G5V-2

形
G5V-2
ミニリレー
CSM_G5V-2_DS_J_1_4
汎用、
ローコスト、
2極信号用リレー
• 汎用DIL端子配列。
• ワイドな接点のスイッチング領域 10μA∼2A。
• プラスチックシール・タイプでクロスバ・ツイン接点が標準。
耐環境性が高くかつ高信頼性。
• コイル−接点間、
同極接点間ともにFCC part68準拠
(1,500V、10×160μs)。
• 高耐電圧、コイル−接点間AC1,000V、同極接点間AC750V。
• UL、CSA規格取得。
• 150mWタイプも品揃え。
RoHS適合
■形式基準
用途例
①接点極数/接点構成
形G5V-□-□
2 :2 極 /2c
① ②
②シリーズ品
H1 :超高感度形(150 ∼ 300mW)
◎印の機種は標準在庫機種です。無印(受注生産機種)の
■種類 ( 納期についてはお取引き商社にお問い合わせください )
電話関連機器、通信機器、
防災防犯機器
G
5
V
■基準形仕様
-
分類
基準形
超高感度形
構造
接点構成
2c
2c
プラスチック・シール形
コイル定格電圧(V) 最小梱包単位
DC3
◎DC5
DC6
形G5V-2
DC9
◎DC12
◎DC24
25個/スティック
DC48
◎DC5
◎DC12
形G5V-2-H1
◎DC24
DC48
形式
注. ご注文の際には、コイル定格電圧(V)を明記ください。
例:形G5V-2 DC3
また、納入時の梱包表記やマーキングの電圧仕様は□□VDCとなります。
■性能
項目
分類
基準形
超高感度形
接触抵抗*1
50mΩ以下
100mΩ以下
動作時間
7ms以下
復帰時間
3ms以下
絶縁抵抗*2
1,000MΩ以上
(DC500Vメガ)
コイルと接点間
AC1,000V 50/60Hz 1min
耐電圧 同極接点間
AC750V 50/60Hz 1min
AC500V 50/60Hz 1min
異極接点間
AC1,000V 50/60Hz 1min
耐久
10∼55∼10Hz 片振幅0.75㎜(複振幅1.5㎜)
振動
誤動作
10∼55∼10Hz 片振幅0.75㎜(複振幅1.5㎜)
耐久
1,000m/s2
衝撃
誤動作
200m/s2
100m/s2
機械的
1,500万回以上(開閉ひん度36,000回/h)
耐久性
10万回以上
AC10万回以上、DC30万回以上
電気的
(開閉ひん度1,800回/h) (開閉ひん度1,800回/h)
故障率P水準
DC10mV 10μA
(参考値*3)
−25∼+65℃
−25∼+70℃
使用周囲温度
(ただし、氷結および結露しないこと) (ただし、氷結および結露しないこと)
使用周囲湿度
5∼85%RH
質量
約5g
注.
*1.
*2.
*3.
上記は初期における値です。
測定条件:DC1V 10mA 電圧降下法による。
測定条件:DC500V絶縁抵抗にて耐電圧の項と同じ箇所を測定。
この値は開閉ひん度120回/minにおける値で、接触抵抗の故障判定値は
50Ωです。この値は開閉ひん度、使用雰囲気によって変化することがあ
りますので、実使用条件にてご確認の上、ご使用ください。
お問い合わせ
2
接点接触機構:クロスバ・ツインAg(Au合金+Ag)
保護構造:プラスチック・シール形
端子形状:プリント基板用端子
■定格
操作コイル
項目 定格電流 コイル抵抗 動作電圧 復帰電圧 最大許容電圧 消費電力
(V)
(V)
(V) (mW)
分類 定格電圧(V) (mA) (Ω)
基
準
形
超
高
感
度
形
DC
3
166.7
18
5
100
50
6
83.3
72
9
55.6
162
12
41.7
288
24
20.8
1,152
48
12
4,000
5
30
166.7
12.5
960
12
DC
24
8.33
2,880
48
6.25
7,680
約500
120%
(at23℃)
75%以下 5%以上
約580
約150
180%
(at23℃)
約200
75%以下 5%以上
150%
約300
(at23℃)
注1. 定格電流、コイル抵抗はコイル温度が+23℃における値で、公差は±10%
です。
注2. 動作特性はコイル温度が+23℃における値です。
注3. 最大許容電圧は、リレーコイルに印加できる電圧の最大値です。
開閉部(接点部)
分類
項目
基準形
超高感度形
負荷
抵抗負荷
接点接触機構
クロスバ・ツイン接点
接点材質
定格負荷
Au合金+Ag
AC125V 0.5A、
DC 30V 2A
定格通電電流
2A
接点電圧の最大値
接点電流の最大値
AC125V 0.5A、
DC 24V 1A
