報告 (全学情報基盤支援) ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢ 報告 (全学情報基盤支援) ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢ 幹線ネットワークの管理運営について 情報科学センター 1 概要 1 情報科学センターでは,戸畑・飯塚の各キャンパスに整備された幹線ネットワークの管理運営を行っ ています.幹線ネットワークは,基幹スイッチ (レイヤ 3),ノードスイッチ (レイヤ 2),フロアスイッ チ (レイヤ 2) の各種スイッチ群で構成されており,各スイッチ間には VLAN ベースのネットワークを 設定することが可能です. 幹線ネットワークへの VLAN 設定については,[email protected] までお問い合わせくださ い (設定を行う場合,申請書の提出が必要となります.また,VLAN 設定にはインタフェース数の制限 等の条件があります). 戸畑キャンパス幹線ネットワーク 2 戸畑キャンパスに整備された幹線スイッチの配置図を図 1 に示します.また,幹線スイッチの詳細 (設 置場所,提供可能なインタフェース等) は表 1∼4 の通りです. 飯塚キャンパス幹線ネットワーク 3 飯塚キャンパスに整備された幹線スイッチの配置図を図 2 に示します.また,幹線スイッチの詳細 (設 置場所,提供可能なインタフェース等) は表 5 の通りです. 1 [email protected] 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 50 報告 (全学情報基盤支援) F62~64 C4 F14 F19~21 N5 N4 F15~18 N6 F43 F22~25 F10 N9,10 F41 N2,3 F4~9 F44~59 N7 F11~13 C2 C3 F26~31 F39,40 N8 F61 F60 F68~70 F72,73 F32 F33~38 C1 N1 F1~3 F42 F65,66 F71 F67 図 1: 幹線ネットワーク (戸畑キャンパス) 番号 分類 表 1: 幹線スイッチ詳細 (戸畑キャンパス 1) 設置場所 提供可能 IF C1 基幹 総合教育棟 C2 C3 C4 N1 N2 N3 N4 N5 N6 N7 N8 N9 N10 基幹 図書館 基幹 SVBL 情報科学センター棟 総合教育棟 1 号棟 (機械) 1 号棟 (建設) 3 号棟 4 号棟 5 号棟 6 号棟 8 号棟 総合研究棟 (南) 総合研究棟 (北) 基幹 ノード ノード ノード ノード ノード ノード ノード ノード ノード ノード 1000Base-SX 1000Base-T 1000Base-SX 1000Base-SX 1000Base-SX 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 51 機種名 Extreme X450a-24x Extreme X450a-24t Extreme Summit X450a-24x Extreme Summit X450a-24x Extreme Summit X450a-24x Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t Extreme Summit X450a-24t 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) 表 2: 幹線スイッチ詳細 (戸畑キャンパス 2) 設置場所 提供可能 IF 機種名 番号 分類 F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 F8 F9 F10 F11 F12 F13 F14 F15 F16 F17 F18 F19 F20 F21 F22 F23 F24 F25 フロア 総合教育棟 2F(1) フロア 総合教育棟 2F(2) フロア 総合教育棟 2F(3) フロア 1 号棟 (機械北 1F) 1 号棟 (機械北 2F) 1 号棟 (機械北 3F) 1 号棟 (機械南 1F) 1 号棟 (機械南 2F) 1 号棟 (機械南 3F) 1 号棟 (機械実験棟) 1 号棟 (建設 1F) 1 号棟 (建設 2F) 1 号棟 (建設 3F) 2 号棟 3 号棟 1F 3 号棟 2F 3 号棟 3F 3 号棟 4F 4 号棟 1F 4 号棟 1F 4 号棟 2F 5 号棟 1F 5 号棟 2F 5 号棟 3F 5 号棟 4F フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 52 Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit X350-48t X350-48t X350-48t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-48t X350-48t X350-48t X350-48t X350-48t X350-48t X350-48t X350-24t X350-48t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t 報告 (全学情報基盤支援) 番号 分類 F26 F27 F28 F29 F30 F31 F32 F33 F34 F35 F36 F37 F38 F39 F40 F41 F42 F43 F44 F45 F46 F47 F48 F49 F50 フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア 表 3: 幹線スイッチ詳細 (戸畑キャンパス 3) 設置場所 提供可能 IF 機種名 6 号棟 1F 6 号棟 2F 6 号棟 3F 6 号棟 4F 6 号棟 5F 6 号棟 6F 7 号棟 1F 8 号棟 1F 8 号棟 2F 8 号棟 3F 8 号棟 3F 8 号棟 3F 8 号棟 4F 9 号棟 4F 9 号棟 4F 10 号棟 1F 情報サポート室 1F 