3月期 決算及び長期ビジョン・中期経営計画説明会資料

2014年(平成26年)3月期
決算 及び 長期ビジョン
・中期経営計画 説明会
2014年5月23日
住友精密工業株式会社
本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、潜
在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている将来見通
しとは異なる結果となる可能性があることをご承知おきください。
2014年3月期決算
ー 実績のハイライト
 売上高
450億円
(対前年度 +49億円)
 営業利益
9.6億円
(対前年度 +5.3億円)
 経常利益
13.8億円
(対前年度 +5.3億円)
 当期純利益
5.8億円
(対前年度 +3.2億円)
 総資産
799億円
(前期末 756億円)
 有利子負債残高 284億円
(前期末 272億円)
 純資産
332億円
(前期末 336億円)
 自己資本比率
41.0%
(前期末 44.1%)
 D/Eレシオ
 配当
0.85
年 7円配当
(前期末 0.81)
(中間3.5円、期末3.5円)
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
1
2014年3月期決算
ー 売上高
(億円)
事業分野
2013年
2014年3月期
3月期 上期 下期
● 航空宇宙関連
218
114
152
● 熱交換器
123
49
74
● その他産業機器等
60
19
42
33
8
22
マイクロテクノロジー
18
7
11
環境システム
6
2
3
液晶製造装置
3
2
6
新規事業
計
401
182
268
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
中間期
対前期
計
266
123
61
<参考>
増 減
48 22%
0
0%
1
2%
通期
予想
273
125
77
30
-3
-9%
35
18
0
0%
28
5
-1
-17%
4
8
5
167%
10
450
49
12%
475
2
2014年3月期決算
ー 業績
(億円)
2013年
3月期
売上高
(航空宇宙関連)
(産業機器)
営業利益
(航空宇宙関連)
(産業機器)
経常利益
当期純利益
2014年3月期
対前期
増減
<参考>
中間期
通期
予想
475
401
上期
182
下期
268
計
450
49
218
114
152
266
48
273
183
68
116
184
1
202
4.3
-9.1
18.7
9.6
5.3
15.0
5.9
-1.4
9.4
8.0
2.1
9.7
-1.6
-7.7
9.3
1.6
3.2
5.3
8.5
2.6
-7.3
-6.7
21.1
12.5
13.8
5.8
5.3
3.2
13.5
5.0
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
3
2020年度 長期ビジョン、並びに
2014~2016年度 中期経営計画
ー グローバル成長分野で、
顧客とともに価値を創出する住友精密工業
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
4
前回 中期経営計画(2011~2013年度)レビュー
成長に向けての施策(成長基盤の整備)は着実に進展
 主要な製品開発・設備投資の実行
 グローバル展開の布石
 選択と集中の制度整備
売上高・営業利益の目標値は未達
2013年度
(億円)
中期計画
 新製品・新市場に係る
推進力・成長力の不足
 海外での事業環境認識不足
実績
売上高
800
450
営業利益
83.0
9.6
 外部環境変化と案件の遅れ
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
5
2014年~2020年の事業環境認識
グローバルなヒト・モノ・カネの
新興国の
地球環境への
移動の拡大
都市化と産業化
関心の高まり
<市場の機会>
モビリティ
熱・エネルギー
環境・ECO
情報化・ICT
民間航空機・鉄道市場等
中長期的に拡大
シェールガス/オイル革命
天然ガスシフト
分散型エネルギーシステム
<当社分野>
航空機器
油圧制御機器
熱交換器
環境システム
新興国環境意識の高まり
低炭素・ECO意識拡大
マイクロテクノロジー
情報量・通信量
の増大
メディアの高度化
センサネットワーク
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
燃料電池
MEMSセンサ
6
2014~2020年度 中長期計画
-「ありたい姿」に向けた道筋の確立
<質と量の両輪の成長モデル>
