No.63 [PDFファイル/2.32MB]

開幕迫る第11回全日本ホルスタイン共進会 ・
第3回全日本ジャ…ジー共進会
∼酪農の祭典 「
ファームフェスタ20001nお かやま」∼
口蹄疫 で 開催が心配 されてお りましたが、主催 者 である ( 社) 日 本 ホルス タイン登録
協会が正式 に 開催 を決 定 されたの を受け、本県 の実行委員会 も最後 の準備 に取 りかかっ
てお ります。
出品牛 も、7 月の選抜 を経 て、9 月2 3 日の最終選抜 ( 県共進会) で 決定 され ます。
歴史に残 る大会 とな ります よ う、皆様 とと もに盛 り上 げて い きたい と思 い ます。
また、大会の マ ス コ ッ トキ ャラク
ター で あ る、 「夢 ミ ル ク ンJの 着 ぐ
るな が で きあが りま した の で 、 各 地
へ 出か け て PRを
す る こ とに して お
ります 。 ご 要 望 が ご ざ い ま した ら実
行委員 会事務 局 まで ご連絡願 い ます。
●日程
H月 2日 (木)│オ ープニ ングセ レモニー、開会式
比較審査 (ジャージー種)
3日 (金)1比 較審査 (ホルスタイ ン種)
ルスタイン種)、来賓祝賀パーティー
4日 (土)1比較審査│ホ
登録事業功労者表彰 (ジャージー種)
5日 (日)1上 位入賞牛 (優等賞)パ レード・
、
講評
名誉 賞審査 、表彰 、 閉会式
N ′牛︱
●会場
‐工広島
瀬戸中央自動車遺 三坂出︱
マスコットキャラクター 「
夢ミルクン」
三姫路´
(寵[協1ふ
ち
濡
†
璃翻嘉t智)
●
いきいき家畜衛 生ネット
疾 病 情 報
□ 蹄 疫
一 小 さなウイルスの大 きな脅威 一
1997年│1蹄疫 が 台湾 で 豚 に発 生 して以 来、危惧 され て い た事 態 が現 実 に な り、残 念 な
こ とに 日本 で も発 生 しま した。
い ろ い ろ な紙 面 で既 に ご存 じの 方 も多 い ので、 簡 単に説 明 します。
1.原 因 と症状
C ) 日蹄疫 ウイルスが原因
牛、豚 、山羊、羊 な どのひづ めの先が二股 に分かれ
た動物が感染。
②発熱 、食欲不振、舌や 日の中、蹄 の付 け根、乳頭 に
水ふ くれ
, ■ のよだれ
水ぶ くれ、多量 のよだれ、足 をひきずる。
水 ぶ くれ
この ウ イルスは普通、極 めて伝染力が強 く、死 亡 率 は低 い ものの 感染 した家畜 は利用価値
が無 くな り、畜産に計 り知れない影響 を及ぼす ため、l J 界で最 もおそれ られて い る病気です。
2 . 日 本 で の発 生
H12325
宮崎 県宮 崎市 ( 内用牛肥 育 農家 ) l 戸
10頭
症状 あ り
H1243
宮 崎 県 高 岡町 ( 肉用牛 繁殖 農家 ) 1 戸
9頭
症状 な し
,H1249
宮崎 県高 岡町 ( 肉用 牛繁殖 農家) 1 戸
1 6 頭 l l T 状な し
H12511
北 海道 本 別町 ( 肉用牛肥 育 農家 ) 1 戸
705頭
症状 な し
P N / 2 0 0 0 ) で、 幸 い な こ とに牛 に対 す る伝 染力 、
いづ れ も同 じタイ プの ウ イ ルス ( 0 / 」
症状 は 一 般 に知 られ て い る タイプ に比 べ て 弱 い とされて い ます 。
3 . ど うや つた らウイ ル ス の汚 染 を最 小 限 に く い止 めれ るの で し ょうか ?
