決算説明資料 - SGホールディングス

SGホールディングス株式会社
2014年3月期
決算説明資料
2014年5月7日
目次
 2014年3月期 決算の概要
P4
 決算連結業績
 連結業績分析
 セグメント別業績の概況
 事業の概況(デリバリー事業/ロジスティクス事業/不動産事業/その他事業)
 2015年3月期 今後の取り組みと業績予想について
P16
1
SGホールディングスグループ
2
中期経営計画「Third Stage Plan」
3
2014年3月期
決算の概要
4
2014年3月期 決算連結業績
連結業績
2013年3月期
(実績)
2014年3月期
(実績)
前期比
営
業
収
益
8,713億円
8,350億円
95.8%
営
業
利
益
310億円
433億円
139.8%
(営業利益率)
(3.6%)
(5.2%)
利
286億円
407億円
142.1%
166億円
71.1%
経
当
常
期
純
益
利
益
※1
234億円
※2
※1 前年の当期純利益は、確定給付年金から確定拠出年金への変更に伴う退職金制度並びに基準人員数変更等により 特別利益149億円を計上しております。
※2 当年の当期純利益は、企業年金基金精算に伴う一括拠出を行い、特別損失46億円を計上しております。
5
2014年3月期 決算 セグメント別 業績の概況
デリバリー事業
飛脚宅配便、飛脚クール便、飛脚メール便、飛脚航空便、引越、貸切輸送、設置輸送、
納品代行など、SGホールディングスグループの中核事業
・会社名
佐川急便㈱、SGムービング㈱、㈱ワールドサプライ
計3社
ロジスティクス事業
単位:億円
(占有率)
セグメント別営業収益
(7.5)
(0.3)
(5.7)
(7.0)
(1.5)
(6.6)
物流業務の包括的受託、物流センター運営、倉庫業、国際航空・海上輸送サービス
など各種サービスを提供
・主要な会社名
佐川グローバルロジスティクス㈱ 、佐川ロジスティクスパートナーズ㈱、
SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.ほか
計25社(海外法人含む)
不動産事業
※本決算より独立したセグメントとして表記
グループのCRE戦略の推進、不動産開発事業、投資事業を展開
・会社名
SGリアルティ㈱、SGアセットマックス㈱
(86.5)
(84.9)
計2社
その他事業
e-コレクト®、自動車整備・ボディ製造、システム販売、保険代理業、人材派遣など各
種サービスを提供
・主要な会社名
佐川アドバンス㈱、SGモータース㈱、SGシステム㈱、佐川フィナンシャル㈱、
SGフィルダー㈱ ほか
13/03月期
(実績)
14/03月期
(実績)
純粋持株会社である弊社(SGホールディングス㈱)を含んでおります。
計10社
※「e-コレクト」は、SGホールディングス㈱の登録商標です
6
事業の概況(1)
デリバリー事業
営業収益
◆適正運賃収受・コストコントロール
佐川急便において、宅配便の適正運賃の収受に向けた
単位:億円
8,000
取組みと並行して行った路線便・中継センターの効率的な
稼働などコストコントロールが奏功し、営業利益は大幅に
7,534
7,094
7,000
伸長。
単価は上昇したものの、個数が減少したことにより減収。
◆大型貨物輸送インフラの構築
SGムービングにおいて、大型貨物輸送を可能とするネット
ワークを構築し、宅配便で対応できない大型貨物輸送へ
6,000
5,000
13/03月期
(実績)
14/03月期
(実績)
の需要に対応。また、大型家具・家電のセッティングデリバ
営業利益
リー事業の安定稼働により営業収益・利益を拡大。
◆大型商業施設の館内物流サービス
ワールドサプライにおいて、大型商業施設の館内配送、施
設に係る物流、および駐車場管理等をワンストップで提供
する館内物流サービスを展開し、グループソリューションを
活かしたオンリーワンのサービス展開を目指す。
(新規受託7施設、全受託12施設)
単位:億円
400
300
363
263
200
100
0
13/03月期
(実績)
14/03月期
(実績)
7
事業の概況(2)
デリバリー事業
◆「リバース・ソリューション」のサービス拡充
「リバース・ソリューション」のサービスの一つとして、「回収サポートシステム」
の機能を拡充。通販事業者のホームページ
にある返品受付用のサイトから、消費者が
簡単に返品依頼することができるシステム
を提供。返品業務の効率化と消費者の
利便性を向上。
◆東京駅構内に宅配カウンターを設置
利用者増加が見込まれる東京駅構内(日本橋口改札前)に、宅配カウンターを設置。東京観光のため周辺
移動時に負担となる手荷物の一時預かりへのニーズや、都内宿泊先への手荷物即日配送などに対応。
8
事業の概況(3)
デリバリー事業主要計数
2013年3月期
(実績)
2014年3月期
(実績)
前期比
主要便種別
飛脚宅配便
※1
13億5,650万個
12億1,878万個
89.8%
飛脚航空便
※1
1,029万個
908万個
88.2%
3,409万個
2,909万個
85.3%
4億2,408万冊
3億4,466万冊
81.2%
8,512万冊
7,088万冊
83.2%
3億3,895万冊
2億7,377万冊
80.7%
個数
1億3,569万個
1億1,695万個
86.1%
決済金額
1兆3,347億円
1兆2,032億円
90.1%
飛脚クール便
※1
メール便
(内訳) 飛脚メール便
飛脚ゆうメール
主要サービス別
e-コレクト ® ※2
※1 上記取扱個数には一部重複があります。
※2 e-コレクトは、その他セグメントに属する商品ですが、参考情報として記載しております。
9
事業の概況(4)
宅配便個数 単価の推移
単位:万個
単位:円
140,000
540
130,000
520
120,000
110,000
500
100,000
90,000
480
80,000
個数(万個)
70,000
単価(円)
460
60,000
50,000
440
40,000
30,000
420
20,000
10,000
400
0
2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期 2009年3月期 2010年3月期 2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期
10
事業の概況(5)
デリバリー事業
◆飛脚クール便温度管理不備に関する対応について
飛脚クール便の取り扱いに一部不備があったことが判明しました。これを受け対応策を検討・実施し信頼
回復に努めてまいりました。今後さらに取り組みを強化し信頼回復に努めてまいります。
≪対応策≫
施設・備品の増強
1.保冷ボックスの交換・補強
2.仮設冷凍倉庫の導入による保管・仕分けスペースの拡大
3.保冷ショルダーバッグの補充
4.サービスセンターへの冷凍冷蔵庫の導入
運用面の見直し
1.ケアマークシールの刷新
2.飛脚クール便の管理温度に適さない荷物の案内強化
3.保冷が難しい荷物の取り扱い禁止
4.車両帰庫時の残荷確認の徹底
5.社員教育の強化
6.営業所での自主点検継続実施
体制面の見直し
1.飛脚クール便責任者の役割再確認・見直し
11
事業の概況(6)
ロジスティクス事業
◆ 国内ロジスティクス事業の強化
佐川グローバルロジスティクスにおいては、国内ロジスティ
営業収益
単位:億円
クス事業の強化を目的として、営業人員の増員を図るなど
営業組織体制の充実化に取り組んでおり、国内ロジスティ
クス事業は増収基調を確保。しかし体制強化の先行費用
および物流現場の立上げ初期費用の発生により減益。
◆海外事業および国際貨物事業の強化
海外事業の強化を目的として統括会社SG HOLDINGS
13/03月期
(実績)
GLOBAL PTE. LTD.を本格稼働をさせるとともに、国際
営業利益
貨物事業と海外事業の連携を一層強化し、事業を拡充。
AMEROID LOGISTICS (S)PTE. LTD.をグループ会社化
14/03月期
(実績)
単位:億円
し、シンガポールの物流事業を強化。
海外事業および国際貨物事業は増収。一方、体制強化に
よる先行費用およびM&A初期費用の発生等により減益。
13/03月期
(実績)
14/03月期
(実績)
12
事業の概況(7)
ロジスティクス事業
(国内)
◆ CRE戦略の専門部署を新設
佐川グローバルロジスティクスに物流拠点の拡大・強化を推進するCRE戦略の専門部署を新設。
◆新たに3箇所の物流センターを開設
最近の物流施設へのニーズの高まりから埼玉県に「久喜第三営業所」、愛知県に「犬山営業所」、千葉県
に「柏SRC」を開設。これにより国内物流センターは54拠点。
(海外)
◆バンコク周辺工業団地間で小口混載輸送サービスを開始
少量貨物の輸送網が不十分なタイで、日本国内と同等に翌日配達を基本とするサービス提供を開始。
◆SG SAGAWA USA,INC. サービス開始
アメリカから日本への個人輸入の増加による、国際通販貨物の
市場が拡大、高品質な一貫物流サービスに対するニーズの高
まりに応え設立し、2014年3月からサービス開始。
13
事業の概況(8)
不動産事業
◆不動産事業の強化
大型不動産の自社開発、アセットコントロールを目的とした
営業収益
単位:億円
不動産の流動化、およびプロパティマネジメントやアセット
