for International Affairs ビピラビル︶ は、インフルエンザ・ウイ ル スの 遺 伝 子 複 製 を 阻 止 す る 薬 だ が 、それがエボラに有 効 ということ は、 ベースが鳥や豚インフルエンザの 混合である可能性を示唆している。 しかし、 エボラが人工ウイルスであ るという憶測以上に奇妙な事実があ る。それは、CDC︵米疾病予防管理 センター︶ が2009年にエボラ出血 熱の﹁特許﹂を取得した事である。特 許 権というのは技 術や発 明に対し、 その権利を市場で独占するために得 るもので、病 名が付く特 許など聞い た事がない。それは﹁脳梗塞の特許﹂ といった、人間が介在し得ない権利な のである。しかし﹁hEbola﹂と いうこの特許は、CDCがエボラの誕 生に関与し、将来的な利益を見越し て造られた事を物語っている。 また、米国防総省は、カナダの製薬 企業に1億4000万ドル出資して い る 。このテクミラ・ファーマシュー ティカ ル ズ 社 は 、エ ボ ラ に 有 効 な ﹁ T K Mエボラ﹂を製 造するが、その 親会社は遺伝子組み換え作物のモン サント社である。そして、 モンサント の親 会 社は、ブッシュ一族が経 営する ブラウン・ブラザーズ・ハリマン銀行で ある。さらにそのモンサントの大株主 は、近年ワクチンに積極的なビル・ゲ イツ財団なのである。また、 ビル・ゲイ ツ財団はWHOの最大の支援者でも ある。この事からも、ウイルスとワク チンの製造が、 闇の勢力の同族内で行 われている事がおわかりいただける だろう。また、2009年に新型イン フルエンザが流行した際、 ラムズフェ ルドのギリアド社が持つ ﹁タミフル﹂ は莫大な利益を生み出した。日本で も副 作 用で多くの若 者が自 殺し、1 億3千万人分の在庫を出したのは記 憶に新しい。そして今回のエボラ騒動 も、 ワクチン利権の再興をねらったも ので、製 薬 企 業やバイオ産 業は莫 大 な利益を目論んでいる。しかし、闇の 勢 力が 各 国で計 画 を遂 行するには、 安倍政権のように国家の指導的立場 の協 力 者が不 可 欠である。それを裏 付けるように、今回エボラが深刻化し たリベリアとシエラレオネには、米国 の生物兵器研究所がそれぞれに存在 している。そして、シエラレオネにあ る 生 物 兵 器 研 究 所のオ ーナーも、ま たもやビル・ゲイツ夫妻なのである。 今後、 エボラは収束と再発を繰り返 し、人々が自らワクチンを求めるよう 恐怖を煽る報道がされてゆく。そして エボラの大流行が宣言される時、各国 は国民全員にワクチン接種の義務づ けを促してゆく。国民は進んでワクチ ンへと殺到し、受けない者は強制的に 隔離される。これが闇の勢力の描くシ ナリオである。しかし、どのような理 由でも、決してワクチンは受けないで いただきたい。ワクチンは人口削減に 関係するどころか、人口削減のために ワクチンが存在しているのである。こ れはもはや陰謀論ではなく、過去の記 録や公文書からも得られる純然たる 事実である。その上、 ワクチンに混入 したウイルスでさらにエボラは拡 散 し、侵 略 目 的で設 置される 他 国の軍 事 施 設の正 当 化にもつなが る 。そ し て、それはまさに現在アフリカで行わ れている作戦なのである。 先日、東京で再びエボラの感染疑惑 が起こった際、菅官房長官は検査報告 を待たずに ﹁エボラ出血熱の可能性は 低い﹂と発言した。 つまり、 各国首脳は エボラが人工である事を知っているの である。そして、今はまだその時期で はないという確信がなければ、決して あのような発言になることはない。し かし、 それと同じように世界の人々も エボラが人工ウイルスである事を知 りつつある。3・ や9・ という困難 を経て、私達もただ騙されるだけの存 在ではなくなったのである。 11 国 際 情 勢 今後益々必要とするからだ﹂。 つまり、 核 兵 器では土 地を汚し、戦 争や飢 餓 では進行が遅い。他国の資源を速やか に略奪するには、 人間だけが消える疫 病こそ米国の資源政策には必要だと 言っているのである。ちなみに、 この頃 大統領に就任したのは、 ケネディ大統 領の死因を闇に葬った元ウォーレン委 員会のジェラルド・フォード。そして、 副 大 統 領 に は ネ ル ソン・ロック フェ ラー 、国 防 長 官にはドナルド・ラムズ フェルドが名を連ねている。 そして1974年、キッシンジャー を中心に﹁国家安全保障覚書200﹂ が策定された。