価値
<差別化の源泉>
顧客視線で『光る』技術開発・商品化、コスト競争力
社会貢献と成長を続ける
企業基盤・理念の確立
住友精密工業
市場・顧客
<全社> : 経営基盤強化
経営資源投入の全体最適化
<個別事業> : 事業基盤強化
必要に応じた
・選択と集中
・ビジネス・ポートフォリオ
の再構築
技術開発・商品化のスピードアップ 市場開拓力・マーケティング力
新たなビジネススキームの構築 コスト改善
生産性の向上
信頼
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
7
2020年長期ビジョン 「ありたい姿」
「グローバル成長分野で、顧客とともに価値を創出する住友精密工業」
売上高営業利益率8%以上
今回 中期経営計画
連結売上高 1000億円規模
-2020年のありたい姿に
向けての道筋確立
1000
800
100.0
その他産業機器
熱交換器
80.0
航空宇宙
600
<「質」・「量」共 の
成長のエンジン>
営業利益
60.0
・差別化技術
・市場開拓力
・コスト競争力
・生産能力
・新たなビジネススキーム
400
200
40.0
20.0
0
売上高
0.0
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
2020年度
営業利益
8
2020年長期ビジョン
<前回中期計画迄>
(航空宇宙) SPPCA 設立
MRO体制 整備
Trent1000 / XWB 開発
HS / CXポンプ 開発 他
(熱交換器) 高温熱交新工場 建設
新規海外マーケティング 他
(その他産機) 新深堀装置 開発
環境 中国 技術 承認
SOFC等諸案件 開発 他
<今中期計画での成長シナリオ>
(航空宇宙)
MRJ・HJ 立上
海外 新規Tier2 案件
Trent1000 / XWB 量販
HS / CXポンプ 拡販 他
(熱交換器)
C-GTL触媒反応器 商用案件
海外案件 拡販 他
(その他産機)
MT アプリケーション 拡大
環境 中国・新規装置 拡販 他
-「ありたい姿」への成長シナリオ
今回中期経営計画
主 要 施 策
前回中期計画施策
の刈り取り
2020年に向けて
の種蒔き
1,000
売上高
(億円)
680
<2020への成長シナリオ>
(航空宇宙)
新規Tier1 量販 等
(その他産機)
SOFC 金属充填装置
・ミニマルファブ装置 等
450
2013年度
2016年度
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
2020年度
9
2014~2016年度 中期経営計画
-「質」の成長
2020年のありたい姿へと成長するための、着実な基盤構築を目指した実行計画
<経営基盤強化>
・事業領域の最適化
事業実態に即したマネージメント
(事業ポートフォリオ R&D)
・グローバル経営の充実 (2016年度 海外売上高比率50%)
グローバルな感度を高めた最適マネージメント
グループ間での効率化・最適化推進
・経営資源の最大活用
財務体質強化 ( 2016年度 D/Eレシオ 0.83
見えない資産(人材・知財 他)の有効活用
)
・コーポレートガバナンスの充実
コンプライアンス、リスクマネジメントの強化
CSRの推進
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
10
2014~2016年度 中期経営計画
-「質」の成長
2020年のありたい姿へと成長するための、着実な基盤構築を目指した実行計画
<事業基盤強化>
R&D スピードアップ
事 業 価 値 の 創 出 ・ 向 上
生産性向上
QCD改善
サプライチェーン
強化
アフターサービス
充実
顧客価値・収益性 強化
<航空宇宙関連事業>
航空機関連産業の
グローバルな飛躍に貢献
<熱交換器事業>
省エネルギーで低環境負荷な
社会の実現に貢献
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
<その他産業機器事業>
豊かな未来社会の創造に
独自のアプローチで貢献
11
2014~2016年度 中期経営計画
-「量」の成長
2020年のありたい姿へと成長するための、着実な基盤構築を目指した実行計画
<2020年への通過点としての2016年度目標>
売上高 680億円
(2013年度実績 450億円)
営業利益 54億円
(2013年度実績 9.6億円)
2013→2016年度にかけて
既存事業分野における
新製品・新市場での増加
+240億円
グローバル展開強化:
2016年度での
海外売上高比率
約50% (340億円)
(対2013年度比)
(2013年度実績45%)
