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* 目 次 *
A. MARPAT ファイルの概要
MARPAT ファイルとは .............................................................................................1
収録対象 .................................................................................................................2
レコード構成 ............................................................................................................6
マルクーシュ構造の索引 ..........................................................................................8
マッチレベル .......................................................................................................... 10
元素数レベル ......................................................................................................... 12
まとめ .................................................................................................................... 14
B. 検 索 例
MARPAT
MARPAT
検索例 1
参考 ：
参考 ：
参考 ：
検索例 2
参考 ：
参考 ：
参考 ：
参考 ：
ファイルの検索....................................................................................... 15
ファイルの構造検索の注意点 ................................................................. 16
： 複素環化合物の検索 .......................................................................... 17
M A R P A T ファ イ ル で の 縮 合 環 ・ ス ピ ロ 環 の 索 引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 2
フルファイル検索の結果に INCOMPLETE の回答が含まれている場合 .. 28
回答の経済的な表示方法 ....................................................................... 35
： 配位化合物の検索 .............................................................................. 36
C A p l u s ファ イ ル で の 配 位 化 合 物 の 索 引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 5
R E G I S T R Y / C A p l u s フ ァ イ ル で の 配 位 化 合 物 の 検 索 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. . 4 6
M A R P A T ファ イ ル で の 塩 の 収 録 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 9
CASLINK ............................................................................................... 50
A MARPAT ファイルの概要
MARPAT ファイルの収 録 内 容 やマッチレベルについてご紹 介 します．
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
ＭＡＲＰＡＴ ファイルとは
■ MARPAT ファイルは，Chemical Abstracts Service (CAS) が作 成 する，マルクーシュ構 造 を含む
特 許 情 報 のデータベースであり，マルクーシュ構 造 を対 象 にした構 造 検 索 を行 うことができる．
■ MARPAT ファイルと REGISTRY ファイルでは，索 引 対 象 や索 引 方 針 ，検 索 機 能 が異 なる．
構 造 検 索 を用 いて物 質 に関 する特 許 調 査 を行 う際 ，REGISTRY/CAplus ファイルだけではなく，
MARPAT ファイルも利 用 することによって，より網 羅 的 な調 査 を行うことができる．
■ この章 では，MARPAT ファイルのコンテンツおよび検 索 について，下 記 の 4 つを中 心 に紹 介
する．
・ 収録対象
・ レコード構 成
・ マルクーシュ構 造 の索 引
・ マッチレベルと元 素 数 レベル
1
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
収録対象
■ MARPAT ファイルには，CA 収 録 対 象 特 許 のうち，マルクーシュ構 造の記 載 がある特 許 が収 録
される．
・ MARPAT ファイルに収 録 されている特 許 はすべて CA ファイルにも収 録 されている．
CAplus ファイル (1808 年 -)
CA ファイル (1808 年 -)
MARPAT ファイル (1961 年 -)
■ 収録対象物質
・ 有 機 化 合 物 ，有 機 金 属 化 合 物 ，低 重 合 の物 質 (重 合 度 が 10 までの物 質 )
■ 収 録 対 象 外 の化 合 物
・ 合 金 ，金 属 酸 化 物 ，無 機 塩 ，金 属 間 化 合 物 ，ポリマー * ，タンパク質 ・核 酸 *
・ 特 定 の化 学 物 質 (REGISTRY ファイルに収 録 されるような構 造 定 義 が明 確 な物 質 )
・ MARPAT ファイルに検 索 可 能 な構 造 を収 録 することができないような表 現 (例 ："Ph-R" R is
any substituent，"halogenated alkenediols") で特 許 中 に記 載 されている物 質
* ポリマー関 連 の特 許 でも下 記 の物 質 は収 録 対 象 となる．
- 重 合 度 が 10 までのオリゴマー
- クレームされているモノマー (例： We claim a monomer of the formula....)
- 重 合 触 媒 や添 加 剤
* 核 酸・タンパク質 の特 許 でも下 記 の場 合 は収 録 対 象 となる．
- ～150 アミノ残 基 までのペプチド，～30 残 基までの核 酸
(MARPAT ファイルでは核 酸 ・タンパク質 は構 造 で収 録 され，1 文 字 コードや 3 文 字 コードは
使 用 しない．)
MARPAT ファイルには，無 機 化 合 物 やポリマーは収 録 されていない
2
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
収録対象
■ マルクーシュ構 造 の収 録 源 と収 録 年
・ CAS が作 成 しているレコードと，INPI (フランス特 許 庁 ) 提 供 のデータがある．
・ 1985 年 (特 許 発 行 年 ) 以 降 - CAplus/CA ファイルのベーシック特 許 から収 録 (CAS 作 成 ）
マルクーシュ構 造 の存 在 位 置
特許請求範囲
発 明 の詳 細 な説 明
MARPAT ファイル中 の記 載
マルクーシュ構 造 が収 録 される
Patent location: claim 1
特 許 請 求 範 囲 中 にマルクーシュ構 造
がない場 合 に収 録 される
Patent location: disclosure
発 明 の詳 細 な説 明 のマルクーシュ構 造
が，特 許 請 求 範 囲 のマルクーシュ構 造
を包 括 する場 合 に収 録 する
Patent location: claim 10
Note: also incorporates
broader disclosure
・ 1961～1987 年 (特 許 発 行 年 ) - INPI より提 供 されたデータ (ベーシック特 許 とは限 らない)
マルクーシュ構 造 の存 在 位 置
特 許 請 求 範 囲 または
発 明 の詳 細 な説 明
INPI が所 有 するデータの中 で，
CA 収 録 特 許 であるもの
MARPAT ファイル中 の記 載
Patent location: claims
Note: record may include
structures from disclosure
* 1985～1987 年 のレコードは，CAS 作 成 のデータおよび INPI 由 来 のデータのどちらかを収 録 している
■ ベーシック特 許 発 行 年 ごとのレコード件 数
レコード数
(件)
20000
18000
CAS
16000
INPI
14000
12000
10000
8000
6000
4000
2000
0
1961
1966
1971
1976
1981 1986 1991 1996
ベーシック特許発行年
3
2001
2006
2011
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
収録対象
■ 特 許 中 の化 学 物 質 索 引
化 学 関 連 の特 許
- 書 誌 情 報 ，抄 録 ，索 引 が
作 成 され，CAplus/CA
ファイルに収 録 される．
- MARPAT ファイルには，特 許 請 求
範 囲 中 のマルクーシュ構 造 が索 引
される
- 実 施 例 ・特 許 請 求 範 囲 中
の重 要 な特 定 の化 学 物 質
は，CAS 登 録 番 号 で
索 引 される．
- MARPAT ファイルには C A ファイル
と同 じ特 許 の情 報 が含 まれている
実施例
特許請求範囲*
F
MeO
O
O
C
C
i-Pr
N
OMe
Pr-i
R1, R5 = C1-10 alkyl,
C6-10 aryl; R2, R4 = H,
C1-10 alkyl,CO2R6 ．．．
* 発 明 の詳 細 な説 明 から
索 引 する場 合 もある
CAplus/CA ファイル
MARPAT ファイル
書誌情報
CAplus/CA の
特 許 情 報 (書 誌 情 報 )，
抄 録 ，索 引
抄録
索引
マルクーシュ構 造
MSTR1
特定化学物質索引
（CAS 登 録 番 号 ）
REGISTRY ファイル
CAS 登 録 番 号
：
F
O
O
MeO C
i-Pr
C OMe
N
Pr-i
4
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
収録対象
■ MARPAT ファイルと REGISTRY ファイルの収 録 範 囲 の違 い
・ REGISTRY ファイルは，特 許 請 求 項 中 (1981-) または実 施 例 中 (1907-) に記 載 されている
特 定 の化 学 物 質 (構 造 が明 確な物 質 ) が収 録 対 象 ．
・ MARPAT ファイルは，特 許 請 求 項 中 または発 明 の詳 細 な説 明 中 のマルクーシュ構 造 が収 録
対象．
特許請求範囲
MARPAT
REGISTRY/CAplus
1961-
1981-
マルクーシュ構 造
発 明 の内 容 に関 わりのある特 定 の化 学 物 質
1961特 許 請 求 範 囲 中 にマルクーシュ構
造 がない場 合 ，または発 明 の詳 細 な
発明の
説 明 のマルクーシュ構 造 が，特 許 請
詳 細 な説 明
求 範 囲 のマルクーシュ構 造 を包 括 す
る場 合 に収 録 する (ただし，発 明 の
詳 細 な説 明 からは反 応 物 や中 間 体
は収 録 しない)
1907発 明 の内 容 に関 わりのある特 定 の化 学 物 質
* 何らかの hard data がある物質が索引される．
実施例
* 1993 年 以 降 の一 部 の特 許 については，実 施
例 中 の hard data のない物 質 (Prophetic
物 質 ) も索 引 される．
* 比 較 として挙 げられている例 示 物 質 は索 引 さ
れない．
REGISTRY ファイルはクレーム，実 施 例 中 に具 体 的 に記 載 された化 学 物 質 が収 録 され，
MARPAT ファイルはマルクーシュ構 造 が収 録 される
5
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
レコード構 成
■ MARPAT ファイルは，CA ファイルと同 様 ，特 許 ファミリー単 位 で構 成 されている．
・ CA ファイルのレコード番 号 (AN) (= CAplus ファイルの CA 抄 録 番 号 (DN)) と MARPAT
ファイルのレコード番 号 (AN) は共 通 である．
・ MARPAT ファイルのレコードは，CA ファイルと同 じ書 誌 情 報 (BIB)・抄 録 (ABS)・索 引 (IND)と，
マルクーシュ構 造 (MSTR) で構 成 されている．
■ 下 記 以 外 のフィールドは表 示 のみ可 能 で検 索 はできない．
検索項目
コード
説明
入力例
レコード番 号
/AN
CA 抄 録 番 号
=> S 109:73345/AN
基本索引
/BI (なし)
マルクーシュ構 造 中 のテキスト情 報
から切 り出 した単 語
=> S SALT#
入力日
/ED
入力日
=> S 20070321/ED
更新日
/UP
更新日
=> S 20070321/UP
・ CAplus/CA ファイルと MARPAT ファイル間 は，無 料 で L 番 号 を用いたクロスオーバー
検 索 ができる．書 誌 情 報 やキーワードで絞り込む場 合 は， CAplus/CA ファイルに
クロスオーバーしてから検 索 する．
CA ファイル
MARPAT ファイル
検 索 できない
CAplus ファイル
AN 160:1155
AN 160:1155
BIB
BIB
BIB
ABS
ABS
ABS
IND
IND
IND
AN2013:1803770
DN 160:1155
MSTR
=> FILE MARPAT
:
レコード番 号 をキーとして
L 番 号 でのクロスオーバー検 索
が可 能 ！
無料
=> FILE MARPAT
:
L1
L1
=> S L1 AND 2013/PY
=> FILE CAPLUS
=> S L1 AND 2013/PY
6
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
レコード構 成
■ レコード例
レコード番 号 (AN) は CA ファイルと同 じ (CA 抄 録 番 号 )
AN
TI
IN
PA
SO
BIB
136:102298 MARPAT
Preparation of substituted pyridines
Norbert, Lui; Panskus, Hans; Schnatterer, Albert
Bayer A.-G., Germany
Jpn. Kokai Tokkyo Koho, 5 pp.
