新世代通信網テストベッド JGN-X アップデート 2014年10月7日 独立行政法人 情報通信研究機構 テストベッド研究開発推進センター テストベッド構築企画室長 住友 貴広 NICTが運用する大規模テストベッド 新世代ネットワークの実現に不可欠な要素技術を統合した大規模な試験ネットワーク(JGN-X)、大規模エミュレーション環境 (StarBED3)を構築し、エミュレーションから開発・実証まで行える総合的なテストベッド環境を利用して、新世代ネットワーク技術 のスパイラル的進展を目指す。広く産学官にも開放し、タイムリーなアプリ開発等、利活用も促進。 海外の研究機関とのネット ワーク接続等も整備し、国際共同研究・連携や国際展開を推進。 新世代通信網テストベッド 大規模エミュレーション基盤 テストベッドネットワーク上で、新世代ネットワーク技術 の機能・運用を検証 単なるテストベッドを脱却し、 知の蓄積・共有の場へ DCN DCN DCNプレーン DCN OF DCN OF OF Openflowプレーン OF スターベッド キュービック 様々なテストベッド と連携 誰にでも使いやすく OF VN 仮想化ノードプレーン VN 機能・運用検証環 境(プレーン) StarBED3 StarBED3 様々なネットワーク 環境への対応 VN 様々なエミュレーション 対象への対応 JGN-X/StarBED3による ネットワークR&Dのプロセスイノベーション VN 北陸 横須賀 光テストベッド ■小金井-■大手町 ■大手町~大手町 海外線 米国 タイ シンガポール 中国 韓国 1 JGNとは • • JGN = Japan Gigabit Network – 1999年に通信・放送機構(TAO)の委託で設立 1999.4 2004.4 2008.4 ATMによる インフラ構築 広域L2による インフラ構築 NW仮想化の 高度化 2011.4 新世代NWの ためのテストベッド JGN-X(JGN-eXtreme)は、新世代ネットワーク技術の研究開発のためのテストベッド – 新しい技術を展開し、研究開発のための実証実験の場を提供するのがミッション 2 JGNが目指してきたこと JGN (H11~H16) • 通信・放送機構において、 全国規模のATM技術により 広帯域、長距離テストベッド NWを構築 • 分散リサーチセンター主導の 産学官連携研究を推進 JGN2 (H16~H20) • NICTにおいて、全国規模の 仮想イーサネット網による テストベッドNWを構築 • 広帯域化(10Gbps)、 光テストベッド、国際連携の 取り組みを開始 JGN-X (H23~) 最先端のNW技術を実用化につなげる • 自ら研究グループの立ち上げ、高度運用プロ ジェクトを通じた産官学連携での研究開発力の JGN2plus (H20~H23) 強化 • 新世代ネットワーク技術 • 新世代仮想化技術(仮想化ノード、OpenFlow、 (仮想化技術)の取り組み DCN)のサービス展開と利活用、研究開発、 を開始 • サービスプラットホーム 国際展開の推進 機能の強化(仮想化スト • コア技術(MPLS)ベースの基幹NW(IP仮想化 レージ、プロビジョニング、 サービス)の展開と仮想NW技術の融合 オーバレイ通信など) • StarBED3との融合を通じて、シミュレーション、 • リサーチセンターの廃止、 エミュレーション、広域実システム実験まで 大手町に研究開発拠点を シームレスに実現可能な有無線統合テストベッド 集約 を目指す 3 JGN-Xインフラ概観 参加研究者・機関の数 JGN-X 参加研究者数 771 参加研究機関数 196 ・大学、高専 82 ・企業等 62 ・政府系機関、自治体 38 ・海外研究機関 12 ・その他(協議会など) 2 StarBED3 414 187 61 67 56 1 2 JGN-X接続拠点 札幌 OF (H23年4月より合計数) 岩手 VN OF 仙台 OF 金沢 VN DCN VN 岡山 VN DCN OF 福岡 OF OF OF 名古屋 香川 沖縄 ■小金井~K大手町 ■K大手町~N大手町 東京 OF 仮想化ノード OpenFlow タイ シンガポール 中国 OF 韓国 OF 海外線の帯域 OF VN 米国 OF VN VN 高知 OF 