消防科学研究所報 26号(平成元年) 自力避難困難者用避難救出資器材の開発について Devel opmento faevacuati ngi nst rumentf o r問 r sonswhoarehavmgd if fi c u l t i e si n escaplngbythemselves 賢明久 原崎 脇奥曹司 傾 婆 老人福祉繕段等 において火災が発生した場合,介2 賞者が 多数の自力忍嫌ができ令 い人をすみやかに安全 な場所に遜贈救出する資器"を開発するため。車崎子 旅m 見として 市販 されているも の を使用 して t ベッド ,布団等円常使用さ れている bの 及び避 彼介纏有を避機教出させるのに望書する時間,Ii作性 安全 引可 について比較 した. l 水平選雄教出 ( 同 a 階の遜灘泊所へ救出 するJ 織介 筆者が少な く l名ずつ隙迭する と主!J , : 1 紅梅子。ベッド 布聞が また 被介寝苦 が多く岡崎に 複数の人を徹送すると容は ベッドで俺i 去する方法が拘抽であ った. 2 量 雪 直遜健教出 { 階段を使 うて I Þl~下へ救出 する J 応急的な方法 として ぬ l !, 色布な どを使う方法があるが , ! siI軍慰救出に十分に対応できる資留材で IH.いため 今後。階同等を降下できる 資器材の開発が必蝉である . Mos to ft h ei np a t i e n si naca r ec en! e rf ort h eol da r eus ua1 lyh a v ingd i f f ic u l t i c si ne s c a p i n gfrom a( i r ebythemsel v e s y p eo fae v a c u a t i n gi ns lrumentu s e dbyc e n t e rS t ; l ( fs Soi !i sn e e d e dt od e v e l o問;l newt Tog etfundamen t ald a teo fd e v e l o p i n g anew t y問 。 evacua t i n gi n s t r u m e n t . weexamined e v a c u a t i n gt i me. e as i n es si nh a n d li ng.ands a f e t y byt e s t ing awheel ch a i r . bedo rb e d d i n g . and c o n v e n t i o n a le v a c u a t i n gi n s t r u m e n t s 1 .E v a c u a t i n gi naf l a t WhcnI h e r ea reenoughs ta f f soft h ec e n t e ri nnumber.awhe e l ch a i r.bedandbeddi n ga rec f f i c i e n t f ore va c u a t i n gi n p a t栂 " t s Whensma1 ls t a f f s . ab e di st hcmostef fi c i e n tmeanofa l lf o revacuat i ng I oor sthrou~h s t a i r s 2.E v a c u a t i n gfromup問 r( I 'h e r ei sn o tau s e f ulandef fi c i e n te v a c u a t i n gi n s l r凶 羽 田 t s Soanewt y p eo f刷 a cu a t i n gi ns t rumenti sneededt ogodowns t a i rse f f e c t i v e l yands af e ly で.アj-火災が発生 した場合 ‘ 人命安全よ,tJi犬 1 はじめに 伝市態となる恐れがあり .