(公財)滋賀県産業支援プラザではコラボしが21インキュベーション(創業準備オフィス、創業オフィス) 、草津 SOHO ビ ジネスオフィス、米原 SOHO ビジネスオフィス、滋賀県立テクノファクトリーを運営しています。創業や新技術開発など、イ ンキュベーション・マネジャー(IM)による成長段階に応じた支援を行っています。 創業をお考えの方は、 (公財)滋賀県産業支援プラザ 創業支援グループまで 077-511-1416 滋賀 IM ネットワーク会議開催 ◯ 日時:平成 26 年 7 月 18 日(金)15:00~17:00 滋賀 IM ネットワークの活動がはじまって 10 年が経 過しました。「地域はひとつのインキュベータ」をキ ャッチフレーズに、ビジネス・インキュベータ(以下 「BI 施設」という)や起業支援にかかわる人が集って います。 総会では、平成 25 年度に実施した取り組み結果と、 平成 26 年度に計画していることを発表しました。創 業に関連する話題提供を行いました。 ◯活動結果と計画 ・スキルアップ ・他府県 BI 視察 ・合同イベント ・滋賀・三重合同研修会 ・スキルマップづくり ・IM 養成研修について ◯話題提供 ・近畿経済産業局の創業・経営支援施策について ・ちいさな企業応援月間について/滋賀県 ・創業支援計画について/大津市・草津市、長浜市 ・よろず支援拠点について/よろず支援 ◯ 場所:コラボしが 21 滋賀 IM ネットワークを構成するメンバーは、滋賀県 内の IM、BI 施設の関係者、県、市などの行政セクタ ー、民間企業セクターと多岐にわたります。約 30 人 が今回集まりました。オブザーバーとして、近畿経済 産業局、監査法人他も参加している。 BI 施設では、起業、新事業に挑戦する中小企業など を支援しています。1 つの BI 施設や、インキュベーシ ョン・マネジャーの支援には限界があります。起業家 の段階に応じた支援をおこない、事業を成長させるた めには、「地域はひとつのインキュベータ」という考 えのもと、連携することが重要です。滋賀 IM ネット ワークは、これをキャッチフレーズとして、それぞれ の BI 施設や IM が活躍しやすいような、場づくりをし ています。 ----------------------------------------------■ IM 養成研修の受講生の受け入れ ----------------------------------------------インキュベーション・マネジャーの専門知識と実践 力の知識習得を目指す方を対象として、日本立地セン ターが IM 養成研修(以下「IM 研究」)を実施していま す。約 5 ヶ月間にわたる研修期間の中で、指定された BI 施設の中の 1 箇所で実習を受けるというものです。 今回 3 名の方を受け入れました。2 日間の研修では、 滋賀の取り組みの他、ビジネスカフェやランチミーテ ィングに参加していただき、我々の取り組みを体感し ていただきました。 ----------------------------------------------■ 業界トップクラスの成果を上げる経営戦略 ----------------------------------------------- ----------------------------------------------■ ランチミーティングを開催(コラボしがインキュ ベーション) ----------------------------------------------- コラボしがでランチミーティングを開催しました。 ランチミーティングは、2・3 ヶ月に一度、昼食をとり ながら、情報交換を行うものです。今回は、新たに創 業オフィスと創業準備オフィスに入居された方 2 名が はじめて参加されました。 ----------------------------------------------■ 創業オフィス、草津 SOHO、テクノファクトリー新 入居者紹介 ----------------------------------------------- ◯ 晴々屋 代表 中園 陽二 氏 創業オフィスに 8 月から入居され 7 月 31 日(木)に「未来のキャビンアテンダントを育 た晴々屋は、WordPress を組み込ん て、業界トップクラスの成果あげる経営戦略」と題した だ WEB 制作をされておられます。制 ビジネスカフェあきんどひろばを開催しました。講師は 作した WEB が、会社の売上に貢献し アビオンエアラインスクールの和田雅子社長にお願いし ていることから、成功報酬型の販売 ました。先生の経験に基づいて語られる会社経営のポイ サイトを構築すべく入居されまし ントや、困難に立ち向かった時のエピソード、そこから た。中園氏は、聴き上手で、相手の 得た教訓には説得力が溢れていました。個人的に印象に 思いを引き出すのが得意です。強み 残ったのは、起業者への注意点として先生がおっしゃっ を活かし、新事業を成長軌道に載せ た「会社に関することは完全に人任せにはせず、自分で るべく入居されました。今後が期待 やること」。先生は例として税理士などに全て任せがちな されます。 経理などを挙げておられました。