(Global Tier1受注)の早期実現へ 住友精密工業 ・国内販売 ・R&D、詳細設計 ・特殊工程、機械加工 ・マザー工場 新泉精機 (機械加工) SPE (設計支援) SPPCA ・海外販売 ・R&D、システム設計 ・最終組立・検査 ・カスタマーサポート SPPNECO CFN (脚MRO) (機械加工) グローバルな ネットワークの 全体最適化を図り、 顧客価値を高める ジャパン・エアロネット・ワーク他 国内外サプライヤー Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 15 航空宇宙関連事業 - 中期経営計画主要施策 <航空機用熱制御システム> 開発~量産サイクルの加速化 -これまで開発注力してきた各種新製品の本格量産化 ロールスロイス社 Trent1000(B787向)用熱交換器 TrentXWB(A350向)用熱交換器 Trent 1000 FOHE Trent XWB SAOHE その他の開発案件も、量産フェーズに移行 ボンバルディア社 Cシリーズ機防爆システム用熱交換器 G/E社 新型エンジンPassport20用熱交換器 MRJ 空調用熱交換器 -新たな開発案件の獲得 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 16 航空宇宙関連事業 - 中期経営計画主要施策 <油圧制御機器> HASUBAポンプ(HSポンプ)の拡販強化 -これまでの当社QTポンプに比べ低騒音、低脈動、高効率 2014年度 中国射出成型機市場向に 本格販売開始 2015年度 HSドライブシステム販売開始 更なる市場拡大を目指す HSポンプ 新型クーラントポンプ(CXポンプ)販売開始 -従来型クーラントポンプ(CQT)の技術をベースに 耐久性と作業性を向上 客先ニーズに応え、潜在的な補用需要の掘起し 東南アジア他 海外マーケティング強化 CXポンプ Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 17 熱交換器事業 億円 売上高推移 250 - 2014~2016年度 中期経営計画 汎用品他 高温工業用 工業用大型品 LNG気化装置 200 30 150 100 50 250 30 -省エネルギーで 低環境負荷な社会の実現に貢献 - 中期経営計画主要施策 - 65 23 5 40 20 4 44 25 10 35 55 35 40 LNG気化装置 堅調推移 シェールガス関連 熱交換器拡販 29 10 28 31 5 30 46 43 55 55 60 55 60 11.3 12.3 13.3 14.3 15.3予 16.3予 17.3 予 0 2020 ありたい姿 C-GTL社向 触媒反応器 商用案件受注へ 海外鉄道車両用途 拡販 LNG受入基地の気化装置(例) 空気分離装置用熱交換器 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 18 熱交換器事業 - 中期経営計画主要施策 [案件取組状況] シェールガス関連案件受注 • LNG製造基地向け熱交換器 (メリーランド州コーブポイント) • エチレンプラント向け熱交換器 (テキサス州ロングビュー) ⇒更なるマーケティング強化 北米サプライチェーンの構築 水素関連(新規開発) 2013年11月25日 当社 第2四半期決算説明会 資料より抜粋 • 水素ステーション用熱交換器の基礎技術調査開始 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 19 熱交換器事業 - 中期経営計画主要施策 Compact GTL社向け 触媒反応器 (高温工業用熱交換器) • 高温工業用ステンレス製熱交換器 増強新工場 建設完了 • C-GTL社がカザフスタン政府との間で プラント建設に関する協力覚書を締結 海外鉄道車両用途 拡販 当社 第10工場 • 欧州でのマーケティング強化 市場規模(兆円) • 鉄道車両メーカーでの 評価試験実施 計画中 世界鉄道関連市場予測 成長率 25 2.5%/年 高速鉄道 20 高速鉄道 15 10 都市鉄道等 都市鉄道等 5 0 2007年 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 2020年 20 その他 産業機器事業 億円 250 売上高推移 新規事業 他 マイクロテクノロジー SPTS(譲渡事業) 環境システム 237 - 2014~2016年度 中期経営計画 250 -豊かな未来社会の創造に 独自のアプローチで貢献 200 150 162 - 中期経営計画主要施策 - 128 50 0 <マイクロテクノロジー(MT)> 従来装置の更なる進化 新規装置開発 50 100 21 20 34 11.3 22 16 43 12.3 9 18 33 13.3 13 18 30 14.3 15 32 25 35 42 38 40 43 15.3予 16.3予 17.3 予 2020 ありたい姿 <環境システム> (中国)高度水処理システム拡販 (日本)当社の強みを活かす <新規事業> (SOFC)早期の技術確立・商品化 (SNW)ソリューション提供強化 (MT) Si 深堀装置 Predeus (環境) AOP処理装置 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 21 マイクロテクノロジー事業 - 中期経営計画主要施策 -MEMSで培った技術を他市場へ横展開すると共に、 新たな市場/アプリケーションへの応用も推進 Si深堀技術の更なる進化: 最新装置”Predeus” 後継機の開発 “Predeus”で達成した加工の高精度化に加え、 高速化を実現し、 高精度MEMSの飛躍的な生産性向上を目指す。 