シスコ社製 Cisco 891FJ ベンチマークテストレポート#3 ・GRE/IPsec カプセル化編 DUT(テスト対象装置: Device Under Test) C891FJ-K9 2015/01/07 SW_RT-00010 2015/01/07 SW_RT-00010 目次 ■DUT(テスト対象装置: Device Under Test):シスコ社製 Cisco 891FJ ....................... 2 ■ベンチマークテスト内容と結果 ............................................................................ 3 1. IP 標準設定での RFC 2544 準拠テスト .............................................................. 3 スループットテスト .......................................................................................... 3 レイテンシテスト............................................................................................ 4 2. GRE 構成での RFC 2544 準拠テスト ................................................................ 4 スループットテスト .......................................................................................... 4 レイテンシテスト............................................................................................ 5 3. IPsec 構成での RFC 2544 準拠テスト ............................................................... 5 スループットテスト .......................................................................................... 5 レイテンシテスト............................................................................................ 6 4. GRE over IPsec 構成での RFC 2544 準拠テスト ................................................. 7 スループットテスト .......................................................................................... 7 レイテンシテスト............................................................................................ 7 5. スループット/レイテンシまとめ ............................................................................. 8 ■ベンチマークテスト機材 .................................................................................... 9 ■リファレンス ................................................................................................. 9 ■Cisco Systems 社製 891FJ 設定 ................................................................ 10 PAGE 1 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 ■DUT(テスト対象装置: Device Under Test):シスコ社製 Cisco 891FJ ・DUT 概要 Cisco891FJ は 8 ポートの 10/100/1000 Gigabit Ethernet マネージド スイッチと WAN ポート が搭載されているサービス統合型ルータである。 ・ポート構成 ・LAN ポート : 8 ポート : 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T, スイッチングハブ ・WAN ポート : 1 ポート : GE または SFP、FE ・OS Version 15.3.3M4 ・Cisco 891FJ 製品 URL http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/routers/c800isr/prodlit/data_sheet_c7 8-519930.html PAGE 2 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 ■ベンチマークテスト内容と結果 本 DUT は GRE(Generic Routing Encapsulation)や IPsec などのカプセル化機能が設定でき、企 業内通信のブランチルータとしての拡張機能が使用可能である。本テストレポートでは同一機種である DUT を 2 台対向で接続し、特定のカプセル化機能を設定した際の各イーサネットインタフェースのトラフィ ック転送性能を評価するため、次の項目についてテストを行った。 1. IP 標準設定での RFC 2544 準拠テスト スループットテスト ベースラインとなるデータを取得するため、DUT 単体でのパフォーマンスを確認した。DUT に標準的な IP 設定を加えた環境で RFC 2544*1 に準拠したスループットテストを行った。測定器からのトラフィックは送 信元 IP アドレスとあて先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを各インタフェースに設定した。トラフィッ クのパケット長は 64byte から 1518byte までの固定長、テスト時間は 60 秒とした。 実通信環境では様々なパケット長が混在したトラフィックが流れるため、トラフィックに iMIX*2 パターンを用 いたテストも合わせて行った。iMIX パターンは次のパケット長の組み合わせとした。 ・iMIX パターン 1 iMIX Distribution Short Mid Long Ethernet Size (byte) 64 570 1518 Weight Percentage (%) 7 58.33 4 33.33 1 8.33 またテスト中の DUT の CPU 使用率を確認するため、テスト時間終了後に DUT 上で”show process cpu history”コマンドを入力し、1 秒間の CPU 使用率で最も高い値を記録した。 テスト構成 PAGE 3 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 レイテンシテスト IP 標準設定の DUT に負荷をかけた状態でのレイテンシテストを行った。入力するトラフィック負荷は先に 測定したスループットを用いた。テスト時間は 60 秒とし、レイテンシ測定モードは FIFO を用いた。 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 2. GRE 構成での RFC 2544 準拠テスト スループットテスト DUT に GRE を設定した場合のスループットへの影響を調べるため、同一機種である DUT を 2 台対向 で接続し、RFC 2544 に準拠したスループットテストを行った。測定器からのトラフィックは送信元 IP アドレ スとあて先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを各インタフェースに設定した。カプセル化のオーバヘッ ドを考慮してトラフィックのパケット長は 64byte から 1418byte までの固定長とし、テスト時間は 60 秒と した。 