CODEN: JKXXAF
DT
Patent
LA
Japanese
IPCI C07D0213-807 [ICM,7]; C07D0213-00 [ICM,7,C*]; C07B0061-00 [ICS,7]
IPCR C07D0213-807 [I,A]; C07B0061-00 [I,C*]; C07B0061-00 [I,A]; C07D0213-00
[I,C*]; C07D0213-79 [N,A]; C07D0213-80 [I,A]; C07D0213-803 [I,A]
CC
27-16 (Heterocyclic Compounds (One Hetero Atom))
FAN.CNT 2
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO. DATE
--------------- ---- ---------------------- -------PI
JP 2002020372
A2
20020123
JP 2001-169465
20010605
DE 10111874
A1
20011213
DE 2001-10111874 20010313
PRAI DE 2000-10028141 20000608
：
GI
3
・ MARPAT ファイルのレコードは
特 許 ファミリー単 位
R
R4
R2
R5
ST
IT
IND
IT
・ CAplus/CA ファイルの情 報 は表 示 のみ
可 能 で，検 索 はできない
R2
R5
AB
I
R3
H
R4
ABS
R1
N
N
H
R1
II
Title compds. I (R1, R5 = C1-10 alkyl, C6-10 aryl; R2, R4 = H, C1-10
alkyl, CN, CO2R6; R6 = C1-10 alkyl; R3 = H, C1-10 alkyl, (un)substituted
C6-10 aryl) are prepared by reaction of 1,4-dihydropyridine II (R1-R5 = same
：
pyridine prepn; hydropyridine oxidn methyl nitrite
Oxidation
(preparation of substituted pyridines)
122549-42-2P
RL: IMF (Industrial manufacture); SPN (Synthetic preparation); PREP
：
MSTR 1
G3
G2
G2
基本骨格 1
MSTR
クレーム中 の
マルクーシュ
構造
(MARPAT
ファイル特 有
の情 報 )
G1
G1
G2
G3
G1
N
H
(G グループを含 めた構 造 )
= alkyl <containing 1-10 C> /
aryl <containing 6-10 C> / (Example: Pr-i)
= H / alkyl <containing 1-10 C> / CN /
alkoxycarbonyl <containing 1-10 C> /
(Examples: CO2Me / CO2Et)
= H / alkyl <containing 1-10 C> /
aryl <containing 6-10 C> (opt. substd. by 1 or
more G4) /(Example: 13)
* 数字は構 造 フラ グメ ント
中 の結 合 点
F
13
基本骨格 1 中の
G グループ (置換基) の
定義
：
7
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
マルクーシュ構 造 の索 引
■ マルクーシュ構 造 は，基 本 骨 格 (G グループを含 めた構 造 ) と置 換 基 (G グループ) で索 引
される．
<例 1>
【特 許 請 求 範 囲 の抜 粋 】
【MARPAT ファイルに収 録 されるマルクーシュ構 造】
マルクーシュ
構 造 の番 号
MSTR 1
G3
G2
G2
基本骨格
G1
N
H
G1
G1 = alkyl <containing 1-10 C> / aryl
<containing 6-10 C> / (Example: Pr-i)
G2 = H / alkyl <containing 1-10 C> / CN /
alkoxycarbonyl <containing 1-10 C> /
(Examples: CO2Me /CO2Et)
G3 = H / alkyl <containing 1-10 C> /
aryl <containing 6-10 C> (opt. substd.
by 1 or more G4) / (Example: 13)
F
13
G4 = halo / NO2 / alkoxycarbonyl
<containing 1-10 C> /CN /
alkyl <containing 1-10 C>
Patent location:
claim 1
【発 明の詳 細 な説 明の抜 粋 】
置換基
マルクーシュ
構 造 の記 載
位置
(opt. substd. by) は任 意 の置 換 基
の存 在 を表 す
特定原子
一 般 式 グループ
必 ず置 換 する場 合 は，(substd. by)
で表 される
G3 = H / alkyl <containing 1-10 C> / aryl <containing 6-10 C> (opt. substd. by 1 or more G4)
/
(Example:
13
)
13
構 造 フラグメント中 の
番 号 に対 応 している
F
特 定 原 子 (構 造 フラグメント)
実 施 例 や詳 細 な説 明 中 に記 載
されている具 体 的 な例 示 物 質
を (Example) として選 択 的 に
収 録 している
8
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
マルクーシュ構 造 の索 引
<例 2>
【特 許 請 求 範 囲 の抜 粋 】
【MARPAT ファイルに収 録 されるマルクーシュ構 造】
MSTR 1
G4
O
SO2
G1
G2
G1
G3
SO2
O
G4
= R <"electron-withdrawing group"> /
(Specifically claimed: C(O)) /．．．
：
R グループ
<> の中 に説 明 が記 述 されるが，この部 分
は検 索 できない
G1
= R <"electron-withdrawing group"> /
(Specifically claimed: C(O)) /．．．
別 のクレーム中 (従 属 項 など) で権 利 請 求
されている置 換 基 を (Specifically claimed)
として収 録 している
G グループは下 記 の 3 つのレベルのいずれかで索 引 されている．
・ 特定原子
(H，NO 2 ，pyridine，構 造 フラグメントなど)
・ 一 般 式 グループ (halo，alkyl，cycloalkyl など)
・ R グループ
(構 造 で表 現 できない organic group や electron withdrawing group など)
G グループには，マルクーシュ構 造 の定 義 中 の置 換 基 の情 報 だけでなく，従 属 項 や詳 細 の説 明 中
に記 載 された具 体 的 な置 換 基 の情 報 も追 加 している．
9
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
マッチレベル
■ MARPAT ファイルの構 造 検 索 では，作 図 した置 換 基 が 「特 定 原 子 」 「一 般 式 グループ」
「R グループ」 のどのレベルで索 引 されているものが欲 しいのかを，マッチレベルという属 性 で
コントロールすることができる．
・ マッチレベルには，「原 子 (atom)」 「クラス (class)」 「不 定 (any)」 の 3 種 類 がある．
・ 同 じ構 造 でも，マッチレベルの指 定 の仕 方 によって得 られる回 答 が異なる．
■ マッチレベル ： 「原 子 (atom)」
・ G グループの定 義 中 ，特 定 原 子 で書 かれているものだけがヒットする．
① 特 定 原 子 で作 図 したノードにマッチレベル [原 子 ] を指 定 した場 合
構造質問式
MARPAT ファイルの回 答
[原 子 ] を指 定
N
H
N
H
Me
Me
N
H
i-Pr
N
H
alkyl
* マッチレベル [原 子 ] を指 定 したノードは，特 定 原 子 の回 答
のみがヒットする．この場 合 は，Ｍe のみ．
* alkyl や i-Pr はヒットしない．
・ alkyl や alkylene などの回 答 も必 要 な場 合 は [クラス] の指 定 に変 更 する
・ i-Pr の回 答 も必 要 な場 合 は，Me で作 図 したノードを Ak などに変 更 する
② 一 般 式 グループで作 図 したノードにマッチレベル [原 子 ] を指 定 した場 合
構造質問式
MARPAT ファイルの回 答
[原 子 ] を指 定
N
H
Ak
N
H
Me
N
H
i-Pr
N
H
Alkyl
* マッチレベル [原 子 ] を指 定 したノードが一 般 式 グループ
ノード Ak であっても，特 定 原 子 の回 答 のみがヒットする．
* alkyl はヒットしない．
・ alkyl や alkylene の回 答 も必 要 な場 合 は [クラス] の指 定 に変 更 する
10
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
マッチレベル
■ マッチレベル ： 「クラス (class)」
・ G グループの定 義 中 ，特 定 原 子 ，または一 般 式 グループで書 かれているものがヒットする．
① 特 定 原 子 で作 図 したノードにマッチレベル [クラス] を指 定 した場 合
構造質問式
MARPAT ファイルの回 答
[クラス] を指 定
N
H
Me
N
H
Me
N
H
i-Pr
N
H
alkyl
* マッチレベル [クラス] を指 定 したノードは，特 定 原 子
または一 般 式 グループの回 答 がヒットする．
* i-Pr はヒットしない．
・ i-Pr の回 答 も必 要 な場 合 は，Me で作 図 したノードを Ak などに変 更 する
② 一 般 式 グループで作 図 したノードにマッチレベル [クラス] を指 定 した場 合
構造質問式
MARPAT ファイルの回 答
[クラス] を指 定
N
H
N
H
Ak
Me
* マッチレベル [クラス] を指 定 したノードは，特 定 原 子
または一 般 式 グループの回 答 がヒットする．
N
H
i-Pr
alkyl
N
H
■ マッチレベル ： 「不 定 (any)」
・ G グループの定 義 中 ，特 定 原 子 ，一 般 式 グループに加 え，R グループで書 かれているものも
ヒットする．
構造質問式
MARPAT ファイルの回 答
[不 定 ] を指 定
N
H
N
H
Me
* マッチレベル [不 定 ] を指 定 したノードは，特 定 原 子
または一 般 式 グループ，R グループの回 答 がヒットする．
11
Me
N
H
N
H
alkyl
i-Pr
N
H
R
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
元 素 数 レベル
■ マッチレベルを 「クラス (class)」 に指 定 した場 合 には，さらに，元 素 数 レベルという属 性 で，
得 られる回 答 をコントロールすることができる．
・ 元 素 数 レベルには，「限 定 する (limited)」 と 「限 定 しない (unlimited)」 の 2 種 類 がある．
■ 一 般 式 グループの表 現 と元 素 数 レベル