現在、機密解除された この公文書には、 ワクチンは人口削減 が目 的である事がはっきりと明 記さ れてい る 。ワク チンに 混 入 され るの は、 不妊薬や脳障害を引き起こすアル ミニウム、そして人体に有害な水銀な ど多岐に渡る。また、 エイズ感染者の %はアフリカにいるが、 エイズ・ウイ ルスも﹁覚書﹂によって立案された。こ れは黒人の人口削減を目的に、 アフリ カ系人種の免疫不全を起こすよう遺 伝子操作されている。そしてHIVを 天然痘ワクチンに入れ、慈善活動を通 してアフリカ全土に広めたのである。 皆さんも一度はエボラ・ウイルスの写 真を見たと思うが、 エボラが人工ウイ ルスではないかという特長は、そのミ ミズのよう長い外観にある。通常、イ ンフルエンザといったウイルスは丸く 表面は突起で覆われ、 体内で細胞と結 びつき増殖する事で病気が進行する。 ウイルスにはDNA情報を取り扱う RNAがあるが、 エボラのように人や 豚はおろか、鳥や羊のRNAまで無理 につなげてゆくと、その情報量に比例 して外観も長くなってゆく。 エボラ・ウ イルスの感染力が高いのは、長い表面 を覆 う 突 起が大 量にある分 、細 胞と 結合しやすいと考えれば納得できる。 また、富 山 化 学 工 業のアビガン ︵ファ 11 エボラによる人口削減と ワクチン利権の詳細 70 先 日 、日 本で二度 目の感 染 騒 動が あったが、 エボラの全容がようやく見 えてきたので皆さんにご報告したい。 エボラは今 年の2 月にギニアで感 染が確認され、リベリアからシエラレ オネ、そしてナイジェリアへと広がっ た 。し か し そ れ と 時 を 同 じ く して 、 WHOと国連のユニセフが、国境なき 医師団を通じて大規模なワクチン接 種を実施していた事が判明した。 そしてここに来て、2006年にテ キサス州で行われたある科学学会の 議 事 録 が 注 目 を 集めている 。その学 会は、 エリック・R・ピアンカ教 授の功 績を讃え賞を授与するという趣旨の もので、 シチズン・サイエンティスト紙 がその演説を記録していた。ピアンカ 教授の演説は、工業化時代から始まっ た人 口 増 加が、地 球 環 境を破 壊し続 けているというスピ ーチから 始まっ た。そして、 これは一般人が聞くべきで はないとしながら、戦争やエイズは人 口問題の解決には至らなかったが、空 気 感 染 す るエボ ラ・ウ イ ルスは 迅 速 で、 はるかに人類 億人を駆除するの に望ましいと熱弁したのである。そし て、﹁私たちは致死率 %のウイルス を持っています。人類を殺すことをご 一考ください﹂という言葉で締めくく られていた。驚いたことに、彼の演説 を聞いた会場は、満場の拍手で溢れた という事まで記録されていた。 これを 裏 付けるように、 ヘンリ ー・ キッシンジャー 米 元 国 務 長 官は 年 代にこの様に述べた。 ﹁第三世界の外 交の最優先事項は、 人口削減でなけれ ばならない。何故なら、アメリカ経済 は発展途上国からの大規模な資源を 50 90 編集・発行人 中丸薫 発行所 国際問題研究所 〒720-0065 広島県福山市東桜町1-15-506 Tel: 084-982-6702 Fax: 084-982-6704 Mail: [email protected] URL:www.nakamarukaoru.com World Report 中丸 薫 エネルギーに満ちた世界を生きる」 「 2014年11月発行 Vol.074 vol. 074 中丸薫のワールド・レポート・フォー・インターナショナル・アフェアーズ(国際情勢情報誌) ※無断で転載することを禁じます。 今 月 の こと ば 80 るというのが実情である。 インドではモンサントの遺 伝 子 組 み 換 え 種の 借 金 苦で 、実 に 万 人の 農 民 が 自 殺した 。次 世 代の種 を 残さ ないよう 遺伝子 操 作されたこの綿 種 は 、風で 在 来 種 と 交 配 して 他の 地 域 の綿 花 も 絶 滅 させ た 。枯れ葉 剤で 培 われた 除 草 剤 は 水 と 大 地 を 汚 し 、周 辺住民の健康も蝕んでいった。それで も 収 穫 しよ う と 試 みる が 、や がて 害 虫への耐 性 がなくなり収 穫は激 減し た。他の作物を育てたくても、汚染さ れた土壌では何も育たなくなった。こ うして病気と借金で苦しみぬいて、 万 人 もの 農 民 が 自 殺 したので あ る 。 