マネジメントの進出・強化を睨んだSGアセットマックス株式
会社の設立などCRE戦略を推進。
◆大型不動産の安定稼働、流動化
大型物流施設のSGリアルティ柏B棟の早期安定稼働、
および自社開発物件SGリアルティ横浜を信託受益権化し
13/03月期
(実績)
一部売却の実行などにより増収増益。
14/03月期
(実績)
営業利益
◆再生可能エネルギー供給事業の開始
単位:億円
SGリアルティにおいて、自社保有施設の有効活用として、
太陽光発電による再生可能エネルギー供給事業を開始。
2013年度において59施設(13,386KW)を稼働させ、増収増
益に寄与。
13/03月期
(実績)
14/03月期
(実績)
14
事業の概況(9)
不動産事業
◆「SGリアルティ柏B棟」を竣工
都心へのアクセスが良好な千葉県柏市に、「SGリアルティ柏 B棟」が竣工
2012年6月に竣工した「SGリアルティ柏 A棟」とあわせて、
都心へのアクセスの良さを活かして、マルチテナント型
物流センターとして多種多様な顧客ニーズに対応。
施設概要
SGリアルティ柏 A棟
SGリアルティ柏 B棟
建物規模
地上5階
建物規模
地上5階
延床面積
130,097m²
延床面積
116,391m²
入 居 率
94.4%
入 居 率
100%
◆資産運用会社「SGアセットマックス」を設立
・私募リートの運用を目的とした資産運用会社として、
SGアセットマックスを設立。
SGアセットマックス㈱ 概要
商
号 SGアセットマックス株式会社
代表取締役社長 長尾秀樹
設
立
日 2013年4月
資
本
金 2億円
SGリアルティ株式会社(60%出資)
株
主
株式会社ザイマックス(40%出資)
事 業 内 容 投資運用業
15
事業の概況(10)
その他事業
◆新たな収益機会の創出
営業収益
単位:億円
人材サービス事業の強化、燃料販売事業の開始、および
決済サービスの強化など新たな収益機会を創出する事業
を強化。
新車販売の減少および宅配便個数減少に伴う決済収入の
減少等の影響もあり、減収増益。
◆人材サービス事業の拠点展開
SGフィルダーにおいて、採用力強化と新たな営業機会獲
13/03月期
(実績)
得を目的として採用拠点「ジョブ+センター」を9拠点開設。
14/03月期
(実績)
営業利益
単位:億円
◆燃料販売事業
佐川アドバンスにおいて、グループのスケールメリットを
活用した燃料販売事業を開始。
◆新規決済サービスの展開
佐川フィナンシャルにおいて、IVR(音声自動応答)を活用
した新たな決済サービスを展開。
13/03月期
(実績)
14/03月期
(実績)
16
2015年3月期
今後の取り組みと業績予想について
17
2014年度の方針
営業収益
◆デリバリー事業
単位:億円
9,000
・顧客ニーズを捉えた新たな収益機会の創出
・適正運賃の収受、およびコストコントロールの継続
◆ロジスティクス事業
8,350
8,500
8,000
7,000
・デリバリー事業と連携を強化した3PL事業の拡大
・新たな顧客基盤の創出と生産性の向上
6,000
・海外事業の拡充と国内外一貫物流の強化
14/03月期
(実績)
15/03月期
(予想)
営業利益
◆不動産事業
単位:億円
500
・アセットコントロールの実現に向けた環境の整備
・競争力のある施設の開発およびリノベーション推進
433
440
400
◆その他事業
・グループシナジーを実現する新たな付加価値サービ
300
スの創出
200
14/03月期
(実績)
15/03月期
(予想)
18
2015年3月期 連結業績予想
連結業績については、増収増益の見通し
2014年3月期
(実績)
2015年3月期
(予想)
前期比
営
業
収
益
8,350億円
8,500億円
101.8%
営
業
利
益
433億円
440億円
101.4%
(営業利益率)
経
当
常
期
利
純
利
(5.2%)
(5.2%)
益
407億円
410億円
100.6%
益
166億円
230億円
138.1%
19
今後の取り組み(1)
デリバリー事業
◆顧客ニーズを捉えた新たな収益機会の創出のため調達物流ソリューションによる物流最適化を提案
・入荷側の視点に立った物流提案を推進し、全体物流の最適化を図る
・集荷・配達拠点として使用していた佐川急便の営業所を、TC・DC※化し活用することにより、入荷業務の効率
化を図る
※TC(Transfer Center):在庫を持たず、仕分けのみを行う倉庫
DC(Distribution Center):保管型の倉庫
◆家電リペアセンターの取扱品目の拡大
・家電リペアセンターの修理対象を、一般家電品にも取扱範囲を拡大
(4月1日~)
◆「信書回収サービス」を開始
・申込書や契約書の配送、回収のための往復専用梱包資材を開発し返送の手間を簡素化。あわせて配達完了
データをリアルタイムにコールセンターへ配信。在宅率の高いタイミングでフォローコールを行うことで、回収率
向上と大幅な時間短縮を可能とするサービスを開始
20
今後の取り組み(2)
デリバリー事業
◆埼玉県東松山市に大型物流施設を新設
埼玉県東松山市に中継センター機能・営業所機能・物流倉庫機能を有した大型物流施設を新設
2015年秋頃竣工予定
①中継センター機能 : 首都圏における配送品質向上を目的に、高速道路へのアクセスが良好な好立地に新設
主に北関東エリアの中継機能として活用
②営業所機能 : 同施設に営業所機能を併設することで東松山市周辺の配送品質を向上
③物流倉庫機能 : グループシナジーを活用し、物流工程を一括サポートできるロジスティクスサービスを提供可能に
したマルチテナント型物流倉庫。またBCPの観点から内陸部の物流センターへのニーズに対応
【施設概要】
所 在 地:埼玉県東松山市大字葛袋字山根乙854番1他
敷地面積:約53,000㎡
延床面積:約82,000㎡
構
造:柱RS造、梁S造 地上3階
21
今後の取り組み(3)
ロジスティクス事業
(国内)
◆グループシナジーを活用した営業力強化
・当グループが保有する様々なリソースを活用することで、新規および既存顧客へ新たな物流提案を実施
※デリバリー・ロジスティクスを融合させた新たな物流提案を、佐川急便・佐川グローバルロジスティクスの共同
チームにて営業活動を開始
◆マテハン機器を利用した物流ソリューションの提供
お客様のご要望に迅速かつ高品質なサービス提供を目的に、様々なマテハン機器を導入し業務効率を上げること
で高品質かつローコストオペレーションを実現
・音声認識システムによるピッキング作業の効率化
・ソーターによる仕分け作業の自動化推進
・自動梱包器の導入による作業の効率化
22
今後の取り組み(4)
ロジスティクス事業
(海外)
◆成長する越境通販マーケットの取り込み
・新設のSG SAGAWA USA, INC.を通じた通販会社との取引拡充
・韓国での通関事業と越境通販の取扱い開始
◆ASEANではタイ・マレーシア・ベトナムでの配送事業を強化
・1月から開始したバンコク周辺工業団地間の小口混載サービス対象エリアを拡大
◆羽田空港の国際便発着枠増便に伴いオペレーションの拡充
・羽田空港の国際線地区に自社上屋を開設、保税許可を取得し4月から本格稼働を開始
・オペレーションの自社化および高機能化を図り、スピード感あるサービスを提供
・ミャンマー向け翌日配送(最速)を実現。今後はメコン地域を中心に対応エリア拡大を図る
23
今後の取り組み(5)
不動産事業
◆SGリアルティ舞洲 大阪市此花区に2014年6月に竣工(予定)
大阪港の北港に位置し、物流拠点の進出が著しい大阪市舞洲地区
に大型物流施設「SGリアルティ舞洲」を竣工。
SGリアルティ舞洲 施設概要
住
所
大阪府大阪市此花区北港白津2-1-22
建物規模
地上6階
1~2階は佐川急便の営業所と中継センターとして運用予定、3~6階
建築面積
30,424.43m²
は40フィートコンテナ車が着車可能なマルチテナント型物流施設として
延床面積
111,798.69m²
テナントへ提供。太陽光パネルの設置(予定)や、自動車排気ガスを
浄化するフォトロード工法を採用した環境配慮型施設。
SGリアルティ舞洲 (イメージパース)
◆中長期にわたり安定した収益を実現できる投資商品の提供(私募リート)
・私募リートの運用を目的とした資産運用会社として、SGアセットマックスを設立。2015年度の本格稼働に向け準備中。
・既存物件も含め流動化し、アセットコントロールを図る。PMやAMの分野について進出・強化を図る。
・資産流動化による資金調達を視野に物流施設を開発。
24
今後の取り組み(6)
その他事業
◆SGシステムにおけるドキュメントソリューション事業の拡大
・グループの総合力を活用し搬出から廃棄までをカバーする統合文書マネージメントサービス
※電子化・保管・廃棄・検索サービス
・SGHグループや官公庁での豊富なデータスキャンの経験と福島センターの最新鋭施設を利用
・最新鋭のスキャニング設備、セキュアなデータセンターでのデータ保管とクラウド検索サービスなど最新の技術を実装
・SGムービングが所有する機密文書出張溶解車が、顧客の軒先で機密文書を破砕溶解処理
サービス概要
福島スキャニングセンター(正式名称:福島BPSセンター)
紙媒体が沢山・・・
廃棄
機密文書出張溶解車で対応
日本最大級の
スキャニングセンター
集荷~配送
スキャニング(電子化)
そんな時!