実習工房 A1F 総合研究棟 (北 1F) 総合研究棟 (北 2F) 総合研究棟 (北 3F) 総合研究棟 (北 4F) 総合研究棟 (北 5F) 総合研究棟 (北 6F) 総合研究棟 (北 7F) 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 53 Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Extreme Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit Summit X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-48t X350-24t X350-24t X350-48t X350-24t X350-24t X350-48t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t X350-24t 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) 表 4: 幹線スイッチ詳細 (戸畑キャンパス 4) 設置場所 提供可能 IF 番号 分類 F51 F52 F53 F54 F55 F56 F57 F58 F59 F60 F61 F62 F63 F64 F65 F66 F67 F68 F69 F70 F71 F72 F73 フロア 総合研究棟 (北 8F) フロア 総合研究棟 (南 1F) フロア 総合研究棟 (南 2F) フロア 総合研究棟 (南 3F) フロア 総合研究棟 (南 4F) フロア 総合研究棟 (南 5F) フロア 総合研究棟 (南 6F) フロア 総合研究棟 (南 7F) フロア 総合研究棟 (南 8F) フロア 本部 2F フロア 図書館 1F フロア 情報科学センター棟 1F フロア 情報科学センター棟 2F フロア 情報科学センター棟 3F フロア 総合教育棟 (北 2F) フロア 総合教育棟 (南 2F) フロア 大学生協 2F フロア SVBL1F SVBL2F SVBL3F 産学連携センター 1F 機器分析センター 1F 機器分析センター 2F フロア フロア フロア フロア フロア 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T(PoE) 1000Base-T(PoE) 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 54 機種名 Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X450e-24t Extreme Summit X450e-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t Extreme Summit X350-24t 報告 (全学情報基盤支援) F21 F20 F6~13 N3 N1,2 F18 F1~4 C1 F17 F5 F14~16 F19 図 2: 幹線ネットワーク (飯塚キャンパス) 55 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) 表 5: 幹線スイッチ詳細 (飯塚キャンパス) 設置場所 提供可能 IF 番号 分類 C1 基幹 情報科学センター 1F N1 N2 N3 F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 F8 F9 F10 F11 F12 F13 F14 F15 F16 F17 F18 F19 F20 F21 ノード 研究棟東 1F ネットワーク室 ノード 研究棟東 1F ネットワーク室 ノード 総合研究棟 1F フロア 講義棟 1F フロア 講義棟 2F フロア 講義棟 3F フロア 講義棟 4F フロア 500 人講義室 総合研究棟 B1F 総合研究棟 1F 総合研究棟 2F 総合研究棟 3F 総合研究棟 4F 総合研究棟 5F 総合研究棟 6F 総合研究棟 7F 一般教養棟 2F 一般教養棟 3F 一般教養棟 4F 研究管理棟 2F 研究棟西 1F 図書館 2F 福利棟 1F 国際交流会館 1F フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア フロア 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 56 1000Base-SX 1000Base-T 1000Base-SX 1000Base-T 1000Base-SX 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 1000Base-T 機種名 Alaxala AX6708S Alaxala AX3630S-24S2XW Alaxala AX2430S-48T2X Alaxala AX3630S-24S2XW Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T Alaxala AX2430S-48T 報告 (全学情報基盤支援) ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢ 報告 (全学情報基盤支援) ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢ 無線 LAN システムの管理運営について 情報科学センター 1 1 概要 IEEE 802.11 無線 LAN の普及に伴い,本学においても無線を介したネットワーク接続環境の整備を 行ってきました.しかし,既設の無線 LAN アクセスポイント (Access Point,以下 AP) は,設定や ファームウェアの更新を 1 台毎に行う必要があり,大学内に展開した大規模無線ネットワーク接続環境 を提供するためには,管理面や性能面で十分ではありませんでした.