ポジテ ィブ リス ト制度が導入され ました ノ 平成 1 8 年5 月2 9 日か らポジテ イプ リス ト制度が導入 され、食品中へ の農薬、飼料添加物、 動物用医薬品 の残留 に対す る規制 の範囲が広が りました。 ヽ 生産者 の皆様には、 より安全で安′ と な畜産物 を生産するために、次 のことを参 考 に動物 用医薬品等 を適正に使用するようお願 い します。 ∼ 動 物 用 医薬 品 の 使 用 につ い て ∼ ○使用基準 (対象動物 ・用法 ・用量 ・休薬期間等)を 守 り、適正に使用 しま しょう ′ ポジテ イブリス ト制度の導 入により、 い ままでの使用基準が変更 され、使用禁止期間 (休薬期間)が 延長 された ものが あ ります。動物用医薬品に添付 されてい る説明書 を再 度 よ く確認 してか ら使用 しましょう。 ○動物用医薬品を投与 した個体 がわかるよう表示を しま しょう ′ 群を把握 し、家畜や生産物 の取 り扱 い などに ○動物用医薬品の使用記録を作成 し、保管を しま しょう ′ 使用記録 は動物用医薬品の適正使用 の再確認にな り、万 一事故 が起 こった場合 にも、 使用基準 を遵守 していたことの証明 にな ります。 酪 農 で は、 「酪 農 チ ェ ック シー トJ へ の 動 物 用医薬 品等 の 使用 l 養者で も、安全 な畜産物 を 記録 が始 まって い ます。酪農以外 の l ■ 作 るため、記録 の 作 成、保 管 を習慣 に しま しょう。 0 いきいき家畜衛生ネット ∼ 飼料等の使用 に当たつて ∼ 〇飼料は必ず表示票を確認 しましょう ′ 飼料等 を購入するときは、表示票が添付 されて い ることを確認 して下 さい。 バ ル ク 車 や トラ ンスバ ックによ り購入する場合には、運送者か ら表示票 を受け取 りましょう。 の保存 は衛生 管理 に注意 し、殺虫剤の飛散等 による汚染がない ように保 また、fll料 存 しましょう。 ○飼料を給与するとき│よ 対象家畜や使用時期を守 りましょう ′ 表示票 にはその飼料 を使用 してよい家畜 の種類や家畜 の生 育段 階、使用 しては い け ない期間が記載 されてい ます。表示票 を再度よく確認 してか ら、使用 しましょう。 ○抗菌性飼料添カロ 物 の使用 には注意 しま しょう ′ 7t育段 階や添加 して 抗 菌性fll料 添加物 は、添加 した飼料 を 与えて良 い家畜 の種類、 よい量等が きめ細か く定 め られて い ます。 また、抗菌性飼料添加物 を含む飼料 を製造 する場合は、 自家配合であっても届出が必要です。 (窓日は管轄県民局、支 局) ○牧草などへの晨薬散布記録 をつけま しょう ′ あ らか じめ使用す る農薬 とその使用方法を決 めてお き、それを基 に適正 に農薬 を使 用 し、使用状況 を記録 してい きましょう。 ○飼料の使用記録を付け、保管 しておきま しょう ′ 動物用医薬品の使用記録 と同様 に、万 ‐ 事故 が起 こった場合、飼料等 の適正使用に ついて示せ るよう、使用 を記録 し、大切 に保管 して置 くことが重要です。 使用記録事項 (1)使 用 した年月日 (2)使 用 した場所 (3)使 用 した家畜 等 の種 類 (4)名 称 (5)使 用量 (6)購 入 した年月 日及 び購入先 の氏名又 は名称 農林 水 産 省動 物 用 医薬 品検 杏 所 ホ ー ム ベ ー ジ (httpノ/www nvalgOlp) に最新 の 動 物用 医薬 品等 の 情報 が 掲 載 されて い ます。 今回、休 薬期 間が 変 更にな った 動物 月l医薬 品 の 覧 な ど もあ ります ので、 ぜ ひ、 ご確 認 くだ さい。 ( 井笠家畜保健衛生所 ) ( 岡 山家畜保健 衛 / 1 所) 0 いきいき家畜衛 生ネット 衛 生 情 報 暑熱対策について ∼ 牛 ∼ 今年 は 早 い 時 期 か ら暑 い 日が続 いて い ます .ご 存 じの とお り、 厳 しい 暑 さは=L量 乳 質 を著 し くllt下させ 、繁殖性 の llt下や疾 病 を招 くな ど、41産 性 に大 きな影響 を与 え ます。 夏 は 1=乳 の 需 要 期 で もあ ります 。 牛 が 少 しで も快 適 に夏 を過 ごす こ とが で きる よ う、 暑熱対 策 の ポ イ ン トを い くつ かあげてみ ま した ので 参 考 に して 下さい 。 く暑 熱対策 のポイ ン ト> 1 換 気 を しま しよう ′ 開放 部 を多 く と り、 lli風機 、換 気 扇 な どを利 用 し、畜 合内 の 通 気 を よ くして、 体 感 温 度 を低 下させ ます。 扇風 機 の 風速 は 毎秒 22メ ー トル 程 度が よ い と言われ てお り、 今 頭 に風が 行 き渡 る よう配 置 を工夫す る こ と も必 要 です。 放 牧 家 畜 で は、気 温 の上 昇 の 著 しい H中 は、庇 陰林 の あ る牧 区 に放 牧 し、不 可 能 な Ilもし くは早朝 に放牧す る ように します。 場 合 は夜 「 2 飼料 の給与方 法 に気 をつけ ましよう ′ 1日 の fll料給 与量 の 害1合 を昼 間 は少 な く、夜 間 に多 くす る と採 食量 の 低 ドを防 ぐこ とがで きます。 また、新鮮 な水が いつ で も十分 に飲 め る よ うにす るこ とが人事 で す。 粗 飼 料 を細 断す る と ルー メ ン内発酵 の ス ピー ドが 短時 間です み 、体温 の上 昇 を防 ぐ l料の こ とが で き ます 。 また、質 の 劣 るlll飼料 は ルー メ ン内 で の 発酵 熱 が 高 いの で 、│● 質に注 意が必 要 です。 暑熱 時 は ミネラ ルの 要 求 量 が増 え るので 、通常 の10%程 度増 給 す る とよ い と言 われ て い ます。 3 過密飼 養 を避 け、 ス トレスを軽減 しま しよう ′ 密 飼 い を避 け る、 糞尿 を早 め に取 り除 く、敷 き料 を早 め に交換 す るな ど、 ス トレ ス を最小 限 に抑 え ま しょう。 4 畜舎 の環境 改善を図 りまし よう ′ 飼槽 や水槽 に 残 った飼 料 は変 敗 しや す い ので 、 こ まめ に 清掃 します 。 また 、定期 的 L管 理 に努 め ま しょう。 に畜 合 の 消毒 を行 い 、衛 ′ 5 そ の他 細 霧 システ ムの 使 用。 日陰樹 や遮 光 ネ ッ トに よる熱 の 遮 断.屋 根 へ の 散水 。屋 根 に 石灰 を散布 し反射 率 を 卜げ る。 昼 間に L昇 した体温 を夜 間に 卜げて あげ る こ とで、 暑熱 ス トレ スは緩 和 され ます。 夜 中 まで は、送風 な どの 対策 を続 けてあげ る とよいで しょう。 朝 の搾 乳 時 か ら体 温が高 い と感 じる場 合 は要注意 です。 (井 笠家畜保健衛 生所) 0 いれ ヽ き家畜衛生ネット 暑熱対策について ∼ 豚 ∼ この暑 さの中、皆 さんの豚 はいかがで しょうか。暑 くな る前か ら暑熱対 策 を実施 され て い るとは思 い ますが、毎年夏 に交配が うまくいかない、母豚の食欲不振 が、 雄 の乗駕 欲が、事故率が、水不足だ、 といった問題 をよ く聞 きます。そ の結果 5月 か ら 7月 まで の 内豚出荷頭数が少 な く、枝肉価格 は高値 となって い ます。 もしこの時期 に出荷が 多 か った人は昨年 の夏 の苦労が報 われたことで しょう。