PALMiCE3 ARM (JTAG200)

製品概要
PALMiCE3 ARM (JTAG200)
2014-11-01 (1/2)
JTAG エミュレータ
PALMiCE3 ARM (JTAG200)
PALMiCE3 ARM は、ARM7/9/11、Cortex の各種 ARM コア対応 JTAG エミュレータです。ホストインタ
ーフェースは USB2.0(Hi-speed)、しかも PALMiCE2 で好評の電源不要の Vbus 対応を継承し、さらに小
型・軽量で、フットワークに優れたデバッグをサポートします。ターゲット・システムとは 20 ピンの MIL コ
ネクタケーブルで接続。また、CoreSight テクノロジーに対応し 2 本の信号線による SWD(シリアル・ワイ
ヤ・デバッグ)インターフェースにも接続可能です。さらに 1 本の信号による SWV(シリアル・ワイヤ・ビュ
ワー)に対応。実行中にブレークすることなく変数の値や例外情報の参照が可能なほか、タイムスタン
プ機能により、各情報の相対的な時間測定が可能になり、よりデバッグ効率がアップします。デバッガ
は、もちろん操作性抜群のデバッグ環境を提供する CSIDE。各種 C 言語の高級言語デバッグ・サポー
トに加え、オプションのμITRON 開発環境やデバッグ・ライブラリにより、RTOS デバッグも万全です。
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CoreSight テクノロジー対応(SWD、SWV)
CPU ブレーク機能
アンドゥ・トレース機能
USB2.0(Hi-speed)対応、高速処理をサポート
広範囲なターゲット電圧対応(1.0V~5.5V)と電圧測定機能
スリープ・モード対応
組込 Linux デバッグ対応 (オプション)
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マルチコア・デバッグに対応
内蔵/外部フラッシュ・メモリ上のデバッグ対応
LPAE 対応 (40bit 物理アドレス空間アクセス)
電源不要の Vbus 対応
手のひらサイズのコンパクト・サイズ
各種 RTOS デバッグ対応 (オプション)
ホットプラグイン・デバッグが可能(オプション)
主な仕様
対応 CPU *1
ターゲット I/F
電圧
消費電流
電圧計測
コネクタ
JTAG クロック
動作モード
レジスタ、メモリ操作
フラッシュ・メモリ
対応
パラレル NOR
シリアル
ソフトウェア・ブレーク機能
ARM7/9
ARM11、Cortex-A/R
CPU ブレーク機能 Cortex-M0/M0+
Cortex-M3/M4
FA526/FA626TE
実行時間測定
SWV 機能(Cortex-M3/M4)
マルチコア・デバッグ
アンドゥ・トレース機能
FPGA コンフィギュレーション機能
標準装備のデバッガ
サポート制度
電源仕様
外形寸法
ホスト I/F
一般仕様
ホストパソコン
CD ドライブ
動作環境
USB
OS
製品構成
ARM7 コア(ARM7TDMI、 ARM7TDMI-S、 ARM720T、 ARM7TDMI(Rev4)、 ARM720T(Rev4))
ARM9 コア(ARM920T、 ARM946E-S、 ARM966E-S、 ARM922T、 ARM925T、 ARM926EJ-S)
ARM11 コア(ARM1136J(F)-S、ARM1156T2(F)-S、ARM1176JZ(F)-S、ARM11 MPCore)
Cortex コア(Cortex-A5、Cortex-A7、Cortex-A8、Cortex-A9、Cortex-A9 MPCore、Cortex-A15、
Cortex-R4(F)、Cortex-M0、Cortex-M0+、Cortex-M3、Cortex-M4(F))
1.0V~5.5V*2 (ターゲット自動追従)
50μA 以下
サンプリングして表示 精度 : 50mV 小数点以下 2 桁表示
20 ピン MIL コネクタ、20cm ケーブル
1KHz~40MHz の範囲で設定可能 RTCK による自動追従サポート
ARM/Thumb/ Thumb2/ThumbEE モード対応、スリープ・モード対応(ただし、RTCK 使用時)
ブレーク中、レジスタ、メモリの参照/変更、およびメモリへのダウンロードをサポート
Cortex-A8 は、実行中、IO の操作ダイアログから物理メモリの参照/変更をサポート
Cortex-M は、実行中のメモリの参照/変更をサポート
ダウンロードに加え、ソフトウェア・ブレーク指定や、通常のメモリ書換え機能もサポート。
未対応デバイスも CSIDE 上で簡単に追加可能。
モニタをカスタマイズすることで、さまざまなシリアル・フラッシュ・メモリへの書き込みが可能
命令置換方式で 256 点サポート
2 点 ただし、ソフトウェ・ブレーク・ポイント指定時は 1 点(ARM926EJ-S のみ 2 点)
8 点 (アドレス一致ブレーク 6 点、データ一致ブレーク 2 点) *3
6 点 (アドレス一致ブレーク 4 点、データ・アクセス・ブレーク 2 点) *3
10 点 (アドレス一致ブレーク 6 点、データ・アクセス・ブレーク 4 点) *3
2 点 ただし、ソフトウェ・ブレーク・ポイント指定時は 1 点(FA626TE のみ 2 点)
ユーザ・プログラムの実行時間を測定 (64 ビットカウンタ、計測単位=1ms)
リアルタイム・データ・ウォッチ 4 点
CPU サイクル測定(命令サイクル、PC、例外サイクル等)
指定したアクセス・アドレス間の実行時間測定
関数毎の実行比率を表示する簡易プロファイラ機能
簡易 Printf デバッグ(ユーザ・プログラムからデバッガへ簡単に文字列の出力が可能)
例外情報遷移表示機能
SWV 情報出力間の相対時間測定(Printf が実行される間隔の測定などが可能)
デイジーチェーンされた複数の ARM コアを同コア、異コアに関係なく最大 8CPU まで制御可能
同期実行、同期ブレーク対応
トレース実行を擬似的に逆戻りする機能
JTAG から FPGA をコンフィギュレーション (ZynqTM -7000 All Programmable SoC ファミリのみ)
CSIDE for PALMiCE3 ARM
あり
DC+5V 250mA (USB の Vbus 対応)