現物保管
データor現物の返却(必要分のみ)
データセンター
必要文書の納品
納品
イメージデータの閲覧・検索
データ保管
検索システム
文書の閲覧・検索
- 凡例 物の流れ
データの流れ
最新のHADOOP技術を実装
(二重化も可能)
25
今後の取り組み(7)
環境保全に向けた取り組み
◆車両を使用しない集配体制の実現に向けて
・京都市が推進する「人と公共交通優先の歩いて楽しいまちづくり」に賛同し、
京都市麩屋町に営業所を開設。
低公害車の使用、および台車などの人力による環境に配慮した集配体制を
構築。
◆カーボン・ニュートラルの推進
・佐川急便では2012年に環境省から「カーボン・ニュートラル認証試行事業」に採択され、3箇所のサービスセンター
で行う認証取得に向けた取り組みが評価され、物流業界で初めてカーボン・ニュートラル認証を取得。
・SGムービングでも引越業界で初めてとなる「カーボン・ニュートラル認証試行事業」採択に向けた取り組みを開始。
エコ安全ドライブの徹底や環境保全に配慮した引越用資材の導入により、取り組みを推進。
◆モーダルシフトの推進
・佐川急便では2004年からJR貨物と共同開発した電車型特急コンテナ列車
「スーパーレールカーゴ」を活用したモーダルシフトを推進。
今年、4月に契約更改を実施。輸送モードの転換による環境活動を実施し、
CO₂の排出を抑制。
26
今後の取り組み(8)
女性活躍推進に向けた取組み
◆実施項目
・2013年5月度
グループ横断プロジェクト「わくわくウィメンズプロジェクト」のウェブサイトを構築
・2013年6月度
事業会社評価に女性活躍推進度を追加
・2013年9月度
ビジネスネームを導入
・2013年10月度 乳がん検診および健康管理についての講演会を実施
・2013年11月度 産休・育休者座談会を実施
・2014年2月度
女性従業員を対象とした「女性キャリア支援フォーラム」を開催
・2014年4月度
女性の活躍や貢献度を高めた取り組みを表彰する「わくわくアワード」を実施
わくわくアワードで女性社員がプレゼンを行っている様子
女性キャリア支援フォーラムの様子
27
今後の取り組み(9)
女性活躍推進に向けた取り組み
◆女性従業員主体の取り組み
・女性のための引越サービス「レディースムービング」の提供を2014年4月から開始(SGムービング)
・女性従業員向け社内報「Waku Waku」を2013年7月から毎月発行。「経団連推薦社内報」で総合賞・特別賞を
受賞(佐川急便)
レディースムービングのイメージ
女性従業員向け社内報「Waku Waku」
28
SGホールディングス
2014年3月期 決算説明資料
弊社および弊社グループは非上場会社でありますが、グループ規模からも社会的影響が少なくないため積極的に情報開示を行い、
公開性・透明性の向上に努めております。
本資料には、弊社および弊社グループの将来についての計画や戦略、業績に関する予想および見通しの記述が含まれています。こ
れらの記述は、過去の事実ではなく、弊社が現時点で把握可能な情報から判断した仮定および所信に基づく見込みです。また、経済
動向や弊社グループの関係する業界における競争、市場需要、為替レート、税制、法律や諸制度等に関わるリスクや不確実性も含ん
でいます。それゆえ実際の業績は、弊社の見込みとは異なる可能性があることをご承知おきください。
平成 26 年3月期 決算短信〔日本基準〕
(連結)
平成 26 年5月7日
社
名
SGホールディングス株式会社
代
表
者 (役職名)
問 合 せ 先 責 任 者 (役職名)
定時株主総会開催予定日
URL
http://www.sg-hldgs.co.jp/
(氏名)
栗和田 榮一
(氏名)
中島 俊一
(TEL)075(671)8600
配当支払開始予定日
平成 26 年6月 16 日
代表取締役会長兼社長
執行役員 財務・経理担当
平成 26 年6月 13 日
(百万円未満切捨て)
1.平成 26 年3月期の連結業績(平成 25 年3月 21 日~平成 26 年3月 20 日)
(1)連結経営成績
営業収益
営業利益
百万円
835,086
871,388
26 年3月期
25 年3月期
(注) 包括利益
%
%
銭
円
152.48
215.10
26 年3月期
当期純利益
百万円
43,383
39.8
31,027
5.0
18,000 百万円(△26.9%)
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
円
経常利益
百万円
△4.2
△1.1
26 年3月期
1株当たり
当期純利益
26 年3月期
25 年3月期
(参考)持分法投資損益
(%表示は対前期増減率)
%
40,764
28,687
25 年3月期
自己資本
当期純利益率
銭
総資産
経常利益率
%
―
―
△655 百万円
百万円
%
42.1
16,651
△28.9
8.5
23,430
283.8
24,636 百万円(301.8%)
営業収益
営業利益率
%
9.7
15.2
25 年3月期
%
7.3
5.1
△37 百万円
5.2
3.6
(2)連結財政状態
総資産
純資産
百万円
26 年3月期
25 年3月期
(参考)自己資本
自己資本比率
百万円
%
559,469
179,127
557,798
166,119
26 年3月期 177,894 百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
26 年3月期
25 年3月期
1株当たり純資産
25 年3月期
投資活動による
キャッシュ・フロー
円
31.8
29.6
165,228 百万円
財務活動による
キャッシュ・フロー
銭
1,688.37
1,538.48
現金及び現金同等物
期末残高
百万円
百万円
百万円
百万円
45,072
54,055
△27,280
△13,843
△16,736
△26,698
86,473
84,680
2.配当の状況
第1四半期末
円
第2四半期末
銭
円
年間配当金
第3四半期末
銭
円
銭
期末
円
配当金総額
(合計)
合計
銭
円
銭
配当性向
(連結)
百万円
純資産配当率
(連結)
%
%
25 年3月期
―
0.00
―
21.00
21.00
2,241
9.8
1.5
26 年3月期
―
0.00
―
23.00
23.00
2,393
15.1
1.4
(注)上記「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況です。当社が発行する普通株式と権利関係の異なる種類株式の配当の
状況については、後述の「種類株式の配当の状況」をご覧ください。なお、剰余金の配当については、平成 26 年6月 13 日
に開催される定時株主総会で決議予定です。また、当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めてお
りますが、現時点では当該基準日における配当予想額は未定であります。
3.平成 27 年3月期の連結業績予想(平成 26 年3月 21 日~平成 27 年3月 20 日)
(%表示は対前期増減率)
営業収益
通 期
営業利益
経常利益
1株当たり
当期純利益
当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
850,000
1.8
44,000
1.4
41,000
0.6
23,000
38.1
円
銭
214.38
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規
1社
(社名) 佐川グローバルロジスティクス株式会社
除外
―社
(社名)
:有
(注)詳細は、添付資料 P.16「4.連結財務諸表(5)連結財務諸表に関する注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
」を
ご覧ください。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更
:有
② ①以外の会計方針の変更
:無
③ 会計上の見積りの変更
:有
④ 修正再表示
:無
(注)
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第 14 条の7(会計方針の変更を会計上の見積りの変更と区別することが困難な
場合)に該当するものであります。詳細は、添付資料 P.19「4.連結財務諸表(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更
と区別することが困難な会計方針の変更)
」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む)
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数
26 年3月期
26 年3月期
26 年3月期
106,732,400 株
2,662,483 株
105,032,788 株
25 年3月期
25 年3月期
25 年3月期
106,732,400 株
―株
106,732,400 株
(参考)個別業績の概要
1.平成 26 年3月期の個別業績(平成 25 年3月 21 日~平成 26 年3月 20 日)
(1)個別経営成績
(%表示は対前期増減率)
営業収益
26 年3月期
25 年3月期
営業利益
経常利益
当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
13,290
9,850
34.9
△10.0
5,244
3,334
57.3
△34.1
5,377
3,461
55.4
△33.1
5,155
3,334
54.6
△34.7
1株当たり
当期純利益
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
円
26 年3月期
25 年3月期
銭
円
43.03
26.81
銭
―
―
(2)個別財政状態
総資産
純資産
百万円
26 年3月期
25 年3月期
(参考)自己資本
429,648
409,893
26 年3月期
自己資本比率
百万円
162,731
162,910
162,731 百万円
1株当たり純資産
%
25 年3月期
37.9
39.7
162,910 百万円
円
銭
1,542.67
1,516.76
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
種類株式の配当の状況
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりであります。
年間配当金
第1四半期末
第2四半期末
第3四半期末
期末
円
A種優先株式
25 年3月期
26 年3月期
B種優先株式
26 年3月期
銭
円
銭
円
銭
円
銭
合計
円
銭
―
―
0.00
0.00
―
―
21.50
23.50
21.50
23.50
―
0.00
―
25.00
25.00
(注)平成 25 年6月に、従来の優先株式をA種優先株式とし、新たにB種優先株式を創設いたしました。平成 25 年7月に、B種
優先株式を発行いたしました。なお、剰余金の配当については、平成 26 年6月 13 日に開催される定時株主総会で決議予定
です。また、当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めておりますが、現時点では当該基準日にお
ける配当予想額は未定であります。
