運用報告 - SBI証券

平成27年1月19日
SBI ボンド&プライベート・エクイティ・ファンドⅢ
<愛称>SBI
未公開株組入ファンドⅢ
月次運用報告書〔平成26年12月〕
クラス
元本成長型
分 配 型
合
計
1口当たり純資産価格
(月末)
6,608円
6,412円
前月末比
+51円
+49円
純資産総額
(月末)
2,834百万円
567百万円
3,401百万円
月次
騰落率
+0.78%
+0.77%
設定来
騰落率
▲33.92%
▲32.88%
(※分配型の分配金累計額は、1口当たり300円です。)
設定来の1口当たり純資産価格の推移
(単位:円)
11,000
10,000
9,000
8,000
7,000
元本成長型
分配型(分配後)
6,000
5,000
資産配分 (時価ベース)
未公開
株式等
38.8%
通貨配分
上場株式
2.6%
現金等
13.4%
円
45.7%
米国債券等
45.2%
米ドル
54.3%
※四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
- 1 -
ファンドの概況
ファンドの2014年12月末の純資産総額は約34億1百万円で、前月末比約27百万円の減少となりました。
1口当たり純資産価格(NAV)については、元本成長型が+0.78%、分配型が+0.77 % 上昇しました。
12月末時点の時価ベースでの資産配分は、米国債券等45.2%、未公開株式等38.8%、上場株式2.6%、
現金等13.4%となっています。
1. 投資環境
■ 日本
12月の株式市場は、原油価格下落による企業業績改善期待や円安進行、衆院選での与党勝利を見込んだ
政策期待を背景に、上旬は上昇基調となりました。中旬は、原油安による産油国経済の悪化懸念から世界的
に株安が広がると下げに転じ、ギリシャの政治不安も相俟って大きく下落しました。更に、衆院選で与党が大勝
したものの事前予想通りだったことから利益確定売りが広がりました。しかし、下旬には、米連邦公開市場委員
会(FOMC)後に発表された声明が、米国景気に配慮した内容と受け止められ米株高となると、国内株式市場
も急反発しました。月末にかけては、エボラ出血熱に関する報道を受けた警戒感に加え、ギリシャ政局など外
部環境悪化への懸念も再燃し、下落して月末を迎えました。
業種別では、鉱業、石油・石炭製品、保険業などが上昇する一方で、情報・通信業、その他金融業、食料
品などが下落しました。
指数の動きは、日経平均株価▲0.1%、TOPIX▲0.2%、日経ジャスダック平均株価+0.2%、
東証マザーズ指数▲5.2%となりました。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
- 2 -
未公開株式運用部分
<直接投資>
(株式)
銘柄名
SBI バイオテック
SBI トランスサイエンス
アリジェン製薬
合
計
株数
時価単価
4,875
87
4,285
200,000
395,942
1
時価金額
(円)
975,000,000
34,446,954
4,285
1,009,451,239
組入比率
(時価ベース)
28.67%
1.01%
0.00%
29.68%
時価金額
(円)
310,445,912
1,300
310,447,212
組入比率
(時価ベース)
9.13%
0.00%
9.13%
時価金額
(円)
14,295,000
14,295,000
組入比率
(時価ベース)
0.42%
0.42%
<私募投信経由の投資>
銘柄名
SBIバイオテック
アリジェン製薬
合
株数
時価単価
2,366
1,300
131,211.29
1
計
<私募投信経由の上場株投資(未公開企業が上場した銘柄)>
銘柄名
タケエイ(2151)
合
株数
時価単価
15,000
計
953
運用状況
当月は未公開株式の売買はありませんでした。
ご参考:未公開企業の概要については、各会社のウェブサイトをご参照ください。
銘柄名
SBI バイオテック
ウェブサイトアドレス
http://www.sbibiotech.jp /
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
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2. 上場株式運用部分
(1) 上場銘柄一覧
<国内上場>
銘柄
銘柄名
コード
7779
CYBERDYNE