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
12
航空宇宙関連事業
億円
売上高推移
民需
500
66%
官需
69%
民需比率
71%
500
- 中期経営計画主要施策 -
44%
300
-拡大するモビリティ各分野での
主導的地位確保
59%
59%
400
67%
- 2014~2016年度 中期経営計画
200
176
205
225
250
117
120
128
95
85
90
90
100
100
100
11.3
12.3
13.3
14.3
15.3予
16.3予
17.3 予
<脚システム>
 Global Tier 1サプライヤーへの
成長戦略
100
0
2020
ありたい姿
<航空機用熱制御システム>
 開発~量産サイクルの加速化
<油圧制御機器>
 HS/CXポンプの拡販強化
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
13
航空宇宙関連事業
- 中期経営計画主要施策
<航空機用脚システム>
 Global Tier 1サプライヤーへの課題と成長戦略
課題
前中期
今中期
2020年 ありたい姿
(2011~13)
(2014~16)
(2017~)
Tier-1
技術開発力
MRJ/HJ量産開始
MRJ / H J 開発
新世代技術開発
ビジネス
・リージョナル
MRO体制
航空機用脚の
SPP NECO 買収
MRO事業拡大
Lufthansa Tech 提携
海外体制
SPPCA設立
グローバル
海外展開推進
(Tier 2→Tier 1)
Tier 1
サプライヤー
CFN買収
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
14
航空宇宙関連事業
- 中期経営計画主要施策
脚システム事業 住友精密工業グループの Global Tier 1体制
国内外 顧客
<体制の構築>
2012年4月:
SPPCA設立
2013年5月:
CFN買収
2014年4月:
SPPNECO設立
顧客に貢献し、信頼を勝ち取り、
ステップアップ(Global Tier1受注)の早期実現へ
住友精密工業
・国内販売
・R&D、詳細設計
・特殊工程、機械加工
・マザー工場
新泉精機
(機械加工)
SPE
(設計支援)
SPPCA
・海外販売
・R&D、システム設計
・最終組立・検査
・カスタマーサポート
SPPNECO
CFN
(脚MRO)
(機械加工)
グローバルな
ネットワークの
全体最適化を図り、
顧客価値を高める
ジャパン・エアロネット・ワーク他
国内外サプライヤー
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
15
航空宇宙関連事業
- 中期経営計画主要施策
<航空機用熱制御システム>
 開発~量産サイクルの加速化
-これまで開発注力してきた各種新製品の本格量産化
ロールスロイス社 Trent1000(B787向)用熱交換器
TrentXWB(A350向)用熱交換器
Trent 1000 FOHE
Trent XWB SAOHE
その他の開発案件も、量産フェーズに移行
ボンバルディア社 Cシリーズ機防爆システム用熱交換器
G/E社
新型エンジンPassport20用熱交換器
MRJ
空調用熱交換器
-新たな開発案件の獲得
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
16
航空宇宙関連事業
- 中期経営計画主要施策
<油圧制御機器>
 HASUBAポンプ(HSポンプ)の拡販強化
-これまでの当社QTポンプに比べ低騒音、低脈動、高効率
2014年度 中国射出成型機市場向に 本格販売開始
2015年度 HSドライブシステム販売開始
更なる市場拡大を目指す
HSポンプ
 新型クーラントポンプ(CXポンプ)販売開始
-従来型クーラントポンプ(CQT)の技術をベースに
耐久性と作業性を向上
客先ニーズに応え、潜在的な補用需要の掘起し
東南アジア他 海外マーケティング強化
CXポンプ
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
17
熱交換器事業
億円
売上高推移
250
- 2014~2016年度 中期経営計画
汎用品他
高温工業用
工業用大型品
LNG気化装置
200
30
150
100
50
250
30
-省エネルギーで
低環境負荷な社会の実現に貢献
- 中期経営計画主要施策 -
65
23
5
40
20
4
44
25
10
35
55
35
40
 LNG気化装置 堅調推移
 シェールガス関連 熱交換器拡販
29
10
28
31
5
30
46
43
55
55
60
55
60
11.3
12.3
13.3
