医療の質の指標 Quality Indicator(クオリティ・インディケーター) 医療の質の向上に取り組むためには、「病院機能の可視化」が不可欠です。近年、病院での安全に対する関心や医療の質な どに関心が高まり、様々な病院で取り組みがなされています。その中のひとつとして「臨床指標:Clinical Indicator ,CI または 質指標:Quality Indicator ,QI と呼ばれるものがあります。これらは病院内の各分野における指標を設定し可視化した上で、取り 組み前後あるいは経年的な変化を数値で表し、より改善につなげるためのものです。当院ではQuality Indicator(以下、QI) として可視化された指標の数値をもとに医療の質の向上に取り組み、できるだけ改善が図れるように仕組みを構築していきます 病院全体の指標 1.病床利用率 ■病床がどれくらいの割合で利用されるかを示したもの ■計算方法 延在院患者数/(許可病床数×365日) 50.0% 60.0% 70.0% 2009年度 80.0% 90.0% 100.0% 78.1% 2010年度 79.4% 2011年度 79.3% 2012年度 病床利用率 2009年度 78.1% 2010年度 79.4% 2011年度 79.3% 2012年度 78.2% 2013年度 77.0% 参考値 73.0% 78.2% ■参考値 2013年度 77.0% 参考値 平成25年病院運営実態分析調査の概要 全国公私病院連盟、日本病院会 73.0% 2.病床回転数 ■病床利用がひと月にどのくらい回転しているかを示したもの ■計算方法 (新入院患者数 + 新退院患者数)×1/2 / 稼働病床数 15.0 16.0 17.0 18.0 19.0 回 2009年度 2010年度 17.5 17.1 2011年度 17.8 2012年度 16.8 2013年度 16.8 病床回転数 20.0 2009年度 17.5 2010年度 17.1 2011年度 17.8 2012年度 16.8 2013年度 16.8
© Copyright 2024