符 に休日や夜間は 少数 昭和 6 2 ' 手6月の東京郡東村山市の持層U l t護老人 の介護針が.多数の人々を早く ホー ム「松舟圃 J の火災は多数の入団首が焼死す 遷灘救出 Lなげ れ"ならなし・ ‘ この ような場合に使用できる避難教出資総併を るという大惨事と合 った. n J J i 盤嫌がで きな H 人や尚齢膏を収得する施品 開発するため .基礎実験を 行ったのでその観要を 線告する. . ~ ー 研究電 ( 3 3 1 表 2 実験方法 介 l i l補 予, ベッド ,布 団 等 日常{即日されているも の │ ¥身(~l 畏 及び選雄悶具として市販されているも の を使 1 介 血 者 裕介 2 筆者の体聖 車 体{ k am } n 彼介 腹 信 忽 性 諸 問 齢 入 身(~炭} 体{同~ 賓荷を逮鎌数出させるのに慶する 時 閉 して。彼 介2 1 1 7 0 71 捌 3 9 I 伺 l < 1 間.担製作性.安全性で¥:こ白いて比鮫した. 2 1 7 3 8 防 男 " 2 1ω 3 9. 5 3 1 5 3 " 1 1 1 介護者!織介隠者 介2賞者 , 鱗介纏~(自カで遜婚で昌生い人 を怨宣 し た ダ ミ 。以下同じJの体型等"裂 国 表 A .J • 信 ' ‘ f ' ll .乱 首 , J 圃} 邑3G. g ; O 眠 割 ベ ャ ト 2刷抽< 9 1 0 "I恒 国 改 良 司 副 が l囲神・ 匝 姐 ' " . . . .!;縄 1 .7 1 冊 , . 圃 直良屯ト L噌 , ヤ "幽い幅1 ・貝宮両 世→予"事捕許 " 剖〆 HO_ 刷 。 f 司 自軒 両 ス 宮 却M 掴 P • t , " 布 匝. . 柑 . 相 3 1 60 . 1 4 1 ω 4 4 自 民民 資 器 材 。宅保資録"は表 2に示すとおりである. }に示すと 必りである. ち ' ' " 2 1 2 供 出 資 器 材 .IIW "I • " 聞唱哩.7 ' > ¥ . : ; 曹 , 3 命 市柚 “ . 岨 . 出 回 皿 4邑主 主 調 " 】宮 崎 , ,量 出 "1 2 .車 坤 . . . 車 岡 " 3 。5 • 1.-'1 .岡 崎.,,^式. 1 '. ~ 句 2 C .圃 岬f:~ ,f~式zニ直且 L ,', " ' 1 > . . 1 ' < " -, " , , " -"~:-"慣シートで..買杭~ t..輔~'~'. t .膚叫司』トi'8.", ι 曲圃 . . . . . , . , ト 1 tt . . ... l ' 竃届に'"・'.‘幽"置取 ' 1 " 川 S " ι " . " . . , . Fロー' -oth 圃闘を.止. 1色山 骨掴帽で幅四世陣ト":'!O ! J s 3 • • 7 . 除 晶 健晶 •• " ' , に つ い" : 1' . 0 1 周A棋持量闘.世周 Lr ;C "i 凪,-唖 } l Efi 写真 1 1 巨倫子 写 真 2 既製ベ ッド 写真 3 改良ベ y ド 写真 4 選鰍鎗送袋 ( 3 1 ) 写真 6 クローラー付車縄予 写真 5 改良ストレ ッチャー 団 写真 7 布 写真 8 毛 ( 31 測定機器 て横道し た. d 介E 事者 1名で被介護者 2名 を事尚 子 ア ストップウ オッチ イ 前f 種変換機 共和電梨 LU5 00KE で惚送した。ただし ウ 動 ひ ずみ計 共 和 電 濃 DDM1M エ ぺンレコーダ一 べ γ ドから 非常 口までは同時に4<尚子 2台を 搬送し . 策鑑賞l!3ベン 非常口から は車尚子 l台づっ搬送した. ( 41 測定項目及び方法 ア 布 川 火災が発生した場合に介護信が自 h遭難 1 o 1 U避 鰻救出{断段を使間して l降下 ヘ教出する。} 国礎省 をすみやかに安全な喝所{以下 「 逮 次によりベッドか勺 1,皆ドの約 3 0m緩 鍛え油断 J という . 