そこで目覚めたインドの国民は、遺伝 子組み換えビジネスに続き、今度はワ クチン・ビジネスの犯罪性に声を上げ 始めた。ガンジーの愛した国には、今 も不屈の精神が宿っていた。もちろん ビル・ゲイツの財 団の起 訴 や 、インド の農 夫の自 殺 をメディアが 報 道 する 事はない。しかし、例え遠く離れたア フリカやインドの事であっても、人ご ととは思わない心が重要だと私は思 う。これら現地で起こったいきさつを 注 意 深 く 洞 察 す ることで 、結 果 的に 自 分 達 家 族 を 守 ることにもつながっ てゆ く 。現 実 か ら 目 を そ ら さず イン ターネットに接続すれば、世界はあま りにも酷い事で満ちている。そして、 それが未来の日本である事を実感し た時、ただ見ているだけで良いのだろ うか、黙っているだけでは何も変わら ないのではないかという、小さくとも 湧き上がるその想いが大 切なのであ る。そして、 一人ひとりのこうした想い の集 積 が 、世 界の 変 化に直 結 す る と いう 経 験を私たちはこれから学ぶこ とになる 。インター ネットが 普 及し、 世界情勢が露わになる中、少しずつ、 しかし確実に目覚めた人々によって、 闇の勢力の崩壊が全世界的規模で広 がっている。 【Disc2 中丸薫 講演】 大戦で焼け野原となった日本。この惨状を憂い、北朝鮮を第二の日本 とすべく、日本の宮家と李王朝間で婚姻が行われた。今動き始めている 日朝問題の背景には、この 70 年前の歴史が関係している。そして、シリ ア・ウクライナから始まった紛争は、生き残りをかけた闇の勢力と、それ を阻止しようとする国家を超えた勢力の闘いに他ならない。 【内容】◆終戦後、旧陸軍中野学校出身の「畑中理(おさむ)=金策(キム・ チェク)」は何をしたか ◆横田めぐみさんの現在 ◆第三次世界大戦を 二度にわたって阻止したプーチン ◆安倍首相の苦悩 ◆D・ロックフェ ラーと北朝鮮 NO.2 チャン・ソンテクの失脚で動き始めた日朝問題 ◆ 次期首相選を睨んだそれぞれの駆け引きなど。 20 20 《中丸薫 & 池田整治 講演会 CD のご案内 》 【Disc1 池田整治 講演】2014年8月23日収録 日本が沈めば世界が沈む。人口100万人 を誇る当時の江戸では、美意識に満ちた文化 が花開き、自然が循環するシステムが構築さ れていた。戦後教育とメディアによる自虐史 観的な歴史を振り払い、今こそ自然と一体化 した社会に立ち帰ることが求められている。 他者をいたわり、自然を敬う日本の文化こそ が、やがて世界の指針となってゆく。 【内容】◆霊能力と三次元的生命力は異なる ◆ホピ族は常に「永久の道」と「滅びの道」を 見つめ、闘いを選ばず共生を選んだ ◆ホピ 会価格員 4,950円 一般価格 5,500円 族に伝わる「黒い岩=ウラン」の予言 ◆パラ オの国旗が示す日本への感謝 ◆江戸文化の 高さに驚愕した西洋人 ◆情報を判断し本物を選ぶ時代 ◆浮世絵に憧 れ、妻と日本を訪れたかったゴッホの真意など。 「国際問題研究会」ご入会のお申し込みは、084-982-6702へお電話いただくか、[email protected]へメールをお送り下さい。 ト ピック ス クチンが推奨される。今はまだ不妊や 発癌に留まっているが、闇の勢力の最 終目的は人々を完全に支配すること にある。針の穴より小さいナノチップ をワクチンで人体に入れ、政府の監視 下でしか医療や保証を受けられなく する究極の管理社会を彼らは本気で 目指している。 その一方で、インドでは違 法なワク チン接種を行ったとして、ビル・ゲイツ の財 団 が 起 訴 された 。以 前 より 財 団 のポリオ・ワクチンを接種した子供達 約 4 8 0 0 0 人 が 麻 痺 状 態 と なり 、 深 刻 な 社 会 問 題 と なってい た 。し か し、今回の訴状はこの件ではなく、財 団 がインドの少 数 民 族にワクチンを 強制したとして起訴されている。 一般 的に、ビル・ゲイツは夫人と共に、アフ リカの飢餓や病気の克服に最も献身 的な慈善家とされている。しかし、実 はいくつもの財団を経由し、有害なワ クチンを 世 界 中の人 々に接 種してい 定価 税込み1,500円 《中丸薫 最新刊発売のお知らせ》 11月21日、ヒカルランドより「『地球』丸ご と奪われた『未来』を取り戻せ」が発売されま す。 人類はまもなく金融奴隷から解放されて、 思いやりで成り立つ光の社会が実現する。日 本人が知らない間に《光の未来計画》が本格 的に動き出している。