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析 ······························································ 2
(1)経営成績に関する分析···································································· 2
(2)財政状態に関する分析···································································· 4
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ············································ 5
2.企業集団の状況·············································································· 6
3.経営方針 ··················································································· 8
(1)会社の経営の基本方針···································································· 8
(2)目標とする経営指標及び中長期的な会社の経営戦略··········································· 8
(3)会社の対処すべき課題···································································· 8
4.連結財務諸表 ··············································································· 9
(1)連結貸借対照表 ········································································· 9
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ··················································· 11
(3)連結株主資本等変動計算書 ······························································· 13
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ··························································· 15
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ··························································· 16
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)········································ 16
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ···························· 19
(セグメント情報等) ··································································· 19
5.個別財務諸表 ·············································································· 22
(1)貸借対照表 ············································································ 22
(2)損益計算書 ············································································ 24
(3)株主資本等変動計算書··································································· 25
1
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析
① 当連結会計年度の経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新興国経済の成長停滞や地域間の政治的問題など外需におけ
る懸念材料はあるものの、国内においては財政・金融政策の効果や消費税増税前の駆け込み需要などに
より企業収益や個人消費が持ち直し、緩やかな回復が見られました。
物流業界においては、同業者間の競争激化や通信販売市場の成長を受けた大手通信販売事業者による
自社物流の取組みの活発化に加え、資本業務提携及びM&Aによる業界再編並びに海外展開の積極化の
動きも見られました。
このような状況のもと、当社グループは、平成 25 年度からスタートした中期経営計画「Third Stage
Plan」
(平成 25 年度から平成 27 年度)の初年度として、グループ総合力の発揮、他社とのアライアン
ス強化及び海外事業の強化等を新たな成長エンジンと位置づけ、事業を推進してまいりました。
デリバリー事業におきましては、適正運賃収受に向けた取組みを行うなど、採算性を重視した営業施
策を展開した結果、利益率が向上いたしました。ロジスティクス事業におきましては、シンガポールに
おいて海外事業統括会社を本格稼働させ、グローバルネットワークの強化・拡充を推進いたしました。
不動産事業におきましては、不動産流動化によるアセットコントロールを実現するため準備会社SGア
セットマックスを設立するなど、CRE戦略を推進いたしました。その他の事業におきましても、当社
グループが有する物流ネットワークや資産、技術などの経営資源を活かし、事業領域の拡充を進めてま
いりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、営業収益 8,350 億 86 百万円(前期比 4.2%減)
、営業利益 433
億 83 百万円(同 39.8%増)
、経常利益 407 億 64 百万円(同 42.1%増)となりました。当期純利益につ
きましては、企業年金基金清算に伴う一括拠出金 46 億 60 百万円を特別損失に計上したこともあり、
166 億 51 百万円(同 28.9%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度から、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較について
は、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
・デリバリー事業
主要な商品の取扱数量は、次のとおりであります。
第7期
商 品 の 名 称
第8期
平成 24 年3月 21 日から
平成 25 年3月 20 日まで
平成 25 年3月 21 日から
平成 26 年3月 20 日まで
増 減
前期比
増減率
(%)
飛
脚
宅
配
便( 百 万 個 )
1,356
1,218
△137
△10.2
飛
脚
航
空
便( 百 万 個 )
10
9
△1
△11.8
飛 脚 ク ー ル 便( 百 万 個 )
34
29
△5
△14.7
424
344
△79
△18.7
便
85
70
△14
△16.7
飛 脚 ゆ う メ ー ル
338
273
△65
△19.2
135
116
△18
△13.8
メ
ー
飛
ル
脚
便( 百 万 冊 )
メ
ー
ル
(参考)e-コレクト( 百 万 個 )
(注)e-コレクトは、その他セグメントに属する商品ですが、参考情報として記載しております。
デリバリー事業におきましては、収益力を強化するために、適正運賃収受に向けた取組みを行う
など、採算性を重視した営業施策を展開してまいりました。また、市場ニーズに合わせた事業展開
の一環として、
「家電修理サービス」の 24 時間修理対応を可能とした「家電リペアセンター」を立
ち上げ、
「リバース・ソリューション」のサービス拡充を行いました。加えて、幹線輸送会社とのア
ライアンスにより、大型商業貨物の輸送に対応した全国配送網を構築いたしました。
この結果、当セグメントの営業収益は、7,094 億 41 百万円(前期比 5.8%減)となりました。
2
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
・ロジスティクス事業
ロジスティクス事業におきましては、国内では、佐川グローバルロジスティクス株式会社におい
て、国内ロジスティクス事業及び国際貨物事業のさらなる成長を目指し、平成 25 年5月1日に会社
分割を実施いたしました。海外では、当社グループにおける海外事業の統括会社として、SG
HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.を平成 25 年3月 21 日からシンガポールで本格稼働させ、同年5
月 27 日にシンガポールの物流企業 AMEROID LOGISTICS (S) PTE. LTD.を買収いたしました。ま
た、平成 25 年7月にカンボジアの拠点開設、平成 26 年1月にバンコク周辺工業団地間における小口
混載サービスの開始、3月には米国カリフォルニア州の SG SAGAWA USA, INC.の稼働開始など、
国内外一貫物流の進展を目指し、当社グループのグローバルネットワークの拡充・強化を実施してま
いりました。
この結果、当セグメントの営業収益は、548 億 72 百万円(前期比 10.0%増)となりました。
・不動産事業
不動産事業におきましては、平成 25 年 10 月に大型物流施設「SGリアルティ柏B棟」
(千葉県柏
市)が竣工し、運用を開始いたしました。一方、自社で開発した物流施設である「SGリアルティ横
浜」
(横浜市神奈川区)を信託受益権化し、持分の一部をグループ外へ売却いたしました。また、自
社保有施設の有効活用として太陽光発電による再生可能エネルギー供給事業を開始いたしました。さ
らに、保有不動産を流動化し、アセットコントロールを図るとともに、プロパティマネジメントやア
セットマネジメントの分野に進出・強化を図ることを目的として、平成 25 年4月 24 日に準備会社S
Gアセットマックス株式会社を設立いたしました。
この結果、当セグメントの営業収益は、123 億円 77 百万円(前期比 340.2%増)となりました。
・その他
決済事業におきましては、オンライン決済ソリューションを提供するベリトランス株式会社のIV
R(音声自動応答)によるASP決済サービス「IVR決済ソリューション」を活用し、カード情報
漏えいの不安を解消した新たな決済サービスを開始いたしました。
人材派遣事業におきましては、採用力強化とグループ外への営業機会獲得を目的に地域採用拠点
「ジョブ+センター」を展開し、当連結会計年度には関東、中部、京阪神の大都市圏に9拠点を開設
いたしました。
その他、平成 25 年9月からグループのスケールメリットを活かした燃料(軽油・ガソリン)販売
事業を開始いたしました。
