Installation Toolkit Handbook

Pervasive PSQL v11
Installation Toolkit Handbook
How to Integrate Pervasive Program Installations into Your Own
免責事項
Pervasive Software Inc. は、 本 ソ フ ト ウ ェ アお よ び ド キ ュ メ ン ト の使用を、 利用者ま た
はその会社に対 し て 「現状の ま ま」 で、 かつ同梱の使用許諾契約書に記載の契約条件
に よ っ てのみ許諾す る も のです。 Pervasive Software Inc. は、 いかな る 場合に も 本 ソ フ
ト ウ ェ アお よ び本マニ ュ アルに記載 さ れた内容に関す る その他の一切の保証を、 明示
的に も 黙示的に も 行い ません。 Pervasive Software Inc. は、 市場性、 権利、 特定の目的
に対す る 適合性、 あ る いは一連の取引業務や職業的な使用に関す る 問題な ど に対 し 、
一切の保証を行わない こ と を明示す る と と も に、 利用者お よ びその会社が こ れに同意
し た も の と し ます。
商標
Btrieve、 Client/Server in a Box、 Pervasive、 Pervasive Software お よ び Pervasive Software
の ロ ゴは、 Pervasive Software Inc. の登録商標です。
Built on Pervasive Software、 DataExchange、 MicroKernel Database Engine、 MicroKernel Database
Architecture、 Pervasive.SQL、 Pervasive PSQL、 Solution Network、 Ultralight、 ZDBA は Pervasive
Software Inc. の商標です。
Microsoft、 MS-DOS、 Windows、 Windows 95、 Windows 98、 Windows NT、 Windows Me、 Windows
2000、Windows 2003、Windows 2008、Windows 7、Windows 8、Windows Server 2003、Windows Server
2008、 Windows Server 2012、 Windows XP、 Win32、 Win32s、 お よ び Visual Basic は、 Microsoft
Corporation の登録商標です。
NetWare お よ び Novell は Novell, Inc. の登録商標です。
NetWare Loadable Module、 NLM、 Novell DOS、 Transaction Tracking System、 TTS は、 Novell, Inc.
の商標です。
Sun、 Sun Microsystems、 Java、 お よ び Sun、 Solaris、 Java を 含む す べ て の 商標 や ロ ゴ は、 Sun
Microsystems の商標ま たは登録商標です。
すべての会社名お よ び製品名は各社の商標ま たは登録商標です。
© Copyright 2013 Pervasive Software Inc. All rights reserved. こ のマニ ュ アルの全文、 一部に関わ り
な く 複製、 複写、 配布をす る こ と は、 前 も っ て発行者の書面に よ る 同意がない限 り 禁止 し ます。
本製品には、 Powerdog Industries に よ り 開発 さ れた ソ フ ト ウ ェ アが含ま れてい ます。
© Copyright 1994 Powerdog Industries.All rights reserved.
本製品には、 KeyWorks Software に よ り 開発 さ れた ソ フ ト ウ ェ アが含まれてい ます。
© Copyright 2002 KeyWorks Software.All rights reserved.
本製品には、 DUNDAS SOFTWARE に よ り 開発 さ れた ソ フ ト ウ ェ アが含まれてい ます。
© Copyright 1997-2000 DUNDAS SOFTWARE LTD. All rights reserved.
本製品には、 Apache Software Foundation Foundation (http://www.apache.org/) に よ り 開発 さ れた ソ
フ ト ウ ェ アが含まれてい ます。
本製品では フ リ ー ソ フ ト ウ ェ ア の unixODBC Driver Manager を 使用 し て い ま す。 こ れは Peter
Harvey ([email protected]) に よ っ て作成 さ れ、 Nick Gorham ([email protected]) に よ
り 変更お よ び拡張 さ れ た も の に Pervasive Software が 一部修正 を 加 え た も の で す。 Pervasive
Software は、 unixODBC Driver Manager プ ロ ジ ェ ク ト の LGPL 使用許諾契約書に従っ て、 こ のプ
ロ ジ ェ ク ト の現在の保守管理者に そ の コ ー ド 変更 を 提供 し ま す。 unixODBC Driver Manager の
Web ページは www.unixodbc.org にあ り ます。 こ のプ ロ ジ ェ ク ト に関す る 詳細については、 現在
の保守管理者であ る Nick Gorham ([email protected]) にお問い合せ く だ さ い。
GNU Lesser General Public License (LGPL) は本製品の配布 メ デ ィ アに含まれてい ます。 LGPL は
www.fsf.org/licensing/licenses/lgpl.html で も 見 る こ と がで き ます。
Installation Toolkit Handbook
2014 年 5 月
138-004429-004
目次
こ のマニ ュ アルについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v
こ のマニ ュ アルの読者 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . vi
こ のマニ ュ アルの構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . vii
表記上の規則 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . viii
1
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1
Pervasive PSQL イ ン ス ト ール プ ロ グ ラ ムのカ ス タ マ イ ズお よ び組み込み方法
カ ス タ ム イ ン ス ト ールの概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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2
2
2
3
Pervasive PSQL の イ ン ス ト ール実行後の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
シ ス テ ム パフ ォーマ ン ス の向上 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
5
5
イ ン ス ト ールのシ ンプルな カ ス タ マ イ ズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
7
セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルの使用に適 し た状況
MSI の使用に適 し た状況 . . . . . . . . . . . . . . . .
MSI テ ク ノ ロ ジ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
PTKSetup.ini . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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2
MSI オプシ ョ ン を使用 し た イ ン ス ト ール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
PTKSetup.ini 設定を使用 し た イ ン ス ト ール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
MSI オプシ ョ ン と PTKSetup.ini 設定を使用 し た イ ン ス ト ール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
イ ン ス ト ールの高度な カ ス タ マ イ ズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
CAB フ ァ イ ルを使用 し た イ ン ス ト ール パ ッ ケージ サ イ ズ と 各種機能の変更 . . . . . . . . . . 13
カ ス タ ム フ ァ イ ル選択に よ る 組み込み イ ン ス ト ールの開発 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
イ ン ス ト ールを カ ス タ マ イ ズす る 変換の作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
製品ア ッ プデー ト (パ ッ チ) のア ン イ ン ス ト ール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
iii
目次
iv
こ のマ ニュ ア ルについて
こ のマニ ュ アルには、 Pervasive 製品の イ ン ス ト ール プ ロ グ ラ ム を ほかのアプ リ ケーシ ョ ンの イ ン ス ト ール プ ロ
グ ラ ムに組み込む方法に関す る 開発者向けの情報が記載 さ れてい ます。
v
こ のマニ ュ アルの読者
こ のマニ ュ アルは、 Pervasive PSQL v11 SP3 を使っ て Windows オペレーテ ィ ン グ環境向けのアプ リ ケーシ ョ ン を
開発す る 開発者、 お よ び Pervasive PSQL v11 を配置す る IT 管理者を対象 と し てい ます。
vi
こ のマニ ュ アルの構成
こ のマニ ュ アルの各章について簡単に説明 し ます。
次の章では Pervasive PSQL Installation Toolkit の使用法に関す る 概念 と 手順を説明 し 、 作成 し た アプ リ ケーシ ョ ン
の イ ン ス ト ール プ ロ シージ ャ に Pervasive イ ン ス ト ールの全部ま たは一部をバン ド ルで き る よ う に し ます。
„
第 1 章 「Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ」
こ の章では、 Windows Installer テ ク ノ ロ ジ を使用 し た Pervasive PSQL コ ン ポーネ ン ト の組み込みについて説
明 し ます。
vii
表記上の規則
特段の記述がない限 り 、 コ マ ン ド 構文、 コ ー ド 、 お よ びコ ー ド 例では、 以下の表記が使用 さ れます。
大文字小文字の区別
通常、 コ マ ン ド と 予約語は、 大文字で表記 さ れ ま す。 本書で別途記述がない限 り 、 こ れ ら の項
目は大文字、 小文字、 あ る いはその両方を使っ て入力で き ます。 た と えば、 MYPROG、 myprog、
ま たは MYprog と 入力す る こ と がで き ます。
太字
太字で表示 さ れ る 単語には次の よ う な も のが あ り ま す。 メ ニ ュ ー名、 ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス 名、
コ マ ン ド 、 オプシ ョ ン、 ボ タ ン、 ス テー ト メ ン ト な ど。
固定幅フ ォ ン ト
固定幅フ ォ ン ト は、 コ マ ン ド 構文な ど、 ユーザーが入力す る テ キ ス ト に使われます。
[ ]
省略可能な情報には、 [log_name] の よ う に、 角かっ こ が使用 さ れます。 角かっ こ で囲ま れてい
ない情報は必ず指定す る 必要があ り ます。
|
縦棒は、 [file name | @file name] の よ う に、 入力す る 情報の選択肢を表 し ます。
< >
<> は、 /D=<5|6|7> の よ う に、 必須項目に対す る 選択肢を表 し ます。
変数
file name の よ う に斜体で表 さ れてい る 語は、 適切な値に置 き 換え る 必要のあ る 変数です。
...
