XL-30140 カタログ

液体窒素製造自動供給装置
XL-30140型
本装置は、大気中の窒素ガスを連続的に抽出する窒素ガス発生装置と小型極低温冷凍機を使用して液体
窒素を製造し、NMR用超伝導マグネットや電子顕微鏡EDS検出器、バイオ凍結保存容器等に自動供給する
装置です。 液体窒素は筐体上部の供給口より2系統の装置に自動充填することが出来ます。また、付属のフ
レキシブルホースにて任意の容器に外部取り出しすることが出来ます。
特
徴
●大気を原料にして液体窒素を作ります。
●一日30リットルの液体窒素を作ります。
●コンパクトサイズで場所を取りません。
●ワンタッチで自動運転を開始します。
●ボタン操作一つで外部取出し出来ます。
●複数の装置に充填可能です。
用
途
●NMR用超伝導マグネット
●電子顕微鏡EDS検出器
●バイオ凍結保存容器
●ゲルマ放射線検出器
大気から液体窒素を作ります。
必要な時簡単に取出せます。
大気中の窒素を効率良く抽出し液体窒素を作ります。 窒素ガス発生機
極低温の実験等 液体窒素を使いたいときにいつでも ボタン操作のみ
は、酸素・窒素分離用分子篩炭 MSC (Molecular Sieving Carbon)を使
で簡単取出すことができます。
用した P・S・A(Pressure Swing Adsorption)方式による 大気から 窒素
ガスを連続的に得る窒素ガス分離装置です。 分離は吸着剤である
MSC に対するガスの吸着速度差を利用して行い、大気中の酸素ガス、
炭酸ガス、水分等を短時間の内に加圧状態で吸着除去し、ほとんど吸
着されない 窒素ガスを効率良く抽出します。 窒素ガス発生機で作られ
た窒素ガスは、液体窒素容器に送られ、内蔵の小型極低温冷凍機で液
化されます。 液体窒素容器は 常時窒素ガスで充満しており 大気圧下
で窒素ガスを液化し容器に保存します。
各種装置へ自動供給が可能です。
連続無人運転が可能です。
NMR用超伝導マグネットや電子顕微鏡EDS検出器に液体窒素を自動
メインスイッチをONにするだけで運転を開始します。 夜間・休日等にも
供給することができます。 自動供給装置は、内蔵されたウイークリータ
無人で安全に液体窒素を製造します。 さらに安全運転のため各種安全
イマーで任意の曜日・時刻に自動充填する“AUTO”機能と手動で充填す
装置を標準装備しています。 液体窒素容器内の液体窒素量は 常時液
る“MANUAL”充填機能を内蔵しております。 この装置により、長期休暇
面センサーで監視され 液体窒素の生産/停止を自動的にコントロール
中の液体窒素補給作業等の煩わしい作業から開放されます。
しています。
株式会社 エムアールテクノロジー
Liquid
仕
様
Nitrogen
XL-30140型
冷却水循環装置(オプション)
基本仕様
液体窒素貯蔵量
28 lit/day(50Hz)
100 lit
充 填 台 数
2台
最大移送距離
15m
液体窒素発生装置
液体窒素容器
125 lit
AC 200V 3相 4.3 /5.2KW
源
ブレーカー容量 30A以上
単相 AC100V 0.1 KW
水量400lit/h以上 水温10℃~30℃
冷却水
水圧0.04~0.07MPa
寸 法(W×D×H)
重
機
30 lit/day(60Hz)
液体窒素生産量
電
Supplier
種
冷却能力
寸
法
室内機
室外機
重
量
室内機
室外機
DWC-3A型
25.1×106(J)
(4000 kcal/h)
500×450×930
830×285×630
100Kg
66Kg
冷媒方式
新冷媒膨張弁方式
電源容量
AC200V 3相 3.0KVA
水槽水量
60lit
室内機
室外機
1050×750×1800
量
420 kg
窒素ガス発生機
形
式
GN-20型
製品ガス純度
酸素濃度 1.2%以下 露点-60℃以下
窒素ガス発生量
電
源
0.7/0.8 kw
ブレーカー容量 20A以上
寸 法(W×D×H)
重
20 lit/min
AC 100V
470×620×1225
量
140 kg
※本仕様は、改良のため予告なく変更する場合があります。
装置系統図
装置接続例
ご使用上の注意事項
●本装置は、高圧ガス保安法基づく第二種製造設備となります。
ご使用には各都道府県知事に届け出が必要です。
株式会社
エムアールテクノロジー
〒205-0001 東京都羽村市小作台2丁目6番6 ファミール小作台301
TEL 042-570-1321
FAX 042-570-1320
E-mail [email protected]
URL:
http://www.mr-techno.co.jp