︻川州側un︼㈱lIrユーチユアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Mutua.Corp レンタルユニフォームの 入出荷管理用RFID耐洗タグを ユーザⅠの入道圭管理システム構築で活用 ソフトウエア開発・販売のミューチュアルは、長年培ったリネンサ プライヤーやレンタルユニフォーム会社に向けたシステム開発で の経験から、クリーニング工場での入出荷管理で利用するユニ フォームに装着されたRFID耐洗タグを、フードディフェンス 向上につなげられるからです」 (専務取締 管理システムの構築で非常に有効 対策の入退室管理システムで活用することを兄いだした。 RFIDタグとユニフォーム ーコードラベルの採用が中心だったが、電 ては'手持ちのID力-ドで入選 「セキュリティーの仕組みとし になることに気付いた。 固有の情報が書き込まれたICタグを読み す。しかし、従来と全く異なるの は'レンタルユニフォームの入出 圭管理をするのと共通していま 荷管理で利用しているツールをそ 波を利用した方がハンディータイプのリー いため、徐々にRFIDタグ方式に移行し グに優れ'速く認識でき'自動化もしやす ダーで一着ずつ読み取るよりもハンドリン 電子マネーなど'生活のあらゆる場所で活 のまま、ユーザー側において入道 ることです(図)」 (同) 圭管理システムの構築で活用でき ているという。 クリーニング工場のための すなわち、仮にRFID耐洗タ 現段階でどんな工程を経ているのかなど、 「どこの会社の誰のユニフォームなのか、 のかたちで活用できないか」。同社では数 耐洗タグの機能を「ユーザー側でも何らか ユニフォームに装着されているRLLID グの活用をレンタルユニフォーム できるということだ。例えば、タ 期間で入退室管理システムを構築 る工場なら、最小限の投資と準備 RFID耐洗タグを 耐洗タグを装着したユニフォームをアンテ 年ほど前からそんな構想を練り始めていた サービスの一環に含めれば'タグ ンタルユニフォームを利用してい ナにかざすだけで詳細な情報が得られ、こ りに伴い'このRFID耐洗タグが入退室 が'フードディフェンス対策の需要の高ま グによる入出荷管理をしているレ クリーニング工場での管理品質や生産性の 上、効率化を目的に採用されたものだった。 ニフォーム会社での入出荷管理の品質向 ともとはリネンサプライヤーやレンタルユ ユニフォームのRLLID耐洗タグは'も 用されている。 能になる技術の総称で、現在では定期券や りとりが成立し、照合や書き換えなどが可 クリーニング工場の仕分けでは長年'バ 役エス・ネット事業部長真田明氏) 真田明氏 取り装置にかざすと'無線通信で情報のや RFID(「adiofreque⊃cyide⊃葺e「)は、 エス・ネット事業部長 れにより仕分け作業も自動化されるため、 ユニフォ-ムの袖にネームラベルを用いて装着されたRFID耐洗タグ. リ ト「 熱プレスでラベルがユニフォームの生地に強力に溶着するため、外れ る心配がない キメ チ /--_隻 ヨ蔦「メ rヤ洞 Y ラ ==_:盛庭一志霊農芸慧 剩舶 ? 耳自? カ俣」オ リi? 6ィ 撞リ蕀9儷ツ _一一番品.ii7m5;iBg 調 専務取締役 D肝川S【 Eヨフナドデイ7-ンス対策≡FOOD Akira Sanada 図 人退室管理システムの構成 _∴退室側良貞義毒三上室 ⅠDカードユニフォーム用RFⅠD耐洗タグ NOVEMBER 2014 月刊食品工場長 52 SPECIAL FEATURE@ FOCUS @ r.P E Er. DEFENSE Eaフードデイフ-ンス対策 の導入は初期投資ではなく'ランニングコ しやすくなります」(同) 得られますし、周国スタッフによる監視も るようにすれば、成り済ましの抑止効果が 質により'逆にコントロールが難しく'一 合などには有効。だがへ こうした電波の性 人ずつの入退室を正確に識別して読み取る ユーザー側は読み取り装置と管理システム ストに吸収されることになる。