CANoe テストパッケージ VAG 3.0

FACTS
ECU テスト
CANoe テストパッケージ VAG 3.0
VAG テスト仕様書に基づく CAN コンフォーマンステスト
CANoeテストパッケージVAGの概要
バージョン3.0の特長
優位性
CANoe テストパッケージ VAG により、VW グルー
プ各社および VAG サプライヤーは、最低限の
準備作業で、すばやく、何度でも CAN のコン
フォーマンステストを実施することができます。
> 下記の VAG テスト仕様を実装できます。
> VAG テスト仕様書「DUM.857.BE.1」に基づ
いた高速 CAN による CAN コンフォーマンス
> VW が検証し、推奨する CANoe テストパッケー
ジ VAG
> サプライヤー向け VAG 仕様の要求をすべて
ま た、VAG テ スト 仕 様 書 に 基 づ い た CAN コ
ンフォー マンステストの 自 動 実 行 の ため の、
CANoe コンフィギュレーションを生成します。
CANoe テストパッケージは、自動車メーカー固
有のテスト実装に合わせて CANoe のテスト機能
を拡張します。
> VAG テスト仕様書「DUM.000.AC.A」に基づい
た NM-High(Network Management High)
および NPM(Network Power Management)
による CAN コンフォーマンステスト
> AUTOSAR ベースのプラットフォーム「MLBevo」
> CANoe テスト環境をすばやく生成
> テスト実行およびレポート生成を自動化
> 追加コストなしで何度でもテスト実行の繰り
VAG テスト仕様書
主な特長
CANoeテストパッケージVAGのバージョン3.0は、
> テストの生成
以下のテスト仕様書をカバーしています。
> 高速 CAN:
> DUM.857.BE.1(VW80118 の後継)
> VW80118
> NM-High および NPM:
> DUM.000.AC.A(VW80119 の後継)
> VW80119
テストの範囲はVWと合意されたものです。
テスト
満たしたテスト範囲
返しが可能
用パーシャルネットワークに対応
テストコンフィギュレーションジェネレーターは、残りのバスシミュレーションと XML テストモジュー
ルで構成される CANoe コンフィギュレーションを生成します。 VW グループ各社は、要求される以
下の入力ファイルを配布します。
> ECU のテストベースアジャストメントドキュメンテーション(TBAD)
> ネットワーク用 CAN データベース(DBC)
> ネットワーク用パーシャルネットワーク記述(VSDE:Partial network description)
(※パーシャルネットワークで作業する場合のみ)
> テストの自動化
CANoe テストパッケージ VAG は、CANstress と、テストハードウェア VH1150 もしくは VT システムを
使用して、テスト実行を完全に自動化します。
> レポートの生成
テストの実行ごとに HTML 形式のテストレポートが自動生成されます。また、テストケースごとに ASCII
形式のログファイルが保存されます。
ハードウェア / ソフトウェア要件
> CANoe full のバージョン 7.1 以 降が必 要で
す。また、パーシャルネットワークを使用す
る場合は、CANoe バージョン 8.0 SP4 以降
が必要です。
> VH1150 もしくは VT システム(VT7001A)
> CANstressDR
> 高速 CANcab/CANpiggy を搭載したベクター
の CAN インターフェイス
システム要件に関しては、別途資料「プロダクト
インフォメーション:CANoe」をご参照ください。
CANoe テストパッケージ VAG に関する情報:
www.vector-japan.co.jp/canoe_tp_vag
CAN コンフォーマンステストの構成、生成、実行
V1.1 08/2014
※記述されている内容は予告無く変更されることがあります。 ( 発行日:2014 年 8 月 6 日 )
ベクター・ジャパン株式会社
www.vector-japan.co.jp