[parameter...] の よ う に、 情報の後に省略記号が続 く 場合は、 その情報を繰 り 返 し 使用で き ます。
::=
記号 ::= は、 あ る 項目が別の項目用語で定義 さ れてい る こ と を意味 し ます。 た と えば、 a::=b は、
項目 a が b で定義 さ れてい る こ と を意味 し ます。
viii
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ
スタ マイ ズ
1
Pervasive PSQL イ ン ス ト ール プ ロ グ ラ ムのカ ス タ マ イ ズお よ び組み込み方法
こ の章で は、 Pervasive PSQL イ ン ス ト ール を カ ス タ マ イ ズ す る 方法の概念お よ び手順につい て 説明 し ま す。
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズでは、Pervasive PSQL 製品の全部ま たは一部を貴社のアプ リ ケーシ ョ
ンにバン ド ルす る こ と が可能です。 以下の項目について説明 し ます。
„
「カ ス タ ム イ ン ス ト ールの概要」
„
「 イ ン ス ト ールのシ ンプルな カ ス タ マ イ ズ」
„
「 イ ン ス ト ールの高度な カ ス タ マ イ ズ」
„
「製品ア ッ プデー ト (パ ッ チ) のア ン イ ン ス ト ール」
1
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
カ ス タ ム イ ン ス ト ールの概要
こ こ では、 Pervasive Software が Pervasive PSQL 製品 イ ン ス ト ールで使用す る テ ク ノ ロ ジお よ びカ ス タ マ イ ズ設定
の概要について説明 し ます。 Pervasive PSQL イ ン ス ト ールで使用 さ れ る テ ク ノ ロ ジは Microsoft Windows Installer
(MSI) です。 カ ス タ マ イ ズ用の設定は PTKSetup.ini フ ァ イ ルにあ り ます。
セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イルの使用に適 し た状況
ほ と ん ど の イ ン ス ト ール シナ リ オでは、 イ ン ス ト ールにセ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルを使用す る 必要があ り ま
す。 セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルは InstallShield ブー ト ス ト ラ ッ プ パ ッ ケージで、 イ ン ス ト ールを実行する 前
に さ ま ざ ま なチ ェ ッ ク を行い ます。 ま た、 セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルは、 MSI イ ン ス ト ールを起動す る 前に、
タ ーゲ ッ ト シ ス テ ム で必要な Windows イ ン ス ト ー ラ ー サービ ス のバージ ョ ン の検出 と イ ン ス ト ール も 行い ま
す。 要件を満たすバージ ョ ン の MSI が タ ーゲ ッ ト シ ス テ ムにあ る こ と を確認で き た場合は、 セ ッ ト ア ッ プ実行
可能フ ァ イ ルが自動的に MSI イ ン ス ト ールを起動 し ます。 イ ン ス ト ール し よ う と する シ ス テ ムに Pervasive PSQL
でサポー ト さ れ る MSI テ ク ノ ロ ジのバージ ョ ン が含 ま れてい る か ど う か不明な場合は、 セ ッ ト ア ッ プ実行可能
フ ァ イ ルを使用 し て く だ さ い。
MSI の使用に適 し た状況
ご自身の ソ フ ト ウ ェ ア アプ リ ケーシ ョ ンに Pervasive PSQL をバン ド ルす る 場合は、 Pervasive PSQL MSI フ ァ イ ル
に よ る イ ン ス ト ール処理を使用す る こ と をお勧め し ます。 MSI フ ァ イ ルを用いれば、 Pervasive PSQL でサポー ト
さ れ る バージ ョ ンの Windows イ ン ス ト ー ラ ーが タ ーゲ ッ ト シ ス テ ムに含まれてい る 場合、 ソ フ ト ウ ェ ア アプ リ
ケーシ ョ ンの イ ン ス ト ール時に Pervasive PSQL イ ン ス ト ールを呼び出す こ と がで き ます。Microsoft Windows Vista
以上では、 MSI フ ァ イ ルを用いた Pervasive PSQL イ ン ス ト ールを実行する 前に、 Pervasive PSQL イ ン ス ト ールを
呼び出す処理が、 昇格 さ れたユーザー資格情報で実行 さ れてい る 必要があ り ます。
ヒ ン ト Pervasive PSQL は Windows イ ン ス ト ー ラ ー v3.1 を使用 し ます。 Windows イ ン ス ト ー ラ ーがお使いの
シ ス テ ムにあ っ た場合、そのバージ ョ ン を調べる には、コ マ ン ド プ ロ ンプ ト で「MSIExec /?」 と 入力 し ます。
MSI テ ク ノ ロ ジ
MSI テ ク ノ ロ ジの詳細については、 Microsoft のマニ ュ アルお よ び Web サ イ ト を参照 し て く だ さ い。 Windows イ
ン ス ト ー ラ ーで使用可能なオプシ ョ ンやパ ラ メ ー タ ーは、DOS プ ロ ンプ ト で以下の コ マ ン ド を入力 し て使用で き
ます。
MSIEXEC.EXE /?
こ のマニ ュ アルでは こ の情報について こ れ以上の説明を行い ません。 その代わ り 、 貴社の Pervasive PSQL イ ン ス
ト ールを カ ス タ マ イ ズす る ために MSI テ ク ノ ロ ジ を使用す る 実例を提供 し ます。
メ モ Windows Vista 以降のオペレーテ ィ ン グ シ ス テ ム で MSI テ ク ノ ロ ジ を使用 し て イ ン ス ト ールを行 う に
は、 シ ス テ ム特権を持つ管理者ユーザー ア カ ウ ン ト と し て イ ン ス ト ールを実行す る 必要があ り ます。
MSI テ ク ノ ロ ジの使用
MSI テ ク ノ ロ ジ を使用 し て コ マ ン ド ラ イ ンに よ る イ ン ス ト ールを実行す る 場合は、MSI フ ァ イ ルを使用 し て イ ン
ス ト ール処理を実行 し ます。
2
カ ス タ ム イ ン ス ト ールの概要
次の表は、Pervasive PSQL の各製品 と 、その Pervasive PSQL 製品に関連付け ら れてい る セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ
イ ル名お よ び MSI フ ァ イ ル名を示 し てい ます。
表 1 Pervasive PSQL MSI およびセ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イルの名前
製品名
セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イル
MSI 実行可能フ ァ イル
サーバー エ ン ジ ン (64 ビ ッ ト )
SetupServer_x64.exe
PervasivePSQLv11Server_x64.msi
サーバー エ ン ジ ン (32 ビ ッ ト )
SetupServer_x86.exe
PervasivePSQLv11Server_x86.msi
Vx エン ジ ン (64 ビ ッ ト )
SetupServerVx_x64.exe
PervasivePSQLv11ServerVx_x64.msi
Vx エン ジ ン (32 ビ ッ ト )
SetupServerVx_x86.exe
PervasivePSQLv11ServerVx_x86.msi
ワ ー ク グループ エ ン ジ ン (32 ビ ッ ト )
SetupWorkgroup_x86.exe
PervasivePSQLv11WGE_x86.msi
ク ラ イ ア ン ト エン ジ ン (64 ビ ッ ト )
SetupClient_x64.exe
PervasivePSQLv11Client_x64.msi
ク ラ イ ア ン ト エン ジ ン (32 ビ ッ ト )
SetupClient_x86.exe
PervasivePSQLv11Client_x86.msi
ヒ ン ト MSI オプ シ ョ ン が Pervasive PSQL 製品の イ ン ス ト ール時に ど の よ う に使用 さ れ る かについ て は、
「MSI オプシ ョ ン を使用 し た イ ン ス ト ール」 お よ び 「MSI オプシ ョ ン と PTKSetup.ini 設定を使用 し た イ ン ス
ト ール」 で例を参照 し て く だ さ い。
PTKSetup.ini
PTKSetup.ini フ ァ イ ルは Pervasive PSQL の各製品の イ ン ス ト ールに含まれてい ます。 こ の フ ァ イ ルは イ ン ス ト ー
ル メ デ ィ アの MSI 実行可能フ ァ イ ルがあ る 同 じ フ ォ ルダーにあ り ます。 PTKSetup.ini フ ァ イ ルの各セ ク シ ョ ンに
は、 サポー ト さ れ る キー と 指定可能な値についての説明があ り ます。
PTKSetup.ini フ ァ イ ルには 2 つの主要セ ク シ ョ ンがあ り ます。 [PROPERTIES] セ ク シ ョ ンでは、 サ イ レ ン ト イ ン
ス ト ール時ま たは有人 イ ン ス ト ール時に使用可能なオプシ ョ ン を提供 し ます。 [Registry Migration] セ ク シ ョ ンは
Pervasive PSQL v10 よ り 前のバージ ョ ンの Pervasive PSQL にのみ適用 さ れます。 こ のセ ク シ ョ ンについては後で
詳 し く 説明 し ます。
注意 組み込む製品エデ ィ シ ョ ンに付属 し てい る PTKSetup.ini フ ァ イ ルを必ず使用 し て く だ さ い。 各エデ ィ
シ ョ ンのテ ク ノ ロ ジや イ ン ス ト ールには違いがあ る ため、 こ の初期設定フ ァ イ ルは製品ご と に異な り ます。
3
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
[PROPERTIES] セ ク シ ョ ン
次の表は、 PTKSetup.ini の [PROPERTIES] セ ク シ ョ ンにあ る カ ス タ マ イ ズ可能な カ テ ゴ リ と 、 各カ テ ゴ リ のキー
について概説 し ます。
表 2 PTKSetup.ini のプ ロパテ ィ のカ テ ゴ リ と キー
カ テゴ リ
キー
Setup Type
PVSW_PSQL_INSTALL_TYPE
Destination Folder
PVSW_PSQL_SKIP_INSTALLDIR
(カ ス タ ム セ ッ ト ア ッ プのみ)
Directory Locations
PVSW_PSQL_DATADIR
(カ ス タ ム セ ッ ト ア ッ プのみ)
PVSW_PSQL_INSTDIR32
PVSW_PSQL_INSTDIR64
PVSW_PSQL_ARCHIVE_DIR
Registration Page
PVSW_PSQL_UI_NO_REGISTER
PVSW_OEM_REGISTER_HTML
License
PVSW_PSQL_LICENSE_KEY
(ワ ー ク グループ エ ン ジ ン ま たはサーバー エ ン ジ ンのみ)
PVSW_PSQL_SKIP_LICENSE
Engine as Service or Application
PVSW_RUN_CCE_AS_SVC
(ワ ー ク グループ エ ン ジ ン ま たはキ ャ ッ シ ュ エ ン ジ ンのみ)
PVSW_RUN_WGE_AS_SVC
PVSW_APP_WAIT_TIME
XIO (Xtreme I/O)
PVSW_PSQL_INSTALL_XIO
(32 ビ ッ ト サーバー エン ジ ンのみ)
Optional Features - Custom Setup Only
Data Access Features
PVSW_PSQL_INSTALL_ACTIVEX
PVSW_PSQL_INSTALL_ADONET
PVSW_PSQL_INSTALL_BTRBOX
PVSW_PSQL_INSTALL_DTO
PVSW_PSQL_INSTALL_JCL
PVSW_PSQL_INSTALL_JDBC
PVSW_PSQL_INSTALL_OLEDB
PVSW_PSQL_INSTALL_PDAC
Java Utilities Feature
PVSW_PSQL_INSTALL_DDFB
PVSW_PSQL_INSTALL_PCC
PVSW_PSQL_INSTALL_DOCUMENTATION
PVSW_PSQL_INSTALL_NOTIFYVIEWER
PVSW_PSQL_INSTALL_JAVAUTILS
Other Utility Features
PVSW_PSQL_INSTALL_CBOL
PVSW_PSQL_INSTALL_COREUTILS
PVSW_PSQL_INSTALL_PSA
4
カ ス タ ム イ ン ス ト ールの概要
ヒ ン ト 各種プ ロ パテ ィ のキーの詳細については、イ ン ス ト ール パ ッ ケージに含まれてい る PTKSetup.ini フ ァ
イ ルの情報を参照 し て く だ さ い。
[Registry Migration] セ ク シ ョ ン
PTKSetup.ini フ ァ イ ルの 2 番目のセ ク シ ョ ンは、Pervasive PSQL v10 よ り 前のバージ ョ ンか ら ア ッ プグ レー ド す る
場合にのみ使用で き ます。 最新バージ ョ ンの Pervasive PSQL へア ッ プグ レー ド す る 間に、 こ のセ ク シ ョ ンに指定
さ れた レ ジ ス ト リ 設定を移行す る こ と に よ っ て、 Pervasive PSQL v9 以前の構成設定を維持 し ます。
ヒ ン ト 各種設定についてはすべて、 『Advanced Operations Guide』 で詳 し く 説明 し てい ます。
レ ジ ス ト リ 移行設定の書式
[Registry Migration] セ ク シ ョ ン では、 各種設定について以前のバージ ョ ン の設定が等号 (=) の左側に記載 さ れ、
等号の右側に Pervasive PSQL 用の設定が記載 さ れてい ます。
レ ジ ス ト リ 移行設定には次の よ う な書式を使用 し ます。
< 古いバージ ョ ン >=< 新 し いバージ ョ ン >
レ ジ ス ト リ 移行設定の使用
イ ン ス ト ール時に Pervasive PSQL v10 よ り 前のバージ ョ ン か ら 移行 し ない設定については コ メ ン ト 行に し ます。
移行 さ れ る キーが既に存在す る 場合、 以前の レ ジ ス ト リ 設定は移行 さ れた設定に置 き 換わ り ます。
メ モ Pervasive PSQL v10 以上のバージ ョ ン を ア ッ プグ レー ド す る 場合、 Pervasive PSQL の イ ン ス ト ールでは
こ のセ ク シ ョ ン を参照せず、 すべての設定を自動的に移行 し ます。
現在の設定を確認す る には bcfg ユーテ ィ リ テ ィ 使用 し ます。こ のユーテ ィ リ テ ィ については『Advanced Operations
Guide』 を参照 し て く だ さ い。 こ のユーテ ィ リ テ ィ を使用すれば、 現在の設定を取得 し て確認す る こ と がで き る の
で、 設定の変更が必要か ど う か を判断す る のに役立ち ます。
Pervasive PSQL のイ ン ス ト ール実行後の設定
Pervasive PSQL の イ ン ス ト ール後、 Distributed Tuning Interface (DTI) で使用可能な関数 を 使用 し て、 お使いの
Pervasive PSQL エン ジ ンの設定やチ ュ ーニ ン グ を行 う こ と がで き ます。 DTI の関数を使用すれば、 現在の設定を
調べた り プ ロ グ ラ ムか ら 設定を変更 し た り する な ど、 さ ま ざ ま な タ ス ク を実行す る こ と がで き ます。
Pervasive PSQL エ ン ジ ン の 設定 を 行 う た め の DTI 関数 の 使用 に 関す る 詳細 に つ い て は、 『Distributed Tuning
Interface Guide』 の 「DTI 関数グループ」 セ ク シ ョ ンにあ る 関数の一覧を参照 し て く だ さ い。
Pervasive DTO オブジ ェ ク ト は、DTI イ ン タ ーフ ェ イ ス と 同様、Pervasive Control Center 機能を実行す る ための COM
イ ン タ ーフ ェ イ ス です。
シ ス テム パフ ォ ーマ ン スの向上
ワ ー ク ス テーシ ョ ン を復旧す る ための方法 と し て再 イ メ ージ化やその他の技術を採用 し 、「シ ス テ ムの復元」 を使
用 し ない企業の環境では、 イ ン ス ト ー ラ ー動作用の 「シ ス テ ムの復元」 を無効にす る こ と に よ っ て、 シ ス テ ムの
復元ポ イ ン ト を作成す る ための時間やデ ィ ス ク ス ペー ス が不要にな り パ フ ォ ーマ ン ス を向上 さ せ る こ と がで き
ます。
「シ ス テ ム の復元」 を 無効にす る に は、 お使い の オペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム に固有の詳細 な 情報につい て、
Microsoft のヘルプ シ ス テ ム を参照 し て く だ さ い。
5
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
こ の設定は イ ン ス ト ー ラ ーが開始す る 復元動作のみに影響 し ます。 ま た こ の設定はグループ ポ リ シーで使用す る
こ と がで き 、 各ワ ー ク ス テーシ ョ ンへの配置を支援 し ます。
