2014/5/22 時事ドットコム:難病の2歳男児が退院=世界初、2心室修復成功-神戸 0 おすすめ 0 0 ツ イー ト 0 難病の2歳男児が退院=世界初、2心室修復成功-神戸 ハイビジョン映像伝送 anritsu.com 4K、8K、ウルトラHDは光通信へ 光トランシーバ、AOCのBER評価に 先天性の重い心臓病を患った2歳の男児が、左心室と右心室 を修復する世界初の手術に成功し、19日に兵庫県立こども病院 (神戸市)を退院した。男児は佐藤空斗ちゃんで、母親の奈美さ ん(25)は「心配で仕方なかった。ゆっくりでいいから成長してくれ たらいいな」と笑顔を見せた。 空斗ちゃんは出生前の画像診断で心臓に異変が見つかった。 生後、大動脈弁欠損や大動脈弓離断症など四つの先天的疾患 があると診断され、生まれた翌日から4回にわたる手術を受け た。 心臓手術に成功した長男の佐藤空 斗ちゃんを抱いて記者会見する母親 の奈美さん(右)と父親の和雄さん= 19日午後、神戸市の兵庫県立こど も病院 大動脈弁欠損は、心臓内で血液の逆流を防ぐ弁が生まれつき 欠損している難病で、病院によると1975年以降、報告されたのは世界で22例。手術が成功したのは空斗ちゃんで3例目で、世界で初めて左心室と右 心室両方が修復され、健康な心臓とほとんど同じ血液循環を可能にした。 執刀した大嶋義博手術部長は「技術的に難しい手術ではないが、早期かつ正確な診断のおかげで救うことができた」と話し、父親の和雄さん(24)は 「助けていただいてありがとうという感謝の気持ちでいっぱい」とうれしそうに語った。(2014/03/19-17:27) 関連ニュース 【写真ニュース】難病の2歳男児が退院=手術成功 STAP細胞「有望」=臨床研究はまだまだ-理研・高橋リーダー ヒトiPSの新培養液=慶大と味の素、16年度発売へ 施政方針演説全文 施政方針演説要旨 【2014医学部受験特集】入試の主な変更点や効果的な学習法など最新情報はこちら http://www.jiji.com/jc/zc?k=201403/2014031900747 1/1 2014/5/22 神戸新聞NEXT|医療ニュース|重い心臓疾患の2歳児 世界初の手術成功 神戸 医療ニュース 2014/3/19 22:23 重い⼼臓疾患の2歳児 世界初の⼿術成功 神⼾ 兵庫県⽴こども病院(神⼾市須磨区)は19 ⽇、⾎液を⼤動脈に送る左⼼室の出⼝に弁がない 「⼤動脈弁⽋損」など、重い⼼臓疾患がある2歳 男児の⼿術に成功したと発表した。極めてまれな 症例で⼿術の成功例は世界初。記者会⾒した両親 は「⼦どもを助けてもらい、感謝の気持ちでいっ ぱい」と語った。 記者会⾒する佐藤空⽃ちゃん (右)と両親=19⽇午後、神 ⼾市須磨区⾼倉台1 ⼤阪府東⼤阪市の佐藤空⽃ちゃん。健康状態は 安定しており、同⽇退院した。 執⼑した⼼臓⾎管外科の⼤嶋義博部⻑による と、空⽃ちゃんは⺟奈美さん(25)の実家に近い公⽴豊岡病院(豊岡市)で⽣まれたが、四つ の⼼臓疾患があり、こども病院に緊急搬送されてきた。 ⼤動脈弁⽋損は1975年以降、空⽃ちゃんのほか世界で22例しか報告されていない。ほと んどが流産や⽣後数⽇で死亡。左⼼室が異常に⼩さい場合が多く、⼿術に成功した2例も、全⾝ に⾎液を送り出す左⼼室の機能を右⼼室に代替させた。 しかし、空⽃ちゃんは左⼼室の⼤きさに問題がなかったため、世界で初めて左右両⽅の⼼室の 機能を修復、正常な⼼臓と同様の構造で⾎液を循環させることに成功。⼿術は2年余りで計4回 に及んだ。 ⼤嶋部⻑は、背景に出⽣直後の迅速な診断や搬送があったことなどを挙げ「救える命を救う医 療体制をさらに充実させたい」と話した。 (藤森恵⼀郎) http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201403/0006792085.shtml 1/2 2014/5/22 大動脈弁欠損の2歳児、手術成功 世界で3例目 兵庫:朝日新聞デジタル 大動脈弁欠損の2歳児、手術成功 世界で3例目 兵庫 宮武努 2014年 3月 20日 05時 21分 兵庫県 立こども病院( 神戸市須磨 区 )は19日、 大動脈 弁が欠損した状 態で生まれた男児(2)の心臓修復手術 に成功したと発表した。同病院による と、新生児の 大動脈 弁欠損は1975 年以降、22例報告されているが、ほと んどが流産するか生後数日で死亡。手術 で患者が生存できたケースは世界で3例 目という。 記者会見に両親と出席した佐藤空斗君=神戸市須 磨区 男児は 大阪府 東大阪市 の会社員佐 藤和雄さん(24)の長男空斗(そら と)君。2年前に 兵庫県 豊岡市 の公立豊岡病院で誕生したが、左心室と 大動脈 の 間にある血液の逆流を防ぐ弁が欠損。左右の心室を隔てる壁も欠けていた。 出生前のエコー検査で異常に気づいた豊岡病院は2012年1月、出生直後にドク ターカーでこども病院へ搬送。同病院の大嶋義博・ 心臓血管外科 部長(56)らが、 弁のある肺動脈の根元に 大動脈 を接続して血流を確保。その後も肺動脈のルートを付 け替えたり、左右の心室を隔てる壁を設けたりする手術を今月4日までに計4回実 施。安定して血液を送れる状態になったという。 朝日新聞デ ジタルに掲載の記事・ 写真の無断転載を禁じます 。す べての内容は日本の著作権法並び に国際 条約によ り保護されています 。 Co pyrigh t © 2 0 1 4 Th e Asah i S h imbu n Co mpan y. All righ ts re se rve d. No re pro du c tio n o r re pu blic atio n with o u t writte n pe rmissio n . http://www.asahi.com/articles/ASG3M5J78G3MPIHB02K.html 1/1
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