ShadowProtect 4 IT Edition ユーザー様向け ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 目次 1. ShadowProtect 5 IT Edition の新機能 ................................................................................................ 3 1-1 ShadowProtect 5 IT Edition の新機能 .................................................................................................. 3 1-2 REBuilder とは ...................................................................................................................................... 3 2. REBuilder のインストール ................................................................................................................. 4 2-1 REBuilder インストール プログラムの入手 ......................................................................................... 4 2-2 REBuilder のインストール .................................................................................................................... 7 3. USB キーのアップデート ................................................................................................................... 14 3-1 REBuilder で作成できる RE の種類..................................................................................................... 14 3-2 USB キーのアップデート...................................................................................................................... 15 3-3 IT Edition 3 日用 ISO の作成 .............................................................................................................. 23 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 1. ShadowProtect 5 IT Edition の新機能 1-1 ShadowProtect 5 IT Edition の新機能 ShadowProtect 5 IT Edition の新機能は、次のとおりです。 Windows 8 / 8.1 と Windows Server 2012 / 2012 R2 をサポート UEFI マザーボードをサポート GPT ブートボリュームをサポート Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) および KVM ハイパーバイザーをサポート StorageCraft Recovery Environment (RE)起動時における MBR と GPT ドライブの初期化 任意のドライバ ファイルを追加したオリジナル RE の作成 1-2 REBuilder とは 「StorageCraft Recovery Environment Builder(REBuilder) 」のプログラムを使用することで、Windows PE ベースのオリジナル RE を作成することができるようになりました。 さらに、REBuilder を使用することで、ShadowProtect IT Edition の USB キー内の ShadowProtect のプロ グラムをアップグレードできるようになりました。 REBuilder のプログラムは、 「ShadowProtect 最新プログラムダウンロードページ」より入手することが 可能です。 ShadowProtect 最新プログラムダウンロードページ http://www.shadowprotect.jp/user/pg_download.html こちらのページから StorageCraft Recovery Environment Builder や ImageManager、 ShadowStream Server の最新プログラムをダウンロードすることができます。 REBuilder を使用することで、ISO ファイルとして RE を作成することもできます。 RE が起動する際に自動的に読み込むドライバ ファイルを指定することができるようになったため、それぞれのマシ ンにあったオリジナルの RE を任意に作成できるようになりました。 3 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 2. REBuilder のインストール 2-1 REBuilder インストール プログラムの入手 REBuilder インストール プログラムを入手するには、次の手順で行います。 REBuilder を入手するには、製品納品時に同梱される ShadowProtect のシリアルキー(4 桁×4)または ShadowProtect IT Edition のプロダクトキー(4 桁×4)が必要になります。 UEFI 機にて、リカバリ メディアを使用される場合は、REBuilder 1.1.3 をご使用ください。 REBuilder 1.1.3 がご必要な際は、サポートセンター (https://www.runexy.co.jp/form/support/shadowprotect.html)までお問い合わせください。 