資料 - インターシステムズジャパン

InterSystems Symposia 2014
Ensembleと
HealthShare の
医療向け機能
インターシステムズジャパン株式会社
テクニカルコンサルティング部
上中進太郎
アジェンダ
• Ensemble 超概要
• Ensemble HL7機能
– SS-MIX2拡張スキーマ
• Ensemble DICOM機能
• Ensemble ASTM機能
• HealthShare 概要
• HealthShare Foundation概要
• HealthShare Foundation IHE機能
*おことわり
各標準規格に関する詳しい説明は⾏いません。
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InterSystems Symposia 2014
Ensemble医療向け機能
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Ensemble概念図
• システムとシステム、データとデータをつなぐ
コンポジットアプリケーション
オペレータの介在
(ワークフロー機能)
API
アダプタ
固定長
CSV
XML
…
ビジネスアクティビティ
モニタリング
メッセージ
ルール
の適用
BPM / ルーティングエンジン
メッセージ
API
アダプタ
メッセージ
RDB
オールインワン
アーキテクチャ
固定長
CSV
XML
…
RDB
メッセージ・キュー
TCP
TCP
医療業界向けを含む
様々なアダプタ
Caché
メタ・データ
メッセージの永続化
=データベース内蔵
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InterSystems Symposia 2014
Ensembleアダプタ
テクノロジ/プロトコルアダプタ
• LDAP
• Email
• File
• .NET Gateway
• FTP
• SOAP
• HTTP
• SQL(ODBC,JDBC)
• REST (New!)
• TCP
• WebSphere MQ
• Telnet
• SAP Java Connector
• Java Gateway
医療系データフォーマットアダプタ
• HL7 ver2,ver3
• X12
• ASTM
• EDIFACT
• DICOM
• XML Documents
• プロトコル+フォーマット アダプタ/サービス/オペレーションの例
EnsLib.HL7.Adapter.TCPInboundAdapter
EnsLib.HL7.Operation.SOAPOperation
EnsLib.EDI.ASTM.Service.FileService
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HL7とは
• HL7標準とは? (⽇本HL7協会HPより引⽤)
– 医療情報交換のための標準規約で、患者管理、オーダ、照会、財務、検査報告、マスタファイ
ル、情報管理、予約、患者紹介、患者ケア、ラボラトリオートメーション、アプリケーション
管理、⼈事管理などの情報交換を取り扱います。HL7はHealth Level Sevenの略で、「医療
情報システム間のISO-OSI第7層アプリケーション層」に由来しています。
• HL7 V2.x メッセージとは?
– コード化規則による区切⽂字で区切られた可読的な可変⻑メッセージである。
– メッセージ:3⽂字のメッセージタイプと3⽂字の事象タイプ (ADT^A01)
• ADT : Admission,Discharge,Transfer(⼊退院・移動)
A01:⼊院・来院の通知
MSH|^~¥&|ADT1|MCM|LABADT|MCM|198808181126|SECURITY|ADT^A01|MSG00001|P|2.3|<cr>
EVN|A01|198808181123||<cr>
PID|||PATID1234^5^M11||JONES^WILLIAM^A^III||19610615|M||C|・・・<cr>
NK1|JONES^BARBARA^K|WIFE||||||NK^NEXT OF KIN<cr>
・・・・
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InterSystems Symposia 2014
Ensemble と HL7 v2
• HL7 バージョン2を仮想ドキュメントとしてサポート
– 仮想ドキュメント・・・ メッセージの⼀種でEnsembleでは部分的に解釈される。処理速度を
向上させるため内部仕様のグローバルに直接格納される。
メソッドを使⽤してメッセージからデータの取り出しも可能
HL7メッセージオブジェクト
↓
HL7>write m.GetValueAt(“MSH:9.1”)
OMG
HL7>write m.FindSegment("OBR",.key).GetValueAt("4.2.1")
X線単純撮影
ビジネスルール内で条件として使⽤可能
メッセージトレースで確認するとデータが
分割して表⽰されるが、メッセージを分割
して処理・保存しているわけではない。
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HL7 v2 ルーティングプロダクション
• HL7 v2メッセージを受信し、ルールに基づきデータ変換等を⾏って、メッセージの内
容に応じて複数のターゲットに変換して送信する
インバウンド
アダプタ
ビジネスサービス
HL7データ受信⽤の
File,FTP,HTTP,
SOAP,TCPビジネスサー
ビスが⽤意されている
HL7スキーマ定義
ルーティング
プロセス
ビジネス
オペレーション
アウトバウンド
アダプタ
ルーティング
ルールセット
データ変換
仮想ドキュメント
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InterSystems Symposia 2014
