ニューロバスキュラー事業の戦略 2014年3月14日 Richard Cappetta President and CEO, MicroVention 会社概要 マイクロベンション :成長継続中 マイクロベンション社は1997年に南カリフォルニアで創業し、 脳動脈瘤の血管内治療デバイスにフォーカスした 現在は1,100名超のアソシエイトを抱える企業です 3/27 マイクロベンション社 企業概要 • 歴史 : 1997年 ベンチャーキャピタルから$54Mの出資を受け創業 2006年 テルモグループへ • 本社所在 : 米国カリフォルニア州タスティン • 従業員数:1,100名超 (2014年2月末現在) • 事業内容:脳血管内治療用機器の開発・製造・販売 4/27 企業理念 マイクロベンション社は 患者さんの価値あるQOL向上を目指し 『脳血管内治療』の領域で 革新的な血管内治療技術の 発展および普及に努めます。 5/27 市場 脳血管内治療: ユニークな市場 規模は小さいが急成長中 専門性の高い治療方法 実施できる医師は世界で3,000名程度 診療科 : 放射線脳外科, 脳外科, 脳神経外科 広範囲にわたるトレーニングが必要 成功の鍵 - 医師との協力体制 - 革新的なアイデア - 製品の差別化 7/27 脳血管内病変の疾病別割合 塞栓(詰める) 89% 脳動脈瘤 再開通 (広げる&取除く) 11% 血管奇形 血管狭窄 Source: MV Estimate 2013 虚血性脳梗塞 8/27 頭骸内動脈瘤治療の変遷 外科的クリッピング術 ( ’80年代から) 血管内治療 (’90年代以降) 外科用クリップ 塞栓用コイル 9/27 血管内治療は今後も増加 新興国 米欧諸国 クリップ術: -4% CAGR ’04-’13 コイル術: 10% ↑ ISAT*臨床データ (2005年) *ISAT : 血管内治療の5年後の死亡リスクが外科的クリップ治療に 比べて優位に低い (Molyneux AJ). ↑ ISAT* Source: MV estimate 2013 Based on MRG, LSI 10/27 血管内治療 : 新しい技術と新しい治療法 より好成績を目指して進化中 既存のコイルの改良 クリッピング より小さく 柔軟なコイル コイル術 塞栓率の向上 より高い治療成績 ポリマーコイル 難症例向け バルーン/ステントアシスト 新技術 血流改変ステント 瘤内留置デバイス 11/27 脳血管内治療のデバイス 血流改変ステント ポリマーコイル 金属コイル 塞栓コイル アシストステント ガイドワイヤー マイクロカテ / カイディングカテ 液体塞栓剤 /接着剤 ステント EPD* その他 アシスト バルーン アクセス/バルーン 血栓除去デバイス 脳梗塞デバイス *血栓飛散防止補足デバイス 12/27 非コイル製品がマーケットの伸びを牽引 ($B) Non-coils Coils CAGR ‘10-’16 非コイル 12% コイル 6% 計 10% MV estimate 2013 13/27 企業文化 我々の強み ー5つの要素ー 全社一丸 ベンチャー精神 ニューロ領域 の顧客へ フォーカス グローバルな 販売・マーケ体制 迅速な製品開発 15/27 医師のパートナーとして 2013年、世界各国から計122名の 医師がMVを訪問 絶え間ない顧客との意見交換、グローバルな顧 客視点、迅速な開発、これらがユニークな製品 によるイノベーションを生む 16/27 南カリフォルニア:R&Dに最適な立地 米国:医療機器の先進国、最先端の環境 南カリフォルニア:世界的な企業の本社/母工場の集まる土地 = 必要なヒト資源へのアクセスが容易 優れた大学 大手医療器メーカー 豊富な優れた人材 ベンチャー 技術者、経営者、 部材業者 キャピタル マーケティング、 テストラボ セールス、薬事、 西海岸の起業家文化 品質管理、生産… 影響力の あるドクター 17/27 顧客の声が開発を推進する ドクターと継続的に意見交換 をすることで、新しい技法の ニーズを見つけ、素早く ソリューションを開発する Y-ステント テクニック 9か月のみ 世界で唯一、Y-ステント・テクニック に使用できるステントを開発 18/27 成長戦略 カテーテル技術をテルモから取得 プラチナ コイル ハイドロゲル コイル 塞栓コイル ガイディング ガイドワイヤ カテーテル (アクセス) テルモのカテーテル技術を取り込み、コイル以外の製品を 開発、ラインアップを拡大 20/27 「総合ニューロ・カンパニー」へ 頸動脈ステント アシストステント アクセスデバイス 血流改変ステント アシストバルーン 血栓除去デバイス 塞栓コイル 液体塞栓剤 21/27 非コイル製品で成長加速 (億円) 243 Others 127 Stents 非コイル Access &Balloon コイル *Consolidated sales CAGR FY12-FY16 非コイル 47% コイル 5% 22/27 テルモグループにおける MicroVentionの役割 MVのR&Dをカテーテル事業全体で活用 非ニューロ領域「ペリフェラル」の成長を加速 • MVのコア技術を最大限活用 ポリマー、金属ワイヤ編み込み、その他カテ技術 • 地の利、豊富な人材、「 南カリフォルニア」 • ペリでの活用実績:ペリフェラル・コイル「Azur(アズール)」 ニューロ向け ハイドロゲル技術 ペリフェラル・コイル 「Azur」 24/27 CA-ISプロジェクト California Interventional Systems R&D transfer project 愛鷹工場 MV 湘南センター MVをカテーテル事業のR&D基盤に - 非ニューロ領域製品の開発(コロナリー、アクセス、 ペリフェラル) - アーリーステージおよび新領域の開発テーマ 25/27 We are the growth engine for overall IS ! 26/27 おことわり テルモの開示資料に記載されている業績見通し等 の将来に関する記述は、当社が現在入手している 情報及び合理的であると判断する一定の前提に基 づいており、当社としてその実現を約束する趣旨の ものではありません。様々な要因により、実際の業 績等が変動する可能性があることをご承知おきくだ さい。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には 、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レー トの変動、競争状況などがあります。 27/27
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