この よ うな伝 染病 が広 が る の を防 ぐため、 発 生地 とそ の 周 辺 で は、
① 発生場所 ではウイルスをばらまくおそれ のある家畜 の処分。
0 ウ イ ルスに汚染 されたおそれのある物品の処 分や厳重な消毒 。
0 発 生場所 の周辺 では、 ウイ ルス汚染 を広げるおそれ の あ る家畜 や、物品の移動 の
制限、消毒 の徹底。
この ウイルスは、通常風 に乗 って伝播 して い くこと も知 られて い るため、最初発生 し
た時 には発生地 を中心 として半径5 0 k m 以内で移動制限措置が とられ ました。
そ の 後、今 回 の ウイ ルスの特性 か らそ の範囲 は1 0 k m に緩 和 され ま した。 このため
有効薬剤 で消毒す れば進人を防 1 1 できるI T 能性が高 いのです。
―
②
いきいき家畜衛生ネット
4 . ワ クチ ンはな いので す か 、 どう して使 わ な いので すか ?
日蹄 疫 の ワ クチ ン は、 発病 を抑 えた り、症 状 を和 らげ た りはで き ます が 、 ウ イ ル スの
感 染 を防 ぐ こ とはで きませ ん 。 そ の ため、 体 内 に ウ イ ル ス を持 った ま ま症 状 が見 られ な
い 動物 を生 じさせ 、 国内 に ウイ ルス が居着 いて しま うお それが あ ります。
なお、 ひ とたび ワクチ ンを使用す れ ば、 ワ クチ ン を接種 した家畜す べ てが い な くな り、
その後
定 期 間発 生 が な い とわか る まで はI I 蹄疫 清 浄 国 と認 め られ ませ ん。 そ うなれ ば
口蹄 疫 の 衛 生 条件 の ため に、 今 まで 日本 に 輸 人 で きなか った 国か らの 安 い 畜 産物 が輸 入
され る こ とに もな るの です 。
5 . ど う して 日本 に この病 気が優 入 した ので し ょうか ?
現 在 、世 界 で L J 蹄疫 フ リー とい える国 は3 0 数力国 に過 ぎませ ん 。
韓国で も3 月に6 6 年ぶ りに発生、4 月にはモ ンゴ
ルで2 7 年ぶ り、 ロ シアで5 年ぶ りに発生が報 告さ
海外 での口蹄疫 の発生情報
れてい ます。
この ような状 況 です ので 、動物検疫所では従来
にも増 して水際 の 防疫 を強化 して い ます。
モ ンゴル
現在 の ところ、宮崎 と北海道 の発生農家間で の
つ なが りは認め られてお らず、 一部 では輸入粗飼
料が原因 との 見方 もあ りますが原因 は特定 されて
い ませ ん。一 日も早い感染 ルー トの解明が待 たれ
るところです。
6 . 畜 産関係者の方 へのお願い
岡 山県 で は、 国 内 で の 初 発生 か ら県 内 へ の 日蹄疫 の 侵入 を防 ぐた め に い ろ い ろ な対 策
を講 じて きま したが今 後 も次 の 点 を、 十分守 って 頂 きます よ うお願 い します 。
①農場、畜舎等の出入 りの際の車両、長靴、作業服などの消毒の徹底
②口蹄疫が疑われる症状の早期発見 と通報
③口蹄疫発生地域の畜産関係施設の視察の 自粛
④畜産物残 さを給与する場合には十分に加熱
⑤関連性が否定されるまでは、日蹄疫清浄国以外から輸入された粗飼料 ( 一部例外
を除く) に ついては飼料、敷料利用 を自粛
(畜産課)
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技 術 情 報
エリー トカウの凍結雌受精卵の供給を開始 !