光テストベッド NICT小金井 VN DCN 40G 10G 1G DF 東北大学 東京大学 大阪大学 九州大学 九州工業大学 海外線 大阪 広島 凡例 NICT鹿島 NICT横須賀 NICT北陸 いしかわCL NICTけいはんな NICT神戸 つくば DCN DCN StarBED 仮想化ストレージ 日本~米国:10G 日本~韓国:10G 日本~香港(中国):10G 香港~シンガポール:2.4G シンガポール~タイ:1Gbps 4 2014年10月~JGN-Xのネットワークの特徴・構成 新世代NW技術の確立とその展開にフォーカスし、日本を縦断する広域NW(100G回線利用も可能=10月サービスイン) ・新世代NWにつながる先端技術を実装し一般利用により、実証可能な複数プレーンを同時に構築 ・仮想化NW上での利活用を促進する仮想化環境を段階的に構築 ・海外NWとの接続や他のテストベッド(ワイヤレステストベッド、StarBED3)とも連携し新世代NWのプロトタイプ構築を目指す。 DCN JGN-X接続拠点 DCN DCNプレーン DCN DCN OF OF OF Openflowプレーン OF OF VN VN 仮想化ノードプレーン VN VN VLANテストベッドネットワーク OF NICT鹿島 横須賀 いしかわCL NICT神戸 NICT北陸 NICTけいはんな つくば 九州大学 九州工業大学 東北大学 東京大学 大阪大学 札幌 光テストベッド 岩手 光テストベッド(光パス研究) ■小金井-■大手町 仙台 OF OF 岡山 広島 OF 北陸 VN NICT小金井 福岡 OF 東京 DCN 高知 VN DCN 名古屋 OF 100G 10G 1G DF VN 海外線 VN OF 沖縄 DCN 大阪 OF 凡例 日本~米国: 10G 日本~韓国: 10G 日本~香港(中国):10G 香港~シンガポール: 2.4G シンガポール~タイ: 1G OF 香川 VN 海外線の帯域 VN 仮想化ノード DCN ワイヤレステストベッド DCN StarBED3 米国 OF タイ OF シンガポール 中国 韓国 OF VN OF Openflow 仮想化ストレージ 5 RISEテストベッド • RISE: Research Infrastructure for large-Scale network Experiments – JGN-X上の世界最大規模SDN/OpenFlowテストベッド • JGN2plusで展開してきたSDN/OpenFlowネットワーク環境をテストベッド化 – ユーザが独自のOpenFlowコントローラを持ち込んで実験が可能 – v1.0: サービス開始(2011年10月) – v2.0: マルチユーザ化(2012年4月) • 現在、国内外の学術界、産業界から10以上のユーザグループが利用中 6 RISEのこれまでとこれから RISE ver. 3.0 リリース (2014/?~) 現在ここ RISE ver. 3.0に向けた開発 • 柔軟なパス構築 • テナント数の強化 RISE ver. 2.0 (2012/4) • マルチテナント対応 • サーバ環境も同時提供 RISE ver. 1.0 (2011/10) 広域OpenFlow展開 • トラフィックエンジニアリン • 正式サービス開始 ただし、シングルテナント グの試行 • 運用モデルの検討 2009 2010 2011 2012 2013 2014 7 JGN-Xにおける技術フェーズ 研究 開発 自主研究 ポスト 研究 開発 プレ サービス 展開 高度運用PJ サービス 展開 実 用 化 へ NOC運用委託 主体 研究者による 研究開発 研究者+技術者 による開発 技術者による 開発+NOCとの 連携 NOCによる運用 JGNとの 関係 ユーザ プロジェクト ユーザ プロジェクト 連携 プロジェクト サービス プロジェクト 目指す ところ Proof of Concept、 Feasibility Study サービス化に 向けた検討 サービスの開始 および拡張 研究ユーザーの 拡大 展開の 程度 一時的な展開 中・長期的な 展開 運用能力に 応じた展開 ユーザニーズに 応じた展開 8 JGN-Xの取り組み全体像 アプリケーション およびサービス アプリケーション、サービスの 高度化、実展開 グローバル展開、連携 国プロ連携 JGN-X先進NWサービス展開 (VPLS、DCN、SDN、PIAXなど) 広域SDN展開 最先端NW技術の 展開、サービス化 マルチレイヤNW統合 ユーザとの 共同実証実験 JGN-X基幹NWサービス (L2、L3) 管理運用統合 9 H26年 さっぽろ雪まつり実証実験 100Gbps回線上での8K/4K映像非圧縮伝送実験 ・NICT及び実験協力機関により、東京~大阪間に実験用100Gbps伝送環境を構築、この上で4K と8K映像の非圧縮IP伝送を同時実施。 ・100Gbps NWを利用した長距離の8K映像非圧縮IPネットワーク伝送は世界初の試み。 ・100Gbps回線の伝送状況を高精度に測定・分析できる仕組も構築し、JGN-XのH26年度回線増 強(コア回線の100G化)に先行して運用技術を確立。 ・また北海道~沖縄の区間にてJGN-X上のSDNテストベッドRISEを用いたHD/4K圧縮映像マル チパス伝送を並行して実施。 1GbE 10GbE 100GbE 北海道 (札幌大通公園他) SDN上での4K/HD圧縮マルチパス伝送 (多地点間~1Gbps) 沖縄 SDN SW 8K+4K非圧縮伝送 1GbE 映像伝送装置 (東阪36Gbps~) (うめきた他) 福岡 10GbE 4Kカメラ SDN SW 4Kカメラ 大阪 (名護市) 映像 伝送装置 100Gルータ 映像 伝送装置 100GbE 東京 (大手町) 100Gルータ 1GbE 10GbE 映像 伝送装置 100G対応 高精度分析 HDカメラ 8Kモニタ(4Kx4) 8Kモニタ 4Kモニタ 仙台 4Kカメラ 8Kカメラ 10 Bandwidth Consumption Mar. 5, 2014 Eiji Kawai 11 Public Viewing at Osaka Mar. 5, 2014 Eiji Kawai 12 テストベッドとしての取組み紹介 最先端NW技術応用で地方自治体との連携を推進 SDNを応用した「非常時に役立つNW」 岩手県 遠野市 • 遠野市、日本電気、NICTの共同プロジェクト • 複数のアクセス網を利用した回線の多重化 • リモート制御による,迅速かつ柔軟なNW構築 遠野モデル(災害時後方支援都市での耐災害ICTインフラモデル)への発展 13 JGNユーザの事例紹介 地方における先進的取り組みをサポート 南海トラフ大規模災害に備えた仮想化技術による地域間連携医療情報NW 概要/成果(目標) 研究実施機関 研究機関名:高知工科大学、岩手県立大学、 高知医療センター(予定) 実施期間(予定含む) • 2012年度:IP仮想化環境の構築および評価 • 2013年度:情報分散共有の実証と評価 • 2014~2015年度:実証実験による評価 テストベッドの活用シーン 高知県内の 医療機関 研究の概要:南海トラフで想定されている巨大地震などの広域大規模 災害に備えて、平常時には医療機関からの電子カルテ、処方・調剤や 患者本人からの服用履歴(おくすり情報BANK)などの医療情報を安全に 広域に分散・共有し、大規模災害などが発生した非常時には衛星や無線、 モバイル網も含めて動的に通信経路を再構成してアクセスできる仮想化 サーバ上の医療情報の利用を可能にする。 成果・目標:おくすり情報などの必要な医療情報を被災地など制約の ある環境でも確実に利用できるようにするため、仮想化技術などを 活用した地域間医療情報ネットワークシステムの研究開発を行う。 JGN-X仮想化環境と 大学のサーバで分散共有 診療・調剤情報 電子カルテ等 利用機関の接続にあたっては 高知県情報ハイウェイ、高知学術情報ネットワーク などを活用(JGN-Xと地域のネットワークとの連携) JGN-X IP仮想化環境 (仮想化ストレージ) 分散共有 サーバ 分散共有 サーバ 岩手県立大学 高知工科大学 実証実験を経て実用化へ 14 RISEの広域実環境を生かしキャリアSDN技術の確立へ 総務省委託研究(KDDI研究所受託)の実証実験サポート 総務省委託研究 平成23年度0155-0200「広域災害対応型クラウド基盤構築に向けた研究開発(高信頼クラウドサービス制御基盤技術)」 (特に)モバイルキャリアはSDN/NFVを積極的に導入を検討し、5Gアーキ テクチャの実現に向けた研究開発が進行中 15 国内外の研究機関との連携 JGN-XとGEANT/DANTEとの Automated GOLEプロジェクト (NSI技術)等によるグローバル R&Eネットワーク連携 欧州 RISEとOFELIAでスライスを 相互接続し、SDNテストベッド フェデレーションを実現、パス パケット統合技術のSDN拡張の 実証実験をサポート 日欧連携委託研究(FELIXプロ ジェクト)実現のため、インフ ラAPIの開発、提供 JGN-XとInternet2/TransPAC3との DCN/OSCARSを用いたグローバルR&E ネットワーク連携 RISEとOS3E/NDDIとのコンローラ 連携によるSDNテストベッドフェ デレーション 日本 米国 アジア JGN-XのAPAN/TEIN4のグローバルR&E ネットワーク連携、Fututer Internet WGの運営、新世代ネットワークワーク ショップの開催 中国、韓国、シンガポール、タイ への新世代ネットワーク技術 (GINEW、RISE)の展開、チュート リアルの実施、共同運用による技 術移転 雪まつりでの新世代NW技術の 実証実験 Interop Tokyoでの展示 SCでの超広帯域ネットワークの 動的制御(PCE/VNTM、DCN/NSI、 OpenFlow、GINEW)によるグロー バル実証実験 NICT自主研究、委託研究、 国プロのサポート、連携 16 グローバル連携による大規模ネットワーク実証実験の例 SC13(Supercomputing Conference2013)において、RISE3.0のデモ(①)、SDNを活用した国際 組織間ネットワークの接続(②)、複数の適用アプリケーションの現地環境での実証実験(③、 ④)を実施。 ①RISE3.0デモ (2014年度にJGN-X上で展開予定の新オー バレイ構成”RISE3.0”の実証実験) RISE3.0の 実環境デモ ③初の太平洋往復レベルの超長距離仮想サー バマイグレーション実験 ② NSIによる日米複数組織を跨ぐデータ モビリティサービス グローバルな ネットワーク 制御連携 ④GINEW上でのNICTサイエンスクラウドの マルチパスデータ伝送 広域分散 ストレージ 広域分散処理 基盤の構築 17 テストベッドの新世代ネットワークへの進化に向けて JGN-X と StarBED3 の連携:スケーラブルな新世代ネットワークテストベッド – シミュレーション ⇔ エミュレーション ⇔ 広域実環境 の間でシームレスに連携 – 研究開発者のための新世代ネットワーク技術研究拠点へ – 2015年度までに新世代ネットワーク技術のテストベッドへの具現化が政策義務 個々の研究室 小規模環境 機能検証 (ユーザ) Simulation~SW Emulation StarBED3 JGN-X 大規模(多数ノード)環境 分散システム挙動検証 HW Emulation 大規模(広域)環境 実サービスシステム環境検証 完全実環境による実証実験 産学官連携(ユーザ) 個々の研究室 (ユーザ) グローバル連携 (ユーザ) 18 JGN-Xのアクセスポイント(25か所) 地区 AP名 備考 北海道 札幌AP 東北 関東 AP名 備考 1Gbps(中央区) 大阪AP 100Gbps(堂島) 仙台AP 10Gbps 大阪大学AP 100Gbps 東北大学AP 10Gbps NICTけいはんなAP 10Gbps 岩手県立大学AP 1Gbps NICT神戸AP 1Gbps 大手町AP 100Gbps 岡山AP 10Gbps 広島AP 10Gbps 香川大学AP 1Gbps 高知AP 1Gbps(高知IX) 福岡AP 10Gbps 九州大学AP 1Gbps 九州工業大学AP 10Gbps 沖縄AP 1Gbps NICT大手町AP 100Gbps NICT小金井AP 100Gbps 東京大学AP 10Gbps つくばAP 1Gbps NICT鹿島AP 10Gbps 横須賀AP 10Gbps 北陸 北陸・石川AP 100Gbps 東海 名古屋AP 100Gbps 地区 近畿 中国 四国 九州 沖縄 19 JGN-X PNW(Partnership NetWork) ○JGN-X国内ユーザの利便性向上及び地域活性化に貢献するため、全国26か所のアクセスポイ ント(AP)に加え、JGN-Xに接続している機関や地域情報ネットワークとも提携し、PNWと して相互接続も行っています。 ◎PNW(Partnership NetWork =パートナーシップネットワーク) 地域情報ネットワーク等がJGN-Xと相互接続することにより、一般利用者に対して、その ネットワーク経由でのJGN-Xとの接続環境を提供しているものを指します。 現在の主なPNW:SuperCSIネットワーク(広島県)岡山情報ハイウェイ(岡山県) 鳥取情報ハイウェイ(鳥取県) ◆JGN-XとPNWの相互接続 利用機関 (AP利用者) ◎相互の利用促進や地域振興の活性化、広報活動 などが可能となる AP PNWとしての公開および活動が可能 AP PNW(地域情報ハイウェイ等) 利用機関 (AP利用者) AP 利用機関 利用機関 (PNW利用者) (PNW利用者) 20 パートナーシップ・サービスのNICT側支援フロー 自治体 民間企業 大学 サービス利用者 利用相談・申請 JGN-X事務局 プロジェクト実施時、 詳細協力 基本情報助言、プロジェクト コーディネート支援 研究協力/技術支援の調整者 研究開発利用 研究協力利用 技術支援担当者 OpenFlow DCN プロジェクト実施時、 詳細協力 研究担当者 仮想化ノード PIAX StarBED 等 21 JGN-Xの利用申請について (申請書はHPにございます) JGN-X研究計画書【研究プロジェクト概要】 記入にあたってはJGN-X利用の手引き を熟読願います。 (※)印の項目に付きましては、JGN-Xホームページ、会議資料などで公開させて頂きます。あらかじめご了承ください。 お問い合わせは JGNセンター( [email protected] )までご連絡ください。 日付:平成23年6月3日 1.研 究 プ ロ ジ ェ ク ト 情 報 プ ロ ジ ェ ク ト 番 号 ( JGNX-A11004) (1)研究プロジェクトテーマ(※) テーマ名(日本語) : JGN-X実験 テーマ名(英語) : JGN-X Experiments (複数の研究機関等が共同提案する研究プロジェクトの場合は、同一の名称を使用してください。) (2)プロジェクトリーダー 所属研究機関(日本語) (※) : 所属研究機関(英 語) (※) : (ふりがな) : 氏 名 : 所属部署等、役職(日本語) : 所属部署等、役職(英 語) : 郵便番号 : 住 所 : 電話番号 : e-mail : 独立行政法人 情報通信研究機構 National Institute of Information and Communications Technology ふり がな ○○ ○○ □□研究所 △△研究室 □□ Laboratory, △△ Section 100-0004 東京都千代田区大手町1-8-1 03-3272-3060 [email protected] (3)共同研究機関(※) (共同研究機関に関する情報を記入してください。) 1: ○○大学 2: △△大学 4: 7: 10: 13: 16: 5: 8: 11: 14: 17: 3: □□株式会社 6: 9: 12: 15: 18: (機関数が足りない場合は欄を追加するか別紙にまとめて添付してください) ◆JGN-Xの利用申請は、随時受け付けています。 ◆申請書はホームページ (http://www.jgn.nict.go.jp/index.html) よりダウンロードしてください。 (ホームページ内のアップロードシステム より申請いただけます) ◆申請フォーマットがエクセルになりました。 (基本的にJGN2plusの申請書がベースと なっております) ◎イベント利用申請も今までのJGNと同様に ございます。 (4)研究プロジェクトにかかる連絡窓口 (NICTから研究プロジェクトについて連絡させていただく際の担当者) 所属機関 : 独立行政法人 情報通信研究機構 氏 名 : ○○ ○○ 所属部署等、役職 : 主任研究員 所属部署等、役職(英 語) : Senior Researcher 電話番号 : 03-3272-3060 e-mail : [email protected] (5)利用するパートナーシップサービス(□→■にしてください) □ 能動型(下記★印の要素技術を利用して新世代ネットワーク技術を自ら研究) ■ 受動型(新世代ネットワーク技術が実装された環境に自身のトラフィックを伝送する等で 機能・運用検証に間接的に参加) (6)利用する新世代ネットワーク機能・運用検証環境 パートナーシップサービスはネットワークリソース環境と新世代ネットワーク機能・運用検証環境の 組み合わせた利用を基本として提供いたします。 