第7期 5 第一条:自己変革の意欲無き者は去れ 第二条:雄弁は金、沈黙はクズ 第三条:出過ぎた杭になれ May 2008 a Communication Notebook 竹内広高先生講義:競争戦略(5月16日) 「競争優位」を継続できる企業は、SSPを達成することができる。 第一章 業界の構造的な魅力 「競争戦略」において最初に必要な作業は業界分析。魅力度の高低によって取るべき戦略が大きく変わる。 「ファイブフォース」(参入障壁、供給業者、買い手、代替品、競争業者)で企業に有利か判断。 魅力が高い業界は「真似」でOK。低い業界は「差別化」が必要要件。 第二章 OE(オペレーション効率)とSP(戦略的ポジショニング) 同時にやることが必要だがSPを確立することが企業の差別化を図る上で重要。 「何をやる」ではSP確立は無理。「何をやらない(トレードオフ)」が大事。 そこから発生する具体的な活動がベースとなり、業界内のポジショニングが確立。 達成の為にユニーク・勇気・トップの英断の三つの要素が必要。 第三章 戦略についての二つの流れ ◆ インサイドアウト:自分の持っている強みを上手く活用する。→ 競争相手を意識しない ◆ アウトサイドイン:業界や相手の状況を確認し戦略を立てる。 共通のゴールはSSPの達成。業界平均を上回り、その状況を維持すること。 第四章 SSP(Superior Sustainable Profitability):(WTP↑,C↓) WTP:顧客が払っても良い価値を上げる。 C:コストを下げる。 OEはコストを下げる効果。SPはWTPを上げる効果。 <一言で言って何だ!!> SPを確立するにはトレードオフ。 結果OEを継続することにより競争優位を持続できる。 実行できた方にはもれなく「ポーター賞」を受賞できる!かも・・・ 編集後記 竹内 良司 竹内先生と同じ名字ということで名誉ある第1回目のご指名を受けました。 ということで出来不出来は解りませんが皆さんの反応が 「こんな感じに作ればよいのか」と参考にしていただいても、「この程度か」と自信を深めていただいても。 竹内先生の講義は非常にユニークで解りやすくおぼろげながら「右脳」に競争戦略の階層が出来た感じです。 最後に「1年間一緒にガンガンやりましょう!」 marunouchi NISHIOKA ACADEMY
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