メ モ 「シ ス テ ムの復元」 は非常に重要な Windows の機能であ る ため、 ほ と ん ど の状況において、 こ の機能
を無効にす る こ と はお勧めで き ま せん。 「シ ス テ ム の復元」 の無効を適用で き る のは、 企業のシナ リ オ と し
て、 こ の機能を使用 し ない と し てい る 場合のみです。
6
イ ン ス ト ールのシ ン プルな カ ス タ マ イ ズ
イ ン ス ト ールのシ ン プルな カ ス タ マ イ ズ
以下の 3 つの方法のいずれか を使用す る こ と で、 イ ン ス ト ールに対 し て簡単な カ ス タ マ イ ズが行え ます。
„
「MSI オプシ ョ ン を使用 し た イ ン ス ト ール」
„
「PTKSetup.ini 設定を使用 し た イ ン ス ト ール」
„
「MSI オプシ ョ ン と PTKSetup.ini 設定を使用 し た イ ン ス ト ール」
MSI オプ シ ョ ン を使用 し た イ ン ス ト ール
こ こ では、 Windows イ ン ス ト ー ラ ーに含まれてい る オプシ ョ ン と パ ラ メ ー タ ーを使用 し た、 イ ン ス ト ールのカ ス
タ マ イ ズについて説明 し ます。
サイ レ ン ト イ ン ス ト ール
こ の quiet オプシ ョ ン を使用す る と 、 ユーザーが介入する こ と な く イ ン ス ト ールが実行で き ます。 サ イ レ ン ト イ
ン ス ト ールではそれ以外の別の イ ン ス ト ールを自動的に起動す る こ と はで き ません。 サ イ レ ン ト イ ン ス ト ールの
場合は、 製品が完全な最新版にな る よ う 別の イ ン ス ト ールを実行す る 必要があ る 場合 も あ り ます。 「サ イ レ ン ト
イ ン ス ト ールで特に考慮すべ き 点」 を参照 し て く だ さ い。
以下の手順では、 コ マ ン ド ラ イ ンか ら 、 quiet オプシ ョ ン を指定 し て Pervasive PSQL を イ ン ス ト ールす る 方法に
ついて説明 し ます。
メ モ イ ン ス ト ール先のシ ス テ ムに Microsoft Windows Installer (MSI) 3.1 以上が イ ン ス ト ール さ れてい る 場
合は、 下記の MSIEXEC プ ロ グ ラ ム用の手順を使用 し ます。 イ ン ス ト ール先のシ ス テ ムに MSI 3.1 以上があ
る か ど う かが不明な場合は、 セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルを使用 し て イ ン ス ト ール し て く だ さ い。「セ ッ ト
ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルを使用 し たサ イ レ ン ト イ ン ス ト ールの例」 を参照 し て く だ さ い。
¾ quiet (サイ レ ン ト ) オプ シ ョ ン を使用 し て Pervasive PSQL を イ ン ス ト ールするには
1
コ マ ン ド プ ロ ンプ ト か ら 次の コ マ ン ド を入力 し ます。
MSIEXEC.EXE /i <PervasiveProductName>.msi TRANSFORMS=1041.mst /qn
イ ン ス ト ール プ ロ グ ラ ムはユーザーが介入す る こ と な く バ ッ ク グ ラ ウ ン ド で実行 し ます。
2
現在の リ リ ース に製品ア ッ プデー ト が含まれてい る 場合はそれを イ ン ス ト ール し ます。「現在の リ リ ース用の
製品パ ッ チ」 を参照 し て く だ さ い。
メ モ コ マ ン ド ラ イ ン構文の詳 し い ド キ ュ メ ン ト については Windows Installer SDK を参照 し て く だ さ い。
¾ quiet (サイ レ ン ト ) オプ シ ョ ン を使用 し て Pervasive PSQL を ア ッ プグ レー ド するには
1
既存の製品 (ア ッ プグ レー ド 元の製品) に適用可能な製品ア ッ プデー ト があ る 場合は、 最初にそれを イ ン ス
ト ール し ます。 「製品を ア ッ プグ レー ド する ためのパ ッ チ」 を参照 し て く だ さ い。
2
「セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルを使用 し たサ イ レ ン ト イ ン ス ト ールの例」 で説明 さ れてい る セ ッ ト ア ッ プ
実行可能フ ァ イ ル、 または 「quiet (サ イ レ ン ト ) オプシ ョ ン を使用 し て Pervasive PSQL を イ ン ス ト ールす る
には」で説明 さ れてい る MSIEXEC プ ロ グ ラ ムのいずれか を使用 し て Pervasive PSQL を イ ン ス ト ール し ます。
イ ン ス ト ール先のシ ス テ ム に Microsoft Windows Installer (MSI) 3.1 以上が イ ン ス ト ール さ れてい る 場合は、
MSIEXEC プ ロ グ ラ ム を使用 し ます。 イ ン ス ト ール先のシ ス テ ムに Microsoft Windows Installer (MSI) 3.1 以
上があ る か ど う かが不明な場合は、 セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルを使用 し ます。
7
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
3
現在の リ リ ース に製品ア ッ プデー ト が含まれてい る 場合はそれを イ ン ス ト ール し ます。「現在の リ リ ース用の
製品パ ッ チ」 を参照 し て く だ さ い。
サイ レ ン ト イ ン ス ト ールで特に考慮すべき点
サ イ レ ン ト イ ン ス ト ールではそれ以外の別の イ ン ス ト ールを自動的に起動す る こ と はで き ません。サ イ レ ン ト イ
ン ス ト ールの場合は、 製品が完全な最新版にな る よ う 別の イ ン ス ト ールを実行す る 必要があ る 場合 も あ り ます。
その よ う な独立 し た イ ン ス ト ールの例には次の よ う な も のがあ り ます。
„
「製品を ア ッ プグ レー ド す る ためのパ ッ チ」
„
「現在の リ リ ース用の製品パ ッ チ」
製品を ア ッ プグ レー ド する ためのパ ッ チ
ア ッ プグ レー ド と は旧バージ ョ ンの リ リ ース か ら 現在の リ リ ース に移行す る こ と です。 現在の リ リ ース にア ッ プ
グ レー ド す る 前に、 パ ッ チを適用 し てお く 必要があ る 場合があ り ます。 現在の リ リ ース用の readme フ ァ イ ルを参
照 し て く だ さ い。 こ れには必要な ア ッ プグ レー ド パ ッ チが挙げ ら れてい ます。 ア ッ プグ レー ド パ ッ チが使用可能
であれば、 最初にそれを イ ン ス ト ール し ます。
ヒ ン ト こ のガ イ ド の例では、 実行を よ り 高速にする ために、 "eom" ロ グ フ ラ グ を使用 し ます。 こ のオプシ ョ
ンは、 エ ラ ー情報のみを含む ロ グ フ ァ イ ルを生成 し ます。 エ ラ ーが発生 し た場合は、 サポー ト へ問い合わせ
る 前に、 "/l*v" ロ グ オプシ ョ ン を使っ て コ マ ン ド を再実行 し 、 詳細な ロ グ フ ァ イ ルを生成 し て く だ さ い。
コ マ ン ド プ ロ ンプ ト か ら 以下の コ マ ン ド を使用 し てパ ッ チを イ ン ス ト ール し ます。
Product_type_platform.msp /qn /leom "%temp%\product_pre-UpgradePatch.log"
こ の場合、
Product は製品を示し、 type および platform は製品の種類と製品を実行するプラットフォームを示します。 た と え
ば、 PSQLversionPatch_Client_x86.msp は、 32 ビ ッ ト プ ラ ッ ト フ ォームの Pervasive PSQL ク ラ イ ア ン ト を参照 し ま
す。
現在の リ リ ース用の製品パ ッ チ
現在の リ リ ース用のパ ッ チは 「製品ア ッ プデー ト 」 と 呼ばれます。 製品の現在の リ リ ース に よ っ ては、 サ イ レ ン
ト イ ン ス ト ールの後に製品ア ッ プデー ト を適用す る 必要があ る 場合 も あ り ま す。 製品ア ッ プデー ト が必要な場
合、 イ ン ス ト ール メ デ ィ アの ~\Redist\PVSW\PSQL\Patches\ フ ォ ルダーにそのア ッ プデー ト があ り ます。
その フ ォ ルダーのパ ッ チを イ ン ス ト ールす る と 現在の リ リ ース が確実に最新版にな り ます。 た と えば、 以下の コ