このため後日、新世代NW機能・運用検証環境が整い次第、以下のいずれかをご利用いただくことを ご確認ください。(名称の変更及び新機能の追加の可能性がございます。その際に再度ご記入をいただく 事となります。) ■ 確認しました。 (確認をされましたら□→■に変更してください) ★新世代NW機能・運用検証環境(予定) ○OpenFlow ○DCN ○CoreLab/仮想化ノード ○PIAX ○StarBED 等 ◆記載に際して JGN-X事務局にご相談ください! (7)利用するネットワークリソース環境(利用するリソースを□→■に変更してください) □ レイヤ1(光テストベッド) □ レイヤ3(IP接続) ■ レイヤ2(イーサネット接続) □ IP仮想化環境 22 総務省地方総合通信局(協議会・フォーラム)の活動状況 ☆セミナー関連 北陸総合通信局 北陸ICTネットワーク推進連絡会 ○「北陸ICTネットワークセミナー」 【平成25年7月23日】 東海総合通信局 東海ラジカルネットワーク ○「第4回地域防災情報シンポジウム」 【平成25年10月4日】 近畿総合通信局 新世代ネットワーク推進連絡会(関西) ○「第12回産学官連携セミナー ICT Advanced Seminar」 【平成25年9月13日】 中国総合通信局 中国超高速ネットワーク連絡協議会 ○「中国JGN-Xセミナーin鳥取」 【平成25年11月20日】 ○「中国ICTイノベーション創出セミナー」 【平成26年2月26日】 四国総合通信局 四国情報通信懇談会/ICT研究交流フォーラム ○「ICT研究交流フォーラム 第8回技術セミナー」 【平成25年6月27日】 ○「ICT研究交流フォーラム ネットワーク仮想化の技術勉強会(第2回) 」 【平成25年11月6日】 ○「第5回地域防災情報シンポジウム」 【平成26年3月7日】 KIAI(九州テレコム振興センター) ○「九州ICT広域連携シンポジウム2013 」【平成25年11月28日】 ☆ SCOPE公募説明会 東北総合通信局 ○「SCOPE公募説明会」 【平成26年3月12日】 東海総合通信局 ○「SCOPE公募説明会」 【平成26年3月11日】 九州総合通信局 ○「SCOPE公募説明会」 【平成26年3月20日】 ※その他、総合通信局と一緒に個別に説明会を実施。 23 総務省の先進的通信アプリケーション開発推進事業との連携 ・総務省では平成25年から「新世代ネットワーク」の機能を用いた「先進的通信アプリケーション開発推進事 業」を競争的研究資金により支援。 (タイプⅠ:民間企業を対象、タイプⅡ :大学や中小企業を対象) ・基礎研究からアプリケーション開発までを一体的に推進し、新世代ネットワークの展開や国際標準化を加 速し、これらを通じてイノベーションや新市場の創出、国際競争力強化等を図る。 ・新世代通信網テストベッド(JGN-X)がこの先進的な通信アプリケーションの開発環境を提供 【開発対象となる通信アプリケーション例】 超高精細画像の視聴 どこでも帯域保証サービス ・利用者の求めに応じて、必要な通信帯域を速やかに確保する 通信アプリケーション →移動中などでもスムーズに高精細映像の視聴や大容量ファイルの高速 ダウンロードが可能となる。 大容量ファイルの 高速ダウンロード イベント対応型街頭カメラ ・事故等のイベントが発生した際に付近の街頭カメラからリアルタイムで高 精細映像が自動的に送信されるよう、通信帯域等を制御する通信アプリ ケーション →イベントに応じた柔軟なネットワーク利用が可能となる。 24 事業の背景~米欧日におけるネットワーク基盤技術の研究開発等の現状~ 日米欧では経路制御や帯域制御などの柔軟なネットワークの設定・運用を可能とする機能を持った「新世代 ネットワーク(将来ネットワーク)」に関する研究開発及びテストベッドにおける検証を進めており、こうした機能 が企業等のネットワークで利用されつつある。 