公益財団法人セゾン文化財団について セゾン文化財団は堤清二氏(1927-2013)の私財によって設立された 助成型財団です。1987年より日本の現代演劇・舞踊の振興および その国際交流の促進に寄与するため助成活動を行っています。当財団は、 以下の基本方針をもって支援活動を展開しています。 創造活動への支援 ・個々の公演ではなく、創造のプロセスを総合的にサポートしています ・新しい表現の探求と活動のステップアップに支援の重点を置いています 長期的視点に立った継続的な支援 ・単発ではない、複数年にわたる助成を原則としています ・助成先との緊密なパートナーシップにもとづいた支援活動を 志向しています 資金のみではない複合的な支援 ・作品創造や学び合いのための「場」を提供しています ・団体の法人化、会計など活動運営に関する相談にお応えします また当財団が所有、運営する森下スタジオではセミナー、レジデンスや ショーイングなどの事業を行っています。最新情報については、ウェブ サイトをご覧ください。 ○ フライト・グラント(試行版)のお知らせ 海外/国内招聘に伴う渡航費が急に必要となった場合の支援プログラムです。 詳細については、当財団ウェブサイトにて 2015 年 3 月初旬までに開示します。✈ 申請概要 ●2015年度 公募対象期間 ・ 2015 年 4 月 1 日~2016 年 3 月 31 日に実施される事業 ・ 森下スタジオ使用を申請できる期間は、休館日を除いた 2015 年 4 月 2 日~12 月 28 日、2016 年 1 月 4 日~3 月 31 日 ●申請に際しての注意事項 ・ 営利を目的とする活動は、対象となりません ・ 地域振興を主な目的とするイベント、活動の対象が特定の観客に限られ る事業は対象とならないか、選考の際に優先順位が低くなります ・ 対象期間、申請を希望するプログラムの対象や条件、必要書類をご確認 のうえ、「助成申請書」 を請求ください ・ 複数のプログラムへ併願申請は可能です(ただし、同一申請者による申 請は一プログラムにつき一件に限ります) ・ 継続助成をしているプログラムは、毎年継続の可否を見直すので年度毎 に申請が必要です(同一企画に対して助成する継続年数には上限あり) ●申請スケジュール 募集開始 応募締切 面談 (申請書申込) 2014 年 8 月 1 日 セゾン・フェロー 必着 募集開始~書類 提出締切前日まで 申請書類 提出締切 必着 9 月 18 日㊍ 9 月 25 日㊍ 10 月 16 日㊍ 10 月 23 日㊍ 10 月 9 日㊍ 10 月 23 日㊍ 結果通知 2015 年 2 月末 サバティカル 創造環境整備 国際プロジェクト支援 ヴィジティング・フェロー ・再提出などお願いする場合もあります。申請書類提出は、なるべく早い時期にお願いします。 ・上記締切日は、いずれも日本時間です。 3 選考について ●選考過程 ・ 2015年1月以降、アドバイザリーボードからの助言を受けて候補者を 選定し、その後開催される理事会で助成の採否を決定する ・ 選考結果は、2015年2月末までに、採否いずれの場合も、申請担当者 へ通知する ※ 発表前、選考に関するお問い合わせはご遠慮ください ●選考基準 以下の項目に重点を置き選考いたします: 独創性 申請者の活動および申請企画が独自性を有し、斬新な発想が認められる 将来性 申請者または申請事業が長期的展望を有し、その将来性が期待される 適時性 活動への助成が、申請者の今後の成長・発展にとって新たな契機となること が予想される 影響力 演劇・舞踊の分野のみならず、他分野の芸術家の創造性への刺激、 また活動/企画が広く社会的影響力をもつことが期待される 実現性 スケジュールおよび資金の両面において計画が十分に検討されており、 実現の可能性が高い 4 申請手続き 条件確認 →1 申請書請求 →(受取) →2 申請書類準備→3 面談→4 提出 ステップ 1 ●申請書申し込み(応募) 提出方法: e-mail または、FAX・郵送・持参のいずれか 下記必要事項を番号順に記載して、財団事務局へお申し込みください。 