Ensemble と HL7 v3
• HL7 v3はXMLベース
<MFMT_IN002101> <id extension=“9223372036854775800” root=“2.16.528.1.1007.3.2.700222.1” />
<creationTime value=“2006-01-01 12:00:00PM” /> <versionCode code=“NATCHEZEd2005-Okt” /> <interactionId
extension=“MFMT_IN002101” root=“2.16.840.1.113883.1.6” /> <processingCode code=“ER” />
<processingModeCode code=“T” /> <acceptAckCode code=“ER” /> <receiver> <device> <id extension=“000700856”
root=“2.16.528.1.1007.3.2” /> <name use=“L”> <given>ZIM Applicatie Regio Utrecht</given> </name> <agencyFor
classCode=“AGNT”> <representedOrganization classCode=“ORG” determinerCode=“INSTANCE”> <id
extension=“00100100” root=“2.16.528.1.1007.3.3” /> <name use=“L”> <given>ZIM Beheersorganisatie
Utrecht</given> </name> </representedOrganization> </agencyFor> </device> </receiver> <sender> ・・・・
• 専⽤アダプタではなく、EnsembleのXML機能を活⽤して実装する
– %XML.XPATH.Document :XPATHを実⾏してデータを抽出→メッセージのプロパティに格納
– %XML.XSLT.Transformer:XMLデータに対してXSLTを使⽤して変換
• 参考 ENSDEMO:Demo.HL7v3.Production.InterfaceEngineプロダクション
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SS-MIX
• SS-MIXとは?(SS-MIX普及推進コンソーシアムHPより引⽤)
– 「厚⽣労働省電⼦的診療情報交換推進事業」SS-MIX:Standardized Structured Medical
record Information eXchange
– SS-MIXは、記録された利⽤情報の電⼦化・標準化に向けた啓発活動の⼀環として、具体化し
たパッケージウェアの普及を⾏うものであり、
• パッケージウェアの開発
• ドキュメントの整備
• 各ベンダによる同⼀の規格
を実装したシステムの開発
と普及を⾏う事業です。
SS-MIX2 標準化ストレージ構成の説明
と構築ガイドライン v1.0.pdfより引⽤
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InterSystems Symposia 2014
SS-MIX
• 技術的には以下のような内容が含まれます
– HL7 v2.5 スキーマをベースにした独⾃スキーマ
• 患者情報、⼊退院・患者管理、アレルギー、病名、⾷事、薬剤オーダ、検査オーダなど
– HL7ファイルを保存するための「標準化ストレージ」格納仕様ディレクトリ構造の定義
• ルートフォルダ¥患者ID先頭3⽂字¥4~6⽂字¥患者ID¥診療⽇¥データ種別¥各データファイル
– その他、SS-MIX2ヘッダやインデックスDBなど情報連携のための定義
• 詳細はSS-MIX普及推進コンソーシアムHPをご覧ください。
http://www.hci-bc.com/ss-mix/
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EnsembleとSS-MIX
• InterSystems JapanではEnsembleを使⽤したプロジェクトでSS-MIX2データをハンド
リングするために以下のようなモジュールをご提供しています。
– SS-MIX2⽤拡張HL7スキーマ : SSMIX2.hl7
• V2.5をベースとしてZE1などのセグメント、OMI_Z23、PPR_ZD1などのメッセージ
タイプを追加
– SS-MIX2ファイル⽤モジュール
• SSMIX2.Operation.FileOperation
– SSMIX2データをインデックスDB に格納し、SS-MIXディレクトリ構造を作成し、
ファイルとして出⼒する
• SSMIX2.Service.FileService
– SS-MIXディレクトリ構造を定期的に監視し、SS-MIXデータを取得し処理を⾏う
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InterSystems Symposia 2014
EnsembleとSS-MIX
– SS-MIX2 TCP⽤モジュール
• SSMIX2.Operation.TCPOperation
• SSMIX2.Adapter.TCPOutboundAdapter
– SS-MIX2データをTCPで送信する。SS-MIXヘッダーに対応
• SSMIX2.Service.TCPService
• SSMIX2.Adapter.TCPInboundAdapter
– SS-MIX2データをTCPで受信する。SS-MIXヘッダーに対応
– SS-MIX2マスタ変換⽤テーブル : SSMIX2_MST.DataType/PracticeDay
• データ種別マスタテーブル メッセージタイプからデータ種別を特定
• 診療⽇マスターテーブル メッセージから診療⽇を取得(メッセージタイプにより格納場所が異なる)
SS-MIXプロジェクトへの活⽤だけではなく、
SS-MIX2対応システムとの連携にも活⽤可能