マ ン ド は 32 ビ ッ ト 版の Pervasive PSQL Server 用の製品ア ッ プデー ト を イ ン ス ト ール し ます。
path_to_installation_media\Redist\PVSW\PSQL\Patches\PSQLversionPatch_Server_x86.msp /
qn /leom "%temp%\PSQLversion_post-InstallPatch.log"
サイ レ ン ト イ ン ス ト ールが終了 し た こ と を判断する
サ イ レ ン ト イ ン ス ト ールが終了 し たか ど う かを判断す る ために次のいずれかの方法を使用で き ます。
1
/qb、 /qb!、 /qb+、 /qb-、 /qb な ど の標準的な UI オプシ ョ ンの う ちの 1 つを指定 し て Pervasive PSQL の イ ン ス
ト ールが実行 さ れ る よ う 、 Windows Installer Process (msiexec.exe) に渡 さ れ る コ マ ン ド を修正 し ます。 MSI の
UI レベルに関す る 詳 し い情報については、 Web サ イ ト の Microsoft Developer Network (MSDN) ラ イ ブ ラ リ
を参照 し て く だ さ い。
setup.exe コ マ ン ド ラ イ ン オプ シ ョ ン /v の後のすべてが msiexec.exe に渡 さ れ る こ と に注意 し て く だ さ い。
InstallShield ラ ンチ ャ ー (setup.exe) を使用 し て msiexec.exe コ マ ン ド ラ イ ン オプシ ョ ン を渡す方法の詳細に
ついては、 Macrovision Helpnet Web サ イ ト を ご覧 く だ さ い。
8
イ ン ス ト ールのシ ン プルな カ ス タ マ イ ズ
2
イ ン ス ト ール コ マ ン ド を順に実行す る Windows バ ッ チ ス ク リ プ ト を作成 し ます。 バ ッ チ ス ク リ プ ト が完了
す る と 、 サ イ レ ン ト イ ン ス ト ールが終了 し ます。
64 ビ ッ ト 版 Pervasive PSQL Server を イ ン ス ト ールする バ ッ チ ス ク リ プ ト は次の と お り です。
@echo off
set TS_FILE=%windir%\system32\change.exe
set PSQL_EXE=%cd%\Server\SetupServer_x64.exe
set PSQL_LOG=%temp%\SetupServer_x64.log"
set MODE=REALLYSUPPRESS
set PSQL_EXE_CLI=/S /v"/leom %PSQL_LOG% /qn REBOOT=%MODE%
set PSQL_MSP_PATH=%cd%\Server\Redist\PVSW\PSQL\patches
set PSQL_MSP=%PSQL_MSP_PATH%\PSQLversionPatch_Server_x64.msp
set PSQL_MSP_LOG=%temp%\PSQLversionPatch_Server_x64.log
set PSQL_MSP_CLI=/leom %PSQL_MSP_LOG% /qn REBOOT=%MODE%
echo Pervasive PSQL Install
echo ...changing to 'install' mode
echo
for terminal services systems
if EXIST "%TS_FILE%" change user /install
echo run main PSQL MSI Installer
"%PSQL_EXE%" %PSQL_EXE_CLI%
if NOT exist "%PSQL_MSP%" goto RESUME
echo run PSQL Patch Installer
"%PSQL_MSP%" %PSQL_MSP_CLI%
:RESUME
echo -- Reset install mode, if needed
if EXIST "%TS_FILE%" change user /execute
echo PSQL Install Complete
メ モ こ の例は 64 ビ ッ ト 版のサーバー用です。 その他の製品の場合は、 イ ン ス ト ー ラ ー名や ロ グ フ ァ イ ルを
各製品 に 応 じ た 適切 な 名前 に 変更 し て く だ さ い。 ま た、 特定 の オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム の 場合は、
Administrator (管理者) と し てバ ッ チ ス ク リ プ ト を実行する 必要があ り ます。 お使いのオペレーテ ィ ン グ シ
ス テ ムに応 じ た、 バ ッ チ ス ク リ プ ト を実行す る ための適切な権限を必ず持っ てい る 必要あ り ます。
PTKSetup.ini 設定を使用 し た イ ン ス ト ール
こ のセ ク シ ョ ンでは、 PTKSetup.ini 設定を使用す る カ ス タ ム イ ン ス ト ールを コ マ ン ド ラ イ ンか ら 実行す る 作業例
を示 し ます。 PTKSetup.ini 設定を使用す る イ ン ス ト ール方法には、 こ の INI フ ァ イ ルで設定を指定 し 、 コ マ ン ド
ラ イ ンか ら オプシ ョ ン を指定 し ないで イ ン ス ト ールを実行する と い う も う 1 つの方法 も あ り ます。
PTKSetup.ini フ ァ イ ルで値を設定す る こ と はで き ますが、INI キーや値を こ の フ ァ イ ルに追加す る こ と はで き ない
ので注意 し て く だ さ い。 こ のフ ァ イ ルに INI キーや値を追加 し て も 、 それ ら が Pervasive Software で定義 さ れてい
なければ イ ン ス ト ール処理で無視 さ れます。
9
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
Pervasive PSQL キーの指定
Pervasive PSQL v11 よ り 前のバージ ョ ンの Pervasive PSQL で、Pervasive PSQL キーは PTKSetup.ini フ ァ イ ルで属性
と し て指定で き ま し た。 そのため、 複数の イ ン ス ト ールで同 じ キーを使用で き ま し た。 本バージ ョ ン では イ ン ス
ト ールご と に独自の一意キーが必要 と な り ます。 従来どお り 、 PTKSetup.ini にキーを指定す る こ と はで き ますが、
そのキーは イ ン ス ト ールが実行 さ れ る マシ ン ご と に一意でなければな り ません。
キーの配布には さ ま ざ ま な手段が用い ら れます。 た と えば、 パ ッ ケージの箱の上にキーを印刷す る 、 箱の中に同
梱す る 、 エン ド ユーザーへの電子 メ ールに記載する な ど の手段があ り ます。 キーの配布に ど の よ う な方法を用い
た と し て も 、 PTKSetup.ini におけ る キーの一意性を保証す る 1 つの方法は、 アプ リ ケーシ ョ ンの イ ン ス ト ールで
エン ド ユーザーにキーの入力を促す こ と です。 その後、 アプ リ ケーシ ョ ンの イ ン ス ト ールで PTKSetup.ini の ロ ー
カ ル コ ピ ー に そ の キ ー を 書 き 込む こ と が で き 、 PTKSetup.ini を 使用す る イ ン ス ト ー ル処理 を 続行 し ま す。
PTKSetup.ini に有効な キーが指定 さ れてい る 場合、 Pervasive PSQL イ ン ス ト ール処理に よ っ てそのキーが自動的
に認証 さ れ ます。 キーが有効であ る と い う こ と は、 イ ン ス ト ールが実行 さ れ る マシ ンに対 し て キーが一意であ る
と い う こ と です。
オプ シ ョ ン機能のイ ン ス ト ール
次の手順では、 コ マ ン ド ラ イ ンか ら オプシ ョ ン機能を使用 し て Pervasive PSQL を イ ン ス ト ールす る 方法について
説明 し ます。
¾Pervasive PSQL を マニ ュ アルな し で イ ン ス ト ールするには
1
DOS コ マ ン ド プ ロ ンプ ト ウ ィ ン ド ウ を開き ます。
2
次の コ マ ン ド を入力 し ます。
MSIEXEC.EXE /i "<PervasiveProductName>.msi" PVSW_PSQL_INSTALL_DOCUMENTATION=0
TRANSFORMS=1041.mst
3
Enter キーを押 し ます。
イ ン ス ト ール プ ロ グ ラ ムは、 オプシ ョ ン機能の一覧か ら マニ ュ アル オプシ ョ ン を削除 し て実行 し ます。
¾ キーの認証を含む Pervasive PSQL のイ ン ス ト ール
1
DOS コ マ ン ド プ ロ ンプ ト ウ ィ ン ド ウ を開き ます。
2
イ ン ス ト ールが実行 さ れ る マシ ンに対する 一意のキーを使用 し て、 以下の コ マ ン ド を入力 し ます。
