協和機電工業株式会社 水 日本国内最大の海水淡水化プラント建設・運転管理の実績を持つ 「水」と「電気エネルギー」の分野で蓄積してきたコア技術を活かし、 中国、インドネシアへ設備導入!今後も海外事業展開を推進! 1. 技術の概要 水とエネルギーをコア事業と位置づける協和機電工業株式会社は、市場の拡大が見込まれる海水淡水化事 業に早くから取り組んできました。特に高圧逆浸透(RO)膜を使ったプロセス設計には実績があり、技術の 蓄積も豊富です。製品の品質の高さもさることながら、施工、管理まで一貫して行う技術力を持っていま す。海外展開にも積極的で、中国に水処理会社を設置し、現地の技術者雇用を進めています。インドネシア には小規模の海水淡水化設備導入の実績があります。海外展開においては、現地化も進めており、高いコス ト競争力も同社の強みの一つです。 2. 技術の強み → 高圧ROユニット 「海水淡水化処理施設」 ● 高圧逆浸透(RO)膜を利用したプロセス設計力 従来、2段処理が必要であった逆浸透膜プロセスを1段処理としたことで、イニシャル、ラ ンニングコストを大幅に低減することができました。また、前処理に限外ろ過(UF)膜処理 を用いており、安定的な運転を可能にしました。 ● 開発から施工、管理までの技術力 同社は、海水淡水化設備の小規模検討を早期から進めており、海水淡水化設備の開発技術、 管理技術をひとつひとつ着実に蓄積してきました。国内最大の福岡県内設備の運転管理も8年の実績があり、開発~維持管理まで 一貫して行うことが可能です。また中国をはじめとした海外展開も積極的に行っています。商習慣の違いなど、海外ビジネスには 様々な困難が付きま とう中で、同社は誠 心誠意、対応を進め てきました。この姿 勢が評価され、海外 のビジネスネット ワークは大きく拡大 しています。 ↑ 日本最大の海水淡水化処理施設である「海の中道奈多海水 淡水化センター」。50,000m³/日の生産水量を誇る。 ↑ 同社の海水淡水化処理設備の標準フロー 3. 用途・想定ユーザー ● 国内では福岡県、長崎県、沖縄県での導入実績のほか、インドネシアにも小規模設備を導入しました。 ● 飲料水の少ない地域での活用のほか、海に近い地域の中には、地下水に塩分が混じり、飲用水として利用 できない地域があります。こうした地域での利用が期待されています。 企業データ 協和機電工業株式会社 (代表者) 代表取締役 坂井秀之 (設立年月) 昭和23(1948)年6月 (資本金) 5,000万円 (連絡住所) 福岡県福岡市博多区博多駅前1-6-16西鉄博多駅前ビル7F (電話/mail) 092-292-0039/[email protected] (企業ホームページ) http://www.kyowa-kk.co.jp/ (主な海外拠点)中国・協和環保科技(深圳)有限公司 http://www.xiehehb.cn/ メッセージ 環境創造企業『KYOWA』は、持続可能な社会実現 のために、水とエネルギー技術をコアに、アジアの玄 関口「福岡」から社会環境保護及び省エネルギー社 会を実現するための事業を展開しています。(福岡支 店支店長 竹市浩) 竹市浩 26
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