ダウンロード - SpreadRouter-F/R

設置・稼働後の予期せぬ事態を想定されていますか?
IoT/M2Mでは、過酷・劣悪に耐える安定動作・セキュリティ対策が重要
【産業市場への導入実績で培った経験による製品設計・開発】
Linuxプログラミング実装・RS485搭載 3G通信モジュール内蔵ルータ
SpreadRouterシリーズ
ご紹介資料
2014年12月25日
エヌエスティ・グローバリスト株式会社
通信機器部
坂本一輝
はじめに
「SpreadRouterシリーズ」は、あらゆる装置・機器を3G回線網またはWAN網
(フレッツ光など)ネットワークに接続させる小型通信装置です。
近年、通信技術の進化により、幅広いシーンで遠隔監視・制御が求められる中、
「作業の効率アップとメンテナンスコストの抑制」が図れます。
LANポート以外に、非IPデバイス装置の接続用としてRS-4885、RS-232Cイン
タフェースを備えプロトコル変換機能で非IPデバイス装置をネットワークに接続して
データ送受信ができます。
また、遠隔地からのデマンドレスポンス制御(デジタル、アナログ、パルス)を可能
にするI/O拡張ユニット、スマートメータや各種センサーなどに採用されている920
MHz/2.4GHz帯無線ネットワークに対応した無線ユニット、停電時のリカバリ
電源供給元の充電池式バックアップバッテリなどの周辺装置を充実させております。
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製品ラインナップ
【Linuxプログラム実装タイプ
3G通信モジュール内蔵ルータ】
 SpreadRouter-F
:RS485搭載+標準仕様
 SpreadRouter-R
:標準仕様
【SpreadRouter周辺機器】
 SpreadRouter-IO
:I/O拡張ユニット
 SpreadRouter-W
:920MHz/2.4GHzデバイス搭載ユニット
 SpreadRouter-BT
:充電池式バックアップバッテリ
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製品ロードマップ
SpreadRouter-IO
I/O拡張ユニット
RS485
標準仕様
SpreadRouter
SpreadRouter-F
Linux
標準仕様
SpreadRouter-R
試作開発中
920MHz/2.4GHz
SpreadRouter-W
停電対策
SpreadRouter-BT
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SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
製品特長
【特長Ⅰ】
現場を意識して機能強化。安定動作、安心サポート
【特長Ⅱ】
運用範囲の無限に挑戦。拡張性を追求した製品設計
【特長Ⅲ】
高度な処理・機能集約を実現。Linux標準搭載
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SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
拡張性を追求した製品設計
「SpreadRouter」では、あらゆる機器をネットワーク接続させる機能を備えてます。
 各種通信インターフェースを標準装備
 ワイヤレス対応。
オプション製品としてご用意
 RS485、RS232C⇔LANコンバータとしての活用方法
【各種通信インターフェースを標準装備】
RS485やRS232Cを備えられた非IPデバイス機器・装置を、[IPプロトコル変換機能]で3G回線やWAN回線(フ
レッツ光など)の通信インフラを利用してインターネットに接続させる小型通信装置です。
標準装備しているインターフェースは下図の通りです。
また、通信インフラに合わせて3G回線網またはWAN回線網の選択が可能です。
WAN側
コネクタI/F
3G
WAN
LAN
(2ポート)
RS232C
RS485
USB
(HOST)
SpreadRouter-F
○
○
○
○
○
○
SpreadRouter-R
○
○
○
○
×
○
備考
NTTドコモ網
WAN未使用時 :LAN×2ポート
WAN使用時 :LAN×1ポート
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拡張性を追求した製品設計
【ワイヤレス対応。
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
オプション製品としてご用意】
無線ユニットやI/O拡張ユニットなどのオプション製品により、あらゆる機器のネットワーク化が実現
無線ユニット
:920MHzや2.4GHz、WiFi等の無線ネットワーク構築を実現
I/O拡張ユニット
:デジタル、アナログ信号、パルスカウンタを制御
また、ICカードリーダ(FeliCa読み取り)やハンディターミナル(バーコード読み取り)などの市販デバイスを
USB(HOST)インターフェースに適合機器を接続させることでネットワークへの通信が可能になります。