申請書は原則、申し込みを受け付けてから5日以内に MSWord2010 または PDF ファイルを e-mail に添付して交付します。(希望者へは郵送します) ・e-mail の場合、本文に必要事項を記載してください(ファイル添付不可) 宛先: [email protected] (2014 年 8 月より、各プログラム応募締切日まで有効) 件名:「申請書申し込み」 (必ず指定通りご記入ください) ・持参する場合は来訪日時を事前にご連絡ください(その場で交付します) 全プログラム共通記載事項 1)申請を希望する公募プログラム名 p.2 参照 ジュニア・フェロー、創造環境整備など 2)申請者名(申請を代表する個人名または団体名) 3)住所 4)電話番号(日中連絡がつくもの) 5)e-mail アドレス(添付ファイルが受け取れるアドレス) 6)申請面談希望日と時間帯(必ず第3希望まで) ※ 遠方の方、ヴィジティング・フェロー申請には記載不要。●申請面談参照 セゾン・フェローにご申請の場合: 1)~6)に続けて、 7)生年月日 8)芸術家(劇作家、演出家または振付家)としての活動歴 ※ これまでに劇作、演出、振付のいずれかを担当した3作品のタイトルを 「 」で必ず活動歴に含めてください シニア・フェローのみ 9)以下のうち該当する項目(1つ以上) -セゾン文化財団の助成歴 (芸術団体主宰者として) -受賞歴 (戯曲賞、演出家賞、振付家賞など) -招聘歴 (海外の著名なフェスティバル/劇場からの招聘) 5 その他のプログラムにご申請の場合: 1)~6)に続けて、 7)団体における申請担当者氏名と連絡先 ※ 制作者など、当財団との連絡窓口および報告書作成を行う方 8)申請者の主な活動歴 (700 字以内) 9)申請を希望する事業・企画の概要 (700 字以内) ※ 企画名、実施期間、開催地、会場、企画内容などを具体的に記載 ↓ステップ 2 ●「助成申請書」、添付書類の準備 ・ 申請書に必要事項をもれなくご記入ください(「別紙参照」は不可) ・ 書類は指定枚数に収め、A4サイズに統一。付箋やクリップなどで項目別にしてください ・ ホチキス留め不可、クリアポケットファイルはご遠慮ください ↓ステップ 3 ●申請面談 申請内容を詳しく伺うため、財団事務局にて面談を行います。申請書提出前に お越しください (面談受付期間中または、申請書類提出時)。対象は初申請、新 規事業、新規プログラムにご申請、または3年以上面談を受けていない方です。 ※履歴はご自身で確認下さい ○面談受付期間 2014 年 8 月 1 日(金) ~9 月 24 日(水)セゾン・フェロー 10 月 22 日(水)サバティカル/ パートナーシップ・プログラム ・開始希望時間は、土日、祝日を除く午前10時から午後5時の間でご指定ください ・遠隔地にお住まいの方は、希望日を空欄にしてください。面談に代わり、不明な点が あった場合に e-mail または電話にて必要事項を確認させていただきます ↓ステップ 4 ●提出 提出方法: 申請書類一式を、財団事務局まで郵送または持参 ○注意事項 ・e-mail での提出不可、申請書は原本のみ受け付けます ・申請書類提出後も、変更点など、随時最新状況をお知らせください ・持参する場合は、来訪日時を事前にご連絡ください(平日 10:00~18:00) ・提出書類の返却はいたしませんので、ご注意ください 6 プログラムについて I. 芸術家への直接支援 セゾン・フェロー ジュニア・フェロー / シニア・フェロー 現代演劇・舞踊界での活躍が期待される劇作家、演出家または振付家の 創造活動を支援対象としたプログラムです。