MSIEXEC.EXE /i "<PervasiveProductName>.msi"
D2CFK-9IR6K-G2C3X TRANSFORMS=1041.mst
PVSW_PSQL_LICENSE_KEY=NG2ZE-ZKS3C-
「Pervasive PSQL キーの指定」 も 参照 し て く だ さ い。
MSI オプ シ ョ ン と PTKSetup.ini 設定を使用 し た イ ン ス ト ール
PTKSetup.ini フ ァ イ ルの設定に加え て MSI オプシ ョ ン と パ ラ メ ー タ ー も 使用 し て、 Pervasive PSQL イ ン ス ト ール
を カ ス タ マ イ ズす る こ と がで き ます。 こ の方法を使用すれば、 PTKSetup.ini 内のプ ロ パテ ィ を無効に し 、 コ マ ン
ド ラ イ ンか ら 追加オプシ ョ ン を使っ て イ ン ス ト ールを実行で き ます。
こ のセ ク シ ョ ンでは、 こ れ ら の両方のオプシ ョ ン を使用 し て カ ス タ マ イ ズ さ れた イ ン ス ト ールの作業例を提供 し
ます。 こ こ で提供す る 例は、 前述の例で使用 し た、 PTKSetup.ini フ ァ イ ルで値を設定する 方法 と コ マ ン ド ラ イ ン
でオプシ ョ ン を指定す る 方法を組み合わせた も のです。
¾Pervasive PSQL を マニ ュ アルな し で quiet オプ シ ョ ン を使っ て イ ン ス ト ールするには
1
PTKSetup.ini フ ァ イ ルで、 以下のプ ロ パテ ィ を探 し ます。
;PVSW_PSQL_INSTALL_DOCUMENTATION=1
2
こ のプ ロ パテ ィ の値を 0 に変更 し 、 次の よ う に し ます。
PVSW_PSQL_INSTALL_DOCUMENTATION=0
10
イ ン ス ト ールのシ ン プルな カ ス タ マ イ ズ
ヒ ン ト 必ず先頭の ";" を削除 し て コ メ ン ト を外 し 、 プ ロ パテ ィ が含まれ る よ う に し て く だ さ い。
3
DOS コ マ ン ド プ ロ ンプ ト ウ ィ ン ド ウ を開き ます。
4
次の コ マ ン ド を入力 し ます。
MSIEXEC.EXE /i <PervasiveProductName>.msi TRANSFORMS=1041.mst /qn
5
Enter キーを押 し ます。
こ れで、 イ ン ス ト ール プ ロ グ ラ ムはバ ッ ク グ ラ ウ ン ド でサ イ レ ン ト に実行 さ れ、 ユーザー マニ ュ アルは イ ン
ス ト ール さ れません。
「サ イ レ ン ト イ ン ス ト ールで特に考慮すべ き 点」 も 参照 し て く だ さ い。
¾Pervasive PSQL をキーの認証付き で Quiet オプ シ ョ ン を使っ て イ ン ス ト ールする には
1
PTKSetup.ini フ ァ イ ルで、 以下のプ ロ パテ ィ を探 し ます。
;PVSW_PSQL_LICENSE_KEY=
2
次に示す よ う に、 こ のプ ロ パテ ィ の値を、 イ ン ス ト ールが実行 さ れ る マシ ンに対す る 一意のキーに変更 し ま
す。
PVSW_PSQL_LICENSE_KEY=NG2ZE-ZKS3C-D2CFK-9IR6K-G2C3X
「Pervasive PSQL キーの指定」 も 参照 し て く だ さ い。
3
DOS コ マ ン ド プ ロ ンプ ト ウ ィ ン ド ウ を開き ます。
4
次の コ マ ン ド を入力 し ます。
MSIEXEC.EXE /i <PervasiveProductName>.msi TRANSFORMS=1041.mst /qn
5
Enter キーを押 し ます。
こ れで、 イ ン ス ト ール プ ロ グ ラ ムはバ ッ ク グ ラ ウ ン ド でサ イ レ ン ト に実行 さ れ、 ユーザー マニ ュ アルは イ ン
ス ト ール さ れません。
「サ イ レ ン ト イ ン ス ト ールで特に考慮すべ き 点」 も 参照 し て く だ さ い。
セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イルで別の設定フ ァ イルの場所を使用する
MSI のパブ リ ッ ク プ ロ パテ ィ であ る PVSW_CFG_FILE を設定 し て完全に修飾 さ れた フ ァ イ ル パ ス名を渡す こ と
に よ っ て、 別の設定フ ァ イ ルを使用す る こ と がで き ます。 こ のプ ロ パテ ィ は、 コ マ ン ド ラ イ ン で Windows のプ
ロ セ ス (msiexec) に渡す必要があ り ます。
こ のプ ロ パテ ィ を渡す前に、 プ ロ パテ ィ に スペース が含まれてい る か ど う か を確認 し ます。 こ のプ ロ パテ ィ に ス
ペース が含まれていない場合は、 次の例の よ う に指定 し ます。
SetupName.exe /V"PVSW_CFG_FILE=c:\temp\ConfigFile.ini"
メ モ /V コ マ ン ド ラ イ ン オプシ ョ ンの後に スペース を入れないで く だ さ い。
プ ロ パテ ィ に スペー ス が含 ま れてい る 場合は、 次の例に示す よ う に、 そのプ ロ パテ ィ の値を二重引用符で囲み、
先頭に円記号 (\") を付け る 必要があ り ます。
SetupName.exe /V"PVSW_CFG_FILE=\"c:\Documents and Settings\UserName\temp\
ConfigFile.ini\""
上記の例を組み合わせて使用すれば、 MSI の複数のプ ロ パテ ィ 設定を渡す こ と も で き ます。
SetupName.exe /V"PROPERTY1=0 PROPERTY2=\"c:\My Path\Some File.txt\""
11
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
MSI 実行可能 フ ァ イルで別の設定 フ ァ イルの場所を使用する
対象 と す る タ ーゲ ッ ト シ ス テ ムに、 現在サポー ト さ れてい る Windows イ ン ス ト ー ラ ーのバージ ョ ン があ る 場合
は、 MSI 実行可能フ ァ イ ルを使用す る だけです。 MSDN のサポー ト 技術情報 (Knowledge Base) で Windows イ ン
ス ト ー ラ ーの コ マ ン ド ラ イ ン オプシ ョ ン に関す る ト ピ ッ ク 「Command-Line Options」 (英語) に記載 さ れてい る
MSI パブ リ ッ ク プ ロ パテ ィ を指定す る 手順に従い ます。
msiexec.exe /i "{ パス }\MSIPackage.msi" PROPERTY1=" プロパテ ィ 値 " PROPERTY2=0
12
イ ン ス ト ールの高度な カ ス タ マ イ ズ
イ ン ス ト ールの高度な カ ス タ マ イ ズ
こ のセ ク シ ョ ン では、 Pervasive PSQL の組み込み イ ン ス ト ールに対 し て高度な カ ス タ マ イ ズ を行 う 方法について
詳 し く 説明 し ます。 Pervasive PSQL は イ ン ス ト ールの高度な カ ス タ マ イ ズ方法 と し て以下をサポー ト し ます。
„
「CAB フ ァ イ ルを使用 し た イ ン ス ト ール パ ッ ケージ サ イ ズ と 各種機能の変更」
„
「カ ス タ ム フ ァ イ ル選択に よ る 組み込み イ ン ス ト ールの開発」
„
「 イ ン ス ト ールを カ ス タ マ イ ズす る 変換の作成」
CAB フ ァ イルを使用 し た イ ン ス ト ール パ ッ ケージ サイ ズ と 各種機能の変更
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールにはキ ャ ビ ネ ッ ト (CAB) フ ァ イ ルが含まれてい ます。 こ の フ ァ イ ルはご自身の イ
ン ス ト ール パ ッ ケージか ら 削除す る こ と に よ っ て イ ン ス ト ール パ ッ ケージの全体のサ イ ズ を削減 し た り 、不要な
フ ァ イ ルを使用 し ない よ う にす る こ と がで き ます。 こ れ ら の フ ァ イ ルを削除す る と 、 カ ス タ ム セ ッ ト ア ッ プ時に
グ ラ フ ィ カル ユーザー イ ン タ ーフ ェ イ ス で使用可能な機能の リ ス ト か ら 該当する 機能を自動的に削除 し ます。
CAB フ ァ イルを使っ た作業 と 機能のア ッ プデー ト
CAB フ ァ イ ルは、 MSI 実行可能フ ァ イ ルやセ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イ ルがあ る 同 じ デ ィ レ ク ト リ にあ り ます。
先頭にア ン ダース コ ア (_) が付 く CAB フ ァ イ ルがその イ ン ス ト ール タ イ プに必要な も のです。 イ ン ス ト ール タ
