BM14S II – オーナーズ・マニュアル イントロダクション イントロダクション 13. 雷雨の発生中または長期間使用しない場合は、プラグをコ 重要 - 安全に関する注意事項 14. 本装置の点検・修理は、必ず資格を持ったサービス技師に ンセントから抜いてください。 等辺三角形に括られた矢印付きの落雷マークは、接触す ご依頼ください。電源コードやプラグが破損した、液体を ると感電の恐れがある、危険な高電圧の絶縁されていな 本体にこぼした、本体シャーシ内に異物が入ってしまった、 い部品が機器内部に配置されていることを示します。 雨や過度の湿度にさらした、本体の動作異常が生じた、本 等辺三角形に括られた「!」サインは、機器を操作または 体を落としたなど、原因に関わらず本装置に損傷が生じた サービス作業を実施するうえで重要となる指示が、製品 に付属の文書類に記載されていることを示します。 場合はサービスが必要です。 15. 警告:火事や感電のリスクを軽減するため、雨や湿気にさ らされる環境での保管・使用は避け、花瓶等液体の入った 1. 注意事項をお読みください。 2. 注意事項の書類は手の届くところに保管してください。 3. 全ての警告をお守りください。 4. 全ての指示に従ってください。 5. 本装置を水気の近くで使用しないでください。 6. 本装置の手入れは、乾いた布のみを使用してください。 7. 換気口は塞がないでください。本体の設置は、製造者の指 示に従ってください。 8. ラジエーター、ヒート・レジスター、ストーブ、アンプリファ イア等の、あらゆる熱を発する機器の近くに設置しないで 物を本装置の上に置かないでください。 16. 本装置を交流主電源から完全に絶縁するには、交流レセプ タクルから電源コードを外してください。 17. 電源コードの電源プラグは、容易に抜き差しできるように してください。 18. 感電のリスクを軽減するため、バックパネルは取り外さな いでください。本装置を雨や湿気にさらさないでください。 内部にユーザ保守可能な部品はございません。サービス作 業は、必ず資格のあるサービス作業担当者が実施してくだ さい。 ください。 9. 極性プラグ、あるいはグラウンド・プラグの安全機構に手 シグナルワード を加えないでください。極性プラグは、二つの金属ブレー – 注意 – 喚起マークとこの単語の組み合わせ表記は、回避し ドの内、片側が大きく設計されています。グラウンド・タ ないと機器に対する軽度または中度の損傷の可能性が想定 イプのプラグは、二つの金属ブレードに加えてグラウンド される状態を示します。 用のピンがございます。これらは、安全のための機構です。 付属のプラグがコンセントの形状に合わない場合は、旧式 のコンセントの交換について最寄りの電気技師にご相談く ださい。 10. 電源コードは、踏み付けられたりはさまれたりしないよう – 警告 – 喚起マークとこの単語の組み合わせ表記は、回避し ないと死亡または重大な障害が発生する可能性が想定され る状態を示します。 – 危険 – 喚起マークとこの単語の組み合わせ表記は、回避し ないと死亡または重大な障害が発生する状態を示します。 に設置してください。特に、プラグとコンセント、そして 本体と電源コードが接続される周りにはご注意ください。 11. 本装置に設置するアクセサリーや装着器具は、製造者指定 のもののみをご使用ください。 12. カート、スタンド、三脚、ブラケット、テーブルは、 付属品または製造者が指定するもののみを使用して ください。カートを使用する場合、カートと機器を移動す る際の転倒や落下による怪我にご注意ください。 オーナーズ・マニュアル1 イントロダクション 2 BM14S II イントロダクション 本マニュアルについて 本マニュアルは 3 つのセクションで構成され、BM14S II の運用 に必要な情報を網羅します。 – 使用する前に:サブウーファーの開梱から接続までを解説し ます。リアパネルのコネクターとコントロールの説明も含ま れます。 – オペレーション:サブウーファーの全体的な操作方法と、性 能を発揮させるのに必要な適切な配置方法を解説します。 – セッティングの最適化/トラブルシューティング:最高の音 質を引き出すためのセッティングの最適化の方法を解説しま す。 オーナーズ・マニュアル3 4. Getting started 使用する前に 使用する前に Getting started 開梱 Unpacking the subwoofer 中身が正しく揃っていることを確認します: – サブウーファー:電源の仕様がサブウーファーが購入され た地域のものと一致することを確認します。記載はサブウー ファーのリア面にございます。併せて、ページ 1「安全に 1 2 1. Unpack the subwoofer on a clean, even and soft area; floor carpeting is very suitable. 関する注意事項」をご参照ください。 2. The packaging should be opened from the top (1). Remove all accessories that フロント・バッフル・グリル come packed with the subwoofer (such as AC–power cord and grille). Do not remove the top part of the protective material. – 電源コード:サブウーファーが購入された地域での使用に 3. With the protective material still in place but with accessories removed, carefully tilt the packaging on its side (1) and tilt again to turn it upside-down (2). Ensure 適当な電源コードが付属しているはずです。 