データシート - HEAD acoustics

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通信品質分析システムACQUAの測定標準TS 26131-32
TS 26131-32
(Code 6777)
3G/4G-モバイル端末音響測定
概要
3GPP TS 26.131及びTS 26.132は狭帯
域・広帯域3G/4G端末の音響特性の為の
最低性能要件を評価するテスト手法を規定
しています。
ヘッドアコースティクスは3GPP標準が要求する
全ての音声品質測定を通信品質分析シス
テムACQUAの為の自動化テスト・スイートTS 26
131-32にインプリメントしました。
ヘッドアコースティクスの他のコンポーネントとの組
合せによりTS 26131-32はGCF/PTCRB (Gl
obal Certification Forum, PCS Type Certifi
cation Review Board)が認定するテスト・プラ
ットフォームTP89*とTP90を形成します。
TS 26131-32は3G/4G端末メーカーの製品
が3GPP/GCF/PTCRBの要件に適合してい
ることを確実にします。
説明
TS 26131-32テスト・スイートにインプリメント
されているテストは狭帯域・広帯域の3G
/4Gモバイル端末に関する全ての音響性
能の側面を包含します。必要に応じて
追加テストを実施する為に測定内容はモ
ディファイしたり拡張したりすることが出来
ます。テストは個々のテスト・シーケンスづくり
の為に自由に組み合わせることが出来
ます。
通信分析システムACQUAや測定フロント
エンドMFE Vl.1他との組合せにより、テスト・
スイートTS 26131-32はメジャメンント・ディスク
リプターと自動測定のシーケンスを予め設
定しておくことにより素早く簡単にデー
タ収集、分析、文書化を行うことがで
きます。
リリース11で導入したフィーチャー:
●3QUEST:狭帯域・広帯域システム
の送話方向におけるノイズ環境下
での品質(音声品質、ノイズ混入)
はETSI TS 103 106に基づいてテス
トされます。3つのMOS-LQO品質
値を出力します。
●リアル音声テスト信号(ITU-T勧告P.501
に基づく英国英語シングル・トーク・シーケ
ンスが下記の測定に使用されます:
・周波数特定
・ラウドネス・レーティング
・側音ロス
・音響エコー制御(圧縮リアル音声信号)
・環境ノイズ(+1.3 dBPa)
・安定性損失
リリース12で導入されたフィーチャー
(参考扱い):
11.14 D6777jp6
●3GPP標準TS 26.131 / TS 26.132バー
ジョン12.2.0/12.3.0 リリース12(2014-9)
●追加の受話歪測定
●LTEスピーチ品質測定
アプリケーション
●3GPP標準TS 26.131 / TS 26.132、バ
ージョン12.2.0 / 12.3.0、リリース12(2014
-09)に基づく3G/4Gモバイル端末の適合
テスト
●3Gモバイル端末(オプショナル、下記ご参照)
のGCF/PTCRB認証テスト
●音声品質の客観的評価による3G/4Gモ
バイル端末の試験的開発と最適化
GCF / PTCRBテスト
ACQUA、HMS ll.3、HHP lll.1及びMFE Vl.
1(或いはMFE ll.1)との組合せにより TS
26131-32はGCF / PTCRBが認定するテス
ト・プラットフォームTP89*とTP90を形成します。
ACOPT23/24(オプションをご参照)とTS26
131-32を用いてACQUAにより出力したテ
スト・レポートはGCF / PTCRBが認定したテス
ト・プラットフォームに基づいて出力したテスト結
果であることの記述を含みます。
システム要件
TS 26131-32には下記のシステム・コンポーネ
ンツが必要となります:
●ACQUA 高度通信品質分析システム、
下記の3種類の内一つ(バージョン3.2.
200以降):
-フル・ライセンス(Code 6810)
-ワークプレイス(Code 6830、後分析と文書
化のみ)
標準インプリメンテーション Rev08より有効、今後変更の可能性あり
+注:TP90の為のGCF / PTCRGBは
現在リリース11まで認定されています。
*TP89:既存のMFE lll.1用のみ、リリース9ま
で認定されています。
-コンパクト・システム(Code 6860.xx)
●MFE Vl.1 測定フロントエンド(Code 6462)
及びオプション MFE Vl-BEQ (Code 6461
ハンズフリー用)
●ACOPT 21 (Code 6844) :3QUEST
測定内容により下記のコンポーネンツが
必要になる場合があります:
●HMS ll.3-33 ヘッド測定システム(Code 123
0.1)及び耳介タイプ3.3
注:バイノーラル・テスト用には追加で左耳
シミュレータHIS L (Code 1231)が必要です。
●HHP lll.1 ヘッド・ハンドセット・ポジショナー
(Code 1403)
●HAE-BGN バックグラウンド・ノイズ・シミュレーシ
ョン(Code 6971)、バージョン3.0.200以降、
システム・コンポーネンツを含む。
●MFE Vlll.1 (Code 6484):VoIPレファレンス・
ゲ-トウェイ、コーデック・オプションCod-AMR
(Code 6485)付 (4Gユースケース用)
●MFE lX (Code 6480):IPネットワーク障害
シミュレータ&モニター(4Gユースケース用)
●システム・シミュレータ NB/WB、3G/4G等の
ユースケースによりアンリツMD8475A、R&S
CMU200、CMW500 (ヘッドアコー
スティクスにて取扱いはありません。)
測定
TS 26131-32に含まれる測定の全体像は下記の
テーブルの通りです。(数字は標準の項目です。)
GCF-PTCRB認定される項目(TP 90)
オプション
●ACOPT 32 (Code 6859) : 3GPP TS 26.132
V12.3.0 (2014-09)に基づいた「エコー制御特
性」の計算
注:この仕様の要件については継続して
検討がなされています。3GPPにより公表
されたレファレンスのインプリメンテーションは現在最
適化中・開発中です。ACOPT 32は現在も
開発が進行中の3GPP仕様に継続して適
合させていきます。
●ACOPT 23(Code 6848) : オプションGCF
●ACOPT 24 (Code 6849) :オプションPTCRB
納入品目
●TS 26131-32測定標準(Code 6777)、
ACQUAデータ・ベースとして納入。
●V2Cファイル(ACQUA 3.2.200以降)
●マニュアル PDF
●テスト結果に「GCF approved」+或いは「PTC
RB approved」+のラベルが付与されたもの
とするには該当するACQUAオプションが必要
になります:
11.14 D6777jp6
Rev.08 リリース12(2014-09)に基づく
標準インプリメンテーション Rev08より有効、今後変更の可能性あり