【RS485、RS232C⇔LANコンバータとしての活用方法】
RS485/RS232Cシリアルポートしか持たないデバイス機器を簡単に素早くLAN に接続し、シリアル通信機器を
LAN上に展開することが可能です。
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製品寸法/インターフェース
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
81.0mm
40.2mm
137.0mm
WAN・LAN
LAN
電源
防水3Gアンテナ
USB
(HOST)
RS232C
RS485
リセット
SDメモリ
アース
3Gアンテナ
SIMカード
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SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
製品仕様
SpreadRouter-F
項目
OS
メモリ
WAN側I/F
256MB ※512MB(実装オプション)
バーチャルサーバ(DNAT)
RAM
512MB ※1GB(実装オプション)
3G
RS232Cポート
RS485ポート
IP/Portフィルタリング
通信モジュール
LISA-U200
通信方式
WCDMA/HSPA(NTTドコモ網)
プロトコル変換
データ通信速度
下り:7.2 Mbps/上り:5.7 Mbps
WAN ポート(PPPoE、DHCP、Static)
1ch (LANポート切り替え可能)
DDNSサービス (WarpLink DDNSサービス)
2ch ※10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
IPSec
RJ45
RS232Cポート(コンソール用) RJ45
3Gモデム機能
D-Sub9PIN (オス)
WEB設定画面
1ch ※設定変更にてRS232Cポートへのアプリ使用可能
1ch
USB(ホスト機能対応)
USB TypeA
USB2.0 HighSpeed
SDメモリ
SD Card
1スロット
1ch
デフォルトルーティング
IPsec / PPTP / L2TP Pass-Through
ルータ機能
IPv6 (WAN / LAN ポート)
IPv6 over IPv4 トンネリング
-
スタティックルーティング
Linuxプログラム実装
GREトンネリング
920MHz帯域無線
外付け専用ユニット対応
IP着信機能(ビジネスmopera接続)
2.4GHz帯域無線
外付け専用ユニット対応
SMS着信機能
WiFi
外付け専用ユニット対応
ダイナミックDNS
GPIO
外付け専用ユニット対応
IPSec/PPTPパススルー
自動接続
SNMP
WEB設定画面
セッションキープ
Webブラウザでの各種設定
無通信時間監視
運用管理
WAN側からの設定変更
ダイヤルアップ設定
RS232C機能
RS485機能
通信プロトコル変換
通信プロトコル変換
NTP時刻同期
WAN側プロトコル変換クライアント/サーバモード(TCP/UDP)
LED表示
LAN側プロトコル変換クライアント/サーバモード(TCP/UDP)
アンテナ端子
WAN側プロトコル変換クライアント/サーバモード(TCP/UDP)
LAN側プロトコル変換クライアント/サーバモード(TCP/UDP)
定期リブート機能
マルチブート機能
リモートアップデート機能
POWER×1、Status×3、電波レベル×2、Mobile×1
SMAコネクタ×1
動作時 動作環境
※本体のみ
保存時 自己診断機能
安定動作対策
SpreadRouter-R
FlashROM
LANポート
外付けオプション
SpreadRouter-F
項目
DHCPサービス(サーバ/クライアント)
WAN
コネクタI/F
SpreadRouter-R
Linux Kernel 3.14以降
電源
温度
-20℃~60℃(Ethernet 100BASE-TX使用時)
湿度
10%~90%(結露しないこと)
温度
-20℃~70℃
湿度
10%~90%(結露しないこと)
電源
DC12V ±10%
消費電力 ※USB接続なし
最大 約7.9W
電源断検知機能
形状(W×H×D) ※突起物除く
W81.0mm×D137.0mm×H40.2mm
無通信自動復旧機能
重量 ※本体のみ
約480g
ハードウェア暴走復旧機能
3G回線状態確認機能
リソース監視機能
規制・認証
電波規制
VCCI ClassA
安全基準
各IEC試験準拠
MTBF(推定値)
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178,430h以上
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SpreadRouterネットワーク構成
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SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
