発達障害のある学生に対する高等学校までの支援の現状と課題

1.高等学校学習指導要領の改訂
• 高等学校において、計画的、組織的に指導
内容や指導方法の工夫を行うことを明示。
• 個別の指導計画、個別の教育支援計画を例
示。
• 交流及び共同学習の一層の推進を明示。
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(1)指導内容や指導方法の工夫
第1章 総則 第5款 5教育課程の実施等に当
たって配慮すべき事項
(8) 障害のある生徒などについては,各教科・
科目等の選択,その内容の取扱いなどについ
て必要な配慮を行うとともに,特別支援学校等
の助言又は援助を活用しつつ,例えば指導に
ついての計画又は家庭や医療,福祉,労働等
の業務を行う関係機関と連携した支援のため
の計画を個別に作成することなどにより,個々
の生徒の障害の状態等に応じた指導内容や指
導方法の工夫を計画的,組織的に行うこと。
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(7) 学習の遅れがちな生徒などについては,各
教科・科目等の選択,その内容の取扱いなどに
ついて必要な配慮を行い,生徒の実態に応じ,
例えば義務教育段階の学習内容の確実な定
着を図るための指導を適宜取り入れるなど,指
導内容や指導方法を工夫すること。
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(2)通常の学級における配慮
• (特別の教育課程編成に関する規定はない)
• 高等学校の通常の学級にもLD(学習障害),AD
HD(注意欠陥多動性障害),自閉症などの障害の
ある生徒が在籍していることがあり,これらの生徒
については,障害の状態等に即した適切な指導を
行わなければならない。
• (中略)このような指導は,特別支援学校や特別支
援学級で行われてきており,それらを参考とするな
どして,それぞれの学校や児童の実態に応じた指
導方法を工夫することが効果的と考えられる。
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• また,学習上の配慮を要する生徒については,
生徒の実態に応じたきめ細かな指導をするよう
配慮する必要がある。その際,障害のある生徒
の様々な能力・適性,興味・関心,性格などの
特性や進路希望を踏まえつつ,多様な観点か
ら生徒をとらえて,その可能性を見いだしたり,
能力等の一層の伸長を図るように努めたりする
ことが大切である。
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• なお,障害のある生徒については,学校教育
法施行規則に「児童が心身の状況によって履
修することが困難な各教科は,その児童の心
身の状況に適合するように課さなければなら
ない。」と定められている。このため,障害の
ある生徒などに対しては,生徒の実態に即し
て,各教科・科目の選択を適切に指導すると
ともに,その内容の取扱いについては,増加
単位,必履修教科・科目の単位数の一部減,
各教科・科目の内容の選択などの方法を活
用し生徒の実態に即して適切に指導する必
要がある。
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(3)学習障害への配慮
• 読み書きや計算などに困難があるL
D(学習障害)の生徒についての国
語科における書き取りや数学科にお
ける計算の指導,外国語科における
読み書きの指導など,教師の適切な
配慮により対応することが必要であ
る。
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(4)外国語における読み書きの指導
• 英語の言語的な特徴
○わずか26文字のアルファベット表記
○母音や子音の種類の多さ
○綴りの複雑さ(cat ,cake ,cause)
○英語使用者には読み書き障害の割合が高い
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2.障害のある児童生徒に係る学習評価の在り方
○ 児童生徒の障害の状態等を十分理解しつつ,一人一人の学習状況を一層丁寧に把握する工
夫が必要
○ 学習指導要領に定める目標に準拠して評価を行うこと,学習指導と学習評価を一体的に進める
ことなど,学習評価の基本的考え方は同じ
現 状
○ 特別支援学校や特別支援学級に在籍した
り,通級による指導を受けたりする児童生徒
の増加
新しい学習指導要領
○ 特別支援学校に在籍するすべての児童生徒に
ついて個別の指導計画の作成を義務付け
○ 障害のある児童生徒と障害のない児童生徒の
交流及び共同学習を推進
○ 障害の重度・重複化,多様化
【特別支援学校に在籍する児童生徒に係る学習評価】