フェローに選ばれると、年間の 活動経費全般を対象に、その一部に対して助成金を交付します。希望者は 公演稽古、ワークショップ開催の場として森下スタジオの優先貸与や情報 提供が受けられます。 ●助成内容: 芸術家個人が、直接かかわる舞台芸術の活動に対して助成金を交付。 助成金の使途は、フェローと相談のうえ決定する。原則、下記の期間にわ たって助成を行うが、継続の可否に関しては毎年見直す ※森下スタジオの使用要件については、p.16-17 を参照のこと ○ジュニア・フェロー 100万円/年 2年間継続 ○シニア・フェロー 250万円~300万円/年 3年間継続 (2014年度実績) ●ジュニア・フェロー対象者: 下記の条件を満たしている劇作家、演出家または振付家個人 a. 日本に活動の拠点を置いている b. 申請時点で原則35歳以下である c. 申請時点で過去3作品以上の公演実績がある ※過去のジュニア・フェローでも条件を満たしていれば何度でも申請可能。ただし、 当財団「芸術創造活動 I」プログラムで支援を受けた芸術団体主宰者は、対象外 ●シニア・フェロー対象者: 下記の条件を満たしている劇作家、演出家または振付家個人 a. 日本に活動の拠点を置いている b. 申請時点で原則45歳以下である c. 申請時点で過去3作品以上の公演実績がある d. 以下のいずれかの要件を満たしている − 芸術団体の主宰者としてセゾン文化財団の助成歴がある − 戯曲賞/演出家賞/振付家賞などの受賞歴がある − 海外の著名なフェスティバル/劇場から招聘歴がある ※当財団「芸術創造活動Ⅱ」プログラムで支援を受けた芸術団体主宰者は、対象外 7 I. 芸術家への直接支援 −(セゾン・フェロー) ●添付資料: 所定の申請書と併せて下記の資料を提出すること (書類はA4サイズに統一) ジュニア・フェロー/シニア・フェロー共通 ➊ ❷ 劇評(自作について新聞、雑誌、ウェブサイトなどで批評されたもの) 最近の主要な作品の映像資料 1 点(DVD) ・DVD または、動画共有サイトのリンクを記載した文書を提出 ・DVD の場合はディスクに次の内容を必ず明記 上段. 申請者名、主宰/所属団体名 下段. 作品名、上演年、会場 ・2~3 チャプター以上に分け、DVD プレイヤーで再生可能なもの ※映像資料の不備は、再提出を求めるか選考対象にならない場合があります ❸ 映像資料❸の作品概要 ・演劇の場合:「あらすじ」200字程度 および「解説」400字程度 ・舞踊の場合:「解説」200字程度 ・各ページ右上隅に、申請者名を記載 ❹ 舞台写真1点、申請者の顔写真1点 ・計2点を画像データ CD-ROM で提出 (申請者名) 「 」 :::::::::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::::::::::::: ・キャプション、クレジット(和/英併記)を必ず記載 ※採択された場合には、広報資料としても使用させていただきます シニア・フェローのみ ❺ エッセイ「演劇/舞踊活動における私のビジョン」(2000字程度) ・各ページの右上隅に、申請者名を記載 ・ページ番号は記載不要 8 I. 芸術家への直接支援 サバティカル (休暇・充電) 劇作家、演出家または振付家がサバティカル(休暇・充電)期間を設け、海 外の文化や様々な芸術に触れてもらうことを目的としたプログラムです。 ●助成内容: 100万円を上限に、渡航・滞在費用の一部に対して助成金を交付 ●対象者: 日本を拠点に劇作、演出、振付の専門家として5年以上の活動歴を 有し、1ヶ月以上の海外渡航を希望する個人 ※申請時点までに継続的に作品を発表し、一定の評価を受けている芸術 家で、2015年度中に、サバティカル期間を設け、これまでの活動を振 り返り、今後の展開のヒントを得たいと考えている方を優先する ●対象事業: 異文化体験を目的とした個人研修。