オートスイッチ仕様

オートスイッチ仕様
オートスイッチ応差
移動子が移動しオートスイッチがONする位置と、そこから逆方向に移動
しオートスイッチがOFFするまでの距離を応差といいます。動作範囲の
一部(片側)にはこの応差が含まれています。
オートスイッチ
動作位置
(ON)
応差
注)
(無接点オートスイッチ:1mm以下)
オートスイッチ
動作位置
(OFF)
注)使用環境により変動するものであり、保証するものでは、ありません。
応差が問題となるご使用の際は、当社にご確認ください。
LJ1
LG1
LTF
LECS
LXF
LXP
LXS
LC6
LZ
LC3F2
D-
E-MY
1031
ご使用になる前に
オートスイッチ/結線方法、接続例
シンク入力仕様の場合
ソース入力仕様の場合
3線式NPN
3線式PNP
入力
茶
黒
オートスイッチ
茶
オートスイッチ
青
青
COM
2線式
入力
黒
COM
(PLC内部回路)
2線式
入力
茶
茶
(PLC内部回路)
COM
オートスイッチ
オートスイッチ
青
青
COM
入力
(PLC内部回路)
(PLC内部回路)
PLCの入力仕様により接続方法が異なりますので、PLCの入力仕様に応じて接続してください。
AND
(直列)
、
OR
(並列)
接続例
※無接点オートスイッチを使用時の入力判定は、50ms間の信号は無効となるように、
設備上にて設定願います。
3線式NPN出力のOR接続
3線式NPN出力のAND接続
(リレーを使用する場合)
茶
オートスイッチ1
オートスイッチ2
(オートスイッチのみで行う場合)
リレー
黒
茶
負荷
オートスイッチ1
茶
負荷
黒
オートスイッチ1
青
青
茶
茶
茶
黒
黒
黒
オートスイッチ2
青
オートスイッチ2
青
3線式PNP出力のAND接続
3線式PNP出力のOR接続
(オートスイッチのみで行う場合)
茶
オートスイッチ2
オートスイッチ1
黒
青
青
茶
茶
黒
黒
オートスイッチ2
負荷
青
2線式のAND接続
負荷
茶
オートスイッチ2
青
オートスイッチ1
青
茶
負荷
オートスイッチ2
青
黒
負荷
青
オ ー ト ス イ ッ チ2個 を
AND接続した場合ON時
の負荷電圧が低下し負荷
の作動不良を生じる場合
があります。
また、表示灯はオートス
イ ッ チ2個 がON状 態 と
なったとき点灯します。
負荷電圧仕様が20V未満
のオートスイッチは、使
用できません。
茶
負荷
オートスイッチ1
青
茶
(無接点)
オートスイッチ2個を
OR接 続 し た 場 合OFF
時の負荷電圧が大きく
なり作動不良を生じる
場合があります。
オートスイッチ2
青
ON時の負荷電圧=電源電圧−残留電圧×2個
=24V−4V×2個
=16V
OFF時の負荷電圧=漏れ電流×2個×負荷インピーダンス
=1mA×2個×3kΩ
=6V
例:電源電圧DC24V
オートスイッチ内部降下電圧4V
例:負荷インピーダンス3kΩ
オートスイッチ漏れ電流1mA
1032
黒
2線式のOR接続
茶
青
茶
茶
リレー
黒
オートスイッチ1
負荷
青
青
(リレーを使用する場合)
オートスイッチ1
黒
(有接点)
漏れ電流がないため、
OFF時の負荷電圧が大
きくなることはありま
せんが、ON状態のオー
トスイッチ個数により、
オートスイッチに流れ
る電流値が分散、減少
するため、表示灯が暗
くなり、点灯しない場
合もあります。
スイッチ
無接点オートスイッチ
適応アクチュエータ
D-M9(F9)
型
D-Y7G,Y7H型
※
LXFシリーズ、LXPシリーズ、LXSシリーズ、LZシリーズ
LJ1シリーズ(標準外モータ)