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DICOM
• DICOMとは(wikipediaより)
– DICOM(ダイコム)とは、Digital Imaging and COmmunication in Medicineの略で、⽶国
放射線学会 (ACR) と北⽶電⼦機器⼯業会 (NEMA) が開発した、CTやMRI、CRなどで撮影し
た医⽤画像のフォーマットと、それらの画像を扱う医⽤画像機器間の通信プロトコルを定義し
た標準規格のことである。
• ⼀般的にはモダリティとシステムが通信を⾏う場合に使⽤される規格でタグ情報と画像
情報(バイナリデータ)を含む
DICOM通信
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InterSystems Symposia 2014
DICOM⽤語
• 適合宣⾔書(コンフォーマンスステートメント)
– DICOM適合の範囲を記載する
AE Title(名前)
AE Title(名前)
基本はTCP/IPの双⽅向通信
SCU(サービス
クラスユーザ)
アブストラクトシンタックス
+転送シンタックス
SCP(サービスクラス
プロバイダ)
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Ensemble と DICOM
• EnsembleはDICOMドキュメントも仮想ドキュメントとしてサポート
• DICOM⽤アダプタ、コンポーネント
–
–
–
–
EnsLib.DICOM.Adapter.TCP(双⽅向・⾮同期通信)
EnsLib.DICOM.Service.TCP, EnsLib.DICOM.Service.File, EnsLib.DICOM.Operation.TCP
EnsLib.DICOM.Document(DICOM⽤メッセージクラス)
EnsLib.DICOM.File(DICOM形式ファイルを処理するクラス)
• サポートしていないこと、特別な対応をしていること
– DICOMビューワではないので画像を表⽰する⼿段はありません
– DICOMメッセージは双⽅向であるため、BPLを使⽤してビジネスプロセスを記述することが
できません。ビジネスプロセスはCaché ObjectScriptを使⽤してカスタムビジネスプロセス
を作成する必要があります(後述)
– 実際のDICOMデータはジャーナリングのオーバヘッド低減やデータベース肥⼤化を防ぐため、
外部ファイル・ストリームとして格納されます
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InterSystems Symposia 2014
EnsembleによるDICOM開発⼿順(1)
• DICOM関連付けを⾏う
– 接続するモダリティ・システムの適合宣⾔書を⼊⼿し、Ensembleシステム管理ポータルから
「DICOM関連付け」を作成する
• DICOM関連付け→AE Title(AET)とアブストラクトシンタックス+転送シンタックスの
定義を関連付ける
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EnsembleによるDICOM開発⼿順(2)
• 追加したビジネスコンポーネントにIPアドレスやAE Titleなどを設定
コンポーネントの
設定画⾯
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InterSystems Symposia 2014
EnsembleによるDICOM開発⼿順(3)
• 実装したい処理をBusiness Processに記述
– EnsLib.DICOM.Processを継承して作成
– ENSDEMOネームスペースのサンプルを参考に
• モダリティワークリスト(MWL)
• ストレージ (モダリティ→Ensemble→PACS/RIS)
• 実装ポイント
– OnMessage
• Business ServiceかOperationから受けるメッセージを処理する
– DICOMデータを作成する・抽出する
Set pDocOut=##class(EnsLib.DICOM.Document).%New()
Set tSC=pDocOut.SetValueAt("43171525","DataSet.PatientID")
Set tTemp=pDocIn.GetValueAt("CommandSet.MessageID",,.tSC)
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ASTM
• ASTMとは(wikipediaより)
– ASTMインターナショナル (ASTM International) は、世界最⼤・⺠間・⾮営利の国際標準化・規格設
定機関。⼯業規格のASTM規格を設定・発⾏している。旧称は⽶国材料試験協会 (American Society for
Testing and Materials)。2001年、ASTM規格が国際化したことを反映し改名した。
– 主に⼯業材料規格と試験法規格からなっている。
• ASTMの概要 (Ensembleドキュメントより)
– ⽶国材料試験協会 (ASTM : American Society for Testing and Materials) は、医療機器とコン
ピュータ・システム間で情報を転送するための規格を定めました。規格 ASTM E1394–97 は、医療機
器とコンピュータ・システム間のリモート要求および結果の双⽅向デジタル送信を対象範囲としていま
す。この仕様は、ドキュメントの内容の構造化、およびこれらの構造の中に含まれるデータ要素の表現
についての規則を定めています。下位レベルの通信プロトコルやデータ転送の要件についての規則を定
めたものではありません。下位レベルのデータ転送通信の規格については、別の規格 (ASTM E1381–
02) に詳しく記載されています。Ensemble ASTM パッケージでは、両⽅の規格をサポートしています。