that no part of the top-cover is obstructing the opening at the top. – 本オーナーズ・マニュアル 4. The outer packaging can now be lifted away from the subwoofer itself (3). Remove the protective material that now is on top. 5. Open the bag and remove such from around the base of the subwoofer. グリル 6. Again, carefully tilt the subwoofer on its side and again to turn it onto its feet. Note that the top part of the protective material will now come off easily so ensure 本サブウーファーはグリルを取り外した状態でもご使用いただ that the subwoofer doesn’t drop or slide away in the process. Check that the contents are complete: 3 けますが、事故による損傷やスピーカー・コーンへの埃の定着 を予防するために、取り付けた状態で使用することを推奨しま • Subwoofer: The factory-set power requirements (refer to label on rear of subwoofer) should correspond for the region where the subwoofer was す。サブウーファーでは、グリルを装着することによる音の変 purchased. Refer also to chapter “Important Safety Instructions” on page 3. • Front baffle grille. 化はごく小さく、実質無影響と言えます。 • AC mains lead. The supplied lead should be suitable for the region where the subwoofer was purchased. • Owners Manual. グリルの取り外し方 – 全ての角からグリルをやさしく引いて、外します。 サブウーファーの開梱と取り出しGrille 1. カーペット敷きの床等の清潔且つ柔らかく平らな場所で、 2. グリルの取り付け方 The subwoofer can be operated without the grille. However, it is recommended that the grille is mounted during normal use to help prevent accidental damage or dirt – 各スタッドの位置をフロント・バッフルの穴に揃えます。 サブウーファー製品箱の上フラップを開きます。 settling on the cone of the loudspeaker. With subwoofers, the influence of the grille on 全ての角をやさしく押し入れます。 製品箱は、上から開いてください (1)。同梱されているアク the sound is virtually negligible. セサリー類(電源コード・グリル等)を取り出します。箱 To remove the grille: Gently pull the grille at all corners. の固定緩衝材は取り出さないでください。 – グリルのマウント時にスピーカーのコーンに触れないよう、 ご注意ください。 3. アクセサリー類のみを取り出して固定緩衝材はそのままの To fit the grille: Line up the studs with the corresponding front baffle holes. 状態で、箱を一旦横にして (2)、次に逆さまにします。箱の Gently push the grille in at all corners. 上フラップが開口部を塞がないようにしてください。 Note: Be careful when mounting the grille not to touch the cone of the loudspeaker 4. 外箱を上方向に動かすと、サブウーファー本体は床上のま itself. まで、箱だけが持ち上がるはずです (3)。サブウーファーに 4 乗っている固定緩衝材を外します。 5. 袋を開き、サブウーファー底面から外します。 Dynaudio Acoustics BM14S 6. サブウーファーを一旦横にして、次に本体の足が床につく ように立てます。この間、本体上部側の固定緩衝材は外れ やすいため、サブウーファーを滑らしたり落とさないよう にお気をつけください。 4 BM14S II 使用する前に 4. Getting started コントロール類と接続 Controls and connections (1) AC IN 電源コネクターです。 1 1 2 2 3 11 4 5 10 6 (2) POWER ON - パワー・オン Mains power input. サブウーファーを手動でオン/オフするためのスイッチです。 