※LXFシリーズ/ボールねじ仕様には取付きません。
オートスイッチ仕様
オートスイッチ品番
D-M9N
D-M9P
接点
D-M9B
リード線取出方向
D-F9H
N.C.(B接点)
横方向
3線式
配線方式
出力方式
D-F9G
N.O.(A接点)
3線式
2線式
PNP
NPN
―
NPN
PNP
適用負荷
IC回路、
リレー、PLC
DC24Vリ
レー、PLC
IC回路、リレー、PLC
電源電圧
DC5・12・24V(4.5∼28V)
―
DC5・12・24V(4.5∼28V)
消費電流
10mA以下
―
10mA以下
負荷電圧
負荷電流
内部降下電圧
漏れ電流
インジケータランプ
40mA以下
10mA時0.8V以下
(40mA時2V以下)
2.5∼40mA 40mA以下 80mA以下
1.5V以下
(負荷電流 4V以下
0.8V以下
10mAにて
0.8V以下)
ON時赤色発光ダイオード点灯
OFF時赤色発光ダイオード点灯
CEマーキング
D-Y7G
接点
横方向
3線式
NPN
電源電圧
DC5・12・24V(4.5∼28V)
10mA以下
DC28V以下
負荷電流
内部降下電圧
40mA以下
80mA以下
1.5V以下(負荷電流10mAにて0.8V以下)
0.8V以下
漏れ電流
インジケータランプ
LXF
LC3F2
D-
E-MY
DC24Vにて100μA以下
OFF時赤色発光ダイオード点灯
規格
LECS
LZ
PNP
IC回路、リレー、PLC
負荷電圧
LTF
LC6
適用負荷
消費電流
LG1
LXS
N.C.(B接点)
配線方式
LJ1
LXP
D-Y7H
リード線取出方向
出力方式
―
DC24Vにて100μA以下 0.8mA以下 DC24Vにて100μA以下
規格
オートスイッチ品番
DC24V
DC28V以下
(DC10∼28V)
―
DC28V以下
CEマーキング
●リード線――耐油ビニルキャブタイヤコード、2.7×3.2長円(D-M9□)/ø2.7(D-F9□)/ø3.4(D-Y7□)、3芯(茶、
黒、青)、2芯(茶、青)
●絶縁抵抗――DC500Vメガにて50MΩ以上(リード線、ケース間)
●耐電圧―――AC1000V1分間(リード線、ケース間)
●周囲温度――−10∼60℃ ●動作時間――1ms以下 ●耐衝撃――1000m/s2
※詳細については、P.1462、1463をご参照ください。
プリワイヤコネクタ付もあります。
1033
スイッチ
近接スイッチ
適応アクチュエータ:LXF, LXSシリーズ
適用スイッチ型式
適用型式
型番
品番
LXF
LXS
G
GD
GB
GDB
GU
GUB
GX-F8A
GX-F8AI
GX-F8B
GX-F8BI
GXL-8FU
GXL-8FUB
標準
異周波
標準
異周波
標準
標準
スイッチタイプ
N.O.(A接点)
N.O.(A接点)
N.C.(B接点)
N.C.(B接点)
N.O.(A接点)
N.C.(B接点)
3線式
3線式
3線式
3線式
2線式
2線式
スイッチ仕様(パナソニック電工SUNX株式会社製)
検出軸方向、検出軸に直角方向:0.04mm以下
DC12∼24V±10% リップルP-P10%以下
0.8mA以下(出力OFF時の漏れ電流)
15mA以下
NPN
最大流入電流:100mA
印加電圧:30V DC以下(出力ー 0V間)
残留電圧:1V以下(流入電流100mAにて)
0.4V以下(流入電流16mAにて)
500Hz
出力
最大応答周波数
動作表示灯
耐環境性
検出距離の変動
GXL-8FU
(B)
GX-F8(A)
(B)
(I)
品番
繰返精度
電源電圧
消費電流
無接点直流2線
負荷電流:3∼70mA