– ASTM はその後、これらの規格を維持管理する責任を、臨床検査標準協会 (CLSI : Clinical and
Laboratory Standards Institute) に移譲しました。
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InterSystems Symposia 2014
Ensemble と ASTM
• EnsembleがサポートしているASTM規格
– 元々 ASTM が定めた規格
• ASTM E1381-02 Standard Specification for Low-Level Protocol to Transfer Messages Between Clinical
Laboratory Instruments and Computer Systems (2002 年に撤退)
• ASTM E1394-97 Standard Specification for Transferring Information Between Clinical Instruments and
Computer Systems (2002 年に撤退)
– CLSI による後継規格
• LIS01-A2 Specification for Low-Level Protocol to Transfer Messages Between Clinical Laboratory
Instruments and Computer Systems;Approved Standard - Second Edition
• LIS02-A2 Specification for Transferring Information Between Clinical Instruments and Computer
Systems; Approved Standard- Second Edition
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Ensemble と ASTM
• EnsembleはASTMドキュメントを仮想ドキュメントとしてサポート
• ASTMでは TCPを介した通信の受信・開始ができる必要がある
– 開始を⾏うためにビジネスオペレーションをビジネスサービスのパートナー・サービスとして
登録できる
• 管理ポータル
– ASTMスキーマ構造
– ASTMドキュメントビューワ
• ASTM⽤クラス
– ビジネスサービス:EnsLib.EDI.ASTM.Service.FileService/TCPService
– ビジネスオペレーショ
ン:EnsLib.EDI.ASTM.Operation.FileOperation/FTPOperation/TCPOperation
– メッセージクラス:EnsLib.EDI.ASTM.Document
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InterSystems Symposia 2014
HealthShare
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HealthShare概要
• 戦略的医療情報交換プラットフォーム
• ベースとなるHealthShare Foundation +
(HealthShare Components)
Solution
複数のソリューションモジュール群
Solution
Solution
Active
Analytics
Clinician
Viewer
Provider
Directory
Patient
Index
Terminology
Consent
Clinical
Message
Delivery
Aggregator
Composite
Health
Record
HealthShare Foundation
HealthShare
Components
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InterSystems Symposia 2014
HealthShare 医療データ連携 概要
クリニカル
ビューワ
病院/クリニック
HIS
CIS
LIS
病院/クリニック/
医療従事者
RAD
医療データ共有サービスの提供
MPI
EMR
HUB
LIS
EMR
研究所/検査会社
クリニカル
ビューワ
クリニカル
ビューワ
HealthShare構成の概要
Clinical
Viewer
Access
Gateway
患者情報へのアク
セスの⼊⼝
Hub
患者とそのデータ
の所在の識別
Master
Patient
Index
Edge Gateway
共有患者データの
格納・送受信
各データソース
(HIS/オーダなど)
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InterSystems Symposia 2014
HealthShare Solution Example
• 多くのユースケースが存在
–
–
–
–
地域医療データ連携
超⻑期患者医療情報保存
ケアマネージメント
検査結果配信
• Foundation + 各コンポーネントを組み合わせてこれらを実現
地域医療データ連携
Health Information
Exchange
Active
Analytics
Clinician
Viewer
Provider
Directory
Patient
Index
Terminology
Consent
Clinical
Message
Delivery
Aggregator
Composite
Health
Record
HealthShare Foundation
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Active
Analytics
Active
Analytics
Patient
Index
Terminology