暑熱対 策 には直射 日光 の遮断、断熱、 通風、送風、散水な どの環境対策があ りますが、 ここでは、繁殖対策について、種雄豚、 種雌豚 に分けて少 し説明 したい と思 い ます。 種雄豚 夏 の種雄豚 は、暑 さの影響か ら造精機能が 減退 し、精液性状 の悪化 を引 き起 こ し、種 雌豚 の受胎率 の低下、産子数減少 の原因 となっています。 この時期10%の 雄 は精液が使 用不能で、5%が 無精子 となる他、精子活力 は極端に低下 してい ます。精液検査 を積極 的に行 い、交配 ローテーシ ヨンを見直 してみて下 さい。 また人工授精の併用は とて も効 果的 です。人工授精 の利用 につい ては近 くの家畜保健衛生所か総合畜産 セ ン ター におた ずね下 さい。他 に も交配 の時間を早朝や涼 しい夜 に した り、交配回数 を若雄 は週 1回 、 成雄は週 2回 に とどめることも有効です。 租雌豚 図 1に 示す よ うに夏場 には発情 回帰率が低下す るだけでな く、受胎率 も減少 します。 さらに産子数の減少、 哺育育成率 が低下 します。暑 さによ り、飼料摂 取 量が低下 します ので、子豚 の状況が良ければ離乳 を少 し早めるの も手です (ただ し発情 回帰 の 良 い農場 は必要 な し)。離乳後 の無発情が 1週 間 以上続 く母豚にはホルモ ン処置 を行 う方 が成績は上が ります。 またあ らか じめ夏 の交配頭数を10%ほ ど多 くする ことも検 討 し、回転率、出荷頭数の低下を防いで 下 さい。 1∞ “ 00 30 ,0 CO 50 40 や ♂ ♂ ゛′ ♂′ ♂ やS S S ■■ 発情 割合 農場 にお いては成績 を上げて利益 をも 図1 ‐ ‐ 殆率 離乳後 1週 間以内の発情割合 と受治 率 た らす ことが最大の 目標 とな ります。 (秋回の繁殖障害)=(夏 の暑熱対策)と考え今年か らの夏場対策 をもう一度考えてみ ませ んか。 (津山家畜保健衛生所) ● いきいき家畜衛生ネット 暑熱対策について ∼ 鶏 ∼ 鶏は汗腺 とい うものを持 って な く、 とりわけ体温調節 が難 しい家畜です。 そのため呼 吸数 を増加 させた り、開 口呼吸 ( バンテ ィ ング) を した り、羽根 を広げた りと様 々な工 夫をしています 。・・。 ●対策 ☆ポイ ン ト1-― 一 熱源を減 らす 。西 日を遮断するのが重要です。 カーテ ン、 よしず、 プライ ド、 日陰樹 等 を利用 します。 鶏合 の屋根裏に断熱材 を使用すると、熱が こ もりに くくな ります。 水 で溶 いた石灰 を屋根 に塗布 ( 散布) す るの も妙案 ですが、石灰 が 乾 か な い とだ めなので、天気 の良 い 日に行 い ます。 飼育密度 を少な くし、除糞 をこ まめに行 い ましょう。 ☆ポイン ト2-― ―風を利用する ・鶏舎 内の通風 を良 くし、で きるだけ涼 しい (日陰か らの)風 が入 る よう工夫 しましょう。 換気扇で舎内の暑 い空気を屋外へ 出しましょう。 ・扇風機 で鶏体か ら熱放出を促す とともに鶏舎内のこ もった熱 を効率 よ く舎外に出しましょう。 ☆ポイン ト3 - ― ― 水を利用す る で きるだけ新鮮で冷たい水 を飲 ませ ましょう。そのためには 給水 タンクにた まった水 はこまめに取 り替えましょう。 ニ ップルでは末端 の コ ックを開放 してお きましょう。 ・屋根 ・鶏舎等 に散水 し屋根 の焼 き付 き、地上か らの照 り返 しを防止 しましょう。 また鶏体 へ もス トレスにならない程度で冷た い水 を散霧 して もよい で しよう。 ( 写真 の○印 は 自家製 スプ リンクラーを取 り付けたものです。 ) ☆ ポイ ン ト4-― ― 飼料給与 を工夫 す る 。高温 にな る と ど う して も飼 料摂 取 量 が低 下 します。 そ の た め必 要 な エ ネ ル ギ ー ・ た んぱ く質 を維持 す るには、少量 で 高 カロ リーでか つ 良質 な餌 を給 与 しま しょう。 ・体力維持 に はガ ー リ ックの 使用 も効果 的 で す。餌 に対 して02∼ 03%(通 常 の 倍量) 添加す るのが おすす めです。 ヽ 牛 で は夏 場恒 常 的 に使 わ れて い ます が 、重 炭酸 ナ トリウ ム を ガー リ ック と 同様 の 割合 で 飼料 に添加 す るの も効果 的 で す 。 ・・。 ノ (高梁家畜保健衛生所) 0 いきいき家畜衛生ネット た い肥 を活用 ′ おかやまブ ラ ン ド農産物応援事業ができました 事業の 目的 イ子機晨産物 の11産拡 大や環境にや さしい晨業 の推進等、環境保全型農業へ の取 り組みが活 足や生産 コス トヘ の心 発化する中で、耕ft経営 では、ほ場散布 に係る労力 (人手、機械 )イ` じの利用が伸 び1尚んでい ます. 配か ら、たい月 一 方で畜産経営では、良質なたい肥の生産施設が整備 されて きましたが、耕種農家へ のた い肥供給量は 1分 ではな く、たい肥の流:』 促進が大きな課題 となっています。そこで、おか や まプラ ン ド農産物 の生lL拡大を目指す ため、作 業受託組織 を育成 し、たい肥散布作 業等 を の支援、たい1巴散4iのための 11壌分析 の 支援、 たい肥 散布基地 の整備に係る 請け負 う活rljへ 経費を1支 援 します. この事業 では次の ことを支援 します ′ 1 作業受託組織活動支援 ( 1 ) た い肥散布 等 の活動 の 支援 (補 .2以 助率 : l ‐ 内( 補助 上 限単価 : 1 5 0 円l a ) ) 耕種 農家 にお け るた い 肥等 の 利 用1 を促 進す るため 、作業受 話組織 等が 行 う散布作業 の経 費 を助 成 します. ( 2 ) 作 業受 託組織 の P R 支 援 (補 2 以内) 助率 : 1 ‐ 1 組織 等 の 定着 i l 性 化 をP l るた め、その割t 織が 行 う活動 の P R チ ラシ作 成 や、宣 作 業受言 伝広 「: を行 うため の経 i t を助成 します 。 2 たい肥 の適正利 活用推進 ( 1 ) た い肥施用の適 ‖ : な施月] による十づ くり (補 L l率 l 」1 1 2 以 内) 上壌診断や適切な施l l L 設 , :を行 卜 うための上壊等の分析経費 を助成 します. ( 2 ) た い肥 の施用効果の確認 ( 補 助率 : 1 1 2 以内) たい肥を施川〕した作物 の生育状況等 の調査 に必 要な経費を助成 します. 3 たい肥の利活用条件整備 ( 1 ) た い肥供給基地等の整備 ( 補 助率 : l 1 3 以内) 供給米地 の整備や効率的なたい 地域 の作物に合 った良質 たい肥の調整を行うためのたい1 巴 肥散布作業を行 うための散布機等 の幣 l l l助成 を します. 対 象 とな る団体 有機農業生産集団、集落営農組織、 合、 晨業協同組合、た い1巴 散布i■ 農作 々受託組織 0 等 お問 い合 わせ 先 各県民 1:晨林水′事業 部畜産班 l111',tttl.J 086-224-3141(内 線357' 線317) 備 't民 局 086-425-21H`内 l・ 線327' 美作県民 1 0868-23-2311(内 同│',t農林水 産部畜産課衛4i環境り1 086-224-2111(I勺 線3 2 1 7 ) いきいき家畜衛生ネット 土づくりのために、 たい肥等を利用 したいけど、 散布するのに機械も無いし、 散布労力も無いし 堆肥舎を整備して、 良質たい肥がたくさんできるけど、 私が、散布 しに行けるところも 限られるし ・・ 「たい肥 を活用 !