総合畜産 セ ンターでは、待望のエ リー トカウ雌受精卵 の凍結保存卵 を4月1日か ら供 給
す ることにな りました。
この ことによ り、雌受精卵 の供給不足が解消 で きる と思います。
この凍結保存卵 は、従来の凍結方法 と異 な リガラス化法 とい う新 しい方法 で実施 して
お り、 フイール ドの移植試験 にお いて、融解後 の生存性 が 高 く、受胎率 も新鮮卵 と差の
ない成績が得 られて い ます。
ガ ラス化凍結法 とは、高濃度の耐凍材 を用 い て超急速凍結する ことで、液体窒素中で
も氷品 を形成せ ず ガラス様 の構造 となるため、細胞外の氷品によって細胞が傷 つ け られ
ず、 また、細胞 の低温傷害 を最小限にとどめる ことか ら、 従来 の緩慢凍結法 に比 較 し高
い生存率が得 られる技術です。
の性判別料金 を加 えた額 とします。
なお、料金 は新鮮卵 と同様、卵代 に18,lll10円
表
フィール ドでの和牛性判別卵の移植成績 (平成11年度)
法
受胎率 (%)
移植頭数
受胎頭数
ガラス化凍結卵
51
27
529
性判別新鮮卵
13
6
462
方
凍結前 の受精 卵
凍結融解後 の晏霜卵
(総合畜産 セ ンター)
0
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第 12西 丸 の後継牛 「藤姫丸」検定終了 !
410!!
脂肪交雑育種価 1。
平成 12年1月 「
藤姫丸」 の検定 が 終了 しました。
今 まで実 施 して きた検 定 成績 の 中 で は一 番 良 い
成績 で す 。 今後 岡 山和 牛 の 改 良 に大 きな期 待 が
寄 せ られて い ます 。
現 在 行 って い る現 場 後 代 検 定 は、 こ れ まで の
間接 検 定 に代 わ る も の で 、 検 定 場 所 は 県 下3農
場 で 行 い 、 肥 育 月齢 も去 勢 で29ヶ 月齢 未満 、 雌
で31ケ月齢未満 と、 より現場 に近 い検定方法 です。
検 定 頭 数 は24頭 で 、 そ の 成 績 は 、 枝 肉 重 量
417 9kg、 ロ ー ス 芯 面積 46 8cm2、特 にBMSNQは
54と 非常 に優 秀 で 「
北 国 7の 8」 に も匹敵す る成
績 とい え ます。
現 在 、 「藤 姫 九」 は基 幹種 雄 牛 と して供 用 さ
れ て お り、 父 に 「第 12西 丸」 を持 つ 安 達 系 と し
て徐 々 に人気 が 高 ま って い ます。
特 に、 「
糸藤Jを 父に持 つ 雌牛 との 相性 が良 く、
藤 良系 に偏 りつ つ あ る岡 山 県 の 母牛 群 に とって
は幅広 い 利 用 が可 能 と考 え られ ます。
また、 本 牛 は 平 成 14年 岐 阜 で 開催 され る 第 8
回全 国和 牛 能力 共進 会 「肉牛 の 部Jの 出品牛 作
出種 雄 牛 の 候補 となって い ます。
去 勢
県 -3
荒 -0
県 -5
荒 -3
荒 -1
県 -4
6-l
荒 -2
富 -2
県― l
県 -2
県 -6
血 続
4 , メ: ¨軟
糸 屋
磨 花
糸 薦
平 田
I九
第│を
平 ロ
i
12[,
ヽ
"0ち
糸 露
糸 藤
糸 藤
ヨ│ │
雌
九 -8
荒 -6
荒 -9
青 -6
有 -5
富 -8
荒 -5
荒 -4
富 -4
官 -7
荒 -7
糸勝
糸藤
守l
高庭
藤花
F田
:itt
平田
糸藤
糸藤
車松
工庭 正 藤 層 顧 官 咄 辺 槙 ︱