残留電圧:3V以下
1kHz
緑色LED(安定検出時)
赤色LED(不安定検出時)
赤色LED(出力ON時点灯)
使用周囲温度
使用周囲湿度
耐ノイズ
温度特性
電圧特性
ケーブル
規格
−10∼55℃
−25∼70℃
45∼85%RH
電源ライン:240Vp・パルス幅0.5μs
使用周囲温度範囲にて20℃の時の検出距離の+15/−10%以内
使用電圧の±10%の変動にて±2%以内
0.15mm2 3芯キャプタイヤケーブル1m
0.15mm2 2芯キャプタイヤケーブル1m
CEマーキング
近接スイッチ/センサープレートの取付方法
近接スイッチ接続図
GX-F8
(A)
(B)
(I)
茶
黒
出力
負荷
+
−
青
GXL-8FU(B)
茶
負荷
+
−
青
負荷
取付ビスは必ず付属品を使用し、近
接スイッチは右図のように取付を行
ってください。
センサープレートは、下図のように取
付を行ってください。
締付トルクは必ず守り、弛み止めには
ねじ用の接着剤を使用してください。
スイッチ本体の材質は、PBTおよびポ
リアリレートです。影響の無い接着剤
を選定してください。
シンヘッドねじ(M3×4)
締付トルク:0.38∼0.42N・m
センサ−プレ−ト
トラス小ねじ(M2.6×10)
締付トルク:0.4∼0.5N・m
ワッシャ
近接スイッチ
センサ取付金具
六角ナット
ナベ小ねじ(M2.5×5)
締付トルク:0.38∼0.42N・m
バネ座金
センサ−プレ−ト
1mm以上
1034
近接センサ取付位置
近接センサ取付位置
近接センサ取付位置
LXF
1mm以上
1mm以上
LXS
スイッチ
フォトマイクロセンサ
適応アクチュエータ:LTFシリーズ
原点用標準フォトマイクロセンサ(株式会社オムロン製)
定格
EE-SX674
品番
電源電圧
EE-SX674P
DC5∼24V±10%、リップル(p-p)10%以下
消費電流
35mA以下
DC5∼24V負荷電流(Ic)100mA、残留電圧0.8V以下
制御出力
負荷電流(Ic) 40mA、残留電圧0.4V以下
使用周囲温度
動作:−25∼55℃
(保存時:−30∼80℃)
使用周囲湿度
動作:5∼85%RH
(保存時:5∼95%RH)
NPN
PNP
出力方式
EE-1010
コード付コネクタ品番
LTF
適応アクチュエータ
規格
CEマーキング
端子配置
センサ
1
1
茶
Vcc
2
2
白
L※
+
3
3
黒
OUTPUT
4
4
青
GND(OV)
ー
※通常遮光時ONタイプですが、L 端子と
+ 端子を短絡することにより、入光時
ONタイプとして使用できます。
LJ1
フォトマイクロセンサ/フォトマイクロセンサ用ドグの取付方法
出力
トランジスタ
の動作状態
入光時 ON
NPN
−
白 L
黒
負荷
LXP
青 −
LXS
L 端子と⃝
※通常遮光時ONタイプですが、
⃝
+端子を短絡することに
より、入光時ONタイプとして使用できます。
LC6
PNP
LZ
茶 +
+
−
白 L
黒
LC3F2
+
−
青 −
負荷
D-
四角ナット
(L −⃝
+ 間短 絡 時 )
タイム
チャート
入光
遮光
遮光
入光表示灯 点灯
(赤)
消灯
入光表示灯 点灯
(赤)
消灯
ON
出力
トランジスタ O F F
ON
出力
トランジスタ O F F
負荷1
(リレー)
負荷2
動作
復帰
H
L
E-MY
( L−⃝
+間開放時)
入光
負荷1
(リレー)
負荷2
LTF
LXF
+
−
フォトマイクロセンサ用ドグ
接続図
LG1
LECS
精密機器用十字穴付さら小ねじ(1種)(M2×4)
締付トルク0.07Nm±0.01Nm
茶 +
+