操 作 手 順 ① ShadowProtect 最新プログラム ダウンロードページ (http://www.shadowprotect.jp/user/pg_download.html)が表示されますので、そのページより REBuilder ダウンロード項目をクリックします。 ② StorageCraft 社の RE ダウンロードページが表示されますので、[Product Key:]ボックスに ShadowProtect または ShadowProtect IT Edition のプロダクトキー(4 桁×4)を入力して、 [Submit]ボタンをクリックします。 4 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ③ 使用許諾をご確認後、下の方にある[I Accept]ボタンをクリックします。 ④ 「StorageCraft Recovery Environment -Builder」項目の[Download]をクリックします。 5 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑤ REBuilder インストール プログラム(exe ファイル)を任意の場所に保存してください。 以上で、REBuilder インストール プログラムを入手する手順は終了です。 6 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 2-2 REBuilder のインストール REBuilder をインストールするには、次の手順で行います。 REBuilder をインストールできる OS は、次のとおりです。 Windows 8 / 8.1 Windows 7 Windows Server 2012 / 2012 R2 Windows Server 2008 R2 REBuilder にて RE を作成するには、Windows アセスメント & デプロイメント キット (以下 Windows ADK)と Microsoft .NET Framework 3.5 が必要です。 なお、これらは REBuilder インストール後、別途インストールすることも可能です。 操 作 手 順 ① P6 手順⑤で入手した REBuilder インストール プログラム(exe ファイル)をダブルクリックして、 インストールを実行します。 ② REBuilder インストール ウィザードが開始しますので、[インストール言語]画面で「日本語」を選 択して、[次へ]ボタンをクリックします。 ③ [次へ]ボタンをクリックします。 7 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ④ [エンドユーザー使用許諾書]をご確認の上、[ライセンス使用規約に同意します]チェックボックスを オンにして、[次へ]ボタンをクリックします。 ⑤ インストール フォルダーを指定する画面が表示されますので、[次へ]ボタンをクリックします。 ⑥ [次へ]ボタンをクリックして、インストールを開始します。 ⑦ インストールが完了しました、[終了]ボタンをクリックします。 8 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑧ [スタート]メニューの[StorageCraft] - [Recovery Environment Builder]をクリックします。 ⑨ 初回起動時に、Microsoft .NET Framework 3.5 がインストールされていない場合は、インストールを 促すメッセージが表示されますので、OS に用意されている Microsoft .NET Framework 3.5 をインス トールします。 REBuilder をインストールする前に、Microsoft .NET Framework 3.5 をインストールしておくことも可能です。 [Windows の機能]ダイアログボックスの[閉じる]ボタンをクリックすると、REBuilder が起動しますが、 Microsoft .NET Framework 3.5 や Windows ADK がインストールされていない状態では、RE を作成できませ ん。そのため、表示された REBuilder の画面は閉じてください。 Windows Server 2012 / 2012 R2 の場合は、[役割と機能の追加ウィザード]を使用し、[機能]の一覧に ある「.NET Framework 3.5 Features」をインストールしてください。 Windows 8 などのクライアント OS の場合は、[コントロールパネル]の[プログラムと機能]から[Windows の機能の有効化または無効化]より、Microsoft .NET Framework 3.5 をインストールしてください。 9 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑩ 初回起動時に、Windows ADK がインストールされていない場合は、インストールを促すメッセー ジが表示されますので、[Microsoft から Windows ADK をダウンロードしてください]をクリックし ます。 ⑪ Microsoft Download Center より、Windows ADK をダウンロードします。 REBuilder をインストールする前に、Windows ADK をインストールしておくことも可能です。 [ADK が見つかりません]ダイアログボックスの[閉じる]ボタンをクリックすると、REBuilder が起動しますが、 Microsoft .NET Framework 3.5 や Windows ADK がインストールされていない状態では、RE を作成できませ ん。そのため、表示された REBuilder の画面は閉じてください。 ⑫ ダウンロードした Windows ADK インストール プログラム(adksetup.exe)をダブルクリックしま す。 Windows ADK をインストールするには、インターネット接続が必要となります。 インターネット接続していないマシンへ REBuilder をインストールする場合は、事前に Windows ADK のインスト ール プログラムをインターネット接続できるマシンでダウンロードします。 詳細につきましては、P13 のメモ欄をご参照ください。 10 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑬ Windows ADK のインストール ウィザードが起動しますので、[このコンピューターにアセスメン ト & デプロイメント キットを インストールします]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。 ⑭ [カスタマー エクスペリエンス向上プログラム(CEIP)への参加]画面で、[はい]または[いいえ]を 選択して、[次へ]ボタンをクリックします。 ⑮ [使用許諾契約]画面で、使用許諾契約をご確認の上、[同意する]ボタンをクリックします。 11 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑯ [インストールを行う機能を選択してください]画面で、次の項目を選択して、[インストール]ボタン をクリックします。 Deployment Tools Windows Preinstallation Environment(Windows PE) [Deployment Tools]と[Windows Preinstallation Environment(Windows PE)]のみをダウンロード・インストー ルする場合は、30 分程度かかります。 ※ 時間は、インターネット接続やマシンのパフォーマンス状況などの環境に依存します。 なお、事前に Windows ADK をダウンロードしておくことで、インストール時間を短縮することもできます。 詳細につきましては、P13 のメモ欄をご参照ください。 ⑰ Windows ADK のインストールが完了しましたら、[閉じる]ボタンをクリックします。 ⑱ [スタート]メニューの[StorageCraft] - [Recovery Environment Builder]をクリックし、REBuilder の画面 が表示されることをご確認ください。 以上で、REBuilder をインストールする手順は終了です。 12 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 Windows ADK をインストールするには、インターネット接続が必要となり、30 分程度かかります。 事前に Windows ADK のインストール プログラムをダウンロードしておくことで、REBuilder を複数台にインストー ルする環境において、インストール時間を短縮することができます。 Windows ADK すべてのインストール プログラムをダウンロードするため、60 分程度、初回ダウンロード時間がか かります。 しかしその後は、ダウンロード済みのフォルダー内にある「adsetup.exe」を実行するだけで、インターネット接続の必 要なく、3 分程度で Windows ADK をインストールすることができます。 ※ 時間は、インターネット接続やマシンのパフォーマンス状況などの環境に依存します。 ①Windows ADK のインストール ウィザードで、[個別のコンピューターにインストールするために アセスメント & デプロイメント キット をダウンロードします]を選択して、ダウンロードを実行してください。 ②Windows ADK ダウンロード後、ダウンロードフォルダ内にある「adksetup.exe」を REBuilder をインストールす るマシンで、実行します。 ※ Windows ADK をダウンロードしたマシンと REBuilder をインストールするマシンが異なる場合は、Windows ADK ダウンロ ード フォルダーを REBuilder インストールマシンが確認できるネットワーク共有フォルダーへ保存してください。 ③インストールウィザードに従い、[Deployment Tools]と[Windows Preinstallation Environment(Windows PE)]をインストールしてください。 13 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 3. USB キーのアップデート 3-1 REBuilder で作成できる RE の種類 REBuilder では、次の 3 種類の RE タイプを作成することができます。 ▼ RE タイプ タイプ 説明 Recovery Environment ShadowProtect の RE。 通常はこのタイプを選択 ShadowProtect IT Edition 用の RE。 別途 USB キー内の IT Edition ライ センスサーバーの起動が必要 ShadowProtect IT Edition USB キー に対して直接書き込みことで、USB キーをアップデートすることが可能。 ShadowProtect IT Edition 用の RE。 作成後 3 日間のみ IT Edition ライセ ンスサーバーなしで、使用することが 可能。 IT Edition IT Edition 3 日用 ISO ※ プロダクトキー 不要 使用期間限定 なし OS 上での使用 不要 必要 なし 可能 3 日間 可能 IT Edition ライセンスサーバー 不要 不可 不要 USB キーへ直接 書き込みの場合 必要 不要 [OS 上での使用]項目は、ShadowProtect がインストールされていないマシンにて、 OS が起動している状態で使用でるか否かを「可能」 「不可」で表示 ShadowProtect IT Edition ライセンスサーバーにつきましては、「IT Edition クイックスタートガイド」をご参照くだ さい。 資料ダウンロードページ:http://www.shadowprotect.jp/support/download.html ▼ RE ライセンスと機能制限 タイプ ライセンスの状態 機能制限 Recovery Environment インストール・ シリアルキーアクティベーション済み 未アクティベーション すべての機能 使用可能 IT Edition IT Edition 3 日用 ISO IT Edition ライセンスサーバー 接続状態 USB キー直接書き込みを行った状態 (USB キーアップデート) IT Edition ライセンスサーバー 未接続 次の機能が制限されます Hardware Independent Restore(HIR) すべての機能 使用可能 次の機能が制限されます Hardware Independent Restore(HIR) ホットバックアップ ディスクコピー 複数ボリュームのリカバリ 使用期間内 すべての機能 使用可能 使用期間外 次の機能が制限されます Hardware Independent Restore(HIR) ホットバックアップ ディスクコピー 複数ボリュームのリカバリ Hardware Independent Restore(HIR)とは、アレイ コントローラーやネットワーク アダプタなどが異なる構成の マシンへリカバリできる機能のことで、標準で提供しています。 