Consent
Clinical
Message
Delivery
Aggregator
Composite
Health
Record
Clinician
Viewer
HealthShare Foundation
Clinician
Viewer
Secure Messaging
(Direct)
Provider
Directory
検査結果配信
Provider
Directory
Patient
Index
Terminology
Consent
Clinical
Message
Delivery
Aggregator
Composite
Health
Record
InterSystems Symposia 2014
ケアマネージメント
Care
Management
HealthShare Foundation
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InterSystems Symposia 2014
HealthShare Foundation
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HealthShare Foundation
• HealthShare のベースとなる機能
• HealthShare Foundation = Ensemble + IHE support
• Foundationに含まれる機能
– Ensembleフル機能
– IHE連携⽤のEnsemble ビジネスホスト(BS/BO)の使⽤
• およびそのテスト⽤ユーティリティ
– IHEメッセージング⽤のXSL変換機能
•
•
•
•
Ensembleメッセージ⇔IHEメッセージ
IHEメッセージ→別のIHEメッセージ
HL7およびカスタムデータからCCDドキュメントの構築
CCDドキュメントをパースし、SDAおよびカスタムデータへ変換
– IHE連携⽤のレジストリツール
• OID登録、権限、SOAP接続先、SAML Credentialsなど
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InterSystems Symposia 2014
IHE とは
• Integrating the Healthcare Enterprise の略
• 医療情報システムの相互接続性を推進する国際的なプロジェクト
• ⽇本での活動は⽇本IHE協会が推進
– コネクタソンの開催、ユーザによるRFP作成と統合プロファイルの導⼊⽀
援、ベンダによるIHE実装の⽀援、など
• 医療機関や地域連携などの情報伝達のフローを分析し、これを元に
HL7やDICOMなどの医療情報に関する標準規格をいつ、どのように利
⽤するのかについて、ガイドラインの策定などによって標準化を推進
する
– 規格だけでなく、使い⽅のルールまで定める
統合プロファイル/テクニカルフレームワーク
•
•
•
•
•
放射線
内視鏡
臨床検査
循環器
放射線治療
など⾊々な統合プロファイルがあるが、HealthShare Foundationがサポー
トしているのは
• ITインフラストラクチャ(ITI)
– 患者情報登録・検索、診療情報登録・検索・交換などに関する規約
– JAHIS標準でも今年に⼊り技術⽂書が相次いで公開
http://www.jahis.jp/jahis_hyojyun/seiteizumi_hyojyun/
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InterSystems Symposia 2014
IHE Support in HealthShare Foundation
• Foundation でサポートされているIHE
– Actor = Consumer中⼼
Profile Description
Audit Trail and Node
ATNA
Authentication
内容
Supported Actors
Supported Transactions
ITI #
監査証跡と機器認証
Secure Application
Record Audit Event
ITI-20
XCA
Cross-Community Access
施設間アクセス
Initiating Gateway
Retrieve Document Set
Cross Gateway Retrieve
ITI-43
ITI-39
XCPD
Cross-Community Patient
Discovery
施設間患者診療情報検索 Initiating Gateway
Patient Discovery Request
ITI-55
Document Consumer
Registry Stored Query
Retrieve Document Set
ITI-18
ITI-43
Document Source
Provide and Register
Document Set-b
ITI-41
Consumer
Patient Demographics Query ITI-47
Consumer
PIX Query
ITI-45
Patient Identity Source
Patient Identity Feed
ITI-44
Cross-Enterprise Document
XDS.b
Sharing, version b
施設間⽂書共有
PDQv3
Patient Demographics Query for
患者基本情報問合せ
HL7 version 3
PIXv3
Patient Identifier Cross
Reference for HL7 version 3
患者ID相互参照問合せ
IHE利⽤例:Patient Demographic Query (PDQ) Profile
Probabilistic, demographic query for patients
John Smith
DOB:
/ /
12/22/1972
実⾏するIHEトラン
ザクション: PDQ
Application
Consumer
?