・ MARPAT ファイル中 の一 般 式 グループには，後 に続 く <
されている場 合 と，記 載 されていない場 合 がある．
> の中 に元 素 の種 類 と数 が記 載
元 素 の種 類 と数
- 元 素 の種 類 と数の記 載 有 りの例
G2 = alkyl <containing 1-20 C> / cycloalkyl <containing 3-20 C> /
alkoxy <containing 1-6 C> / cycloalkyloxy <containing 3-6 C> /
- 元 素 の種 類 と数の記 載 無 しの例
G1 = alkyl / alkoxy / alkylamino / dialkylamino
・ 一 般 式 グループにおける元 素 の種 類 と数 を回 答 の条 件 に含 めるには，元 素 数 レベルを指 定
する．
■ 元 素 数 レベルの指 定 と得 られる回 答
限 定 (LIMITED)
一 般 式 グループがヒットする場 合 ，指 定 した元 素 の種 類 と数 の
条 件 を満 たす記 載 のある回 答 のみが得 られる
限 定 しない (UNLIMITED)
上 記 に加 え，元 素 の種 類 と数 が明 記 されていない回 答 (指 定 し
た元 素 の存 在 が否 定 されない回 答 を含 む) も得 られる
* 元 素 数 の指 定 がない場 合 は，元 素 数 レベルの設 定 は検 索 結 果 に影 響 しない．
・ 元 素 数 の指 定 方 法
- Ak，Hy などの一 般 式 グループに元 素 数 を指 定 する．
- 特 定 の構 造 を作 図 する．
12
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
元 素 数 レベル
■ マッチレベルとの関 係
・ マッチレベル [原 子 ]
： ［限 定］，［限 定 しない］ のいずれを指 定 しても回 答 に影 響 なし
・ マッチレベル [クラス]
： ［限 定］，［限 定 しない］ の指 定で回 答 に違 いがある．
* 元 素 数 の指 定 がある場 合
・ マッチレベル [不 定 ]
： 必ず ［限 定 しない］ を指 定 して検 索 する．
N
原子
(ATOM)
C
C
炭 素 数 1-3
を指 定
Ak
N
HC
C
HC
CH
3
C
C
C
C
C
C
C
Cl
Cl
クラス
(CLASS)
限定
(C 1-3)
i-Pr
N
C
(C 2-)
CH
C
X
クラス
(CLASS)
非限定
Ak 以 外 のノードは
マッチレベル [原 子 ]
不定
(ANY)
N
C
C
C
C
C
CH
R3
R は，具 体 的 な置 換 基 が記 載
されていないことを表 す
Cl
元 素 数 レベルの指 定 が回 答 に影 響 するのは，
元 素 数 を指 定 している
+
マッチレベルを 「クラス」 にしている
* グループ原 子 記 号 X (ハロゲン)，M (金 属 ) の
元 素 数 レベルを変 更 しても回 答 に影 響 はない
場 合 である．
13
Ａ ＭＡＲＰＡＴ ファイルの概 要
まとめ
■ MARPAT ファイルでは，マルクーシュ構 造 の置 換 基 を，「特 定 原 子 」 「一 般 式 グループ」
「R グループ」 という 3 つのレベルで索 引 している．
■ 構 造 検 索 の際 ，上 記 のどのレベルで索 引 されているものが欲 しいのかをマッチレベルで指 定 する
ことができる．
■ 元 素 数 レベルを 「限 定 」 にすると，一 般 式 グループのうち，元 素 の種 類 と数 が作 図 した条 件 に
合 うものだけに限 定 することができる．
■ マッチレベルと元 素 数 レベルとの違 いによる回 答 の包 含 関 係 (例 ： 炭 素 数 1-5 を指 定 した場 合 )
原子
クラス
[限 定 ]
クラス
[限 定 しない]
G2= alkyl <containing 1-20 C>
14
G1= alkyl
不定
B 検索例
MARPAT ファイルを用 いた構 造 検 索 について，検 索 の流 れとポイントを
ご紹 介 します．
Ｂ 検索例
ＭＡＲＰＡＴ ファイルの検 索
■ MARPAT ファイルと REGISTRY ファイルでは，索 引 対 象 が異 なる．REGISTRY ファイルには，
実 施 例 ，クレームで構 造 や名 称 が具 体 的 に記 載 された化 合 物 (特 定 化 合 物 ) のみが収 録 される
が，MARPAT ファイルは，マルクーシュ構 造 で定 義 された置 換 基 がそのまま収 録 されている．
・ そのため，実 際 に実 施 例 で使 われた化 合 物 に目 的 の構 造 が含 まれないが，クレームの範 囲 に
は含まれる，というような特 許 を MARPAT ファイルでは見 つけることができる．
■ MARPAT ファイルを検 索 するには，下 記 の 2 通 りの方 法 がある．
① CASLINK を利 用 して，REGISTRY ファイルと MARPAT ファイルをまとめて検 索 する．
② MARPAT ファイルで検 索 する．
REGISTRY フ ァ イ ル と 同 じ 構 造 質 問 式
で検 索 する場 合
簡 単 に検 索 できる CASLINK がおすすめ
* P.50 参 照
REGISTRY ファイルの検 索 結 果 を見 て
から MARPAT ファイルでも検 索 するか
どうか決 める場 合
MARPAT ファイルで検 索 する
REGISTRY フ ァ イ ル と 異 な る 構 造 質 問
式 で検 索 する場 合 *
* 例 えば，塩 や配 位 化 合 物 は REGISTRY と MARPAT で作 図 方 法 が異 なるので，同 じ構 造 質 問 式 を用 いる
ことができない．(検 索 例 2 参 照 )
15
Ｂ 検索例
ＭＡＲＰＡＴ ファイルの構 造 検 索 の注 意 点
■ REGISTRY ファイルではできるが，MARPAT ファイルではできない機 能 がある．
・ 検 索 タイプは，CSS （閉 構 造 部 分 構 造 検 索 ） か SSS (部 分 構 造 検 索 ) のみ．
- EXA (完 全 一 致 検 索 )，FAM (ファミリー検 索 ) は利 用 できない．
・ 複 数 の構 造 質 問 式 を AND, OR, NOT を用いて演 算 することはできない．
・ スクリーン検 索 は利 用 できない．
・ 結 合 属 性 「環 /鎖」 は利 用 できない．(ただし，ノード属 性 は 「環/鎖 」 が指 定 できる．)
■ G グループや繰り返 しグループを多 数 使 用 すると，STRUCTURE TOO LARGE のエラーになって
しまう場 合 がある．
・ REGISTRY ファイルでは検 索 可 能 でも，MARPAT ファイルでは検 索できない場 合 もある．
=> FILE MARPAT
=> S L1
STRUCTURE TOO LARGE - SEARCH ENDED
A structure in your query is too large. You may delete
attributes or atoms to reduce the size of the structure
and try again.
16
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ 下 記 のような構 造 を有 する化 合 物 が ホスホジエステラーゼ阻 害 剤 * として有 効 であることが
分 かった．これらの物 質 に関 して出 願 を検 討 するため特 許 調 査 を行う．
■ 構 造 質 問 式 の検 討
・ 重 要 な部 分 構 造 を決 める．
- 今 回 は，下 記 の 6-5 員 環 または 6-7 員 環 に，さらに環 がスピロ結 合 した環 構 造 が重 要
である．
の位 置 は必 ずスピロ
結 合 する
・ その他 の条 件 を決める．
内 は，O のほか，
S, N でもよい
R は CH 2 または NH または結 合
R
R
環
環
以 外 の位 置 は縮 環 しない
- R に結 合 する環 は，炭 素 環 ，ヘテロ環 両 方 を含 めて検 索 する．
* ホスホジエステラーゼ阻 害 剤 とは・・・ホスホジエステラーゼ (PDE) を阻 害 することにより、cAMP あるいは
cGMP の細 胞 内 濃 度 を上 昇 させる薬 である．ｃAMP は炎 症 反 応 の調 節 に重 要 な物 質 であり，特 に PDE 4 阻
害 剤 は炎 症 性 疾 患 ，例 えば喘 息 やアトピー性 皮 膚 炎 などの治 療 に有 効 であるとして研 究 されている．
17
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ 構 造 質 問 式 の作 図 ： スピロ環 を繰 り返 しグループで作 図 する場 合
・ 作 図 のポイント
- 6-5 員 環 と 6-7 員 環 をまとめて検 索 したい → 繰 り返しグループを利 用 する
- 必 ずスピロ結 合 するが，スピロ環 の構 造 は限 定 したくない
→ 不 定 結 合 (----) と A (H 以 外 の元 素 )，繰 り返しグループを利 用
すると，元 素 の種 類 や数 ，位 置 を限 定 せずにスピロ環 を作 図 できる
* この作 図 方 法 だと，員 数 を決める必 要 があるので，今 回 は 3-7
員 環 がヒットするよう作 図 する
- カルボニル基 の下の環 は，ヘテロ環 も含 めて広めに探 したい
→ Cy (環 系 ) で作 図
G1 = O，S，N
G2 = CH 2 ，NH
環 の孤 立 を指 定
注 ： 一 般 式 グループ記 号 (Ak，Cy，Hy，Cb) を環 上 に作 図 することはできない．
18
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ サンプル検 索 (REGISTRY ファイル)
=> FILE REGISTRY
=>
Uploading C:\...\STN Express 8.5\Queries\text20140116-a.str
L1
STRUCTURE UPLOADED
=> S L1
:
FULL FILE PROJECTIONS:
PROJECTED ITERATIONS:
PROJECTED ANSWERS:
L2
ONLINE **INCOMPLETE**
BATCH
**INCOMPLETE**
26053925 TO 26178155
1 TO
94
INCOMPLETE のため，このままでは
フルファイル検 索 できない
1 SEA SSS SAM L1
SCR 945
=> SCR 945
L3
SCREEN CREATED
=> S L1 AND L3
SAMPLE SEARCH INITIATED 14:06:02
SAMPLE SCREEN SEARCH COMPLETED -
すべて環 結 合
32486 TO ITERATE
100.0% PROCESSED
32486 ITERATIONS
SEARCH TIME: 00.00.01
FULL FILE PROJECTIONS:
PROJECTED ITERATIONS:
PROJECTED ANSWERS:
L4
4 ANSWERS
ONLINE **COMPLETE**
BATCH
**COMPLETE**
638930 TO
660510
4 TO
200
スクリーンをかけると
COMPLETE になった
4 SEA SSS SAM L1 AND L3
■ サンプル検 索 (MARPAT ファイル)
=> FILE MARPAT
=> S L1
STRUCTURE TOO LARGE - SEARCH ENDED
A structure in your query is too large. You may delete
attributes or atoms to reduce the size of the structure
and try again.