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安定動作、安心サポート
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
「SpreadRouter」では、長期間での安定した運用を実現させる機能を備えてます。
 製品に自信があるから長期保証サービス
 障害時への現場に駆けつける無駄な経費抑制
 販売実績で培った経験からの機能搭載
【製品に自信があるから長期保証サービス】
他社3Gルータは1年保守が常識になってます。「SpreadRouter」では3年間無償保守を標準サービスとして
ご提供させて頂きます。それは他ならぬ自信の現れによります。
【障害時への現場に駆けつける無駄な経費抑制】
設置されている場所によっては安易に駆けつけられる場所には限りません。万が一、障害が発生した場合には
現地に行かれるしか障害復旧はできません。その場合、人件費や交通費など不要費用が発生します。
障害率を抑えた設計思考を持ち合わせた機器でなければ、その費用負担は莫大な金額になります。
「安物買いの銭失い」にならないようにご注意ください。
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安定動作、安心サポート
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
【販売実績で培った経験からの機能搭載】
「SpreadRouter」には、以下の特殊機能を備えて安定動作を実現させています。
✔
定期リブート機能:ソフトウェア制御によるルータのオートリブート機能
✔
自己診断機能:ハードウェア監視機能(内部温度監視、内部電圧監視)
✔
マルチブート機能:フラッシュメモリ上に2つのファームウェアを持たせて起動を切り替え
✔ リモートアップデータ機能:遠隔からのファームウェア更新機能
✔
ログ監視機能:遠隔から出力されたSYSLOG取得
✔
電源断検知機能:瞬断が発生時のSYSLOG確認
✔
3G回線リモート状態確認機能:3G電波状況の遠隔確認
[2014年12月提供予定機能]
✔
無通信自動復旧機能:Pingによる通信状態確認機能
✔
ハードウェア暴走復旧機能:ウオッチドッグ機能による暴走時のリブート機能
✔ リソース監視機能:メモリリーク監視機能による空き領域監視、リソース不足時のリブート機能
✔
3G電波状況:電波状況のログ出力機能
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Linux標準搭載
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
「SpreadRouter」では、ルータ機能を超えられるプラスα機能を備えております。
 大容量メモリでオリジナルアプリケーションを実行
 豊富なパッケージで強固なセキュリティの実現
 「ルータ + CPU処理 + ロガー」 ⇒ 1台に機能集約
【大容量メモリでオリジナルアプリケーションを実行】
✔Linuxカーネル3.14系を採用
⇒Linuxカーネル2.6系と比較して処理パフォーマンス向上、安定性アップ
また、 2.6.系は古すぎてmainlineでメンテナンスされていない
✔ベースOSはUbuntu系
⇒豊富なパッケージ追加も可能である上、PC用で開発したプログラム移植が簡単
apt-get 一発で豊富なアプリケーションが導入できるため優位
脆弱性が発生した時でもGoogle検索で最もヒットしやすいためトラブルシューティングが楽
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Linux標準搭載
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
【豊富なパッケージで強固なセキュリティの実現】
様々なデバイス(装置、計測器など)がインターネットにつながるIoT/M2Mでは IT環境は大きな変化を迎えてお
り、デバイス単体でセキュリテイ対策は施せません。インターネトを利用するデバイスを保護させるため接続ポ
イントであるルータ[SpreadRouter]でブロックします。
✔アクセスブロック(SSHによる暗号化)
✔開発者向けの専用サイトで随時最新版を公開
✔ファームウェアのバージョンアップ機能
[セキュリティによる障害報告]
例としてインターネットに接続できる防犯カメラとベビーモニターを製造している米TRENDnetの事件
TRENDnetは安全性をアピールして製品を販売したが、実際はカメラ9 件のIPアドレスさえわかれば、オンラインでカメラ9 件の映像を自由に閲覧、音
声を聞ける状態だったという。2012年1月にあるブロガーがこの欠陥を公表したところ、700台近いカメラのライブ映像のリンクが公開されたとい
う。
インターネットに接続しているデバイスを検索できるエンジン「SHODAN」も紹介した。SHODANは防犯カメラに加え、ビルの暖房制御システム、水
処理プラント、自動車、信号、胎児の心音モニター、発電所の制御系などを検索できるという。SHODANで「攻撃者は脆弱性の存在をつかんでいるデ
