「クライオ光陰極高周波電子銃開発」(PDF 3.5MB)

クライオ光陰極高周波電子銃開発
田中俊成、境 武志、中尾圭佐、野上杏子、稲垣 学
日本大学量子科学研究所
(理工学部理工学研究所)
新富孝和
日本大学大学院総合科学研究科
2014年9月30日(火) 13:00-­‐16:00 @原子力研究開発機構
20K 冷却高純度Cu(6N8)空洞による
C-band 2.6-Cell Photocathode RF Gun
20K動作時の高周波電子銃の仕様 RF周波数 5712 ソースRFピーク電力 4 60000 Q0 シャントインピーダンス 500 結合係数β 20 加速空洞長 68.2 RFパルス幅 2 RFパルス繰り返し 50 RFパルスデューティー 0.01 最大電子バンチ電荷 0.5 レーザーパルス繰り返し 357 レーザーパルス長 10 最大空洞損失 72.6 最大加速勾配 51.7 最大加速エネルギー(βe=1) 3.5 MHz MW MΩ/m mm µs Hz % nC MHz ps W MeV/m MeV 5712 MHz 2.6cell Test Cavity Design (2013) [5692.97MHz@298K]
拡散接合前
空洞試作(組み立て試験)結果( 加工時室温 298K 23.5℃ =296.65K )
計算上 1.35K → ~128kHz 周波数低下 → 20Kの予想周波数 5711.87 MHzに修正
2.6cell Full Cavity Assembly
0.5-­‐1.0-­‐0.5 cell Assembly
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拡散接合 拡散接合条件: 施工
日:H26/6/12 使用
炉:水素炉(KEK) 昇温パターン:物温で900℃2時間保持後炉冷
加圧力: 0.1MPa(10gf/mm2)
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20K 冷却特性試験
空洞温度・共鳴周波数の時間変化 空洞共鳴周波数の温度依存性 2014年度の作業予定 1.円筒導波管カプラー(モードコンバーター)の設計(3D計算) 2.カプラー付き空洞試作 3.ビーム加速シミュレーション ・カソードサイズ(レーザービームサイズ) ・レーザーパルス長 3.カソード取付構造・カソード周りの空洞(RF放電対策)の検討 4.冷却集束ソレノイドの検討 or 集束ソレノイドなしでのビーム集束計算 6.常温及び冷却時の低電力試験 → 実機製作データの収集