1I こ遜蝿救出すること を思 札た遜艇場所ま で階段 を使いlIli 還した. 定し.各条件での所要時間 eストップウ 2 1 参照) a 介2 費者 i名で被介護告 を 1名 を改良 ( 回 オッ チで綱定し た. ストレ {力水平遂滋救出 ( 同 院 の 避媛場所へ救 出する . 1 布団.毛布、 ン ツを使憎して鎗送し 次仁よりベッドかり 同 介謹告 1名で被介護 h b 介筆者 1名で筏介護 Eを 1名づっ合 n1名を ,供訟 計 磁器材 ( 炎 2に示したもの.以下同じ J ~使伺して機追した. イ 謹 JH 既制ペット 遜厳数出に妥する引破力の測定等 間 断溜による測定 被介護 首を供獄資 器材 に東せ . pタイ y ドを 除 <U~耳資 留材 を(~川して織活した。 c 介護省 l名. )(.(j 2.~ろで 4 4名をクロ -7ー付事情チ,布団. 乏布を使用して機送した. b 介護街 iれで被介誕 l a .1 名づっ合 計 4名を,既製ベッ ド. 改良べ 、 . . 一. 献の的 3 0m隠 れf ニ遂警霊場所 まで線通 した. ( 図 l参開} a γ チャー . クロ ーラー付車尚 子。 ル及びコンクリ トよ金引張り !そのと 舎に要する ' ; 1傷力 を荷穐変換鵠,動ひず 名の制度介 L " { . ' tベッドに 策せ み計,及びぺノレ コ ダにより測定した. ( 3 5) 7 . 1 1 避聖堂救出 N2 殿~"I 単位 3009m m 関 l 避難救出経路囲(水平避難救出) dEphuqυ d q q J q,白 出。段 日 ベ口 ド y 仁コ亡ゴ 病室(想定) F A 2F 避灘救出距雛計 単位 図 2 避難救出経路図(垂直避難救出) ( 3 6 ) E 冊 30宮m ' " お.宅l 強力".号 l 器廃る際の.大値と イ 彼介聾者 4名を連施救出するのに要した した. 時間 表 4及び問 4に示す とおりである . { イ } 女性介筆者による確認 女性介纏者が後介護行を既製ベッド ) W 改良ベ ッドを 用い て水平遷鍵教出す るとき . どの程度の1Il盆{何名の彼介護 者} まで引張 ることができるか 鶴田 した 固 段差による膨慢の確認 ウ • • •• ' U会 福 祉 施 設 病 院 等 に係る防火安全 対緩の推進について,(昭和 62~ 1 2月 7 目指 楢 第1 0 3 2号街導広報部民 依命過遥}による と ,や む ~ 得ず遜媛経路 の床に段差を設 け • るものに あっては必 鉛むね 2 c m以下にする •・ ように街道 草 されている. したがって !鳴さ 2 c m( 縦1 8 0) (横抽,m ) 05 の陣吉野物を設け 。ベッドを引張ってこれ を 集 り雄えら れ るか稽認した. エ ベッドの重量によ る膨慢の確盟 改良ベッドを緩緑化したときの引強力に 与える膨胃{効果)を砲 Eした. •• . 表 •• 也 j 司 4 時間 m 彼介選者 l名 を避難救出するのに要した 2 •e •• -伺l ア , 珂 ・ ・ -・ ・ , . . 、 舗 I I I 水平迦厳救出 ・ -a 3 実験結 果 3及ぴ回 3に示すと必りである. 伝お γ 図 3 織介鼠者 1名を遊要望救出するのに要し アによる選療救出にゐつては , た時間 ( 水平造費量救出} 織送途上 シー ツが儀?到 し 棚定不能となっ たため中控訴した. 表 3 彼介磁考 1名を道援敏出す るのに憂 した時間 ( 水平遅繋救出} l 院院 薗 E . 且 べ,ド . 岡 べ旬 • 樋 介 . ・ V 子 .且<H守ー "'-'-'lt : 両F . 岨 期通貨 4 駈 悶 e 衛 . """ ベ ー , 1 • " 閣 園円ー 帯 電 出A n碕 . 出" 0 町 慢の 2 吋 ~- 胃鵬 刊 •。 ・ 15 " , . " 曇 " 4 . ., " " ., " ' " 11'寓" " ・ s 2 " . 