くすりのしおり 622276201 2013 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限 に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 商品名:バルプロ酸ナトリウム S R 錠 100mg「アメル」 [抗てんかん剤、躁病・躁状態治療剤] 主成分:バルプロ酸ナトリウム(Sodium valproate) 剤形:白色の錠剤、直径約 8.4mm、厚さ約 5.7mm シート記載:(表) バルプロ酸ナトリウム S R100mg「アメル」、SR100、Kw522R、 バルプロ酸ナトリウム S R「アメル」 (裏) Sodium Valproate SR100mg《AMEL》、バルプロ酸ナトリウム S R「アメル」 、100mg、リサイクルマーク、GS1 コード この薬の作用と効果について 脳内の抑制性神経伝達物質γ-アミノ酪酸(GABA)濃度を上昇させるほか、ドパミン濃度を上昇、セロトニ ン代謝を促進し、脳内の抑制系を活性化させ抗てんかん作用を示します。また、GABA 神経伝達促進作用が 抗躁作用へ寄与していると考えられています。 通常、各種てんかん、てんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性など)、躁病および躁うつ病の躁状態 の治療に用いられます。 次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、原因不明の脳症・ 昏睡、尿素サイクル異常症、原因不明の乳児死亡の家族歴がある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の 一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は<< :医療担当者記入>> ・通常、1 日 4~12 錠(主成分として 400~1,200mg)を 1~2 回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患 や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください(絶対にかみくだかな いでください)。 ・飲み忘れた場合は、発作(症状)を起こすおそれがあるので、気がついた時にできるだけ早く飲んでくだ さい。1 日 1 回服用の場合は、次回は、次の日の服用時間に飲んでください。1 日 2 回服用の場合は、次 の服用時間まで 6 時間程度あけてください。絶対に 2 回分を一度に飲んではいけません。 ・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。 ・医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。 生活上の注意 ・眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、車の運転や危険な作業は 避けてください。 ・下痢が長く続くと薬が十分に吸収されないおそれがあります。 ・糞便中に白い薬のカスのようなものが出てくることがありますが、薬は吸収されています。 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、傾眠・眠気、吐き気・嘔吐、体重増加・肥満、失調などが報告されています。このよう な症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。 まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 ・全身がだるく食欲がない、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎などの肝障害] ・全身がだるく食欲がない、傾眠傾向、ふらつき [高アンモニア血症を伴う意識障害] ・全身がだるい、めまい、あざ [溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、血小板減少、顆粒球減少] ・激しい腹痛、発熱、吐き気 [急性膵炎] ・発熱、全身がだるく食欲がない、発疹 [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症] 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または 薬剤師に相談してください。 保管方法 その他 ・乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。 ・薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。 医療担当者記入欄 年 月 日 より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添 付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。 くす すりのしお おり 622276201 1 2013 年 12 月作成 成 薬には効果(ベネフィッ ット)だけでな なく副作用(リスク)があります。