Master Patient
Index
Message: Patient
Registry Find
Candidates Query
Message: Patient Registry Find
Candidates Query Response
MPI内で適合可能性の
ある患者情報をウェイ
トをつけて複数返す
PDQ Supplier
*
John Smith 12/22/1972 123 Main St
25
Jon Smith 11/22/1972 24 Kensington Way
14
John Smith
3
05/12/1938 Address Unknown
01
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InterSystems Symposia 2014
IHE Support in HealthShare (全体)
• HealthShare でサポート
されている機能
– Clinical Health Record
コンポーネントが必要
– Actor =
Manager/Supplierなど
データ提供側の機能も
• Foundationにおいても
ユーザ側で独⾃リポジト
リなどを実装している場
合は、IHE対応のBS/BO
を使⽤して実装が可能
• IHE Integration
Statement
www.intersystems.com/healths
hare/ihe
Profile
Description
ATNA
Audit Trail and Node Authentication
CT
Consistent Time
XCA
Cross Community Access
XCPD
Cross Community Patient Discovery
XDR
Cross Enterprise Document Reliable Interchange
XDS.b
Cross Enterprise Document Sharing, version b
XDS-I.b
Cross Enterprise Document Sharing for Imaging, version b
XDS-MS
Cross Enterprise Sharing of Medical Summaries
XUA
Cross Enterprise User Authentication
DSUB
Document Metadata Subscription
XPHR
Exchange of Personal Health Record Content
MPQ
Multi-Patient Queries
PDQv3
Patient Demographics Query, version 3
PIXv3
Patient Identifier Cross Reference, version 3
XD-LAB
Sharing Lab Reports
Supported Actors
Repository (UDP only)
Secure Application
Time Client
Initiating Gateway
Responding Gateway
Initiating Gateway
Responding Gateway
Recipient
Source
Consumer
Registry
Repository
Source
On-Demand Source
Registry
Repository
Consumer
Creator
X-Service User
Notification Broker
Notification Recipient
Publisher
Subscriber
Consumer
Creator
Registry
Consumer
Supplier
Consumer
Manager
Consumer
Creator
HealthShare FoundationのIHEコンポーネント
Service
Process
Operation
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InterSystems Symposia 2014
IHE Demo環境
HealthShare
Foundation
患者Aに関する
情報問い合わせ
HealthShare
External
System
IHE
messages
IHE
BO
患者Aの情報を保持
患者Aの情報を保持
PIX Add 構成概要・⼿順
1. 各レジストリを登録
4. 呼び出しコンポーネン
トを作成し追加する
(AddUpdateHubRequest
メッセージを作成し、PIX
Source BOを呼び出す)
Service
Registry
OID
Registry
Facility
Registry
2.PIX BOを
追加
呼び出し
コンポーネント
(BS/BP/BO)
AddUpdateHubRequest
PIXv3
Source
BO
AddUpdateHubResponse
設定
__________
5. コンポー __________
ネントを構成__________
設定
__________
3.
__________
__________
PIX BOを
構成
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InterSystems Symposia 2014
PIX Sourceを呼び出すビジネスコンポーネントのサンプルコード例
メッセージを作って
投げるだけ!!
まとめ
• Ensembleには複数の医療業界向けのアダプタが⽤意されており、医療⽤アプリケー
ションの連携・統合を迅速に⾏うことができる
• HealthShare (Foundation)はIHEのIT Infrastructureプロファイルに対応しており、
地域医療連携プロジェクトにおけるIHE利⽤のニーズに対応することができる
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