POWER ON (Main) LED の表示色はサブウーファーの動作モードを示します。 Main power switch (to switch the subwoofer manually on and off). – 赤:ミュート・モード(電源オン) LED shows operation mode: • red: subwoofer switched on and in mute mode – 緑:稼働状態 • green: subwoofer is activated 3 Power (Mode)(3) Power On/Auto - パワー・モード(オン/自動) • On: subwoofer is permanently on – On - オン:常時オン • Auto: subwoofer switches on when signal is detected – Auto - 自動:信号検知時にオン 4 Gain (4) Gain - ゲイン Subwoofer volume level. サブウーファーの音量レベルを調節します。 5 Lowpass Subwoofer lowpass frequency: continuously variable from 50 to 150 Hz. (5) Lowpass - ローパス 6 Phase 7 Mode サブウーファーのローパス周波数を指定します(50 ∼ 150 Hz、 Phase setting:連続可変) phase can。be set to 0° or 180°. Subwoofer operation mode LFE or Slave: (6) Phase - 位相 • LFE: setting for normal use and Master use 位相を指定します。選択オプションは 0°と 180°です。 • Slave: setting for second and all following subwoofers 8 Highpass 9 Allows cutting サブウーファーの動作モードを指定します。 off low frequencies of the signal provided at the SAT/SUB output: • Flat: signal is not processed – LFE:単独もしくはマスター機 • 60: cut-off frequency at 60 Hz – Slave - スレーブ:複数台のサブウーファーで構成される • 80: cut-off frequency at 80 Hz セットアップにおける 2 台目以降 SAT/SUB (output) 7 9 (7) Mode - モード Output for satellite system to be connected. This signal is processed according to Highpass - ハイパス the Highpass(8) setting. SAT/SUB OUT から出力される信号の低域周波数帯をカットし 10 SAT/SUB (input) ます。 Input for full bandwidth signal. This signal will be processed according to the Highpass setting at the SAT/SUB output. – and Flatprovided - フラット:信号に処理は施されません 10 9 AC IN 8 – 60:カットオフ周波数 60 Hz 11 LFE • LFE/Slave: input for LFE signal – 80:カットオフ周波数 80 Hz • Slave: output to next subwoofer if installed Terminal pinout (sockets 9, 10 and 11) 1=0 2=+ 3=– オーナーズ・マニュアル5 Dynaudio Acoustics BM14S 5 使用する前に (9) SAT/SUB (Out) - サテライト/サブ・アウト サテライト・システム接続用のアウトプットです。ハイパスの 注意 設定に基づいて処理された信号が出力されます。 接続を誤ると、機器に損傷を与えることがあります。 (10) SAT/SUB (In) - サテライト/サブ・イン – BM14S II の接続を行う前に、電源スイッチをオフにします。 フルバンドワイズ信号のインプットです。信号はハイパスの設 – 電源をオンにするのは、必ず配線が終わり、設定の全行程 定に基づいて処理され、SAT/SUB アウトから出力されます。 4. Getting started (11) LFE イン/アウト が完了してからにしてください。 サブウーファーの入力 Connecting the subwoofer BM14S II は 2 種類のインプットを備えています。 – LFE/Slave - LFE /スレーブ・イン:LFE 信号用インプット – Slave - スレーブ・アウト:次のサブウーファーの接続用ア ウトプット CAUTION LFE/Slave - LFE /スレーブ・イン LFE チャンネルの信号を接続できます。信号は Damage due to improper connections! – サブウーファーから再生され、 (9) / (10) / (11) のピン配列 Improper connections may damage the device. – 2 台目のサブウーファーとの接続用に、スレーブ・アウト 1=0 Set the mains power switch to OFF before connecting the BM14S. にルーティングされます。 