ドイツ、ZF レースエンジニアリング レースエンジニアリング社製

ドイツ、
ドイツ、ZF レースエンジニアリング社製
レースエンジニアリング社製パフォーマンスコイルオーバー
社製パフォーマンスコイルオーバー(
パフォーマンスコイルオーバー(減衰調整式車高調整スポーツサスペンションセット
減衰調整式車高調整スポーツサスペンションセット)
スポーツサスペンションセット)に関する販売説明
する販売説明
株式会社ハンズトレーディング
株式会社ハンズトレーディング SACHS 販売 2014 年 04 月
■ZF レースエンジニアリング社製
レースエンジニアリング社製、
社製、SACHSSACHS-PerformanceCoilover(
PerformanceCoilover(パフォーマンスコイルオーバー)
パフォーマンスコイルオーバー)Toyota86&
Toyota86&SubaruBRZ 用 製品番号 000299 税別定価¥
税別定価¥320,000320,000前後倒立式(バンプラバー内蔵)減衰調整式サスペンションセット、SACHS(ザックス)パフォーマンスコイルオーバー。搭載される倒立ダンパーとハードコーティングスチールアウターケースは、
PorscheCarreraCup(997&991)カップカー用ダンパーパーツを共有するレース派生商品です。プロチーム(F1、WRC、WEC 等)ワークス向けダンパーの設計、製造供給を主業務とする ZF レースエンジニ
アリング社が培った“ラップタイム向上の振動制御技術”を“乗用のユーティリティに転用”し、ストリートパフォーマンスにフォーカスを置いた製品です。現在 300 種類とも言われるアフターマーケットの 86
&BRZ 用サスペンション。その多くのサスペンションブランドに、WRC ペターソルベルグに信頼され、トヨタの F1 とファクトリーチューン 86 に採用された、、、そんなハイレベルな仕事が出来るブランドは
SACHS(ザックス)以外にありません。「レースパーツは高額、調整が困難、オーバーホール要求頻度が高いので使い物にならない、、そもそもレースは別世界。」そんなユーザーにこそ“本物のレース
性能を装備したザックスパフォーマンスコイルオーバー”を使って頂きたい。世界のレースフィールドで疾走するマシンと、自分の 86&BRZ がリンクするプライドと共にお届けしたいと思っております。私達
の目指す性能基準は、ワークスメーカー系フットワークチューニングの更に上にあります。
■ZF レースエンジニアリング社製
レースエンジニアリング社製、
社製、SACHSSACHS-PerformanceCoilover(
PerformanceCoilover(パフォーマンスコイルオーバー)
パフォーマンスコイルオーバー)Toyota86&
Toyota86&SubaruBRZ 用 主要諸元
設計開発、
設計開発、生産
ドイツシュバインフルト(SACHS のヘッドクォーター)ZF レースエンジニアリング GmbH
部門開発主任
ライナーキルヒェナー(元 BMW-SauberF1のダンパーエンジニア、現フォーミュラスチューデント日本のテクニカルアドバイザー)、ライドテストセッター>ピエリトランプ(VW の限定記念モデル XL1 のダ
ンパーをセットアップ)※レースエンジニアリング社はレース製品開発&サービスの他、ZF 開発部門 R&D の直下組織に組み込まれ乗用車両の開発も請け負っております。
製品番号/価格
製品番号 価格/輸入発売元
価格 輸入発売元
000299/税別定価¥320,000-(2013 年 03 月現在)/ZFレースエンジニアリング社パフォーマンスレンジ(商品構成)エクスクルーシブエージェント株式会社ハンズトレーディング
ダンパー構造
ダンパー構造/ファンクション
構造 ファンクション
倒立式フロントストラット、倒立式リアマルチリンク、前後共にバンプラバー内蔵(&ダストブーツ付属)、ニードル制御による伸び、縮み同調 15+3(18 段)可変減衰調整。ユーティリティに優れたダンパー
ケース下のダイヤルにて減衰調整が可能。ダンパーケース&ストラット、オイルシール&内部パーツの一部をポルシェカレラカップ(997、991Gt3Cup)専用ダンパーと共有化。オーバーホール時のパー
ツ供給をスムーズ化したマトリクスを採用。搭載するオイル(作動油)は ZF レースエンジニアリング社オリジナル(100%科学合成)を採用。ダンパー内のガス圧は、縮み側減衰特性と、ピストン径とのバ
ランスを図り 200~250N(ニュートン)に設定。ハードコーティングスチールケースを採用。ケースに彫られた車高調整ネジ部はトラペゾイダルデザイン(台形型ネジ山)を採用。フロントダンパーネジ間
