医療情報システムとFileMaker ソリューションのリアルタイムの データ同期を実現する 「KP-Sync」 自己紹介 • 木下 雄一朗 (キノシタ ユウイチロウ) – 株式会社キー・プランニング 代表取締役 – FileMaker プラットフォームによるシステム開発 • RDBMS / Web / ソケット通信…システム間データ連携 • デバイス連携(バーコード/非接触型ICカードリーダー/電話) • ハイエンド志向 – 中上級者向け書籍の執筆 • 「FileMaker データベース問題解決ガイド」 医療施設での FileMaker ソフトウェア利用の実態 • 「データベースはデータがあってこそ」 • データ入力の実態(多くの現場) – 手入力(二度打ち) – テキストファイルのインポート(必要時に手動) • FileMaker ソフトウェアによる生産性向上がデータ入力の 手間で相殺 FileMaker ソフトウェアとのデータ連携方法 • テキストファイルをインポート – 手動 – 自動 • ODBC 接続 – ODBC インポート – ESS(External SQL Source)でのリアルタイム参照 – 接続先(本番DB、または、DHW) データ連携を図る上での課題 • • • • 柔軟性に乏しい リアルタイム性に乏しい 技術的な壁 医療情報システムベンダー側の問題 – サーバの負荷 – パフォーマンス – DB設計情報の秘匿性 データ連携の自動化、リアルタイム化? • 不可能? • いいえ、すでに院内でも実現されている例があるはず 例)レセプトシステムで患者情報を入力すると、〜 Ø 電子カルテ Ø オーダリングシステム Ø 部門システム • どうやって? ソケット通信 • 「ソケット」とは? – 差し込み口、プラグ • TCP/IPでのネットワーク通信の基本 – IPアドレス、ポート番号で相手を特定 – データのながれる配管のようなもの • 医療情報システム間連携はソケット通信が事実上の標準 FileMaker Server に対してソケット通信 (電文) 医療情報システム (レコード追加) KP-‐Sync ソケット通信 FileMaker Server XML公開 データ連携の障害が消失 • 医療情報システム側に備わっているソケット通信を利用 – 「ありのままで♪」 • ベンダー側の独自カスタマイズが不要 – 「FileMaker ソフトウェアとの接続実績がない」など「できない」 理由がなくなる • 低コスト化、ベンダーとの交渉もスムーズに – 理想と現実 (´∀`;) KP-‐Sync のソフトウェア構成 1. ソケット通信サーバ(専用ハードウェア) – 医療情報システムからのソケット通信受信 – FileMaker Server への XML データ追加 2. FileMaker Pro ファイル – 一時ファイル(1電文、1レコード) 3. FileMaker プラグイン – 文字列切り出し関数(バイト位置指定) 一時ファイルから本番ファイルへの同期 一時ファイル 電文データ 本番ファイル FileMaker Pro スクリプト 1. XML API 経由で一時ファイルにレコード追加。 2. フィールド単位にデータを分割。 3. 本番ファイルにスクリプトで転記。 DEMO • ソケット送信プログラムから患者情報を送信するデモ KP-‐Sync の特徴 • マルチベンダー対応! – 富士通 HOPE EGMAIN-‐GX – 東芝HAPPY CLIOS-‐ER – NEC MIRAIs Ø さらに、拡張予定。 データ系統の追加にも柔軟に対応 1. KP-‐Sync の設定 2. 一時ファイル の組み合わせで、連携するデータ 系統は柔軟に追加が可能 複数ベンダーHISとの連携イメージ レセプト オーダリング 部門(検査) FileMaker ソリューション にデータ統合も可能に! 料金体系 • 初期費用(個別見積り) – ファイルのカスタマイズ – ハードウェア – 導入セットアップ • 利用料金 – 3万円(外税) サポート体制 • 本番機、バックアップ機による二重化 – 問題が発生したら、ハードウェア交換するだけ。 • 宅急便によるセンドバック形式のサポート – ハードウェア検証、ログ解析→対策済み機を返送! – 全国津々浦々、素早い対応! データベースのカスタマイズ • できること – FileMaker ソリューションで実現できることすべて – プラスα (例:プラグイン) • カスタマイズ例 – データ構造の作り替え • 移動(入退院)情報を使った「入院台帳」の作成デモ 導入事例のご紹介 • 社会医療法人製鉄記念広畑病院 – 放射線科 兼 情報システム企画室 – 廣田 朝司 様 • 2002年〜 – KP-‐Sync ソケット通信のコアエンジンによるデータ連携 – 12年以上に渡る稼働実績で、ほぼノー・トラブル!
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