・ 個別の指導計画に基づいた学習の状況や結果を評価
・ 指導要録については,原則として小・中学校の指導要録の改善に対応した改善を行うとともに,知的障害
の場合には引き続き一人一人に設定する指導内容や教育課程を踏まえて記述
また,交流及び共同学習に関しては,相手先の学校名や実施内容,成果等を記述
【小・中学校等に在籍する障害のある児童生徒に係る学習評価】
・ 特別支援学級の児童生徒については,特別支援学校における評価方法等を参考
・ 通常の学級に在籍する障害のある児童生徒については,通級による指導の内容や効果的と考えられる
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指導方法等を記述
いっそう丁寧な把握のために(テストの配慮)
1 問題文の読み上げ
2 問題文のルビ
23
3 解答用紙等の拡大
4 別室受験
19
5 時間延長
6 口頭での回答
13
7 マーカー等で問題文を色分け、強調
8 座席の位置の工夫
21 在籍学級全員にルビ。英文に片仮名ルビ。
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5 パソコンで口述筆記。本人に見直しさせ評価。
4
4
9 数回に分けて実施する
10 問題量を減らす
4
11 升目のついた解答用紙
12 ペーパーテストを1問ずつ切り離して提示
2
13 フォントの変更
14 解答用紙と問題用紙を同一にする
2 ゴシックに。拡大。
15 リコーダーに代えて歌唱で評価する
1
3
2
2
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3.高等学校における特別支援教育研究
平成19~20年度
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北海道名寄農業高等学校(北海道・公立)
筑波大学附属坂戸高等学校(埼玉県・国立)
東京都立世田谷泉高等学校(東京都・公立)
東京学芸大学附属高等学校(東京都・国立)
静岡県立浜松大平台高等学校(静岡県・公立)
滋賀県立日野高等学校 (滋賀県・公立)
京都府立朱雀高等学校(京都府・公立)
大阪府立枚方なぎさ高等学校(大阪府・公立)
大阪府立佐野工科高等学校(大阪府・公立)
和歌山県立和歌山東高等学校(和歌山県・公立)
福岡県立東鷹高等学校(福岡県・公立)
西日本短期大学附属高等学校(福岡県・私立)
長崎県立鹿町工業高等学校(長崎県・公立)
熊本県立芦北高等学校 (熊本県・公立)
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平成20~21年度
•
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•
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•
•
•
•
北海道士別東高等学校(北海道・公立)
群馬県立前橋清陵高等学校(群馬県・公立)
千葉県立船橋法典高等学校(千葉県・公立)
新潟県立出雲崎高等学校(新潟県・公立)
長野県望月高等学校(長野県・公立)
長野県下高井農林高等学校(長野県・公立)
愛知県立衣台高等学校(愛知県・公立)
大阪府立桃谷高等学校(大阪府・公立)
兵庫県立姫路別所高等学校(兵庫県・公立)
長門高等学校(山口県・私立)
高知県立高知北高等学校(高知県・公立)
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•
•
•
•
平成21~22年度
北海道札幌北高等学校定時制課程(北海道・公立)
山形県立霞城学園高等学校(山形県・公立)
東京都立足立東高等学校(東京都・公立)
東京大学教育学部附属中等教育学校(東京都・国立)
神奈川県立横浜修悠館高等学校(神奈川県・公立)
新潟県立荒川高等学校(新潟県・公立)
富山県立志貴野高等学校(富山県・公立)
三重県立志摩高等学校(三重県・公立)
和歌山県立和歌山東高等学校(和歌山県・公立)
岡山県立和気閑谷高等学校(岡山県・公立)
西日本短期大学附属高等学校(福岡県・私立)
佐賀県立太良高等学校(佐賀県・公立)
長崎玉成高等学校(長崎県・私立)
熊本県立球磨工業高等学校(熊本県・公立)
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平成22~23年度
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•
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•
•
北海道滝上高等学校(北海道・公立)
茨城県立結城第二高等学校(茨城県・公立)
群馬県立万場高等学校(群馬県・公立)
浦和学院高等学校(埼玉県・私立)