抄 j lU ; II I-畢瞳 i 崎両 冊 " " ' " ・ " ・ ー ‘ ー ‘ ‘ s " 25 1 " ' ( 3 7 ) " 俺 仰 3 隠語 . . D ‘j干周 目 . .曹 L : :も・. .~III .ol !r , l 5 7 . S 1 例 ・ n 内 ' ' ~I, 岳, ' . 暗 a 圃"向Il ~ ~ ~, •• で 島 町. 1 & . ; " I ft.I':"電n 蝿届 号櫨" ' 1 '. : λ1 : , : : ' ,. ー骨圃 骨凪 圃 1' ) " ' "n, i I a " . " 河ヨ ; t! r~. : (". ‘..由 止叫.哩 4" "' . 表 4 被介盛者 4名を謹厳救出するのに要し た時間 ( 水平遭鱒教幽〉 叫民 官官 H ・・ . 時 ・ e崎 作. a1 予B 4 画且ベ 既 . ヲト ペ ヲ ト 事 情 + 白 4 ベ ヲ ド ーー ・ " ト ト ト ト 置 ' 栢 倒 E 制 府 7 ., " " 13~ ' ‘ " " ' " ' • • u_#.ロ ., ' " 園 通 蝿 輔 官出入 " s ~n Pロ 予 肘 車両 F . . 2 糊 " 車 耐 ,. , 台 置 -・I . ! -咽哩出人口 ~. A 改良ストレ , ロヂャ • 周 瞬 " " ' ' " 25 凶 ., o, s " " ' " お ., ー “ " 1 10 iL 問団 ".• • " • ・ • ‘ 』事車口、書 岨 唱廟 H~ " , . 】 同 1s 2 9 _ 5 " " " " " 凶' 同 ". , ・ 3 .. , " " ' • 合 . r5 M ~ 5 15 附 a 2 1 25 2 姐 5 ・ ' " s3 ,~, "" 一 一 」 幽 水平遅緩教出と同憾に搬送途上 γ ーツが厳 繍し.劃定不能と伝 ったため 中断 した. • • • • 要者 4 名を怠般教出するのに要した 復介2 イ 時間 表 6及び固 6に示すとお りである. ( 3) 繍厳荷重と ヲl 強力の 聞 係 ア 目 ‘ 計器による測定 各候滋賀穏初に同 k g,I 凹k gの錘 M ιま た,既製 ベッド ‘改良ベッドについては. 5 0 k s tとしたとき床面(pタイ 更に鍾会加え 2 ル,コンクリ一川上での償餓荷貧と引強 力との関係は褒 7.8&ぴ固 7, 8に示す と%りである. イ 女性介護者による磁詑 女性介護者が 2 2 5 k g,250kgの鍾を乗せた .. .盃. . .﹄' .. , " - -v 唱 •• • • 、 a' 旬 ・ .. 4'v e ,. e a - ・ - 既製ベッド及び改良ベッドを図 lに示す腐 宅出入口から非常口まで引渡ったところ 9tl¥荷賃 2 2 5 k gでは既製ベッド , 改良ベ ッド 開 ともにスムーズに循送することができた. 1 5 0 k gとしたとき ,既製 また ,積・2荷量を 2 ベッドでは引銀カが的 3 6 k g fとやや組〈悌 図 4 彼介園者 4名を道線教出するのに要し 送しにくく感じたが改良ベッドでは引張 た時間 ( 水平燈費量救出) 3k g fと小さ〈スムーズに搬送するこ 力が 2 とができた. ( 2) 垂 直遭般教出 ア ( 4) 段差による彫密 織介護者 1名を霊殿救出する のに 要 した 2 2 5 k g,2 5 0 k gの鍾を乗せたベッ ドを 女笹介 時間 表 5&ぴ園 5に示すとおりである. なお 自 筆者が引 張り 剤嘗物会乗り飽えられるか確 配したところ 。 シ-"/による 選総救出にあっては ( 3 8 ) 表 5 被介匝者 1名を遭殿教幽するのに要した時間 ( 垂直道殿数出) . 82 s 者. 置.'トレヲ少ャ タロ ‘ 1 1 0. 5 7 l 2 1~ 図 幅 , 表 宵置 ••• . . 夕 日-"-!l~匝 崎 F " 信 4 句 を 咽官出 λ口、.崎、.曹口 • • ,.ベ , -圃 ." 吋 t 砂} 間 跨 』車常口 置暗唱珊 " 8 " ' 1 2. 