イ プご と に必要な フ ァ イ ルの リ ス ト については、 「必要な フ ァ イ ル」 を参照 し て く だ さ い。
CAB フ ァ イ ルの コ ア セ ッ ト は変わ り ません。 ただ し 、 Pervasive PSQL へのア ッ プデー ト には、 新たに追加 さ れた
コ ン ポーネ ン ト や機能を担 う ために、 Pervasive PSQL v11 で リ リ ース さ れてい る オ リ ジナル セ ッ ト か ら 追加 さ れ
た CAB フ ァ イ ルが含まれます。 新 し い CAB フ ァ イ ルが存在する 場合、 Pervasive PSQL へのア ッ プデー ト では追
加の CAB フ ァ イ ルの生成が必要 と な る 可能性があ り ま す。 イ ン ス ト ール タ イ プ用の フ ァ イ ルの最新セ ッ ト と 、
イ ン ス ト ール し よ う と す る オプシ ョ ン機能を確認 し て入手 し て く だ さ い。
必要な フ ァ イル
必要な CAB フ ァ イ ルはア ン ダース コ アで指定 さ れます。 次の表は、 各 イ ン ス ト ール タ イ プに必要な キ ャ ビ ネ ッ
ト フ ァ イ ルの一覧を示 し ます。
表 3 エ ン ジ ンのイ ン ス ト ール タ イ プ別に必要なキ ャ ビ ネ ッ ト フ ァ イル
キャ ビネ ッ ト
フ ァ イル
サーバー VX
64
サーバー VX
32
サーバー
64
サーバー
32
クライアント
64
_CE32.cab
○
○
_DbEng32.cab
_DbEng.cab
○
○
○
○
_PSQL32.cab
○
○
○
_PSQL64.cab
○
_PSQL.cab
○
_Srvr32.cab
_Srvr64.cab
ワークグルー
プ
○
_CE32_64.cab
_Core.cab
クライアント
32
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
13
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
表 3 エ ン ジ ンのイ ン ス ト ール タ イ プ別に必要なキ ャ ビ ネ ッ ト フ ァ イル
キャ ビネ ッ ト
フ ァ イル
サーバー VX
64
サーバー VX
32
サーバー
64
サーバー
32
_SrvrEng.cab
○
○
○
○
クライアント
64
_WGC.cab
クライアント
32
ワークグルー
プ
○
○
_WGE.cab
○
オプ シ ョ ン機能
次の表は、 イ ン ス ト ール タ イ プ別に適用 さ れ る オプシ ョ ン機能の一覧を示 し ます。
表 4 エ ン ジ ンのイ ン ス ト ール タ イ プ別オプ シ ョ ン機能のキ ャ ビ ネ ッ ト フ ァ イル
サーバー VX
64
サーバー VX
32
ActiveX.cab
○
○
○
○
ADONET.cab
○
○
○
○
BtreveDos.cab
○
○
○
CSE32Cmn.cab
○
○
○
キャ ビネ ッ ト
フ ァ イル
CSE32Eng.cab
サーバー
64
○
サーバー
32
クライアント
64
クライアント
32
ワークグルー
プ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
CSE64Eng.cab
○
CSECmEng.cab
○
○
○
○
DDFB.cab
○
○
○
○
○
○
Docs.cab
○
○
○
○
○
○
DocsVx.cab
○
○
DTO64.cab
○
DTO.cab
○
○
○
○
○
○
EclipRCP.cab
○
○
○
○
○
○
JCL.cab
○
○
○
○
○
○
JDBC.cab
○
○
○
○
○
○
JRE6.cab
○
○
○
○
○
○
JreUtils.cab
○
○
○
○
○
○
NVUtil.cab
○
○
○
○
OLEDb.cab
○
○
○
○
○
○
PCC.cab
○
○
○
○
○
○
PDAC.cab
○
○
○
○
○
○
PSA.cab
○
○
○
○
○
○
14
○
○
○
○
○
イ ン ス ト ールの高度な カ ス タ マ イ ズ
表 4 エ ン ジ ンのイ ン ス ト ール タ イ プ別オプ シ ョ ン機能のキ ャ ビ ネ ッ ト フ ァ イル
サーバー VX
64
サーバー VX
32
Utils2.cab
○
○
○
Utils.cab
○
○
○
キャ ビネ ッ ト
フ ァ イル
WPMCS32.cab
WPMCS64.cab
サーバー
64
サーバー
32
○
クライアント
64
クライアント
32
ワークグルー
プ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
XIO.cab
○
オプ シ ョ ン機能の要件
一部のオプシ ョ ン機能では、 その機能を有効にする ために別の コ ン ポーネ ン ト が必要な場合があ り ます。 以下の
表には、 別の コ ン ポーネ ン ト を必要 と す る オプシ ョ ン機能を一覧表示 し ます。
表 5 オプ シ ョ ン機能のキ ャ ビ ネ ッ ト フ ァ イルの要件
Cobol
Schema
Executor
CSE32Cmn.cab
○
CSE32Eng.cab
○
CSE64Eng.cab
○
CSECmEng.cab
○
Data
Dictionary
File Builder
DDFB.cab
Pervasive
PSQL Control
Center
Pervasive
System
Analyzer
Pervasive
ユーザー向け
ド キュ メ ン ト
Notification
Viewer
○
Docs.cab
○
EclipRCP.cab
○
○
○
○
JRE6.cab
○
○
○
○
JreUtils.cab
○
NVUtil.cab
○
PCC.cab
○
PSA.cab
○
○
Utils2.cab
○
○
○
○
Utils.cab
○
○
○
○
CAB フ ァ イル イ ン ス ト ールの例
CAB フ ァ イ ルを使用 し た イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズの例を以下に示 し ます。 こ の例は、 ワ ー ク グループ エ ン
ジ ンの イ ン ス ト ールに、 唯一のオプシ ョ ン機能 と し て ド キ ュ メ ン ト を加え ます。
15
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
メ モ ド キ ュ メ ン ト には、 Eclipse フ レーム ワー ク と Pervasive PSQL Control Center を イ ン ス ト ールす る 必要が
あ り ます。
¾ ワー ク グループ エ ン ジ ン と ド キ ュ メ ン ト をパ ッ ケージするには
1
ワ ー ク グループ エン ジ ン用に必要な CAB フ ァ イ ルを選択 し ます ( 「エン ジ ンの イ ン ス ト ール タ イ プ別に必
要な キ ャ ビ ネ ッ ト フ ァ イ ル」 を参照)。 こ れ ら の フ ァ イ ルは以下の と お り です。
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Š
Š
Š
Š
Š
2
_Core.cab
_DbEng32.cab
_DbEng.cab
_PSQL32.cab
_WGC.cab
_WGE.cab
ド キ ュ メ ン ト 用のオプシ ョ ン機能 CAB フ ァ イ ルを選択 し ます (「オプシ ョ ン機能のキ ャ ビ ネ ッ ト フ ァ イ ルの
要件」 を参照)。 こ れ ら の フ ァ イ ルは以下の と お り です。
Š
Š
Š
Š
Docs.cab
EclipRCP.cab
PCC.cab
JRE6.cab
上記の 2 つの手順で挙げた フ ァ イ ルは、 ワー ク グループ エン ジ ン と ド キ ュ メ ン ト を イ ン ス ト ールす る ために
必要な CAB フ ァ イ ルです。 その他の CAB フ ァ イ ルは イ ン ス ト ール パ ッ ケージか ら 削除 し て も 構い ません。
カ ス タ ム フ ァ イル選択によ る組み込みイ ン ス ト ールの開発
Pervasive PSQL イ ン ス ト ールを ご自分のアプ リ ケーシ ョ ンに組み込む も う 1 つの方法は、 カ ス タ ム フ ァ イ ル選択
を使用す る こ と です。 こ れは、 「チ ェ リ ー ピ ッ キ ン グ (良い も ののみを選ぶ こ と ) 」 と 呼ばれ る こ と も あ り ます。
こ の方法を使用すれば、 個々の フ ァ イ ル レベルで Pervasive PSQL コ ン ポーネ ン ト を選択す る こ と がで き ます。
イ ン ス ト ールを カ ス タ マ イ ズする変換の作成
組み込み イ ン ス ト ールを カ ス タ マ イ ズす る も う 1 つの高度な方法は、 Windows イ ン ス ト ー ラ ーに よ る 変換フ ァ イ
ル (MST) を作成す る こ と です。 イ ン ス ト ールを カ ス タ マ イ ズす る ために変換フ ァ イ ルを作成す る 手法は、 カ ス
