Title Author(s) Analysis of tongue movements during sucking by infants with cleft lip and palate using a diagnostic ultrasound device:changes during the six months after birth( Review_審査 要旨 ) 佐々木, 力丸 Citation Issue Date URL Rights 2014-03-20 http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/handle/123456789/29024 P日 6 平成工 年 / 月 (別紙様式第 7号) 文 審 査 号 第 * 号 番 告 報 博博 程文 課論 論 審査日 │主査教授 結 果 の 要 ヒ : : . 回 氏名│イ往々ネ力 R 平 成 イ布 26 年 μ 1 月 五乞〕 8 日 育 論文審査委員 (論文題目) Ana1ys i softonguemov ement sd u r i ngs u c k i n gbyi n f an t sw i t h c 1 e f tI ipandp a 1 a t eus i n gad i a g n o s t i cu 1 t r 邸 o undd e v i c e: c h a n g e sd u r i n gt h es i xmonth sa f t e rb i r t h ( 超音波診断装置を用いた CLP児と健常児の吸畷時舌運動の解析 生後 6か月間の変化の検討 ) ( 論 文審 査結果の要旨) 上記論文に関して、研究にいたる背景と目 的、研究内容、および研 究 成 果の意義と学術的水 準について慎重に検討 し、以下の よ うな審査結果を得た。 1 . 研究の背景と目的 甫乳に不利な口腔構造を持っているため l 燕下能力は正常で、あって 口唇 口蓋裂は披裂という H も、吸綴・乳首圧迫状態により疲労のため必要十分なミルク量を摂取する前 に晴乳を中断するこ とも時々散見される。 Ho t z床は、元来、 顎堤形成の誘導を目的としているが、 裂隙のある口 蓋部を覆うことに より吸綴と乳首圧迫の効果を容易にするため、哨乳負担の軽減に繋がり、ひい ては母親の精神的負担の軽減に繋がる。しか し 、 Hotz床が 口腔内機能とどのように調和し、良 z床の装着により、晴乳運動がど 好な晴乳に繋がっているか客観的に調べた報告は少ない。 Hot のように改善されるか舌運動に注目し解析を行った論文で、ある。 2 . 研究内容 1: 名、健康乳児 1 6名とし超音波診 本研究においては、対象は、唇顎口蓋裂児(以下、CLP児)1 断法 BIMモー ドによる吸畷運動の観察を行った。 測定は生後 1ヶ月 生後 6ヶ月までとし、生 後l 、2ヶ月をグループ A、生後 3、4ヶ月をグループ B、生後 5、6ヶ月をグ‘ノレープ Cの 3群に 民l 畷運動中の舌の前額断及び矢状断画像を 分けた。 測定方法はエコ ー ウイン ドを顎下に設定 し、l 抽出させた。前額断は舌背中央を通る線を基準線として、吸畷時の舌背の移動距離を M モー ド にて計測 し、舌中央部の移動距離の差を求めた。矢状断は、舌前方の運動は乳首の先端から 1cm 前方を結んだ線を基準線として、舌後方の運動は、乳首の先端と硬口蓋と軟 口蓋の境界を結んだ 線を基準線として、それぞれの位置の吸 l 畷時における舌の移動距離 を M モード、にて計測 を行っ z床装着時、未装着時と健常児の 3クーループ問で、吸畷時の舌運動の比較を行っ た 。 CLP児 の Hot た 。 Hot zの有無別には t検定、健常児との比較には Ma nnw h i t n yの U 検定、月齢の増加に伴う u s k a 1 ・ W a l l isの検定を用いて行った。 舌運動の変化については Kr 3。 研究成果の意義と学術的水準 舌中央部ではグループ Aで健常児よ りも CLP児 Hotz床非装着時の方が吸畷時舌運動の増加が 有意に認められた ( p く0 . 0 5 )。グループ A とグ、ループ Cにおいて、 CLP児 H o t z床非装着時は装 p < 0 . 0 5 ) CLP児の H o t z床非装着のグループで、 着時と比べて有意な舌運動の増加が認められた ( p く0 . 0 5 )。 舌前方部では、グループ 月齢の増加に伴い有意な吸畷時舌運動の増加が認められた ( A の CLP児 H o t z非装着の方が健常児よりも有意な舌運動の増加が認められた ( p く0 . 0 5 )。舌後 P児 H o t z非装着の方が健常児よりも有意な舌運動の増加が認められた 方部ではグループ Aの CL ( p < 0 . 0 5 )。 また、グループ Aで CLP児 H o t z床非装着時の方が装着時よりも舌運動の有意な増 p < 0 . 0 5 )。以上のことから、 H o t z床非装着は装着、健常児に比較すると晴乳時 加が認められた ( o t z床装着時は健常児に近い の運動量が大きく非生理的状態であることが明らかとなり、逆に H o t z床装着の有用性が示唆されたことで意義深く国際的 安定した運動を行っていることから、H にも評価される論文である。 以上により、本論文は学位授与に十分値するものであると判断した。 0 備 考 1 用 紙の規 格は 、 A4とし縦にして左横 書きとすること。 2 要旨は800 字" ' 1 2 0 0 字以内にまとめること 。 3 *印 は記入しないこと。
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