お かや まブラン ド農産物応援事業」 作業受託体制の構築 支援内容 。たい肥散布活動 ・作業受託組織の PR ・土壌分析 ・生育状況調査 ・施設 ・機械整備 たい1巴散布作業 おかやまプラン ド晨産物の生産振興 売れる米づ くり 黒大豆の生産振興 環境保全型畜産の確立 凛境保全に配慮 した書産饉皆 くだもの工曰おかやま ‐ の充実 A質 たい肥の製造 ・販売 流通の促進 おかやま有機晨産働 の生産振興 0 土 づくりによる品質 収ニアップ O 「 安全 安心 おいしい」イメージアップ 0 晨 地の地力 生産カアップ 0 良 質たい』 E の販売 ・流通促進 O 健 全な経営規模拡大の実現 ☆ 環境 にやさしい、農業の普及 ・定着推進 ☆ ☆ 耕畜連携によるおかやま農畜産業の振 興 ☆ ( 畜産課) いきいき家畜衛生ネット 病鑑 コ∵ナ■ アカバネ病確定診断法 の確立 平 成 1 8 年 4 月 2 1 日 ∼ 2 2 日 に 東京 で 開催 され た 第4 7 回全 国家 畜保健 衛 生業績 発 表 会 にお い て 岡山家 畜保 健衛 生 所 家畜病性 鑑 定課 福 冨特 別研 究 員 らが発 表 した 「 RT― PCRを 用 い た ア カバ ネ病確 定診 断 へ の 試 み と検 出遺伝子 の 解析J が 、農林水 産 省 蓄冒t 賞 を受 賞 しま した。 本発表 の概 要 を紹 介致 します。 2 0 0 4 年 9 月 ∼ 1 1 月に ア カ バ ネウ イ ル ス ( 以 ドA K A V と 安全 局長 略 します ) の 流 行 が 認 め られ 、 2 0 0 4 年 9 月 ∼ 2 0 0 5 年 5 月 に ア カバ ネ病 が多 発 しま した。 従 来 か ら本病 の 診 断 は、 異常 産 子 の血 清 ( 胎子 の 場 合 は胸 水 等 の 体 液 ) 中 の A K A V に 対す る抗 体測 定等 の ウ イ ル ス 学 的 検 査 と病 理 組織 学 的検 査 ( 以 下従 来法 と略 します ) を 実 施 して きま した。 しか し、家 保 に病 性 鑑 定 を依 頼 され る異常 子 牛 ( 体型 異常 や起 立 不 能や大 脳 欠損 等 ) の 多 くは 初 乳 を 給 与 され てお り、 移 行抗 体 の ため ア カ バ ネ病 の 確 定 診 断が 困難 な場 合が しば しばみ られ ま した。 そ こで 今 │ ] 、A K A V の 標 的が大脳 等 の 中枢神経 で あ る こ とに 着 日 し、従 来法 に 加 え異常 産子 の 中枢 神経 を用 い たA K A V 遺 伝 子検 出 を実施 しま した。 そ の 結 果 、A K A V 遺伝 子 は 本 ウ イ ル ス流 行 初期 ∼ 5 カ 月後 ( 今回 の 場 合 は2 0 0 4 年 9 月 ∼ 2 0 0 5 年 2 ) j ) に 娩 出 され た 異常 産子 の 中枢 神経 か ら検 出可 能 で あ り、 この 期 間 の ア カ バ ネ病確 定 診 断率 は 従 来法 の2 9 4 % か ら8 2 4 % と 飛躍 的 に 向 L し ま した。 また、A K A V 流 行 の まった だ 中 の 1 0 月上 旬 にホ ル ス タ イ ン成牛 が、突然 両後肢 のナ ックルや 眼球震盪 ( 眼球 が クル ク ル 回 る) の 症 状 を示 し、予 後 不 良 と して鑑 定殺 され ま した。