実通信環境では様々なパケット長が混在したトラフィックが流れるため、トラフィックに iMIX パターンを用い たテストも合わせて行った。カプセル化のオーバヘッドを考慮して iMIX パターンは次のパケット長の組み合 わせとした。 ・iMIX パターン 2 iMIX Distribution Short Mid Long Ethernet Size (byte) Weight Percentage (%) 64 7 58.33 570 4 33.33 1418 1 8.33 またテスト中の DUT の CPU 使用率を確認するため、テスト時間終了後に DUT 上で”show process cpu history”コマンドを入力し、1 秒間の CPU 使用率で最も高い値を記録した。 PAGE 4 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 テスト構成 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 レイテンシテスト DUT に GRE を設定した場合のレイテンシへの影響を調べるため、同一機種である DUT を 2 台対向で 接続し、RFC 2544 に準拠したレイテンシテストを行った。測定器からのトラフィックは送信元 IP アドレスと あて先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを各インタフェースに設定した。入力するトラフィック負荷は 先に測定したスループットを用いた。テスト時間は 60 秒とし、レイテンシ測定モードは FIFO を用いた。 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 3. IPsec 構成での RFC 2544 準拠テスト スループットテスト DUT に IPsec を設定した場合のスループットへの影響を調べるため、同一機種である DUT を 2 台対向 で接続し、RFC 2544 に準拠したスループットテストを行った。DUT の IPsec 条件は下記を用いた。 IPsec 条件 ESP-AES256, ESP-SHA-HMAC, Tunnel mode PAGE 5 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 測定器からのトラフィックは送信元 IP アドレスとあて先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを各インタ フェースに設定した。カプセル化のオーバヘッドを考慮してトラフィックのパケット長は 64byte から 1418byte までの固定長および iMIX パターン 2 とし、テスト時間は 60 秒とした。 またテスト中の DUT の CPU 使用率を確認するため、テスト時間終了後に DUT 上で”show process cpu history”コマンドを入力し、1 秒間の CPU 使用率で最も高い値を記録した。 テスト構成 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 レイテンシテスト DUT に IPsec を設定した場合のレイテンシへの影響を調べるため、同一機種である DUT を 2 台対向 で接続し、RFC 2544 に準拠したレイテンシテストを行った。測定器からのトラフィックは送信元 IP アドレ スとあて先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを各インタフェースに設定した。入力するトラフィック負荷 は先に測定したスループットを用いた。テスト時間は 60 秒とし、レイテンシ測定モードは FIFO を用いた。 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 PAGE 6 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 4. GRE over IPsec 構成での RFC 2544 準拠テスト スループットテスト DUT に GRE over IPsec を設定した場合のスループットへの影響を調べるため、同一機種である DUT を 2 台対向で接続し、RFC 2544 に準拠したスループットテストを行った。DUT の IPsec 条件は下記を 用いた。 IPsec 条件 ESP-AES256, ESP-SHA-HMAC, Tunnel mode 測定器からのトラフィックは送信元 IP アドレスとあて先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを各インタ フェースに設定した。カプセル化のオーバヘッドを考慮してトラフィックのパケット長は 64byte から 1418byte までの固定長および iMIX パターン 2 とし、テスト時間は 60 秒とした。 またテスト中の DUT の CPU 使用率を確認するため、テスト時間終了後に DUT 上で”show process cpu history”コマンドを入力し、1 秒間の CPU 使用率で最も高い値を記録した。 テスト構成 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 レイテンシテスト DUT に GRE over IPsec を設定した場合のレイテンシへの影響を調べるため、同一機種である DUT を 2 台対向で接続し、RFC 2544 に準拠したレイテンシテストを行った。測定器からのトラフィックは送信 PAGE 7 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 元 IP アドレスとあて先 IP アドレスを 1 対 1 とする 1 フローのみを各インタフェースに設定した。入力するト ラフィック負荷は先に測定したスループットを用いた。テスト時間は 60 秒とし、レイテンシ測定モードは FIFO を用いた。 テスト結果 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 5. スループット/レイテンシまとめ 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 PAGE 8 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 ■ベンチマークテスト機材 本ベンチマークテストには下記の測定器を用いた。 ・Spirent Communications 社トラフィックジェネレータ Spirent TestCenter Version 4.45 ■リファレンス *1 http://tools.ietf.org/html/rfc2544 ネットワーク装置のベンチマーク手法 Benchmarking Methodology for Network Interconnect Devices *2 http://tools.ietf.org/html/rfc6985 IMIX ゲノム:追加テストのための混合パケット長仕様 IMIX Genome: Specification of Variable Packet Sizes for Additional Testing PAGE 9 OF 10 Copyright (C) @benchmark 2015/01/07 SW_RT-00010 ■Cisco Systems 社製 891FJ 設定 会員の皆さまは会員サイトでログイン後、テストレポートを全てご覧いただけます。 非会員の皆さまは会員申込み(有料)いただければ、本テストレポートの続きをご覧いただけます。 免責 本テストレポートは@benchmark 会員よりテスト申請を受けて株式会社東陽テクニカがテストを実施し ております。 テストに際し、DUT の設定はレポート内の設定ファイルで記載しており、この設定、テスト環 境における実測値を記載しており、DUT の性能を保証するものではありません。 本テストレポートに関する会員からの質問は [email protected] でお受けしております。 なお、会員以外からの質問には一切お答えできません。 本テストレポートをデータとしてご利用いただく場合、会員規約で規定されている注意事項を了承された ものとします。 本テストレポートに記載されている会社名、製品名などは各社の商標および登録商標です。 PAGE 10 OF 10 Copyright (C) @benchmark
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