7,000
時価金額
(円)
21,840,000
組入比率
(時価ベース)
0.64%
1,000
2,078,000
0.06%
900
1,944,900
0.06%
株数
9090
丸和運輸機関
4979
OATアグリオ
6097
日本ビューホテル
2,900
4,002,000
0.12%
3196
ホットランド
1,000
2,912,000
0.09%
6099
エラン
100
234,600
0.01%
6027
弁護士ドットコム
200
535,000
0.02%
7816
スノーピーク
500
2,005,000
0.06%
3900
クラウドワークス
1,100
1,334,300
0.04%
6029
アトラ
200
148,000
0.00%
2883
大冷
1,200
2,148,000
0.06%
3903
Gumi Inc
13,100
34,898,400
1.03%
6030
アドベンチャー
200
767,000
0.02%
3221
ヨシックス
100
280,200
0.01%
75,127,400
2.21%
合
計
(2) 運用状況
当月の上場株式運用部分は、IPO19銘柄62百万円を購入し、11銘柄13百万円を売却しました。
12月末の組入比率は前月末比+1.1%の2.6%となりました。
※ 組入比率には「2.未公開株式運用部分」<私募投信経由の上場株投資(未公開企業が上場した銘柄)>が
含まれております。
(3) 投資方針
新年のスタートにあたり今年1年を展望すると、外部環境に不安材料はあるものの、国内株式市場では新し
い動きに期待が持てます。まずは、ROEを意識した企業経営への変化で、資本効率向上を意図した自社株買
いの増加など株主還元の強化も期待されます。また、先の衆院選で与党が大勝したことから、成長戦略に推進
力が加わると予想され、中でも岩盤規制の改革遂行に注目していきたいと思います。海外については、米国で
は堅調な経済が続いており、今年は利上げ開始が予想されています。一方、欧州では量的緩和は時間の問題
とみられています。また、ギリシャ政局や、原油安による産油国の経済動向などが懸念材料として台頭してきて
います。新興国では米利上げへの警戒感から弱含みの展開になる可能性があります。
そのため、上場株式は、IPO銘柄の売買を中心に行います。
12月は56百万円の資金流出となりました。未公開株式については、基本的に新規組み入れは行いません。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
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4. 米国債券部分
<組入上位5銘柄>
銘柄名
シリーズ
クラス
クーポン
償還日
セクター
組入比率
格付け
1
FFCB
0.210%
2017/02/27
米政府機関債
3.53%
AGY
2
FHLB
5.770%
2018/03/23
モーゲージ債券
2.38%
AGY
3
FHLB
5.070%
2015/10/20
モーゲージ債券
1.83%
AGY
4
ジニーメイ
5
フレディマック
2004-88
PC
5.500%
2033/10/20
モーゲージ債券
1.53%
AGY
3291
BY
4.500%
2022/03/15
モーゲージ債券
1.47%
AGY
●AGY = 政府系金融機関債と同等の格付けクラス
ベンチマーク比較
セクター別構成
ファンド
ベンチマーク
デュレーション(年)
1.09 年
1.00 年
利回り(%)
0.90%
0.27%
為替ヘッジ比率
0.0%
0.0%
* ベンチマークは シティグループ米国国債1年インデックス(米ドルベース)
* ジニーメイ(GNMA)は政府住宅抵当金庫、ファニーメイ(FNMA)は連邦住宅抵当公庫、フレディマック(FHLMC)は連邦住
宅金融抵当公庫、FHLBは連邦住宅貸付銀行、FFCBは連邦農業信用銀行です。いずれの金融機関もGSE(政府系金融
機関)と言われ、政府機関債と呼ばれる債券とモーゲージ債と呼ばれる住宅ローン担保債券を発行しています。ジニーメイは
米国政府が債務を保証しています。また、ファニーメイおよびフレディマックは2008年9月22日より、米財務省の管理下に
置かれており、発行するモーゲージ債には実質政府保証があります。
* MBSは不動産担保証券を示しています。
* デュレーションは、金利がある一定の割合で変動した場合、債券価格がどの程度変化するかを示す指標です。この数値が