病 理組 織 学 的検 全 の 結 果 、成 牛 の 中 llK神 経 には ウ イ ルス 感染所 見が認 め られ る と共 に中枢神経 か らA K A V 遺 成牛 のA K A V 感 伝子 が検 出 され、 染症 と診 断 しま した。2 0 0 4 年 9 月 下 旬 に採 血 した 牛 の 血 液か らA K A V を 分離 し、 分離 ウ イル ス 、異常 産子 お よび成 牛 の 中l l K 神 経 か ら検 出 されたA K A V 遺 つ い て 詳 し く解 析 しま した。 そ の 結 果 、2 0 0 4 年に岡 山県で流 行 したA K A V は 伝 ■に 」a C A r 型 に 分類 され るこ とを 明 らか に しま した。 以 卜の 結 果 、 中枢 神経 を用 い たA K A V 遺 伝子 検 出 は、 異常 産子 のみ な らず 神経 症 状 を 示 した成 牛 に も応 用 口 ∫能 で あ り、 本法 を従 来法 に加 え る こ とは、 ア カ バ ネ病 確 定診 断 に 有効 で あ る こ と力i 明らか にな りま した。 また、 J a C A r ムI A K A V の 自然 感 染が 成牛 に脳 炎 を引 き起 こす こ とを初 めて 明 らか に しま した。 参考 :AKAVは ス カカ等 吸血昆 虫 に よって媒 介 され、妊娠 牛 ( 山羊 、 羊) に 感染 した 場 合 、 異常 産 を引 き起 こ します 。 感 染時 の 胎齢 に よ り流 産、死 産 、 体 型 異常 、 人脳 欠損 等様 々 な異常 産が発 生 します。 本 病 予 防 に は ワ クチ ン接 種 が 有 効 で す 。是 非 ワ クチ ン 接種 を ′ ′ ( 岡山家畜保健衛生所 家畜病性鑑定課) いま ヽ き家畜衛生 ネット ETコ ーナー 平成 18年 度乳用牛受精卵譲渡価 格 1 優良乳用牛 リス トお よび特徴 県下= L 用牛改良の核 となる平成1 8 年度の供卵牛 を次の とお り決定 しました。 彗 〓 僕ゆ牛の [ :,0, =, クリ‐1 ] ヽ ,―りヽ ︰ ● : │ ,│ '〕 ′ド ‐ ' サ1 ,,,,, :` ,Iイ 夕1 ' : :│,│ィ ′1 モリ‐ :,′ 供,,牛の "徴 外国導入 {: 導入牛 外口■ス (I 導入牛 ■口■ヽ X8 導入牛 外●■入 ‖ : 導入牛 外国暉入 け: 導メ■ 鳴1 テ l l ` 0 奎 子 11 ■. , , , , ″ 1`,: 卜│ ― ・―1 崚 n“牛 )'〕 , 1, :`" チャーミ シ,} 後細午 ,1 t'ス tl,7, '卜・ 4 ),,ヽ i,',' "モニー10● ' , l l ` , ● 織■ ,1,} ロキ=― の後継牛 “ ヽ,´ 1‐ 1撮 1 テ ャ│, ■ ,' 輸 '受 ',,:[ 孔 円 キ 評 価 (]1]:││ 1雇 乳 成 牛 牛 蔵 "● '1% 't成 産乳 咸,0% 筐疵成分[% 一 117, ィ1 1 , や モテスティ 一 ,│ ,ィ ,‐ , ,′ヽリ シールス ツアーリ 旧一 所 ,ヽ,え・ トゥーリーの後腱牛 モ■―, ' 崚 l l l 牛 産知ウカl% 産調滅分1% 産軋成分3% 薔乳成分3・. tit●■■¨ 菫■成 ││ マーフル 一 タミーの後匈牛 “ ラント 'イ ー ツイスタ ¨ ツ ク ),t,I │ シ' ' ' ‐ ,,I ′ヽ '‐ ' ‐ ,イ 1)‐ ,,1 ,ィ G ヤ‐,.: ヽ ,: :`11 モ ニークの螢 牛 タイ,シI ¨ 一 一 ︱ 〓 ■ ︱ 一m 一︱ ● ∵ 日 一= 一“ 一“ 一r t‐1 . .r ル . ナ イ モ フ 7,',「 1 供 の自飛 `,■ ,の 父 父 産 乳 成 分 僣 が 高 い 一 1:= 1 愛打) 産乳成分11% 共進会タイア ll',産子 赤色lllt :1興 "“ 2 受 精卵 移 h l l t t l i K 家畜保健 F ● l 生所 職 員が雌受 精卯 を移 l l した場 合、 次 の 図 の よ う に な り ます。 