AC125V、DC125V
2A
1A
0120-919-066または直通電話 055-982-5015
(通話料がかかります。)
1
G5V-2
ミニリレー
■参考データ
開閉容量の最大値
基準形/形G5V-2
2
100
5
3
A
0.7
AC125V抵抗負荷
10
0.1
0.1
50
100
0
300500
10
30
50 70
125 300
接点電圧
(V)
周囲温度と最大許容電圧
基準形/形G5V-2
5
AC 125V抵抗負荷
5
DC抵抗負荷
0.2
30
30
104
10
0.3
10
30
DC24V抵抗負荷
50
0.5
DC抵抗負荷
0
DC 30V抵抗負荷
AC抵抗負荷
1
0.5
100
50
回︶
104
回︶
AC抵抗負荷
1
超高感度形/形G5V-2-H1
動作回数︵×
5
動作回数︵×
接点電流︵
︶
接点電流︵
︶
A
耐久性曲線
基準形/形G5V-2
超高感度形/形G5V-2-H1
3
3
1
1
0
500
1
2
0.5
3
1
接点電流
(A)
接点電圧
(V)
1.5
接点電流
(A)
超高感度形/形G5V-2-H1
最大許容電圧
︵%︶
最大許容電圧
︵%︶
160
200
DC 3∼24V
180
140
DC 3∼24V
160
120
140
100
120
DC 48V
G
5
V
DC 48V
80
100
60
-
80
2
0
20
40
60
80
100
0
120
20
40
60
周囲温度
(℃)
80
周囲温度
(℃)
注. 最大許容電圧は、リレーコイルに印加できる電圧の最大値です。
周囲温度と動作・復帰電圧
基準形/形G5V-2
誤動作衝撃
基準形/形G5V-2
超高感度形/形G5V-2-H1
定格電圧に対する割合
︵%︶
定格電圧に対する割合
︵%︶
100
100
試料:形G5V-2
個数:10個
max.
X
min.
80
60
40
試料:形G5V-2-H1
個数:10個
max.
X
min.
80
-40 ‐20
0
20
40
60
80
max.
X
min.
Z
1,000
400
600
X
1,000
-40 ‐20
0
20
40
60
80
200
100120
Y′
1,000
X′
800
Z
Z′
400
1,000
Z′
1,000
X′
800
励磁
1,000
Y′
単位:m/s2
試料:形G5V-2-H1 DC12V
個数:10個
Y
Z
Z′
Y′
無励磁
600
衝撃方向
X
X′
励磁
1,000
Y′
単位:m/s2
試料:形G5V-2 DC12V
個数:10個
Y
周囲温度(℃)
200
無励磁
600
衝撃方向
X
X′
動作電圧
復帰電圧
周囲温度(℃)
400
Z
1,000
400
200
1,000
Z′
1,000
800
600
X
1,000
60
0
-60
100120
Y
1,000
800
20
動作電圧
復帰電圧
超高感度形/形G5V-2-H1
200
40
max.
X
min.
20
0
-60
Y
測定:3軸6方向に励磁で3回、無励磁で3回、
それぞれ衝撃を加え接点の誤動作を生じる値を測定。
ダイヤルパルス試験(動作・復帰電圧)*1 ダイヤルパルス試験(接触抵抗)*1
基準形/形G5V-2
接触信頼性試験*1、*2
基準形/形G5V-2
試料:形G5V-2
個数:10個
試料:形G5V-2
個数:10個
500 試験条件:抵抗負荷 DC10mV 10μA
開閉ひん度 7,200回/h
mΩ
300
NO接点
NC接点
開閉ひん度 1,800回/h
300
動作電圧
max.
60
1,000
1,000
500 試験条件:接点負荷 WJ-926
mΩ
100
試料:形G5V-2-H1
個数:10個
開閉ひん度 7,200回/h
300
NO接点
max.
NC接点
NC接点
100
100
max.
max
500 試験条件:抵抗負荷 DC10mV 10μA
mΩ
NO接点
max.
min.
接触抵抗
︵
︶
試料:形G5V-2
個数:10個
試験条件:接点負荷 WJ-926
80 開閉ひん度 1,800回/h
超高感度形/形G5V-2-H1
接触抵抗
︵
︶
接触抵抗
︵
︶
定格電圧に対する割合
︵%︶
1,000
100
max
40
50
max.
50
50
min.
20
0
min.
30
復帰電圧
max.
min.
0.3 0.5 1
3 5
10
30 50 100
min.
min.
30
min.
300
動作回数(×103回)
10
0
0.3 0.5 1
3 5
10
30 50 100
300
動作回数(×103回)
10
30
min.