タ マ イ ズ さ れた イ ン ス ト ール用にカ ス タ ム フ ァ イ ル選択を使用す る 方法 と 異な り 、 イ ン ス ト ール時に よ り 柔軟に
機能が選択で き 、 MSI テ ク ノ ロ ジに関連す る 機能を保持 し 、 ま た ア ッ プグ レー ド やパ ッ チを簡単に適用す る こ と
がで き ます。
MSI 変換を生成す る には、 イ ン ス ト ール デー タ ベース を操作する 必要があ り ます。 変換フ ァ イ ルを生成に使用で
き る ツールがい く つかあ り ます。 こ れ ら の ツール と は Windows プ ラ ッ ト フ ォーム SDK の InstallShield、 Microsoft
Orca ま たは MSI ユーテ ィ リ テ ィ です。
シ ョ ー ト カ ッ ト な し の組み込みイ ン ス ト ールの作成
カ ス タ マ イ ズ さ れ た イ ン ス ト ールに変換 フ ァ イ ル を 使用す る 例は、 シ ョ ー ト カ ッ ト を イ ン ス ト ール し な い
Pervasive PSQL の イ ン ス ト ールが挙げ ら れます。 こ の タ イ プの手法を実践する 手順を以下に説明 し ます。
1
元の Pervasive PSQL MSI パ ッ ケージの コ ピーを作成 し ます。 た と えば、 PervasivePSQLv11WGE_x86_copy.msi
と し ます。
2
InstallShield ま たは Orca な ど の Windows イ ン ス ト ー ラ ー テーブル エデ ィ タ ーを使用 し てそのデー タ ベース
の コ ピーを開き ます。
3
Shortcut テーブルで、 InstallExecuteSequence レ コ ー ド におけ る Action=CreateShortcuts の Condition 値を変更 し
ます。
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イ ン ス ト ールの高度な カ ス タ マ イ ズ
現在の InstallExecuteSequence レ コ ー ド
CreateShortcuts
<null_value>
5500
修正後の InstallExecuteSequence レ コ ー ド
CreateShortcuts
NOSHORTCUTS
5500
メ モ "NOSHORTCUTS" な ど の未定義のプ ロ パテ ィ 名を追加す る と 、 ア ク シ ョ ン が省かれ る ので シ ョ ー ト
カ ッ ト が作成 さ れません。
4
2 つのパ ッ ケージ を比較 し て変換フ ァ イ ルを生成で き る ツール (InstallShield/Orca/MSI ユーテ ィ リ テ ィ ) を
使 っ て、 元 の MSI イ ン ス ト ー ル フ ァ イ ル PervasivePSQLv11WGE_x86.msi と 変 更 し た コ ピ ー の
PervasivePSQLv11WGE_x86_copy.msi を比較 し 、 MSI 変換フ ァ イ ル (MST) を生成 し ます。
5
生成 し た変換フ ァ イ ルに MyTransform.MST な ど の一意の名前を付け ます。
6
変換フ ァ イ ルには一緒に イ ン ス ト ール フ ァ イ ルを含め、 コ マ ン ド ラ イ ンで TRANSFORMS プ ロ パテ ィ に変
換の名前を設定す る 変更を行い ます (TRANSFORMS=MyTransform.MST)。
生成 し た変換フ ァ イ ルの使用については以下の変更例を参照 し て く だ さ い。
セ ッ ト ア ッ プ実行可能フ ァ イルを使用 し たサイ レ ン ト イ ン ス ト ールの例
次の例は、 ユーザーの一時フ ォ ルダーに ロ グ フ ァ イ ルを作成 し ます。
SetupWorkgroup_x86.exe /s /v"/qn REBOOT=ReallySuppress /leom \"%TEMP%\
PSQL_version_Install.log\" TRANSFORMS=MyTransform.MST"
次の例は、 ユーザーの一時フ ォ ルダーに ロ グ フ ァ イ ルを作成 し 、 製品キー と サービ ス イ ン ス ト ール オプシ ョ ン
を指定 し ます。
SetupWorkgroup_x86.exe /s /v"/qn REBOOT=ReallySuppress PVSW_PSQL_LICENSE_KEY={
キー値 } PVSW_RUN_WGE_AS_SVC=Y TRANSFORMS=MyTransform.MST /leom \"%TEMP%\
PSQL_version_Install.log\""
MSI 実行可能 フ ァ イルを使用 し たサイ レ ン ト イ ン ス ト ールの例
次の例は、 ユーザーの一時フ ォ ルダーに ロ グ フ ァ イ ルを作成 し 、 製品キー と サービ ス イ ン ス ト ール オプシ ョ ン
を指定 し ます。
msiexec.exe /i { パ ス }\ PervasivePSQLversionWGE_x86.msi /qn REBOOT=ReallySuppress
PVSW_PSQL_LICENSE_KEY={ キー値} PVSW_RUN_WGE_AS_SVC=Y TRANSFORMS=MyTransform.MST
/leom "%TEMP%\PSQL_version_Install.log"
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Pervasive PSQL イ ン ス ト ールのカ ス タ マ イ ズ
製品ア ッ プデー ト (パ ッ チ) のア ン イ ン ス ト ール
多 く の場合、 Windows シ ス テ ムにあ る Pervasive PSQL に適用 さ れた製品ア ッ プデー ト は、 その製品ア ッ プデー ト
を ア ン イ ン ス ト ールす る こ と に よ っ て ロ ール バ ッ ク す る こ と がで き ま す。 ア ン イ ン ス ト ールに よ っ て、 ア ッ プ
デー ト さ れてい る Pervasive PSQL バ イ ナ リ を製品ア ッ プデー ト 適用前の以前のバージ ョ ンの状態に戻 し ます。
Windows Vista に イ ン ス ト ール さ れた Pervasive PSQL 用のパ ッ チは、 イ ン ス ト ール さ れた更新プ ロ グ ラ ム を表示]
を選択 し た と き に ソ フ ト ウ ェ ア エ ク ス プ ロ ー ラ ー ([プ ロ グ ラ ムのア ン イ ン ス ト ールま たは変更]) には表示 さ れ
ません。 こ れは、 Pervasive PSQL を ア ン イ ン ス ト ールま たは変更す る 場合は、 ユーザーに対 し 必ず管理者へ昇格
す る よ う 要求す る 機能が Pervasive PSQL にあ る ためです。
Pervasive PSQL 用の製品ア ッ プデー ト を コ マ ン ド ラ イ ンか ら ア ン イ ン ス ト ールす る には、以下の方法があ り ます。
„
イ ン ス ト ールに使用 し た元の イ ン ス ト ール パ ッ ケージ (MSI) ま たは製品コ ー ド GUID にア ク セ ス し ます
(Pervasive PSQL の各 イ ン ス ト ール タ イ プにはそれぞれ個別の製品コ ー ド GUID があ り ます)。
„
元のパ ッ チ (.MSP) フ ァ イ ルにア ク セ ス し ます。
以下の コ マ ン ド の ど ち ら か を使用 し て製品ア ッ プデー ト を ア ン イ ン ス ト ール し ます。
msiexec /package <{MSI のパ ス } ま たは 製品 コ ー ド GUID> /uninstall <MSP のパ ス > /leom
%temp%\uninstall_patch.log
ま たは
msiexec /i <{MSI のパ ス } ま たは 製品コ ー ド GUID> MSIPATCHREMOVE=<MSP のパ ス > /leom %temp%\
uninstall_patch.log
メ モ 製品ア ッ プデー ト が作成 さ れた時点で知 ら れていない特定の状況では、 い く つかの Pervasive PSQL 製
品 ア ッ プ デ ー ト が ア ン イ ン ス ト ー ル さ れ な い 場合 も あ り ま す。 "Uninstallation of the patch package is not
supported" ( こ のパ ッ チ パ ッ ケージのア ン イ ン ス ト ールはサポー ト さ れ ません) と い う 警告 メ ッ セージが表
示 さ れた場合は、 その製品ア ッ プデー ト を ア ン イ ン ス ト ールす る こ と はで き ません。 ロ グ フ ァ イ ルを作成す
る サ イ レ ン ト ア ン イ ン ス ト ール コ マ ン ド の場合、 ロ グ フ ァ イ ルに最後近 く に "Uninstallation of the patch
package is not supported" と い う テ キ ス ト が含まれます。
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