Only switch the subwoofer on (mains power switch to ON) after all connections and set up steps haveLowpass been properly completed. の設定は、このインプットの信号には影響しません。 2=+ 3=– サブウーファーの接続 SAT/SUB - サテライト/サブ・イン フルバンドワイズの信号を接続できます。信号は LFE/Slave SAT/SUB Subwoofer inputs – サブウーファーから再生され、 – Highpass の設定に従ってハイパス処理が施された信号が The BM14S provides two different signal inputs: SAT/SUB アウトにルーティングされます。 + LFE/Slave Lowpass Mode Highpass + 従ってローパス処理が施された信号が、Slave アウトにルー This input allows the LFE (Low Frequency Effect) channel to be connected. The signal is: ティングされます。 • reproduced by the subwoofer • routed to the Slave output for a second subwoofer to be connected. The Lowpass control has no impact on this input. Gain Phase + Slave – 2 台目のサブウーファーとの接続用に、Lowpass の設定に SAT/SUB This input allows the connection of a full bandwidth signal. The signal is: • reproduced by the subwoofer, • routed to the SAT/SUB output terminals. Low frequencies are cut-off according to the Highpass setting, • routed to the Slave output for a second subwoofer to be connected. High frequencies are cut-off according to the Lowpass setting. SAT/SUB 6 BM14S II 使用する前に Connecting a single subwoofer サブウーファー 1 台の接続 複数サブウーファーの接続 Multip Connecting as LFE channel (1) 1 2 The BM Using m LFE X Connect subwoofer to LFE/Slave input. acoustic Sub... When u (Slave) Connecting as subwoofer for satellites (2)followin LFE X Connect full bandwidth signal to SAT/SUBToinpu conn Sub reproduces sum of right and left signal. 1. Con Stereo 2. Set X Set the Mode switch to LFE. Stereo Note: 3. From LFE connection4.types Set • You can also use both the BM14S and routed accordingly. This both the LFE channel informationXasFurt we all fo connected satellite system. Sub 1 Sub 2 • Use Slave mode(Slave) if you want to use an e Note: (Master) system. BM14S II は、単体、または複数台のサブウーファーで構成され るシステムで使用できます。複雑な音響条件の部屋や広い部屋 LFE チャンネル用の場合 (1) においては、複数台のサブウーファーを使ったシステムを採用 サブウーファーを LFE/Slave インプットに接続します。 サテライト・システムのサブウーファーの場合 (2) – フルレンジの信号を SAT/SUB インプットに接続します。サ ブウーファーは、左右チャンネルがサミングされて出力さ LFE れます。 – Mode スイッチを LFE に設定します。 追記事項: Sub... (Slave) – 両タイプの接続を同時使用できます。信号の再生とルーティ ングは適切に取り扱われます。この場合、LFE チャンネル の信号とサテライト・システムの低域周波数帯域が両方再 生されます。 することでサウンドの向上が見られることがあります。 Multiple subwoofer connections 2 台以上のサブウーファーで構成されるシステムにおいては、 1 台目がマスターとなり、2 台目以降のスレーブをコントロール The BM14S can be used stand-alone or together w する形を取ります。 マスターとスレーブの間は、 サブウーファー ・ ケーブルで接続されます。 Using multiple units may be helpful if the listening ro acoustic conditions. Dynaudio Acoustics BM14S 複数台のサブウーファーの接続 When using two or more subwoofers, the first one (d 1. 