My Homestay - 福井県立敦賀高等学校

【各教科のポイント】
国語は中学時代と大きく違うことは、「現代文」だけでなく、「古典」が大きな位置を占める
ようになることです。そしてその「古典」も「古文」と「漢文」に分かれます。特に普通科で
は、古文の文法や漢文の句法といった古典の基楚・基本を1年生で学びますので、この1 年の
取り組みが2年次以降に大きな影響を及ぼします。また、漢字は国語だけでなく、すべての教
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福井県立敦賀高等学校企画広報室 平成26年4月 25日【金
今年度も「敦高NOW」を発行させていただきます。今年はサブタイトルを「敦高流」とし、敦高流
科に必要なものです。中学時代から読み、書きの基本を徹底的に行いましょう。すべての教科
で漢字は必要であり、基本です。
の独自の取り組みを身近に感じてもらえるよう工夫していくつもりですので、お楽しみ下さい。
数学は基礎からの積み重ねが大切な学問です。高校数学では難しい概念も出てくるうえに、
平成26年度敦賀高等学校入学式が 4/7 に行われました。当日は、桜の舞い散る中、普通科216
名、商業科 35 名、情報経理科 36 名、計 287 名が高校生として第一歩を踏み出しました。希望に
授業の進度も速いのが特徴です。中学まで数学が得意だった人も予習・復習をしっかり行わな
いとすぐに応用問題について行けなくなります。
満ち溢れた今の気持ちを忘れず、3年後には「なりたい自分」に成長した姿を見せてくれるはずで
す。入学式では、入学者を代表して、櫻井里奈さん(粟野中出身)が、高校生活を充実させると
1年生では「コミュニケーション英語Ⅰ」と「英語表現Ⅰ」を学びます。前者は「読む」「聞
力強く宣誓しました。入学式後には各クラスで、担任から高校生活についての話がありました。
く」「話す」
「書く」の技能を身につけ、英語によるコミュニケーション力育成します。後者は、
情報や考えなどを論理の展開や表現の方法を工夫し英語で伝える力を育成します。昨年度から
英語の授業は基本的にすべて英語で行われています。また、ALTの先生との授業も継続的
に行われます。
【学習法シミュレーションを終えて】の感想(抜粋)
国語○予習をしなければいけない教科で、古典の割合が多いと思った。また、先生が黒板に書
く量が少ないので、自分で大事だと思ったことを書く必要がある。(気比中)
数学○高校の数学はすべて中学の数学ができていること前提だ。(粟野中)
○授業中にわからないところを丁寧に教えてくれる。(角鹿中)
○復習できるように課題も設定されているので、安心でき、やる気が出る。(粟野中)
英語 ○英語を聞いたり、話したりする機会がたくさんあって、普段はあまり使わない英語にだ
んだん慣れるようになるところがいいと思った。(粟野中)
○授業がすべて英語で行われる。また、コミュニケーションの機会が増えた。(角鹿中)
全体 ○とにかく自分のことをしっかりできるようにしないと学校生活についていけない(松陵中)
○小テストを細かく設定してくれて、勉強する習慣が身につくのでいい。(武生第一)
○どの教科も黒板に書いてあることだけを書けばいいわけでなく、先生が話すことも含
めて自分でノートを工夫して取らなくてはいけないことがわかった。(美浜中)
○予習・復習のやり方が分かり、毎日予習・復習をすべきだと思うようになった。(三方中)
○中学までは「させられる勉強」高校は「させてもらえる勉強」と思った。(粟野中)
○1日7時間授業は大変だ。(気比中)
敦賀高校では、「一人ひとりに全力サポート」を合言葉に生徒の夢を共有し、実現させよう
としています。そこで、年に4 回面談週間を設け、全生徒との面談を行っているのが特徴です。
生徒からも「相談しやすくてよい」「悩みが解消してやる気になった」という意見がきかれま
す。4月10 日から18 日まで面談が行われました。1年生は入学後すぐに担任との面談で、緊
張しながらも笑顔の見える時間でした。2,3 年生も同様に行われており、特に 3 年生では進
路相談など具体的な話が至る所で飛び交っていました。
↓面談の様子
平成26年3月12 日から3月26 日の2週間、福井県高校生語学研修事業に2年生6名(現
3年生)が参加しました。福井県の高校生100名の中の6名です。これも自身の進路を見据
えた自主自律の取り組みです。報告書の一部を紹介します。(全文ではありません)
My Homestay
Tsuruga High School, Nagahashi Miyu
Hello, I would like to talk about my home stay. My host family had three people and