大きいほど、金利変動に対する債券価格の変動率が大きくなります。
* 債券運用部分のデータおよびコメントは、債券運用マネジャーであるM.D.サスの資料をもとに作成しています。そのため、
月末の約定タイミング等の問題で、保有銘柄、比率等が、事務管理会社のものと異なる場合があります。
* 組み入れ債券上位銘柄の組入比率は、ファンド全体に対する比率です。それ以外の数値は債券運用部分に対する値となっ
ています。
* 為替ヘッジ用に確保してある現金を除いて開示しています。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
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(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
- 5 -
(1)
米国債券市場概況
2014年10月及び11月の直近2カ月間は世界各国の成長率格差や原油価格急落を巡る懸念が米国債券
市場の重しとなり米金利が低下しましたが(債券価格は上昇)、当月(12月)は利上げ観測により米金利が上
昇しました(債券価格は下落)。2014年12月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、イエレン米連
邦準備理事会(FRB)議長が利上げ開始の基準に関しては変更がない旨を強調するとともに、低金利政策を
「相当な期間」維持するとの文言を、利上げ開始まで「辛抱強く」待つと置き換えることにより、委員会はフォワ
ードガイダンスを変更しました。また、当月のFOMC会合後に公表された声明では、今回のフォワードガイダン
スにおける文言の変更は、(インフレ率の予測が2%の長期目標を下回り続け、長期的なインフレ期待も十分
に抑制されたままであるならば、資産購入が2014年10月に終了した後も、ゼロから0.25%としているフェデ
ラルファンド金利の目標誘導レンジを相当な期間維持することが適切になるとした)「前回の声明と合致する」と
明確に述べられました。重要なことは、FOMC声明では、委員会は保有する政府機関債と米政府機関モーゲ
ージ債(MBS)の「償還元本をMBSに再投資し、米国国債の償還金を新発債に再投資する既存の政策」を維
持すると強調されています。それはつまり(逆説的にいうと)、FRBによるMBSの償還元本への再投資の終了
は、MBSの償還資金の流出を通じて、FRBの約1.7兆ドルに上るMBSポートフォリオを減少させる手段にな
るということを示唆しています。
2014年11月の月次コメントで述べたように、直近の原油相場の下落やドル高基調は、インフレ期待を弱め、
FRBの年2%のインフレ目標に向けた米経済の進展を阻害する可能性があります。12月のFOMC会合では、
インフレ率が長期的な目標を下回っているのは、「エネルギー価格下落の影響が一因」であり、「米労働市場が
さらに改善し、エネルギー価格下落による一時的な影響やその他の要因が消えれば、インフレ率は徐々に2%
に向かって上昇すると予測する」との見方が示されました。委員会は長期間に及ぶインフレ率の低下見通しに
ついてはそれ程懸念を示さなかったため、当月は中期的な政策金利の正常化を反映して米金利が上昇しまし
た(債券価格は下落)。
当期間中、英大手銀行バークレイズが算出する米国投資適格債券指数の相対収益は、▲0.41%となった
一方、MBS指数の相対収益は、+0.05%となりました。
当月の米国国債市場における各年限の利回りの変化、各債券クラスの絶対収益と相対収益は下表のよ
うになりました。
2014年12月の米国国債市場における利回りの変化
期間
11月末(%)
12月末(%)
変動幅(%)
3カ月
0.01
0.04
+0.03
6カ月
2年
3年
5年
0.07
0.47
0.85
1.48
0.12
0.67
1.07
1.65
+0.05
+0.20
+0.22
+0.17
10年
2.17
2.17
+0.00
30年
2.89
2.75
▲0.14
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
- 6 -
同等平均残存期間の米国国債との収益比較
資産クラス
絶対収益(%)
相対収益(%)
平均残存期間(年)
米国国債
+0.14
-
5.6
米政府機関債券
▲0.36
▲0.34
4.2
投資適格債券
+0.01