14.3
15.3予
16.3予
17.3 予
0
2020
ありたい姿
 C-GTL社向 触媒反応器
商用案件受注へ
 海外鉄道車両用途 拡販
LNG受入基地の気化装置(例)
空気分離装置用熱交換器
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
18
熱交換器事業
- 中期経営計画主要施策
[案件取組状況]
 シェールガス関連案件受注
• LNG製造基地向け熱交換器
(メリーランド州コーブポイント)
• エチレンプラント向け熱交換器
(テキサス州ロングビュー)
⇒更なるマーケティング強化
北米サプライチェーンの構築
 水素関連(新規開発)
2013年11月25日
当社 第2四半期決算説明会
資料より抜粋
• 水素ステーション用熱交換器の基礎技術調査開始
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
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熱交換器事業
- 中期経営計画主要施策
 Compact GTL社向け 触媒反応器
(高温工業用熱交換器)
• 高温工業用ステンレス製熱交換器
増強新工場 建設完了
• C-GTL社がカザフスタン政府との間で
プラント建設に関する協力覚書を締結
 海外鉄道車両用途 拡販
当社 第10工場
• 欧州でのマーケティング強化
市場規模(兆円)
• 鉄道車両メーカーでの
評価試験実施 計画中
世界鉄道関連市場予測
成長率
25
2.5%/年
高速鉄道
20
高速鉄道
15
10
都市鉄道等
都市鉄道等
5
0
2007年
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
2020年
20
その他 産業機器事業
億円
250
売上高推移
新規事業 他
マイクロテクノロジー
SPTS(譲渡事業)
環境システム
237
- 2014~2016年度 中期経営計画
250
-豊かな未来社会の創造に
独自のアプローチで貢献
200
150
162
- 中期経営計画主要施策 -
128
50
0
<マイクロテクノロジー(MT)>
 従来装置の更なる進化
 新規装置開発
50
100
21
20
34
11.3
22
16
43
12.3
9
18
33
13.3
13
18
30
14.3
15
32
25
35
42
38
40
43
15.3予
16.3予
17.3 予
2020
ありたい姿
<環境システム>
 (中国)高度水処理システム拡販
 (日本)当社の強みを活かす
<新規事業>
 (SOFC)早期の技術確立・商品化
 (SNW)ソリューション提供強化
(MT) Si 深堀装置 Predeus
(環境) AOP処理装置
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
21
マイクロテクノロジー事業
- 中期経営計画主要施策
-MEMSで培った技術を他市場へ横展開すると共に、
新たな市場/アプリケーションへの応用も推進
 Si深堀技術の更なる進化: 最新装置”Predeus” 後継機の開発
“Predeus”で達成した加工の高精度化に加え、
高速化を実現し、
高精度MEMSの飛躍的な生産性向上を目指す。
Predeus
 次世代パワーデバイス向けSiC量産エッチング装置開発
次世代SiCパワーデバイス量産立上りに対応すべく、
現行”APS”(化合物/酸化膜エッチング装置)の
量産時信頼性向上・大口径化開発を推進
APS
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
22
マイクロテクノロジー事業
- 中期経営計画主要施策
 新規装置の開発
- 3次元パッケージングTSVプロセス対応 金属充填装置 開発
(経済産業省「次世代スマートデバイス開発プロジェクト」参画)
将来の3Dハイブリッド
ICにおけるTSV使用例
金属充填装置
(試作)
- ミニマル・ファブ向けプラズマエッチャー及びプラズマCVD装置 開発
(経済産業省「革新的製造プロセス技術開発プロジェクト」参画)
ミニマル・ファブ装置(試作)
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
ミニマル・ファブコンセプト
23
環境システム事業
- 中期経営計画主要施策
-オゾン発生機を技術のベースとし、
ハイエンド・アプリケーションで顧客価値を高める
<中国>
 難分解性排水を対象とした高度水処理システムの拡販強化
『SHASシステム=(SPP Hybrid AOP System)』
ゴミ処分場浸出水に含まれる難分解性CODを
国家基準 (100ppm)以下に 分解/低減できる