この結果、当セグメントの営業収益は、583 億 95 百万円(前期比 10.5%減)となりました。
3
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
最近2年の連結会計年度のセグメントの概況
セグメントの名称
第7期
第8期
平成 24 年3月 21 日から
平成 25 年3月 20 日まで
平成 25 年3月 21 日から
平成 26 年3月 20 日まで
営業収益(百万円)
構成比(%)
営業収益(百万円)
構成比(%)
デ リ バ リ ー 事 業
753,477
86.5
709,441
84.9
ロジスティクス事業
49,872
5.7
54,872
6.6
業
2,811
0.3
12,377
1.5
他
65,226
7.5
58,395
7.0
不
そ
動
産
事
の
② 次期の見通し
次期の見通しにつきましては、各種の政策効果などを背景に国内景気は緩やかに持ち直しております
が、物流業界では同業者間の競争激化や大手通信販売事業者による自社物流の取組みの活発化等により依
然として厳しい経営環境が継続するものと認識しております。
このような環境の中、当社グループは、平成 25 年度に策定した新経営ビジョン「グループ内外の経営
資源活用と連携深化で新たな価値を創造し、経営基盤強化と永続的な成長を目指します」のもと、
「シナ
ジー、変革、そしてスピード」をテーマに新中期経営計画「Third Stage Plan」
(平成 25 年度から平成
27 年度)に取り組んでおります。平成 26 年度は、グループ各社の連携を一層強化し、グループの総合力
を活かした3PL事業と国内外一貫物流の拡大に向けて取り組んでまいります。次期の連結業績見通しに
つきましては、中期経営計画の2年目として、以下のとおり、当連結会計年度と比較して増収増益を見込
んでおります。
(連結業績見通し)
営業収益
8,500 億円
営業利益
440 億円
経常利益
410 億円
当期純利益
230 億円
(2)財政状態に関する分析
① 資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ 16 億 70 百万円増加し、5,594 億
69 百万円となりました。これは、主に販売用不動産及び仕掛品などのたな卸資産が 277 億 96 百万円増加
した一方で、建物及び構築物が 141 億 42 百万円、土地が 105 億 39 百万円減少したことによるものであり
ます。なお、保有目的の変更に伴い、当連結会計年度末において建物及び構築物 99 億 90 百万円、土地
107 億 93 百万円などを販売用不動産に、建設仮勘定 85 億 45 百万円を仕掛品に振替えております。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ 113 億 37 百万円減少し、3,803 億 41 百万円となりまし
た。これは、主に借入金が 185 億 50 百万円、預り金が 61 億 11 百万円減少した一方で、社債が 90 億円増
加したことによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ 130 億7百万円増加し、1,791 億 27 百万円となりまし
た。これは、主に当期純利益が 166 億 51 百万円となった一方で、剰余金の配当 27 億 14 百万円、自己株式
の取得 34 億 61 百万円を実施したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は 31.8%となり、前連結会計年度末に比べ 2.2 ポイント上昇しました。
4
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、450 億 72 百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ収入が
89 億 83 百万円減少しました。これは、主に法人税等の支払額が 90 億 35 百万円増加したことによるもの
であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、272 億 80 百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出が
134 億 36 百万円増加しました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が 91 億5百万円増加したこ
と、保証金の回収による収入が 24 億 42 百万円減少したこと、及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の
取得による支出が 30 億 24 百万円増加したことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、167 億 36 百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出が
99 億 62 百万円減少しました。これは、主に社債発行による収入が 87 億 86 百万円増加したこと、自己株
式の取得による支出が 34 億 61 百万円増加したこと、長期借入れによる収入が 310 億円増加したこと、及
び長期借入金の返済による支出が 264 億 39 百万円増加したことによるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は 864 億 73 百万円となり、前連結会計年度
末に比べ 17 億 93 百万円増加しました。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、利益配分につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保し
つつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。
当社は、原則として定時株主総会決議における年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており
ますが、取締役会決議により中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
当期の配当につきましては、上記方針に基づき普通株式については1株当たり 23.0 円、A種優先株式
については 1 株当たり 23.5 円、B種優先株式については 1 株当たり 25.0 円の配当を行うことを、平成 26
年6月 13 日開催予定の定時株主総会において決議予定であります。
次期の配当につきましては未定でありますが、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、今まで以
上にコスト競争力を高め、市場ニーズに応える事業基盤を強化し、さらには、グローバル戦略の展開を図
るために内部留保資金を有効投資してまいりたいと考えております。
5
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
2.企業集団の状況
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、純粋持株会社である当社、子会社 40 社(うち連結子会社
39 社、持分法非適用非連結子会社1社)及び関連会社4社(うち持分法適用関連会社3社、持分法非適用関
連会社1社)により構成されており、デリバリー事業、ロジスティクス事業、不動産事業及びその他これら
に附帯する事業を展開しております。
当社グループの事業内容及び各関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。
セグメントの名称
デリバリー事業
主要商品及びサービス
主要な会社名
飛脚宅配便・飛脚クール便・
佐川急便㈱
飛脚メール便・飛脚航空便等
SGムービング㈱
引越、ルート配送、一般貸切輸送
㈱ワールドサプライ
設置輸送、美術品輸送
納品代行、食品配送
ロジスティクス事業
(合計3社)
物流業務の包括的受託
佐川グローバルロジスティクス㈱
物流システム構築
佐川ロジスティクスパートナーズ㈱
在庫・受発注管理
SGHグローバル・ジャパン㈱
※1
物流センター運営
SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.
※2
倉庫業
天津保利佐川国際貿易有限公司
利用運送
上海保利佐川物流有限公司
sgx国際宅配便
保利佐川物流有限公司
国際航空・海上輸送サービス
上海大衆佐川急便物流有限公司
※1
佐川喜楽客思物流(上海)有限公司
佐川喜楽客思物流(青島)有限公司
佐川急便(香港)有限公司
SAGAWA EXPRESS PHILIPPINES INC.
SAGAWA EXPRESS VIETNAM CO., LTD.
SAGAWA EXPRESS SINGAPORE PTE. LTD.
AMEROID LOGISTICS (S) PTE. LTD.
※3
PT. SAGAWA INDONESIA
その他 14 社
(合計 30 社)
不動産事業
その他
不動産賃貸・管理、不動産開発
SGリアルティ㈱
不動産ファンド
その他1社
再生可能エネルギー供給
(合計2社)
商品販売、保険代理、燃料販売
佐川アドバンス㈱
自動車整備、自動車販売、ボディ製造
SGモータース㈱
システム販売・保守
SGシステム㈱
e-コレクト
佐川フィナンシャル㈱
人材派遣・請負
SGフィルダー㈱
その他3社
(合計8社)
(注) ※1
平成 25 年5月1日付で、佐川グローバルロジスティクス株式会社は、SGHグローバル・ジャパン株式会社
に商号を変更するとともに、同日付で会社分割により新たに設立した佐川グローバルロジスティクス株式会社
(当社の 100%子会社)に国内ロジスティクス事業を承継いたしました。
※2
SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.は、平成 25 年3月 21 日から海外事業統括会社として本格稼働してお
ります。
※3
平成 25 年5月 27 日付で AMEROID LOGISTICS (S) PTE. LTD.を買収いたしました。
※4
連結子会社であるSGエキスパート株式会社は、シェアードサービス事業を営んでおり、セグメント上「全社
(共通)
」であるため、記載を省略しております。
6
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
事業系統図を示すと、次のとおりであります。
顧 客
デリバリー事業
ロジスティクス事業
【国内】
佐川急便㈱
佐川グローバルロジスティクス㈱
SGムービング㈱
佐川ロジスティクスパートナーズ㈱
㈱ワールドサプライ
【海外】
不動産事業
SGHグローバル・ジャパン㈱
SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.
SGリアルティ㈱
他 連結子会社
1社
天津保利佐川国際貿易有限公司
上海保利佐川物流有限公司
その他
保利佐川物流有限公司
佐川アドバンス㈱
上海大衆佐川急便物流有限公司
SGモータース㈱
佐川喜楽客思物流(上海)有限公司
SGシステム㈱
佐川喜楽客思物流(青島)有限公司
佐川フィナンシャル㈱
佐川急便(香港)有限公司
SGフィルダー㈱
他 連結子会社
SAGAWA EXPRESS PHILIPPINES INC.