14 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 3-2 USB キーのアップデート REBuilder を使用し、ShadowProtect IT Edition USB キーをアップデートするには、[スタート]メニューの [StorageCraft] - [Recovery Environment Builder] ク リ ッ ク し て 、 表 示 さ れ る [StorageCraft Recovery Environment Builder]ダイアログボックスを使用します。 その際、[出力用製品タイプ]は「IT Edition」を選択し、USB キーへ直接書き込みます。 ▼ [StorageCraft Recovery Environment Builder]ダイアログボックス 項目 内容 設定値 出力用製品タイプ 作成する RE のタイプを選択 アーキテクチャ 作成する RE のアーキテクチャを選択。 現時点は 32-bit のみである ISO の言語を選択 Recovery Environment IT Edition IT Edition 3 日用 ISO 32-bit 出力用製品言語 IT Edition Product Key Windows ADK ディレクトリ ISO 出力ディレクトリ Recovery Environment への追加ドライバ (32 ビットのみ) 日本語(日本) タイプで[IT Edition 3 日用 ISO]を選択した際、表示される項 目 Windows ADK がインストールされているディレクトリを指定 IT Edition の プロダクトキーを入力 RE ISO の保存先を指定 任意の場所を指定 RE 起動時に自動読み込みさせるドライバファイルを指定。 ドライバファイルは 32 ビットの inf ファイルを使用 [ドライバの追加]ボタンを使用 し、 別途用意したドライバファイルを デフォルトのまま 追加 [ISO 出力ディレクトリ]に 2 バイト文字(日本語)を含むパスを指定できません。そのため、2 バイト文字を含まないパ スを指定してください。 詳細につきましては、弊社 FAQ (http://www.runexy.co.jp/support/faq/faq_shadowprotect/detail/faq_0010613)をご参照ください。 RE 起動時にハードウェアが認識しなかった場合は、RE 起動後も、[ツール]メニューの[ドライバの読み込み]からドラ イバファイルを読み込ませることができます。 15 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 RE 起動時に、自動的に読み込むドライバファイルを追加した ShadowProtect IT Edition USB キーのアッ プデート方法は、次の手順で行います。 USB キーアップデート前に、USB キーのバックアップを使用して作成することを推奨します。 ShadowProtect をインストールしたマシンが無い場合は、P2321 「3-3IT Edition 3 日用 ISO の作成」をご参考に IT Edition 3 日用 ISO を作成し、ご使用ください。 操 作 手 順 ① ShadowProtect IT Edition USB キーをマシンへ接続し、[スタート]メニューの[StorageCraft] - [Recovery Environment Builder]クリックして、[StorageCraft Recovery Environment Builder]ダイアログボックスを 表示させます。 ② 次のように項目を設定します。 [出力用製品タイプ] ···················· IT Edition [出力用製品言語] ······················· 日本語(日本) Windows ADK ディレクトリ ········ デフォルトのまま ③ [ISO 出力ディレクトリ]を変更する場合は、右側の…をクリックします。 16 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ④ 表示された[フォルダーの参照]ダイアログボックスを使用し、任意の RE ISO の保存先フォルダー を指定して、[OK]ボタンをクリックします。 ⑤ [ISO 出力ディレクトリ]が変更されたことを確認します。 ⑥ 追加ドライバを指定する場合は、 [ドライバの追加]ボタンをクリックします。 ⑦ 表示された[ドライバファイルの選択]ダイアログボックスを使用して、ドライバファイルを指定し ます。 ドライバファイルは 32 ビットの inf をご用意ください。 拡張子が .exe 形式のドライバファイルはご利用になれません。事前に .exe ファイルを展開しておくなどして、 ドライバファイルセット(拡張子が .inf や .sys, .drv 等で構成されているファイル群)をご用意ください。 追加するドライバファイルが複数ある場合は、[ドライバの追加]ボタンをクリックして、ドライバファイルを追加してくださ い。なお、 [ドライバの削除]ボタンをクリックすると、追加したドライバファイルを削除することができます。 17 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑧ ドライバファイルの追加が完了しましたら、RE ISO を作成します。 [Recovery Environment の構築]ボタンをクリックします。 ⑨ RE ISO の作成が開始されます。 ⑩ RE ISO の作成が完了すると、メッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。 18 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑪ [Recovery Environment メディアの書き込み]ダイアログボックスが表示されますので、 USB キーを指定して、[書き込み]ボタンをクリックします。 ⑫ 上書き確認のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 ShadowProtect IT Edition USB キーのみはフォーマットせずに上書きされます。 そのため上書きされなかった古いファイルも USB キー内に残ります。 [Recovery Environment メディアの書き込み]ダイアログボックスで、接続している ShadowProtect IT Edition の USB キー以外の USB メモリーを指定すると、USB ブートする RE を作成することができます。 