90mm、リア 155mm。フロントダンパーバンプ側ストローク 130mm、リアダンパーバンプ側ストローク 75mm。(共にダンパー単体計測)。
タイヤ設地性能、追従運動性能の要であるリバンプ(伸び)側ストロークは前後共に純正比 87%以上を確保(ホイルストロークを測定)。伸び側の豊富なストロークにより、安心感を伴った安定したロー
ル旋回と、どこまでも追従する“懐の深い”性能を実現。減衰調整ダイヤルは前後共にダンパー下部(赤アルマイトダイヤル)に設置。高いユーティリィーを実現しました。
車高調整範囲
推奨車高はノーマルから前後共に 10~18mm 以内の下げ幅での使用をお勧め致しております。最大下げ幅フロント&リア共に 25mm
ダンパーオーバーホールに
ダンパーオーバーホールに関して
パフォーマンスコイルオーバーのダンパーはオーバーホールが可能です。装着から3~5万キロを目安として推奨しております。作業はドイツ ZF レースエンジニアリングの認証を受けたアネブル(パー
トナーシップメント)にて作業致します。日本国内のコンペティションダンパーエンジニアがハンドビルドで作業。今後、アップグレードメニュー(減衰&ストローク調整)を投入して行く予定です。
付属スプリング
付属スプリング
ドイツ VDF 社特注(パフォーマンスコイルオーバー専用設定)ドイツクルップ社製、オイルテンパー鋼線採用。冷間製法ショットピーニング加工。前後共に純正アッパーマウント対応、下側径 61.5mm
(前後共)フロントスプリングレート 38.50N/㎜(平均 35.81N/㎜)、リアスプリングレート 42.50N/㎜(平均 35.81N/㎜) ※フロント&リアー共1Gレートにて明記
各純正採用スプリングレート
各純正採用スプリングレート
86>フロントレート 23.00N/㎜、リアレート 33.00N/㎜
BRZ>フロントレート 27.00N/㎜、リアレート 35.00N/㎜
FRS>フロントレート 23.00N/㎜、リアレート 38.00N/㎜
ダンパー減衰調整レート 18 段抜粋。左がフロント、右がリア(グラフ中、下が伸びレート、上が縮みレート)赤のレートが最強(+最大)、ダイヤルを-方向に戻した紫のレートが最弱(-最大)の減衰レ
ートです。これは設計値ではなく、実測定したレートです。確実なダイヤルクリックレスポンスを実証すると共に、微速域から減衰が立ち上がるザックス特有のレートにより、減衰の強弱に関わらずステア
リングの応答に対しスムーズに反応する。乗り心地(気持ち、人間感覚)に寄与するパートがここにあるいように思います。メーカー出荷時の減衰ダイヤルは前後共に最強(+)から-10 クリックの位置に
設定されています。車高バランスが適正で、使用するタイヤがヨーロピアン(コンフォートスポーツ)であれば、しばらくこの減衰セットアップでお乗り頂く事をお勧めしております。キャビンの揺れが気にな
るようでしたら前後共に+2クリックで補正されます。クローズドコース(サーキット等)での使用時では最強から-5 クリックの範囲でバランス化されます。※使用するタイヤによります。
この広い減衰レート調整幅で多くの“86&BRZ”ユーザーの“マイベストセットアップ”が実現可能です。ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットは、従来のスポーツサスペンションの固
定概念(快適性性能を犠牲にしてでもスポーツ走行に特化する事、ノーマルとの違いを商品価値とする事)を打ち破る全方位性能向上を実現しました。サスペンション本来の目的である“振動を制御す
る事”、ドライバーだけではなくパッセンジャーの快適性も確保する。その“あたりまえの性能”は、社会的責任を背負うトップブランドとしての責務であります。ザックスブランドが創業より 120 年培ってき
た製品開発理念“人々の移動をより快適にする”。その理念を携えた製品“パフォーマンスコイルオーバー”を是非とも体感して下さい。
サスペンション性能を可視化(数値化)する事と、その数値をノーマル(純正ダンパー&スプリング)と、パフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットをボッシュダンパーテスター(協力ボッシュジャ
パン都筑テクニカルセンター)にて比較してみました。前後 4 輪に低周波(大きくゆっくり)高周波(微かく速い)の振動を与え、その時の路面接地率を数値化します。人間感覚である“乗り心地(感情)”を
一切反映しない明確なデータ(数値)を、性能の目安としてお使い頂きたく次項に貼付致しました。※計測された数値は路面接地率が高い程(硬いサスペンションが有効)、高い数値として計測されます
