WeROCK Vol.044掲載記事(PDF:2.25MB)

Killer
過言ではない。それは、もちろん高
高崎 晃の2014年度版
シグネイチャー・モデルは、
やっぱり素晴らしすぎる!!
崎サウンドが素晴らしいか、そ
崎本人のテクニックが前提にあり、
さらにアンプ、その他の機材が
あってのことかもしれないが、こ
のギターを奏でると、いかに高
キラーと言えば、やはり高崎 晃
(ラウドネス)モデルなわけだが、そ
の2014 年ヴァージョンのシグネイチャー・モデル、KG-PRIMEが
発売された。このギター、やはりすごいです。記事を読んで!
の一端が見えてくる。これまで
のPRIMEでは、スルーネッ
試奏!
➡
せてもらったKGPRIME Signature 2014 ver
だが、じつはこれまで試奏
用のモデルがなく、毎回、
高崎本人のモデルを取材さ
せてもらっていたのである。
そういう状況だったため、
なかなか直接、触って音を
出す機会には恵まれなかっ
ハイ・ポジションが弾きやすいのはもちろんのこと、何
たのだが、今回の企画で、 もかもが行き届いた究極の1本と言っても過言ではない
ついに試奏が実現! 実際
とだが、持ってみるとたしかに軽すぎ
に音を出させてもらった。
ず重すぎずもしない。PRIMEのボディ
・
まず、お世辞抜きで言おう。高崎モ
バランスがいいので、座って弾いても
デルは、とにかくいいギターだ。値段
立って弾いても持ち心地がいいという
も高いが、そのぶんクオリティがハン
か、ずっと弾いていたいと思わせてく
パない。厳選された材を使い、ボディ・
れるギターだ。
シェイプからネックの角度、握り、すべ
そして、やはり、そのサウンドが素
てにおいてこだわりぬいた逸品がここ
晴らしすぎる。高崎 晃のギター・サウ
にあるのだ。今回のモデルは、ボディ
ンドを生
(ライヴ)で聴いたことがある
材にライト・アッシュを採用。ライト・アッ
方ならわかると思うが、もはや世界で
シュとはいえ、軽くなりすぎないように
最もいい音を出すギタリストと言っても
セレクトした木材を使用しているとのこ
Killer 2014-2015
スクープ! このシェイプのキラーが!?
今回の試奏企画で、まだ試
作段階ではあるものの1本の
新作モデルを試奏する機会に
恵まれた。それが、このキラー:
VIOLATOR DEACONだ。 現
段階では試作モデルとのことだ
高級
指向
ヘヴィ
・
メタル
KG-PRIME
Signature
2014 ver
クのモデルではミッド・ロー
の素晴らしさがあったり、それ
ぞれに特徴的なトーンを持ってい
たが、このモデルの最大の特徴は、
まずブライトなトーンだろう。アン
¥560,000+税
〈仕様〉
●ボディ:セレク
テッド・アッシュ ●ネック:
ハード・メイプル、ディープ・
インサート ●指板:フィ
ガード・メイプル ●ピック
アップ:セイモア・ダンカン
SH-2N Jazz
( フロント)&
TB-14 Custom (
5 リア)
●
コントロール:1ヴォリュー
ム、3ウェイ・ピックアップ・
セレクター ●ブリッジ:フ
ロイド・ローズ ●カラー:
バーンド・ナチュラル
プをオーバードライブさせてリア・
ピックアップで弾いてみると、その
ンスの速さに驚かされる。
“ギターに
では何度か紹介さ
音質
重視
キラー
ブライトが際立つのと同時にレスポ
2014 年 の 本 誌
プロ
指向
よって、そんなに違うの?”と思わ
れる方は、とにかく楽器店などで
試奏してほしい。このダイレクト感
とブライトさは、ピックアップのほう
で、極力、歪みを少なくクリアなトー
ンを出しているからではないだろう
か。そのぶんギターの鳴りが充分
に出せ、さらに倍音も豊かで、すご
くパワー感も感じられる。音ヌケの
よさも秀逸で、ヴォリューム・ポッ
トにCTS 社製 500k-Aを採用して
いる点やジャックなどにもこだわり
のパーツを使用していることが、そ
こにつながっているのだろうか。
このモデルを試奏すると、こう
思ってしまう。やはり、い
いギターを使うべきだ、
と。値段が 高いが、
いいギターは鳴っ
てくれるのだ。そ
して、例えばエ
ディ・ヴァン・ヘ
イレンのモデルが、
多くのプロ・ギタリ
ストにも使われてい
るように、キラーの
高崎モデルも世界中
のプロ・ギタリストに
使われても不思議
ではないぐらい素
晴らしいギター
ということが、
実感できた。
が、その完成度の高さは、さ
すがキラーである。ネックの握
りは、ガッチリとしたUシェイ
プで、しっかりと握れるタイプ。
フレットは太すぎず細すぎず、
高すぎず低すぎず、あくまでも
オーソドックスなスタイルと感
じられる。実際に音を出してみ
ると、レースセンサー・ピック
アップのノイズのなさに驚かさ
れた。サウンドは、良質なスト
ラト・サウンドというのが適切
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右手の肘の部分が、ちょうどボディにフィッ
トして安定感を増してくれる
➡
ネックはロー・ポジションからハイ・ポジ
ションにかけてV → Uシェイプとなっている
➡
であろうか。シングルコイルな
のに適度な太さも持っていつ
つ、シャープなストラトっぽさ
が基本にある。いつ発売され
るのか、正確な情報は発表され
ていないが、楽しみな1本であ
ることに間違いない。
■問い合わせ:キラーギターズ㈱(http://www.killer.jp)