5 " s ~, 齢0 “, " 五 H 合 " 6 被介題者 4名を遭胞救出するのに要 した時間 ( 垂直温暖救出) 作 . 院鼠 慣置刷局』帽可置出 λロ ‘ 1 ~ •• "'~I'園、曹司" 2 2 9. 5 守『 付崎正冊 子 町, • 断 ・介 ・ 民 出 慣 国 材 瞬 同 • " t 険3 間 官冒円、帽曹出 λロ 咽軍出 λ口、崎町、.官" 且寓"・、 ー・唱. . . 1 1 1~ B ・s 1 l 1. S " " ' " . ‘ s 2 η " ・ 1 1 .S 4 :o / i I ¥ .崎 同 1 ・5 合 同 』 5 話 国 M l 7 S5 幻 S 四 s 輔 • • • . • • 目 ‘ 目 ‘ 4 骨 白 血 • ‘ ゆ ・明 ・ ' 岡 ・ -•, 1 a la • • 園 z v 開予 ' ・・ 1 1M-- •• •• 1 図 s 彼介担者 1 名~遺憾救出するの に要し 図 た時間 ( 垂直遭慨政出) 6 後介機者 4名を電機敏出するのに要 し た時間 { 垂直道灘教出] ( 3 9 ) 表 7 最 大 引 張 力 測 定 結 果 (Pタイル床面上) (kg) 改良 ベッ ド 既製ベッド 宇 奇 車 子 政大引張カ (kgf ) E 載 積 荷 供試 資 器材 表 8 最大引張力測定結果(コンクリー卜床面上) I回目 2回目 拡大引張力 (kgf ) 積 荷( kgE 載 ) 8 供試資器材 平 均 6 0 1 3 1 4 135 1 0 0 1 4 1 5 1 4 . 5 2 5 0 2 3 2 3 6 0 1 3 1 3 1 0 0 2 6 2 6 2 6 2 5 0 3 6 3 6 3 6 2回目 l回目 平 均 6 0 1 4 1 6 1 5 1 0 0 1 7 1 6 1 6 . 5 2 3 2 5 0 2 9 2 8 2 8 . 5 1 3 6 0 1 9 1 9 1 9 改良べ y ド 既 製 ベ ッド 6 0 3 3 1 0 0 8 7 3 7 . 5 車 府 子 1 0 0 2 9 3 0 2 9 . 5 2 5 0 4 2 4 1 41 .5 6 0 4 5 4 . 5 1 0 0 9 9 9 良 6 0 1 2 1 3 1 2 . 5 改 良 6 0 1 8 2 0 1 9 γ チャー 1 0 0 1 4 1 4 1 4 ストレッチャー 1 0 0 2 1 2 2 215 クローラー付 6 0 7 6 6 . 5 クローラ-{寸 6 0 7 1 0 8 . 5 1 0 0 8 7 7 . 5 車 子 1 0 0 9 95 3 3. 5 改 ストレ 司1 中 奇 子 遊鍵搬送袋 布 団 布 毛 6 0 2 6 2 6 2 6 1 0 0 3 6 3 3 3 4. 5 6 0 2 9 2 8 2 8 . 5 1 0 0 4 3 4 2 4 2 . 5 6 0 2 8 2 5 2 6 . 5 1 0 0 3 6 3 7 3 6. 5 避鰍搬送袋 団 布 毛 布 6 0 3 3 1 0 3 4 1 0 0 4 8 5 0 4 9 6 0 4 1 4 3 4 2 5 9 . 5 1 0 0 5 9 6 0 6 0 3 6 3 6 3 6 1 0 0 6 4 6 6 6 5 、 。 0-べ~生白ベ γ ド <-)< e UIペ γ ト ' 0 崎 【 〉 ベ コ f > . . L > ・ 1 ・崎干 ',(-)( 1!r.誌べ" 盟問べ y ド ・ト「・ d 金 貝 6-6 i j (附子 λ トレ ッ チ 喝 - .0 ト e寸.クローラー付加問干 1. -・ E 貸出ストレッチ争 〔 下 ー イ l週圃聞送盛 蝿 号l ・一『・毛布 当l f 必 ' 0 ( i ( gf) 同 1 1 > 印 .o~ ェ フ 100 担 ~I; ぐトイち -一+毛ぬ ・ エ プ 。 G' . J "圃冊迂告 1 4 刀 。