中国初の公的認定技術
ゴミ浸出水受注済案件
・成都長安ゴミ処分場案件
・河北省唐山厨房廃棄物
処分場排水処理案件
<日本>
 当社の強みを活かし、
先端システムの拡販に注力
• 水処理向け:ジオキサン分解処理システム
• 半導体向け:半導体製造プロセス用
窒素無添加高濃度オゾン発生機
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
ジオキサン分解処理システム
24
SOFC事業
- 中期経営計画主要施策
-当社技術シーズを活かして、早期の技術確立・商品化へ
家庭用 (1kW未満)
 2013年度実績
家庭用燃料電池システムメーカとの協議が進行。
<家庭用燃料電池向け 800W セルスタック>
項目
単位
仕様
DC発電出力
W
800
サイズ
mm
176W×159W×110H
重量
kg
8
特長
 小型・軽量 当社独自の設計思想により薄型化を実現
 高性能
流路設計の最適化による高効率発電
 長寿命
高性能コーティングの採用により耐久性が向上
 今中期計画
実証評価を数10台/年規模から開始して、
1,000台/年規模への拡大を目指す。
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
25
SOFC事業
- 中期経営計画主要施策
業務用(5~10kW)
 2013年度実績
 今中期計画
<5kWクラス業務用>
NEDO技術実証評価事業に採択された三浦工業に
発電モジュール提供。
上記実証評価のデータを活用して、
性能と信頼性の向上を図り、商品化を目指す。
項目
単位
仕様
DC発電出力
kW
5.0
ユニットサイズ
mm
500W×1000D×1500H
(ガス・エンジン発電機並み)
* 共同開発で目指す商品サイズ
大型機 (25~100kW)
 今中期計画
業務用機開発のノウハウを活用して、
25kW評価機を開発。
25kW機を4台並列設置して100kW機を構成し、
そのフィールド評価を目指す。
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
26
センサーネットワーク事業
- 中期経営計画主要施策
-従来以上に「ソリューション提供」に重点を置き、顧客価値を更に高める
 センサとビッグデータ解析技術を利用した
遠隔監視システム商品化
計測
収集
機械学習
データベース
センサネット
予測
分析
制御・アラート
(想定される利用例)
センサネット
ゲートウエイ
[製造設備・社会インフラ]
音や振動等のデータをもとに
製造設備の故障予測・橋梁の
異常検出 等
クラウドサーバ
(データ保存・分析)
インターネット
温湿度ノード
[農業]
ビニールハウスにおける
季節毎の異常温度の自動検知
・最適な温度管理の自動設定 等
RS485無線化
ユニット
パルスノード
各種センサ
各種メータ
PC、タブレット、
スマートフォン
(データ閲覧、警告メール受信)
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
27
センサ・
- 2014~2016年度 中期経営計画
MEMSデバイス事業(持分法対象事業)
億円
売上高推移
70
50
-高性能MEMSジャイロ・センサで
ニッチ・トップを目指す
60
<事業体制>
50
40
研究・開発 等 Silicon Sensing Systems 社
研究・開発 等
(SSS)
30
(英)AIS社
(UTAS子会社)
20
10
顧客
↑
製造・販売
(持分法対象)
19
17
11.3
12.3
23
27
19
21
24
15.3予
16.3予
17.3 予
0
13.3
14.3
2020
ありたい姿
住友精密工業
(SPP)
- 中期経営計画主要施策  MEMSジャイロセンサの
高精度領域への拡大
:MEMSジャイロで大型高価な
光式ジャイロ(FOG*)相当の精度を実現
— 高性能ジャイロの拡販
•
無人機/ロボット制御
•
掘削(資源探索)制御
•
重機制御
— 次世代ジャイロの開発促進
•
(*) RLG: Ring Laser Gyro, FOG: Fiber Optical Gyro
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
H2A/Bロケット用に
JAXAと共同開発中
28
2014~2016年度 中期経営計画
ー 売上高
(億円)
事業分野
2014年 2015年3月期
3月期
上期
2016年 2017年
下期
計
3月期
3月期
● 航空宇宙関連
266
135
170
305
325
350
● 熱交換器
123
70
60
130
175
195
61
30
55
85
100
135
マイクロテクノロジー