が、最終的にその数値のクルマの設定で、どれだけコンフォート性能(乗り心地)が確保されているか検証する必要がありますが、先ずはここで実測定数値を明らかにします。
86&BRZ オーナーなら誰もが感じる軽いノーズ、レスポンスの良い応答性能、車両重量を見るまでは優れた前後バランスの恩恵、、と思うかもしれませんが、実測データは、“フロント約 5.7 対リア約
4.3”の前後重量バランスでした。その結果は重量バランスを越えたセットアップの妙である事が解ります。ノーマルの優れたセットアップから大きく変更するのではなく“足りない所を補い、性能余白内で
向上を目指す。”私達がザックスパフォーマンスコイルオーバーの性能表現によく使うフレーズに“寄り添う性能”と言う言葉があります。ダンパーとコイルスプリングは、サスペンションシステムの構成部
品の 1 つに過ぎません。アーム&ブッシュ、ボディシェル(車体骨格)との調和を得る事。ザックスのサスペンションチューニングは強化ではなく調律です。
■左グラフ>ノーマル(純正)測定結果。右グラフ>ザックスパフォーマンスコイルオーバー装着後測定。ホイル&タイヤ&空気圧は同じ。ガソリン残量もほぼ同等。ノーマルサスペンション比較に対し、
ザックスパフォーマンスコイルオーバーは、車高を前後共 15 ㎜下げ、減衰ダイヤルを前後+最強から-10 戻した状態で測定しました。
左右上段のグラフがフロント左側&右側のサスペンション設置率です。グラフ左から高周波、右に向かって低周波を与えた結果です。左右中段グラフがリア左側&右側のサスペンション設置率です。こ
こで前後左右、ほぼノーマルの接地バランス(純正同等左側が軽い)が保たれている事が解ります。左のノーマルに対し、ザックスパフォーマンスコイルオーバーグラフの振れ幅(太く、細く)が安定して
いる事が解ります。また初期振動が始まりの数値から、左ノーマルより右ザックスパフォーマンスコイルオーバーの方が、振れ幅が少ない事が解ります。これはホイルが微速度で動き出した瞬間からサ
スペンションがレスポンスしている表れです。“クルマが動き出した瞬間から、その性能が解った。”現在まで販売してきたザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットのユーザー様から
の評価実証でもあります。さて、最後の下段グラフが各周波数時の路面設置率を%化したものです。左グラフがフロント左右、右グラフがリア左右(ノーマル純正、ザックスパフォーマンスコイルオーバ
ー共)。左の純正サスペンションは一定周波数域において減衰を弱める設定(主に乗り心地確保の為、通称“スカイフック効果”を狙ったセットアップ)に対して右のザックスパフォーマンスコイルオーバ
ーはフラットでナチュラルな設定で安定した%を維持しております。曲線を見る限りBMWのスポーツモデルやポルシェに近いグラフに見えます。以前に測定したデータを見ると、BMW&ポルシェ共に
純正状態で全域 95%以上の接地率を確保しておりました。86 の測定では純正&ザックスパフォーマンコイルオーバー共に最大 88%付近の接地率でしたが数値が低いから悪いのではなく、車両特性
の 1 つと捉え、その中でベストセットアップ(運動性能向上と、乗り心地バランス)を探せると考えます。ザックスパフォーマンスコイルオーバーの目指す性能はBMWやポルシェではありません。ワンラン
ク、更にその上にある上質な 86&BRZです。
製品(パフォーマンスコイルオーバー)実測減衰レート&スプリングレートの公開と、ボッシュダンパーテスターによる純正サスペンションとの比較並して性能の可視化を試み、他社メーカーではシークレ
ットとする情報を可能な限り公開致しました。更に、全国の拠点(サーキットやディーラー&専門店)にてパフォーマンスコイルオーバーを装着した 86 の試乗会を開催致します。性能数値では表せない
あらゆるドライビングプレジャーを実際に体感して頂くプロモーションを展開致します。ベテランドライバーからフレッシュユーザー、更に女性ドライバーやパッセンジャーのインプレッションまでヒアリング
を実施致します。全方位(ドライバー経験地、速度、車体負荷、道路状況)の性能実証を行って参ります。振動制御のスペシャルブランドである SACHS(ザックス)ですが、日本車市場での認知度は未
だ低く、一部の自動車メーカー系エンジニアや関係者、ジャーナリスト“知る人ぞ知る”ブランドであります。SACHS(ザックス)ブランドによる永年積み重ねた技術と経験値、そして“スポーツ&コンフォー
ト”相反する性能の両立が可能な唯一の機能製品、真の振動制御の意味を深くユーザーに啓蒙して参ります。