病院ベンチマークWGの方針 病院ベンチマークWGのテーマ

2014/2/15
目 次
病 院 の 省 エネルギー
1.研究方針・特徴と今までの取組
ト ッ プラン ナ ー 病 院の 活 動 事 例 と
部会のご紹介
2.「病院フェイスシート」による傾向分析
3.病院ヒアリングによる検証
2 0 1 4 .0 2.1 4
4.トップランナー型病院の省エネへの取組
J FM A ヘ ル スケ アFM 研 究部 会 ベ ン チ マー ク FMWG
5.今後の課題
◎ 竹 中 工 務店 上 坂 脩
◎ 日 本 空 調サ ー ビ ス 柴 田 貴 博
司 会 :清 水 建設 森 佐 絵
新 菱 冷 熱 金 子 寛 明 (WG L)
帝 京 大学 安 藤 繁
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クFMW G
1
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
2
病 院 ベンチマークW Gの 方針
目 次
病院FMベンチマーク策定への取組指針
1.研究方針・特徴と今までの取組
• 病院FM’e rを支援するツールの提供
–
病院スタッフ全体にとって分かり易 いツー ル
–
病 院 F M ’er業 務 で 優 先 順 位 の 高 い 課 題 を 支 援
2.「病院フェイスシート」による傾向分析
3.病院ヒアリングによる検証
• 病院経営をサポートする際に、「チャートとコ
ンパス」として機能するツール
4.トップランナー型病院の省エネへの取組
–
経営判断・投資対効果の判断材料と して
–
継続的に検証し、更新・蓄積してい く
5.今後の課題
• 独自調査ではなく、公表されているデータを活
用し、研究結果は公開する
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
3
病 院 ベンチマークW Gのテ ー マ
H23年
H24年
② 公 表 デ ー タ フ ァイル の 整 理
H25年
(環境省CO2排出量報告書、JIHA情報シー ト、医事日報社病院情報等 )
③ 公 表 128病 院 をサ ン プリ ン グ
① 軸 : ・ C O 2 排 出 量 ・ エネ ル ギ ー 消 費 量 ・ 光 熱 水 量 ( 電 ・ ガス・ 油 ・ 水 ・ 料 金 ・ 契 約 形 態 等 加 味 )
② 軸 ( 切 り口 ) : 病 床 数 ・ 公 私 別 ・ 病 院 機 能 別 ・ O P件 数 ・ 外 来 数 ・ 委 託 金 額 ・ スタ ッ フ 数 等
面積指標
当初はエネルギー
に取り組む!
④ 病 院 種 別 ・ 原 単 位 別 に よ る 特 性 を検 討
① 軸 : 全 体 面 積 ・ 部 門 面 積 ・ O P室 数 ・ EL V台 数 ・ 敷 地 面 積 等
②軸:同上
不動産
建設コスト
4
① ベ ン チマ ー ク の 対 象 を病 院 エ ネ ル ギ ー と す る
データ数 積 上 げ・ モ ニタリ ン グ
エネルギ ー
ベ ン チ マ ー クW G
研究の特徴と今までの取組
BM研究対象のテーマ選定
H22年
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
(㎡ 当 た り、 1床 当 た り、 1患 者 当 た り)
→
どの 原 単 位 も1.8∼ 2.5倍 の違 い が出 る
・ 工 事 費 ・ 月 あ たり工 事 費 ・ 維 持 管 理 ・ 固 定 資 産 税
・ 減 価 償 却 費 ・ ロ ケ ー ショ ン ・ 売 買 形 態 等
病院FMを
支援するツール
医療機器
情報機器
病院 ’ e rに有用なツールの提供
病院FM
に有用なツールの提供
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
5
複 数 の 病 院 特 性 要 素 を表 す
「病 院 フ ェイス シ ー ト 」の 作 成
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
6
1
2014/2/15
目 次
病 院 フェイスシー ト
三角形面積の
大小に着目
• 消費エネルギー関連データ
病院名 称
埼玉 県済 生会 川口総 合病 院
CO 2排出量 合計
3 ,390
4. 8
延床面 積
31 ,398
7. 0
総病床 数
400
7. 3
扱い患者 数
10 ,266
8. 6
1床当り面積
78.5
4. 7
平均在 院日 数
12.5
2. 5 扱い患者数
稼働率
9 0.2%
8. 0
㎡当り排 出量
0.11
5
1床当り排 出量
8.5
4
1患者 当り排出量
0.33
5
設備タイプ
G
竣工年
20 05
1.研究方針・特徴と今までの取組
2.「病院フェイスシート」による傾向分析
3.病院ヒアリングによる検証
10.0
10 .0
6.0
8 .0
4.0
6 .0
2.0
4 .0
延床面積
0.0
病院
日本
語名
称
医
事日
報
ラン キ
ン
グ
(3指
標
)
三重県
立総合医
療セン ター
横浜市
立 みな と赤十
字病院
7. 6
㎡
当り排1床当
り 1
患者
当り 設
備
タ
出量 排
出利
用 排
出
量 イプ
竣
工年 H2
0(20
08)
年 延床
面積
JI HA 排
出
量合
計 JI HA
総
病床
数
入院
患者
数
実数
/
年
9. 9
0.52
GE
1995
8,130
55,847
818
68.3
16.4
0.13
0.14
1. 6
2
1. 5
0.48
0.52
GE
GE
1996
2006
8,311
4,670
63,220
33,873
662
407
17,145
8,899
95.5
83.2
13.9
12.1
101
. 5%大阪府
大阪市住
吉区万
代東3-1
-56
72
. 5%滋賀県
近江八幡
市土田
町1379
85
. 2%北海道
札幌市中
央区北
十一条
西13-1-1
8. 4
8. 6
0.17
0.11
0. 0
1
1. 2
3
0.52
0.58
GE
GE
1994
2003
26,914
74,148
74
. 9%三重県
四日市市
日永54
50-132
76
. 5%神奈川
県横浜市
中区新
山下3-1
2-1
446
634
8,525
14,544
60.3
117.0
14.3
11.8
9. 5
9. 9
0.18
0.16
1. 0
1. 7
4
0.54
0.47
G
GE
1996
1998
9,997
7,070
55,508
44,870
910
480
18,632
15,180
61.0
93.5
14.9
10.7
84
. 3%愛知県
豊橋市青
竹町八
間西50
92
. 7%熊本県
熊本市長
嶺南21-1
大分市
医師会立
ア ル
メ イダ
病院
国立病
院機構 東
京医療セン ター
10. 0
10. 1
0.18
0.11
1. 0
4. 1
1
0.57
0.69
GE
O
2008
1999
4,250
10,988
23,401
102,360
385
780
7,441
15,910
60.8
131.2
国立病
院機構 長
崎医療セン ター
栃木県
済生会宇
都宮病
院
10. 8
11. 1
0.14
0.16
3. 1
1
1. 8
3
0.65
0.58
GE
G
2004
1996
8,540
8,899
59,042
54,471
650
644
13,049
15,386
豊橋市
民病院
熊本赤
十字病院
4,469
8,370
15,513
床当
1
り面 一
般の
平均
稼働
率 病院
住所
医
事日
報
積
在
院日
数
0.15
8. 0
8. 2
16
15.5
84
. 7%大分県
大分市宮
崎15092
91
. 2%東京都
目黒区東
が
丘2-5-1
90.8
84.6
16
14.4
88
. 0%長崎県
大村市久
原2-100
1-1
94
. 3%栃木県
宇都宮市
竹林町
911-1
宮崎県
立 延岡
病院
磐田市
立総合病
院
11. 7
11. 9
0.18
0.20
2. 4
1
1. 9
2
0.63
0.59
GE
OE
1998
1997
5,708
6,430
30,947
32,832
460
500
9,032
10,976
67.3
65.7
16.1
14
新潟県
立中央病
院
徳島赤
十字病院
12. 6
12. 7
0.21
0.18
3. 4
1
1. 0
7
0.58
0.51
O
OE
1997
2006
7,165
6,890
34,905
37,871
534
405
12,306
13,569
65.4
93.5
14
8.5
86
. 6%宮崎県
延岡市新
小路21-10
84
. 2%静岡県
磐田市大
久保51
2-3
大阪市
立総合医
療セン ター
川口市
立医療セン ター
15. 2
16. 1
0.19
0.17
4. 8
1
1. 2
6
0.75
0.81
GE
GE
1993
1994
15,700
8,730
83,000
51,502
1063
539
20,879
10,734
78.1
95.6
15.5
15.2
85
. 2%大阪府
大阪市都
島区都
島本通
2-13-22
82
. 9%埼玉県
川口市西
新井宿
180
16. 4
16. 7
0.21
0.21
1. 5
6
5. 1
1
0.67
0.77
GE
?
1998
1997
10,700
5,180
49,829
24,667
650
342
15,891
6,744
76.7
72.1
14.7
11.9
98
. 5%愛知県
岡崎市高
隆寺町
五所合
3-1
70
. 8%岩手県
久慈市旭
町第10
地割1
秋田赤
十字病院
国保直
営総合病
院
君
津中央
病院
17. 2
17. 9
0.21
0.20
5. 9
1
1. 3
5
0.75
0.89
G
G
1998
2003
7,909
10,100
36,949
51,524
496
661
10,612
11,325
74.5
77.9
15.1
14.9
88
. 5%秋田県
秋田市上
北手猿
田苗代
沢222-1
71
. 0%千葉県
木更津市
桜井10
10
沖縄県
立 中部
病院
八戸市
立市民病
院
18. 4
20. 0
0.27
0.22
7. 1
1
1. 6
7
0.59
0.82
GE
OE
2001
1997
9,420
10,300
34,267
46,457
550
584
15,942
12,590
62.3
79.5
12.1
14
96
. 1%沖縄県
う るま市宮里2
81
88
. 7%青森県
八戸市田
向毘沙
門平1
高知県・
高知市
病院企業
団立 高
知医療セン ター 20. 1
島根県
立中央病
院
20. 4
0.18
0.23
1. 0
9
7. 0
1
0.91
0.86
GE
GE
2005
1999
12,000
11,700
67,396
52,000
632
687
13,158
13,651
106.6
75.7
12.8
