平成 26 年8月 11 日 新潟県四半期別県民経済計算速報 = 平成 26 年 1~3 月期 = ~回帰分析による新潟県内総生産(支出側)の四半期別早期推計(QE)結果~ 平成 26 年 1~3 月期の推計結果 実質経済成長率は、 「民間住宅」などが減少したものの、 「民間最終消費 支出」や「民間企業設備」などが増加したため、前期比 1.8%(年率 7.3%) の増加となった(5四半期連続の増加)。 主な需要項目別の動向(実質季節調整系列) ・ 民間最終消費支出は、前期比 3.0%(寄与度 1.7%)増加した。 ・ 民間住宅は、前期比▲25.4%(寄与度▲0.7%)減少した。 ・ 民間企業設備は、前期比 3.2%(寄与度 0.4%)増加した。 ・ 政府最終消費支出は、前期比 0.1%(寄与度 0.0%)増加した。 ・ 公的固定資本形成は、前期比▲5.8%(寄与度▲0.4%)減少した。 参考:国QE(平成 26 年 1~3 月期:2次速報[平成 26 年6月9日公表]) 実質経済成長率は、前期比で 1.6%(年率 6.7%)増加となった(6四半期連続の増加)。 新 潟 県 総 務 管 理 部 統 計 課 担当:調査解析班 五十嵐・今村 電話:025-280-5122(直通) (内線 2447) [email protected] - 1 - %対前期比 実質経済成長率及び項目別増加寄与度 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 -1.0 -2.0 -3.0 -4.0 10-12 H23 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 H24 7-9 10-12 H25 1-3 H26 民間最終消費支出 民間住宅 民間企業設備 民間在庫品増加 政府最終消費支出 公的固定資本形成 公的在庫品増加 純移出・不突合 県内総生産(支出側) 県内総生産(支出側、実質季節調整系列) 実数 平成17年基準・93SNA 単位:百万円、% 前期比 寄与度 年度・四半期 平成24年度 平成25年度 (2012) (2013) 項目 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 民間最終消費支出 5,895,117 5,920,074 5,949,872 5,930,551 6,107,255 0.9 0.5 0.4 0.3 0.5 0.3 -0.3 -0.2 3.0 1.7 民間住宅 208,424 231,372 258,809 274,205 204,593 1.1 0.0 11.0 0.2 11.9 0.3 5.9 0.2 -25.4 -0.7 1,192,981 民間企業設備 1,122,613 1,155,869 1,144,226 1,155,484 3.2 0.4 -1.2 -0.1 3.0 0.3 -1.0 -0.1 1.0 0.1 22,937 民間在庫品増加 -34,297 -58,784 -25,200 -50,702 0.7 1.3 -0.3 0.3 -0.3 7,527,765 民間需要 7,191,858 7,248,530 7,327,708 7,309,539 3.0 2.1 2.4 1.7 0.8 0.6 1.1 0.8 -0.2 -0.2 政府最終消費支出 1,958,797 1,973,020 1,979,858 1,979,285 1,980,405 -0.0 -0.0 0.7 0.1 0.3 0.1 -0.0 -0.0 0.1 0.0 公的固定資本形成 574,605 644,639 644,328 705,508 664,369 0.1 0.0 12.2 0.7 -0.0 -0.0 9.5 0.6 -5.8 -0.4 公的在庫品増加 2,425 3,242 913 6,357 2,920 0.0 0.0 -0.0 0.1 -0.0 2,647,693 公的需要 2,535,827 2,620,900 2,625,099 2,691,150 -1.6 -0.4 0.1 0.0 3.4 0.9 0.2 0.0 2.5 0.7 179,737 財貨・サービスの純移出 45,068 110,851 115,360 173,214 0.1 及び統計上の不突合 0.6 0.7 0.0 0.6 10,355,195 県内総生産(支出側) 9,772,753 9,980,282 10,068,167 10,173,903 1.8 ( 7.3 ) (前期比年率表示) 2.4 ( 9.9 ) 2.1 ( 8.8 ) 0.9 ( 3.6 ) 1.1 ( 4.3 ) 536,122,300 (参考)国内総生産(支出側) 521,621,600 525,339,000 527,070,600 527,464,400 (前期比年率表示) 1.3 ( 5.3 ) 0.7 ( 2.9 ) 0.3 ( 1.3 ) 0.1 ( 0.3 ) 1.6 ( 6.7 ) 表についての注意事項 (1) 四捨五入の関係で、各項目の合計と県内総生産(支出側)等が一致しない場合があります。 (2) 在庫品増加、財貨・サービスの純移出の前期比は計算せず、「-」 としてあります。 (3) 実数は季節調整済値を4倍して表示しています。 (4) 前期比年率表示={(当期の実数÷前期の実数)の4乗-1}×100 (5) 財貨・サービスの純移出=財貨・サービスの移出-財貨・サービスの移入 (6) 県は固定基準年方式、全国は連鎖方式で実質化を行っています。 (7) 県、国、ともに値は平成17年基準。 - 2 - 県内総生産(支出側、実質原系列) 平成17年基準・93SNA 単位:百万円、% 年度・四半期 平成24年度 平成25年度 (2012) (2013) 項目 1-3 4-6 7-9 10-12 民間最終消費支出 1,473,005 1,467,494 1,477,800 1,502,626 1.9 1.1 1.7 1.1 2.2 1.4 1.2 0.7 民間住宅 38,405 51,301 81,975 77,138 -6.1 -0.1 9.5 0.2 29.2 0.8 36.0 0.8 民間企業設備 316,350 267,375 278,092 283,270 -1.2 -0.2 1.9 0.2 1.8 0.2 1.8 0.2 民間在庫品増加 9,487 -27,457 -17,688 -9,181 - 0.4 - -0.3 - 0.2 - 1.0 民間需要 1,837,247 1,758,713 1,820,179 1,853,854 1.7 1.2 1.6 1.2 3.5 2.6 3.7 2.8 政府最終消費支出 508,893 475,716 508,214 479,953 -0.5 -0.1 1.5 0.3 1.8 0.4 1.0 0.2 公的固定資本形成 182,883 119,346 131,074 207,334 -1.9 -0.1 20.1 0.9 2.4 0.1 24.3 1.7 公的在庫品増加 487 1,062 767 912 - -0.0 - -0.0 - -0.1 - 0.1 公的需要 692,263 596,124 640,054 688,199 -0.8 -0.2 4.7 1.1 1.7 0.4 7.3 1.9 財貨・サービスの純移出 14,697 46,865 12,807 37,094 及び統計上の不突合 - 2.1 - 0.9 - 1.8 - 2.0 県内総生産(支出側) 2,544,207 2,401,702 2,473,041 2,579,147 3.1 - 3.2 - 4.8 - 6.7 - (参考)国内総生産(支出側) 130,700,500 128,326,400 131,085,800 135,223,900 0.1 - 1.2 - 2.3 - 2.5 - 県内総生産(支出側、名目原系列) 平成17年基準・93SNA 単位:百万円、% 年度・四半期 平成24年度 平成25年度 (2012) (2013) 項目 1-3 4-6 7-9 10-12 民間最終消費支出 1,292,029 1,298,161 1,301,756 1,342,340 0.4 0.3 0.7 0.4 2.5 1.5 1.8 1.0 民間住宅 39,597 53,675 86,435 82,198 -5.9 -0.1 11.7 0.3 33.1 1.0 40.7 1.1 民間企業設備 296,248 250,856 260,911 266,766 -1.9 -0.3 0.4 0.1 1.3 0.2 1.8 0.2 民間在庫品増加 10,286 -29,796 -19,312 -10,151 - 0.5 - -0.4 - 0.2 - 1.1 民間需要 1,638,159 1,572,896 1,629,790 1,681,153 0.5 0.4 0.5 0.4 4.0 3.0 4.8 3.4 政府最終消費支出 464,358 489,459 455,579 495,264 -1.0 -0.2 1.5 0.3 1.6 0.3 0.3 0.1 公的固定資本形成 188,760 123,596 136,427 218,151 -2.0 -0.2 20.0 1.0 3.4 0.2 25.5 2.0 公的在庫品増加 849 1,777 1,365 1,687 - -0.0 - -0.0 - -0.1 - 0.1 公的需要 653,967 614,833 593,371 715,101 -1.3 -0.4 4.6 1.3 1.6 0.4 7.2 2.2 財貨・サービスの純移出 -33,592 319 -32,384 -10,609 及び統計上の不突合 - 1.7 - 0.3 - 1.1 - 1.4 県内総生産(支出側) 2,258,535 2,188,048 2,190,778 2,385,645 1.7 - 1.9 - 4.5 - 7.0 - (参考)国内総生産(支出側) 117,079,800 118,348,600 117,367,800 125,239,600 -1.0 - 0.6 - 1.9 - 2.0 - 表についての注意事項 (1) 四捨五入の関係で、各項目の合計と県内総生産(支出側)等が一致しない場合があります。 (2) 在庫品増加、財貨・サービスの純移出の前年度同期比は計算せず、「-」 としてあります。 (3) 財貨・サービスの純移出=財貨・サービスの移出-財貨・サービスの移入 (4) 県は固定基準年方式、全国は連鎖方式で実質化を行っています。 (5) 県、国、ともに値は平成17年基準。 - 3 - 実数 寄与度 前年度同期比 1-3 1,529,052 3.8 2.2 36,871 -4.0 -0.1 336,367 6.3 0.8 26,758 - 0.7 1,929,049 5.0 3.6 514,206 1.0 0.2 211,965 15.9 1.1 635 - 0.0 726,805 5.0 1.4 46,805 - 1.3 2,702,659 6.2 - 134,683,500 3.0 - 実数 寄与度 前年度同期比 1-3 1,350,711 4.5 2.6 39,177 -1.1 -0.0 316,770 6.9 0.9 29,597 - 0.9 1,736,256 6.0 4.3 467,142 0.6 0.1 222,469 17.9 1.5 1,135 - 0.0 690,746 5.6 1.6 -6,242 - 1.2 2,420,760 7.2 - 120,551,600 3.0 - 平成 24 年度速報 平成 24 年度の県内総生産(支出側)は前年度に比べ、「民間住宅」や「公的固定資本形 成」などが増加したため、名目で前年度比 0.2%増、実質で前年度比 1.3%増となった。 年度別県(国)内総生産(支出側) 平成17年基準・93SNA 名目・実質 年度 項目 県(国)内総生産(支出側) 民間需要 民間最終消費支出 民間住宅 民間企業設備 民間在庫品増加 公的需要 政府最終消費支出 公的固定資本形成 公的在庫品増加 財貨・サービスの純移出 及び統計上の不突合 上段:実数(百万円) 下段:前年度比(%) 新潟県 全国 名目 23年度 8,712,110 0.7 6,411,191 1.0 5,139,059 -0.2 205,738 -1.6 1,057,879 3.1 8,515 - 2,478,709 2.3 1,896,560 1.9 581,189 4.2 960 - -177,790 - 実質 24年度 8,731,464 0.2 6,374,763 -0.6 5,169,538 0.6 210,957 2.5 1,065,549 0.7 -71,282 - 2,492,858 0.6 1,889,066 -0.4 597,584 2.8 6,208 - -136,157 - 23年度 9,528,406 1.7 7,075,959 1.9 5,741,593 0.9 198,781 -2.0 1,127,803 3.6 7,782 - 2,501,512 2.2 1,941,207 2.0 559,620 3.4 685 - -49,065 - 名目 24年度 9,649,838 1.3 7,115,179 0.6 5,846,227 1.8 205,429 3.3 1,130,366 0.2 -66,843 - 2,532,659 1.2 1,951,510 0.5 577,001 3.1 4,147 - 2,000 - 23年度 473,670,400 -1.4 362,484,700 0.9 286,368,700 0.7 13,414,200 3.7 64,320,400 3.8 -1,618,600 - 117,530,000 0.6 96,658,400 