Predeus 次世代パワーデバイス向けSiC量産エッチング装置開発 次世代SiCパワーデバイス量産立上りに対応すべく、 現行”APS”(化合物/酸化膜エッチング装置)の 量産時信頼性向上・大口径化開発を推進 APS Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 22 マイクロテクノロジー事業 - 中期経営計画主要施策 新規装置の開発 - 3次元パッケージングTSVプロセス対応 金属充填装置 開発 (経済産業省「次世代スマートデバイス開発プロジェクト」参画) 将来の3Dハイブリッド ICにおけるTSV使用例 金属充填装置 (試作) - ミニマル・ファブ向けプラズマエッチャー及びプラズマCVD装置 開発 (経済産業省「革新的製造プロセス技術開発プロジェクト」参画) ミニマル・ファブ装置(試作) Sumitomo Precision Products Co., Ltd. ミニマル・ファブコンセプト 23 環境システム事業 - 中期経営計画主要施策 -オゾン発生機を技術のベースとし、 ハイエンド・アプリケーションで顧客価値を高める <中国> 難分解性排水を対象とした高度水処理システムの拡販強化 『SHASシステム=(SPP Hybrid AOP System)』 ゴミ処分場浸出水に含まれる難分解性CODを 国家基準 (100ppm)以下に 分解/低減できる 中国初の公的認定技術 ゴミ浸出水受注済案件 ・成都長安ゴミ処分場案件 ・河北省唐山厨房廃棄物 処分場排水処理案件 <日本> 当社の強みを活かし、 先端システムの拡販に注力 • 水処理向け:ジオキサン分解処理システム • 半導体向け:半導体製造プロセス用 窒素無添加高濃度オゾン発生機 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. ジオキサン分解処理システム 24 SOFC事業 - 中期経営計画主要施策 -当社技術シーズを活かして、早期の技術確立・商品化へ 家庭用 (1kW未満) 2013年度実績 家庭用燃料電池システムメーカとの協議が進行。 <家庭用燃料電池向け 800W セルスタック> 項目 単位 仕様 DC発電出力 W 800 サイズ mm 176W×159W×110H 重量 kg 8 特長 小型・軽量 当社独自の設計思想により薄型化を実現 高性能 流路設計の最適化による高効率発電 長寿命 高性能コーティングの採用により耐久性が向上 今中期計画 実証評価を数10台/年規模から開始して、 1,000台/年規模への拡大を目指す。 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 25 SOFC事業 - 中期経営計画主要施策 業務用(5~10kW) 2013年度実績 今中期計画 <5kWクラス業務用> NEDO技術実証評価事業に採択された三浦工業に 発電モジュール提供。 上記実証評価のデータを活用して、 性能と信頼性の向上を図り、商品化を目指す。 項目 単位 仕様 DC発電出力 kW 5.0 ユニットサイズ mm 500W×1000D×1500H (ガス・エンジン発電機並み) * 共同開発で目指す商品サイズ 大型機 (25~100kW) 今中期計画 業務用機開発のノウハウを活用して、 25kW評価機を開発。 25kW機を4台並列設置して100kW機を構成し、 そのフィールド評価を目指す。 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 26 センサーネットワーク事業 - 中期経営計画主要施策 -従来以上に「ソリューション提供」に重点を置き、顧客価値を更に高める センサとビッグデータ解析技術を利用した 遠隔監視システム商品化 計測 収集 機械学習 データベース センサネット 予測 分析 制御・アラート (想定される利用例) センサネット ゲートウエイ [製造設備・社会インフラ] 音や振動等のデータをもとに 製造設備の故障予測・橋梁の 異常検出 等 クラウドサーバ (データ保存・分析) インターネット 温湿度ノード [農業] ビニールハウスにおける 季節毎の異常温度の自動検知 ・最適な温度管理の自動設定 等 RS485無線化 ユニット パルスノード 各種センサ 各種メータ PC、タブレット、 スマートフォン (データ閲覧、警告メール受信) Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 27 センサ・ - 2014~2016年度 中期経営計画 MEMSデバイス事業(持分法対象事業) 億円 売上高推移 70 50 -高性能MEMSジャイロ・センサで ニッチ・トップを目指す 60 <事業体制> 50 40 研究・開発 等 Silicon Sensing Systems 社 研究・開発 等 (SSS) 30 (英)AIS社 (UTAS子会社) 20 10 顧客 ↑ 製造・販売 (持分法対象) 19 17 11.3 12.3 23 27 19 21 24 15.3予 16.3予 17.3 予 0 13.3 14.3 2020 ありたい姿 住友精密工業 (SPP) - 中期経営計画主要施策 MEMSジャイロセンサの 高精度領域への拡大 :MEMSジャイロで大型高価な 光式ジャイロ(FOG*)相当の精度を実現 — 高性能ジャイロの拡販 • 無人機/ロボット制御 • 掘削(資源探索)制御 • 重機制御 — 