千葉県立幕張総合高等学校(千葉県・公立)
長野県望月高等学校(長野県・公立)
愛知県立瀬戸西高等学校(愛知県・公立)
彦根総合高等学校(滋賀県・私立)
京都府立城陽高等学校(京都府・公立)
大阪府立松原高等学校(大阪府・公立)
高知県立中芸高等学校(高知県・公立)
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平成23年度
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•
•
•
•
青森県立八戸中央高等学校(青森県・公立)
五所川原第一高等学校(青森県・私立)
山形県立山添高等学校(山形県・公立)
新潟県立長岡明徳高等学校(新潟県・公立)
富山県立新川みどり野高等学校(富山県・公立)
大阪府立柴島高等学校(大阪府・公立)
和歌山県立有田中央高等学校(和歌山県・公立)
徳島県立三好高等学校(徳島県・公立)
徳島県立徳島中央高等学校(徳島県・公立)
島根県立宍道高等学校(島根県・公立)
日南学園高等学校(宮崎県・私立)
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高等学校等における発達障害のある生徒への
キャリア教育の充実
平成24年度
(12校:公立10,私立2)
都道府県
設置者
山形県
公立
山添高等学校
千葉県
公立
銚子商業高等学校
新潟県
公立
長岡明徳高等学校
富山県
公立
新川みどり野高等学校
長野県
公立
南安曇農業高等学校
三重県
公立
伊勢まなび高等学校
公立
網野高等学校間人分校
私立
京都光華高等学校
岡山県
公立
御津高等学校
徳島県
公立
徳島中央高等学校
佐賀県
公立
太良高等学校
長崎県
私立
長崎玉成高等学校
京都府
-32-
高等学校等における発達障害のある生徒への
キャリア教育の充実
平成25年度
(8校:公立6,私立2)
都道府県
設置者
千葉県
公立
船橋高等学校(定時制の課程)
新潟県
公立
堀之内明徳高等学校
長野県
公立
南安曇農業高等学校
公立
網野高等学校間人分校
私立
京都光華高等学校
徳島県
公立
徳島中央高等学校
佐賀県
公立
太良高等学校
長崎県
私立
長崎玉成高等学校
京都府
-33-
インクルーシブ教育システム構築モデル事業
モデルスクール
平成25年度
(7校:公立,私立3)
都道府県
設置者
富山県
公立
県立志貴野高等学校
長野県
公立
県立阿智高等学校
三重県
公立
県立石薬師高等学校
熊本県
公立
県立鹿本農業高等学校
滋賀県
私立
彦根総合高等学校
福岡県
私立
西日本短期大学附属高等学校
長崎県
私立
長崎玉成高等学校
-34-
研究開発学校
• 平成17~19年度指定
島県・公立)
• 平成18~20年度指定
岡県・公立)
• 平成20~22年度指定
(神奈川県・公立)
• 平成21~23年度指定
賀県・公立)
• 平成22~24年度指定
岡県・公立)
• 平成23~25年度指定
(東京都・公立)
• 平成24~26年度指定
校(神奈川県・公立)
福島県立川俣高等学校(福
静岡県立土肥高等学校(静
神奈川県立田奈高等学校
滋賀県立日野高等学校(滋
福岡県立東鷹高等学校(福
東京都立足立東高等学校
神奈川県立修悠館高等学
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成果(1)実態把握の方法
• チェックリスト使用。併せて専門家による観察。
• 都道府県の巡回相談を活用。
• 県立総合教育センターと連携して教育相談、検査、
アセスメント
• 指導要録、中学校訪問、健康カード等の保健情報、
保護者アンケート、教育相談、教員を対象にした調
査等により把握。
• 健康管理カードをもとに養護教諭、SCによる面談を
実施。
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• 生徒面談週間を年3回設けて実態把握。
• 学校満足度調査を年間2回実施。
• 心理検査の分析会、全教職員の「気づきシー
ト」。
• 家庭からの申し出+各種心理検査。
• 基礎学力テスト実施。
• 「校内検定」により、生徒の授業における困難
さ把握。
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(2)授業改善・教科指導の工夫
• 習熟度別学習、グループ学習、TTなど
• 板書の工夫(字を大きく。不要部を消す。振り仮名。
そのままノートに記録できる。色チョークを適宜使
用。黒板周辺の整理。プリントと板書のレイアウトを
一致。板書量を減らす。スピードを調整。内容の精
選。連絡事項等はホワイトボードに。)
• 教科ごとに「障害のある生徒に対する授業の工夫・
指導方法の改善」検討。
• 授業中に個別支援ができる時間を設定。
• レポート作成を個別に支援。
• パソコン、ICT機器使用許可。授業内容の録音など