精密機器用十字穴付さら小ねじ(1種)(M2.6×5)
締付トルク0.16Nm±0.01Nm
遮光時 ON
動作
復帰
フォトマイクロセンサ用レール
フォトマイクロセンサ
センサ用コネクタケーブル
六角穴付ボルト(M3×6)
締付トルク0.29Nm±0.01Nm
H
L
取付ビスは必ず付属品を使用し、フォトマイクロセンサは右図のように取付けを行ってください。
フォトマイクロセンサ用ドグは、右図のように取付を行ってください。
締付トルクは必ず守り、弛み止めにはねじ用の接着剤を使用してください。
1035
スイッチ
フォトマイクロセンサ
適応アクチュエータ:LXF, LXP, LXS, LG1
(標準外モータ)シリーズ
原点用標準フォトマイクロセンサ(株式会社オムロン製)
定格
EE-SX672
品番
電源電圧
EE-SX673
EE-SX674
EE-SX674P
DC5∼24V±10%、リップル(p-p)10%以下
消費電流
35mA以下
DC5∼24V負荷電流(Ic)100mA、残留電圧0.8V以下
制御出力
負荷電流(Ic) 40mA、残留電圧0.4V以下
使用周囲温度
動作:−25∼55℃
(保存時:−30∼80℃)
使用周囲湿度
動作:5∼85%RH
(保存時:5∼95%RH)
NPN
出力方式
LXF
適応アクチュエータ
規格
PNP
LG1(標準外モータ)
LXP, LXS
CEマーキング
端子配置
センサ
1
1
茶
Vcc
2
2
白
L※
3
3
黒
OUTPUT
4
4
青
GND(OV)
+
ー
※通常遮光時ONタイプですが、L 端子と
+ 端子を短絡することにより、入光時
ONタイプとして使用できます。
出力トランジスタ
の動作状態
入光時 ON
NPN
茶 +
白 L
+
黒
−
接続図
遮光時 ON
負荷
+
−
青 −
L 端子と⃝
※通常遮光時ONタイプですが、
⃝
+端子を短絡することに
より、入光時ONタイプとして使用できます。
PNP
茶 +
白 L
+
黒
−
青 −
+
−
負荷
(L −⃝
+間短絡時)
( L−⃝
+間開放時)
入光
入光
遮光
タイム
チャート
入光表示灯 点灯
(赤)
消灯
ON
出力
トランジスタ O F F
負荷1
(リレー)
負荷2
1036
動作
復帰
H
L
遮光
入光表示灯
(赤)
点灯
消灯
ON
出力
トランジスタ O F F
負荷1
(リレー)
負荷2
動作
復帰
H
L
近接スイッチ、フォトマイクロセンサ/製品個別注意事項
ご使用の前に必ずお読みください。
各シリーズごとの詳細注意事項につきましては、本文をご確認ください。
原点用フォトマイクロセンサおよび近接スイッチ
お願い
注意
q定格電圧範囲を超えて、使用しないでください。
定格電圧範囲以上の電圧を印加すると、破裂したり、焼損し
たりする恐れがあります。
w電源の極性など、誤配線をしないでください。
破裂したり、焼損したりします。
e負荷を短絡させないでください。
(電源に接続しないでください。)
破裂したり、焼損したりする恐れがあります。
茶
(赤)
センサ
青
(黒)
負荷 (負荷短路)
+
黒
(白)
ー
LJ1
LG1
その他
LTF
注意
LECS
q動力線、高圧線とフォトマイクロセンサの配線が同一配
管、またダクトで行われると誘導を受け、誤作動や破損
の原因となる場合もありますので、別配線または単独配
管にしてください。
LXF
LXP
wリレーなどの小型誘導負荷を駆動する際は下図のように
LXS
配線してください。(このとき、逆電圧吸収用のダイオ
ードを必ず接続してください。)
+
OUT
−
D
X
リレー
LC6
+V
LZ
0V
LC3F2
D-
E-MY
1037