10
0
5
10
50 100
500 1,000
0
5
10
動作回数(×104回)
50 100
5001,000
動作回数(×104回)
*1. 周囲温度条件+23℃です。
*2. 接触抵抗のデータは定期測定時の参考値で毎回モニタリングされた値では
ありません。
接触抵抗値については、開閉ひん度、使用雰囲気によって変化することが
ありますので、実使用条件にてご確認の上、ご使用ください。
2
最新の商品情報・便利な情報は
www.fa.omron.co.jp/
G5V-2
ミニリレー
高周波特性
・ 試験方法
形G5V-2
HR製 8502A
トランスミッション
リフレクション
テストセット
HR製 8502A
RF
ネットワーク
R
アナライザ HP製
A
8501A
ストレージ
ノーマライザ B
ターミ
ネーション
50Ȑ
注. 高周波特性データは測定用ソケットを用いた値であり、使用条件によって
値は異なります。ご使用にあたっては実機にての確認が必要です。
測定に関係しない接点は50Ȑにて終端する。
測定インピーダンス:50Ȑ
高周波特性(アイソレーション)*1、*2
20
0
0.05
b-c間
40
〔平均値(初期)〕
0
1.5
試料:形G5V-2
個数:10個
V・SWR
試料:形G5V-2
個数:5個
リターンロス︵ ︶
0
高周波特性(リターンロス、V.SWR)*1、*2
〔平均値(初期)〕
インサーションロス︵ ︶
アイソレーション︵ ︶
dB
高周波特性(インサーションロス)*1、*2
〔平均値(初期)〕
1.4
20
dB
c-b間
V・SWR
40
dB
1.3
c-b間
0.1
c-a間
60
1.2
60
a-b間
リターンロス
c-a間
0.15
100
1.1
80
80
試料:形G5V-2
個数:5個
0.5 1
3
5
10
0.2
0.5
300 500
30 50 100
1
3
5
10
30
0.5 1
3
5
10
30 50 100
復帰時間
80
40
試料:形G5V-2 DC12V
個数:50個
動作バウンス時間
復帰バウンス時間
動作・復帰バウンス時間の分布*1
接点数
︵個︶
動作時間
1.0
300 500
周波数
(MHz)
動作・復帰時間の分布*1
超高感度形/形G5V-2-H1
接点数
︵個︶
試料:形G5V-2 DC12V
個数:50個
動作・復帰バウンス時間の分布*1
接点数
︵個︶
接点数
︵個︶
動作・復帰時間の分布*1
基準形/形G5V-2
100
100
50 100
周波数
(MHz)
周波数(MHz)
60
試料:形G5V-2-H1
個数:50個
動作時間
復帰時間
30
80
試料:形G5V-2-H1
個数:50個
G
5
V
動作バウンス時間
復帰バウンス時間
60
-
40
2
60
20
40
40
20
10
20
20
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
時間
(ms)
4
4.5
5
0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5 5.5 6
0
時間(ms)
0
0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5 5.5 6
時間(ms)
時間(ms)
*1. 周囲温度条件+23℃です。
*2. 高周波特性については、実装基板により特性が異なるため、実機にて耐久性を含めご確認の上、ご使用ください。
■外形寸法
(単位:mm)
形G5V-2
10.1max.
(9.9)*
20.5max.
(20.3)*
端子配置/内部接続図
(BOTTOM VIEW)
プリント基板加工寸法
(BOTTOM VIEW)
寸法公差は±0.1㎜です。
2.54
11.5max.
(11.4)*
0.5
8-φ1穴
(1.2)
2.54
(1.2)
□0.4
0.5
0.3
7.62
*平均寸法です。
3.5
1
4
6
8
7.62
(1.3)
7.62 5.08 5.08
16
13 11
9
(コイル極性はありません)
(1.3)
注. は、商品の方向指示マークを表わします。
注. 一般寸法公差は±0.3㎜です。
■海外規格認証定格
■正しくお使いください
UL規格認証形
CSA規格認証形
●共通の注意事項は、
「プリント基板用リレー共通の注意事
項」をご覧ください。
極数
2c
操作コイル
定格
ファイルNo.E41515
ファイルNo.LR31928
使用上の注意
接点定格
形G5V-2
2A 30V DC 40℃
3∼48V DC 0.6A 110V DC 40℃
0.6A 125V AC 40℃
形G5V-2-H1
2A 24V DC 40℃
0.2A 110V DC 40℃
0.5A 125V AC 40℃
試験回数
6,000回
注. 標準形式でご注文頂きますと UL/CSA の規格認証マークつきの商品とな
ります。
お問い合わせ
●長期連続通電する場合
リレーを開閉動作しないで長期間連続通電するような回路で使
用する場合には、コイル自身の発熱によるコイルの絶縁劣化や接
点表面での皮膜の生成などにより接触不安定が促進されます。こ
のような回路の場合、万一の接触不良やコイル断線にそなえて、
フールプルーフの回路設計をお願いします。
●リレーの取り扱いについて
はんだ実装後に洗浄される際は急冷を避け、アルコール系または
水系の洗浄剤をご使用ください。また洗浄温度は40℃以下にして
ください。
0120-919-066または直通電話 055-982-5015
(通話料がかかります。)
3