次世代ジャイロの開発促進 • (*) RLG: Ring Laser Gyro, FOG: Fiber Optical Gyro Sumitomo Precision Products Co., Ltd. H2A/Bロケット用に JAXAと共同開発中 28 2014~2016年度 中期経営計画 ー 売上高 (億円) 事業分野 2014年 2015年3月期 3月期 上期 2016年 2017年 下期 計 3月期 3月期 ● 航空宇宙関連 266 135 170 305 325 350 ● 熱交換器 123 70 60 130 175 195 61 30 55 85 100 135 マイクロテクノロジー 30 16 22 38 40 43 環境システム 18 7 25 32 35 42 新規事業 他 13 7 8 15 25 50 450 235 285 520 600 680 ● その他産業機器等 計 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 29 2014~2016年度 中期経営計画 ー 業績 (億円) 2014年 2015年3月期 3月期 売上高 上期 2016年 2017年 下期 計 3月期 3月期 450 235 285 520 600 680 (航空宇宙関連) 266 135 170 305 325 350 (産業機器) 184 100 115 215 275 330 9.6 -7.0 26.0 19.0 39.0 54.0 (航空宇宙関連) 8.0 -2.0 13.5 11.5 15.0 20.0 (産業機器) 1.6 -5.0 12.5 7.5 24.0 34.0 13.8 -9.5 24.5 15.0 35.0 50.0 5.8 -7.5 15.5 8.0 20.0 30.0 営業利益 経常利益 当期純利益 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 30 2015年3月期予想 ー 受注残高 (億円) 400 その他産業機器 熱交換器 航空宇宙関連 380 内 、SPTS 65 350 316 282 300 256 250 315 300 247 200 150 100 50 0 11.3 12.3 13.3 14.3 14.9予 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 15.3予 31 2014~2016年度 中期経営計画 ー 財務状況 (億円) 2014年 2015年 2016年 2017年 3月末 3月末 3月末 3月末 総資産 799 825 845 880 有利子負債合計 284 308 316 313 自己資本(純資産) 332 337 353 379 自己資本比率 41.0% 40.8% 41.8% 43.1% D/E レシオ 0.85 0.91 0.90 0.83 フリーキャッシュフロー(年間) -32 -49 -4 7 配当予想 (2014年度) 年 7円配当 (2013年度 年 7円) Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 32 2014~2016年度 中期経営計画 ー 設備投資及び資金調達 (億円) 減価償却費(有形) 設備(検収) 有利子負債残高 50 42 45 40 356 35 25 15 10 272 270 30 20 41 (10) 9 39 316 313 30 30 16.3予 17.3予 22 事業投資 を含まず 15 26 284 308 45 (1) 20 19 19 26 5 0 11.3 12.3 注) 12年3月期はSPTSを除く ( )内 SPTS 上期分 13.3 14.3 15.3予 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 33 2014~2016年度 中期経営計画 ー 研究開発 ・ 要員 研究開発費 ー2020年のありたい姿、更なる先を見据えた研究開発の実施 2014年 2015年 2016年 2017年 3月期 3月期 3月期 3月期 研究開発費 (億円) 対売上高比率 要 員 11 2.4% 15 2.9% 14 2.3% 16 2.4% ーグローバルなグループ経営強化の為の優秀な人材の確保 2014年 2015年 2016年 2017年 3月末 従業員数 (人) 一人当売上高(百万円) 3月末 1520 30 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 1720 30 3月末 1860 32 3月末 1930 35 34 最後に ジュラルミン研究 ー 住友精密工業 事業の歩み プロペラ一貫生産開始 ジュラルミン製の航空機用 プロペラブレード鍛造材生産 航空機用降着装置・ 熱交換器の事業へ 航空機用熱交換器技術から、 産業用熱交換器の事業へ プロペラ油圧技術転用で、 民間油圧機器事業へ 開発室で新規事業 開拓・研究開発 産業用オゾン発生装置を 商品化し、環境システム事業へ クライオポンプ技術 を導入 液晶製造装置事業へ 半導体/MEMS 製造装置事業へ MEMS製造装置を 利用してセンサ事業へ 熱交換器・環境システム・マイクロテクノロジーの 技術を結集し、燃料電池事業へ 1900 1950 2000 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. Future 35
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