15.4
73
. 6%高知県
高知市池
2125-1
86
. 8%島根県
出雲市姫
原4-1-1
宝生会
PL病院
埼玉県
済生会川
口総合
病院
0.09
0.11
6. 9
8. 5
0.31
0.33
GE
G
2006
2005
2,557
3,390
27,811
31,398
370
400
8,341
10,266
75.2
78.5
10.9
12.5
77
. 5%大阪府
富田林市
新堂22
04
90
. 2%埼玉県
川口市西
川口511-5
3. 1
4. 2
国立病
院機構 静
岡医療セン ター
健康保
険組合連
合会
大阪中央
病院
4. 2
4. 8
0.10
0.10
7. 0
0. 1
1
鶴岡市
立 荘内
病院
みな と医療
生活協
同組合
協立総
合病院
5. 1
5. 2
0.10
0.13
0. 5
1
8. 0
0.43
0.36
GE
G
0
2000
3,130
2,296
30,539
22,857
450
227
7,239
6,342
67.9
100.7
18
8
0.38
0.41
GE
GE
2003
2001
5,469
3,470
54,689
26,958
520
434
14,208
8,386
105.2
62.1
12.1
15.8
富士宮
市立病院
公立学
校共済組
合
九
州中央
病院
5. 6
5. 7
0.14
0.13
9. 0
9. 7
0.37
0.38
GE
2000
1994
3,150
3,210
22,027
24,551
350
330
8,575
8,387
62.9
74.4
12.6
14.1
84
. 6%静岡県
富士宮市
錦町31
98
. 2%福岡県
福岡市南
区塩原
3-23-1
北海道
社会事業
協会 帯
広病院
大牟田
市立総合
病院
5. 8
5. 9
0.15
0.14
8. 3
9. 4
0.41
0.41
E
GE
1999
1995
2,980
3,290
20,357
24,270
360
350
7,194
8,108
56.5
69.3
13.8
13.1
75
. 6%北海道
帯広市東
五条南
9-2
83
. 1%福岡県
大牟田市
宝坂町
2-19-1
姫路赤
十字病院
国立病
院機構 豊
橋医療セン ター
6. 1
6. 7
0.16
0.17
0. 0
1
1. 4
2
0.34
0.28
G
G
2001
2005
5,100
5,128
32,623
30,899
64.1
74.6
11.2
14.9
91
. 2%兵庫県
姫路市下
手野112-1
183
. 3%愛知県
豊橋市飯
村町浜
道上50
509
414
15,121
18,593
6. 7
7. 2
0.14
0.14
1. 0
1. 3
0
0.40
0.47
G
2005
DHC 1996
3,289
4,990
23,203
34,719
300
485
8,268
10,575
77.3
71.6
9.8
14.6
74
. 0%大阪府
大阪市淀
川区宮
原1-6-10
87
. 2%富山県
富山市牛
島本町
2-1-58
7. 4
7. 8
0.13
0.10
1. 4
0
1. 6
0.53
0.61
G
OE
2002
2005
4,896
3,550
37,722
34,982
470
307
9,271
5,790
80.3
113.9
16.2
16.2
87
. 5%滋賀県
彦根市八
坂町18
82
83
. 7%徳島県
鳴門市撫
養町黒
崎小谷
32-1
公立 那賀
病院
済生会
下
関総合
病院
大阪市
立 十三市
民病院
7. 8
8. 0
8. 1
0.14
0.17
0.15
9. 7
1. 2
1. 6
0
0.55
0.43
0.54
O
GE
1999
2005
2,957
4,190
2,960
20,567
25,223
20,274
304
373
280
5,345
9,660
5,501
67.7
67.6
72.4
16.8
13.3
14
80
. 9%和歌山
県紀の
川市打
田1282
94
. 4%山口県
下関市安
岡町85-1
75
. 4%大阪府
大阪市淀
川区野
中北2-1
2-27
8. 2
8. 3
0.15
0.15
0. 4
1
9. 9
0.54
0.57
GE
GE
8. 3
8. 6
0.16
0.13
1. 8
0
2. 3
1
0.50
0.54
秦野赤
十字病院
JA北海道
厚生連
札幌厚生
病院
1999
1994
4,260
6,460
28,232
42,296
408
654
7,948
11,401
69.2
64.7
15.2
14.8
81
. 1%山梨県
甲府市増
坪町36
6
69
. 5%静岡県
藤枝市駿
河台41-11
GE
1997
DHC 2004
6,215
7,047
38,869
52,209
573
575
12,521
13,086
67.8
90.8
15.1
13.5
90
. 4%大阪府
東大阪市
西岩田
3-4-5
84
. 2%福岡県
北九州市
八幡西
区岸の
浦1-8-1
0.56
0.53
OE
G
3,450
5,299
22,769
32,330
320
494
6,202
9,951
71.2
65.4
13.3
16.8
70
. 6%神奈川
県秦野市
立野台
1-1
92
. 7%北海道
札幌市中
央区北
三条東
8-5
市立豊
中病院
JA秋田厚
生連 秋田
組合総合
病院
9. 0
9. 2
0.12
0.15
3. 5
1
1. 1
0.55
0.61
GE
GE
1997
2000
8,290
5,335
66,383
36,278
613
479
15,148
8,797
108.3
75.7
14
17.8
94
. 8%大阪府
豊中市柴
原町414-1
89
. 6%秋田県
秋田市飯
島西袋
1-1-1
長岡赤
十字病院
山形市
立病院
済
生館
8. 6
8. 8
9. 6
9. 7
0.15
0.16
0.16
0.16
0. 8
1
1. 7
0
1. 0
2. 0
1
0.60
0.55
G
GE
1997
1994
8,200
7,032
50,436
43,326
746
585
13,693
12,775
67.6
74.1
15.2
14
77
. 5%新潟県
長岡市千
秋2-297
-1
83
. 8%山形県
山形市七
日町13-26
9. 7
9. 9
0.16
0.17
2. 3
1
1. 0
2
0.55
0.55
GE
GE
2006
1997
4,685
4,560
28,830
26,769
382
380
8,582
8,311
75.5
70.4
13.1
14.8
80
. 6%北海道
苫小牧市
清水町
1-5-20
88
. 7%兵庫県
赤穂市中
広1090
苫小牧
市立病院
赤穂市
民病院
2002
1994
富山県
済生会
富
山病院
草加市
立病院
10. 2
10. 3
0.16
0.15
1. 2
1. 1
3
0.64
0.59
GE
GE
1996
2004
2,790
4,810
17,071
32,266
250
366
宮崎県
立 日南
病院
社会保
険紀南病
院
4,352
8,128
68.3
88.2
18.2
11.9
86
. 8%富山県
富山市楠
木33-1
72
. 4%埼玉県
草加市草
加2-211
340
356
5,106
8,030
66.0
82.3
16.3
14
67
. 1%宮崎県
日南市木
山1-9-5
86
. 5%和歌山
県田辺市
新庄町
46-70
泉大津
市立病院
JA秋田厚
生連
平
鹿総合
病院
11. 0
11. 5
0.18
0.17
4. 5
1
1. 6
2
0.50
0.66
G
G
1998
2007
3,125
7,360
17,435
44,292
215
586
6,284
11,077
81.1
75.6
11.5
17.3
92
. 1%大阪府
泉大津市
下条町
16-1
90
. 1%秋田県
横手市前
郷八ツ口31
国立病
院機構
大
阪南医
療セン ター
JA秋田厚
生連 由利
組合総合
病院
11. 6
11. 8
0.15
0.15
1. 1
3
1. 3
0.70
0.81
GE
GE
2005
1994
6,786
8,180
44,401
53,694
520
724
9,733
10,096
85.4
74.2
15.6
17.1
80
. 0%大阪府
河内長野
市木戸
東町2-1
65
. 3%秋田県
由利本荘
市川口
家後38
国家公
務員共済
組合連
合会
熊
本中央
病院
千葉県
済生会習
志野病
院
10. 6
10. 9
11. 8
11. 9
0.16
0.16
0.20
0.18
0. 7
1
1. 3
3
3. 3
1
1. 4
2
0.71
0.59
0.53
0.65
OE
GE
GE
GE
1997
2005
1996
2006
3,630
4,740
4,803
4,960
22,435
29,304
23,458
27,011
361
400
9,044
7,637
65.0
67.5
11.3
13
77
. 6%熊本県
熊本市田
井島15-1
68
. 0%千葉県
習志野市
泉町11-1
秀和会
秀
和綜合
病院
日本私
立学校振
興・共
済事業団
東京臨海
病院
12. 0
12. 0
0.16
0.14
1. 8
1. 2
3
0.76
0.79
G
GE
2004
2002
4,130
5,294
25,092
39,144
350
400
5,460
6,700
71.7
97.9
11.8
14
57
. 4%埼玉県
春日部市
谷原新
田1200
64
. 3%東京都
江戸川区
臨海町
1-4-2
松阪市
民病院
徳島市
民病院
12. 1
12. 2
0.18
0.13
1. 5
4. 8
1
0.73
0.73
OE
1995
3,528
4,580
19,766
35,031
308
309
4,842
6,235
64.2
113.4
19.6
14.4
84
. 4%三重県
松阪市殿
町1550
79
. 6%徳島県
徳島市北
常三島
町2-34
大和市
立病院
松江市
立病院
12. 3
12. 5
0.19
0.14
2. 4
1
1. 7
3
0.65
0.79
G
G
1993
2005
4,990
6,450
26,027
46,440
64.6
98.8
14.7
15.7
76
. 7%神奈川
県大和市
深見西
8-3-6
83
. 0%島根県
松江市乃
白町32
-1
403
470
7,672
8,214
市立堺
病院
住友病
院
12. 5
12. 6
0.16
0.15
4. 1
1
1. 3
4
0.68
0.73
?
GE
1996
2000
6,961
7,130
43,072
47,950
493
499
10,185
9,797
87.4
96.1
14.8
15.2
83
. 8%大阪府
堺市堺区
南安井
町1丁11
81
. 8%大阪府
大阪市北
区中之
島5-3-20
国立病
院機構
長
野病院
日野市
立病院