t用 牛 優 良学 受精卵 性判別経費 受精卵移植料 合 計 +65,700円 ( 税込み) 31,500円 (■込み) +18,900円 (al込み) ■15,300円 (税込み) の ※性不 月l l l場合は、合言 金額か ら性判別料1 8 , 9 0 0 円 を引 いた金額 とな ります. 「 また、優 良乳用牛以外 にも、外国導入牛 の後継牛並 びにジャー ジー、ブラウンスイス の受精卵 も譲渡 してお ります ので、お気軽 に最寄 りの家畜保健衛生所 または 岡│ ‖ 県総合 畜産セ ンター受精卵供給科にお問い合わせ下 さい。 ( 総合畜産セ ンター) 0 いきい き家畜衛生 ネット 職 員 紹 介 岡山家畜保健衛生所】 【 ″ 一一 一 一︸7一 〓 1 から) 後列 ( ス さん、小阪 さん、黒田さん、行森研究員、佐藤技師、 *西 川 主任 、 澤日1研究員、IIt,こ *水 野主任、日:1■ 支師 1 ( 左か ら, '│ダ H中 さん、秦研究よ 1、平井研究員、森分主任、 *小 阪主幹、澤H主 任、有安 主任、 人イiさん、出石技師、神崎 さん (畜産協会) 前夕1 ( 左か ら) 員、 *中 山所長、 *斉 木課 長 、 人内特別研究員、直木特り 1企口1専円員、福冨特別llI究 北利百1参事、谷‖副参事 【 井笠家畜保健衛生所】 ヽ ヽ ヽ 藤 一薇 一 “r ﹂ 一一 後,1(左か ら) ` 塚 本 さん、 西林 さん ( 畜産協 会) 、* 藤 原技師 ( 育休 代替職 員) 、萱 原 主任 、 F 田 主任 、 牧野 卜任 、 高橋技 1 市 前 ダ1 ( 左か ら) ⑩ 副参事 、 * 中 村 主幹 遠藤 主任、 野 日次長 * 西 家所長 、I I I 林 いきいき家畜衛生 ネット 高梁家畜保健衛生所】 【 神崎 さん ( 畜産協会) 、金岡主任、 岡田主任、 *山 内主任、 *藤 澤技師、脇屋 さん 後ダ1(左か ら) か ら)*平 前 '1(左 野主幹、 * 岡 田次長、山田所長、原日副参事、多賀主任 真庭家畜保健衛生所】 【 後列 (左か ら) 左 子さん、森清技師、高 I さん ( 畜産協会) 、錦織 主任、片岡主任、佐 々木主任、 写真 : 中山さん ( 畜産協会) 前列 (左か ら) * 高 見主任 、 * 権 代副参事、 * 加 藤次長、丸野所長、 * 松 長主幹、 * 坂 都主任 いきいき家畜衛 生ネット 津山家畜保健衛生所】 【 後列 ( 左か ら) * 黒 岩 主任 、 濱下技師、森中技師、 *串 田技師 (育休代替職員)、 佐野技 師、☆難波技師、藤原さん、☆梯技師、溝口さん (畜産協会)、 西 山技 師、写真左 ;☆福島技師、'メ 真右 ;松馬主任 前列 (`iか ら) 新規採用者 * 守 屋 主任 、 *西 家参事、居森所長、11瀬副参事、 *江 田主幹 福 島成紀 11)神 奈川り ,t 12酪農学国大学酪農学部獣医学科 0晴 れの国岡山に魅力を感 じ岡山にやってきました。宜 しくお願 い し ます。 難波 かお り ①愛媛県 0山 口大学 ③ いつ も明るく頑張ってい きたい と思ってます。宣 しくお願 い します。 梯 洋介 ①長崎県 C山 口大学 0と まどいながらも楽 しい毎日です。頑張 りますので宜 しくお願い し ます。 ヽ ②卒業大学名 ︲︲︲︲ ︲︲︲︲ l ①出身都道府県 l ③コメン ト │*:転 入職員、代替職員 ☆ : 新 規採 用職 員 ⑫
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