3社
SAGAWA EXPRESS VIETNAM CO., LTD.
SAGAWA EXPRESS SINGAPORE PTE. LTD.
AMEROID LOGISTICS (S) PTE. LTD.
PT. SAGAWA INDONESIA
他 連結子会社
9社
持分法非適用非連結子会社
1社
持分法適用関連会社
3社
持分法非適用関連会社
1社
SGホールディングス㈱ (持株会社)
(注) ※上記のほか、SGエキスパート株式会社はシェアードサービス事業を営んでおります。
7
決算短信
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、創業の精神「飛脚の精神(こころ)」のもと、
一.お客様と社会の信頼に応え 共に成長します
一.新しい価値を創造し 社会の発展に貢献します
一.常に挑戦を続け あらゆる可能性を追求します
を企業理念とし、お客様から「安心」
「満足」
「信頼」をいただけるサービス・品質向上を図っております。
今後も社会の変化・顧客ニーズに迅速に対応し、トータルなソリューションの提供を実現させ、一層社会に
必要とされる企業体を目指してまいります。
(2)目標とする経営指標及び中長期的な会社の経営戦略
物流業界における競争激化や業界再編等、目まぐるしく変化する経営環境に対応し繁栄していくために、
平成 25 年度からの新中期経営計画「Third Stage Plan」
(平成 25 年度から平成 27 年度)では、グループ力
の発揮や、他社とのアライアンスの強化等を新たな成長エンジンと位置づけ、新経営ビジョン「グループ内
外の経営資源活用と連携深化で新たな価値を創造し、経営基盤強化と永続的な成長を目指します」を掲げ、
「シナジー、変革、そしてスピード」をテーマに、
「グループ収益力の極大化」
「事業領域拡充によるグルー
プ総合力向上」
「経営基盤の強化・高度化」
「ステークホルダー経営の本格導入」を基本戦略とし、事業を推
進いたします。そして、これらを実現させることにより、平成 27 年度には連結営業収益 1 兆 1,000 億円、
連結営業利益 530 億円を目指してまいります。
(3)会社の対処すべき課題
当社グループは、経営ビジョン「グループ内外の経営資源活用と連携深化等で新たな価値を創造し、経営
基盤強化と永続的な成長を目指します」に基づき、中期経営計画「Third Stage Plan」
(平成 25 年度から平
成 27 年度)のもと、
「シナジー、変革、そしてスピード」をテーマに、次の4つを基本戦略として事業に取
り組んでおります。
① グループ収益力の極大化
② 事業領域拡充によるグループ総合力向上
③ 経営基盤の強化・高度化
④ ステークホルダー経営の本格導入
8
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
4.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成 25 年3月 20 日)
当連結会計年度
(平成 26 年3月 20 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び営業未収入金
販売用不動産
商品及び製品
85,047
86,991
116,531
111,327
33,405
55,378
372
155
仕掛品
2,796
8,817
原材料及び貯蔵品
1,336
1,356
繰延税金資産
3,493
4,861
その他
7,815
9,046
貸倒引当金
△481
△490
250,318
277,444
72,597
58,455
2,515
3,364
140,164
129,625
7,705
6,290
285
186
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
車両運搬具(純額)
土地
リース資産(純額)
建設仮勘定
その他(純額)
有形固定資産合計
11,591
15,597
234,859
213,519
16,824
13,651
158
134
無形固定資産
ソフトウエア
リース資産
その他
3,398
5,939
20,381
19,725
投資有価証券
5,216
4,746
繰延税金資産
17,534
15,473
その他
32,318
30,981
△2,830
△2,626
無形固定資産合計
投資その他の資産
貸倒引当金
投資その他の資産合計
52,239
48,574
307,480
281,820
社債発行費
-
204
繰延資産合計
-
204
557,798
559,469
固定資産合計
繰延資産
資産合計
9
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成 25 年3月 20 日)
当連結会計年度
(平成 26 年3月 20 日)
負債の部
流動負債
支払手形及び営業未払金
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金
リース債務
未払法人税等
預り金
賞与引当金
役員賞与引当金
その他
流動負債合計
38,621
39,859
8
-
37,310
55,134
1,788
1,497
7,132
10,190
39,402
33,290
2,775
4,888
26
41
34,800
33,836
161,866
178,738
固定負債
社債
-
9,000
長期借入金
177,003
140,637
リース債務
5,328
4,451
37,758
37,281
40
29
資産除去債務
4,213
4,294
その他
5,466
5,909
229,811
201,603
391,678
380,341
11,383
11,882
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
383
882
利益剰余金
153,241
167,179
-
△3,461
165,007
176,483
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
10
581
681
-
△325
△360
1,055
220
1,410
891
1,232
166,119
179,127
557,798
559,469
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成 24 年3月 21 日
至 平成 25 年3月 20 日)
当連結会計年度
(自 平成 25 年3月 21 日
至 平成 26 年3月 20 日)
営業収益
871,388
835,086
営業原価
813,980
764,248
営業総利益
57,407
70,838
販売費及び一般管理費
26,380
27,454
営業利益
31,027
43,383
100
128
営業外収益
受取利息
受取配当金
132
126
その他
2,422
2,016
営業外収益合計
2,656
2,272
4,352
3,825
営業外費用
支払利息
持分法による投資損失
その他
営業外費用合計
経常利益
37
655
606
409
4,995
4,891
28,687
40,764
特別利益
固定資産売却益
確定拠出年金制度への移行に伴う債務の減少
その他
特別利益合計
52
41
14,961
-
251
764
15,266
805
特別損失
固定資産売却損
322
34
固定資産除却損
466
743
1,876
2,573
-
4,660
982
-
減損損失
企業年金基金清算に伴う一括拠出金
借入金繰上返済に伴うデリバティブ評価損
その他
85
2,837
3,733
10,849
40,220
30,721
法人税、住民税及び事業税
7,612
13,242
法人税等調整額
9,094
850
法人税等合計
16,707
14,092
少数株主損益調整前当期純利益
23,513
16,628
82
△23
23,430
16,651
特別損失合計
税金等調整前当期純利益
少数株主利益(△は損失)
当期純利益
11
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成 24 年3月 21 日
至 平成 25 年3月 20 日)
少数株主損益調整前当期純利益
当連結会計年度
(自 平成 25 年3月 21 日
至 平成 26 年3月 20 日)
23,513
16,628
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
包括利益
359
99
-
△325
703
1,543
59
54
1,122
1,372
24,636
18,000
24,451
17,841
184
158
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
12
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成 24 年3月 21 日 至 平成 25 年3月 20 日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
当期首残高
資本剰余金
11,383
利益剰余金
383
自己株式
132,139
株主資本合計
-
143,905
当期変動額
新株の発行
-
剰余金の配当
当期純利益
△2,328
△2,328
23,430
23,430
自己株式の取得
-
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計
当期末残高
-
-
21,102
-
21,102
11,383
383
153,241
-
165,007
その他の包括利益累計額
その他有価
証券評価
差額金
当期首残高
221
繰延ヘッジ
損益
-
為替換算
調整勘定
△1,021
その他の
包括利益
累計額合計
△800
少数株主
持分
713
純資産合計
143,818
当期変動額
新株の発行
-
-
剰余金の配当
-
△2,328
当期純利益
-
23,430
自己株式の取得
-
-
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
359
-
661
1,020
177
1,198
当期変動額合計
359
-
661
1,020
177
22,300
当期末残高
581
-
△360
220
891
166,119
13
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
当連結会計年度(自 平成 25 年3月 21 日 至 平成 26 年3月 20 日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
利益剰余金
11,383
383
499
499
自己株式
153,241
株主資本合計
-
165,007
当期変動額
新株の発行
999
剰余金の配当
当期純利益
△2,714
△2,714
16,651
16,651
自己株式の取得
△3,461
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計
当期末残高
△3,461
499
499
13,937
△3,461
11,475
11,882
882
167,179
△3,461
176,483
その他の包括利益累計額
その他有価
証券評価
差額金
当期首残高
581
繰延ヘッジ
損益
-
為替換算
調整勘定
△360
その他の
包括利益
累計額合計
220
少数株主
持分
891
純資産合計
166,119
当期変動額
新株の発行
-
999
剰余金の配当
-
△2,714
当期純利益
-
16,651
自己株式の取得
-
△3,461
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
99
△325
1,416
1,190
341
1,532
99
△325
1,416
1,190
341
13,007
681
△325
1,055
1,410
1,232
179,127
14
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 平成 24 年3月 21 日
至 平成 25 年3月 20 日)
当連結会計年度
(自 平成 25 年3月 21 日
至 平成 26 年3月 20 日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
40,220
30,721
減価償却費
19,320
18,924
1,876
2,573
△14,152
△501
賞与引当金の増減額(△は減少)
△103
2,113
受取利息及び受取配当金
△257
△255
支払利息
4,352
3,825
736
736
売上債権の増減額(△は増加)
8,498
6,379
仕入債務の増減額(△は減少)
△3,572
762
預り金の増減額(△は減少)
△352
△6,179
その他
2,715
255
59,281
59,355
187
-
減損損失
退職給付引当金の増減額(△は減少)
固定資産除売却損益(△は益)
小計
災害による保険金収入
利息及び配当金の受取額
214
213
利息の支払額
△4,326
△4,159
法人税等の支払額
△1,301
△10,336
54,055
45,072
有形固定資産の取得による支出
△11,654
△20,759
有形固定資産の売却による収入
124
88
無形固定資産の取得による支出
△3,738
△3,970
3,785
1,343
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
保証金の回収による収入
投資有価証券の取得による支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出
関係会社株式の取得による支出
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
△19
△20
-
△3,024
△728
-
△1,613
△937
△13,843
△27,280
-
△9
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
社債発行による収入
リース債務の返済による支出
株式発行による収入
自己株式の取得による支出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
少数株主からの払込みによる収入
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
-
31,000
△23,103
△49,542
-
8,786
△1,260
△1,866
-
999
-
△3,461
△2,328
△2,714
△6
△8
-
80
△26,698
△16,736
341
738
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
13,854
1,793
現金及び現金同等物の期首残高
70,825
84,680
現金及び現金同等物の期末残高
84,680
86,473
15
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
①連結子会社の数 39 社
主要な連結子会社の名称
佐川急便株式会社
SGムービング株式会社
株式会社ワールドサプライ
佐川グローバルロジスティクス株式会社
佐川ロジスティクスパートナーズ株式会社
SGHグローバル・ジャパン株式会社
SGリアルティ株式会社
佐川アドバンス株式会社
SGモータース株式会社
SGシステム株式会社
佐川フィナンシャル株式会社
SGフィルダー株式会社
SGエキスパート株式会社
SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.