12. 8
13. 1
0.14
0.15
1. 5
1. 1
3
0.92
0.84
G
GE
1998
2002
4,850
3,920
33,733
26,725
420
300
5,265
4,668
80.3
89.1
17.4
14.7
59
. 8%長野県
上田市緑
が丘
1-27-21
62
. 7%東京都
日野市多
摩平43-1
市立岸
和田市民
病院
伊那中
央病院
13. 2
13. 3
0.19
0.20
4. 8
1
1. 0
4
0.60G E
C GS 1995
0.62 OE
2002
5,181
5,510
27,025
27,322
350
394
8,611
8,957
77.2
69.3
14.2
13
95
. 7%大阪府
岸和田市
額原町
1001
81
. 0%長野県
伊那市伊
那13131
蒲郡市
民病院
社会保
険蒲田総
合病院
13. 3
13. 7
0.19
0.20
1. 8
3
2. 0
1
0.65
0.76
O
GE
1997
1998
5,273
2,750
27,256
13,908
382
230
8,071
3,608
71.4
60.5
16.1
17.5
93
. 2%愛知県
蒲郡市平
田町向
田1-1
75
. 2%東京都
大田区南
蒲田219-2
国家公
務員共済
組合連
合会 KKR札幌
医療セン ター
13. 7
神奈川
県警友会
けい
ゆう病院
14. 2
0.18
0.18
4. 4
1
1. 6
5
0.69
0.67
G
?
2006
1995
6,500
6,410
35,851
35,500
450
410
9,390
9,518
79.7
86.6
13.1
13
74
. 9%北海道
札幌市豊
平区平
岸一条
6-3-40
82
. 7%神奈川
県横浜市
西区み
な とみらい3-73
4,415
8,472
岩手県
立 二戸
病院
八尾市
立病院
14. 6
14. 8
0.17
0.16
3. 0
1
1. 5
6
0.89
0.74
?
GE
2004
2003
3,910
6,283
23,433
39,280
300
380
78.1
103.4
18.6
13.7
75
. 0%岩手県
二戸市堀
野大河
原毛382
83
. 7%大阪府
八尾市龍
華町13-1
江別市
立病院
田川市
立病院
14. 9
14. 9
0.17
0.18
1. 8
2
2. 4
1
0.92
0.91
OE
1999
4,322
4,230
25,663
23,810
337
342
4,721
4,637
76.2
69.6
13.6
19.6
63
. 7%北海道
江別市若
草町6
72
. 8%福岡県
田川市糒
1700-2
国立病
院機構
三
重中央
医療セン ター
国立病
院機構 岡
山医療セン ター
16. 2
16. 4
0.19
0.17
3. 3
1
1. 1
8
0.92
0.75
GE
GE
1998
1999
6,670
10,500
35,837
62,476
500
580
7,280
13,924
71.7
107.7
18.2
13.5
76
. 7%三重県
津市久居
明神町
2158-5
88
. 8%岡山県
岡山市田
益17111
公立学
校共済組
合
中
国中央
病院
三田市
民病院
17. 5
18. 3
0.20
0.23
6. 6
1
1. 3
6
0.79
0.75
GE
GE
JA 愛
知厚生
連 渥美
病院
N TT東
日本 関東
病院
2004
1995
4,590
4,879
23,057
21,230
277
300
5,835
6,469
83.2
70.8
14.7
14.5
84
. 8%広島県
福山市御
幸町上
岩成148
-13
85
. 7%兵庫県
三田市け
やき台3-11
2000
2000
5,050
13,500
25,691
92,596
316
665
5,444
14,874
81.3
139.2
17.9
10.6
84
. 5%愛知県
田原市神
戸町赤
石1-1
69
. 4%東京都
品川区東
五反田
5-9-22
名張市
立病院
労働者
健康福祉
機構
関東労災
病院
19. 5
19. 5
0.18
0.18
6. 0
1
1. 2
9
1.03
0.86
G
1996
3,190
11,700
17,909
65,689
200
610
3,098
13,588
89.5
107.7
20.5
13.7
87
. 0%三重県
名張市百
合が丘
西1番町17
8
83
. 6%神奈川
県川崎市
中原区
木月住
吉町1-1
船員保
険会 せん
ぽ東
京高輪
病院
千葉市
立 青葉
病院
高岡市
民病院
19. 7
20. 0
20. 1
0.21
0.20
0.23
1. 8
7
7. 7
1
6. 0
1
0.83
0.88
0.89
GE
G
GE
1999
2003
2001
4,470
6,740
7,628
21,356
33,354
33,671
251
380
476
5,402
7,662
8,602
85.1
87.8
70.7
12.5
11.4
14.1
73
. 7%東京都
港区高輪
3-10-11
72
. 1%千葉県
千葉市中
央区青
葉町127
3-2
77
. 9%富山県
高岡市宝
町4-1
国家公
務員共済
組合連
合会 大手
前病院
NTT 東
日本札
幌病院
20. 7
21. 3
0.24
0.21
1. 7
6
0. 6
2
0.86
0.79
GE
GE
2004
2002
6,750
6,210
28,499
29,402
405
301
7,877
7,879
70.4
97.7
13.7
12.6
80
. 0%大阪府
大阪市中
央区大
手前1-5
-34
90
. 4%北海道
札幌市中
央区南
一条西
15
金沢社
会保険病
院
東京都
保健医療
公社 荏
原病院
19. 0
19. 1
22. 6
23. 5
0.20
0.15
0.21
0.16
6. 0
1
2. 3
0
7. 5
1
1. 3
8
0.93
0.91
1.03
1.25
GE
GE
G
?
1998
1994
4,380
9,279
21,145
58,776
250
506
4,243
7,421
84.6
116.2
15.4
15.8
71
. 6%石川県
金沢市沖
町ハ
15
65
. 2%東京都
大田区東
雪谷45-10
東京都
保健医療
公社 豊
島病院
労働者
健康福祉
機構
横浜労災
病院
28. 3
33. 7
0.18
0.25
8. 4
1
2. 5
6
1.45
1.02
G
G
1999
1992
8,680
17,220
48,260
68,588
472
650
5,985
16,944
102.2
105.5
16.1
12.3
60
. 8%東京都
板橋区栄
町33-1
87
. 8%神奈川
県横浜市
港北区
小机町
3211
労働者
健康福祉
機構
関西労災
病院
48. 4
0.33
7. 6
2
1.29
GE
2004
18,520
55,419
670
14,332
82.7
13.6
79
. 7%兵庫県
尼崎市稲
葉荘31-69
① 「 トッ プラ ン ナ ー 型 病 院 」 群
病院 名 称
宝 生 会 P L病院
CO2排 出 量合 計
2, 557
3.7
延床 面 積
27, 81 1
6.2
総病 床 数
3 70
6.7
扱い 患者 数
8, 341
7.0
1床 当り面 積
7 5. 2
4.2
平均 在 院日 数
1 0. 9
0.9
稼働 率
77 .5%
5.5
㎡当 り排出 量
0 .0 9
1.4
1床 当り排 出 量
6.9
1.7
1患 者当 り排出 量
0 .3 1
1.5
設備 タイ プ
GE
3.1
竣工 年
200 6
(エネルギ ー 特性)
㎡当り排出量
1病 床 当 り 排 出 量
1患 者 当 り 排 出 量
医療活動状況を表す
指標
エネルギ ー 消費状況を
表す 指標
在 院 日 数 が 短 く、稼 働 率
が高い 病院が資源を効
率 的 に活 用
数 値 が 小 さい 方 が 、効 率 的
にエネル ギ ーを 使 用
CO2排出 量合計
扱い患者数
0.0
延床面積
㎡当り排出量
1 0 .0
5.0
8 .0
4.0
6 .0
3.0
4 .0
2.0
2 .0
1.0
【そ の 他 考 慮 す る 項 目 :パ フ ォ ー マ ン ス 】
1床 当 り 面 積 、 平 均 在 院 日 数 、 病 床 稼 働 率 等
3.1
0.0
0 .0
平均在院日数 1患者当り排出量
稼働率
1床当り排出量
総病床数
CO2排 出 量
が少ない
小
三角形
面積
急性期
病院 名 称
国 家 公務 員 共 済組 合 連合 会 大手 前 病 院
CO2排 出 量合 計
6, 750
9.6
CO2排出量合計
延床 面 積
28, 49 9
6.3
14.0
12.0
総病 床 数
4 05
7.4
10.0
8.0
扱い 患者 数
7, 877
6.6
6.0
4.0
1床 当り面 積
7 0. 4
3.4
2.0
扱い患者数
0.0
平均 在 院日 数
1 3. 7
3.7
稼働 率
80 .0%
6.0
㎡当 り排出 量
0 .2 4
3.6
1床 当り排 出 量
1 6. 7
4.2
総病床数
1患 者当 り排出 量
0 .8 6
4.3
設備 タイ プ
GE
2 0.7
竣工 年
200 4
③ 「多 消 費 型 病 院 」群
8
ベ ン チ マ ー クW G
1床当り面積
14.0
10.
12.0
8.0
10.0
6.0
8.
6.0
0
4.
4.0
2.0
0
2.
② 多消費型群
② 「平 均 的 病 院 」群
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
単位当り排出量
(病院特性)
参考病院の候補
① ト ッ プ ラ ン ナ ー 型 群 急性期
79
. 3%静岡県
駿東郡清
水町長
沢762-1
61
. 2%大阪府
大阪市北
区梅田
3-3-30
互恵会
大
阪回生
病院
富山赤
十字病院
甲府市
立 甲府
病院
藤枝市
立総合病
院
・急 性 期 病 院
り排出量
1床当
1 床 当 り排 出 量
1患者当り排出量
1 患 者 当 り排 出 量
パ フ ォ ー マ ンス
1病 床 当 り 面 積
平均在院日数
病床稼働率
90
. 6%山形県
鶴岡市泉
町4-20
83
. 6%愛知県
名古屋市
熱田区
五番町
4-33
彦根市
立病院
健康保
険 鳴門
病院
東大阪
市立総合
病院
九州厚
生年金病
院
・救 命 救 急 センタ ー 病 院
88
. 4%新潟県
上越市新
南町20
5
78
. 0%徳島県
小松島市
小松島
町井利
ノ口103
岡崎市
民病院
岩手県
立 久慈
病院
11. 0
00. 0
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
• 単 位 当 り 排 出 量 の 三 角 形 面 積 を用 い 、 面 積 が 小 さ い 順