制限なし。
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• 学習支援ボランティアによる個別の学習支援。
• プリントの工夫(1授業完結型、ドリル形式。書体、大きさに
配慮。振り仮名)。
• 特別支援教育支援員。
• 学期の最初にプリントを用いて授業のルールを説明。
• 作業や視聴覚教材を取り入れて、内容に変化を。
• 座席を指定しないことで、個々の特性に応じた居場所を確
保。
• 「自主勉強会」の開催。
• 学校設定科目「SST」など。
• タイムタイマー設置。
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(3)テスト及び評価(単位認定)
•
•
•
•
•
•
基礎・基本の定着重視。
設問の表現を平易に
事前勉強会、事後補習。
必要に応じて別室受験。
定期考査は行わず、授業中の確認テストを実施。
大きな用紙、大きな解答欄、問題用紙と解答用紙を
分けない。
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• 読み書き障害、別室に大きな机を用意、拡大試験
問題。
• 個々の特性に応じた出題形式(振り仮名、拡大)で
実施。
• パソコン使用や試験時間延長。
• 回答方法の変更も実施。
• 選択問題を多めにする。
• 口頭での表現も評価。
• テスト監督の複数配置、廊下監督の配置。落ち着い
た受検環境に。
• 理数系教科で問題文振り仮名。理科等で問題に関
する図示。
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(4)進路指導の工夫や配慮
• 1年次から始める進路指導
• 地域の諸機関とのパイプ作り(ハローワーク、若者サポートス
テーション、発達障害者支援センター)
• 個別の支援計画に基づくインターンシップ(2名)。
• 「自立支援の会」では毎月、生徒及び保護者を対象とした就労
に関する学習会、見学会、体験学習会を実施。
• 農業体験学習の試行が就労支援に有効。
• 障害者合同就職面接会に参加。
• 卒業後もカウンセリング等を継続。
• 進路指導部が全校生徒対象に実施する「スキルアップ講座」
• 発達障害のある生徒に対する教育相談室でのSST。
• SSTの一環としての金銭管理の学習
• 職業適性検査実施。
• ケース会議実施。
• 就職前から支援情報提供、入社後も定着に向け協力する予定。
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(5)周囲の理解啓発、生徒の自己理解
• 全校集会やLHRで、障害のある生徒の行動特性や
望ましい接し方を説明
• PTAと合同で拡大保護者会、保護者と教員でグ
ループディスカッションを実施、発達障害についての
理解を深めた結果、保護者会終了後、6名から相談
の依頼。
• 各種障害のある生徒を対象に保護者の会「自立支
援の会」立ち上げ。
• 児童精神科医による個別相談を4回実施。
• 良好な人間関係作りのための統一HR。
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•
•
•
•
ソーシャルスキルエデュケーションプログラム実施。
第3学年では「自己志向理解スキル」を実施。
ワークショップ「他者理解と自己発見」
学級集団の力を高めていく「エンパワーメント」のLH
Rを隔月実施。
• 自己理解を深め自己コントロールするためにメンタ
ルトレーニング(1年)、コーチング(2年)を実施。
• 全校生徒10分間面接(学習、友人、生活、ストレス
マネジメント、将来について)
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4.高等学校入学者選抜における配慮
【発達障害のある生徒への配慮の事例(※)】
• 別室受検(自閉症、高機能自閉症、LD、アスペルガー症候群、ADHD等)
• 試験時間の延長(LD)
• 集団面接を個人面接で実施(自閉症)
• 問題用紙の拡大(LD、広汎性発達障害)
• 問題文の読み上げ(LD)
• 監督者による口述筆記(LD)
• 前日に試験会場の下見(高機能自閉症)
• 介助者の同席(自閉症)
• 保護者の別室待機(ADHD)
• 学力検査問題の漢字のルビ振り(LD)
• 集団面接の際、誰かが先に行動を見せないと自分ではできない面がある生徒に
対し、同じ中学校の受験生と同じグループで受検(アスペルガー症候群)
• 面接の際、質問を分かりやすく伝え、回答を急かさない(LD)
• 面接の順番を早める(高機能自閉症)
※平成20年度に文部科学省が都道府県教育委員会に対して行った調査による
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