95mm(W) ×70mm (D) ×21mm (H)
USB mini-B コネクタ
対応 OS が動作するパソコン
インストール時に必要
USB2.0
Windows Vista 32bit 版 / Windows 7 32bit 版、64bit 版/ Windows 8 32bit 版、64bit 版
PALMiCE3 JTAG200 モデル本体一式 / 2mUSB ケーブル / 専用デバッガ(CD-ROM)
*1:CPU 個別の対応については、当社ホームページの http://www.computex.co.jp/asp/cpu/cpu.asp より検索して頂くか、当社営業部までお問い合わせください。
*2:ハードウェア・レビジョン 0-A 以降の仕様で、レビジョン 0-0 では 1.0V~3.6V の対応です。
*3:CPU により本数が異なる場合があります。
製品概要
PALMiCE3 ARM (JTAG200)
2014-11-01 (2/2)
ホットプラグイン・デバッグに対応
ターゲット・システムにおいて問題が発生した場合、ホットプラグ未対応のデバッ
ガでは一旦、ターゲット・システムの電源を切ってからデバッガを接続する必要
がありました。
ホットプラグインに対応の PALMiCE3 ARM(JTAG200)ならターゲット・システム
の電源を切らずにそのまま接続し、デバッグを行うことができます。
対応言語
対応 C コンパイラ
ARM ADS/RVCT、 CCS、 GNU C、 GreenHills C、 EW
対応言語の詳細についてはお問い合わせください。
オプション(μITRON アプリケーション開発環境)
製品名
ADE NORTi-ARM-CCS/P3
ADE NORTi-ARM-ADS/P3
ADE uC3-DM36x-CCS/P3
内容
NORTi ProfessionalⅡ(ARM/CCS)、CCS 対応の ADE*1
NORTi ProfessionalⅡ(ARM/ADS)対応*1
μC3/Standard for DM36x CCS、CCS 対応の ADE*1
*1 ADE の詳細については、当社ホームページのhttp://www.computex.co.jp/products/lib/ade/index.htmをご覧ください。
オプション(ソフトウェア)
製品名
uITRON-DBGLIB-ARM/P3
TOPPERS-DBGLIB-ARM/P3
TOPPERS/FMP-DBGLIB-ARM/P3
OSE-DBGLIB-ARM/P3
Linux-APDLIB-ARM/P3
T-Kernel-DBGLIB-ARM/P3
T-Kernel/SE-DBGLIB-ARM/P3
ETBLIB-ARM/P3
OMAP4-CPULIB-ARM/P3
TICA8-CPULIB-ARM/P3
FARADAY-CPULIB-ARM/P3
TEGRA2-CPULIB-ARM/P3
*1
内容
μITRON 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能
TOPPERS 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能
TOPPERS/FMP 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能
OSE 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能
Linux 専用のデバッグ・ライブラリで、ローダブル・モジュールおよびアプリケーションのデバッグをサポート
T-Kernel専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能
T-Kernel/Standard Extension専用のデバッグ・ライブラリで、ロード・モジュールおよびアプリケーションのデバッグをサポート
ARM9、ARM11、Cortex シリーズコア用トレース(ETB、ETF)対応ライブラリ
TI 製 OMAP4 対応ライブラリ
TI 製 Cortex-A8 コア CPU 対応ライブラリ
Faraday Technology 製 FA526、FA626TE コアデバッグ対応ライブラリ
NVIDIA 製 Tegra 250 対応 CPU ライブラリ
*1: 各ソフトウェア・オプションに対応している CPU、RTOS、Linux の詳細についてはお問い合わせください。
オプション(ハードウェア)
製品名
ADP ARM-TI
ADP-ARM-MIL20-MS20
SWJ-PRB-MIL20-20HP
SWJ-PRB-MIL20-10HP
PALMiCE 連動ケーブル
EXTPRB1
内容
20 ピンコネクタから TI 仕様 14 ピンコネクタ変換アダプタ
JTAG200 の 20 ピンプローブを TI 製ターゲットボード上に用意されている 20 ピン MICRO SOCKET コネクタに接
続するための変換アダプタ
CoreSight の SWJ-DP*1 対応プローブで、ターゲットの 20 ピンコネクタ(ハーフピッチ 1.27mm)と接続可能
CoreSight の SWJ-DP*1 対応プローブで、ターゲットの 10 ピンコネクタ(ハーフピッチ 1.27mm)と接続可能
複数の PALMiCE3 で、CPU の実行/ブレークの同期を取るためのケーブル
ホットプラグイン・デバッグや、任意の外部信号の入力により CPU をブレークさせるために使用するケーブル
*1: Serial Wire JTAG Debug Port
株式会社コンピューテックス
<お問合せは>
http://www.computex.co.jp
本
社
東京営業所
〒605-0846 京都市東山区五条橋東 4-432-13 對嵐坊ビル
TEL:075-551-0528(代)
E-mail [email protected]
TEL:03-5753-9911(代)
※ 記載内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
※ COMPUTEX、CSIDE および PALMiCE は株式会社コンピューテックスの登録商標です。
※ その他、記載されている製品、CPU 名および会社名は、各社の商号、登録商標又は商標です。