に 並 び 替 え を行 っ た 。 ・ ・ ・ 病 院 ラ ン キ ン グ ( 1 2 8 病 院 )
市立札
幌病院
22. 0
総病床数
7
病 院 フェイスシー ト
大阪府
立急性期
・総合
医療セン ター
近江八
幡市立総
合医療
セン ター
33. 0
平均在院日数
(構造)
ベ ン チ マ ー クW G
44. 0
2 .0
稼働率
病院規模を表す 指標
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
55. 0
0 .0
C O 2排 出 量
延床面積
総病床数
退院患者数
5.今後の課題
㎡ 当 り排 出 量
㎡当り排出量
1床当り面積
8.0
ス トラクチャー
諸元表
4.トップランナー型病院の省エネへの取組
CO2排出量合計
平均的型群
13.0
大
1床当り面積
㎡当り排出量
10.0
5 .0
4 .0
3 .0
2 .0
1 .0
0 .0
8.0
6.0
4.0
2.0
延床面積
0.0
稼働率
20.7
平均在院日数 1患者当り排出 量
CO2排 出 量
が多い
9
ベ ン チ マ ー クW G
1床当り排出量
10
ヒアリング結 果
目 次
【トップラン ナ ー 病 院 】
【平 均 的 病 院 】
1.研究方針・特徴と今までの取組
• デ ー タ精 度 の 確 認
•デ ー タ 精 度 の 確 認
2.「病院フェイスシート」による傾向分析
• 仕 様 ・オ ペ レ ー シ ョン に お け る 工 夫 等
–
公 表データは概ね正 しい。 原単位の 分母は、 パフォーマン ス
評 価になる 様に動的数 値を使用 している。
–
20 08年:2,557CO2t 、64,109GJ、1,654kl、光 熱水費 1.3億 円
– 公 表 デ ータは、概ね正しい。2008年 デ ー タは病院単体。
– 2009 年 に 電 カル、P ACSが稼 動し前年 より増 えた。救急・手術
が 増 える と、病院全体の稼 動が高くなり、消費量が増える。
省エネへの影
響・ オ度
•仕 様
ペ レ ー ショ ン に お け る 工 夫 等
–
コジェネ、屋 上緑化、 バルコニー庇、開口 部フィルム 等
–
照 明調整、 温度設定 、空調開 始時期、 運転時間 、給湯シス
テ ム管理等 を細かく設定 。手術部 門は設定 フリー。
– コ ジ ェネ 、屋上緑化、断 熱フィルム、バルコニー庇、オートクレー
ブ 用 都 市 ガス蒸気ボイラー 等
– 温 度 設 定、 空調時間、空調機 洗浄、照明管理等を 細く管理。
患 者 さ ん周りは快適性を優先 。
プロ セ ス 運 用 > ス トラ ク チャ
ー集 、仕
•情 報 収
病 院様
経 営での位 置付け
• 情 報 収 集 、病 院 経 営 で の 位 置 付 け
3.病院ヒアリングによる検証
–
自 院の履歴 を活用。 省エネセン ターの データを参考。
–
省 エネ法改正 を踏ま え、 2008年 4月から「省エネ推進委員 会」
を 正式設置。 総務部 管理課が委 員長、 16名で毎月開催。
– 自 院 の 履歴 活用。省エネセンター資料・セミナーを 参考。
– 2005 年 、 「 コスト削減委員会」の 一部として、省エネの組織的
対 策 を 開 始。現在は活動が 安定化。
経 営 陣 の 姿 勢 、 院 内 周 知
・理 解
• デ ー タ精度の確 認
• ヒア リング 先
4.トップランナー型病院の省エネへの取組
–
設 備運転の業 務受託 担当者。省エネ活動に最も詳 しい。
• デ ー タ精 度 の 確 認
–
CO2公表 データは 、概ね正しい。病 院データは不明。
• 仕 様 ・オ ペ レ ー シ ョン に お け る 工 夫 等
• ヒ ア リ ン グ先
– 設 備 運 転 の 業 務受 託担当 者。 省エ ネ 活 動に 最も詳 しい 。
– C O2 公 表 デ ー タ は 、 概 ね 正 し い 。 病 院 デ ー タ は 不 明 。
• 仕 様 ・ オ ペ レ ー ショ ン に お け る 工 夫 等
専 門 技 術 者 の 継 続 的 な •目情 報配
り・投 資
収 集、病院経営で の位置付け
5.今後の課題
–
温 度設定等を 細く管理。技 術進歩に応じ、予 算の許す範囲
で設備仕 様を改善 している(イ ンバータへの 交換等)。
• 情 報 収 集 、病 院 経 営 で の 位 置 付 け
–
履 歴データは蓄積しているが、活 用の機会 がない。 もっと削
減 できる と思う。
–
病 院側の担当 者の異動が 多く、知識が乏 しい。
–
省 エネ委員会 はあるが 、活動していない。
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
11
– 温 度 設 定 等 を 細 く 管 理 。 技 術 進 歩 に 応 じ 、予 算 の 許 す 範 囲 で
設 備 仕 様 を 改 善 し て い る( イ ンバ ー タ へ の 交 換 等 ) 。
– 履 歴 デ ー タ は蓄積 して い る が、 活 用の機 会が な い 。 もっと 削減で き る
と思う 。
– 病 院 側 の 担 当 者 の 異 動 が 多 く 、知 識 が 乏 し い 。
– 省 エ ネ 委 員 会 は あ る が 、活 動 し て い な い 。
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
12
2
2014/2/15
省 エネと病 院 経 営 (プロ セ ス 指 標 )
目 次
 初期仕様と運用の工夫では概ね同じ、省エネ体制に相違
 稼働率が高い病院は排出量が多いと考えていたが、排出
量の低いケースが多く見られた
1.研究方針・特徴と今までの取組
 経営意識(ガバナンス)の高い病院は、エネルギー管理
にも厳しい
3指標
面積
病院
病床数
稼働率
ヒアリン グ 先
初 期 仕 様 コ ジェ ネ
ト ップ
急 性 A病 院
3.1
370
7 7 . 5% 施設管理の専門職員
通常
ト ップ
急 性 B 病院
4.2
400
9 0 . 2% 施設管理の専門職員
ト ップ
急 性 C病院
6.5
610
8 3 . 6%
ト ップ
救 命 A病 院
8.6
634
7 6 . 5%
ト ップ
救 命 B 病院
10.1
平均
急 性 D病院
13.1
情報収集
省 エネ 活 動
2.「病院フェイスシート」による傾向分析
省 エネ 体 制
導入
省 エネ セン ター
デ ー タ蓄 積 し分 析
の情報
省 エネ 委 員 会 ( 院 長 )
組 織 的 な指 示 系 統 良 好
通常
導入
デ ー タ蓄 積 し分 析
省 エネ セン ター
の情報
コ スト 削 減 委 員 会 ( 院 長 )
組織的指示系統 良好
施設管理の専門職員
(20年勤務)
通常
導入
デ ー タ蓄 積 し分 析
エネ ル ギ ー 管 理
標準あ り
省 エネ 委 員 会 ( 院 長 )
緊 急 時 は W G設 置
組織的指示系統 良好
設備運転の委託業者
(5年勤務)
通常
導入
デ ー タ蓄 積 し分 析
省 エネ セン ター
の情報
委員会(形式的)
院長の意識「高」
組織的指示系統 良好
780
9 1 . 2%
施設管理の専門職員
(2年勤務)
通常
-
300
設備運転の委託業者
6 2 . 7%
(3年勤務)
通常
-
3.病院ヒアリングによる検証
4.トップランナー型病院の省エネへの取組
5.今後の課題
委員会無し
院長の意識「高」
デ ー タ蓄 積 し分 析 メー カ ー が 提 案
緊 急 時 は 院 長 指 示 で活 動
内外の人材レベ ル 「高」
委員会(形式的)
デ ー タ蓄 積 し分 析 改 善 余 地 あ り
管理部門は知識不足?
組織的指示系統 ?
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13
ベ ン チ マ ー クW G
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
14
ベ ン チ マ ー クW G
16
調査病院一覧
種類
報告 先大臣
業種 名
環境 省
病院 住所 医事日 報
竣 工年
延床面 積
総病床 数
1
救 命 ・精 ①
厚 生 労 働 大 臣
東 京 都
一 般 病 院
1 999
102,3 60
7 80
2
急 性 期 ・精 ①
環 境 大 臣
東 京 都
一 般 病 院
1 999
48,2 60
4 72
3
救 命 ・精 ①
厚 生 労 働 大 臣
東 京 都
一 般 病 院
2 000
46,0 56
5 62
4
急 性 期
厚 生 労 働 大 臣
東 京 都
一 般 病 院
1 999
42,4 94
4 58
5
急 性 期
文 部 科 学 大 臣
東 京 都
一 般 病 院
2 002
33,0 00
3 48
6
急 性 期
厚 生 労 働 大 臣
東 京 都
一 般 病 院
2 002
26,7 25
3 00
7
急 性 期
厚 生 労 働 大 臣
神 奈 川 県
一 般 病 院
2 003
27,4 43
4 01
8
急 性 期
文 部 科 学 大 臣
千 葉 県
大 学
2 006
42,1 05
3 55
9
急 性 期
経 済 産 業 大 臣
愛 知 県
一 般 病 院
1 997
27,2 56
3 82
10
救 命 ・結 ①
経 済 産 業 大 臣
愛 知 県
一 般 病 院
1 996
55,5 08
9 10
11
急 性 期
厚 生 労 働 大 臣
愛 知 県
一 般 病 院
1 998
47,9 51
5 56
12
急 性 期
厚 生 労 働 大 臣
大 阪 府
一 般 病 院
2 002
20,2 74
2 80
13
急 性 期
経 済 産 業 大 臣
大 阪 府
一 般 病 院
1 997
38,8 69
5 73
14
急 性 期
経 済 産 業 大 臣
大 阪 府
一 般 病 院
1 997
66,3 83
6 13
15
急 性 期 ・療 ①
厚 生 労 働 大 臣
奈 良 県
一 般 病 院
1 999
11,9 56
3 20
16
急 性 期
厚 生 労 働 大 臣
兵 庫 県
一 般 病 院
2 001
32,6 23
5 09
17
急 性 期
経 済 産 業 大 臣
和 歌 山 県
一 般 病 院
2 001
21,8 77
3 04
18
急 性 期
厚 生 労 働 大 臣
和 歌 山 県
一 般 病 院
2 005
29,3 04
3 56
19
急 性 期 ・精 ①
厚 生 労 働 大 臣
島 根 県
一 般 病 院
2 005
46,4 40
4 70
20
ケ ア ミ ッ クス
厚 生 労 働 大 臣
北 海 道
一 般 病 院
1 997
36,2 32
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
事例1
6 09
15
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
H市 立 病 院 の 概 要
H市 立 病 院 外 観