既述の手順で、一台目のサブウーファーを接続します。 following subs (designated “Slave”)LFE via a subwoofe 2. 一台目のサブウーファーの Mode スイッチを に設定し ます。 一台目のサブウーファーの Slave アウトから次のサブウー To3.connect multiple subwoofers: ファーの LFE/Slave インに XLR ケーブルを接続します。後 1. Connect the first subwoofer as described before 者のサブウーファーがスレーブとなります。 Stereo 二台目のサブウーファーの Slave to に設定 Slave モードに設定します。 2. 4. Set Mode switch ofMode firstスイッチを subwoofer LFE. します。 3. From the Slave output of the first subwoofer con LFE/Slave input of the following subwoofer. Thi オーナーズ・マニュアル7 4. Set the Mode switch of the second subwoofer to – 外部のベース・マネージメント用機器を使用する場合は、 5. Operation 使用する前に Connectin 他のスピーカーの接続 二台目以降のサブウーファーも同様に接続し、Mode スイッチ を Slave に設定します。 If your source in LFE or SLA double proces LFE 追記事項: – 複数台のサブウーファーをマスター - スレーブで接続する To connect lo 場合、全てを同じ機種で揃えることを推奨します。 1. Connect th 2. From the s power amp – 複数台のサブウーファーを使ったセットアップでそれぞれ を個別にコントロールしたい場合は、全サブウーファーの Mode スイッチを LFE に設定します。ソースとなるサブウー Stereo ファーの出力を、Y ケーブル等で分岐します。 Note: The si conne multip To power amplifier or active speakers Opera ソース側がベース・マネージメント機能を備えている場合は、 ベース・マネージメント機能の内容に応じて、BM14S II の LFE Switchin インプットを LFE とスレーブ・モードのどちらを選択するかを 選びます。可能な限り、二重の処理は避けてください。 他のスピーカーの接続 Once you have and 1. Connect th 1. ページ 8「サブウーファー 1 台の接続」の手順に従って、 subwoofer 1. サブウーファーを接続します。 2. サブウーファーの SAT/SUB アウトからスピーカーと組み合 2. 2. Switch わせるパワーアンプの入力に XLR ケーブルを接続します。 追記事項: the The status 3. Select a po – 入力された信号は Slave アウトから出力され、他のサブウー ファーへの接続に使用できます。ページ 8「複数サブウー 3. ファーの接続」をご参照ください。 Power modes • On: the su • Auto 8 BM14S–II When a automat A Operation or active speakers オペレーション オペレーション 追記事項: – サブウーファーを完全にオフにするには、メインの POWER Switching the subwoofer on スイッチをオフにします。 サブウーファーの電源の投入 1. 2. 3. H H Once you have ensured yourself that all necessary connections have ボリューム(ゲイン)の調節 subwoofer and the connected components can be switched on. 1. Connect the subwoofer to the mains power. 注意 2. Switch the大音量 subwoofer on with the main POWER switch on the re 聴覚障害を防ぐために、大音量で長時間に渡るリスニングは行 The status LED on the rear of the subwoofer will light up red. わないでください。 3. Select a power mode with the Power switch on the rear panel.Th sp Power modes • On: the subwoofer is switched on permanently To • Auto – When a music signal is detected, the internal amplifier is activ automatically. The status LED on the back of the subwoofer wi As long as a music signal is available on the subwoofer’s inpu switched on. N – After 15 to 20 minutes of not sensing any input music signal, th 必要な接続が完了したら、サブウーファーと接続機器の電源を switch itself to Standby mode automatically. The status LED on オンにします。 