闇の地球支配の根源に あるのは、非効率な化石燃料のカルテルだっ た。それを突き崩す革命的なテクノロジーの 実用化が進んでいる。北朝鮮でフリーエネル ギーが実用化される日が近い!争い、支配の 旧型社会は終わり、新しい地球の未来像が始 まる。 エボラ 第三の目的 ていた 。そこで、 ﹁ボコ・ハラム﹂で投 入した部隊をシエラレオネに向かわ せ鉱夫を脅したが、それでもストラ イ キは 止まず 、ダイアモンドは 何ヶ 月も放 置された。 一方 、リベリアでは 昨年末に大量のダイアモンドが発見 された。通 常ダイアモンドが発 見さ れても、採 算 性があるのはその内の 1%に過ぎないが、この鉱 山は巨 額 の利益が期待されている。 そこで 闇の勢 力 は 、ナイジェリア の油 田 を 奪 取し、シエラレオネのス トライキを 止めさせ 、リベリアの鉱 山 を 護 衛 し 開 拓 す る 何 かし らの 作 戦が急 務となった 。そして考え出さ れたのが 、 エボラ・パンデミックであ る。この非常事態を理由に大規模な 軍 隊 を一度に、そ して 全 地 域に投 入 でき、邪 魔 者はワクチンで抹 殺する という計画を立てた。何千人もの大 規模な軍隊は、住民に強制的にワク チンを 接 種 させ 、油 田の 略 奪 と 、新 規 鉱 山の 護 衛 を 同 時 に 行 う た め に 派 遣 された 。その証 拠に、米 軍の拠 点となるエボラ治 療センターは、ま さにダイヤモンドが発見された地域 で建設されている。 世界のダイアモンドを独占販売す るのはデビアス社だが、その経 営は ロスチャイルド家が担っている。彼ら はアフリカの部族同士を争わせ、紛 争で﹁ 分 断して 支 配 す る ﹂事で 資 源 大 陸 を 独 占した 。そ して 、今また 新 たな資源を独占しようとしている。 つまり、 エボラは人口削減と、株価を 含むワクチン業 界の利益の他 、天 然 資源の略奪まで併せ持っていたので あ る 。国 連 はエボ ラ 対 策 基 金 と し て、各国に計1千億円以上の援助を 求めた 。しかし、世 界 が 本 当に非 常 事態なら、なぜ各国はアフリカから の出入国制限をしないのかを私たち は真剣に考える必要がある。 今後冬に向け、日本でも様々なワ Information 月 日 、W H Oはナイジェリア のエボラ 出 血 熱の 収 束 宣 言 を 発 表 した 。これは 日 間 、新 規の感 染 者 が出なかった事から判断されたもの だ が 、ナイジェリアでは事 前に特 別 な 措 置 が 施 されていた 。そ れは 、人 道 支 援 団 体の﹁ 赤 十 字 ﹂を国 外 追 放 するという異例の措置であった。 現 在 、米 国は4 0 0 0 人 、英 国は 3 0 0 0 人 もの 軍 隊 をアフリ カに 派 遣 し て い る 。し か し 、な ぜ 医 療 チームではなく軍隊なのかという疑 問があったが、ガーナ在住のナーナ・ クウェームという男性がネット配信 した 文 章で謎が解けた 。クウェーム 氏の手紙では、 エボラ出血熱は赤十 字の 注 射 を 受 け た 者 だ け が 発 症 し ているという文章で始まっていた。 先日、 エボラの終息宣言をしたナ イジェリアは石 油の産 出 国である 。 最 近 ま た 新 た な 油 田 が 発 見 され た が、その利権を巡り過去何度も紛争 が 起 きた 。 一方 、シエラレオネとリベ リアは世界最大級のダイアモンド産 出 国 で 、こ こ で も 鉱 山 の 利 権 を 巡 り、幾 多の内 戦 が 繰り返された 。そ してこの石油が豊富なナイジェリア と 、ダイアモンドが 眠 るシエラレオ ネとリベリアという3カ国が、今 回 のエボラ騒動の中心地なのである。 今 年 の 5 月 、イ ス ラ ム 過 激 派 の ﹁ボコ・ハラム﹂が、ナイジェリアで2 0 0 人 以 上の 少 女 を 誘 拐 し た と し て 、米 国 は 速 や か に 部 隊 を 派 遣 し た 。しかし 、現 地の住 民 が そのよ う な事実はないと声を上げ始めると、 やがて報 道は沈 静 化した 。同じ 頃 、 シエラレオネでは低 賃 金を理 由に、 鉱 山 で 大 規 模 なス ト ラ イ キ が 起 き 中丸薫のWorld Report for International Affairs Vol.074 10 20 42
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