MARPAT ファイルでは
STRUCTURE TOO LARGE
のため構 造 検 索 ができない
MARPAT ファイル検 索 用 に
構 造 質 問 式 を見 直 す
19
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ 構 造 質 問 式 の作 図 ： 繰 り返しグループを減 らした作 図
・ 作 図 のポイント
- STRUCTURE TOO LARGE のエラーを回 避 するため，繰り返 しグループや G グループを
減 らしたい → スピロ結 合 の部 分 を，結 合 非 水 素 数 で指 定
- スピロ環を含 めるためには環 の孤 立 は指 定 できない
→ 結 合 非 水 素 数 で，環 の一 部 のみ縮 環 を禁 止 する
結合非水素数
ちょうど 2 「環 」
結合非水素数
ちょうど 4 「環 」
G1 = O，S，N
G2 = CH 2 ，NH
環 の孤 立 を指 定 しない
この構 造 質 問 式 は，MARPAT ファイルで検 索 可 能 だった．
MARPAT ファイルでは，マッチレベルの指 定 の仕 方 によって得 られる回 答
が変わる．
各 部 分 構 造 がそれぞれどのレベル (特 定 原 子 ，一 般 式 グループ，R グル
ープ) で索 引 されているものをヒットさせたいかをマッチレベルで設 定 する
必 要 がある．
20
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
・
マッチレベル ： スピロ環 部 分 を広 めに検 索 したい場 合
- スピロ環の左 側 の縮 合 環 は，重 要 な部 分 構 造 なので，特 定 原 子 として索 引 されているもの
だけに限 定 する → マッチレベル 「原 子 」 (デフォールト)
- スピロ結 合 する環と Cy で作 図した環 は，一 般 式 グループ (Carbocycle など) でもヒット
してほしい
→ スピロ結 合 するノードと Cy のマッチレベルを 「クラス」 に変 更 する
A
マッチレベル 「クラス」
元 素 数 レベル 「限 定 」
上 記 以 外 ： マッチレベル 「原 子 」
・
マッチレベル ： スピロ環 部 分 を特 定 原 子 で索 引 されているものに限 定 する場 合
- スピロ環 も含 めて重 要 な部 分 構 造 なので，特 定 原 子 として索 引 されているものだけに限 定 する
→ マッチレベル 「原 子 」 (デフォールト)
- Cy で作 図 した環は，一 般 式 グループ (Carbocycle など) でもヒットしてほしい
→ Cy のマッチレベルを 「クラス」 に変 更 する
B
マッチレベル 「クラス」
元 素 数 レベル 「限 定 」
上 記 以 外 ： マッチレベル 「原 子 」
21
Ｂ 検索例
参 考 ： MARPAT ファイルでの縮 合 環 ・スピロ環 の索 引
■ MARPAT ファイルでは，スピロ環 や縮 合 環 を一 般 式 グループで表 す際 に，下 記 のように索 引 する
場 合 がある．
①
②
G14
G2 O
G7 G8
G2 O
G7 G8
G1
G1
S
O
C
G7
G2 O
Cy 425
G1
G14
Cy 360
N
G1
G7
G2 O
O
G15
G18
G20 G21
CH C
C G26
G22 O
360: any ring <containing 5 or more C> (opt.
substd.)
425: any ring <containing 1 or more C,
attached through 1 or more C>
(opt. substd.)
*<attached through 1 C> からスピロ結 合 で
あることが分 かる
・ 上 記 のような構 造 をヒットさせるには，作 図 した環 の該 当 部 分 のマッチレベルを 「クラス」 に
変 更 する必 要 がある．
このノードのみ，マッチレベルを 「クラス」 に変 更
* マッチレベルは同 一 環 上 でもノードごとに変 更 が可 能
注 １) ただし，上 記 のノードについて，スピロ結 合 に限 定 するため，結 合 非 水 素 数 を 「ちょうど 4，環 」
に設 定 しても，下 記 ③ のようなレコードがノイズとして含 まれてしまう．
③
G13
G13
G12
G13
G1
NH
C O
O
Ak 434
O
434: alkylene <containing 1-3 C>
注 ２) さらに，環 上 のノードが R グループで表 される場 合 は，例 外 的 に，マッチレベル 「クラス」 でも
R グループがヒットする．
HO
O
C CH 2 Hy 234
O
R 229
O
G21
マッチレベル 「クラス」 で R グループ
がヒットする唯 一 の例 外
G1
229: R <"group to form ring">
22
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ 構 造 質 問 式 の作 図 ： 一 般 式 グループで作 図 した部 分 についてヒットする回 答 を限 定 したい場 合
・ 作 図 のポイント
- Cy で作 図 した部 分 について，環 の大 きさを限 定 したい
→ 一 般 式 属 性 で，単 環 に限 定 する
→ 元 素 数 属 性 で，炭 素 の数 を指 定 する
一 般 式 グループ記 号 で作 図 した
場 合 ，元 素 数 や一 般 式 属 性 で
おおまかな限 定 が可 能
P.20 と同 じ作 図
元 素 数 ： C (炭 素 ) 4-7
一般式属性 ： 単環
マッチレベル
元 素 数 レベル
Cy
原子
ヒットする
phenyl，pyridyl
<C 4-7
単環>
クラス
限定
(上 記 に加 え)
cycloalkyl <containing 3-6 C>
クラス
限 定 しない
(上 記 に加 え)
cycloalkyl
元 素 数 レベルは一 般 式 属 性 には影 響 しない
元 素 数 レベル 「限 定 」 でも，monocyclic など
の記 載 がないものもヒットする
ヒットしない
naphthyl
cycloalkyl <containing 3-6 C>
cycloalkyl
carbocycle <3-4 rings>
naphthyl
cycloalkyl
carbocycle <3-4 rings>
naphthyl
carbocycle <3-4 rings>
元 素 数 を指 定 した場 合 ，
元 素 数 レベル 「限 定 」 「限 定 しない」
で得 られる回 答 が変 わる
23
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ 構 造 質 問 式 の決 定
・ 今 回 は， A
検 索 する．
で構 造 検 索 を行い，ノイズが多 いようなら， B
■ 検 索 の流 れ
REGISTRY ファイルで構 造 検 索
CAplus ファイルにクロスオーバー
回 答 を全 件 表 示
MARPAT ファイルで構 造 検 索
マッチレベルを変 更 した構 造 質 問 式 で
サブセット検 索
REGISTRY/CAplus ファイルでヒットした
回 答 を除 き，MARPAT ファイルでのみ
ヒットした回 答 を表 示
24
の構 造 質 問 式 でサブセット
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ 検索例
1. REGISTRY ファイルで構造検索する
=> FILE REGISTRY
← REGISTRY フ ァ イ ル に 入 る
=>
Uploading C:\...\STN Express 8.5\Queries\EX1-1.str
L1
STRUCTURE UPLOADED
← 構造質問式
A
をアップロード
=> D QUE ← D QUE で 構 造 質 問 式 属 性 を 確 認 で き る
7
G1
4
C
3C
C5
2C
C6
12
G20
C9
C1
14 C
G1
11
G19
13
O 15
マッチレベル 「クラス」
元 素 数 レベル 「限 定 」
G18 18
Cy
17
8 C M2
10 C M2
G2 16
O 19
S 20 N 21
VAR G1=19/20/21
VAR G2=22/23
REP G18=(0-1) 16-14 16-17
REP G19=(0-1) 10-9 10-11
REP G20=(0-1) 8-7 8-9
NODE ATTRIBUTES:
HCOUNT IS M2
AT
8
:
NSPEC
IS R
AT
1
NSPEC
IS R
AT
2
:
NSPEC
IS C
AT 18
CONNECT IS E2 R AT
2
CONNECT IS E2 R AT
3
CONNECT IS E2 R AT
4
CONNECT IS E4 R AT
9
DEFAULT MLEVEL IS ATOM
MLEVEL IS CLASS AT
9 14
DEFAULT ECLEVEL IS LIMITED
22 N M1
それ以 外 はマッチレベル 「原 子 」
23 C M2
G グループ
繰り返しグループ
結合非水素数
15 17 22 23
マッチレベル
← 元素数レベル
GRAPH ATTRIBUTES:
RING(S) ARE ISOLATED OR EMBEDDED
NUMBER OF NODES IS 23
STEREO ATTRIBUTES: NONE
=> SCR 945
← スクリーンを利用
L2
SCREEN CREATED
← 構 造 質 問 式 と ス ク リ ー ン を 掛 け 合 わ せ る (サ ン プ ル 検 索 )
=> S L1 AND L2
L3
4 SEA SSS SAM L1 AND L2
25
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
=> S L1 AND L2 FUL
← フルファイル検索を実行
L4
101 SEA SSS FUL L1 AND L2
← SCAN 表 示 形 式 で 回 答 を チ ェ ッ ク
=> D SCAN
L4
IN
MF
101 ANSWERS
REGISTRY COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Ethanone, 2-(3,5-dichloro-1-oxido-4-pyridinyl)-1-(2',3',5',6'-tetrahydro-7methoxyspiro[1,3-benzodioxole-2,4'-[4H]pyran]-4-yl)C19 H17 Cl2 N O6
O
N
Cl
Cl
CH 2
C O
O
O
O
OMe
**PROPERTY DATA AVAILABLE IN THE 'PROP' FORMAT**
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):END
2. CAplus ファイルに REGISTRY ファイルの回答をクロスオーバーする
=> FILE CAPLUS
← CAplus フ ァ イ ル に 入 る
=> S L4
L5
← REGISTRY フ ァ イ ル の 回 答 を ク ロ ス オ ー バ ー す る
29 L4
=> D BIB HITSTR 1-29
← 全 件 を BIB HITSTR 表 示 形 式 で 表 示
L5
AN
DN
TI
ANSWER 1 OF 29 CAPLUS COPYRIGHT 2014 ACS on STN
2012:1819594 CAPLUS Full-text
158:77097
Derivatives of 1-phenyl-2-pyridinyl alkyl alcohols as phosphodiesterase
inhibitors and their preparation
TIJP ホ ス ホ ジ エ ス テ ラ ー ゼ 阻 害 薬 と し て の 1-フ ェ ニ ル -2ピ リ ジ ニ ル ア ル キ ル ア ル コ ー ル の 誘 導 体 . そ れ ら の 調 製 [機 械 翻 訳 ]
IN
Armani, Elisabetta; Amari, Gabriele; Carzaniga, Laura; Capaldi, Carmelida;
Esposito, Oriana; Villetti, Gino; De Fanti, Renato
PA
Chiesi Farmaceutici S.p.A., Italy
SO
PCT Int. Appl., 342pp.
CODEN: PIXXD2
DT
Patent
LA
English
FAN.CNT 1
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO.