subwoofer will light up red. 1. サブウーファーの電源コードをコンセントに接続します。 2. リアパネルの POWER スイッチを ON にします。サブウー ファー背面のステータス LED が赤く点灯します。 3. リアパネル Power On/Auto スイッチでパワー・モードを選Note: びます。 To switch the subwoofer completely off, set the main POWE OFF position. 適切なボリューム設定は、良好なバランスのスピーカー・セッ パワー・モード 8 トアップを構築するのに大切な要素の一つです。 – On - オン : サブウーファーは常時オンになります。 – Auto - 自動 : サブウーファーは常時オンになります。 – 音楽信号が検知されると、内蔵アンプが自動的に稼働し ゲインの調節方法: Dynaudio Acou – 正しい設定に Gain コントロールを調整します。 ます。サブウーファー背面のステータス LED が緑に点灯 します。音楽信号の再生が続く限り、オンの状態が保た れます。 – 音楽信号が検知されない状態が 15 ∼ 20 分続くと、サウ ブウーファーは自動的にスタンバイ・モードに切り替わ S (L 追記事項: – スレーブ・モード時には、ボリュームの調整を直接行えま せん。ボリュームの調整はマスタ−・サブウーファー側で 行います。 ります。サブウーファー背面のステータス LED が赤に点 Th Ab of sp To 灯します。 N オーナーズ・マニュアル9 オペレーション 5. Operation Lowpass - ローパス:サブウーファーのカットオフ周波数設定 Phase - フェーズ:位相の設定 Settin Selecting the subwoofer cut-off fr Combined frequency response With the (Lowpass) Subwoofer and mai Lowpass コントロールでサブウーファーの再生周波数帯域を指 定します。設定を上回る周波数の音量レベルは急激に落ちます。 カットオフ周波数の設定は、サブウーファーとスピーカーを組み 合わせた際の全体的なバランスを保つのに重要な要素です。 Level Main speakers relation area The Lowpass control allows the frequency range ofwh th Above the selected frequency the sound level The decreas pha of this cut-off frequency is important for a well balanced on relati speakers. figure on are inco the listen To selec the cut-off frequency Frequency Set the Lowpass control to the desired frequency サブウーファーとメイン・スピーカーの相関係を設定します。 Note: • The Lowpass only works on SAT/SUB inp • Perhaps subwoofer cut-off frequency is alr 出力が落ちることがあります。 management of your source. Please refer Tobass find your source. In general use only one サブウーファーとサテライト・スピーカーの相関係は、相対的 な距離、作り、メイン・スピーカーの構造に大きく依存します。1. Play 図の例は、サブウーファーとメイン・スピーカーで重複する周 Please also heed the instructions given in 2. the Togg oper 波数帯域で位相がずれているためにその帯域で再生される音量 loudspeakers. Choo 双方の位相がずれている場合、重複する周波数帯域でベースの カットオフ周波数の選択 – Lowpass コントロールで周波数を調整します。設定レンジ は 50 ∼ 150 Hz です。 追記事項: – Lowpass の設定は、SAT/SUB インプットにのみ有効です。 – ソース側がベース・マネージメント機能を備えている場合 Dynaudio Acoustics BM14S には、そちらですでにカット処理が行われている可能性が あります。ソース機材のマニュアルをご参照ください。一 が大幅に小さくなってなっている状態を示します。 適切な設定の判断方法 1. 重複する周波数帯域の成分を含む、ベース寄りのトラック Note: を再生します。 2. Phase を 0°と 180°に設定した時の音を比較します。 ベースが多い方を選びます。 般的に、ベース・マネージメントは一カ所に集約させるこ とを推奨します。 スピーカーの操作マニュアルもあわせてご参照ください。 Settin Depend subwoof the frequ system i amplifier 10 BM14S II a negati range of The BM the listening room in that area. Frequency オペレーション Highpass - ハイパス:サテライト・スピーカーの カットオフ周波数の設定 To f スピーカーの低域の再生能力によって、サブウーファーとスピー 1. P T あります。マッチングが正しく取れていないと、周波数特性が C フラットでなくなり、音質の低下につながります。