基 本 理 念 「市 民 に 信 頼さ れ 、選 ば れる 病 院 」

平 成 14年 6月 1日 開 院 (経 年 11年 )

病床数
300床

延べ床面積
2 6 ,7 2 5 m

入院患者数
年 間 約 9 0 ,0 0 0 人 ( 2 4 6 人 / 日 平 均 )

外来患者数
年 間 約 2 0 6 ,0 0 0 人 (8 44 人 /日 平 均 )

職員数
520名 (職 員 ・委 託 職 員 合 計 )
2

第 2種 エ ネ ル ギー 管 理指 定 工 場
(平 成 19年 度 原 油 換 算 2 ,2 50k L/年 )

エ ネ ル ギ ー 消 費 原 単 位 3 ,2 2 0 M J/ m 2 ・ 年 (平 成 1 7 ∼ 21年 度 の 5年 間 平 均 )
(東 京 都 病 院 平 均
〃
3 ,5 4 2 M J/ m 2 ・ 年 ) ・ 契 約 電 力 9 8 0 K W
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ベ ン チ マ ー クW G
17
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ベ ン チ マ ー クW G
18
3
2014/2/15
H市 立 病 院 設 備 機 器 の 概 要
省エネルギーへの取組みの経緯
現状
平 成 18年 ∼ 24年 の 現 状 と 課 題 点

冷温水発生機
4 0 0 U S Rt 2 台

水 冷 チ リン グ ユ ニ ット
1 0 2 U S Rt 1 台

平 成 18年 、第 2種 エ ネ ル ギ ー 管 理指 定 工 場 へ の 指 定を 契 機 に 日
常 的 な 省 エ ネ ル ギ ー 活 動 を 実 施 (ソ フ ト面 主 体 の 取 組 み )

冷却塔

消 灯 ・管 理 部 門 の 室 温 管 理
発 生 機 用 2基 チ ラ ー用 1基

蒸気ボイ ラー
2 ,0 0 0 kg/ h
熱 源 水 用 1基

エ レ ベ ータ ー の 利 用 抑 制
3台

循環ポンプ類
1 0 台 ( 電 動 機 出 力 4 6 1 kW )

空気調和機
3 8 台 ( 電 動 機 出 力 1 1 0 kW )

フ ァ ン コ イ ル ユ ニ ット
429台

水 熱 源 ヒ ー トポ ン プ エ ア コ ン
206台

ソ フ ト面 で の 取 り組 み は 限 界 に 達 し つ つ あ り、 大 幅 な 改 善 が
難 し くな っ た

平 成 2 4 年 度 に 電 子 カ ル テ の 導 入 や 医 療 機 器 の 更 新 が 計 画さ れ 、
消 費 電 力 の 増 加 が 予 定 さ れ て い た (ハ ー ド面 の 取 組 み の 必 要 性 )
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
19
ベ ン チ マ ー クW G
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
20
省エネルギー対策の目的と実施項目
省エネルギー対策委員会