▲0.41
7.1
米政府機関モーゲージ債券
+0.15
+0.05
4.3
(1) 運用状況および実績
◆ 債券運用部分
2014年12月の当債券運用部分のドル建ての収益率は月間で▲0.07%となり、シティグループ米国
国債1年物インデックスの収益率▲0.0685%や、1年物のLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の総収益率
▲0.01%を下回りました。12月末時点では、シティグループ米国国債1年物インデックスの利回り
+0.27%、1年物のLIBORの利回り+0.63%に対し、当債券運用部分のポートフォリオの利回りは
+0.90%となっています。各セクター別の構成比は円グラフの通り、83.2%を短期の米政府機関MBS等
に投資し、残りの16.8%を現金で保有しています。
◆ 為替ヘッジ部分
債券運用部分の為替ヘッジの考え方は、基本的には常時ヘッジは行わず、今後の見通しにより機動的に
為替ヘッジを行う方針です。
ドル/円は118円台半ばから始まった後、上旬は、米格付け会社が日本国債を格下げする一方、米国で堅
調な経済指標を背景に早期利上げ観測が高まるなど、円売り・ドル買いの動きが強まり、122円に迫る水準まで
円安が進みました。中旬になると、原油安を受けたロシアルーブルの急落、中国経済やギリシャ情勢の先行き不
透明感などからリスク回避を目的とした円買いに転じ、急速に円高が進みました。下旬は、FOMC後に為替市場
でドル高に転じると、円は大きく下落しました。月末にかけては、ギリシャの政局懸念から円高となり、119円台
半ばで月末を迎えました。
ユーロ/円は、147円台後半から始まった後、月初の欧州中央銀行(ECB)理事会を受け早期の追加金
融緩和観測が後退し、ユーロは買戻されました。しかし、欧州の景気減速を受けた根強いユーロ先安観から、
円買い・ユーロ売りに転じました。更に、原油安による産油国経済の悪化懸念などを背景にリスク回避の動き
から円が買われ、円高・ユーロ安基調が続きました。月末にかけては、ギリシャ大統領選の難航からギリシャ
政局の不安が再燃されユーロが一段と下落し、145円台前半で月末を迎えました。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
- 7 -
(2) 運用方針と市場見通し
◆ 債券運用部分
世界的な景気回復の弱さの兆候として国際原油価格が下落基調で推移しているにもかかわらず、12月の
FOMC声明は、FRBの金融政策見通しがほぼ据え置かれたことを示しています。金融政策はあらかじめ定め
られた道筋を辿るわけではなく、今後発表される米経済指標次第であるとFOMCで強調されたことを考慮する
と、金融市場の変動率の高さは、高格付けの短期債券へ投資する当債券運用部分のリスク/リターンの側面
に引き続き好ましい影響を与えるでしょう。
◆ 為替ヘッジ部分
為替については、引き続きヘッジは行わない予定でおります。
※米国債券部分につきましては、運用を行っている M.D.サスからのコメントを SBI ファンドマネジメントカンパニ
ーエスエーにて和訳・編集し記載しております。
本資料は、ファンドの運用状況等を開示することを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありま
せん。本資料は、信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。ま
た、将来予告なく変更されることがあります。本資料中の運用実績に関するグラフ、数値等は過去のものであり、今後の運用成果
や市場環境等を保証するものではありません。投資信託は、株式等値動きのある証券に投資しますので、1 口当たり純資産価格
は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。投資信託の運用による損益はすべて受益者の皆様に帰
属します。
管理会社 SBI ファンドマネジメントカンパニーエスエー
(SBI Fund Management Company S.A.)
所在地
ルクセンブルグ大公国 ルクセンブルグ L-2520 アレ・シャファー5
(5,Allee Scheffer, L-2520 Luxembourg, Grand Duchy of Luxembourg)
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