さらに、小 1. Play a bass-rich track which also covers the o To find the correct phase setting:2. カーで再生する周波数が 50 ∼ 150 Hz の帯域で重複することが 型スピーカーや低出力のアンプは低域周波数帯域に影響を受け 2. Toggle the Phase switch between 0° and やすく、音質を損なうことがあります。ハイパス・フィルター 180 Note Choose the setting for which you experience で処理した信号を送ることで、サテライト・スピーカーが再生 する低域を制限することができます。 Note: You can not set the phase if the subwoofe of the m ハイパス・フィルターの設定オプションは次の通りです。 phase is controlled by the setting – Flat - フラット:信号に処理は施されません – 60:カットオフ周波数 60 Hz – 80:カットオフ周波数 80 Hz カットオフ周波数の設定 追記事項: Set – Highpass セレクターで設定を選びます。 Depe Setting the satellite cut-off freq subw – スレーブ・モード時には、位相の調整を直接行えません。 位相の調整はマスタ−・サブウーファー側で行います。 the fr syste Depending on the bass capabilities of the speake ampl subwoofer and speakers can overlap between 50 a neg the frequency response and thus a lower sound q range system is not matched properly. In addition, smal The B amplifiers will particularly be affected by the low f • F a negative effect on the sound quality. Therefore • 6 range of the connected speakers (called “satellite The BM14S provides three settings to achieve• th8 • Flat = no limitation To se • 60 Hz = frequencies below 60 Hz are cut-off S • 80 Hz = frequencies below 80 Hz are cut-off To set the cut-off frequency Switch Highpass control to needed position. 10 オーナーズ・マニュアル11 トラブルシューティング トラブルシューティング システム内でサブウーファーが正しく機能しない原因は本体の 故障とは限らず、多くの要因が考えられます。Dynaudio Professional ディーラーにお問い合わせいただく前に、このリスト をご確認ください。 – ケーブル類の配線が正しく行われているかご確認ください。 – ソース側のベース・マネージメントの設定をご確認くださ い。 – ソース側のサブウーファー・ボリュームをゆっくりと上げ てみてください。 – サブウーファーの Gain コントロールをゆっくりと上げてみ てください。 問題 考えられる原因 対処方法 音楽の再生中にサブウーファーが勝 長時間に渡って低域周波数帯域の信号が欠けているか大幅に不 手にオフになる 足している(映画における長いセリフのシーン等) 。 – 低域周波数帯域の信号が検知されると、サブウーファーは 自動的にオンに復帰します。 – メインの POWER スイッチを手動でオフ/オンします。 サブウーファーの電源をオンにして もつかない – 電源コードが外れている(LED が点灯しない) – 背面パワー・スイッチがオフになっている(LED が点灯し ない) 変更を加える前に、システムをオフにしてください。 – 電源コードを再度接続します。 – 電源を再度オンにします。 – 音声ケーブルの配線が正しく行われているか、確認します。 サブウーファーが自動的にオンにな らない – サブウーファーの 2 系統いずれのインプットにも信号が来 ていない(LED が赤く点灯) 変更を加える前に、システムをオフにしてください。 – 音声ケーブルの配線が正しく行われているか、確認します。 – ソースのサブウーファー用出力が正しく行われているか確 認します。 サブウーファーがオンであるにも関 わらず、音が聴こえない – サブウーファーの 2 系統いずれのインプットにも信号が来 ていない – ソース側のベース・マネージメント設定でサブウーファー がオフになっている。 – ソース側でサブウーファーのボリュームが絞りきられてい る – サブウーファーのレベルが絞りきられている 変更を加える前に、システムをオフにしてください。 – 音声ケーブルの配線が正しく行われているか、確認します。 – ソースのベース・マネージメントの設定が正しく行われて いるか確認します。 – ソースのサブウーファー・ボリュームをゆっくりと上げる – サブウーファーの Gain コントロールをゆっくりと上げる 12 BM14S II メンテナンス メンテナンス お手入れ ヒューズの交換 Dynaudio スピーカーは、一般家庭にあるハイテク製品と同様の Chan 警告 丁重な扱いを行う限り、特殊な取り扱いは必要ありません。 