ただし、既に実施することが決定し ているプロジェクトのための渡航(公演開催地の下見や打ち合わせ)は、 対象外 ●添付資料: 所定の申請書と併せて下記❶~❻の資料を提出すること (書類はA4サイズに統一) ❶ 申請者の詳しい経歴 ❷ エッセイ「なぜ旅に出たいのか」(A4サイズ1枚) ❸ 計画書 ❹ 予算書 ❺ 受入団体資料(受入先がある場合のみ) ❻ 舞台写真1点、申請者の顔写真1点 ・計2点を画像データ CD-ROM に、キャプション、クレジット(和/英 併記)を必ず記載 ※採択された場合には、広報資料としても使用させていただきます 9 II. パートナーシップ・プログラム 芸術創造を支える機関・事業や、国際的な芸術活動を展開する個人/団体を当 財団のパートナーとし、日本の舞台芸術活性化や芸術家同士が中心となって行 われる国際的な協働事業の推進を目指します。 創造環境整備 現代演劇・舞踊界のシステムの改善、人材育成、情報交流など、芸術創造 を支える環境の整備に対する助成プログラムです。 ●助成内容: 企画予算の収支差損を上限に、企画経費の一部に対して助成金を交付 (2014年度実績:35万円~100万円)。希望者には、事業の実施会場と して森下スタジオ*を優先貸与する *要維持費。使用要件については p.16-17 を参照のこと ●対象事業: 現代演劇・舞踊界が現在抱えている問題点を明らかにし、その創造的解 決を目指した事業。ただし、公演は対象としない。なお、採択された同一 事業の継続申請は3年を上限とする(継続の可否は毎年見直す) ※過去の対象事業例:舞台芸術制作者オープンネットワーク、Dance Fanfare Kyoto(関西ダンスシーンの活性化事業)など ●添付資料: 所定の申請書と併せて下記❶~❹の資料を提出すること (書類はA4サイズに統一) ❶ 申請者の詳しい経歴 (企画の主体となる個人/団体) ❷ 企画書 ❸ 収支予算明細書 ❹ その他、事業内容のわかる関連資料 10 II. パートナーシップ・プログラム 国際プロジェクト支援 International Project Support Program 現代演劇・舞踊の分野において、特に重要な意義をもつと思われる国際プ ロジェクトへの支援を目的とした助成プログラムです。海外のパートナーと の十分な相互理解に基づき、発展的に展開していくプロジェクトを重視しま す。リサーチや、ワークショップなどプロジェクトの準備段階から、申請する ことが可能です。 ●助成内容: 企画予算の収支差損を上限に、企画経費の一部に対して助成金を交付 (2014年度実績:70万円~200万円)希望者には公演稽古、ワークショ ップ開催の場として森下スタジオ*を、必要に応じてゲストルームを優先貸 与する(採択は、スタジオ優先貸与のみを含む) *要維持費。使用要件については p.16-17 を参照のこと ●対象者: 事業のパートナーが日本と海外双方で決定しており、申請時点で国際交 流事業の実績を持つ個人/団体 ●対象事業: 日本と海外のアーティスト間の協働事業で、複数年継続して作業が進展 していくプロジェクトを優先する。プロジェクトの準備段階にあたる会議、シ ンポジウム、レクチャー、リサーチ、滞在制作、ワークショップなどから、成 果発表となる公演まで、プロジェクトに関わる全ての段階が対象。なお、採 択された同一事業の継続申請は3年を上限とする(継続の可否は毎年見 直す) 11 II. パートナーシップ・プログラム -(国際プロジェクト支援) ●添付資料: 所定の申請書と併せて下記の資料❶〜❼を提出すること ※継続申請の場合は、❶、❷必須。