勿論人を信用するな、 佐々木氏写真いれる ではなく、「自分の会社なのに何も知らないのはいけな ◯ 佐々木農業研究会 代表 佐々木 茂安氏 佐々木農業研究会は、米の食味分析による技術指導 い」の意です。加えて、この日は他府県より IM 研修中の および販売支援を行います。代表者は、長年にわたり 3 名の IM にもご参加いただきました。「ビジネスカフェ のようなセミナーは開催していますが、インキュベーシ 農業普及委員として農家の経営指導を行ってきまし ョン施設の入居者へ向けたものであり、このように一般 た。このたび、独立を決意され、これまでの経験を活 向けのセミナーの開催はしていません。参考になります」 かし、米の食味に特化したコンサルタントおよび調査 との声があり、支援をする立場としても良い影響を与え 機関を立ち上げられました。滋賀県の米のブランド価 値を上げ、多くの消費者に滋賀県の米を食べていただ られたのではないかと思います。 き、滋賀県の農業を盛り立てていきたいとの思いで草 津 SOHO に入居されました。今後ともご支援のほどよ ろしくお願いします。 ◯スマック㈱ 代表取締役 河原 定夫氏 県立テクノファクトリー9号棟に入居されました スマック㈱はパナソニックから飛び出した省エネ 技術のプロ集団です。今回 MBO により独立され、 新たな研究開発に取り組まれます。 ■ 米原 SOHO ビジネスオフィス 地域資源である麻織物、木珠、 浜ちりめん、彦根仏壇、信楽焼、 木工の伝統技術を活かした、現 代の新しい生活様式にマッチし た伝統工芸品の開発事業 マザーレイクプロダクツ 代表 北川陽子氏(左)と 今井智一氏 マザーレイクプロダクツは滋賀県の地場 産業・伝統工芸品の6事業者さんでグルー プを作り、滋賀を発信できる統一コンセプ トのもと新商品を開発することで平成25 年度のしが新事業応援ファンドに採択され ました。滋賀県の地場産業や伝統工芸品を 元気にしようという意気込みを持ち、その ためには市場に受け入れられる商品づくり が欠かせないことより、東京の著名なデザ イナーであるキギさんとのコラボで魅力あ る商品を開発しようと取り組まれました。 とは言え、スタートにおいてはキギさん のデザインした商品の試作に各メンバーが 工法や製造コスト面で悪戦苦闘され、多く の時間を費やされた結果、そのデザインの 商品化を断念せざるを得ないという苦しい 時期もありました。ファンドの事業期間も 押し迫った中で、デザインを変更し再度ト ライされた結果、トップランナーとして信 楽焼の小皿・中皿、ポット、ボールなど7 種類の試作品製作を完成されました。この 試作品はキギさんの洗練されたデザインを ベースに八角形の形状および従来の信楽焼 では実現できなかった陶器肉厚=3mm と半 分程度の薄さを実現する技術が隠れていま す。またカラーバリエーションも3色を用 意されました。この結果、出展された展示 会で大きな反響を呼び、5月に立ち上げら れたマザープロダクツのサイト「KIKO F」には既に700名の「いいね」書き込 みが寄せられているとのことです。問合せ や引き合いも多数寄せられ、試作品を製作 された今井さんだけでなく、メンバー全員 に活気をもたらされたようです。先月に信 楽を訪問して試作品の現物を見せていただ きましたが、高級感あふれ、爽やかな感じ と薄さにびっくりしました。写真を見てい ただいてもわかると思います。 今後はトップランナーに続いて他のメン バーの商品を次々と出して、当初の目的で ある商品群を揃え滋賀を全国に発信してい ただきたいものです。幸いにも、今回の信 楽焼の成功で他のメンバーのやる気に火が 付いたようだと言われていましたので、大 いに期待しております。 (植野 善丈) ビ ジ ネ ス ・ イ ン キ ュ ベ ー シ ョ ン 施 設 〒521-0016 滋賀県米原市下多良 2-137 文化産業交流会館4F TEL:0749-52-9200 E-mail:[email protected] ■ 滋賀県立テクノファクトリー 〒525-0055 草津市野路東七丁目 3 番 46 号 TEL:077-516-0410 ■ コラボしが21インキュベーション 〒520-0806 滋賀県大津市打出浜 2-1 コラボしが21 4階 TEL:077-511-1416 E-mail:[email protected] ■ 草津 SOHO ビジネスオフィス 〒525-0032 滋賀県草津市大路 1-1-1 エルティ 932 4 階 TEL:077-566-8121 E-mail:[email protected] 信楽焼試作品類 Business Incubation 創業をお考えの方は、 マザーレイクプロダクツ 〒521-1222 滋賀県東近江市佐野町 657 TEL 090-8938-4501 FAX 0748-42-2607 http://shiga-motherlake.jp 滋賀県産業支援プラザ 創業支援グループまで 創業支援 News Letter 2014.9 月号 発行: (公財)滋賀県産業支援プラザ 〒520-0806 滋賀県大津市打出浜2番1号 TEL:077-511-1416 FAX:077-511-1418 E-mail:[email protected] U R L:http://www.shigaplaza.or.jp/ 支援プラザ と検索を ©2014 公益財団法人滋賀県産業支援プラザ
© Copyright 2024