誤ったヒューズ・タイプは火災リスクにつながります 危険 間違ったタイプのヒューズを装着すると、サブウーファーの加 危険・内部に高電圧 熱、そして発火につながる恐れがあります。 電源がオンのまま BM14S II またはシステムの他のコンポーネン トを清掃することは、感電または障害の原因となります。 – 火災リスクを防ぐために、必ず同タイプ・同仕様のヒュー ズに交換してください。 – お手入れは、サブウーファーとシステムの他のコンポーネ ントの電源をオフにしてから行ってください。 ヒューズは、本体背面、電源コネクターの下に設置されています。 W Risk Inserti subwo Fo an アンプ・モジュールを取り外すことなく、ヒューズを交換でき サブウーファーの清掃 ます。 – キャビネットの手入れは、乾いたもしくは若干湿らせた柔 らかい布を使用してください。 – ウーファーのダイアフラムに定着した埃の除去には、細い The fus be cha 毛先の家具用ブラシをご使用ください。 追記事項: To cha 形状の変化が音に影響を与える可能性がありますので、ツイー 1. 2. 3. 4. ター・ドームには触れないでください。 ヒューズの交換手順 1. メインの POWER スイッチをオフにして、電源コードを外 します。 2. ヒューズ・ホルダーを引き出します。 3. 同タイプ・同仕様のヒューズと交換します。 4. ヒューズ・ホルダーを戻します。しっかりと位置が固定さ れるまでヒューズ・ホルダーを押します。 オーナーズ・マニュアル13 Swi Pul Rep Pus 保証 保証 EU 圏内の販売店から購入された Dynaudio Professional 製品は、 例外事項 購入日から 2 年間の保証期間が設けられており、通常の使用お 各市場の法規が次の例外事項あるいは前述のポリシーと異なる よびサービス作業において部品や仕上がりの欠陥がないことを 場合は、Dynaudio は法令を常に遵守します。 保証します。 Dynaudio から認定されていない作業者または施設による修理ま EU 圏外の販売店から購入された Dynaudio Professional 製品は、 たは変更、輸送中の事故を含む機械的な損傷、戦争、暴動、誤用、 購入日から 1 年間の保証期間が設けられており、通常の使用お 乱用、不適切な AC 電源での動作、不適切な接続または付属品 よびサービス作業において部品や仕上がりの欠陥がないことを の使用、不具合のある関連機器との動作、または過酷な気象条 保証します。 件下での使用や保管を行った場合は、本保証は無効となります。 保証期間内に本製品が指定の機能を果たさない場合、装置に損 シリアル番号が除去または改変された装置は、保証サービスの 傷がない状態で認定サービス施設または工場に送料元払いで返 対象外となります。 品した場合に限り、Dynaudio の判断において無料で修理あるい は代替製品との交換を行います。 Dynaudio は、偶発的または間接的な損害に対しては一切の責 任を負いません。Dynaudio の責任は製品本体に限定されます。 Dynaudio は、契約の解除による損害、交換機器の貸出料または 購入代金、サード・パーティーまたは顧客の利益の損失による 費用を含む、いかなる間接的な損害や損失について一切の責任 を負いません。 Dynaudio は、それまで製造された製品の変更または改善につい て義務を負うことなく、設計または製造工程での変更または改 善を行う権利を有します。 本保証は製品を購入した国内でのみ有効です。 14 BM14S II 仕様 仕様 システム アクティブ・サブウーファー エンクロージャー形式 密閉型 再生周波数帯域 18 ∼ 250 Hz (±3 dB) インプット – LFE/Slave XLR インプット – SAT/SUB 左右フル・バンドワイズ、XLR 入力インピーダンス(+ ブランチ) 20 kΩ 入力インピーダンス(- ブランチ) 10 kΩ 最大入力電圧 10 Vrms 出力 – Slave XLR 出力 – SAT/SUB 左右ハイパス・フィルター、XLR 出力インピーダンス 100 Ω(各ブランチ) XLR ピン配列 1: 0 / 2: + / 3: - モード・セレクター LFE / Slave(Slave モード時 Phase と音量コントロールは無効) Phase - 位相調整 0°/ 180°切替 ハイパス Flat / 60 Hz / 80 Hz 切替 ローパス 50 Hz ∼ 150 Hz 可変 電源モード オン/自動 アンプ出力 300 W、4Ω 消費電力 – スタンバイ < 0.5 W 消費電力 – 最大 325 W ウーファー – コーン 300 mm/12" ロングスロー、一体型熱成形 MSP コーン ウーファー – コイル 75 mm/3" 純アルミ・ボイスコイル 寸法(D x W x H)) 412 x 350 x 350 mm(布カバー含) キャビネット容積 31 リットル 質量 18.4 kg 電源 – 100-120 V / 220-240 V, 50/60 Hz 1 ヒューズ = 3.15 A 製品の仕様は性能向上のため予告なく変更されることがございます。 オーナーズ・マニュアル15 メモ メモ 16 BM14S II メモ オーナーズ・マニュアル17 © Dynaudio A/S, 8660 Skanderborg, Denmark Owner’s Manual BM14S II 0214 – item no. 455408-3 All text and image copyrights reserved. 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