佐川急便(香港)有限公司
SAGAWA EXPRESS VIETNAM CO., LTD.
AMEROID LOGISTICS (S) PTE. LTD.
SGHグローバル・ジャパン株式会社は、平成 25 年5月1日付で新設分割(同日付で佐川グローバ
ルロジスティクス株式会社より社名変更)を行い、新たに設立した佐川グローバルロジスティクス株
式会社を連結の範囲に含めております。
SGアセットマックス株式会社、SG SAGAWA USA INC.は、新たに設立したことにより、当連結
会計年度より連結の範囲に含めております。
AMEROID LOGISTICS (S) PTE. LTD.及びその子会社1社は、株式の取得により、当連結会計年
度より連結の範囲に含めております。
SGモータース関越株式会社は、平成 25 年3月 21 日付で、SGモータース株式会社を存続会社と
する吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
②非連結子会社の名称等
非連結子会社の名称
SAGAWA EXPRESS HAWAII, INC.
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社は、小規模であり、総資産、営業収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余
金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2.持分法の適用に関する注記
①持分法適用の関連会社数 3社
主要な会社の名称
SINDHU CARGO SERVICES PTE. LTD.
②持分法非適用の非連結子会社及び関連会社の名称等
主要な会社の名称
(非連結子会社)SAGAWA EXPRESS HAWAII, INC.
(持分法を適用しない理由)
持分法非適用の非連結子会社及び関連会社の当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分
に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、
16
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
全体としても重要性がないためであります。
③持分法適用の手続に関する特記事項
持分法適用会社は、決算日が連結決算日と異なるため、12 月 31 日現在で実施した仮決算に基づく財
務諸表を使用しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
佐川急便(香港)有限公司をはじめ在外連結子会社 23 社の決算日は 12 月 31 日であり、連結財務諸表
の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引について
は、連結上必要な調整を行っております。
4.会計処理基準に関する事項
①重要な資産の評価基準及び評価方法
イ 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は
移動平均法により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
ロ デリバティブ
時価法
ハ たな卸資産
販売用不動産、商品、製品、原材料、仕掛品
主として個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算
定)
貯蔵品
主として先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法によ
り算定)
②重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社は、主として定率法を採用しております。ただし、平成 10 年4月1日以
降に取得した建物(附属設備を除く)は定額法によっております。また、在外連結子会社は主とし
て定額法を採用しております。
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能
期間(5年)に基づいております。
ハ リース資産
所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。なお、リース物件
の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、リース取引
開始日が企業会計基準第 13 号「リース取引に関する会計基準」の適用初年度開始前のリース取引に
ついては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
③繰延資産の処理方法
イ 社債発行費
社債の償還までの期間にわたり定額法により償却しております。
17
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
④重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等
特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
ロ 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、当連結会計年度に負担すべき支給見込額を計上しております。
ハ 役員賞与引当金
役員の賞与の支給に備えるため、当連結会計年度に負担すべき支給見込額を計上しております。
ニ 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務の見込額に基づき、当
連結会計年度末において発生していると認められる額を計上しております。
また、数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数(8年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から
費用処理することとしております。過去勤務債務は、その発生時に費用処理することとしておりま
す。
ホ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。なお、
平成 18 年6月をもって役員退職慰労金制度を廃止しており、以降の対応分については引当計上を
行っておりません。
⑤重要なヘッジ会計の方法
イ ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、金利スワップについて特例処理の要件を満たしている場合には、特例処理を採用しており、
為替予約については、振当処理の要件を満たしている場合には、振当処理を採用しております。
ロ ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…金利スワップ、為替予約
ヘッジ対象…借入金利息、社債利息、外貨建金銭債務
ハ ヘッジ方針
金利変動リスク及び為替変動リスクの低減のため、対象債務の範囲内でヘッジを行っております。
ニ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ開始時から有効性判定時までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動の累計
を比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しております。
ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。
⑥のれんの償却方法及び償却期間
のれんは、その効果が及ぶ期間を 20 年以内の期間をもって企業結合ごとに判断し、定額法によって
償却しております。ただし、金額の重要性が乏しい場合は、のれんの生じた連結会計年度の費用とし
ております。
⑦連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少な
リスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
⑧その他連結財務諸表作成のための重要な事項
イ 消費税等の会計処理
税抜方式により処理しております。
ロ 連結納税制度の適用
連結納税制度を適用しております。
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SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
(減価償却方法の変更)
法人税法の改正に伴い、当連結会計年度より、平成 25 年3月 21 日以後に取得した有形固定資産について、
改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しております。
これにより、当連結会計年度の減価償却費が 511 百万円減少したため、営業利益、経常利益および税金等
調整前当期純利益はそれぞれ同額増加しております。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、純粋持株会社の当社傘下の連結子会社を商品及びサービスの内容に応じて3つの事業
に区分し、経営管理を行っております。
したがって、当社は当該区分を基礎とした、
「デリバリー事業」、
「ロジスティクス事業」、
「不動産事
業」の3つを報告セグメントとしております。
なお、当連結会計年度から、
「その他」に含めていた「不動産事業」について、量的な重要性が増した
ため報告セグメントとして記載する方法に変更し、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度
の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
報告セグメントごとの主要商品及びサービスの種類
報告セグメント
デリバリー事業
ロジスティクス事業
不動産事業
サービスの種類
飛脚宅配便・飛脚クール便・飛脚メール便・飛脚航空便等、引越、ルート配送、
一般貸切輸送、設置輸送、美術品輸送、納品代行、食品配送
物流業務の包括的受託、物流システム構築、在庫・受発注管理、物流センター運営、倉
庫業、利用運送、sgx国際宅配便、国際航空・海上輸送サービス
不動産賃貸・管理、不動産開発、不動産ファンド、再生可能エネルギー供給
2.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市
場実勢価格に基づいております。
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平成 26 年3月期
決算短信
3.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成 24 年3月 21 日 至 平成 25 年3月 20 日)
(単位:百万円)
デリバリー
事業
ロジスティ
クス事業
不動産事業
その他
(注)1
合計
調整額
(注)2
連結
財務諸表
計上額
(注)3
営業収益
外部顧客への営業収
益
753,477
49,872
2,811
65,226
871,388
-
871,388
セグメント間の内部
営業収益又は振替高
40,728
8,078
2,402
57,999
109,209
△109,209
-
794,205
57,951
5,213
123,226
980,597
△109,209
871,388
セグメント利益
26,336
580
577
3,150
30,645
381
31,027
セグメント資産
414,814
27,814
67,958
76,414
587,001
△29,203
557,798
14,944
732
1,845
1,295
18,818
500
19,319
9,836
1,035
5,091
1,831
17,795
1,050
18,845
計
その他の項目
減価償却費
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額
(注)1.その他には商品販売事業、保険代理事業、自動車整備事業、自動車販売事業、ボディ製造事業、システム販売・