このような大規模な無線 LAN の 管理については,複数台の AP を集中的に管理・運用することができる中央制御型の無線 LAN 装置が 提供されています.そこで 2009 年度にこれらの装置の比較検討を行い,2010 年度に管理機能面の大幅 向上と,柔軟な無線 LAN システムの運用を目指して,複数台の AP を収容し一体的に運用することが できる集中御型無線 LAN 装置と,それに対応した AP を導入しました.本稿では導入した無線 LAN 装 置と設置場所,運用状況について説明します. 2 導入無線 LAN 装置 導入した無線ネットワークシステムは,AP 全体を統括管理する機能を持った無線 LAN コントロー ラと,そのコントローラと連携して高度な電波管理等を実現する無線 LAN AP からなります. AP を集中制御するための無線 LAN コントローラとしては,1 台で 64 台の AP までを集中管理する ことができる ARUBA 社製の Aruba 3400 (図 1 を参照) を飯塚,戸畑各キャンパスに 1 台ずつ導入しま した. Aruba 3400 の特徴は以下の通りです. • 各 AP の電波出力とチャネルをパラメータにより実運用に合わせて設定できる • 干渉を検知し,動的にチャネルと無線出力を調整することができる • 不正 AP の検出と自動隔離ができる • 各 AP に対して複数 SSID を設定可能 • WMM (Wi-Fi Multi Media) 対応音声端末への QoS 適用 • 隣接する AP 同士で端末接続数を最適化 (分散接続) 57 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) 図 1: 無線 LAN コントローラ (Aruba 3400) Aruba 3400 が制御する AP は,Aruba AP-105 を導入しました.AP-105 の特徴は以下の通りです. • コントローラである Aruba 3400 との通信は暗号化される • IEEE 802.11 a/b/g/n 準拠.IEEE 802.11a/n と 802.11 b/g/n は同時利用可能 • IEEE 802.11 a/b/g/n の全チャネルに対する自動送信電力及びチャネル管理制御機能を無線 LAN コントローラと連携して実現 • 16 以上の SSID (Service Set Identifier) を設定できる • 不正 AP を検知するためのセンサー機能を有する • 2 × 2 の MIMO (Multiple Input Multiple Output) アンテナに対応 • IEEE 802.3af に準拠した PoE (Power Over Ethernet) 機能に対応し,IEEE 802.3af PoE による 給電のほか,一般の AC100V による電源供給に対応している 無線 LAN 設置場所 3 AP は現在の所,戸畑で 31 箇所,飯塚で 48 箇所,合計 79 箇所に設置しています.なお,幾つかの AP 設置場所付近には図 3 に示すサインを設置し,利用可能場所であることを表示しています. 3.1 戸畑キャンパス無線 LAN 戸畑キャンパスに整備された無線 LAN アクセスポイントの配置図,配置箇所を図 4 および表 1 に示 します. 3.2 飯塚キャンパス無線 LAN 飯塚キャンパスに整備された無線 LAN アクセスポイントの配置図,配置箇所を図 5 および表 2 に示 します.主要な建物が集中しているため,1∼3 年生の殆どの学生が移動・滞在する場所で無線 LAN を 使用することができます. 1 [email protected] 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 58 報告 (全学情報基盤支援) 図 2: 無線 LAN アクセスポイント (Aruba AP-105) 図 3: 無線 LAN アクセスポイント設置サイン 59 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) 番号 AP1 AP2 AP3 AP4 AP5 AP6 AP7 AP8 AP9 AP10 AP11 AP12 AP13 AP14 AP15 AP16 AP17 AP18 AP19 AP20 AP21 AP22 AP23 AP24 AP25 表 1: 無線 LAN アクセスポイント配置箇所 (戸畑キャンパス) 設置場所 番号 設置場所 情報科学センター棟 1F(AV 講義室) 情報科学センター棟 1F(ホール) 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 C-1A 講義室 C-1B 講義室 C-1C 講義室 C-1D 講義室 C-2A 講義室 C-2B 講義室 C-2C 講義室 C-2D 講義室 C-2E 講義室 C-2F 講義室 C-2G 講義室 C-3A 講義室 C-3B 講義室 C-3C 講義室 (右) C-3C 講義室 (左) C-3D 講義室 オープン端末室 学生交流プラザ (1) 学生交流プラザ (2) 利用者窓口 図書館 1F 図書館 2F 図書館 3F(1) 60 AP26 AP27 AP28 AP29 AP30 AP31 AP32 AP33 AP34 AP35 AP36 AP37 図書館 3F(2) 図書館 AV ホール 生協 1F ホール 生協 2F ホール 大学会館 1F(1) 大学会館 1F(2) 大学会館 2F 鳳龍会館ホール (1) 鳳龍会館ホール (2) 1 号棟 (機械 1-3C) 1 号棟 (機械 1-3D(1)) 1 号棟 (機械 1-3D(2)) 報告 (全学情報基盤支援) 番号 AP1 AP2 AP3 AP4 AP5 AP6 AP7 AP8 AP9 AP10 AP11 AP12 AP13 AP14 AP15 AP16 AP17 AP18 AP19 AP20 AP21 AP22 AP23 AP24 AP25 表 2: 無線 LAN アクセスポイント配置箇所 (飯塚キャンパス) 設置場所 番号 設置場所 1101 講義室 1102 講義室 1103 講義室 1104 講義室 1201 講義室 1202 講義室 1203 講義室 1204 