欧米では、更にそのテストベッドを活用しながらアプリケーション開発も一体的に実施しており、我が国でもそ の取組が求められている。 ⇒ 平成25年度より「先進的通信アプリケーション開発推進事業」の開始 米国 US IGNITE ア プ • ホワイトハウス科学技術政策局(OSTP)と全米科学 リ 開 ケ 財団(NSF)が協力し、国にとって重要度の高い安全、 発 ー 教育、医療・健康、エネルギー等のための新しい シ ネットワークのアプリケーションやサービスを開発。 ョ ン GENI (Global Environment for Network Innovations) テ ス ト ベ ッ ド • 多様なアーキテクチャを実証するため、5つの形態 のテストベッド構築を実施し、競争的な設計・開発を 推進。 • プログラマブルなノードのプロトタイプ開発等を実施。 FIND (Future Internet Design)/ FIA(Future Internet Architecture) 基 礎 研 究 欧州 FI-PPP • 将来インターネット構築に向けた官民パートナーシッ プ(PPP) 。 • 運輸、健康、エネルギー等の分野におけるビジネス アプリケーションの開発等に取り組み革新的なビジネ スモデルを創出する。 FIRE (Future Internet Research and Experimentation) • PCや商用ノードをベースとしたネットワーク仮想化 ノードの開発や、有線/無線統合ネットワークの実現を 重視。 Future Networks 日本 先進的通信アプリケーション 開発推進事業 • 柔軟なネットワークの設定・運用を可能とする 新世代ネットワークの機能を用いた先進的な 通信アプリケーションの開発を競争的研究資 金により支援(平成25年度開始) JGN-X • 新世代ネットワーク技術の実現とその展開のた めの新たなテストベッドとして2011年から運用開 始。 • 物理レイヤ(ファイバ)から、計算機クラスタによ るサービス(アプリケーション)レベルまでの統合 試験環境を提供。 新世代ネットワーク 研究開発戦略プロジェクト • 既存技術を前提としない“Clean Slate”アプローチ。 • FIND(2006年~2009年)では、萌芽的なプロジェクト (約29百万ドル)を実施。 FINDの後継のFIA(2010年 ~2013年)では、4件のプロジェクトに収束させ、実 証。 • 助成プログラムFP7(2007年~2013年)で将来のネット ワークに関する有望な研究テーマに対してファンディン グを実施。 • 既存のインターネットの欠点を克服し、理想の ネットワークを目指す研究開発プロジェクト。 NICTを中心に研究開発を推進。 ソーシャルICT実現に向けた取り組みへ ソーシャルICT@NICT は様々な地域の様々な社 会的課題に取り組みます データ収集 各種センシングデータ クラウドビッグデータ・情報分析 分析 社会還元 見える化 地方自治体等と様々 な社会的課題で連携 海外連携、各国各地 域・機関との連携 環境センサー 地域・気象情報等 ・・・ 街角表示 監視カメラ等々 スマートメータ (電力、ガス、水道等) スマートフォン、 センサ・表示 プローブカー,交通 物流、人流 位置情報、車内表示 農漁業用 各種産業用 センサ 構造物監視、 防災センサ 道路標示等 観光、イベント等 高齢者・障害者対応 健康、介護 各種表示 26 JGNのアウトカム エネルギー 構造物監視 オール光 NW 光通信 ICT漁業 無線通信 交通 4K/8K放送 無線NW SDN/仮想化 シーズ ニーズ ICT農業 グローバル化 イベント 新アーキテクチャNW (ID-Loc分離、CCNなど) 公共サービス ビッグデータ 処理 オーバレイ P2P 統合管理運用 少子 高齢化 • ニーズとシーズのマッチングによる新技術の概念検証 医療 スマート メーター • 国プロ等の大規模研究開発のサポート、実用化への橋渡し • アーリーアダプタとして製品展開、市場形成 • ネットワーク研究開発者の育成 27
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