❸~❼は、最新の情報に更新された書 類を必要に応じて提出すること ❶ 申請プロジェクト全体の企画書 ・申請年度を含めた年(度)別に表記 ・中心となる構成員の詳細プロフィールを含める ❷ 申請年度(2015 年度)におけるプロジェクト全体の収支予算明細書 ❸ 参加者の協働作業合意書、または受入団体からの招聘状(コピー可) ❹ エッセイ:申請事業のめざすところを具体的に執筆(各 2000 字程度) ・ 申請者およびパートナー側の事業の中核となる人物が執筆し、 ・ 双方より一通ずつ、計2通提出(劇作/演出/振付/プロデュース 担当など) (プロジェクト名) ・ 日本語以外(700 ワード相当)の場合は、原文に邦訳を添付 ・ 各ページ右上隅に企画プロジェクト名と執筆者名を記載 ❺ 関連する映像資料、または中心となる構成員の最新作 (事業の内容を理解する参考になるもの) (氏名) 「 」 :::::::::::::::: :::::::::::::::: :::::::::::::::: :::::::::::::: ・ 映像資料 1 点 DVD または、動画共有サイトのリンクを記載した文書を提出 ・ DVD の場合はディスクに、次の内容を必ず明記 上段. 申請者名、主宰/所属団体名 下段. 作品名、上演年、会場 ・ 2~3 チャプター以上に分け DVD プレイヤーで再生可能なもの ※映像資料の不備は、再提出を求めるか選考対象にならない場合があります ❻ (映像)資料❺の作品概要または解説 ・ 演劇の場合: 「あらすじ」200字程度および「解説」400字程度 舞踊の場合: 「あらすじ」または「解説」200字程度 ・ 各ページ右上隅に企画プロジェクト名と執筆者名を記載 ❼ 舞台写真1点、主宰/代表者(申請者、パートナー)の顔写真1点ずつ ・ 計3点を画像データ CD-ROM に、キャプション、クレジット(和/英併 記)を必ず記載 ※採択された場合には、広報資料としても使用させていただきます 12 lll. レジデンス・イン・森下スタジオ ヴィジティング・フェロー Visiting Fellows Program 本リサーチ・プログラムは、現代演劇・舞踊の海外ネットワークの拡大、相 互理解の促進を目的に、日本の現代演劇、舞踊の状況や背景、魅力など の研究を支援するプログラムです。重要な役割を担うことが期待される海外 の芸術家、アーツ・マネジャーに、森下スタジオを拠点とする滞在機会を提 供します。自薦、他薦は問いません。 ※対象期間: 2015 年 4 月 2 日から 2016 年 3 月 31 日 芸術家のためのリサーチ・レジデンシー Research Residency for Artists 日本の文化や芸術をテーマにした創作や、日本との継続的な協働事業を構 想する芸術家を対象に、日本でのリサーチ、将来のパートナーとの出会いや 対話の機会を提供。現代演劇や舞踊分野で活動する芸術家の創作プロセ スを重視し、アイデアを実験するために森下スタジオを利用することや、希望 に応じてショーイングやワーク・イン・プログレスを発表することも可能。ただし 公演やツアー、プロモーションを目的とする滞在は対象外。 ●対象者: 下記の条件を満たしている海外の劇作家、演出家または振付家個人 a. 日本以外の国籍を有し、海外に活動の拠点を置いている b. 日本語または英語で意思疎通がとれる c. 2015 年 4 月 2 日(来日)から 2016 年 3 月 31 日(離日)までの間で、 14 日以上、60 日以内の滞在を希望している d. 来日期間中に、一般を対象とした自国のアート状況および自身の 仕事に関するパブリック・トークを、森下スタジオで実施する意思が ある e. 離日後一年以内に何らかの方法で日本での滞在成果を発表する ●支援内容: ・ 滞在施設として、森下スタジオのゲストルームを無償で提供。希望 者はスタジオを利用することができる(使用要件については、 p.16-17 を参照のこと。