講義室 1301 講義室 1302 講義室 1303 講義室 1304 講義室 1401 講義室 1402 講義室 1403 講義室 1404 講義室 1405 講義室 2101 講義室 2102 講義室 2201 講義室 500 人講義室 500 人講義室 (ホール) 福利棟 1F(第一食堂) 福利棟 1F(サテライト端末室) 一般教養棟 2F AP26 AP27 AP28 AP29 AP30 AP31 AP32 AP33 AP34 AP35 AP36 AP37 AP38 AP39 AP40 AP41 AP42 AP43 AP44 AP45 AP46 61 図書館 1F 図書館 2F(1) 図書館 2F(2) 図書館 3F(1) 図書館 3F(2) 体育館 1F 総合研究棟 2F(セミナー室) 総合研究棟 5F(セミナー室) 総合研究棟 7F(セミナー室) 情報科学センター 1F(事務室前) 情報科学センター 1F(AV 講義室) 情報科学センター 1F(AV 講演室) 情報科学センター 2F(プログラム相談室) 情報科学センター 3F(端末講義室) 情報科学センター 3F(端末演習室 1) 研究管理棟 3F(第一会議室) 研究管理棟 3F(第一セミナー室) マイクロ化総合技術センター 2F 研究棟 1F(エレベータ前) 研究棟 1F(電子学科事務室前) 共通教育棟ロビー前 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) AP 1,2 AP 35 ~ 37 AP 23~27 AP 33, 34 AP 19 ~ 22 AP 28, 29 AP 3~ 18 AP 30~32 図 4: 無線 LAN アクセスポイント配置図 (戸畑キャンパス,計 37 箇所) 4 運用状況 本節では,2008 ∼ 2010 年 (2010 年は 1∼11 月までのデータ) の利用状況を比較します.図 6 と 7 に 戸畑,飯塚それぞれのキャンパスにおけるアクセス数と述べ利用者を示します.図 6 より,戸畑ではア クセス数,延べ利用者数が共に 2008 年から 10 倍増加しています.また,これまでも無線 LAN の利用 が多かった飯塚においても,約 5 倍増加しています. 図 8 に戸畑・飯塚両キャンパスを合計したアクセス数と述べ利用者数を示します.図より,全体とし てアクセス数は約 6 倍,延べ利用者数は約 5 倍増加していることがわかります. 次に,総利用時間を図 9 に示します.図より,総利用時間は 6 倍であり,2008 年からの増加率は 80 を超えることが分かります.このような利用者数と利用時間の急速な増加は,スマートフォンや iPod などの無線 LAN を搭載した小型端末の急速な普及が原因であると考えられます.実際,キャンパス内 でもこれらの端末を利用している学生を良く見かけます.無線 LAN を搭載した小型端末は今後も増加 していくと考えられるため,今後は学生の要望などを考慮しつつ,キャンパス内で無線 LAN が使用で きる場所を増やしていく必要があります. 5 むすび 本稿では,本学が 2010 年度に新たに導入した無線 LAN システムについて紹介しました.複数台の AP を管理できる無線 LAN コントローラにより,SSID の設定などの AP 管理を柔軟に行うことができ るようになりました.運用状況からは,スマートフォンや iPod 等の小型端末が急速に普及していること と相まって,無線 LAN の利用は大きく増加していることが確認できました.今後は学生の要望に応じ 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 62 報告 (全学情報基盤支援) AP31 AP43 AP 32 ~ 34 AP 23,24 AP 35 ~ 40 AP 25,46 AP44,45 AP 1~ 20 AP 21,22 AP 26~ 30 AP 41,42 図 5: 無線 LAN アクセスポイント配置図 (飯塚キャンパス,計 46 箇所) 63 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) アクセス数(回) アクセス数と延べ利用者数(戸畑) 延べ利用者数(人) 18000 約 10 倍 16000 14000 12000 10000 8000 6000 4000 2000 0 2008年 2009年 2010年 図 6: 無線 LAN 利用状況 (戸畑キャンパス) て無線 LAN 提供場所を適切に増やしていく予定です.また,暗号化方式の脆弱性による危険が高まっ ているため,セキュリティ面での向上も図っていく予定です. 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 64 報告 (全学情報基盤支援) アクセス数(回) アクセス数と延べ利用者数(飯塚) 延べ利用者数(人) 35000 約5倍 30000 25000 20000 15000 10000 5000 0 2008年 2009年 2010年 図 7: 無線 LAN 利用状況 (飯塚キャンパス) アクセス数(回) アクセス数と延べ利用者数(飯塚戸畑合計) 延べ利用者数(人) 50000 約5倍 45000 40000 35000 30000 25000 20000 15000 10000 5000 0 2008年 2009年 2010年 図 8: 無線 LAN アクセス数・述べ利用者数 65 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 報告 (全学情報基盤支援) 総利用時間数(年間合計) (時間) 45000 40000 総利用時間数(戸畑) 35000 総利用時間数(飯塚) 30000 総利用時間数(飯塚戸畑合計) 約6倍 25000 20000 15000 10000 5000 0 2008年 2009年 図 9: 無線 LAN 総利用時間 九州工業大学 情報科学センター 広報 第 23 号 2011.3 66 2010年
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