宮内 修 金澤 廣志 - アイエステクノポート

対 談
代表取締役社長
株式会社アイエステクノポート
金澤 廣志 氏
コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社
取締役
事業戦略部 部長
宮内 修 氏
特 別
PDF帳票のダイレクト印刷と高速処理で
IBM i プリンティング基盤の問題を解決
IBM i帳票アウトプット・ソリューション「UT/400」でコラボレーションする
コニカミノルタとアイエステクノポートが、「IBM i帳票の今」を熱く語る
── 最初に、コニカミノルタの企業ユーザー向けのビジネス
リューションを導 入してきたという経 緯があるからですが、
についてお話しください。
全体最適の観点で見直すと非常に効率の悪い状態です。そ
宮内 ここ数年は、MFP をはじめとする出力機の販売だけ
のことに、お客様もおそらく気づいておられるだろうと思い
でなくお客様の経営課題の解決にも重点を置いて活動をして
ます。しかし、それにピタリとはまる解決策が見当たらない。
います。今多くのお客様が、プリンティング・システムの重
それと、プリンターを管轄するのはシステム部門、複合機は
いコスト負担と運用効率の悪さの問題に直面しておられます。
総務部門といった“組織の壁”が厳然とあるため、トータル
私どもはお客様の課題の 1 つ 1 つに向き合い、プリンター/
な解決策へ行き着きにくいといった事情もあるかと思います。
複合機の集約化や印刷システムの高度化、コスト削減を実
現するソリューションのご提供に取り組んでいるところです。
── 今回のコラボレーションの発端はどのような経緯ですか。
金澤 部署ごとに基幹専用プリンター(専用紙)と汎用プ
宮内 当社の複合機を新規導入されたお客様がIBM iのユー
リンター、そしてオフィス複合機を設置している企業は、か
ザーで基幹専用プリンター(専用紙)を利用しており、
「汎
なりの比率に上るだろうと思います。そうなると帳票のアウ
用カット紙に移行して IBM i からレーザープリンターや複合
トプットだけでも複数のオペレーションが必要です。プリン
機に、中間に PC サーバーなどを置かずにダイレクトに出力
ティング・リソースの稼働率の悪さとオペレーションの煩雑
できないか」というお問い合わせをいただいたのが発端でし
さ、非効率的な運用がコスト増につながっていますね。
た。そのお客様は、ちょうど同じ時期にアイエステクノポー
宮内 そのことは IBM i・AS/400 のかなりの数のお客様に
トの統合帳票ソリューション「UT/400」を導入し、IBM i
も当てはまりますね。企業全体で百台単位の基幹専用プリ
帳票の効率的な運用へ向けて計画を練っておられました。電
ンターを持ち、それとは別に複数台のレーザープリンターと
子保管/検索や電子メール配信、自動 FAX 配信、出力後
複合機を設置しているというのも、よくある光景ではないか
の帳票の仕分け、名寄せ作業の自動化といった内容です。
と思います。コストや効率でいえば、非常に無駄の多いシス
しかし、印刷の部分が課題として残っていたんですね。同時
テムです。
に IBM i からの印刷物に関しても、オフィス系で実装してい
金 澤 それは必 要に応じてプリンターやアウトプット・ ソ
る認証印刷によるセキュリティプリントと同じレベルに対応
させたいというご要望もいただきました。
宮 内 はい。IBM i のお客 様の多くが、 高 速の印 刷 処 理、
金澤 少し脇道にそれますが、IBM i と汎用プリンター/複
高速プリンティングに対する強いご要望をお持ちであること
合機を連携させるのに、PC 上(Windows)で稼働するプリ
がわかりました。もちろん、ダイレクト印刷や高度な帳票処
ントサーバーを使う方法もあります。しかしそれだと複数の
理、コスト削減は大前提なのですが、高速処理は当社のプ
ソフトを一元管理できず、PC サーバーや個々のソフトの運
リンター/複合機の大きな特徴ですので、IBM i 市場におけ
用管理が必須となります。新たな負荷が加わってしまうんで
る大きなポテンシャルを実感できました。日本市場でも企業
すね。PC サーバーなどを介すことで IBM i の特 長でもある
規模や業種・業態を問わずかなりの IBM i・AS/400 ユーザー
安定性を活かすこともできません。
がいることも確認できました。
宮内 今回のコラボレーションの発端となったお客様もそう
もう 1 つは、今回の「UT/400 ダイレクト印刷オプション
した点を強く危惧され、抵抗感をお持ちでした。それで、中
for Konica Minolta」経由で、当社のどのプリンター/複合
間に PC サーバーやプリントセッション(エミュレーション)
機にも出力できる点を多くの IBM i ユーザーから高く評価し
などが入らない、ダイレクトなソリューションを模索された
ていただきました。今回の仕組みを使えば、小型のオフィス・
わけです。
プリンターから超大型の印刷システムまで機種を問わず印刷
金澤 当社は、IBM i のアウトプット全般を扱う製品「UT/
が可能になります。
400 シリーズ」のほかに、プロジェクト管理・システム資産
金澤 その点は当社にとっても、1つの技術(オプション製品)
管理の「S/D Manager」や、アプリケーション開発保守支援・
ですべてのコニカミノルタのプリンター/複合機/高速機の
ドキュメント出力ツール「SS/Tool」などをラインナップし
ラインナップに対応できるので、非常に大きなメリットです。
ていますが、すべて IBM i 上でネイティブに稼働する 100%