, 吋 ー『・クローラー付 班崎チ ひ-<>布団 3拍 1 1 2 曲 60 2$0 荷 揖 { 同 ) 1 国 組 200 '拍 1 1 1 荷 f~ ( 同} 図 8 積戯荷重と引張力の関係 図 7 積般荷量と引張力の関係 (コンクリート床面上) (Pタイル床面上) ( 4 0 ) 2同 ア ヨ巨愉の直後が 7 5皿の既製ぺッドでは 簡 力的な消耗が激し〈園施であった. 問 介 護者 l名により彼介護者 4名 金改良 餓荷温 225kgで乗り鐙えられなか った. 間 イ 車舗の直世が 150_の改良ベッドでは ,償 ミツドに 乗ゼー度に縄送したとき .介観 被荷温 250kgでも容 易に乗り組え りれた. 者 2名で鰍送したと容に比べ時間的に大 ヘ ッ ドの重量による影響 きな聖化は認められと訟かった. 6 3 k g ) を既存ぺッドと 改良ベッドの館賞 ( ( 2 ) 垂直遭躯救出 ア 被介護者 1名選驚救出 3 9 k g ) に。また ,44kgに (30%) 同じ血縁 ( 経量化し . 例 l i I <荷盛田 0 1 "の錘を乗せ引張った 具だりを使い,介護者が引張り .階段を k g fであり目立った鍵盤化の効果は見られたま 降下すると彼介護者がずり港、たり 1 段 かった. 逆により大舎な領動やショックを与えた 4 考 川 ( 内 彼介聾者を乗せた布団や毛布に保持金 -22 ときの害 │ 鳴り力はそれぞれ 20-21kgf,21 りする恐れがあった. 曹 また .介護者は保持金具の他に被介護 者の頭部付近の布団や毛布を符ちょげ, 水平温般徹幽 ア 被介傷者 l名選姥救出 かつ,待ち上げる高さによって降下する 同車時子は厳介護者を偲きかかえて乗せ スピードを調査宣したり 絶えず進行方向 換えるとき取手部分に犠介筆者のしりが を背にするとともに進行方向を健認し伎 ぶつかり乗せに〈い薗も 若干あるが.日 がら階段を降下ぜざるを得ないため.非 筆者では危険であった. 力な介E 常使い慣れて街り ,非力な介目医者でも走 ( イ } 今回実験した供獄資銀特のうち階段を 行が楽であった。 (イ)布団は B常性があり 安全に走行できる bのはクローラー付車 乗せ倹 えを必 要 としないため緊急時すぐ対応でき 。取 I I I 梅子のみであるが布団より時間を委し. いが容易であった. 日常の活用範圃が乏し〈値段も高価であ り} 非常口から遜襲撃場所までのように小田 りを嬰するl!!所では I り,救出資器材としては不向舎である. 後介護者 4名選縦救出 イ 改良ベッド .既製 介護者 i名 で複介護者を 1名づっ階段を ベッドは布団などに比べ,時聞を要した。 伺表 3に示すように所要時間では改良 降下し 。安全な場所に合計 4名を避鍵救出 ベッド .既製ペッド 。布団,車椅子が他 する所要略聞は滋介護者 l名のときと問機 の銚鼠資習材より早か った. に布団が般も阜いが.階段を昇り引き返す イ 後介擁者 4名選嫌教出 ため,介筆者の体力的な消粍が搬 しく非常 的 介 筆 者 1名で後介護者 4名を病室出入 に困厳であ った. ロから非常口までの澱送に要した時聞を ( 3) 見ると既製 ベッドは改良ベッドの約 1 .3 水字選賂救出と垂直遜費害救出との比鮫 彼介援者 1名を ペツドから 避建場所まで遷 倍他の資極付は改良ベッドの約1.8 倍以 錐救出する のに 要する略聞のうち表 3及び 5 上であり .中でも布団.毛布.改良ス ト に示すようにタローラー付車椅子.布団,毛 レッテャーは改良ベッドの 3惰以ょの時 布では 聞を裂し 垂直遜鰍救出は水平避磁救出のそれ 改良ベッドが段も早かった. . 