G r u p p o O c a r in is tic o B u d r ie s e

№158
Gruppo Ocarinistico Budriese
の故郷イタリアから 元祖 オカリナ七重奏
ナ
リ
カ
オ
オカリナ七重奏団
GOB
150年の歴史を誇り、
イタリアの文化遺産に
認められた
名門グループ!
ーゴ ブ ー
イタリア民謡、
カンツォーネなどの名曲を披露!
底抜けに明るいイタリアン・サウンド!
2014. 2.2
(日)
G OB - Gruppo Ocarinistico Budriese
オカリナ誕生の11年後の1864年に結成され、
現代まで150年続くオカリナの名門楽団。
2011年にはイタリア政府文化省文化遺産に指
定された。
異なるサイズの7つのオカリナを巧みに操る。
ブードリオのオカリナ学校で教育を受けた優秀
な奏者で構成されている。
アクトシティ浜松音楽工房ホール
♪フニクリ・フニクラ ♪オー・ソレ・ミオ
♪帰れソレントへ
♪ダンス(La danza di Rossini)
♪ドン・ジョバンニ ほか
1:30〜3:00pm
レクチャー
1,000円
◆コンサートのチケットをお持ちの方は無料
*《要申込》電話で楽器博物館へどうぞ。
*料金は当日受付でお支払いください。
コンサート
6:00pm∼
一般
3,000円 学生 1,000円
【全席自由】
チケット発売
12.2(月)
◆コンサートチケットでレクチャーも
聴いていただけます
人気のオカリナ、
初来日がほんとうに楽しみです!
日本はオカリナ演奏家や愛好家が世界で最も多い国のひと
つ。その歴史は昭和3年の明田川孝氏のオカリナ製作に始ま
るといいます。
もちろん明田川氏はそれ以前にオカリナを手に
入れていたわけですから、
日本でのオカリナの歴史はもう100
年近くになるのでしょう。
日本で一般に広まるのは戦後で昭和30年代末だと思いま
す。古い話ですが、昭和41∼42年にTV放送された「悪魔くん」
実写版でオカリナが登場していたのをご存知でしょうか。
ファ
ウスト博士が吹いて悪魔くんに引き継がれる
「ソロモンの笛」。
悪魔メフィストが悪魔くんの言う事をきかない時に、悪魔くん
はこの笛を吹いてメフィストを懲らしめるのですが、
この笛に
大きな「オカリナ」が 使わ れていました。そして昭 和 6 1 年、
NHKTV番組「大黄河」での、宗次郎さんによるテーマソング演
奏で日本中が大ブームに。でもこれらはすべて、オカリナの独
奏。
ブードリオからヨーロッパ各地に拡がり人気を博したオカ
リナの演奏は、独奏ではなく合奏だったのです。
私もオカリナ愛好家のひとりで、独奏はもちろん、合奏も仲
間と楽しみました。オカリナだけの合奏サウンドは、弦やリ
コーダーやサクソフォンアンサンブルなどに勝るとも劣らない
美しい響きです。ただ、
日本人の嗜好としては、
どこか哀愁のあ
る懐かしい、静かなサウンドを求めているようですね。
しかし、
発明者ドナーティーの意志を受け継ぐ本家本元の合奏団GOB
は、それとは正反対の、イタリアの明るいサウンド。
日本のオカ
リナ音楽シーンにいろいろな刺激を与えてくれることでしょう。
そう、やっと実現する初来日が、ほんとうに楽しみです。
嶋和彦(浜松市楽器博物館館長)
■未就学児の入場はご遠慮下さい。公演中の写真撮影、
録音録画は禁止です。 ■当日券は残席がある場合のみ発売
■チケットは楽器博物館、
アクトシティチケットセンター、
浜松市文化振興財団オンラインショップhttp://www.hcf.or.jp/shop/index.html 他にて発売。電話予約は楽器博物館へどうぞ。
主催/浜松市楽器博物館 公益財団法人浜松市文化振興財団 問合せ/浜松市楽器博物館 TEL.053-451-1128 E-mail:wakuwaku@gakkihaku.jp http://www.gakkihaku.jp