保守事業、e-コレクト事業、人材派遣・請負事業を含んでおります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額 381 百万円には、セグメント間取引消去 5,516 百万円及び各報告セグメントに配分
していない全社費用△5,135 百万円が含まれております。全社費用は、主に当社の営業費用であります。
(2)セグメント資産の調整額△29,203 百万円には、セグメント間取引消去△73,705 百万円及び各報告セグメント
に配分していない全社資産 44,502 百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の余資運用資金及び長
期投資資金(現金及び預金、投資有価証券)であります。
(3)減価償却費の調整額 500 百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産の減価償却費でありま
す。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 1,050 百万円は、各報告セグメントに配分していない全社
資産の設備投資額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
20
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平成 26 年3月期
決算短信
当連結会計年度(自 平成 25 年3月 21 日 至 平成 26 年3月 20 日)
(単位:百万円)
デリバリー
事業
ロジスティ
クス事業
不動産事業
その他
(注)1
合計
調整額
(注)2
連結
財務諸表
計上額
(注)3
営業収益
外部顧客への営業収
益
709,441
54,872
12,377
58,395
835,086
-
835,086
セグメント間の内部
営業収益又は振替高
37,606
7,948
2,555
60,971
109,082
△109,082
-
747,048
62,821
14,932
119,366
944,169
△109,082
835,086
セグメント利益
(△は損失)
36,373
△13
3,158
4,313
43,832
△449
43,383
セグメント資産
389,874
36,552
90,827
70,300
587,555
△28,086
559,469
13,890
889
2,095
1,402
18,278
627
18,905
7,942
1,451
14,084
2,351
25,829
1,466
27,295
計
その他の項目
減価償却費
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額
(注)1.その他には商品販売事業、保険代理事業、燃料販売事業、自動車整備事業、自動車販売事業、ボディ製造事業、
システム販売・保守事業、e-コレクト事業、人材派遣・請負事業を含んでおります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△449 百万円には、セグメント間取引消去 5,586 百万円及び各報告セグメントに配分
していない全社費用△6,035 百万円が含まれております。全社費用は、主に当社の営業費用であります。
(2)セグメント資産の調整額△28,086 百万円には、セグメント間取引消去△81,173 百万円及び各報告セグメント
に配分していない全社資産 53,087 百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の余資運用資金及び長
期投資資金(現金及び預金、投資有価証券)であります。
(3)減価償却費の調整額 627 百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産の減価償却費でありま
す。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 1,466 百万円は、主に各報告セグメントに配分していない
全社資産の設備投資額であります。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
4.法人税法の改正に伴い、当連結会計年度より、平成 25 年3月 21 日以後に取得した有形固定資産について、改正
後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しております。
これにより、当該変更による報告セグメントごとの損益に与える影響は軽微であります。
21
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平成 26 年3月期
決算短信
5.個別財務諸表
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度
(平成 25 年3月 20 日)
当事業年度
(平成 26 年3月 20 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
38,373
45,720
営業未収入金
-
327
8
20
前払費用
繰延税金資産
短期貸付金
1年内回収予定の長期貸付金
未収入金
その他
206
28
7,342
3,273
27,024
12,948
5,610
6,242
406
504
78,973
69,065
-
13
工具器具備品(純額)
3
2
リース資産(純額)
3
7
有形固定資産合計
6
23
16
12
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
機械装置(純額)
無形固定資産
商標権
ソフトウエア
無形固定資産合計
6
4
22
16
投資その他の資産
投資有価証券
3,291
3,549
関係会社株式
183,325
190,359
長期貸付金
144,137
166,247
3
18
長期前払費用
その他
132
163
330,890
360,338
330,920
360,378
社債発行費
-
204
繰延資産合計
-
204
409,893
429,648
投資その他の資産合計
固定資産合計
繰延資産
資産合計
22
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(単位:百万円)
前事業年度
(平成 25 年3月 20 日)
当事業年度
(平成 26 年3月 20 日)
負債の部
流動負債
短期借入金
53,582
60,520
1年内返済予定の長期借入金
25,310
55,134
リース債務
未払金
未払費用
0
1
273
747
514
632
5,132
5,655
賞与引当金
13
26
その他
46
34
84,874
122,753
-
9,000
長期借入金
162,003
134,637
リース債務
2
5
未払法人税等
流動負債合計
固定負債
社債
退職給付引当金
7
17
繰延税金負債
94
75
その他
-
427
162,108
144,163
246,982
266,917
11,383
11,882
資本準備金
108,589
109,089
資本剰余金合計
108,589
109,089
別途積立金
30,000
30,000
繰越利益剰余金
12,748
15,189
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
42,748
45,189
-
△3,461
162,720
162,700
189
356
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
23
-
△325
189
30
162,910
162,731
409,893
429,648
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(2)損益計算書
(単位:百万円)
前事業年度
(自 平成 24 年3月 21 日
至 平成 25 年3月 20 日)
当事業年度
(自 平成 25 年3月 21 日
至 平成 26 年3月 20 日)
営業収益
9,850
13,290
営業原価
3,864
3,732
営業総利益
5,986
9,557
一般管理費
2,651
4,313
営業利益
3,334
5,244
9
9
103
97
14
26
127
133
支払利息
0
0
その他
0
0
営業外費用合計
0
0
3,461
5,377
固定資産売却益
1
-
特別利益合計
1
-
固定資産除却損
4
-
契約解除補償金
-
50
その他
14
5
特別損失合計
19
55
3,443
5,321
196
△3
△87
169
108
166
3,334
5,155
営業外収益
受取利息
受取配当金
その他
営業外収益合計
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
24
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成 24 年3月 21 日 至 平成 25 年3月 20 日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
11,383
資本
準備金
108,589
利益剰余金
資本剰余
金合計
その他利益剰余金
108,589
別途
積立金
30,000
繰越利益
剰余金
11,742
利益剰余
金合計
自己株式
41,742
-
株主資
本合計
161,714
当期変動額
新株の発行
-
剰余金の配当
-
当期純利益
-
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
△2,328
△2,328
△2,328
3,334
3,334
3,334
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,006
1,006
-
1,006
11,383
108,589
108,589
30,000
12,748
42,748
-
162,720
評価・換算差額等
その他有価証
券評価差額金
繰延ヘッジ
損益
純資産合計
評価・換算
差額等合計
△87
161,626
新株の発行
-
-
剰余金の配当
-
△2,328
当期純利益
-
3,334
自己株式の取得
-
-
当期首残高
-
△87
当期変動額
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
277
-
277
277
当期変動額合計
277
-
277
1,283
当期末残高
189
-
189
162,910
25
SGホールディングス㈱
平成 26 年3月期
決算短信
当事業年度(自 平成 25 年3月 21 日 至 平成 26 年3月 20 日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
利益剰余金
資本
準備金
資本剰余
金合計
11,383
108,589
108,589
499
499
499
その他利益剰余金
別途
積立金
30,000
繰越利益
剰余金
12,748
利益剰余
金合計
自己株式
42,748
-
株主資
本合計
162,720
当期変動額
新株の発行
-
999
剰余金の配当
-
△2,714
△2,714
△2,714
当期純利益
-
5,155
5,155
5,155
自己株式の取得
-
-
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
-
当期変動額合計
当期末残高
-
499
499
-
2,441
2,441
△3,461
△19
11,882
109,089
109,089
30,000
15,189
45,189
△3,461
162,700
その他有価証
券評価差額金
繰延ヘッジ
損益
純資産合計
評価・換算
差額等合計
189
162,910
新株の発行
-
999
剰余金の配当
-
△2,714
当期純利益
-
5,155
自己株式の取得
-
△3,461
189
-
当期変動額
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
△3,461
499
評価・換算差額等
当期首残高
△3,461
166
△325
△159
△159
当期変動額合計
166
△325
△159
△179
当期末残高
356
△325
30
162,731
26