仕様書 - 新エネルギー・産業技術総合開発機構

仕
様
書
電子・材料・ナノテクノロジー部
1.件名
ナノテクノロジー・材料技術分野の技術ロードマップの策定に関する調査
2.目的
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、
経済産業省との協力の下、ナノテクノロジー・材料技術分野の激しい国際競争を我が
国が勝ち抜くための技術開発を推進している。また、同分野の技術開発事業の企画立
案、マネジメント等に資するための情報基盤として、技術戦略マップを策定している。
本事業では、ナノテクノロジー・材料技術分野の国内外の政策や技術開発の進展等
最新の情報を把握すると共に、10年~15年後の将来に予測される社会や、日本の
ナノテクノロジー・材料産業の状況を想定したうえで、今後日本として取り組むべき
技術について検討を行い、解決すべき課題を時間軸に落とし込んだロードマップを策
定する。
3.内容
(1) 調査等によりナノテクノロジー・材料技術分野の国内外の政策や技術開発の進
展等最新の情報を把握すると共に、10年~15年後の将来に予測される社会
や、日本のナノテクノロジー・材料産業の状況を想定し、今後推進すべきナノ
テクノロジー・材料技術の領域を整理する。加えて、当該領域における市場・
技術のベンチマークを行う。
(2) ロードマップの更新・策定等を行うため、NEDOとの協議で選定する産学官
の有識者によって構成されるワーキンググループ(以下、「WG」という。)を
設置する。WG の構成は、ナノテクノロジー分野においては「ナノテクノロジ
ーWG」、材料分野においては「構造材料 WG」、「エネルギー変換・貯蔵材料
WG」、
「有機エレクトロニクス材料 WG」、
「ヘルスケア材料 WG」とし、各 WG
2~3回程度開催する。
(3) ナノテクノロジー分野においては、技術戦略マップ(ナノテクノロジー分野)
のロードマップの更新、新規技術の追加及び、当該ナノテクノロジーが実現す
る特性毎のグルーピング、それら特性が実現する製品及び社会像を作成し、WG
で議論する。
(4) 材料分野においては、構造材料、エネルギー変換・貯蔵材料、有機エレクトロ
ニクス材料、ヘルスケア材料それぞれにおいて、アプリケーションやデバイス
からの技術要求を整理、し、ロードマップ案を作成の上、WG で議論する。
(5) (2)に記載のロードマップの更新・策定を行うための WG とは別に、機能性
材料分野において革新的なマテリアルテクノロジーを活用し、有望な出口製品
の創出へとつなげる開発戦略を検討するための WG を設置する。同 WG は2~
3回程度実施し、具体的な施策に関する議論を行う。
(6) WG等の運営業務に関しては、事前調査、委員会資料の準備、会場手配・設営、
会議に係る各種手配及び支払い、委員会等メンバーへの旅費・謝金の支払い、
委員会等日程調整・各種連絡、議事録の作成等を行う。
(7) NEDOからの要請があった場合は、協議の上、可能な限り反映する。
4.調査期間
NEDOが指定する日から平成27年3月31日(火)まで
5.予算額
2,000万円以内
6.報告書
提出期限:平成27年3月31日(火)
提出部数:電子媒体 CD-R(PDF ファイル形式及び Word ファイル形式)1枚
提出方法:「成果報告書・中間年報の電子ファイル提出の手引き」に従って提出のこ
と。
http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/manual_tebiki_index.html
7.報告会等の開催
委託期間中又は委託期間終了後に、成果報告会における報告を依頼することがある。
以上