DATE
------------------ ----------------------------------PI
WO 2012168226
A1
20121213
WO 2012-EP60579
20120605
:
CA 2838435
A1
20121213
CA 2012-2838435
20120605
US 20130005716
A1
20130103
US 2012-13488818
20120605
AU 2012266514
A1
20140109
AU 2012-266514
20120605
26
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
PRAI EP 2011-168853
A
20110606
WO 2012-EP60579
W
20120605
ASSIGNMENT HISTORY FOR US PATENT AVAILABLE IN LSUS DISPLAY FORMAT
OS
CASREACT 158:77097; MARPAT 158:77097
OS フィールドで，このレコードが
IT
185406-34-2, 2-(3,5-Dichloropyridin-4-yl)-1-(4MARPAT ファイルに収 録 されて
methoxyspiro[benzo[d][1,3]dioxole-2,1'-cyclopentane]-7-yl)ethanone
いるかどうか確 認 できる
RL: RCT (Reactant); RACT (Reactant or reagent)
(preparation of phenyl(pyridinyl)alkyl alcs. as phosphodiesterase
inhibitors)
RN
185406-34-2 CAPLUS
CN
Ethanone, 2-(3,5-dichloro-4-pyridinyl)-1-(7-methoxyspiro[1,3-benzodioxole2,1'-cyclopentan]-4-yl)- (CA INDEX NAME)
N
Cl
Cl
CH 2
C O
O
O
OMe
IT
RN
CN
1416001-97-2P, 3,5-Dichloro-4-(2-(4methoxyspiro[benzo[d][1,3]dioxole-2,1'-cyclopentane]-7-yl)-2oxoethyl)pyridine N-oxide
RL: RCT (Reactant); SPN (Synthetic preparation); PREP (Preparation); RACT
(Reactant or reagent)
(preparation of phenyl(pyridinyl)alkyl alcs. as phosphodiesterase
inhibitors)
1416001-97-2 CAPLUS
Ethanone, 2-(3,5-dichloro-1-oxido-4-pyridinyl)-1-(7-methoxyspiro[1,3benzodioxole-2,1'-cyclopentan]-4-yl)- (CA INDEX NAME)
O
N
Cl
Cl
CH 2
O
O
C
O
OMe
OSC.G
RE.CNT
1
1
THERE ARE 1 CAPLUS RECORDS THAT CITE THIS RECORD (1 CITINGS)
THERE ARE 1 CITED REFERENCES AVAILABLE FOR THIS RECORD
ALL CITATIONS AVAILABLE IN THE RE FORMAT
：
27
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
3. MARPAT ファイルで構造検索する
← MARPAT フ ァ イ ル に 入 る
=> FILE MARPAT
←サンプル検索を実行
=> S L4
QUERY CONTAINS NON-SEARCHABLE SCREENS IN L2.
← MARPAT フ ァ イ ル で は ス ク リ ー ン は 利 用
ONLY STRUCTURE L1 WILL BE SEARCHED.
で き な い の で ， L1 の 構 造 質 問 式 の み が
実行される
SAMPLE SEARCH INITIATED 14:55:02
SAMPLE SCREEN SEARCH COMPLETED 8914 TO ITERATE
FULL FILE PROJECTIONS:
PROJECTED ITERATIONS:
PROJECTED ANSWERS:
L6
ONLINE **COMPLETE**
BATCH
**COMPLETE**
173975 TO
182585
2 TO
357
REGISTRY ファイルのフルファイル検 索 の
結 果 の L 番 号 を用 いると，割 引 料 金 で
MARPAT ファイルの構 造 検 索 が実 行 できる
2 SEA SSS SAM L1
← フルファイル検索を実行
=> S L4 FUL
：
100.0% PROCESSED
178943 ITERATIONS (
2 INCOMPLETE)
158 ANSWERS
↑ 照 合 が 不 完 全 な 回 答 が 含 ま れ て い る (下 記 参 照 )
SEARCH TIME: 00.03.47
L7
158 SEA SSS FUL L1
=> S L7/COM
L8
156 L7/COM
← 照 合 作 業 が COMPLETE し た 回 答 に 限 定
=> S L7/INC
L9
← 照 合 作 業 が INCOMPLETE の 回 答 に 限 定
2 L7/INC
=> D L9 SCAN TI FQHIT
← L9 が 必 要 な 回 答 が ど う か 無 料 の SCAN TI FQHIT 表 示 形 式 で 確 認 す る
：
(今 回 は 2 件 ともノイズだった)
参考 ： フルファイル検索の結果に INCOMPLETE の回答が含まれている場合
■ 構 造 検 索 を実 行 した時 に，一 定 の時 間 内 に構 造 質 問 式 との照 合 が完 了 しなかったレコードは，
INCOMPLETE の回 答 として構 造 検 索 の回 答セットに含まれる．
・ INCOMPLETE の回 答 はノイズの可 能 性 が高 いが，必 ずしもノイズとは限 らない．念 のために
内 容 を確 認 するとよい．
・ L#/COM または L#/INC と入 力 すると，COMPLETE の回 答 と INCOMPLETE の回 答 を分
けることができる．
=> S L3/COM
← COMPLETE の 回 答 に 限 定 (無 料 )
=> S L3/INC
← INCOMPLETE の 回 答 に 限 定 (無 料 )
* L3 はフルファイル検 索 の回 答
28
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
=> D SCAN TI FQHIT L8
L8
TI
← L8 の 回 答 を 無 料 の SCAN TI FQHIT 表 示 形 式 で 確 認
156 ANSWERS
MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Nitrogen-containing fused ring compounds as inhibitors of URAT1 activity
and process for the preparation thereof
MSTR 1 Assembled
G1
O
G1
Ak 378
N
G1
G26
G25
378: alkylene <containing 1-3 C>
(opt. substd. by alkyl <containing 1-6 C> (opt. substd.))
G1
= 59
476: carbocycle <containing
(opt. substd.)
Patent location:
Note:
Note:
Note:
3-14 C, 0 or more double bonds>
claim 1
or salts or reactive derivatives
additional ring and oxo formation also claimed
substitution is restricted
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):1
L8
TI
156 ANSWERS
MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Preparation of (hetero)arylcarboxamides as inhibitors of microsomal
triglyceride transfer protein (MTP) and of apolipoprotein B (apo B)
secretion.
MSTR 1 Assembled
G1
O
206
C NH Cb
G9
O
Ak 729
O
G22
G22
206: arylene <containing 6-12 C, mono- or bicyclic>
(opt. substd.)
729: alkylene
Patent location:
claim 1
Note:
substitution is restricted
Note:
or pharmaceutically acceptable salts
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):END
29
Aｋ がノイズとしてかなり含 まれていたため，
スピロ原 子 のマッチレベルを 「原 子 」 に
変 更 した構 造 質 問 式 でサブセット検 索 する
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
4. MARPAT ファイルでサブセット検索 する
Uploading C:\Users\...\STN Express 8.5\Queries\EX1-2.str
L10
← サブセット検索するため
構造質問式 B をアップロード
STRUCTURE UPLOADED
A との違 い：
スピロ原 子 のマッチレベル 「原 子 」
マッチレベル 「クラス」
元 素 数 レベル 「限 定 」
それ以 外 はマッチレベル 「原 子 」
=> S L10 SUB=L8 SAM ← L8 を 母 集 合 に し て サ ブ セ ッ ト 検 索 を 実 行 (サ ン プ ル 検 索 )
L11
1 SEA SUB=L8 SSS SAM L10
=> S L10 SUB=L8 FUL ← L8 を 母 集 合 に し て サ ブ セ ッ ト 検 索 を 実 行 (フ ル フ ァ イ ル 検 索 )
L12
25 SEA SUB=L8 SSS FUL L10
MARPAT ファイルの回 答 (L8)
(スピロ原 子 のマッチレベル 「クラス」)
CAplus ファイルの回 答 (L5)
131
17
8
非特許 ： 5 件
MARPAT に収 録 なし ： 11 件
21
MARPAT ファイルの回 答 (L12)
(スピロ原 子 のマッチレベル 「原 子 」)
30
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
5. REGISTRY/CAplus ファイルでヒットした回答を除く
=> S L12 NOT L5 ← REGISTRY/CAplus フ ァ イ ル で ヒ ッ ト し た 回 答 を 除 く
13 L5
CAplus ファイルの回 答 は L 番 号 を用 いて
L13
17 L12 NOT L5
MARPAT ファイルにクロスオーバーできる (無 料 )
=> D BIB FQHIT 1-17
← 全 件 を BIB FQHIT 表 示 形 式 で 表 示
L13
AN
TI
ANSWER 1 OF 17 MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
158:215968 MARPAT Full-text
Preparation of spiro compounds useful for preventing or treating hepatitis
C
IN
Zhang, Jiancun; Zhang, Yingjun; Xie, Hongming; Ren, Qingyun; Luo, Huichao;
Yu, Tianzhu; Tan, Yumei
PA
HEC Pharm Co., Ltd., Peop. Rep. China
SO
Faming Zhuanli Shenqing, 255pp.
CODEN: CNXXEV
DT
Patent
LA
Chinese
FAN.CNT 1
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO.
DATE
------------------ ----------------------------------PI
CN 102863428
A
20130109
CN 2012-10239748
20120709
:
MSTR 1A Assembled
13 G6 12 G12 G1 11
G15
6
O
O
G15
9
G6 Cy
G4
367
(従 属 クレーム中 に下 記 例 あり)
367: any ring <containing 3-12 atoms, zero or more N,
mono- or polycyclic>
G1
= 17-12 18-6 / 19-12 20-6 / 21-12 23-6
1 G7 2
G2
G3
G4
1 G8 3
1 G9 3
3 G4 7
2 G1 2
G3
2 G3 2
= NH (opt. substd.)
= C(O)
= 195-9 196-367 / 197-9 198-367
1 G9 25 1 9G 63
G6
2 G0 2
1 G9 37 1 G9 28
1 G9 29
G3
/ 199-9 201-367
2G
02
1
実 施 例 中 の物 質 例
= 34
G8
3G
62
G9
3 G9 1 0
：
31
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
■ MARPAT ファイルのみでヒットした回 答 (17 件 ) の適 合 性
MARPAT ファイルの回 答 (L8)
(スピロ原 子 のマッチレベル 「クラス」)
CAplus ファイルの回 答 (L5)
131
17
8
非特許 ： 5 件
MARPAT に収 録 なし ： 11 件
21
MARPAT ファイルの回 答 (L12)
(スピロ原 子 のマッチレベル 「原 子 」)
適合性
○
△
×
レコード件 数
0 件
14 件
3 件
・ 目 的 の構 造 がクレームに含 まれ，目 的 の用 途 (ホスホジエステラーゼ阻 害 剤 ) も記 載 されて
いるものを ○ とした．
・ 目 的 の構 造 が，クレームされている構 造 のうちの部 分 構 造 の一 つとして含 まれるものを △ と
した．
・ スピロ結 合 する環 がさらに縮 合 している場 合 は × とした．
32
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
=> S L8 NOT L12
← スピロ原子のマッチレベルを 「クラス」 にしたときのみ
L14
131 L8 NOT L12 ヒ ッ ト す る 回 答
<参 考 >
=> S L14 NOT L5
← L14 の う ち ， REGISTRY/CAplus フ ァ イ ル で は ヒ ッ ト し な か っ た 回 答
13 L5
L15
131 L13 NOT L5
=> D BIB FQHIT 6
L15
AN
TI
ANSWER 6 OF 131 MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
156:638081 MARPAT Full-text
New triarylmethyl radicals and their preparation and use in NMR improved
by Nuclear Dynamic Polarization
IN
Stephan, Michel; Guenther, Ulrich
PA
PhosPhoenix Sarl, Fr.
SO
PCT Int. Appl., 28pp.; Chemical Indexing Equivalent to 156:613415 (FR)
CODEN: PIXXD2
DT
Patent
LA
French
FAN.CNT 2
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO.