その場合は、USB メモリーはフォーマットされるため、保存されるデータは削除されます。 また、USB キーのように ShadowProtect IT Edition ライセンスサーバー機能は追加されません。 19 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑬ メディアへの書き込みが完了すると、メッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックしま す。 ⑭ [Recovery Environment メディアの書き込み]ダイアログボックスの×ボタンをクリックします。 ⑮ [StorageCraft Recovery Environment Builder]ダイアログボックスの×ボタンをクリックし、REBuilder を終了します。 [以前に構築した Recovery Environment の CD/DVD/USB への焼き付け]ボタンをクリックすると、 メディアへ RE を書き込みことができます。 20 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑯ アップデートができたことを確認します。 そのまま ShadowProtect IT Edition USB キーをマシンに差したままで、OS 上から USB キー内の 「Start_ShadowProtect.CMD」をダブルクリックします。 すでに ShadowProtect がインストールされているマシンで、USB キー内の「Start_ShadowProtect.CMD」をダブ ルクリックしても、ShadowProtect IT Edition が起動せず、インストールされている ShadowProtect が起動すること があります。 その場合は、他のマシンでご確認いただくか、マシンを再起動してからご確認ください。 ⑰ OS 上で初回起動時に「ShadowProtect IT Edition 技術者ライセンス契約書」が表示されますので、 [許諾]ボタンをクリックします。 21 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ⑱ ShadowProtect IT Edition が起動しますので、[バックアップウィザード]が開始されることをご確認 ください。 ShadowProtect IT Edition に、[Granular Recovery for Exchange]がありますが、こちらは日本では提供してい ない機能となりますため、使用することができません。 ⑲ また、オフラインでアップデートされたかをご確認ください。 アップデートした USB キーをマシンに接続し、USB キーからマシンを起動します。 起動時に USB から起動できるように BIOS で設定をしてください。 Windows OS を起動する場合は、USB キーをマシンから外してください。 以上で、ShadowProtect IT Edition USB キーのアップデートする手順は終了です。 22 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 3-3 IT Edition 3 日用 ISO の作成 ShadowProtect IT Edition USB キーで起動できないマシンに対して、ShadowProtect IT Edition を使用する 場合は、ShadowProtect IT Edition 3 日用 ISO を用意することも可能です。 これは、作成後 3 日間のみ使用できる ISO ファイルとなっており、REBuilder を使用して作成します。 ShadowProtect IT Edition 3 日用 ISO を作成する方法は、次の手順で行います。 操 作 手 順 ① [スタート]メニューの[StorageCraft] - [Recovery Environment Builder]クリックして、[StorageCraft Recovery Environment Builder]ダイアログボックスを表示させます。 ② [StorageCraft Recovery Environment Builder]ダイアログボックスで、次のとおり設定します。 [出力用製品タイプ] ···················· IT Edition 3 日用 ISO [出力用製品言語] ······················· 日本語(日本) Windows ADK ディレクトリ ········ デフォルトのまま ISO 出力ディレクトリ ················ 任意のフォルダー 追加ドライバ ···························· 任意 ドライバを追加する方法は、P エラー! ブックマークが定義されていません。手順エラー! 参照元が見つかりません。 以降をご参考ください。 23 ShadowProtect 5 IT Edition へのアップデート手順書 ③ [IT Edition Product Key]に ShadowProtect IT Edition プロダクトキー(4 桁 ×4)を入力して、 [Recovery Environment の構築]ボタンをクリックして、ISO の作成を行ってください。 IT Edition 3 日用 ISO 作成時は、StorageCraft ライセンスサーバーへ接続し、プロダクトキーを確認するため、 インターネット接続が必要です。 プロダクトキーが間違えている場合やライセンスの使用期間外のキーを入力したときは、[Recovery Environment の構築]ボタンをクリックしても、エラーメッセージが表示され、IT Edition 3 日用 ISO が作成することができません。 その際は、使用期間内の ShadowProtect IT Edition のプロダクトキーを入力してください。 ④ ISO が作成できましたら、 メディアへ書き込むなどをして、IT Edition 3 日用 ISO をご使用ください。 以上で、IT Edition 3 日用 ISO を作成する手順は終了です。 24 2014 年 10 月 2 日 第 2 版発行 制作・発行 株式会社 ラネクシー © 株式会社 ラネクシー , 2014 年 ※ 掲載内容は 2014 年 10 月現在の情報です。 Web サイトなど予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。 ※ 本書中の社名、商品名は各社の登録商標または商標です。
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