尚高 森 糸 糸 糸 福 れ 渡 神 守
手 摯 半 l・
l
縞5
制
証
榊
極
﹃
勲離¨
押
﹃
銃
o
検定ヽ
20026(Bl)
枝肉重量
ロース志面積
2430(Bl)
1410(1%)
BMS
●検定成績
性
● 育種価 (第12回育種価)
1)
検 定 成 績
よ│ : 1 ・ス
`it 31S tt
27, 4225 480 10 Bう
27: 4:46 500 7 A4
277
4,55
540
6
B4
288 4539
470
5
B4
269 4021 520 5 A3
282 415, 430 5 B3
27,
4396
160
4
A3
275 4363 440 4 A3
28 1
4245
41 0
4
B ,
287
4580
500
4
B3
280 4310
導 0 4 B3
2,3
4208
3,0
3
B 3
28] 4508 530 3 A2
2,9
441 '
47() 49
11
273 4443 5,0 18 B5
2,, 3`32
50 0
8
Aj
2,0 3672
460
8
A'
2,0 4,,3
470
8
A'
308 3,67 ,10 7 A4
288 4η 9 530 6 A4
267 30,0
4,0
5
3 4
26, 425, 410 4 A3
2,, 3272
4( 0
4
33
312 3482 400 3 33
275
888`
431,
3
3 2
● 繁殖者
神 谷 武彦
● 生年月日 平成 7 年4 月2 0 日
● 生産地
● 血統
第12西丸
真庭郡 美甘村
高
庭
新
愛
第5さ かえ
まるやま4
第29保安
まるやま
はつひめ5
糸
藤
第7糸桜
ひ ろた1
第7 はつひめ
高
庭
はつひめ
(総合畜産 セ ンター)
雌 平,
,,1
4` '
R`
`│,0
来た0(イ,'■│'1牧 場 富は常金″公社 県は総合格産モン
'―
0
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技 術 情 報
微生物 の遺伝子情報解析
パルスフイール ド・ゲル電気泳勤法
家畜 病性 鑑 定所 に微 生物 の 遺伝 子情 報 を解 析 す るた めの パ ル ス フイ ー ル ド ゲ ル電 気
泳動 装 置 が設 置 され ま した。 今 回 は この 間 き慣 れ な い 装 置が ど うい う働 きをす るの か 簡
単 に ご紹 介 します 。
細 菌 の 遺伝 子 を解析 す る こ とに よってサルモネラ菌や病 原性 大腸 菌 0 - 1 5 7 の同定や 、 こ れ ら
の 細 菌 の 1 つ1 つ を細 か く識 別す る こ とが で き ます。 また、 複 数 の 場 所 か ら同 じ細 菌 が 分
離 され た 場 合 、 これ らの細 菌 は 同 一 感 染源 に起 因す る ものか ど うか を よ り詳細 に検 討 で
きる様 にな ります。
この 細 菌 の 遺伝 子 情 報 を読 み とる方 法 を パ ルス フ イ ー ル ド
ゲ ル 電気 泳動 法 と言 い 、
そ の 装 置 が パ ル ス フ イー ル ド ・ゲ ル電 気 泳動装 置 で す 。
例 えば
・
A農 場
B農 場
2 農場 で 下痢 が発 生
下痢 便 よ り細 菌 を分 離
細 菌 の 遺伝 子 ( D N A ) を 抽 出 し
制 限酵素 で切 断
切 断 したD N A を 電 気泳動 で 分離
D N A の 切断パ ター ンの異同を内眼的に
検査 し、同一 の型か どうか半J 定
(家畜病性鑑定所)
0