DATE
------------------ ----------------------------------PI
WO 2012062975
A1
20120518
WO 2011-FR577
20111026
:
FR 2967158
A1
20120511
FR 2010-4364
20101108
PRAI FR 2010-4364
20101108
OS
CASREACT 156:638081
MSTR 3 Assembled
G14
G2 O
G7 G8
G2 O
G7 G8
O
C
G7
G2 O
Cy 425
G7
G2 O
G14
マッチレベルを 「クラス」 にすることで，
スピロ環 が一 般 式 グループで収 録 されて
いるレコードがヒット
元 素 数 レベルを 「限 定 」 にすることで，
炭 素 が 1 という条 件 を満 たす記 載 が
ある回 答 のみがヒット
425: any ring <containing 1 or more C,
attached through 1 or more C> (opt. substd.)
G7
= O
Patent location:
claim 8
Note:
substitution is restricted
RE.CNT
3
THERE ARE 3 CITED REFERENCES AVAILABLE FOR THIS RECORD
ALL CITATIONS AVAILABLE IN THE RE FORMAT
33
Ｂ 検索例
検 索 例 １ ： 複 素 環 化 合 物 の検 索
=> S L12 AND L5
13 L5
L16
8 L12 AND L5
=> D BIB FQHIT L16 5
<参 考 >
REGISTRY/CAplus ， MARPAT フ ァ イ ル
両 方 でヒットした回 答
L16
AN
TI
ANSWER 5 OF 8 MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
139:185667 MARPAT Full-text
Inhalant compositions containing heterocyclic compounds and
anticholinergics for the treatment of airway diseases
IN
Meade, Christopher John Montague; Pairet, Michel; Pieper, Michael P.
PA
Boehringer Ingelheim Pharma G.m.b.H. & Co. K.-G., Germany
SO
PCT Int. Appl., 63 pp.
CODEN: PIXXD2
DT
Patent
LA
German
FAN.CNT 1
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO.
DATE
------------------ ----------------------------------PI
WO 2003066044
A1
20030814
WO 2003-EP961
20030131
W: AE, AG, AL, AM, AT, AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, BZ, CA, CH, CN,
CO, CR, CU, CZ, DE, DK, DM, DZ, EC, EE, ES, FI, GB, GD, GE, GH,
GM, HR, HU, ID, IL, IN, IS, JP, KE, KG, KP, KR, KZ, LC, LK, LR,
LS, LT, LU, LV, MA, MD, MG, MK, MN, MW, MX, MZ, NO, NZ, OM, PH,
PL, PT, RO, RU, SC, SD, SE, SG, SK, SL, TJ, TM, TN, TR, TT, TZ,
UA, UG, US, UZ, VC, VN, YU, ZA, ZM, ZW
RW: GH, GM, KE, LS, MW, MZ, SD, SL, SZ, TZ, UG, ZM, ZW, AM, AZ, BY,
KG, KZ, MD, RU, TJ, T M, AT, BE, BG, CH, CY, CZ, DE, DK, EE, ES,
FI, FR, GB, GR, HU, IE, IT, LU, MC, NL, PT, SE, SI, SK, TR, BF,
BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, GQ, GW, ML, MR, NE, SN, TD, TG
DE 10205274
A1
20030821
DE 2002-10205274
20020208
AU 2003205717
A1
20030902
AU 2003-205717
20030131
US 20030203918
A1
20031030
US 2003-358947
20030205
PRAI DE 2002-10205274
20020208
WO 2003-EP961
20030131
MSTR 1 Assembled
NH
C
O
O
G5
O
G28
* US20030203918 で確 認
OMe
Patent location:
Note:
Stereochemistry:
RE.CNT
3
claim 1
and pharmacologically acceptable acid addition
salts, solvates, or hydrates
and optical isomers, mixtures, and racemates
THERE ARE 3 CITED REFERENCES AVAILABLE FOR THIS RECORD
ALL CITATIONS AVAILABLE IN THE RE FORMAT
34
Ｂ 検索例
参 考 ： 回 答 の経 済 的 な表 示 方 法
■ SCAN 表 示 形 式 で表 示 した回 答 から，下 記 の流 れで目 的 のレコードを特 定 することができる．
MARPAT ファイルで，SCAN TI FQHIT 表 示 形 式 で回 答 を出 力
↓
検 索 語 料 無 料 の HCAplus ファイルで標 題を検 索
↓
MARPAT ファイルにクロスオーバー
↓
構 造 検 索 の結 果 と AND 演 算
(ヒットした構 造 をハイライト表 示 させるため)
■ 利用例
=> FILE MARPAT
：
=> D SCAN TI FQHIT ← SCAN TI FQHIT 表 示 形 式 で 表 示
L15
TI
131 ANSWERS
MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
New triarylmethyl radicals and their preparation and use in NMR improved
by Nuclear Dynamic Polarization
MSTR 3 Assembled
G14
G2 O
G7 G8
G2 O
G7 G8
C
O
G7
G2 O
Cy 425
G7
G2 O
G14
425: any ring <containing 1 or more C,
attached through 1 or more C> (opt. substd.)
G7
= O
Patent location:
claim 8
Note:
substitution is restricted
:
=> FILE HCAPLUS
← HCAplus フ ァ イ ル に 入 る
=> S (New triarylmethyl radicals (1W)their preparation (1W) use in NMR improved by Nuclear
Dynamic Polarization)/TI ← 標 題 を コ ピ ー ＆ ペ ー ス ト し て /TI で 検 索
L17
2 NEW TRIARYLMETHYL RADICALS (1W)THEIR PREPARATION (1W)USE IN NMR
IMPROVED BY NUCLEAR DYNAMIC POLARIZATION/TI
=> FILE MARPAT
← MARPAT フ ァ イ ル に 入 る
=> S L15 AND L17 ← HCAplus フ ァ イ ル の 回 答 を ク ロ ス オ ー バ ー し ， 元 の 回 答 と か け 合 わ せ る
L18
1 L15 AND L17
=> D BIB FQHIT
:
35
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
■ 下 記 のような構 造 の配 位 化 合 物 について，REGISTRY/CAplus ファイルで既 に調 査 済 みだが，
MARPAT ファイルで追 加 調 査 を行 うことになった．
* 環はこれ以 上 縮 環 しない
3
■ MARPAT ファイルでの配 位 化 合 物 の索 引
・ 配 位 子 と金 属 が結 合 した形で登 録 されている場 合 と，分 離 した形 で登 録 されている場 合 の
2 つのパターンがある．
パターン 1 配 位 子 と金 属 が結 合 している例
G2
配位化合物は
金 属 は M (一 般 式
グループ) で索 引
G2
G1
G2 G2
C-
G2
G2
金 属 と結 合 している場 合 ，
この結 合 は環 結 合 になる
N
G2
G2
G2
N
N
N
N
+3
M
G1
G2
G2
N
G2
G2
G2
G2
G2
G2
C-
C-
G2
G2
G2
N N
G1
N
G2
G2
G2 G2
G1
G2
金 属 は別 の G グループ
で収 録 される
G2
G2
G3
= alkyl <containing 1-6 C> /
(Specifically claimed: Me) / (Examples: Et / Pr-i)
特 許 中 の記 載
G2
= H / alkyl <containing 1-6 C> /
(Specifically claimed: Me / Pr-i) / (Examples: Et / pentyl /
Bu-t)
G3
= Ir
Patent location:
claim 1
36
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
パターン 2 配 位 子 と金 属 が分 離 している例
配 位 子 と金 属 を結 合 させた
形 で構 造 検 索 すると，こちら
のパターンはヒットしない
G2
G2
G2
G2
G2
G1
G1
金 属 は別 の G グループ
で収 録 される
G11
= 91
G3 N 91 N
N
G3
G11
= Ir
Patent location:
Note:
claim 1
as complexes with g11
特 許 中 の記 載
FQHIT 表 示 形 式 での表 示
G2
G2
N
G2
N
G2
N
G3
Note フィールドに錯 体 である
ことが記 載 されている場 合 もある
G3
G2
Ir
金 属 と分 離 している場 合 ，この結 合
は鎖 結 合 になる
* 配 位 位 置 が特 定 されていない場 合 や配 位 子 の構 造 の候 補 が非 常 に多 い場 合 には，配 位 子 と金 属 は
分 離 した形 で収 録 される．
37
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
■ 構 造 質 問 式 の作 図 ： 2 つのパターンを別々の構 造 質 問 式 で検 索 する場 合
・ 作 図 のポイント
- 金属結合型
・ 中 心 金 属 は必ず一 般 式 グループ記 号 M (金 属 ) で作 図 し，マッチレベルを 「クラス」
にする．
・ 具 体 的 な金 属 (今 回 はイリジウム) は同 一 作 図 画 面 中 に離 して作 図 する．
配 位 子 の数 や配 位 する位 置 を
特 定 したい場 合
M で作 図
マッチレベル ： 「クラス」
金 属 を特 定 したい場 合
は，同 一 作 図 画 面 中 に
離 して作 図
M 以 外 ： マッチレベル 「原 子 」
環 の孤 立 を指 定
- 金属分離型
・ 同 一 作 図 画 面 中 に配 位 子 と金 属 を離して作 図 する．
3 配 位 のものが欲 しいが，分 離 型 で
索 引 されている可 能 性 もあるため，
こちらの構 造 質 問 式 でも検 索 する
マッチレベルはすべて 「原 子 」
環 の孤 立 を指 定
38
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
■ 構 造 質 問 式 の作 図 ： 2 つのパターンを 1 つの構 造 質 問 式 にまとめる場 合
・ 作 図 のポイント
金 属 結 合 型 と金 属 分 離 型 それぞれがヒットするような構 造 をフラグメントとして作 図 し，それ
を G グループに含める．
@1 と @2 を G1 に含 める
環孤立
G1 = @1，@2
M で作 図
マッチレベル ： 「クラス」
結合非水素数
「ちょうど 2 環 」
M 以 外 ： マッチレベル 「原 子 」
この例 では，金 属 結 合 型 も配 位 子 の数 を
3 配 位 に限 定 しないこととする
構 造 検 索 を 1 回で済ませたいので，今 回 はこちらの構 造 質 問 式 を用いることとした．
39
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
← MARPAT フ ァ イ ル に 入 る
=> FILE MARPAT
=>
Uploading C:\Users\．．． \STN Express 8.5\Queries\EX2.str
L1
← 構造質問式をアップロード
STRUCTURE UPLOADED
← サンプル検索を実行
=> S L1
SAMPLE SEARCH INITIATED 11:37:50
SAMPLE SCREEN SEARCH COMPLETED 623 TO ITERATE
100.0% PROCESSED
623 ITERATIONS
SEARCH TIME: 00.00.01
FULL FILE PROJECTIONS:
PROJECTED ITERATIONS:
PROJECTED ANSWERS:
L2
3 ANSWERS
ONLINE **COMPLETE**
BATCH
**COMPLETE**
10980 TO
13940
3 TO
164
3 SEA SSS SAM L1
=> D SCAN TI FQHIT
L2
TI
← SCAN TI FQHIT 表 示 形 式 で ヒ ッ ト し た レ コ ー ド を 確 認
3 ANSWERS
MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Organometallic cyclometalated complexes of Group 9 and Group 10 metals
with substituted 1,2,4-triazole and 1,3,4-oxadiazole ligands exhibiting
green to blue phosphorescence as components for organic light-emitting
devices
MSTR 1 Assembled
G2
G10
G2
G2
G2
G2
N
G2
G2
N
Patent location:
Note:
N
G2
G2
Ir
claim 1
as complexes with G11
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):END
40
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
← フルファイル検索を実行
=> S L1 FUL
FULL SEARCH INITIATED 11:38:16
FULL SCREEN SEARCH COMPLETED 11998 TO ITERATE
100.0% PROCESSED
11998 ITERATIONS
SEARCH TIME: 00.00.01
L3
65 ANSWERS
65 SEA SSS FUL L1
<REGISTRY/CAplus フ ァ イ ル で ヒ ッ ト し た 回 答 を 除 い て 表 示 す る > * 検索の流れは p.46～ を参照
← CAplus フ ァ イ ル に 入 る
=> FILE CAPLUS
=> ACT EX2CAPLUS/A ← 保 存 し て お い た 回 答 集 合 を 呼 び 出 す
L4
STR
L5 (
452879)SEA FILE=REGISTRY SSS FUL L4
L6 (
110)SEA FILE=REGISTRY SPE=ON ABB=ON PLU=ON L5 AND IR/ELS
L7 (
1)SEA FILE=REGISTRY SPE=ON ABB=ON PLU=ON 7439-88-5
L8 (
39)SEA FILE=CAPLUS SPE=ON ABB=ON PLU=ON L6
L9 (
114)SEA FILE=CAPLUS SPE=ON ABB=ON PLU=ON L5/D
L10 (
2991)SEA FILE=CAPLUS SPE=ON ABB=ON PLU=ON L7/D
L11 (
2)SEA FILE=CAPLUS SPE=ON ABB=ON PLU=ON L9 AND L10
L12
40 SEA FILE=CAPLUS SPE=ON ABB=ON PLU=ON L8 OR L11
=> FILE MARPAT
← MARPAT フ ァ イ ル に 入 る
=> S L12
L13
← CAplus フ ァ イ ル の 回 答 集 合 を ク ロ ス オ ー バ ー
31 L12
← MARPAT フ ァ イ ル の 構 造 検 索 の 結 果 か ら REGISTRY/CAplus フ ァ イ ル で
ヒットした回答を除く
=> S L3 NOT L13
L14
L4
46 L3 NOT L13
MARPAT ファイルの回 答 (L3)
46
19
21
CAplus ファイルの回 答 (L12)
非特許 ： 0 件
MARPAT に収 録 なし ： 9 件
41
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
← 全 件 を BIB FQHIT 表 示 形 式 で 表 示
=> D 1-46 BIB FQHIT
：
配 位 子 と金 属 が結 合 している例
ANSWER 5 OF 46 MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
(ただし，配 位 子 数 は 2)
159:9295 MARPAT Full-text
Organometallic complex, light-emitting element, light-emitting device,
electronic device, and lighting device
IN
Inoue, Hideko; Seo, Hiromi; Seo, Satoshi
PA
Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd., Japan
SO
U.S. Pat. Appl. Publ., 61pp.