目的
病院長
日 常 点 検 や 定 期 点 検 に て 整 備 ・ 改 修 項 目 を 洗 い 出し 、 設 備 改 修
改 善 計 画 を 作 成 し て 環 境 に 配 慮し た 省 エ ネ ル ギ ー を 実 現 す る
省エネルギー対策委員会
(省エネルギー会議)

代表的な 実施項目
副院長・看護師・事務局
病院管理会社
事務局管理課
•
•
•
•
エネルギー責任者任命
看護部・薬剤部・営養課・看護課 等20部署・(20名)
イ ン バ ータ ー の 設 置 に よ る 、 ポ ン プ 類 流 量 ・風 量 調 整
高効率電動機の導入
各 サ ー バ ー 室 エ アコ ン改 修
省 エ ネ 平 ベ ル トの 導 入
エネルギー管理 組織図
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
21
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
22
省 エ ネ 平 ベ ル トの 導 入
イ ン バ タ ー の 設 置 (流 量 調 整 )
【目 的 :ポ ン プの 消 費 電 力 削 減 】
【目 的 :送 風 機 の 消 費 電 力 削 減 】
【ポ ン プ バ ル ブ 調 整 】
【イ ン バ ー タ ー 設 置 後 】
【V ベ ル ト 】
【流 量 測 定 中 】
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
23
【省 エ ネ 平 ベ ル ト 更 新 後 】
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
24
4
2014/2/15
省エネルギー対策導入の結果
高効率電動機の導入
【目 的 :ポ ン プの 消 費 電 力 削減】

インバータ動力削減効果
▲370,000kWh (▲47%)

各サーバー室用エアコン改修
(▲25%)
光 熱 費 削 減 金 額 (平▲75,000kWh
成 22, 23年 度 )

高効率電動機への交換
▲287,000kWh (▲7%)
電 気 料 金
1 0 , 9 3 4 千 ▲43,000kWh
円

省エネ平ベルトの導入
(▲6%)
(単 価 は 平 成 2 2 年 の ¥ 14.33-に て 積 算 )

エネルギー消費原単位推移
ガ ス 料 金
3,951千 円
2・ 年
平成
均 2 23年
,5 4の
2 M¥
J/ m
( 単東
価京は都平
62.36-に
て積算)
( 東 京 都 ★ 省 エ ネ カ ル テ 1 7年 度 排 出 状 況 報 告 書 よ り)
2
23 ,2.250 M年J/ m ・ 年 ( H 17か ら 21年 の 5 年 平 均 )
実施後
2 ,8 4 0 M J/ m 2 ・ 年 ( H 23年 度 ) ( ▲ 1 2 % )
実施後
2 ,9 5 2 M J/ m 2 ・ 年 ( H 24電 子 カ ル テ 導 入 後 )
回実収施効前果
【電 動 機 更 新 前 】
【電 動 機 更 新 後 】
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
25
ベ ン チ マ ー クW G
省エネルギー対策導入の結果
エネルギー消費原単位の変化
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
省エネルギー対策導入の結果
ピー ク電 力 の推 移
エ ネ ル ギー消 費原単 位の変 化
( M J / ㎡ ・年 )
26
ベ ン チ マ ー クW G
ピー ク 電 力の推 移
( kW)
4000
1,400
3500
1,200
9%
3000
12%
目標値
3%
18%
1,000
2500
800
2000
600
1500
1000
400
500
200
0
0
都平均
20年 度
21年 度
22年 度
23年 度
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
24年 度
25年 度
20年 度
27
ベ ン チ マ ー クW G
21年 度
22年 度
23年 度
24年 度
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
25年 度
28
ベ ン チ マ ー クW G
ベ ンチマーク分析
トラ イア ン グ ル ・ イン ジ ケ ー タ ー 比 較

省エネ手法導入前 平成22年度
病院名称
CO2排出量合計
延床面積
総病床数
扱い患者数
1 床当り面積
平均在院日数
稼働率
㎡当り排出量
1 床当り排出量
1 患者当り排出量
設備タイプ
竣工年
H市民病院 3, 676
26, 725
300
H22
5 .3
5 .9
5 .5
6, 865
8 9.1
1 2.6
79 .0%
0 .14
5 .7
6 .5
2 .6
5 .8
2 .1
1 2.3
0 .54
3 .1
2 .7
8 .7
CO2排出量
合計
㎡当り排出量
14. 0
5 .0
12. 0
1床当り面積
10. 0
8. 0
6. 0
4. 0
2. 0
扱い患者数
0. 0
延床面積
扱い患者数
1 床当り面積
平均在院日数
稼働率
㎡当り排出量
1 床当り排出量
1 患者当り排出量
設備タイプ
竣工年
3 .0
4 .0
2 .0
1 .0
8.7
2 .0
0 .0
0 .0
稼働率
平均在院日数
1患者当り排出量
1床当り排出量
事例2
総病床数
三角部分:
8. 7
2002
H市民病院 H23
3, 256
4. 7
26, 725
5. 9
300
5. 5
7, 039
8 9.1
1 2.6
81 .0%
0 .12
5. 9
6. 5
2. 6
6. 2
1. 8
1 0.9
0 .46
2. 7
2. 3
6. 7
23% 減 少 14,885千 円
CO2排出
量合計
1 2. 0
1 0. 0
8 .0
6 .0
扱い患者
数
㎡当り排出量
1床当り面積
1 4. 0
4 .0
2 .0
0 .0
77.1%に
三角形の面積が

導入後 平成23年度
病院名称
CO2排出量合計
延床面積
総病床数
4 .0
10 .0
8 .0
6 .0
延床面積
稼働率
1 0. 0
5 .0
8. 0
4 .0
6. 0
3 .0
4. 0
2 .0
2. 0
1 .0
0. 0
0 .0
平均在院日数
1患者当り排出
量
6.7
1床当り排出量
総病床数
三角部分:
2 002
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
6. 7
(77. 1%)
29
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
30
5
2014/2/15
M市 民 病 院 の 概 要
M市 民 病 院 外 観

基 本 理 念 「患 者 様 中 心 の 医 療 ・安 全 で 良 質 な 医 療
・地 域 社 会 に 貢 献 す る 医 療 」

平 成 11年 東 棟 開 院 平 成 20年 南 棟 開 院 (経 年 14年 )

病床数
471床

延べ床面積
4 7 ,4 9 5 .5 m

入院患者数
年 間 約 1 2 9 ,7 3 0 人 (3 55 人 /日 平 均 )

外来患者数
年 間 約 3 2 6 ,6 2 4 人 (1 ,34 0人 / 日 平 均 )

職員数
624名 (職 員 ・委 託 職 員 合 計 )
2

第 1種 エ ネ ル ギー 管 理指 定 工 場
(平 成 20年 度 原 油 換 算 4,004k L/年 )

エ ネ ル ギ ー 消 費 原 単 位 3 ,3 7 2 M J/ m 2 ・ 年 (平 成 20∼ 24年 度 の 5年 間 平 均 )
( 東 京 都 病 院 平 均 〃 3 ,5 4 2 M J/ m 2 ・ 年 ) ・ 契 約 電 力 1 ,2 0 0 K W
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31
ベ ン チ マ ー クW G
M市 民 病 院 設 備 機 器 の 概 要
現状

コ ージュ ネ設 備
500KW 1台 ・300KW 2台

冷温水発生機
3 6 0 U S RT 3 台

吸収式冷凍機
1 ,1 2 5 K W
32
平 成 18年 ∼ 24年 の 現 状 と 課 題 点

第 1種 エ ネ ル ギー 管 理指 定 工 場 へ の 指 定を 契 機 に 日 常 的 な
省 エ ネ ル ギ ー活 動を 実 施
1台
–
蒸気配管の断熱
発 生 機 用 3基 冷 凍 機 用 1基
2 ,0 0 0 kg/ h
コ- シ ゙ェネ 用 3 基
3台
2 9 台 ( 電 動 機 出 力 7 6 5 kW )

空気調和機
7 9 台 ( 電 動 機 出 力 2 3 6 kW )

フ ァ ン コ イ ル ユ ニ ット
• 空 調 設 備 の ス ケ シ ゙ュ ール ・ 温 湿 度 設 定 の 変 更
1 ,0 0 0 kg/ h 2 台

循環ポンプ類

空冷エ アコン
ベ ン チ マ ー クW G
省 エネル ギ ー へ の 取 り組 み の 経 緯

冷却塔

蒸気ボイ ラー
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• 院内放送で の啓発活動

ソ フ ト面 で の 取 り組 み だ け で は 大 幅 な 削 減 効 果 が 期 待 で き な く
なった
1015台
室内機
155台

2 0 1 1 年 の 震 災 を 機 に 大 幅 な エ ネ ル ギ ー 削 減 を 市 の 中 核 病 院と し
室 外 機 59台
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て 実 施 す る 必 要と な っ た
33
ベ ン チ マ ー クW G
省 エ ネ ル キ ゙ー ・二 酸 化 炭 素 削 減 委 員 会
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ベ ン チ マ ー クW G
34
省エネルギー対策の目的と実施項目