なお、スタジオ維持費はフェローが負担) ・ 滞在中、リサーチのためのサポート 13 lll. レジデンス・イン・森下スタジオ アーツ・マネジャーのためのリサーチ・レジデンシー Research Residency for Arts Managers 将来、日本との継続的な交流事業を構想するアーツ・マネジャーを対象に、 日本の現代演劇や舞踊をリサーチする機会、ネットワーク拡大のために芸術 家や関係者との出会いや対話の機会を提供。ただし、公演やツアーの制作、 プロモーションを目的とする滞在は対象外。 ●対象者: 下記の条件を満たしている海外のプロデューサー、プログラム・ディレクタ ー、プレゼンター、キュレーターなどの個人 a. 日本以外の国籍を有し、海外に活動の拠点を置いている b. 日本語または英語で意思疎通がとれる c. 2015 年 4 月 2 日(来日)から 2016 年 3 月 31 日(離日)までの間で、 14 日以上、60 日以内の滞在を希望している d. 来日期間中に、一般を対象とした自国のアート状況および自身の 仕事に関するパブリック・トークを、森下スタジオで実施する意思が ある e. 離日後一年以内に何らかの方法で日本での滞在成果を発表する ●支援内容: ・ 滞在施設として、森下スタジオのゲストルームを無償で提供。希望 者はスタジオを利用することができる(使用要件については、 p.16-17 を参照のこと。なお、スタジオ維持費はフェローが負担) ・ 滞在中、リサーチのためのサポート 来日者の経済状況にあわせて、渡航費、日当および活動に対して 当財団の規定に基づく算出による資金を支給。ただし、45 歳以下 で、35 日以上、50 日以内の滞在を希望する芸術家(2015 年度は 2 名の芸術家に支給予定)/25 日以上、35 日以内の滞在を希望す るアーツ・マネジャー(2015 年度は 2 名のアーツ・マネジャーに支給 予定)を対象とする 14 lll. レジデンス・イン・森下スタジオ ●添付資料: 所定の申請書と併せて、下記の資料❶~❻を提出すること (書類は A4 サイズに統一、和/英文に限る) ❶ 滞在の目的、滞在中の計画/希望 ・なぜ日本に滞在したいと考えているか、また滞在中の成果を滞在 後の活動にどのように役立てたいと考えているか明記すること ❷ 滞在期間中の収支予算明細書 ❸ 来日者の詳細プロフィール ❹ 申請者の顔写真1点 ・画像データ CD-ROM にキャプション、クレジット(和/英併記)を記載 ※採択された場合には、広報資料としても使用させていただきます 芸術家のためのリサーチ・レジデンシーにご申請の場合: ❺ アーティスト・ステートメント(400 ワード/1200 字程度) ❻ 最新作の映像資料1点 ・映像資料の作品概要が分かる「あらすじ」または「解説」 (60 ワード/200 字程度) アーツ・マネジャーのためのリサーチ・レジデンシーにご申請の場合: ❺今まで手掛けた仕事の経歴がわかる資料(企画書、印刷物、映像 資料、写真など) 映像資料提出に関する注意 ・ 映像資料の場合、DVD または動画共有サイトのリンクを記載した文書を提出 ・ 映像資料の作品概要が分かる「あらすじ」または「解説」 (60 ワード/200 字程度) ・ DVD の場合はディスクに、次の内容を必ず明記 上段. 申請者名、主宰/所属団体名 下段. 作品名、上演年、会場 ・ 2~3 チャプター以上に分け、DVD プレイヤーで再生可能なもの (NTSC、リージョンコード2/リージョンフリー) ※ 映像資料の不備は、再提出を求めるか選考対象にならない場合があります 15 森下スタジオ 森下スタジオは、演劇・舞踊の分野を対象にした、稽古をはじめとする活動 のための専用施設です。本館(A[中=33 坪]、B[中=33 坪]、C[大=72 坪]の3つのスタジオ)と新館(S スタジオ[小=23 坪]、ゲストルーム、ラウン ジ)が隣接しています。各スタジオにはスタッフルーム、ロッカールーム、倉 庫などを付帯し、シャワールームや会議室などもご利用いただけます。