いきいき家畜衛生ネット
衛 生 情 報
牛の蹄にご注意を !イボ状趾皮膚炎 :PDD
最 近 、 フ リー ス トー ル
フ リーバ ー ン牛 舎 で の 伝 染性 の 蹄 病 が 問題 にな って い ます 。
D ) な々
この 病気 は、 イボ状趾皮膚 炎、趾乳頭腫症 ( P a p l l o m a t o u s d i g i t t d e r m a u i s P D ど様
「能性 が高 い ため、
な名称 で 呼 ばれてお り、 ひ とたび牛群 に侵入す る と、 牛群全体 に広が る 口
注意 す べ き病 気 です 。
症状 ・特徴
イボ状 また は カ リフ ラ ワー 状 の 病 変 がl L F B U や
蹄 球 の上 部
に形 成 され ます ( 写真 ) 。 大 きさは、0 5 ∼ 5 c m の 類 円形 で
境 界が は っ き り とわか ります 。洗 浄 す る と、 表 面 に粒 々 し
た 突起 の あ るイチ ゴ状 の 病 変 が認 め られ ます。
病 変 部 は一種独 特 な腐 敗 臭 を放 ち、何 か に触 れ る と激 し
く痛 が ります の で 、搾 乳 時 のチ ェ ックや 跛 行 で病 気 を発 見
す る こ とが 多 い よ うです 。
原
因
正確 な原 因 は まだ わか って い ませ ん。 しか し、抗 生物 質 に よ く反応 す る こ とや 、特 殊
な染色法 で 病変 部 を観察す る とらせ ん状 の 細 菌が 認 め られ る こ とか ら、 これ らの細 菌 ( ス
ピロヘ ー タ) が 原 因 で あ る可 能性 が 高 い とされ て い ます.
対
策
●早 期発 見
JI:常に ヽ た り歩 いた りで きな い 個 体 は い な い か、 よ く観 察 します。
'っ
い る場 合 は、 肢 を持 ち Lげ てみ て異 常 が な い か 確 認 します.
跛 行 して
疑 わ しい 場 合 は獣 医 師 の 診察 を受 け、 牛群 全体 に広 が らな い よ うに適切 な対 策 を と
ります 。
● 導 入牛 へ の 注 意
導 入牛 に 対 して は、 蹄 の 検査 を十 分 に 行 い 、洗 浄
消毒 した うえ で 牛 群 に 同居 させ
る必 要 が あ ります。病 気 の 発生 は、 導 入後2∼8週 間後 で あ る こ とが 多 い ので 、 導 入 後
2ヶ 月間 は と くに注 意 して 1・を観 察す る必 要が あ ります 。
● 予防
硫酸銅
獣 医 師 の 指 導 の も とに、 オキ シテ トラサ イ ク リ ン な どの 抗 生 剤 溶 llkや
硫酸
亜鉛 水 溶 液 を肢 に 噴霧 した り、蹄 浴 させ るな どで 予 防 します 。 噴霧 の 場 合 は、 ハ ン ド
スプ レー な どで肢 の 後 ろか ら蹄 と蹄 の 間 の 皮 膚 に対 して噴霧 します 。蹄 浴 の 場 合 は、
蹄 全体 が浸 か る よ うに15cm以 上 の 水深 を持 った蹄 浴槽 を用意 します。
(真庭家畜保健衛生所)
0
いきいき家畜衛生ネット
畜産 に生きる
大自然 に囲まれた養豚家
新見市 :山 本
千代武さん
今 回 は、備 中 国新 見庄 物 語 が残 る 自然 に 囲 ま
れ た 町 、新 見 市 で 繁殖 経 営 を営 まれ て い る 山本
千代 武 さん を紹 介 します。
山本 さん は養 豚 を始 め る以 前 は、運 送 会社 等
に勤 め る 傍 ら繁 殖 牛 を5頭 ほ ど飼 育 され て お ら