2.1 .6 .1 .2 倍 の 時 間 を 要 した a ま ぞれ的 ¥ q包をペッドに た1 彼介援者 4名の盤舵救出についても問織 村) 介技者 l名が彼介草者 乗せ一度に避難場所まで搬送しても,介 に比鮫ずるとクローラー付車筒子,布団,毛 護者の体力的信消耗はあま り認められ公 布はそれぞれ的 1 .7 .1 .6 .1 .2 倍の時聞を要 8、った. しかし し 妥直霊鑓救出は水平窓磁救出より困錐で 彼介護者を 1名づっ選姥救出 あった. する布閉,毛布等で合計 4各を遊鍵場所 ( 41 欄飽荷量と引強力の関係 まで徹i 差すると ,引返し等で介橿者の体 ア ( 4 1 ) Pタイル床面上の獄送 m ,値鵠付の侠 E実質器材は繍鮫荷鑑 60kgで 車 冊子 , タローラ レッ チャ 一 一棄に綴迭で きる. k R ;f 来演 (30-40kg{未調} 引強力3O-45 付'"栂子,改良スト 改良ペッド ,既製ぺ γ ドの やや重い機迭できる. いずれも 楽 引張力 45kd以上 ( 4 0 k g f以上) 麟に引 強力が大 !(~るが に彼送できる範囲でゐった. 一一盤,,"は非常に盈 〈縄返できない. ( 5 1 改良ベンドの線量化 { イ } 車輸な しで床面をすべ。せる併説資器 俊介2 筆者 4名を乗せた とき 材は繍厳荷血回同のと 8選雌鍬送 袋 毛 繍敏荷重の I I 布 。布団の傾に引張力が大き〈なるが, 曹が大き<. 全 1 1 1 量に対して経量化でき る重 搬送は十分可艇であ った. 量の割合が小 きいため,伎 鑑化しても引強力 { ヲ } 積餓荷量 を1 回k gにしても 、車繍付の供 にあまり変化 E 式野!lI材は棄に隙途で 8る範囲であった. 5 桔 しb し、床面をすべらせる侠政資器材 はやや重〈搬送 しにくかっ た. イ コンク リ 描 ( ! ) 水平遣隊救出 ト床面上 の機送 ア <1名 づっ 隙送 すればよいときは背負い織 ラ付着眠時子改良べ γ 札 改良ス ト レ ッ チ ャ ー 既 製 ベ ッ ド 彼介鰻者が少な い場合 集者が比較的多 後介担者が少伝いか, 介2 間 車愉付の供獄 質感材 ' HA舷符重 6 0 固で 車総子クロ ' ' ' 8 め られなかった. t 送が手っ 取 り早いが。女性の介臨者などの 体力 を考 えると 器材を 用いる方が安全であ 引張力が順次大き〈なるが.棄に 栂送で り この中では車尚子, ペッド きる範囲であった. ( 1 1 床面をす べら せる供鋲寅鐙"で"繍餓 又は布団 で搬送する方法が良い. 荷盤 6 0kgの と き 選 権 徹 滋 袋 毛 布 。 布 団 イ 彼介額者が多い場合 の願に 号l 張力が大会〈なり . いずれも や 被介護者数が多<.介緩者が少信〈悶時 に概数の人を搬送する必要がある とき は1 や重いが繍送できた. 積餓荷量を l O OI q ( に したと き。琢持子, ペッドに 被放の被介護者を乗ぜて週ぷ方法 クロー ラー付車帽子. 改 生良 べツド 、改良 が有効であり.改良ベッドは かなり効集が ストレツチヤ あ 9 た.これ以外では 1人づつを反復搬送 ( 材 a は楽 に微送できたが'既 u a a ' 製 ぺツ ドはやや盤いが' 繍 殴 送は i 可能で る bつ するしかな<.そのゆで':ll冊子,布団が , 比般的良好であった. “ . 同ー階に避輝に必要伝ス ペ また,床面をす べら ぜる俄訴資器紛は eる施段等では 非常に箪 〈億送が砲 しかった. 本報告 で改良ペッドとし て紹介した選灘痢ベッ ドを次により準備す ウ 既製ベッドと改良 ベッドとの比 鮫 既製ベッド及び改良 ベッド は 1 ス~ 信保 で ることで有効信越鑑救出が可能となる. ともに材 間 選服用 ベッドを他のベッドと謙別でき 質は 鋼 材で,形状寸法もほぼ問ーであるが 9 k R ; . 到底盤.車織の直径は。既製 ベッドで 3 るように色分げ等して 選織 しやすい位霞 7 5 圃.改良 べツドで 63k g,1 田園と改良ベッ に配置する. 信必 ,遭鍵朗ベッドの E蹴,..床以下 ドは既製ベ ッ ドに比べ皿銀で的 1 .5 僑,車織 の直径で 2倍の 大暑さである . ごとに 1基を 段"る. 日kgで改良ベッ ドが 引張力 は 積 鍍 荷 量 2 { イ } 遊線用ペッ ドの車検直径は. 引視力, 殴製べツドの的 0. 6 1 告と少な〈引張りやす 段差の乗り gえを考憎 し.1 5 0皿程度にす か った 。 