盛岡の魅力を映像で表現 CM大賞で2年連続入賞

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1月15日号(No.1401)
たかゆき
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みち お
●ふるさと
大賞
㈱岩手朝日テレビが主催する、年に一度の
自治体コマーシャルのコンテスト。県内の
参加自治体が 秒間で街の魅力をアピール。
受賞作品は各賞に決められた回数分、岩手
朝日テレビで放映される。
C
M
カムヒアモリオカ
1度食べれば、クセになる
かりまち
借街委員会(菅野孝行代表)は、市が公
募したふるさと
大賞の共同制作者とし
て、3年連続で制作を担当。平成 年には
大賞を、 年には銀賞を受賞し、県内外へ
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R
の盛岡の
に貢献しました。
「借街委員会」という名前には「盛岡の
良さを壊すことなく、盛岡らしさにこだわ
りながら、大切なこの街を借りているとい
う謙虚な気持ちで活動していきたい」とい
う思いが込められています。東京で音楽活
動をしていた小林道夫さん・ゆうこさん夫
妻が東日本大震災後、道夫さんのふるさと
である岩手に戻る際、高校の同級生だった
菅野さんに声を掛けたことで活動が始まり
ました。
年に作成した最初の作品はまさに、道
夫さんが盛岡に帰ってきたときの思いを描
写したもの。記憶の中にずっと残っていた
懐かしい景色を静止画で切り取りました。
翌年は映画が盛んな盛岡らしく、ホラー映
画「オーメン」のパロディで盛岡冷麺のお
いしさを、 年は盛岡に住む人のやさしさ
を映像にし、さまざまな角度から盛岡の魅
力を表現してきました。道夫さんは「ふる
さとから長年離れて帰ってきた自分と、大
学時代以外は盛岡にいる菅野君、福島県出
身の妻で、盛岡に対する感じ方がそれぞれ
違う。それが面白いし、新たな発見があ
る」と語ります。岩手を拠点に全国で音楽
活動を行うゆうこさんは「盛岡は程よく都
会で住みやすく、人も本当に温かい。住ん
でいる人には、すてきな街だという誇りを
もっと持ってほしい」とほほ笑みます。
各作品を作る上で関わった人たちもまた、
制作と
共感してメンバーに。今後は、
いう形にこだわらず、ふるさとに貢献して
いきたいという3人は「これまでできた人
とのつながりを大切に、今後も共感してく
れる人が集まって、『盛岡』にこだわって、
発掘して、凝縮して、楽しく一緒に新しい
街をつくっていく。そんな活動をしていき
たい」と、笑顔を見せました。
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やさしい街、盛岡市
パチパチ
「ナイスキャッチ」
祖父にだんごを届けに… 空を飛ぶ盛岡だんご
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ア
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2015
広報
25年と26年の作品は、市公式ホームページの「動画チャンネル」で見ること
ができます。
トップページ「広報もりおか」→広報もりおかオンライン「動画チャンネル」
帰ってきたいまち 私のふるさともりおか
★ 平成24年「帰ってきたいまち 私のふるさともりおか」
ン
(大賞受賞)
★ 平成25年「COME HERE MORIOKA ~0(レイ)M EN編」
カ
盛岡の魅力を映像で表現
C M 大賞で2年連続入賞
か り ま ち
借街委員会
【写真左から】
小林ゆうこさん ジャズシンガー
(ナレーションなど)
菅野孝行さん 和菓子職人(監督・撮影)
たかゆき
小林道夫さん ギタリスト
みち お
(編集・ナレーションなど)
★ 平成26年「やさしい街、盛岡市」
(銀賞受賞)