CODEN: USXXCO
DT
Patent
LA
English
FAN.CNT 1
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO.
DATE
------------------ ----------------------------------PI
US 20130137866
A1
20130530
US 2012-13688688
20121129
JP 2013136567
A
20130711
JP 2012-260852
20121129
PRAI JP 2011-261289
20111130
OS
CASREACT 159:9295
L14
AN
TI
MSTR 1
G3
O
O
G3
G1
2 C6
G2
G5
= 425
G8
G8
G8
G8
G8
G8 G8
CN
G12
N
N
+3
M
425
G5
= Ir
Patent location:
：
：
G8
CN
N
N
G8
G8
：
G12
claim 1
例 示 物 質 の中 に下 記 の構 造 あり
42
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
L14
AN
TI
ANSWER 26 OF 46 MARPAT COPYRIGHT 2014 ACS on STN
配 位 子 と金 属 が分 離 している例
150:179594 MARPAT Full-text
Organic electroluminescence (EL) devices with high luminous efficiency and
suppressed dark spot, and display devices and lamps having them
IN
Yasukawa, Noriko; Kato, Eisaku
PA
Konica Minolta Holdings, Inc., Japan
SO
Jpn. Kokai Tokkyo Koho, 105pp.
CODEN: JKXXAF
DT
Patent
LA
Japanese
FAN.CNT 1
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO.
DATE
------------------ ----------------------------------PI
JP 2009021336
A
20090129
JP 2007-182063
20070711
JP 5194596
B2
20130508
JP 2013084965
A
20130509
JP 2012-257480
20121126
PRAI JP 2007-182063
20070711
MSTR 1 Assembled
N
G2
G2
N
G3
Ir
G2
= CH (opt. substd.) / N
Patent location:
claim 1
Note:
as complexes
with G5
：
：
m1 = 3，m2 = 0 のとき目 的 の配 位 化 合 物 になる
43
Ｂ 検索例
検 索 例 ２ ： 配 位 化 合 物 の検 索
■ MARPAT ファイルのみでヒットした回 答 (46 件 ) の適 合 性
MARPAT ファイルの回 答 (L3)
46
19
21
CAplus ファイルの回 答 (L12)
非特許 ： 0 件
MARPAT に収 録 なし ： 9 件
適合性
○
△
×
レコード件 数
10 件
10 件
26 件
・ 目 的 の配 位 子 が ３ 配 位 となる条 件 がクレームに含 まれる場 合 は ○ とした．
・ 他 の配 位 子 との組 み合 わせでクレームされている場 合 は △ とした．
・ 配 位 する位 置 が異なる場 合 や，２核 錯 体 などは × とした．
44
Ｂ 検索例
参 考 ： CAplus ファイルでの配 位 化 合 物 の索 引
■ CAplus ファイルでは，配 位 化 合 物 は CAS 登 録 番 号 で索 引 されている場 合 がほとんどである．
しかし，原 報 の記 載 により，配 位 子 と金 属 の塩 の CAS 登 録 番 号 で索 引 されたり，配 位 子 と金 属
の CAS 登 録 番 号 + D (非 特 定 誘 導 体 ) で索 引 される場 合 もある．
<例> サルチル酸とアルミニウムの配 位 化 合 物 の例
・ 配 位 化 合 物 の CAS 登 録 番 号 で索 引 されている例
AN
DN
TI
PI
IT
2004:305433 CAPLUS Full-text
140:341891
Additive for stabilizing and promoting natural gas hydrate formation rate
and preventing bacterial spoilage of water during storage or transporting
RN15479-57-9
：
PATENT NO.
KIND
DATE
APPLICATION NO.
DATE
O
---------------------------------------------------O
JP 2004115613
A2
20040415
JP 2002-279098
20020925
H
O
OH
：
Al 3+
15479-57-9, Aluminum salicylate
-O
OO
RL: MOA (Modifier or additive use); USES (Uses)
O
HO
(additive for stabilizing and promoting natural gas hydrate formation
rate and preventing bacterial spoilage of water during storage or
transporting)
・ 配 位 子 と金 属 の塩 の CAS 登 録 番 号 で索 引 されている例
AN
DN
TI
PI
IT
1998:268384 CAPLUS Full-text
129:3855
Adjuvant, in particular as an emulsion, containing
a trivalent metal
RN207113-11-9
cation and sympathomimetic compound, and vaccine composition containing it
：
CODATE
2H
PATENT NO.
KIND
DATE
APPLICATION NO.
--------------------------------------------------OH
WO 9817311
A1
19980430
WO 1997-FR1816
19971010
:
x Al
207113-11-9
RL: THU (Therapeutic use); BIOL (Biological study); USES (Uses)
(adjuvant emulsion, with trivalent metal cation and sympathomimetic
compound, and vaccine composition containing it)
・ 配 位 子 と金 属 の CAS 登 録 番 号 + D で索 引 されている例
AN
DN
TI
PI
IT
2003:259981 CAPLUS Full-text
138:294888
Toners for image formation and method for image RN69-72-7
formation using the RN7429-90-5
same
：
CO 2 H
Al
PATENT NO.
KIND DATE
APPLICATION NO.
