北洋新聞

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
第422号
平成27年1月6日(火)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
売上不振の約30店舗を閉鎖する方針の西友だが、札幌
市内9店舗のうち、閉店候補3店舗が明らかになった。
北海道リアルエコノミーが、不動産企業がまとめた資料
として報じた。
報道によると、道内店舗の閉鎖・売却は「元町北二十
四条店」、「旭ヶ丘店」、「西町店」の3店舗とされて
いる。不動産外資大手のラサールインベストマネージメ
ントの日本法人がリストを作成し、不採算店舗の売却先
を探しているという。
現時点で、西友からの正式発表はないが、水面下で閉
店に向けた動きが進んでいると見られる。ただし、時期
などの詳しい情報は明らかにされていないことから、売
却先や後継テナントが見つからるまで営業を続ける可能
性もありそうだ。
旭ヶ丘店周辺は、啓明中学区内で、教育熱心なファミ
リーが集まる人口増加エリア。それでも、昨年は、「ロ
イヤルホスト旭ヶ丘店」や「すしおんど旭ヶ丘店」が閉
店するなど、商圏としての魅力が低下しつつある。「マ
ルヤマクラス」開店の影響もあったようだ。
閉鎖候補の3店舗のうち、近隣に競合店が少ないのが、
元町北二十四条店。後継テナントが食品スーパーでなけ
れば、地域住民が「買い物難民」に陥る可能性もある。
不動産を選ぶ際には、徒歩圏に食品スーパーが2店舗以
上ある立地を重視すべきだろう。
外資系不動産情報
西友の閉店候補
|経済
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平成27年1月6日(火)
北洋新聞
サツドラ売上急落
3ヶ月ぶりマイナス
サッポロドラッグストアー発表した12月の月次営業速報(毎月
15日締め)によると、既存店売上高は前年同月比2.4%減。2ヶ
月ぶりにマイナスに転じた。
日用品の買いだめには限界があることから、「増税の影響は一
時的」との予想が有力で、増税から半年もマイナスが続いたこと
は想定外だったものの、10月以降は増税不況から脱したと見られ
ていた。
しかも、安倍政権が消費再増税延期を表明し、消費マインドが
好転すると期待されていただけに、増税以外の構造的な要素も指
摘されている。
一方、ツルハの既存店売上高は同1.3%増で、2ヶ月連続でプ
ラス。プラス幅を拡大したことから、増税不況から脱したと見ら
れる。消費者がサツドラからツルハへ流れている可能性もあり、
1月の消費動向が注目される。
沖縄県知事
カジノ見送り
カジノ誘致を検討していた沖縄県は、誘致を見送る方針を固め
た。読売新聞の報道でわかった。
昨年12月に就任した翁長雄志知事がカジノ導入に反対しており、
方針を転換したようだ。カジノ候補地は、東京と大阪、沖縄の3ヶ 下で始まると見られる。大阪に次ぐ候補として、横浜、北海道、
所が有力視されていた。しかし、舛添要一東京都知事が誘致に消 宮崎、長崎などが比較されそうだ。
極的な上、沖縄県も見送る方向。大阪が最初の候補地となりそう
だ。
道内では、苫小牧、小樽、釧路、留寿都が誘致に名乗りを上げ
ているが、知事選を前に高橋はるみ知事は、都市を絞ることに消
カジノを解禁する法案が審議される際には、候補地選びが水面 極的との指摘もある。
|不動産
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平成27年1月6日(火)
北洋新聞
「駅まで徒歩10分大通まで乗車10
分」の物件を探したものの見つから
ない場合、どのように妥協すべきだ
ろうか?
「駅まで徒歩10分大通まで乗車20
分」のエリアで見つかれば、通勤時
間が長くなるものの「歩いている時
間」では妥協していないことになる。
逆に、「駅まで徒歩20分乗車10分」
のメリットは、終電が過ぎた場合の
タクシー代が安いことぐらいだろう。 ススメだ。
また、駅まで20分歩くのは大変なの
で、自転車で移動するか、奥様(あ
一方、その駅を利用するからでは
るいはご主人)に送ってもらうほう なく、学区や環境で選んでいたので
が現実的かもしれない。
あれば、他の駅近くで探すことはで
きないだろうから、「立地」以外の
駅前に駐車場を借りて利用する方 ポイントを妥協することを提案した
法もあるが、2台目のマイカー購入 い。
も必要なら、その費用を不動産購入
に充当すれば立地で妥協する必要が
例えば築年数だ。立地で妥協する
なくなるはずだ。やはり、立地で妥 と通勤時間が長くなるし、「狭い物
協するなら駅まで歩けるエリアがオ 件は収納に困る」というデメリット
があるが、古い物件に住んでも生活
上困ることはないはずだ。
もちろん、入居前に設備点検やリ
フォームが必要になるが、その費用
を含めても予算内なら「買い」だろ
う。希望エリアに住めないストレス
は、毎日のことなので、家庭内がギ
クシャクすることもある。物件探し
で重要なことは、「立地で妥協しな
い」ことなのだ。
妥協のポイント
駅近物件に代わる
希望物件の探し方
|娯楽
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平成27年1月6日(火)
北洋新聞
紅白歌合戦の司会、「TOKIO×嵐」、「福嵐2015」な
どの大型特番の出演が相次ぎ、中でもバラエティ番組
への単独出演が目立った二宮和也が22番組出演で第1
位となり、嵐がトップ3を独占。メンバー全てが8位
以内にランクインした。
前年のワンツーであったバナナマンの2人は、紅白
歌合戦の応援キャラクターになるなど今回も引っ張り
だこで20番組出演の第4位。昨年芸能活動を本格的に
再開したヒロミも毒舌キャラ復活で17番組出演とトッ
プ10入りをしている。
また昨年ブレイクしたお笑いタレントでは、流行語
大賞の日本エレキテル連合が前年2番組から14番組へ、
「もしかしてだけど~」で人気のどぶろっくが前年4番
組から13番組へと大躍進をしている。バラエティ番組
へ進出し人気を集めるDJ KOOは59位にランクインして
いる。
単独出演目立つ
エム・データは「2014年~2015年の年末年始のTV番
組出演者ランキング」を発表した。2014年12月29日
(月)から2015年1月4日(日)迄に放送された東京
キー局全テレビ番組に出演した人物を対象とし、出演
した番組数を算出しランキングしたもの。