1.2 20,804,900 -2.5 66,800 - -6,344,300 - 24年度 472,644,600 -0.2 364,838,900 0.6 288,055,700 0.6 14,049,400 4.7 64,660,500 0.5 -1,926,700 - 118,130,900 0.5 97,139,900 0.5 21,027,700 1.1 -36,800 - -10,325,200 - 実質 23年度 24年度 514,147,900 517,525,800 0.3 0.7 382,692,300 388,186,200 1.6 1.4 303,910,300 308,449,900 1.4 1.5 12,936,000 13,619,200 3.2 5.3 68,001,000 68,516,400 4.8 0.8 -1,512,600 -1,891,800 - - 119,041,100 120,726,700 0.5 1.4 99,078,500 100,593,900 1.2 1.5 20,055,700 20,314,700 -3.2 1.3 35,200 -30,100 - - 11,974,200 8,359,100 - - 表についての注意事項 (1) 四捨五入の関係で、各項目の合計と県内総生産(支出側)等が一致しない場合があります。 (2) 在庫品増加、財貨・サービスの純移出の前年度比は計算せず、「-」 としてあります。 (3) 財貨・サービスの純移出=財貨・サービスの移出-財貨・サービスの移入 (4) 全国は統計上の不突合を含みません。 (5) 新潟県の平成24年度は速報値。全国は四半期別GDP速報(平成26年1-3月期 2次速報)値。 (6) 県は固定基準年方式、全国は連鎖方式で実質化を行っています。 (7) 実質値は、平成17年基準。 6.0 平成24年度 項目別対前年度比(実質) % 新潟県 5.3 全国 5.0 4.0 3.3 3.1 3.0 2.0 1.0 1.8 1.3 1.5 1.5 1.3 0.8 0.7 0.2 0.5 0.0 県(国)内総生産 (支出側) 民間最終消費 支出 民間住宅 - 4 - 民間企業設備 政府最終消費 支出 公的固定資本 形成 御利用にあたって ・新潟県四半期別県民経済計算速報とは 県民経済計算(支出側)の各項目について、回帰分析により四半期単位に分割・推計 を 行 っ た も ので す。概 念 的には、国の「四半期別GDP速報」(QE: Quarterly Estimates)に相当します。 ・回帰分析とは 推計したい項目と関係深いデータを使用し、予測を行う手法です。そのため、今後公 表される年度確報値と差異が生じる可能性があるので、確報値が公表されるまでの暫定 値として御利用ください。 ・名目と実質 名目とはその期間の時価による値であり、実質は名目から物価変動の影響を取り除い た値です。 ・季節調整 季節調整を行うことにより季節的要因(気温、天候など)の影響を取り除くことがで きるため、前期と比較することが可能となっています。(本県QEはX-12-ARIMAに より行っています) ・項目別内容について 民間最終消費支出・・・・・家庭などが商品やサービスの購入に支払った費用 民間住宅・・・・・・・・・持家や貸家などの工事費 民間企業設備・・・・・・・民間企業の機械設備や建物などに対する支出 民間在庫品増加・・・・・・民間企業の在庫品の増減額 政府最終消費支出・・・・・地方自治体等が支払った給与や保険給付などの支出 公的固定資本形成・・・・・公営住宅などの工事費、公営企業の設備投資への支出、 下水道などの公共施設に対する工事費の合計 公的在庫品増加・・・・・・公的企業や一般政府などの在庫品の増減額 財貨・サービスの純移出・・県外への移出から移入を引いたもの 統計上の不突合・・・・・・推計方法等の違いにより総生産(生産側)と総生産(支 出側)に生じる食い違い ・年度速報について 四半期別推計においては、各種統計や国QEの最新値を反映させることから、年 度確報値が出るまでは過去の推計値を遡及改訂しています。このため、年度速報値 (現在は 24 年度速報値)も毎回修正されることから、最新の推計値を掲載していま す。 - 5 - 「新潟県四半期別県民経済計算速報」は統計課ホームページに掲載しています。 にいがた県統計BOX http://www.pref.niigata.lg.jp/tokei/ - 6 -
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