バイスを容易に発見できるようになる」と警告した。
【「ルータ + CPU処理 + ロガー」 ⇒ 1台に機能集約】
これまで[3Gルータ]+[CPUユニット]+[ロガー機能]など独立して構成されていたが、それぞれの機能
全てを備えることにより、スペースやケーブルを最小限に抑え、省電力、コストダウンの効果が得られます。
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SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
ユーザープログラム概要
システム
ファームウェア
標準ルータ機能
追加ユーザプログラム
、ライブラリ等
Embedded Linux OS
 通常システムファームウェアだけでも動作が可能です
 システムファームウェアはLinuxOSと標準ルーター機能を備えています。
 3GやLAN、RS232C/RS485プロトコル変換機能、Web設定画面を標準実装してま
す。
 追加ユーザープログラムは、システムファームウェアに加えられます
 追加したユーザープログラムは、システムファームウェアと一緒に動作するため、
ルーター機能を活かしつつ、独自のプログラムを実装することが可能になります。
※開発方法によってはカーネル構築からカスタマイズする事も可能です。
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SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
ユーザープログラムエリア
【ユーザープログラムが配置可能な領域】
豊富な資源を利用する事ができます。
ROM
RAM
システムファームウェアの使用領域は約230MBあります。
ユーザー使用可能領域として、約24MB使用可能です。
使用領域を増やしたい場合には、SDカードの利用サイズ拡張。
RAMはシステムファームウェア、ユーザー使用領域の区別なく
豊富なRAMエリアを使用可能です。
【他社 Linux搭載機器】 ROM:128MB/RAM:256MB
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開発環境とプログラム作成
SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
1)開発環境はクロス開発環境にて開発を行います。
ホストPCはUbuntuを使用
2)ホストPC上でクロス開発環境のインストールを行います。
ARM用のクロス開発用パッケージをセットアップ→gcc-arm-linux-gnueabihfをインストール
ホストPC上でARMバイナリを実行するエミュレータのセットアップ(QEMU)→qemu-user-staticをインストール
3)カーネルデータはGitlabからダウンロード可能
カーネル取得、ファームウェアに必要なパッケージをセットアップ→git/u-boot-tools/squashfs-tools をインストール
4)カーネルのビルドを行う
5)オリジナルプログラムを作成する
オリジナルプログラムを作成したら、カーネルに加え書込み用ファームウェアを作成する
6)作成したファームウェアを本体にアップロードし更新実施
SDカードにファームウェアをセットし、アップデートを実行
ネットワーク経由でもアップデート可能
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SpreadRouter-F
SpreadRouter-R
外観寸法
【取付金具寸法】
【本体寸法】
【取付金具】
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SpreadRouter-IO
SpreadRouter-I/O
機器・装置の稼働状況「見える化」および異常監視
+
遠隔地から機動的な抑制制御を実現
抑制指示・制御
Linuxプログラム実装・大容量メモリ
監視センターとの通信障害時は
SpreadRoute単独制御で問題回避
3G回線
または
WAN
状態監視
デジタル出力
19ch
開閉器
RS485:1ch
RS232C:1ch
LAN:2ch
デジタル入力
22ch
開閉器
動作制御
パワコン
監視データ・異常通知
蓄電池
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SpreadRouter-BT
SpreadRouter-BT
【遠隔地での電源状態監視 】
1.主電源装置からの供給が途絶える [従来 ⇒ 装置データが送出できない]
2.充電池式バックアップバッテリから電源供給に切り替え
3.監視センターに電源供給停止や低電圧状態を通知(閾値設定)
充電池式バックアップバッテリから通知データを送出(USB)
電圧低下
2系統に電源供給
バッテリ
稼働データ送出
3G回線
筐体内蔵
USBまたはLAN
電源供給元
切り替え
充電式電池[エネループ]
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電圧状態
通知
confidential