分散印刷∼集中高速印刷など幅広い提案ができますし、お
自社による国産開発製品です。基幹プログラムに関わるソ
客様のサポートが容易になるだけでなく、技術拡張のスピー
リューションは IBM i 上で完結させるのが最も安定稼働し効
ドを上げることが可能になります。今後は、プリンター/複
率よく、運用負荷がかからず、コストもセーブできると考え、
合機をお使いのユーザーのご要望を汲み取ってUT/400シリー
製品開発を進めています。
ズの付加価値を高め、サービスメニュー・機能を拡充してい
宮内 それによって IBM i とプリンティング・デバイスを連
きたいと思っています。
携させる仕組みがよりシンプルになりますから、お客様だけ
宮 内 当 社も、UT/400 と幅 広い出 力 機のラインナップに
でなく、私どもにとってもサポートしやすくなるメリットが
加えて、コンサルティングサービスによる出力最適化(OPS
あります。その点が非常に大きいと評価しています。
= Optimized Print Services)や、封入封函機といった PP
(Production Printing =商業印刷)領域のオプションなどと
── 昨年 11 月の iSUC 別府大会のモールに出展されて、新
の組み合わせなどに、より付加価値の高いソリューションを
しい発見があったそうですね。
お客様にお届けしていきます。
図表
UT/400ダイレクト印刷オプション for Konica Minolta 概要
IBM i
コニカミノルタ製品
(PostScript対応機)
UT/400-iPDC
カラーレーザープリンター
SCSスプール
Adobe Acrobat準拠
データ抽出
DDS
インポート
APW
magicolorシリーズ
PDF作成
PDFオーバーレイ作成
オーバーレイ作成・修正
GUI画面
帳簿設計画面
UT/400ダイレクト印刷
オプション
for Konica Minolta
●プリンターセッション不要
●PDFダイレクト印刷
●フルカラー印刷
お絵かき感覚の
圧倒的な操作性
複合機
LAN
bizuhubシリーズ
強力な
機能 !
●多彩なオーバーレイを利用可能
●画像・バーコード・外字対応
デジタル印刷システム
bizhub PRESSシリーズ
●自動レイアウト調整・マルチアップ印刷
●多彩な用紙サイズへの自動変換
●各種モード対応
(給紙トレイ指定、片面/両面、ステープル、パンチなど)
●高速プリント処理
●プリンター・複合機・デジタル印刷システムなど低速機~高速機までカバー
コスト削減、業務効率アップに最適
コニカミノルタ×IBMi連携ソリューション
UT/400-iPDCからデザイン帳票をPDFダイレクトプリント
UT/400-iPDC
UT/400ダイレクト印刷オプションfor Konica Minolta
コニカミノルタ×IBMi
新しい帳票印刷ソリューションはじまる。
IBM i 搭載 Power Systems
(System i、iSeries、AS/400)
連携
プリント
サ
サーバー不要
プリンター
セッション不要
IBMi 上で
安定稼働・高速処理
コニカミノルタ複合機
帳票のデザイン変更が
が
自由自在
在
IBMi 基幹帳票のPDF ダイレクト印刷で、コスト削減&業務効率アップ。
UT/400-iPDC により IBMi 搭載 PowerSystems(AS/400)上で生
成した PDF 帳票を、コニカミノルタのプリンター・複合機・高速プ
ロダクション機へ PC サーバー やプリンターセッションなどの中
継サーバー等を介さずに、ダイレクト出力ができる連携ソリュー
ションが登場。基幹専用プリンターによる事前印刷用紙や複写伝
票から汎用カット紙に簡単に移行できます。さらにオフィスのプ
リンター・複合機・高速プロダクション機が基幹帳票印刷 と
Windows PC の共有プリンターとしても利用できるので、コスト
削減や業務効率アップに貢献します。
Complete Centralized Print Services
レーザープリンター /
プリンター複合機 magicolor
導入のメリット
複合機 bizhub
高速プロダクション機 bizhub PRESS
●IBMi からPDFダイレクト印刷
●IC カード認証セキュリティ印刷
●画像、バーコード、外字対応
●両面印刷やトレイ指定印刷機能
●フルカラー印刷
●多彩なオーバーレイを簡単作成
●多彩な用紙サイズへ自動変換
●Windows共有プリンターとして同時利用可能
集中印刷環境のトータルコンサルティングサービスをご提供します。
集中印刷環境
集中印刷環境
集中印刷環境
集中印刷環境のトータルコンサルティングサービス
導入サービス
運営代行サービス
最適化サービス
集中印刷環境の導入から管理・運営まで。
す。
コニカミノルタのOPSが企業内の印刷室を最適化します。
社内に集中印刷設備がなく、オフィス内
の機器では賄えない印刷物を必要とす
る企業様向けに、最適な集中印刷環境の
導入をサポートします。
すでに企業内印刷室をお持ちの企業様、
または新規に印刷室を開設する企業様
向けに、社内での印刷室運営をトータル
で請け負います。
すでに企業内印刷室をお持ちの企業様
向けにコンサルティングを行い、最適な
集中印刷環境づくりをサポートします。
OPS のコンセプトは
「コンサルテ
ルテ
ティ
ィング」
ング」
「実行」
「マネジメント」
の“3つの柱”
で構成されています。
コニカミノルタのコンサルティングサービスについて
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