three dogs, one cat and one snake. My host mother, Jenell was a home maker. She liked
cooking, so she always made a nice meal, which made me happy. She also liked decorating,
so the house was very fashionable. I liked her decoration. My host father, Marvin was a
computer technician. He liked playing tennis. He was very kind to us. He always took us
to various places, so I was glad to go there. My host brother, Tyler was a neat boy. He was
fifteen years old. He liked playing games. He did karate, so he was interested in Japanese
culture. My host family always talked to me a lot about American culture. When I was not
able to understand what they said, they kindly put it into simple English so that I could
understand them….(略)
…Thanks to my host family, I had a
good time in Seattle. I want to come back
here again and I want my host family to
come to Japan. I love my host family. I
really enjoyed myself with them.
★今年度は、海外語学研修に参加できるのは他校の倍、20名なんです!敦賀高校のみ!!
参加者の感想
・アメリカの学生は自分の意見をはっきり持ち、他人に流されることはないことに気付いた。
高校を訪問した際にも積極的に意見を言っており、日本との違いを感じた。(中原さん・粟野中)
・アメリカで靴を買いましたが、サイズの違いを実感しました。店員さんとコミュニケーショ
ンをとり靴合わせすることに成功できたことが最も嬉しいことでした。(芝井さん・美浜中)
・人とコミュニケーションする中で、いくら単語や文法を知っていても発音が悪ければ伝わら
ないことがわかった。ぜひ、後輩の皆さんに参加してほしいと思う。(竹田さん・粟野中)
・自分の語学力はまだまだだと実感しました。だからこそもっと勉強して英語を話せるように
なり、再度ホストファミリーのもとへ訪れたいという目標ができました。今回の貴重な経験に
感謝して頑張っていきたいと思っています。(富田さん・気比中)
・英語を話すことが好きになり、もっと世界のことを知りたいという思いがさらに大きくなりました。(小松さん・粟野中)
ゴミとして捨てられているペットボトル飲料のキャップを回収して、その売却益を途上国の子
どもたちへのワクチンとして贈る運動に取り組んで7年がたちます。キャップ800 個でポリオ
↑入学式の様子と入学式後のクラスでの様子
ワクチン1人分になるのですが、3 月 27 日に、本校で集まったキャップ 230kg を福井テレビ
へ持っていきました。正確な数字はまだ出ていませんが、世界の約100人の子どものワクチン
4/9(水)から学習法シミュレーションが行われました。中学校では「予習」という方法
が買えるのではないかと期待しています。 ↓生徒会長と副会長が持っていきました。
をあまりとっていないようですが、高校では「予習→授業→復習」が基本サイクルとされ、
効率的に勉強するにはこのサイクルを確立することが非常に重要です。そこで、敦賀高校では
独自の「学習法シミュレーション」を入学後すぐに授業の中に取り入れ、「予習→授業→復
習」のサイクルを実践できるように、授業で予習や復習のやり方、授業の受け方を教えてい
ます。高校生活を充実したものにするためには、高校の勉強スタイルをいち早く自分のものと
し、継続できるかどうかが鍵です。そのため、生徒も先生も楽しい中にも真剣に授業に取り組
む姿が見られました。 【写真】学習法シミュレーションの様子→
「生徒会の呼びかけで、92000 個のキャップが集まりました。集計所に持って行ったときは喜
びと達成感でいっぱいでした。」 生徒会長:奥村亮太(粟野中)、副会長:深見大和(粟野中)