副 副作用をなる るべく抑え、効 効果を最大限 限 に引き出すこ ことが大切で です。そのため めに、この薬 薬を使用され れる患者さんの の理解と協力 力が必要です。 商品名:バ バルプロ酸ナ ナトリウム ム S R 錠 1000mg「アメル」[片頭痛治療剤] 主成分:バ バルプロ酸ナトリウム(Sodium valprooate) 剤形:白色 色の錠剤、直径 径約 8.4mm、厚さ約 5.7mmm シート記載 載:(表) バル ルプロ酸ナト トリウム S R1100mg「アメル」、SR100、Kw522R、 バル ルプロ酸ナト トリウム S R 「アメル」 (裏) Soodium Valpr roate SR1000mg《AMEL》、バルプロ酸 酸ナトリウム サイクルマー S R「アメル」 、100mg、リ 、 ーク、GS1 コード この薬の作用 用と効果につ ついて 脳内の抑制 制性神経伝達 達物質γ-アミ ミノ酪酸(GABBA)を介して て、片頭痛発作発現を抑え えると考えら られています。 。 通常、片頭 頭痛の治療に に用いられ、片 片頭痛の発作 作を防ぐ、もしくは軽くし します。起こ こってしまった た片頭痛発作 作 を改善する る薬ではあり りません。 次のような方 方は使う前に に必ず担当の医師と薬剤師 師に伝えてください。 ・以前に薬 薬を使用して て、かゆみ、発 発疹などのア アレルギー症 症状が出たことがある。肝 肝障害、原因不明の脳症・ 昏睡、尿 尿素サイクル ル異常症、原因不明の乳児 児死亡の家族 族歴がある。 ・妊娠、妊 妊娠している る可能性がある、授乳中 ・他に薬な などを使って ている(お互い いに作用を強 強めたり、弱めたりする可 可能性もあり ますので、他 他に使用中の の 一般用医 医薬品や食品 品も含めて注意 意してくださ さい)。 用法・用量(この薬の使 使い方) ・あなたの の用法・用量 量は<< :医療担 担当者記入>>> ・通常、11 日 4~8 錠(主成分として 400~800mmg)を 1~2 回に分けて服 服用しますが が、年齢・症状 状により適宜 宜 増減され までとされています。必 れます。ただ だし 1 日 10 錠(1,000mg) 錠 必ず指示され れた服用方法に に従ってくだ だ さい(絶 絶対にかみく くだかないでください)。 ・飲み忘れ れた場合は、気がついた時にできるだ だけ早く飲ん んでください。 。1 日 1 回服 服用の場合は、 、次回は、次 次 の日の服 服用時間に飲 飲んでください。1 日 2 回 回服用の場合は は、次の服用時間まで 6 時 時間程度あけ けてください。 。 絶対に 2 回分を一度 度に飲んではいけません。 ・誤って多 多く飲んだ場 場合は医師または薬剤師に に相談してください。 ・医師の指 指示なしに、自分の判断で飲むのを止 止めないでください。 生活上の注意 意 ・眠気、注 注意力・集中 中力・反射運動 動能力などの の低下が起こることがあり りますので、車の運転や危 危険な作業は は 避けてく ください。 ・下痢が長 長く続くと薬 薬が十分に吸収 収されないお おそれがあります。 ・糞便中に に白い薬のカ カスのようなものが出てく くることがあ ありますが、薬 薬は吸収され れています。 この薬を使っ ったあと気を をつけていただくこと(副 副作用) 主な副作用 用として、傾 傾眠・眠気、吐 吐き気・嘔吐 吐、体重増加・肥満、失調 調などが報告 告されています す。このよう う な症状に気 気づいたら、担当の医師または薬剤師 師に相談して てください。 まれに下記の のような症状 状があらわれ、[ ]内に示 示した副作用 用の初期症状である可能性 性があります す。 このような場 場合には、使 使用をやめて、すぐに医師 師の診療を受 受けてください。 ・全身がだ だるく食欲が がない、吐き気 気、皮膚や白 白目が黄色くなる [劇症肝 肝炎などの肝 肝障害] ・全身がだ だるく食欲が がない、傾眠傾 傾向、ふらつ つき [高アン ンモニア血症を を伴う意識障 障害] ・全身がだ だるい、めま まい、あざ [溶 溶血性貧血、 赤芽球癆、汎血球減少、 、血小板減少 少、顆粒球減 減少] ・激しい腹 腹痛、発熱、吐き気 [急性 性膵炎] ・発熱、全 全身がだるく く食欲がない、発疹 [皮膚 膚粘膜眼症候 候群、中毒性表 表皮壊死融解 解症] 以上の副作用 用はすべてを を記載したものではありま ません。上記以外でも気に になる症状が が出た場合は、医師または は 薬剤師に相談 談してくださ さい。 保管方法 そ その他 ・乳幼児、 、小児の手の の届かないところで、直射 射日光、高温 温、湿気を避け けて保管して てください。 ・薬が残っ った場合、保 保管しないで廃 廃棄してくだ ださい。 医療担当者記 記入欄 年 月 日 より詳細な情 情報を望まれ れる場合は、担当の医師ま 担 または薬剤師に におたずねく ください。また た、医療専門 門家向けの「添 添 付文書情報」が医薬品医 医療機器総合機 機構のホーム ムページに掲 掲載されていま ます。
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