30
16
22
38
40
43
環境システム
18
7
25
32
35
42
新規事業 他
13
7
8
15
25
50
450
235
285
520
600
680
● その他産業機器等
計
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
29
2014~2016年度 中期経営計画
ー 業績
(億円)
2014年 2015年3月期
3月期
売上高
上期
2016年 2017年
下期
計
3月期
3月期
450
235
285
520
600
680
(航空宇宙関連)
266
135
170
305
325
350
(産業機器)
184
100
115
215
275
330
9.6
-7.0
26.0
19.0
39.0
54.0
(航空宇宙関連)
8.0
-2.0
13.5
11.5
15.0
20.0
(産業機器)
1.6
-5.0
12.5
7.5
24.0
34.0
13.8
-9.5
24.5
15.0
35.0
50.0
5.8
-7.5
15.5
8.0
20.0
30.0
営業利益
経常利益
当期純利益
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
30
2015年3月期予想
ー 受注残高
(億円)
400
その他産業機器
熱交換器
航空宇宙関連
380
内 、SPTS 65
350
316
282
300
256
250
315
300
247
200
150
100
50
0
11.3
12.3
13.3
14.3
14.9予
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
15.3予
31
2014~2016年度 中期経営計画
ー 財務状況
(億円)
2014年 2015年 2016年 2017年
3月末
3月末
3月末
3月末
総資産
799
825
845
880
有利子負債合計
284
308
316
313
自己資本(純資産)
332
337
353
379
自己資本比率
41.0%
40.8%
41.8%
43.1%
D/E レシオ
0.85
0.91
0.90
0.83
フリーキャッシュフロー(年間)
-32
-49
-4
7
配当予想 (2014年度)
年 7円配当 (2013年度 年 7円)
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
32
2014~2016年度 中期経営計画
ー 設備投資及び資金調達
(億円)
減価償却費(有形)
設備(検収)
有利子負債残高
50
42
45
40
356
35
25
15
10
272
270
30
20
41
(10)
9
39
316
313
30
30
16.3予
17.3予
22
事業投資
を含まず
15
26
284
308
45
(1)
20
19
19
26
5
0
11.3
12.3
注) 12年3月期はSPTSを除く
( )内 SPTS 上期分
13.3
14.3
15.3予
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
33
2014~2016年度 中期経営計画
ー 研究開発 ・ 要員
 研究開発費
ー2020年のありたい姿、更なる先を見据えた研究開発の実施
2014年 2015年 2016年 2017年
3月期 3月期 3月期 3月期
研究開発費 (億円)
対売上高比率
要 員
11
2.4%
15
2.9%
14
2.3%
16
2.4%
ーグローバルなグループ経営強化の為の優秀な人材の確保
2014年 2015年 2016年 2017年
3月末
従業員数 (人)
一人当売上高(百万円)
3月末
1520
30
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
1720
30
3月末
1860
32
3月末
1930
35
34
最後に
ジュラルミン研究
ー 住友精密工業 事業の歩み
プロペラ一貫生産開始
ジュラルミン製の航空機用
プロペラブレード鍛造材生産
航空機用降着装置・
熱交換器の事業へ
航空機用熱交換器技術から、
産業用熱交換器の事業へ
プロペラ油圧技術転用で、
民間油圧機器事業へ
開発室で新規事業
開拓・研究開発
産業用オゾン発生装置を
商品化し、環境システム事業へ
クライオポンプ技術
を導入
液晶製造装置事業へ
半導体/MEMS
製造装置事業へ
MEMS製造装置を
利用してセンサ事業へ
熱交換器・環境システム・マイクロテクノロジーの
技術を結集し、燃料電池事業へ
1900
1950
2000
Sumitomo Precision Products Co., Ltd.
Future
35