必要 に応じて、ワークショップ、会議、シンポジウム、ショーイングなどの会場とし て活用いただけます。 ●使用要件 ○森下スタジオ開館時間: 〈準備・片付けを含む〉 午前10時 ~午後10時 〈ゲストルーム利用最終日〉 正午までに退室 ○休館日: 2015年4月1日、12月29日~2016年1月3日および臨時休館日 ○維持費: ・スタジオ大:8000円 中・小:2500円 /1日につき ・ゲストルーム 2500円×使用日数/一人につき ※ただし、コピー、FAX、電話、一部機材の使用には別途料金が発生します ※原則使用日1か月前を過ぎたキャンセルについては使用料が発生します ○注意事項 ・スタジオ使用に際して使用責任者の設置、使用規則を厳守すること ・ゲストルームは部屋の指定ができません。また利用者が入れ替わる際 には、次の利用開始まで数日かかります。 (申請は原則一名。空き状況により最大3部屋、計五名受け入れ可) ●森下スタジオは、助成が決 定した申請者(助成対象者) へ貸出している施設です。 使用者がない空き期間は過去 の助成対象者、所定の条件を 満たした個人/団体に貸出し ます。空き情報、使用要件は 4月頃また随時当財団ウェブ サイト内、森下スタジオのペー ジおよび、SNS でご確認いた だけます。 16 ●施設概要 名称 ※全館禁煙(ただし指定の場所で喫煙可) 間口 奥行 高さ 面積 仕様・設備 ●スタジオ仕様: A スタジオ 本 7.5間 4.5間 13.0尺 33.75坪 [中] 館 13.5m 8.1m 3.9m 109.35 ㎡ 1階 B スタジオ 2階 [中] ・ラワン合板床 ・鏡、レッスンバー ●各スタジオ専用設備: 7.5間 4.5間 13.0尺 33.75坪 13.5m 8.1m 3.9m (109.35 ㎡) 9.6間 7.6間 21.8尺 72.17坪 17.4m 13.8m 6.6m (238.56 ㎡) ・ロッカールーム ・スタッフルーム ・直通電話、有線/無線 LAN ●共通付帯設備: C スタジオ [大] 1階 S スタジオ 新 6.2間 3.8間 13.8尺 23.58坪 [小] 館 11.3m 6.9m 4.2m (77.97 ㎡) ※白壁 1階 ― ― ― ラウンジ ※全スタジオ利用者に、稽 古以外のフリー・スペース として開放 ― ・給湯室 ・トイレ、シャワー ・コピー/FAX(有料) ・飲料自動販売機 ・駐車場(事前申込制) ※各スタジオ音響機材および有料貸 出機材については、当財団ウェブサイ ト内 「森下スタジオ」>「設備詳細」 をご覧ください。 ●設備・備品: ・イス・テーブル・ソファ ・本棚、有線/無線 LAN ・キッチン(事前申込制) 1階 ※調理器具若干あり ゲストルーム ※清掃など各自で行う長 期滞在用家具付レジデンス ― ― ― 13.6坪 45.1㎡ 2階 ツイン ※1 部屋 シングル ― ― ― 2階 ※2 部屋 森下スタジオ〒135-0004 4.7坪 15.5㎡ ●設備: ・ユニットバス ・簡易キッチン ・ベランダ ・直通電話、有線/無線 LAN ・ランドリールーム ●備品: ・机、イス ・ベッド(ベッドリネンあり) ※タオル、アメニティ類なし ※部屋の指定不可 東京都江東区森下3-5-6 ●TEL: 03-5624-5951 受付時間:月~日/午前10時~午後9時 ●FAX: 03-5624-5950 アクセス○ 都営地下鉄 新宿線、大江戸線「森下駅」 A6出口 徒歩5分 (出口左すぐの風船屋角を左に.直進し、横断歩道を 渡って突き当たり、「山豊護謨」右折)○ 東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線、 「清澄白河駅」A2 出口 徒歩10分 17
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