この場合、 では、ユニフォームに装着した耐洗タグ る③ひもを付けて首に掛ける必要がない グが可能なため'タグを清潔な状態で保て するかについては、電波性質の各特徴を理 こうしたことから、どの周波数帯を採用 RFID耐洗タグの応用 が望ましい。 ある食品工場では、入退室管理システム 解し、目的を明確にしてから検討すること なぜ、HF帯を利用するのか とフラッパーゲートとを連動させ、移動権 - などが挙げられる. RFIDで使用する電波にも、周波数帯 ため、機械への巻き込まれの心配が少ない によってさまざまな種類がある。入退室管 場所に行けないようにしているという。も 限のないスタッフが、自分の持ち場以外の しも自分の持ち場以外の場所に入ろうとす るのは、HF帯の電波だ。短波ラジオなど ると、その履歴も残されるため'後でその ユニフォームに装着したRFID耐洗タ でなじみ深いこの周波数帯は、定期券や電 グは'こうした入退室管理のみならず、工 理由を確認することが可能とのこと。 5693準拠)という周波数は'さまざま 子マネーなどでも広く利用されている。特 な機器との互換性が高く'システム構築を 場内での私物管理や食堂での食券発行'健 にこれらで使用される1 3・56M (ISO1 理システムの構築に当たって同社が推奨す による入退室管理システムは、従来のID なメリットがあるのだろうか。 まず、携帯するかたちのIDカードには、 貸し僧りによる成り済ましや盗難による悪 用'紛失のしやすさなどのリスクがある。 一方、ユニフォームに装着された耐洗タグ は、着用している限り'いわば身体の一部 のような状態になるため'これらの心配が 少ない (写真-)0 もちろん、別のスタッフがそのユニフォ ームを着てしまえば'成り済ましができな 図りやすい。 I人1人の着替えチェック管理システムと ニフォーム会社各社ではすでに'スタッフ 用が期待されている。例えば、レンタルユ すい②通信距離が1 0-1 5mと短く'他の してサービスを展開し'活用する工場も増 康チェック記録など、今後はさまざまな応 RFIDタグを誤って読み取ってしまうエ 電波の性質としての主な特徴は、①通信 ベルやバーコードt ラーが少ない。このため共連れもしにくい のレスポンスが速く'人の流れをつくりや 貼れば'仮にこのようなことがあった場合 「ユニフォームのタグをそのまま使える テムとの連携を推し進めている。 ので、従来型のタイムカードやID力Iド えている。また、同社では出退勤管理シス 1万、地上波テレビジョンや携帯端末、 干渉を受けにくい - などである. WTFiなどと同じ周波数帯のUHLL帯(8 を使わずに出退勤管理システムを組めるよ ③同様の理由で、ノイズなどによる電波の め、二重の入場はできないし、休暇届が出 ざまな管理情報とひも付けされているた 60-960⋮=Z)も入退室管理システムで ソフトによって入退室や不正アクセスの履 うになりますo このほかにも、パッケージ には、確実に指摘を受けることになるだろ されているはずのスタッフが入場しようと てもHF帯と比べて比較的電波が飛びやす を備え、登録された方の顔写真を表示でき ら複数のRFIDタグを一括で読み取る場 い。従って、3-4mほどの離れた場所か 制御が可能になっています」(同) 歴管理、入室権限の登録など、さまざまな 「よりセキュリティーレベルを上げる場 しても'エラーが出る。 採用される。UHF帯はアンテナが小さく う。また、入退室の情報は記録され'さま QRコードのラベルを カードによる同システムと比へ、どのよう はuHF帯のノイズ電波を発生する機器が 応できる のは比較的苦手である。また、食品工場に したものであれば、 この他のメリットとしては、①IDカー どんなID媒体でも対 ドを携帯しないため、ユニフォームのノー コントローラー例。 む。しかも、これらをリースで導入するこ ISO 15693に準拠 のソフトウエアなどを準備するだけで済 人退室用リーダー/ なるという。 -写真3 多いため、HF帯よりも干渉を受けやすく コイン型)。約200 なる②ユニフォームとl緒にクリーニン 回(約5年)の工業 洗濯に耐えられる ポケット化が図りやすく、ハンズフリーに 洗タグ例(スモール ともできるという。 写真2ユニフォームに装着 するHF帯のRFID耐 合は、読み取り装置の近くにディスプレー 53 月刊食品工場長 NOVEMBER 2014 いこともないが、ユニフォームにネームラ 写真1 タグを袖に取り付ければ、ストレスなく入室できる。両手が ふさがっている場合でも、タグを読み取り装置にかざせる DEFENSE田フードデイフ-ンス対策 SPECIAL INTERVIEW SPECIAL FEATURE 盲 † . l . 事態の重要性に対する誤認が 公表や商品回収決定の遅れに ①の組織構造の問題としては、マルハニ ば「従業員等の異動・退職時等には制服や た。 定に非常に時間がかかり'歯密も生じまし 共有化も不十分でした。そのため、意思決 め、責任の所在が明らかではなく、情報の チログループの組織が巨大で複雑であるた IDバッジ、鍵(キーカード)を返 そ こ 名札t いうような内容が含まれています。チェッ て工場の製造現場への入横を認めない」と ッケを60個食べても健康危害を起こすとは の評価としたため'1万5000p-mのコロ ではなく、LD50(半数致死量)を安全性 する誤認です。AR-D(急性参照用量) 最も驚いたのは、②の事態の重要性に対 クリストは'私が所属する奈良県立医科大 労働省の指摘で間違いを訂正することにな 考えにくいと発表してしまいました。厚生 てみてください。 の遅れにつながりました。特に最初の農薬 結局は、これが③の公表や商品回収決定 価したことは致命的な問題でした。 りましたが'初めに健康への影響を過小評 htm[#25_guideLine)または公益社団法人 n・shokuei.jp\topicsJinfoMguideline.htm[) 日本食品衛生協会のHP(http︰\\www. naramed・u.ac.jprhpmJres_document. 学健康政策医学講座のHP(httpH\\www. 訪問者、かつ初めての訪問者は'原則とし 却させる」 「事前に訪問の連結がなかった 優先的に実施すべき対策としては、例え が3 3項目と'比較的多くなっています。 した。その結果'優先的に実施すべき対策 よる商品回収の対応の失敗⑦「予兆」と 提供者としての消費者への責任感の不足に 農薬混入を未然に防げなかった点⑥食品 るまでの遅れ⑨従業員によると思われる の遅れ④多くの苦情を事件として把握す 要性に対する誤認③公表や商品回収決定 た事項は、①組織構造の問題②事態の重 今村 第三者検証委員会の報告で指摘され ょうか。 のような問題があったと考えているのでし 第三者検証委員会では、会社全体としてど 務めるアクリフーズ農薬混入事件に関する 衝撃が広がりました。今村先生が委員長を 薬混入事件が発生し、食品メーカーの問に - 昨年末'日本でも食品への意図的な農 //////. た項目は必須項目ではないかとの意見が強 黙派遣社員、パート です。 ●組織マネジメント1項目 ●人的要素(従業員など※) 1項目 書施設管理 3項目 しての異物苦情への対応不十分 - の7つ 施することが望まれるものの、 1に挙げた項目に 比して優先度は低いと判断された不急の対策。 しようという積極的な姿勢に変わってきま 一定の費用対効果が見込まれるため、将来的に実 くなり、優先的に実施すべき対策に格上げ ●組織マネジメント 4項目 ●人的要素(従業員など※) 6項目 ●人的要素(部外者) 5項目 ●施設管理12項目 ●入出荷などの管理 6項目 からダウンロードできますので、参考にし ■ 1 . 1 † l ▲ 43 月刊食品工場長 NOVEMBER 2014 図3 「食品防御対策ガイドライン」の構成
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