れ ま した。 昭和56年 、 養豚 経 営 を営 まれ て い た
友 人 に 「や らな い か」 と奨 め られ たそ うです。
も と も と、畜 産経 営 に夢 を抱 い て い た 山本 さ
ん は、 そ れ まで飼 育 して い た 繁殖 牛 を売 り、 養
豚経 営一本 で生活 してい くことを決断 され ました。
こ うして養豚経営 をスター トさせ たそ うですが、豚 を飼育す る上での こだわ りは ミル
クにあった ようです。 ミルクを早 く飲 ませ るため、子豚 を抱 いて与 えて いたそ うです。
豚 を飼育 され始めてか ら2 0 年がた とうとしてい ますが、それまで一緒 に養豚経営 を始
めた友人がやめ、 また、山本 さんに養豚経常 を奨めた方 もや め られて しまい、今、新 見
市 で繁殖経営 を行ってお られるのは山本 さんだ けにな って しまい ました。
一 時 は一 貫経営 を行 お う として い た時
期 もあ った よ うですが、豚 価 の低 迷等 で
現在は繁殖豚3 0 頭を飼育 されてい ます。
毎 日の仕事 は大変 ではな い で す かの問
いに、 「
なんもたいへ んなことはねえJ と 、
とびっ き りの 笑顔 で 答 え られ、6 7 歳にな
った今 も元気 で活躍 してお られます。
(高梁家畜保健衛生所)
0
いきいき家畜衛生ネット
疾 病 情 報
平成11年度年間集計〉
〈
1 戸 、 1頭
コー ネ病
(牛
)
患畜
1 戸 、2 頭
Hl1 4
上房 郡
1
Hll 10 12
真庭 郡
日
発 生 場 所
,
年年
坪成11年4月∼平成12年3月)
月用
生剛
発<
数数
戸頭
アカバ ネ病
真症 疑 症
の 区 別
生生
病
名
(畜 種)
発発
○家畜伝染性疾病 (届出伝染病)の 発生
発 生 場 所
,
患畜
日
)
月定
(牛
坪成11年4月∼平成12年3月)
年憾
ヨー ネ病
生病
発<
数数
戸頭
生生
患畜 疑似
の 区 別
病
名
( 畜 種)
発発
○家畜伝染病 (法定伝染病)の 発生
)
真症
27戸 、30夏頁 Hl1 4∼
H123
県 下全城
アイノウイルス感染●
■ (牛)
真症
1 0 戸、 1 0 頭
Hl1 4∼
Hl■ 5
県東 部
サ ルモ ネラ症
(牛
真症
2 戸 、 11頭
Hl1 8、
ネオスポラ症
(1¬
真症
5戸
)
真症
1 ●J、 65711
)
真症
(牛
マ レック病
(鶏
レプ トス ピラ症
(人
)
3戸
5頭
4頭
H123
岡!1 lj、
勝 口I I T
1111 4∼ H123
県西部
Hl1 6
総 社市
H11 9ヽ
H121
総社 市、勝 H翻
'
典 ll■
1 戸 、2 8 頭
lill ll
勝 田部
)
真 ,証
1 ■ 、2 頭
Hll 12
新 tL市
豚繁11 呼吸障■茄:償群 (1家
,
i:
真ソ
1戸 、1.rl Hll 12
勝 │1部
伝 染性 気管 支炎
真症
1,'、 47 1kl
邑 久郡
午伝 染性 鼻気管 炎 (1つ
豚赤痢
(豚
(鶏
)
1112 3 27
お 知 ら せ
﹁I J
△ム︿バ
進
共抜
・
0ジ
選
鋼 一
嶋 瑯 郷 証 岬 獅
岡 第 第 r 岡 頭
︰ 定
催 = 場 予
日m
I 期 ムム 出
◇第56回岡山県畜産共進会の開催
O
いきいき家畜衛生ネット
家畜保健衛生所
職員の紹介
平成 12年度 の家畜保健衛生所及 び家畜病性鑑定所 の
職員 を紹介 しま丸
(*:転入者 ☆ :新規採用者 ①出身地 ② 出身校 ③ コメント)
岡山家畜保健衛生所】