DATE
------------------ ----------------------------------OH
JP 2003098858
A
20030404
JP 2001-286136
20010920
：
69-72-7D, Salicylic acid, complex with metal
98-48-6,
m-Benzenedisulfonic acid
7429-90-5D, Aluminum, complex with
salicylic acid
RL: TEM (Technical or engineered material use); USES (Uses)
(toners for image formation)
45
Ｂ 検索例
参 考 ： REGISTRY/CAplus ファイルでの配 位 化 合 物 の検 索
■ 検索方針
・ 今 回 は，REGISTRY ファイルで，①配 位 化 合 物 ，②塩 ，③配 位 子 のみ の 3 種 類を 1 回 の
構 造 検 索 でヒットさせることができるよう構 造 質 問 式 を作 図 する．
- そのため，配 位 子 のみ作 図 する．その際 ，①配 位 化 合 物 もヒットさせるため，結 合 属 性 を
変 更 する．
- ①配 位 化 合 物 をヒットさせるため，環 の孤 立 は指 定 しない．結 合 非 水 素 数 を利 用 すると，
金 属 と配 位 する箇 所 以 外 の縮 環 を禁 止 できる．
- ②塩や③配 位 子 のみは作 図 画 面 に金 属 (Ir) を描くとヒットしないので描 かない．
REGISTRY
CAplus
Ir/ELS で限 定
①配 位 化 合 物 クロスオーバー ①配 位 化 合 物
②塩
②塩
で索 引
構 造 検 索 の結 果
/D をつけてクロスオーバー
③配 位 子 のみ + D で索 引
(イリジウム + D が同 時 に
索 引 されているレコードに限 定 )
■ 検 索 の流 れ
=> FILE REGISTRY
← REGISTRY フ ァ イ ル に 入 る
=>
Uploading C:\...\STN Express 8.5\Queries\EX2reg.str
結合非水素数
ちょうど 2，環
L1
=> S L1
L2
← 構造質問式をアップロード
結 合 属 性 「環 /鎖 」 を指 定
STRUCTURE UPLOADED
← サンプル検索
50 SEA SSS SAM L1
=> S L1 FUL ← フ ル フ ァ イ ル 検 索
L3
452879 SEA SSS FUL L1
46
Ｂ 検索例
参 考 ： REGISTRY/CAplus ファイルでの配 位 化 合 物 の検 索
=> D SCAN
L3
IN
← SCAN 表 示 形 式 で 回 答 を チ ェ ッ ク
452879 ANSWERS
REGISTRY COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Benzenamine, 2-(4-ethyl-5-methyl-4H-1,2,4-triazol-3-yl)-5(trifluoromethyl)C12 H13 F3 N4
MF
N
CF 3
N
N
Me
3-フェニル 1,2,4-トリアゾールを含 む物 質 を
まとめて検 索
NH 2
Et
**PROPERTY DATA AVAILABLE IN THE 'PROP' FORMAT**
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):END
=> S L3 AND IR/ELS ← イ リ ジ ウ ム を 含 む 物 質 に 限 定
L4
110 L3 AND IR/ELS
=> D SCAN
L4
IN
MF
CI
110 ANSWERS
REGISTRY COPYRIGHT 2014 ACS on STN
INDEX NAME NOT YET ASSIGNED
C29 H26 Ir N7
CCS
Me
Me
N
N
N
C
N
CN
Ir 3+
C
N
N
Me
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):END
=> S 7439-88-5 ← イ リ ジ ウ ム の CAS 登 録 番 号 を 検 索
L5
1 7439-88-5
=> D SCAN
L5
IN
MF
CI
1 ANSWERS
Iridium
Ir
COM
REGISTRY
COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Ir
**PROPERTY DATA AVAILABLE IN THE 'PROP' FORMAT**
ALL ANSWERS HAVE BEEN SCANNED
47
Ｂ 検索例
参 考 ： REGISTRY/CAplus ファイルでの配 位 化 合 物 の検 索
=> FILE CAPLUS
← CAplus フ ァ イ ル に 入 る
=> S L4
L6
← L4 を ク ロ ス オ ー バ ー (配 位 化 合 物 ま た は 塩 と し て 索 引 さ れ て い る
文献がヒット)
39 L4
=> D SCAN TI HITIND
L6
TI
39 ANSWERS
CAPLUS COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Organic electroluminescent materials, components, and display devices and
Me
lighting devices
N
CTIJP 有 機 エ レ ク ト ロ ル ミ ネ ッ セ ン ス 素 子 、 有 機 エ レ ク ト ロ ル ミ ネ ッ セ ン ス 素
N 子 材N 料 、 表
Ph
示 装 置 及 び 照 明 装 置 [原 題 ]
Ir 3+
C
IT
878168-98-0
RL: PRP (Properties); TEM (Technical or engineered material use); USESN N
(Uses)
N
(organic electroluminescent materials and components and display Medevices
and lighting devices)
Ph
Me
N
N
N
C
Ph
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):END
=> S L3/D
← 配 位 子 の CAS 登 録 番 号 + D で 索 引 さ れ て い る 文 献
L7
114 L3/D
← イ リ ジ ウ ム の CAS 登 録 番 号 + D で 索 引 さ れ て い る 文 献
=> S L5/D
L8
2990 L5/D
=> S L7 AND L8 ← 配 位 子 と イ リ ジ ウ ム 両 方 が D 付 き で 索 引 さ れ て い る も の に 限 定
L9
2 L7 AND L8
=> D SCAN TI HITIND
L9
TI
2 ANSWERS
CAPLUS COPYRIGHT 2014 ACS on STN
Organic electroluminescent device employing organic layer containing at
least organic light emitting layer comprising mixture media of
host/phosphorescent dopant having controlled electron mobility
TIJP /の ホ ス ト の 蓄 光 の ド ー パ ン ト の 有 の コ ン ト ロ ー ル さ れ た 電 子 伝 送 速 度 の 混 合 物 媒
体を含む少なくとも有機発光層を含む有機的な層を使う有機電界発光デバイス
[機 械 翻 訳 ]
IT
7439-88-5D, Iridium, complexes
7440-06-4D, Platinum, complexes
7440-27-9D, Terbium, complexes
7440-53-1D, Europium, complexes
Ph
58328-31-7D, derivs.
150405-69-9D, complexes
N
RL: TEM (Technical or engineered material use); USES (Uses)
(organic electroluminescent device employing organic layer containing
N N at least
Ph
Bu-t
organic light emitting layer comprising mixture media of host phosphorescent
dopant having controlled electron mobility)
HOW MANY MORE ANSWERS DO YOU WISH TO SCAN? (1):END
=> S L6 OR L9
← L6 と L9 の 回 答 を ま と め る
L10
40 L6 OR L9
=> SAVE L10 EX2CAPLUS/A ← 回 答 を 保 存 す る (P.41 で 使 用 )
：
48
Ｂ 検索例
参 考 ： MARPAT ファイルでの塩 の収 録
■ MARPAT ファイルでは，塩 は下 記 のような形 式で収 録 されている．
AN
156:34833
MSTR 1
NH
：
= OH / 255 / 257
G10
2 O5 H5
C
O
O
G1
CH2 CH2 CH2 C
O
G1 0
C
CH2 CH2 CH2 NH
C29 3 3
O
O
G11
G11
2 O5 H7
G12
= R <"metal"> / Na / K / Ca / Mg / Zn / Fe / Al
：
■ 作図例
同 一 作 図 画 面 中 に金 属 も
作 図 する
G1 = Ca，K，Na
49
Ｂ 検索例
参 考 ： ＣＡＳＬＩＮＫ
■ CASLINK は STN のファイルクラスターのひとつで，REGISTRY，CAplus，MARPAT ファイルの
マルチファイル環 境 に入 る．REGISTRY/CAplus と MARPAT の連 続 検 索 がスムーズに行 えるよ
うな特 別 な仕 組 みが組 み込 まれている．
・ CASLINK を利 用 すると，一 回 の SEARCH コマンドで以 下の検 索 が自 動 的 に実 行 される．
(フルファイル検 索 の場 合 )
①
②
③
④
REGISTRY ファイルでの構 造 検 索
MARPAT ファイルでの構 造 検 索
REGISTRY ファイルの回 答 セットによる CAplus ファイルでのクロスオーバー検 索
MARPAT，CAplus ファイル間 の重 複 文 献 除 去
* サンプル検 索 の場 合 は ①② のみ実 行 され，クロスオーバー検 索 や重 複 除 去 は実 行 されない．
=> FILE CASLINK
REGISTRY
=>
Uploading abc.str
MARPAT
CAplus
構 造 質 問 式 L1 (構 造 式 )
L1 STRUCTURE CREATED
=> S L1
サンプル検 索
L2
=> S L1 FULL
フルファイル検 索
サンプル検 索
L3
フルファイル検 索
S L4 FUL
L4
L5
クロスオーバー検 索
L6
重複文献除去
DUP REM L5 L6
L7 (MARPAT，CAplus)
50
Ｂ 検索例
参 考 ： ＣＡＳＬＩＮＫ
・
検 索 の流 れ
← CASLINK に入る
=> FILE CASLINK
：
FILE 'CAPLUS' ENTERED AT 18:30:23 ON 04 NOV 2013
：
FILE 'MARPAT' ENTERED AT 18:30:23 ON 04 NOV 2013
：
FILE 'REGISTRY' ENTERED AT 18:30:23 ON 04 NOV 2013
：
CAplus，REGISTRY，MARPAT の
マルチファイル環境に入る
=>
Uploading C:\Users\...\Documents\STN Express 8.5\Queries\48.str
REGISTRY・ MARPAT フ ァイ ル 両 方 で共 通 に
使 用 できる構 造 質 問 式 をあらかじめ作 図 する
L1
STRUCTURE UPLOADED
← 構造質問式をアップロードする
← サンプル検索
=> S L1
S L1 SSS SAM FILE=REGISTRY
SAMPLE SEARCH INITIATED 18:31:05 FILE 'REGISTRY'
SAMPLE SCREEN SEARCH COMPLETED 5795 TO ITERATE
100.0% PROCESSED
5795 ITERATIONS
SEARCH TIME: 00.00.01
FULL FILE PROJECTIONS:
PROJECTED ITERATIONS:
PROJECTED ANSWERS:
L2
23 ANSWERS
ONLINE **COMPLETE**
BATCH
**COMPLETE**
111335 TO
120465
173 TO
747
REGISTRY フ ァ イ ル の サ ン プ ル 検 索
23 SEA SSS SAM L1
S L2 SSS SAM FILE=MARPAT
SAMPLE SEARCH INITIATED 18:31:06 FILE 'MARPAT'
SAMPLE SCREEN SEARCH COMPLETED 805 TO ITERATE
100.0% PROCESSED
805 ITERATIONS
SEARCH TIME: 00.00.01
FULL FILE PROJECTIONS:
PROJECTED ITERATIONS:
PROJECTED ANSWERS:
11 ANSWERS
MARPAT フ ァ イ ル の サ ン プ ル 検 索
ONLINE **COMPLETE**
BATCH
**COMPLETE**
14425 TO
17775
21 TO
419
* サンプル検 索 の場 合 はクロスオーバー検 索 は
実 行 されず REGISTRY ファイルと MARPAT
L3
11 SEA SSS SAM L1
ファイルのサンプル検 索 のみが実 行 される
51
Ｂ 検索例
参 考 ： ＣＡＳＬＩＮＫ
=> S L1 FUL
← フルファイル検索
S L1 SSS FUL FILE=REGISTRY
FULL SEARCH INITIATED 18:34:12 FILE 'REGISTRY'
FULL SCREEN SEARCH COMPLETED 118126 TO ITERATE
REGISTRY フ ァ イ ル の フ ル フ ァ イ ル 検 索
100.0% PROCESSED
118126 ITERATIONS
SEARCH TIME: 00.00.01
L4
465 ANSWERS
465 SEA SSS FUL L1
S L4 SSS FUL FILE=MARPAT
FULL SEARCH INITIATED 18:34:13 FILE 'MARPAT'
FULL SCREEN SEARCH COMPLETED 16632 TO ITERATE
MARPAT フ ァ イ ル の フ ル フ ァ イ ル 検 索
100.0% PROCESSED
16608 ITERATIONS
SEARCH TIME: 00.00.02
L5
237 ANSWERS
237 SEA SSS FUL L1
S L4 FILE=CAPLUS
L6
41 FILE CAPLUS
REGISTRY → CAplus の ク ロ ス オ ー バ ー
SET DUPORDER FILE
SET COMMAND COMPLETED
DUP REM L5 L6
PROCESSING COMPLETED FOR L5
重 複 除 去 (L5 の MARPAT フ ァ イ ル が 優 先 )
PROCESSING COMPLETED FOR L6
L7
256 DUP REM L5 L6 (22 DUPLICATES REMOVED)
← MARPAT フ ァ イ ル の 回 答
ANSWERS '1-237' FROM FILE MARPAT
ANSWERS '238-256' FROM FILE CAPLUS ← CAplus フ ァ イ ル の 回 答
・ 入 力 するコマンドは太 字 部 分 のみ
・ CAplus ファイルと MARPAT ファイルの重 複 除 去 も自 動 で実 行 される
* CASLINK については，下 記 資 料 参 照 ．
・ リフレッシュセミナー 「MARPAT ファイル – 検 索 テクニック」 C 章
http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/ref-marpat.pdf
・ おさらいセミナー 「MARPAT ファイル」
http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/osr-marpat.pdf
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