エ る. り} 避 姥 例 ベッ ドの慣伶は 搬送のし やすさ と引強力の関係は おおむ 側面全体を カ パーし たスライド方,~等にす る. ね次のとおりである .伝 H. ( )内"女性 一般ベッドの 慣枠 " 被 介抱 .g~乗 せ 倹 介護者の場合である . 引袈カ3 肱 gf 未満 え縛するときに引 き綾いて取り外す川遊 ( 42 ) のため時間を要するとともに ベッド の み で あ る が, 操 作 に 時 聞 を要 し‘ 日常の 側面中央付近のみ取付けてあるため,復 活動範囲が乏し〈値段も高価である. イ 応 急 的 な 方 法 と し て 布 団。毛 布 な ど 告 使 数 の 彼 介 瞳 苦を岡崎 に 搬 送 す る と 舎 彼 介 唖者が伝落する危険がある. う方法があるが 金 に降 ド で き る も のはクロ 表 , t ! j . 崎 医 階 段 を 降 ろ す こ と が 燥 し い. 今{ 吋実厳した供血資器"のうち段階告安 ア -7ー 付 車術 子 9 . 依田資器材相価表 ( 水平遜娘救出) . •• ,..・ ・聞出す,に .1 .1 , 岡崎 t 伊1 ・1 lU 4匹 .圃同.出す,巳 哩Lた崎掴 4砂』 ・t ~ 1 0 . 5 日常慣い慣n τい 晶6 ・ 。 胸 」 目 . 笠 日常覇軍日申告聖いか 。 腎車問 " 串蝿 ~ .晶岳、 .. 圃 ー 取県"軒..' 開 ! l ! ! l I !c t d 宣 且 E 王 国 .帽子 、 , . ぺ .. 晶 f t B 問 '時閣 骸介復者に大きな燭動や シ ョックを与え.また。非力"介a!I-llには ( 2) 垂 直避 般 救 出 ス争 レヲ .. “ ,., ア包,予ー ' " ~4B ~ •• . . , 百 " ' ‘" ι O . 1 lt , 1 l ' . "でb曹轟か 1 勃$ 。。 。 。コ O 。 r 、 *tl'~ 介a・. ~,宮 拍車、 " ' 鎗 " "色 O F . ' •" 問金 ,量 帽 日曜帽子 0重 聞曹 司自.時過咽再Iよ容掛酌 住 4 ・ 阻4四. ) )( 1 ./ 1 0 ' ) 刷吐Itt :つt ・ τ1 0..<品ぃ , ~. " 官金霞 揖 j J -alh工 畦崎・高崎・ 曇骨量" ないe・ 。 U 時轟色【 量暗E 咽λ・岨帥骨骨..:晦国的か 注 r . . .a ・1 密司院のぺ"刷掴、 ..11. )副 風 情、・ ,. 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LI制問 ( 4 3 ) O ウ 及び 1 0の供試資器材評価表のとおりである o 根本的な避難対策としてはノマルコニー, スロープ,防火区画等の設置により避難救 6. お わ り に 出できるようにすべきであるが,既存施設 の現状を見ると階段を使って垂直避難救出 「社会福祉施設及び病院における夜間の防火管 せざるを得ない施設も多しこれに十分対 理体制指導マニアルについて J(平成元年 3月3 1日 応できる資器材は見あたらない。 6号消防庁予防課長通知),及び「社会福 消防予第 3 このことから今後は日常性等を考慮しな 祉施設及び病院における夜間の防火管理体制の指 がら階段等を降下できる資器材の開発が必 導 に つ い て 平 成 元 年 5月 8目指指第 2 9 8号指導 要であると考える o 広報部長依命通達)の中で自力避難困難者を避難 ( 3 ) 供試資器材の評価 させる方法,資器材等が例示されて¥"る。 各f 共試資器材の避難救出に要した時間,日 これらは施設,及び入所者の実態により選定さ 常性とのかかわり,操作のしやすさ,安全性, れるべきものであるが,その際に本研究が参考と 及び経済性の各要素について評価すると表 9 なれば幸いである o ( 4 4 )
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