目的
(省エネルギー・二酸化炭素削減委員会)
震 災 後 市 の 中 核 病 院 と し て 積 極 的 に エネ ル キ ゙ー削 減 を 行 い 又 、
病院 長
危 機 管 理 に お い て も 万 全 の 対 策 を 講 じ る 事 を 目 的と す る 。
事務局管理課
エネルギー管理士

代表的な 実施項目
委員(副院長・看護師長・施設課長)
委員(病院管理会社)
• 熱源設備の運用再検討
• 熱 源 ホ ゚ンプインハ ゙タータ− 化
• 省 エ ネ 平 ベ ル トの 導 入
(推進委員) 薬剤部副部長 看護部副師長 栄養部課長 (他17委員)
エネルギー管理 組織図
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35
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
36
6
2014/2/15
熱 源 ホ ゚ンフ ゚インハ ゙ー ター 化
省 エネ平 ベ ル トの 導 入
【目 的 :ポ ン プの 消 費 電 力 削減】
【目 的 :冷 却 塔 の 消 費 電 力 削 減 】
【イ ン バ タ ー 設 置 後 】
【対 象 機 器 ・ポ ン プ 類 】
【対 象 機 器 ・冷 却 塔 】
【イ ン バ タ ー 設 置 後 】
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ベ ン チ マ ー クW G
37
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省エネルギー対策導入の結果

熱源設備等運用変更
▲812,305kWh (▲20%)

インバータ動力削減効果
▲195,527kWh (▲18%)
3500
5 ,5 7 6 tC O 2 ・ 年
3 ,0 6 4 M J/ ㎡ ・ 年
18%
4%
目標値
2500
(▲ 2 6 % )
(▲ 1 1 % )
(▲ 1 9 % )
(▲ 1 8 % )
2000
1500
1000
500
東 京 都 平 均 3 ,5 4 2 M J/ ㎡ ・ 年
( 東 京 都 ★ 省 エ ネ カ ル テ 1 7年 度 排 出 状 況 報 告 書 よ り)
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14%
3000
平 成 23年 度
CO2
6 ,8 9 3 tC O 2 ・ 年
回 収 効
原単位
3 ,7果
1 7 M J/ ㎡3・年
年
エ ネ ル ギー消 費原単 位の変 化
( M J / ㎡ ・年 )
4000
電 気 料 金
14,458千 円
(単
価
は
平
成
2
2 年 の ¥ 14.33-に て 積 算 )

年度比較
平 成 22年 度
38
ベ ン チ マ ー クW G
省エネルギー対策導入の結果
エネルギー消費原単位の変化
光 熱 費 削 減 金 額 (平
成 22, 23年 度 )

省エネ平ベルトの導入
▲1,168kWh (▲4%)
ガ ス 料 1金
1 6 , 0 7 9 千1 円
ガス 消 費
,6 1 7 千 ㎥ ・ 年
,1 8 8 千 ㎥ ・ 年
(
単
価
は
平
成
2
2 年 の ¥ 62.36-に
て積算)
電力消費
8 ,8 1 9 千 K W H ・ 年
7 ,8 1 0 千 K W h ・ 年
【省 エ ネ 平 ベ ル ト 設 置 後 】
0
20年 度
都平均
ベ ン チ マ ー クW G
21年 度
39
22年 度
23年 度
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
省エネルギー対策導入の結果
ピーク電力の推移
24年 度
25年 度
40
ベ ン チ マ ー クW G
ベ ンチマーク分析
トラ イア ン グ ル ・ イン ジ ケ ー タ ー 比 較

省 エネ 手 法 導 入 前 平 成 22年 度
病院名称
C O2排 出 量 合 計
延床面積
総病床数
扱 い 患 者数
1 床当 り面 積
ピー ク 電 力の推 移
( kW)
1,800
1,600
平均在院日数
稼働率
㎡ 当 り 排 出量
1 床当 り排 出 量
1 患者 当 り 排 出 量
設 備 タイ プ
竣工年
8%
1,400
1,200
1,000
M 市 立 病 院 H22
6 ,8 9 3
9 .8
4 7 ,4 9 6 1 0 .6
4 47
8 .1
1 0 ,4 6 2
8 .7
106.3
9 .4
13.1
8 4 .0 %
0 .1 5
15.4
0 .6 6
CO2排出量合
計
扱い患者数
3 .1
6 .8
2 .2
3 .9
3 .3
1 2 .2
1 4. 0
1 2. 0
1 0. 0
8 .0
6 .0
4 .0
2 .0
0 .0
病院名称
C O2排 出 量 合 計
延床面積
総病床数
扱 い 患 者数
1 床当 り面 積
600
400
平均在院日数
稼働率
㎡ 当 り 排 出量
1 床当 り排 出 量
1 患者 当 り 排 出 量
設 備 タイ プ
竣工年
200
0
20年 度
21年 度
22年 度
23年 度
24年 度
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25年 度
ベ ン チ マ ー クW G
41
5 .0
10 . 0
8 .0
4 .0
6 .0
3 .0
4 .0
2 .0
2 .0
1 .0
0 .0
0 .0
稼働率
平均在院日数
1患者当り排出量
12.2
1床当り排出量
総病床数
三 角 部 分:
1 2 .2
200 8

導 入 後 平 成 23年 度
800
㎡当り排出量
1床当り面積
延床面積
M 市 立 病 院 H23
5 ,5 7 6
8 .0
4 7 ,4 9 6 1 0 .6
4 47
8 .1
1 0 ,4 0 7
8 .7
106.3
9 .4
13.2
8 4 .2 %
0 .1 2
12.5
0 .5 4
3 .2
6 .8
1 .8
3 .1
2 .7
8 .0
三角形の面積が
14 . 0
4 .0
-1 . 0
㎡当り排出量
1床当り面積
9 .0
扱い患者数
65.7%に
34% 減 少 30,537千 円
CO2排出量
合計
延床面積
稼働率
10 .0
5 .0
8. 0
4 .0
6. 0
3 .0
4. 0
2 .0
2. 0
1 .0
0. 0
0 .0
平均在院日数
1患者当り排出
量
8.0
1床当り排出量
総病床数
三 角 部 分:
200 8
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
8 .0
(65. 7%)
42
7
2014/2/15
省エネルギー施策まとめ
目 次

点 検 ・整 備 結 果 を 基 に 、省 エ ネル ギ ー 数 値 目 標 ・計 画を 作 成
1.研究方針・特徴と今までの取組

事 前 に 十 分 な 測 定 を 行 い 、 対 象 を 絞 り込 む こ と が 重 要
2.「病院フェイスシート」による傾向分析

通 常 の 建 物 設 備 の 改 修 整 備 の 中 で 、計 画 的 に 省エ ネ 機 器 へ の
3.病院ヒアリングによる検証
交 換 を 実 施 す る こ と に よ っ て 、ソ フ トウ ェア 的 な 取 り組 み で は 為 し
4.トップランナー型病院の省エネへの取組
得 な か っ た高 い レ ベ ル の 省 エ ネ ルギ ーが 達 成
5.今後の課題

今 後 は 、省 エ ネ ル ギ ー機 器 類 に 対 する定 期 的 な 検 証 が 必 要
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ベ ン チ マ ー クW G
43
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
病院の省エネ活動支援ツール開発
ベ ン チ マ ー クW G
44
ベ ンチマーク分析
【「トライアングル・インジケーター」作成】
ベンチマークツールによる省エネ活動支援
対 象 病 院 の ポ ジショニ ン グ の 確 認
・対象病院のベンチマーク分析を実施(ヒアリング)
現状
多消費型
・新しい指標の「トライアングル・インジケーター」を使
用し、目標値を設定
・「省エネ活動チェックシート」により、目標達成を支援
目標値
トップ ラン ナー 型
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管理目標値の設定
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管理目標達成支援
【省エネ活動チェックシート】
【CO2排出量管理目標値の設定】
• トッ プ ラ ン ナ ー病 院 を 参 考 に 三 角 形 面 積 を 設 定
• プ ロ セ ス指 標 を 設 定 し、 モデル と なる 三 角 形 面 積 か ら
C O2排 出 量 目 標 値 を 逆 算 し、 具 体 的 な 課 題 に 取 り組 む