【
後
列 → 高尾 部長 (衛指協)、 河 田 ア ドバ イザ ー (畜産 会) 、池 田技 師、平井技 師
(左 よ り)
中山技 師、綱 島 さ ん
前
列 → 平 円主任 、赤 川防疫 主 幹 、長 吉所 長 、 *大 石次 長 、 吉村 j I 任、別所 主 任
(左 よ り)
左 (上 よ り)山 川 防疫 主幹 、 岡 田主任 、佐 野技 師
0●
● ● 0●
0000●
● ● 00000●
00●
● ● ● ● 0●
● ● 0000000000
井笠家畜保健衛生所】
【
⑩
後
列
(左 よ り)
* 澤 田主任 、児子技 師、西林 さん、坂 田 さん、秦技 師、黒岩技 師
前
列
(左 よ り)
江 円主査 、加藤 防疫 主 幹、 * 池 宗次 長 、小 澤所 長 、大 内防疫 主 幹
牧野 主任
いきいき家畜衛生ネット
高梁家畜保健衛生所】
【
子一
ま労,
ワ │_`
後
列 → 高尾 部長 ( 衛指協 ) 、 * 武 縄 主任 、瀬尾技 師、 * 中 北 技師 、 出石主任
( 左 よ り)
大 岩技 師 、石原 さん
前
列 → * 澤 田主 任 、 * 中 村 防疫 主幹 、 * 辻 次長 、 * 小 福 田 所長 、北 村 防疫 主 幹
( 左よ り)
0●
向石 主任
● 0000000●
● ● 0●
● ● ● ● 00●
● ● ● ● 00●
● ● 0●
● 0000●
●
真庭家畜保健衛生所】
【
後
列
(ノ
] : より)
牧 野 部長 ( 衛指協 ) 、 自石 ア ドバ イザ ー ( 畜産 会) 、 * 西 川 主任
前
列
( 左より)
中塚 主沓 、森 本 防疫 主 幹 、* 酒 丼所長 、 * 森 次 次長 、野 H 防 疫 主 幹
板坂 技 l m 、☆篠 技師 、 西技 師、堀 さ ん
い ざさ
けいすけ
篠
啓 介
①岡山市
②宮崎大学農学部獣医学科
O話 し声が怖 いとよく言われますが、気を付けます。
皆 さんの期待 に応 えられるようがんば りますので、
ろしくお願 い します。
0
いきいき家畜衛生ネット
津山家畜保健衛生所】
【
は した
¨彦
養明
後
列 → 牧野部長 ( 衛指協) 、 ☆橋田技師、片岡技師、 * 金 岡技師、清水技師
( 左よ り)
* 佐 々木技師、森脇技師、 * 大 野技師 、小川 さん
前
列 → 菱川主査、小椋防疫主幹、 * 長 田次長、実成所長、早瀬防疫主幹
( 左よ り)
田原技師、小阪主査
橋 田
● ● ● ● ● ● 00●
● 00●
①京都府京都市 ②酪農学園大学酪農学部獣医学科
③岡山県発展のため、県民の皆さんに貢献できるよう努力
精進いたしますのでご指導の程、宜しくお願い致します。
● 00000●
0●
● ● ● 0●
0000●
● ● ● ● ● ● ● ●
家畜病性鑑定所】
【
後
列 → 多 田専 門研 究員 、妹尾専 門研 究 員、萱原技 師
(左 よ り)
前
列 → 奥 田特 別研 究員 、花 尾所 長 、 *松 本特別企 画 専 門員 、 福 冨特 別研 究員
(左 よ り)
岡山県書産観
●086‐
224‐
2111
3880
岡山家畜保健術生所 ●0867‐24‐
井笠家畜保健衡生所 80866‐848221
高業家畜保腱衛生所 80866222077
⑫
■庭家薔保健衝生所 ●0867-“ 2231
津山家畜保健衝生所 ●0868290040
岡山県家薔病性鑑定所 ●0867243855
岡山県総合●産センター a1867-27-3321
岡山県家●●産物衛生指導協会
●086-2328442