BS-IF受信増幅器 MODEL V・UHF混合回路内蔵 NT-30BSAW ■特 長 ■外観及び寸法図 1.BS-IF入力端子からBSコンバータ用にDC15V 4Wを 供給することができます。 単位:mm 270 2.V・UHF帯の地上波放送を合わせて伝送する場合に 便利な混合器を内蔵しています。また出力モニタに てV・UHF帯のレベルの確認が可能です。 198 3.内部には高周波特性に優れた表面実装用小形モール ドデバイスを使用し、安定した運用を確保しています。 4.ハウジングケース内の2本の取付ねじをゆるめるだ けで、アンプユニットを取り外すことができますので、 保守が容易に行えます。 5.電源端子(AC30V)は左右に設けてありますので、ど ちらからでも給電することができます。また電源端 子専用コネクタFT-TA-2を使用することにより、同 軸給電も可能です。 136 (289) 質量:4.6kg ■規格表 性 能 項 目 周 波 標 数 準 帯 利 V・UHF BS-IF 1035∼1335 域 (MHz) 76∼770 得 (dB) ── 29.5 備 考 1335MHzの値 通 過 帯 域 損 失 (dB) −3以内 ── 利 得 調 整 範 囲 (dB) ── +2∼−5以上 連続可変 2dBステップ 入 力 減 衰 器 (dB) ── 6 チ ル ト 特 性 (dB) ── −3 周 波 数 特 性 (dB) ── ±1.5以内 利 得 安 定 度 (dB) ── ±1.0以内 ── 104.5 1335MHzの値 10以下 定格最大利得時 標 準 出 力 レ ベ ル (dBμV) 雑 音 指 数 (dB) 入出力インピーダンス ── 75(FT型) (Ω) 入出力電圧定在波比 2以下 2.5以下 入 力 モ ニ タ 結 合 量 (dB) ── −20±1.5以内 −20±1.5以内 出 力 モ ニ タ 結 合 量 (dB) −70以下 定格出力レベル時 ── −63以下 定格最大利得時 ── DC15±10% 4W 相 互 変 調 (dB) ── ハ ム 変 調 (dB) 出 力 電 圧 (V) 囲 (℃) 使 用 不 温 耐 使 消 度 要 範 放 射(dBμV/m) 雷 用 電 費 電 範 囲 −20∼+50 34以下 IEC法による 入出力・電源端子とも正負各15kV(1.2×50μs)のサージ電圧に耐える 性 圧 チルト特性に対して (V) 力 (VA) AC22∼30 50/60Hz 14(DC15V送電時 19) AC30Vにおいて ■蓋の開閉方法 ■V・UHF入力端子 ●蓋を開く場合 ●空端子終端用ダミー 上下4本のボルトを右図のように対角線方向 に指で回る程度までゆるめた後、上方の2本 のボルトのみをゆるめていきますと、本体よ りボルトが外れ蓋は手前に開きます。 V・UHF端子を使用しない場合は必ず 付属の空端子終端用ダミーで終端して ください。アルミ栓と同寸法で、電流 カットが施してありますので安心して ご使用いただけます。 ●蓋を閉じる場合 蓋を開く場合と同様に4本のボルトを対角線 方向に徐々に締め付けてください。締め付け トルクは70∼80kgf・cm(7.2∼8.1N・m)で均一 に締め付けてください。 ■各部の名称 BS-IF利得調整 ボリューム (−5dB∼+2dB) BS-IF入力モニタ (−20dB) BS-IF入力 アッテネータスイッチ (2dB、4dB) アース端子 パイロットランプ V・U・BS-IF 出力モニタ (−20dB) アース端子 BS-IF入力送電 確認ランプ BS-IF入力端子 BS-IF入力送電スイッチ (DC15V) V・U・BS-IF 出力端子 出力送受電スイッチ (AC30V) V・UHF入力端子 V・UHF入力 送受電スイッチ (AC30V) 電源入力端子 (AC30V) AC30Vチェック端子 電源入力端子 (AC30V) (FT-TA-2別売品使用) ■電源端子取扱い方法 ●同軸給電の場合 電源端子(AC30V) は左右に設けてあります。 左右どちらか一方に電源端子専用コネクタ FT-TA-2(別売品)を挿入してください。 電源端子専用コネクタFT-TA-2はピンの長 さが違うため、電源端子以外使用しないで ください。 電源端子専用コネクタ FT-TA-2(別売品) フィッティング型 コネクタ ■ブロック図及び標準運用レベル BS-IF出力レベル BS-IF入力レベル BS-IF ATT (dBμV) BS-IF G.C 75 1035(MHz)1335 (dBμV) 104.5 101.5 2 4 (dB) 1035(MHz)1335 入力モニタ (−20dB) 出力モニタ (−20dB) V・UHF入力 ■レベル調整方法 ●入力レベルの設定 ●本器の適性入力レベルは75dBμVです。入力レベルが75dBμVを超える場合は、内蔵のATT等で適性入力レベルに合わせ てください。 ●入力レベルの測定は、BS入力モニタ端子で行ってください。入力モニタ端子のレベルは、入力端子のレベルよりも 20dB低い値を指示します。また、内蔵のATTはモニタ回路の前に組込まれています。 (モニタ端子レベル+20dBの値が 実際のアンプ入力となります。) ●出力レベルの設定 ●BS-IF利得調整ボリュームにて以下の表−1の値となるように調整してください。 ●出力レベルの測定は出力モニタ端子で行ってください。出力モニタ端子のレベルは、出力端子のレベルよりも20dB低い 値を指示します。但し、出力端子が開放状態または直接テレビを接続しているような場合等のように、出力側の電圧定 在波比が悪い場合は、モニタの値は不正確になります。 表−1 出力レベル 周波数(MHz) 1035 1049 1088 1126 1165 1203 1241 1280 1318 1335 チャンネル(ch) BS-1 BS-3 BS-5 BS-7 BS-9 BS-11 BS-13 BS-15 出力レベル(dBμV) 101.5 101.7 102.1 102.5 102.9 103.2 103.6 104.0 104.3 104.5 ※フィッティングコネクタ ●フィッティングコネクタはBS-IF対応品をご使用ください。フィッティングコネクタの特性、取付方法などが悪いと VSWRや各特性が悪化し、規定のレベルが得られなくなります。 ■取付方法 ●マスト取付方法 ●メッセンジャーワイヤへの取付け ステンレスバンド (市販品) 本体上部左右にあるワイヤ止め金具の六角ボルトをゆるめ、金具A、Bの間に メッセンジャーワイヤを挟み、取付位置を確認後、止め金具の六角ボルトを左 右均等に充分締め付けて完了です。 ワイヤ止め 金具A アース取付端子 アース取付端子 アース線 込む 押し メッセンジャー ワイヤ マスト 21A金具 (付属) ワイヤ止め金具B ●壁面取付方法 ●メッセンジャーワイヤ取付 ●21A金具取付 六角ボルト 六角ボルト ワイヤ止め金具A ワイヤ止め金具A 21A金具 メッセンジャーワイヤ ワイヤ止め金具B ワイヤ止め 金具B 21A金具 (付属) 木ねじ (4本付属) アース取付端子は本体上部の左右に設けてありますので、 どちらからでもアース線の取付けが可能です。アース線の取付けは、 アース取付端子(アー ス線差込穴径4mm)に所定のアース線の外被を約20mm剥ぎ、取付穴に差し込み、押えビスをしっかり締め込んで完了です。 ■電源送受電スイッチ操作方法(必ずご確認ください) ●電源系統図 BS-IF入力 送電確認ランプ 出力 ON ON パイロットランプ OFF OFF DC15V V・UHF入力 ON 定電圧電源部 AC30V チェック端子 (AC30V) OFF 電源入力 電源入力 ●BS-IF入力端子送電方法 ●BS-IF入力のスライドスイッチをONにすることにより、DC15Vを送電することができます。 ●DC15V送電時には通常、スライドスイッチの横にあるランプが点灯しますので、確認してください。もし、スイッチを ONにしてもランプが点灯しない場合は、短絡(ショート)などの異常が考えられますので原因をとりのぞいたのち、スイッ チをONにしてランプが点灯することを確認してください。 ●BS-IF入力端子にAC30Vを加えると故障の原因となりますのでご注意ください。 ●AC30V送受電方法 ●V・UHF入力、出力の各端子のスライドスイッチをONにすることにより、AC30Vを送受電することができます。 ●電源操作部の名称 BS-IF入力 送電確認ランプ BS-IF入力 送電スイッチ (DC15V) 出力送受電スイッチ (AC30V) V・UHF入力 送受電スイッチ (AC30V) 情 報 通 信 が 仕 事 で す。 本社/〒116-8561東京都荒川区西尾久7-49-8 C(03)3893-5221(大代) ●製品改良のため、仕様、外観の一部を予告なく変更することがあります。 D842009520 平成14年7月印刷 AC30V チェック端子 ■支店 東 京C(03)3893-5371 名古屋C(052)822-3321 大 阪C(06)6928-3461 福 岡C(092)584-1751 ■営業所 札 幌C(011)865-8522 盛 岡C(019)625-3128 仙 台C(022)390-0255 郡 山C(024)921-6011 宇都宮C(028)663-4191 高 崎C(027)361-1041 水 戸C(029)253-6901 長 野C(026)244-3135 富 山C(076)494-8552 さいたまC(048)651-7361 千 葉C(043)265-6401 多 摩C(042)540-1100 横 浜C(045)324-3241 平 塚C(0463)53-0620 静 岡C(054)238-1200 浜 松C(053)462-8521 広 島C(082)292-2747 高 松C(087)865-0945 北九州C(093)611-5258 熊 本C(096)358-6211 鹿児島C(099)260-9666 ■出張所 釧 路C(0154)24-7410 塩 尻C(0263)53-5221 川 崎C(044)854-2328 神 戸C(078)978-5545 岡 山C(086)241-9808 ■事務所 神 田C(03)5295-0051
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