省 エ ネ セ ン タ ー 等 のガ イド ライン 及び 、ヒ アリン グ で得 た省 エネ
の ポ イ ン ト(経 営 関 連 項目 と各 部 門の 省エ ネ活 動項 目 を付 加)を
チ ェックリス ト化
H市立病院:
省 エネ の ため の業 務 項 目
実施
未実施
備考
98項目中、70項目実施
◆ 組 織・ 体 制 の 確 立
体 制の 構 築
経 営層 が 省 エネ の 組織 体 制 を 統 括し て い る
定 期的 な 省 エネ推 進 会 議 でフ ォ ロ ーア ッ プし てい る
◆ 基 幹 設 備 ・建 築 物 ・共 通 部 分 に お け る省 エネ 対 策
各 部門 ご と に省 エ ネ責 任 者 が専 任 し 、 役 割 分担 が 明 確に なっ てい る 組 織 的活 動 によ る省 エネ推 進
熱 源 ・ 空 調 設備 の 運 転
各 部の 参 加 者に よる 定期 的 パ トロ ール 、 問 題 点 抽出 、 部 門へ の 通 知を 行 っ て ボい イるラ ー等 の 燃 焼 機 器 の 空 気 比 管 理の 徹 底
◆ 部門 ご と の 具 体的 な 省 エネ 対 策
医 療従 事 者 に「 省エ ネ は省 マ ネー 」を 動 機 付 け、 全 員 参 加意 識 を 醸 成し て い ボ
る イ ラ ー等 熱 源 機 器 の 稼 働 台数 の 適 正 化 ・効 率 的 運 転 機 関紙 、 ポ スタ ー 、 ステ ッ カ ー 等 要 所 へ の 掲示 物 によ り 啓 発を 行 っ て い る ボ イ ラ ーの 設 定 圧 力 の 冬 季 変更 ( 7 00 kpa → 60 0 kpa )
病棟 部 門
病 棟 空調 機 ・ 排 風機 の 運用 見 直し 、※極 数 変換 モー タ ーの 活 用
省 エネ 提 案・ 発表 会 と 成 果 の表 彰 によ る動 機 付け 、 達 成感 の 共 有を 行っ て い 蒸る 気 ト ラ ッ プ の 保 守 点 検、 配 管 の 断 熱 強 化 、 不 要 時 供 給 停止 で の 熱 損 失 低 減
空 調 の 設 定 温 度 ・運 転 時 間 の 見 直 し ( 1 度 C で 空調 エ ネ ル ギ ー約 1 0% 省 エ ネ )
◆ エネ ル ギ ー 管 理 者 に よる 省 エ ネ業 務 ( 施 設 管 理 の 部 門 長 )
P D C A サ イ ク ル ・「 見 える 化」 手 法に よる トッ プ 等 の説 得
計 画( P )・ ・・ 目 標の 設 定 / 管理 目 標 の設 定 / 改 善プ ログ ラ ム の作 成
冷 水 温 度 設 定 変 更 によ る冷 凍 機 の 効 率 向 上
給 水 圧力 を 適正 に
温 度 調節 可 能なシ ャ ワー
冷 水 出 口 温 度 アッ プで ガ ス消 費 率 低 減 改 善実 施 (D )・ ・・ 無駄 の 抽 出 ・排 除 /改 善 プログ ラ ム の 実 施/ 広 報 ・教 育 ・訓
練 機 の 間 欠 運 転 、 外 気量 の 適 正 化
外調
効 果検 証 (C )・ ・・ 進捗 管 理 / 効果 の 計 測・ 記 録/ 効 果 の分 析 / 問 題抽 出
デ イ ル ーム 間接 照 明の 見 直し ( 24 時間 灯 間引 き )
外来 部 門
チ ラ ー の 保 守 点検 整 備
見 直し (A )・ ・・ 管 理目 標 の見 直 し / 改 善プ ログ ラ ム の見 直 し
エ ネル ギ ーデ ータ の収 集と 分 析
日 ごと ・ 月ご と の エネ ル ギ ーデ ータ
プ ロ セス指 標
の設定
エネ ル ギ ーデ ータ の グ ラ フ 化 、 状況 報 告 書の 作 成
原 単位 等 に よる他 施 設 比較 、 自 院 の ポジ ショ ン理 解
エ ネル ギ ーデ ータ の活用
半 期・ 次 年度 の 運 転・ 管 理計 画 の作 成
建 築・ 機 器等 の ハ ード 改 修 を 含 めた 中 期投 資 計 画の 作 成
各 部 門活 動 の 指導 と 支 援
省 エネ マニ ュ ア ル等 の 作 成と ル ー ル の周 知
フ ィル タ ー等 の 掃 除 、 屋 外 熱 交 換コ イ ル の洗 浄
出 入 り 口は 風 除室 設 置、 オフ セ ッ ト動 線
空 調 運転 を 早め に終 了
※A
外 気 取り 入れ は 患者 数 に応 じ て増 ※
減、 ス ケジ ュ ール 制 御
診 察 時間 に 応じ て 照明 設 備の 照 度を 3 段 階切 り 替 え
コ ジェ ネ の 運 用 の 見直 し (夜 間 交 互 運 転 、 運 用 ソ フ ト 更 新 )
コ ジェ ネ 給 湯 ポ ンプ の 運用 見 直 し ( 2台 運 転 を 1台 交 互 ヘ )
機 械 室 空 調 を冬 季 は 外 気 冷 房 に変 更 、 給 排 気 フ ァ ン の停 止
※
地 下 ト レン チフ ァ ン冬 期 ・中 間 期 運 用 見 直 し ( 4台 停 止 )
給湯温度変更
蒸 気 ボ イラー 廻 り 断 熱 徹 底 工 事
※A
滅 菌 物の 事 前洗 浄
※更
A (夜 間供 給 停止 )
オ ート ク レ ー ブ系 統蒸 気 供給 時 間の変
給 湯 、 蒸 気 配 管 未 断 熱 部 断 熱 工 事実 施
省 エ ネ 平 ベル ト 、 V ベル ト ( 空 調 機 、 送 排 風 機 ) の導 入
二 次 ポ ンプ の イ ン バー タ ー導 入
オ ート ク レ ー ブの 詰め 込み 過 ぎ注 意※
オ ート ク レ ー ブ外 筒予 熱
空 調 の 高 効 率 機 器 の 導入
オ ート ク レ ー ブの定 期 清掃 ・点 検
非 稼 動の 手 術室 の風 量 最小 化
コ ジェ ネ や 氷 蓄 熱 シス テ ム 等 の採 用
外 気 冷 房 ( 外 気温 が 低 い 場 合 、 還 気 を空 調 機に 戻 さ ず 、 外 気 を利 用 し て 空 調 負 荷 を低手減術)部ク リ ーン サ プラ イ 空 調機 の 運用 変 更、 不 必 要フ ァ ン の 停 止
ナ イ ト パ ー ジ( 夜 間 の 外 気 で、 躯 体 ・ 室 内 蓄 積 熱を 冷 却し 冷 房 立 上り 負 荷 を軽 減 )
ベ ン チ マ ー クW G
47
フ リ ー ク ーリ ング ( 外気 処 理 空 調 機 の 冷 却 塔 利 用、 冬季 の 冷 房 需 要 対 応 )
※
※
中央 診 療部 門
洗 浄 作業 の 効率 化
熱 源 ・ 空 調 設備 の 仕 様
昼 光利 用 によ る減 光 呼び か け、 病 室 等ス イ ッ チの シ ール 貼 り
経営関連項目
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
※
M市民病院:
98項目中、75項目実施
休 日 にお ける 中 央 ホー ルの 照 明の 見 直し
※A
各 ト イ レ 照 明人 感 セン サ ー残 置 時間 変 更( 残置 時 間を 1 5分 から 5 分へ )
温 度湿 度 計 設 置によ る空 調 確認
定 期的 な 省 エネ 状況 の 説 明 と 相 談対 応
患 者 さ んへ の 協 力呼 び か け
「 ト ラ イ アン グ ル イ ン ジケ ー ター 」
※A
温 度 管理
中 間 期の 外気 利 用、 空 調停 止
4 菅 式 はゼ ロ エ ナジー バ ン ド方 式 を 導入 、 夏 季の 温水 停 止
※A
流 し 洗 いは 節水 こ まを 利 用
空 調 二 次 ポ ンプ 圧 力 設 定の 変 更
※
※A
※
夜 間 ・休 日の 医 療機 器 電源 を 可 能な 限り 停 止 、待 機 電力 の カ ッ ト
供給 部 門
洗 濯 の洗 浄 温度 チェ ッ ク
洗 濯 の乾 燥 を室 内 湿度 で
設備運転・
維持管理項目
リ ン トス ク リ ーン 、 排 気ダ ク トの 定 期洗 浄
廃 熱 の回 収利 用
部門別項目
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
ベ ン チ マ ー クW G
48
8
2014/2/15
今後の活動に ご期待ください !
ご清 聴 ありが とうござ い ました
お問合先:
JFMAへ ル スケ アFM研 究 部 会 事 務 局 :大 野
<[email protected]>
JFMA ヘ ル ス ケア FM研 究 部 会
晴弘
ベ ン チ マ ー クW G
49
9